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17.5.26 府中と両国、首相の観戦を

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 気付けば、夜の7時を回っても外はまだ明るいという時期に入った。あと1ヵ月もすれば、夏至がやってくるこの時期、五月最終日曜日は様々なスポーツが立て込む日だ。一つは、競馬の頂点を決する日本ダービー、そして大相撲夏場所の千秋楽、最後は東京六大学の早慶戦。ダービーには内閣総理大臣賞、六大学は天皇杯、相撲はいずれもが授与されている。  例年、NHKは総合でダービー→相撲、Eテレで六大学を放送し、今年はそこに東京ドームの巨人対広島をBS1で放送することになる。府中にアナ3人、両国にテレビラジオ合わせてアナ7人、神宮にアナ1人、水道橋にアナ2人ということは…。つくづく、公共放送は凄い。

 さて、今年の東京優駿・日本ダービーは第84回目。思い起こせば、あのフジテレビ塩原アナの「なんとなんと64年ぶりの夢叶う!ウオッカ先頭!牝馬が見事に決めました!」という実況からもう10年も経つことになる。来週にはそのウオッカの仔が出走できるのだから月日が経つのは早い。  その第74回目の優駿には皇太子殿下が観戦に訪れ、史上初の台覧ダービーとなった。また、安倍晋三首相(当時)も、02年・第69回の小泉首相以来となる観戦に訪れ、自ら内閣総理大臣賞を授与したが、それ以降ダービーを観戦したのは09年の麻生首相のみで、民主党政権での三人の首相、そして再び自民党に戻って安倍首相が現地へ赴いたことはない。

 翻って、相撲だ。相撲と首相の関係は深い。あの小泉首相が右ヒザの半月板を損傷し、千秋楽結びで武蔵丸に土を付けられながらも、決定戦ではまさに鬼の形相で投げての優勝に「痛みに耐えよく頑張った!感動した!」と今でも語り継がれる発言を残して総理大臣杯を渡したのは、01年夏場所だった。以降、一年おきに首相が変わっていた時代があったが、それでも千秋楽に国技館へ行かなかったのは福田首相だけで、年1度は首相が総理大臣杯を授与していることになる。  安倍首相は第一次政権と合わせれば合計五度、国技館に赴いており、直近では昨年の夏場所となる。これまで五度のうち、白鵬へ四度、日馬富士へ一度渡していて、安倍首相が観戦するという一報が流れれば、混沌としている優勝争いであっても「これは白鵬だな」と思うようになってしまった。  ここ数年は相撲人気も大きく回復、かつての二つの汚点から、協会側からお招きしていなかった皇室の方々も、直近二年間の初場所初日に天皇・皇后両陛下を、今場所初日には皇太子同妃両殿下をお招きしている。

 今年はイタリアでのG7サミットがこの金・土に行われているから少し無茶かもしれないが、安倍首相には府中と両国、両方に来てもらって、賞・杯を授与してほしいと思っている。  一生に一度しかない優駿のために、毎年牡馬約3000頭、牡牝合わせて7000頭近くがその頂を取ろうとしていて、馬主はその馬に夢を乗せて、ファンはその夢を買い、騎手はその夢を実現しようとしている。どのレースよりも特別なレースで、年末の有馬記念と並び大きな注目を浴びるレースでもある。他のレースがどうこうというのではなく、ダービーは特別なレースなのだから、総理大臣賞を総理大臣が渡しに来るべきだと思う。  相撲は年六場所あるが、日曜日ということもあって、首相が渡しに来れるのは東京場所の三場所に限られてしまう。秋場所でも不都合はないが、選挙と重なってしまう可能性も考えれば、この五月の終わりは一番重なりにくい時期だと思う。  府中から両国までおよそ30キロ。時間としては横綱戦だけ見る、ということになるかもしれないが、しかし総理大臣杯を渡すことに意味があるのではないか。今年はサミットの都合で無理があるとしても、来年以降サミットが一週ズレた暁には、あるいはカレンダーの都合でダービーと千秋楽がズレたら、ぜひ首相が現地に赴いてほしい。

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