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17.5.13 夏場所は白鵬に注目

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 国会ではテロ等準備罪とも、共謀罪ともいわれる法案が審議中だが、かなり気を揉んでいる。そんなことで国会予算委なんかが開催されてしまうと、相撲が五時まで見れない(ラジオでは聞けない)から死活問題なのである。そんなわけで、夏場所がいよいよ始まる。思い起こせば春場所も相当参院予算委に邪魔をされた覚えがあるが、視聴者からすれば相撲と国会は切っても切れない縁、ともいえる。なんとかサブチャンネルの活用、画質の兼ね合いもあって別に贅沢は言わないので5時まではEテレのサブチャンネルの悪い画質で相撲、総合は画質のいい状態で国会中継、5時を境に入れ替える、みたいなことでも構わないので何とかお願いしたいのだが。ラジオもFMなんかを使ってほしい。

 そういえば、先場所もNHKにサブチャンネルを使ってくれと書いて締めた覚えがある。あの手負いの稀勢の里が、まさか決定戦に来るとは思わなかったし、まさか勝つとは思わなかった。それ以前にまさか十両が優勝決定巴戦になるとは思っていなかったという事情も重なって、NHK総合ではインタビューを放送できずに終わってしまったのであった。その代償は大きく、今場所での三連覇はかなり厳しいと言わざるを得ない。  日馬富士は昨年の名古屋場所、鶴竜は九州場所を最後に賜杯を抱いておらず、今場所での奪還に燃えている。先場所途中休場した豪栄道も、今場所は出稽古など順調に、ハイペースに行っているようで、内容もいいと聞いている。秋場所から20連勝ということもあったし、少し風が味方すれば一気に突っ走るということも大いに有りうる。照ノ富士は足の状態も良くないようで、優勝争いからは遠のくかなとは見ているが、御嶽海といった若武者も打倒横綱というところを目指す。

 なにより、あの男が戻ってくる。大阪で稀勢の里が「二連勝」し、あの大阪府立体育会館は過去最大級の盛り上がりを見せた状況を、最も歯痒く見ていたのは白鵬であっただろう。初場所は終盤に負けが込んで11勝4敗、稀勢の里を14日目に優勝させるというのは屈辱的な出来事とだけあって、春場所前は精力的に出稽古に足を運んでいたが、その出稽古で故障し、それもあって四日目から休場の運びとなった。  横綱昇進後初めて五場所優勝無しで迎える夏場所。並の力士であれば何ら珍しいことではないが、この白鵬が五場所優勝無しというのは異常事態である。やはり朝青龍が引退した後の角界は白鵬が引っ張ってきたわけで、昨年五人の優勝力士が誕生したというのは、やはり白鵬の「衰え」ということも大きく影響したように見える。  しかし、白鵬は衰えても、年に三回は優勝できる。それだけの経験があり、実力がある。久しぶりに「絶対王者」ではなく、「挑戦者」としての第69代横綱・白鵬が見れるというのは楽しみでしかない。

 若手も出てきた。髙安は二度目の大関獲りへ挑む場所となった。そんな力士たちを退けながら、番付上恒例となってきた13日目の金曜日、ではなく12日目の木曜日結びの一番に組まれる稀勢の里対白鵬。稀勢の里の状況は厳しいし、白鵬の具合も未知なものがあるが、望めるなら両者とも十二勝で天王山、というのを望みたい。  そしてもう二人の横綱同士の対決も面白いものとなることを願う。ここ数場所、日馬富士対鶴竜の一番はおおよそどちらかが優勝争い、どちらかが完全に脱落という状況で組まれることが多く、その状況そのままの結果になることが多い。だが、速さの日馬富士、技の鶴竜という対決は絶対に見ごたえがある。こちらも、優勝争いの行方を決するような局面で組まれることを切に願っている。  つまりは、勝つべき地位の人たちが勝っていれば、必然と面白い場所になるのだ。その勝つべき地位の人たちを相手を破った力士こそ、勝つべき地位に登る人にふさわしい。髙安にとって、無茶な要求ではないはずだ。

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相撲
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白鵬
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