巨人を見る

16.4.12 第一回巨人軍投手陣通信簿

このエントリーをはてなブックマークに追加

あと54つは最低でも負けられると言い聞かせてもなにか漠然とした不安がある巨人軍。なぜかと言われれば投手陣がどうにも不安定になっているから以外何物でもない。防御率はリーグ3位、阪神戦で派手に爆散しただけで他は成績だけ見ればさほどでもないが、なにせ打線が打線なだけあって投手陣がよほどよくなくては勝てないから望みが高くなってしまう。チーム関係者でもない私が言うのもアレだが、現在巨人の投手陣に対して相当の危機感を抱いている。 ということで開幕16戦目という早い段階だが投手陣の通信簿をつけたいと思う。

まず先発陣、こちらは◎を与えられるのは菅野だけになってしまう。菅野に関しては説明不要、エースですから。田口にも◎を与えたいが、現状の評価では「試合を作れる投手」であって、「勝てる投手」ではない。何が足りないのかと言えば援護が足りないので当人にはどうしようもない。ジッと我慢してこのままの投球を続ければ勝てると信じて投げ続けるしかないが、去年からこんな調子なのでおそらく無理。自分でホームラン打ちましょう。 ○評価は田口と高木。高木に関しては何度も言っているがボールが高い、高すぎる。低めに投げる意識を-とは言わないから高めに投げない意識の徹底を求めたい。今年のストレートは一味も二味も違う。ストレートの制球は変化球と比べればだが悪くないから、あとは変化球。速球があるわけでもこれと言った決め球があるわけでもないから変化球の制球が物を言う。そこら辺をしっかりやってもらいたい。 △評価は今村。彼は5回の壁が厚い。変化球はかつてとは比べ物にならないほどよくなっているが、それでもまだまだ進化できる余地がある。言い方を変えると現状ではまだまだ足りない。好調時のスライダー、フォークはいいのだが、不調時は点でダメになってしまう。それ以外にもう一つ、二つ、チェンジアップなど頼れる球種があるとまた変わってくる。ストレートは立派だからそれを軸にしていってなにかこう味に変化が欲しい。 ×評価はポレダ。彼の良さは何かといえばストライクゾーンの中で程よく荒れる威力のあるストレートなわけで、ゾーンの外で荒れるんじゃ四球で自滅して終わり。走者を背負った時の投球に関しても、多少は気にすることは大事だし、そこが課題なのは皆が知ることだ。ただ、対戦するのは走者じゃなくて打者なわけで、そっちが疎かになってはまさに元も子もない。裏ローテの頭として相当の期待があるなかで、これではどうしようもない。 ポレダが五番手当たりなら望ましいのだが、◎・○が三人しかいない中でそんなことはできない。そんな中で、では誰が救世主として現れるのかというところに注目が集まる。桜井なのか、内海なのか、大竹なのか、杉内なのかというところで、ベテラン三人は早くて梅雨、遅くて夏までかかりそうなので現段階で救世主には成りえないとみる。マイコラスという名も挙がるが、彼は入ってもらわないと困るので除外。という中で私は宮國に期待したい。 中継ぎとして取っておきたいのもあるが、まだ20のまもなく4歳。中継ぎで使うよりは先発で行った方がいいと思う、フォークという決め球があって、スライダーもある、ストレートもいいとなると頭で使いたい。問題はキャンプからおそらく中継ぎ調整だったというのと、後先考えないで全力を出せる中継ぎとある程度のペースを考えてやらないといけない先発との違いが悪い方に出なければいいな、というところだが、先発で行けるなら先発で行った方がいい。GW明けでもいいのでそろそろ先発調整してもらいたい。それまでは今村や平良や小山や阿南で凌ぐしかない。ところで阿南さんお元気ですか?

中継ぎ陣に◎を与えられる選手はいない。これまで、というか原政権下では07年以降◎が2・3人いてどっしりと構え、それを○が支え△を一人置いておける余裕があったのだが、今年に関しては△すら使わざるを得ない、という感じだ。 ○はまず山口。今年は去年と間違いなく違う。よくなっている。ただすべてがよくもない悪くもないというところは変わらないので、かつての山口鉄也と比べるとやや物足りなさが残るが、しかしそれでも十分。田原にも○。ここ数日は連投となっていて故障も多い投手なのでもう少し休みを与えながら使うことでいいコンディションで投げてくれるだろう。実力はいいものがある、ということは言わずもがな。 △は土田と戸根。土田は○でもよかったがどうも失点が多いから△とした。ただ変化球はスライダーとフォークが良く、ストレートも及第点以上というところだからスタミナ面。回跨ぎがキツイところ。これは使う方の問題だから土田本人のせいではないが、でも厳しいなりになんとか抑えてほしいと贅沢を言いたい。戸根もポレダと似たことが言える。ゾーン内で荒れるのが魅力なのにゾーン外まで行ってしまっては話にならない。どうも下手に侍Jに呼ばれたせいで多少調整が狂った部分もあるかな。現状ストレートしか頼れないから苦しい。事情が許せば二軍で調整ということも考えられたが、代わりになり得る選手が追放されたせいでそれができないのがなお痛い。だから乾をトレードで取ったわけだし。 ×はマシソン。どうもストレートも浮くし変化球もダメダメ。そろそろ「セットアッパー」という位置づけは解いてもいい段階に入っただろう。彼はロジンを使いすぎ。滑り止め禁止令でも出したほうがいい。登板前からあんなに帽子が真っ白なんじゃまあ、だめだよ。 中継ぎを救う選手は現状見当たらないが、土田のような役回りなら香月がいる。彼は4点台にはいかないぐらいの成績を残すだろう。それで十分か不十分かというのは分かれるところだが、3点ビハインドでマウンドに上がって傷口を広げない投球はしてくれるだろう。昨年まではそこに久保や青木がいたが一気にいなくなったのも痛い。中継ぎは全体に若返り、その上にさらにK投手とT選手がいなくなったわけだから、相当の苦戦を強いられるがその中で凌いで、粘って、踏んばって欲しい。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
巨人投手
タグ:
菅野智之
田口麗斗
宮國椋丞
山口鉄也
マシソン
香月良太
澤村拓一

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

16.4.12 第一回巨人軍投手陣通信簿

sukimyaさん
コメントありがとうございます。

そうですね、矢貫もいますね。キャンプ・Op戦と決してアピールできてなかったわけではありませんので、梅雨時までにはチャンスはあると思います。
やはり矢貫も香月と同じ、悪く言えば「敗戦処理」がメーンとなるでしょうからそこでアピールできるといいんですが厳しいかなと思います。

16.4.12 第一回巨人軍投手陣通信簿

greatmutaさん
コメントありがとうございます。

まあ完璧な制球、というのは菅野ぐらいですが8割、7割ぐらいの制球は一軍のほとんどの投手に持っていてもらいたいところです。
四球が多いのはどうでしょう、小林が昨年を経てやや配球が慎重になったというか、それ自体は悪いことではありませんがそれも影響してるかもしれませんね。三球勝負はほとんど見ない印象です。

16.4.12 第一回巨人軍投手陣通信簿

kametta947さん
情報ありがとうございます。

そうですか、阿南は故障でしたか・・・そろそろ上で結果を残さないと首が吹っ飛んでしまうだけに上がってきてほしかったんですが・・・
大チャンス、逃がしちゃいますね・・・

16.4.12 第一回巨人軍投手陣通信簿

矢貫はどうなんでしょうか 昨年の秋キャンプからずっと一軍にいたのにオープン戦の最後の最後で炎上して二軍落ち。30半ばの移籍組右腕という立ち位置は香月と丸かぶりで、今後土田田原をカバーする位置を争うことになるかもしれません。

こんな記事も読みたい

雑感【 横浜の展望 】

大事な一点を守り切る【猛虎、目指せ日本一!】

もっと危機感を…【ドラゴンズ 時々 グランパス】

#14 鬼門の神宮決戦は黒星スタート!「今夜は気まぐれ左腕のポレダSHOW」を綴る。【斜陽の我が軍(KANEYAN's Giants Diary'16)】

鬼門神宮【プロ野球の底力】

「巨人軍栄華物語」村田クジの楽しみ方【巨人軍栄華物語】

ジャイアンツ山本泰寛。2軍戦で初めて三塁守備に 【頑張れ!ジャイアンツ 2017】

岡本和真が再び一軍に帰る日【NO NAME】

ブロガープロフィール

profile-iconyomig-ai

巨人第一主義の元「フォークは永遠のロマン」を掲げてポジティブに、と思いながら書いています。
週3回更新を目標にしていますが、なかなか思うようには行きません。
時折ハチャメチャなことを言うのは仕様です。

なお、コメントの返信は次回の記事更新時が基本となりますので首を長くしてお待ちいただければ幸いです。
  • 昨日のページビュー:168
  • 累計のページビュー:3952415

(10月22日現在)

関連サイト:Twitter

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 小山をボコボコにした責任を取りやがれ、阪神
  2. ドラフト望17 投手編
  3. 【巨人考15 Ⅳ】ドラフト戦略は正しかったと言えるだろうか
  4. 16.10.8 意味がわからない
  5. ドラフト望16 投手編
  6. 17.8.6 重信へ
  7. 16.12.7 監督が原辰徳なら的確な補強である
  8. 【巨人考17 Ⅳ】すべてにおいて本末転倒
  9. ドラフト望17 外野手編
  10. ドラフト望17 捕手・内野手編

月別アーカイブ

2017
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
10

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年10月22日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss