2008年08月24日

スポーツブランドはなぜ五輪にかくも執着するのか?

本コラムでは、スポーツブランドと五輪との相思相愛関係について、度々述べてきた。

ブランド側の論理として、可能な限りブランドの露出を図り、ブランディング戦略を効果的に実行するためには、五輪が最適なイベントであるという考え方である。

一方、IOC、IF、組織委員会等主催者側は、永続的安定的なパートナーとして必要としている。

ビジネス論理として利害が一致し、ウイン、ウインの関係が成立している。

なかには、スポーツの振興に資することを経営理念として掲げている企業も見られる。

五輪とのつながり、取組を企業活動に最大活用したいという表れである。

企業は営利を目的とする以上、最大効果を常に希求しなければならないことは自明の理である。

そこには、スポーツ振興の顔をしながら、もう一方ではブランドの宣伝に知恵を絞り、倫理に反しないように競争を行う企業の姿が見え隠れしている。

この一見矛盾した行動は、本音と建前は必ずしも一致しないのが世の常であることを如実に示している。

IOCはロゲ会長が就任以来。サマランチ会長体制における過度の商業化路線を修正しつつあり、特に倫理規程を厳格に適用しているところである。

とかく慣れ合いになりがちな、スポーツブランドとの日常的な付き合いも修正され、特別視されない雰囲気が感じられる。

五輪が世界最大のイベントであり、30億人を超える人々がテレビを視聴し、感動を共有するという定説に揺り動かされ、過大とも思える投資に走る。

投資効果について、後からつけ足される思い込みにも似た主観を耳にするにつけ、その執着ぶりには些か理解しがたいものがある。

posted by yasuhiko |23:05 | 北京五輪 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL: (表示は許可制となっています)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/yasuhiko/tb_ping/15
コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」