2008年11月03日

駒場スタジアムに行ってきました

今日行われた天皇杯4回戦、駒場スタジアムでの浦和レッズvs愛媛FCの試合に行ってきました。
休日ということもあってか、お客さんの入りはこのレベルの試合としては上々だったように思います。(16724人だそうです)
愛媛FCには昨年0-2で惨敗して、その後のリーグタイトル失冠にも繋がった因縁の相手でした。
また、昔レッズでプレーをした選手が複数在籍している(去年は大山にいいようにやられた)ことからも、何かと縁のあるチームです。


試合は前半から停滞気味。
序盤は愛媛FCが攻勢に出るものの、その後は浦和ペースに。
それでも圧倒的に攻めるというわけでもなく、だらだら試合が続いていったような感じでした。
後半に入ってもその傾向は顕著。
愛媛はひとつひとつのプレーに時間を掛けて、守る時は常に7~8人がエリアの中にいました。
かといってカウンターに鋭さがあるわけでもなく、失点の気配が漂う、という感覚もあまりありませんでした。


レッズはとにかく切り替えが遅い。
速攻が出来ず、時間を掛けてボールを運ぶものの、アイデアに乏しくガチガチに守る愛媛ディフェンスを崩すには至りません。
たまにチャンスになりそうなボールが来ても、エジミウソンやポンテのプレー精度が悪く、正直凡戦と呼べる内容だったと思います。
さらにその中でも可能性を感じさせるプレーをしていた達也に替えてセルヒオを投入。
それはないだろ、と思いましたがその後スタジアム中に響き渡ったブーイングにもビックリしました。
怪我明けの達也に無理をさせない、という方針なんだろうとは思ったんですけどね。
私が思っていたよりも、チームとサポーターとの溝は深いようです。


試合はその後、延長前半に闘莉王が得たPKをポンテが決め、この1点を死守したレッズが勝利。
しかし、試合終了後には浦和サポーターから大ブーイング。
いくら大凡戦とはいえ、勝った試合でここまでブーイングが起きた試合は記憶にありません。
これに案の定闘莉王が反応して東のサポーターグループと口論?に。


私はガンバ戦前の記事ガンバ戦後の記事で述べたように、色々あったやりとりの中で、ある程度こうした問題は収束したかに思っていました。
ですので闘莉王が怒る理由は個人的にすごく理解できました。
しかし思ったよりも根は深かった、ということなのでしょう。
私のような、たまにしかスタジアムに足を運べない人間にはちょっと理解できないことなのかもしれません。
でもさすがに今日のブーイングはどうなのか…と正直思ってしまいました。
ここから何かを生み出せればいいのですが…。
ちょっと疑問に感じました。


思えば優勝した06年度の天皇杯初戦も、J2降格が決まったアビスパ福岡に精彩を欠いた試合をして延長戦へともつれ込んでの勝利でした。
しかし、あの頃とはチームやサポーターの雰囲気が違いすぎるように感じられます。
そのときもハッキリ言ってつまらないサッカーをしていましたが、こんなに先行きが暗いような状況ではありませんでした。
こんな状況の中で掴んだ、新潟戦に続く勝利。
チーム状況を考えれば、これは今のレッズにとってはよくやった方だと思ったのですが…
もう少し評価してあげていいような気がするのは、果たして私だけなのでしょうか?


札幌戦、どうなってしまうのでしょうか。
サポーターに出来ることは、選手を奮い立たせることだけなはず。
現地には行けませんが、しっかり応援したいと思います。





追記:

個人的な見解をもう少し書いておきます。
今シーズンは、もうどうなってもゲルトでいいと私は思っています。
それはここで解任してもチームが良くなるとは思えないからです。
それに時間が遅すぎです。
ですので、ガンバ戦前後のやりとりを真面目に先頭に立ってきた闘莉王の気持ちは理解できる部分があるし、しようとも思えるというわけです。
今日の山田のコメントにあるような「点が入れば変わる」なんていうセリフにはがっかりしましたけども。


当然、シーズン終了後にはいかような結果であろうとも、監督やフロント、チーム編成の見直しは必要だと思っています。
内容のない試合を繰り返し、結果も出ず、挙げ句の果てにはチーム内での騒動まで引き起こしているわけですから。
永井にしても大好きな選手なのですが、それでも移籍志願するのならば、もう仕方ないと思っています。


なのでなんとか高まる気持ちを抑えて、今シーズンでの良化はあまり見込めなくても、もうこれでやるしかない、という気分です。
選手にしてもやはり120分戦って勝ったのに、試合終了後直ぐに大ブーイングではあまりに報われません。
拍手をしないとか、それなら理解できます。
ガンバ戦前後にあれだけの主義主張を選手にしておきながら、今日の姿はちょっと無いと思います。
「言いたいこと言うだけかよ」と私が闘莉王なら思うでしょう。
もう少し、我慢が必要じゃないかと思いました。


こんなところが私の見解です。
もちろん色々な考え方があると思いますので、こうあるべき!といったものではございません。
気持ちは、「なんとかレッズが元気になって欲しい」たぶんみんなと一緒だと思います。

posted by yassol |21:05 | サッカー | コメント(9) | トラックバック(0)
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2008年11月02日

歴史的激戦、制したのは誇り高きダービー馬! 【天皇賞・秋】

第138回天皇賞・秋。
昨年のダービー馬ウオッカ、今年のダービー馬ディープスカイ。
近走ウオッカを完封し続けているダイワスカーレット。
その他出走全馬が重賞勝ち馬。
ここまでハイレベルな天皇賞は、近年最高と言っても過言ではないほどであった。
人気はダービー馬2頭とダイワスカーレットが中心。
最終的には武豊騎乗のウオッカが一番人気。
その後はダイワスカーレット、ディープスカイ、ドリームジャーニーといった順に。


この夏から重賞連勝、復活の狼煙を上げたドリームジャーニーが痛恨の出遅れ。
昨年の菊花賞馬アサクサキングスがレースを引っ張ることも予想されたが、ダイワスカーレットが単騎の逃げを打つ形となった。
2番手はアサクサキングス。
ディープスカイは中団待機、ウオッカはその直後に。
最後方にカンパニー、ドリームジャーニー。
快調に飛ばすダイワスカーレットだったが、1000M通過はなんと58秒7!
いままでスローペースしか体験していなかったダイワスカーレットにとって、これは相当に速いペースだったように思われる。


第4コーナーを回って、先頭は変わらずダイワスカーレット。
まだ手応えに余裕があるように見える。
そして外から襲いかかるディープスカイ、さらに外からウオッカ。
馬体を合わせて上がってくる2頭が、ダイワスカーレットを捕らえようかという瞬間、なんとダイワスカーレットは驚異的な二の足を使った。
徐々にしか縮まらない差、迫るゴール板。
内からは後方で足を溜めていたカンパニーが強襲、ディープスカイは一杯になったか?
逃げるダイワスカーレット!
最後の最後に迫ってきたのはダービー馬ウオッカ!
2頭が並んだところでゴール!
走破タイムは1:57:2!
とんでもないレコードタイムが生まれた。


私はフジテレビの中継で見ていたのだが、このカメラだとダイワスカーレットが少し前に出ていたように見えた。
実際、ダイワスカーレットの安藤勝巳騎手は1着の場所で下馬、武豊騎手が2着の場所にウオッカを入れていた。
長い写真判定。
長い、長すぎる。
フジテレビの中継は終わってしまった。
今日は伝統ある天皇賞だったのでNHKでの中継があり、そちらに移動。
NHKのカメラで見ると…確かにかなり微妙な体制。
これだけ長い写真判定も頷けた。


15分の沈黙の果てに-
1着に上がった馬番は…14!
大接戦を制したのは、ダービー馬のウオッカだった!
わき上がる大歓声。
私も鳥肌が立った。


それにしてもウオッカの底力は半端ではない。
2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズを制覇。
3歳時には歴史に燦然と輝く牝馬でのダービー制覇。
4歳時には好メンバーの安田記念を圧勝し、そして最高レベルの天皇賞では、歴史に残る大接戦を制した。
混合GIを3つも勝った牝馬、近年では思い出すことは出来ない。
まさに女傑、女王。
その姿は何と言っても、誇り高きダービー馬のそれであった。


また、今年重賞を全然勝てない武豊も期するところがあったのではないか。
春は不利にも泣かされたが、さすがは平成の盾男。
見事に秋の天皇賞を連覇して見せた。
まだまだ彼の時代は終わらない。


全国の視聴者に勝ったと思わせたダイワスカーレット。
4月の大阪杯からの故障明けでの激走。
デビュー以来連対を外さない力は、まさに本物。
世界中どこに行っても通用する、素晴らしい牝馬であることを証明した。
そんなダイワスカーレットでもまだ勝っていない混合GIを、3つも制しているウオッカのすごさもまた際だつ。(大阪杯はGI級のメンバーであったが)


3着のディープスカイも力を見せた。
おそらく次走に使ってくるであろうジャパンカップでは巻き返しに期待できそうだ。
ウオッカの次走は分からないが、ジャパンカップではメイショウサムソンを加えた3世代のダービー馬の競演が見られるかもしれない。


また、4着に突っ込んできたカンパニーの末脚にも驚嘆。
上がり3ハロンはウオッカが34.4、ダイワスカーレットが35.2、ディープスカイが34.5、そしてカンパニーは33.5!
勝ったウオッカやディープスカイより、およそ1秒も早い驚異的な爆発力であった。
研ぎに研いだ末脚は惜しくも届かなかったが、改めてGI級の力を持っていることを証明した。


秋華賞のような大波乱も競馬の醍醐味だが、私はやはり各馬が力を出しきる今日のようなレースが好きだ。
出走馬が輝きを放ち、その最高点がゴール。
純粋にレースで感動したのはひさしぶりだった。
本当に、感動した。
次のジャパンカップでも、またこういうレースが見たいものである。

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posted by yassol |18:00 | 競馬 | コメント(1) | トラックバック(3)
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