2008年08月14日
冨田曰く、「勝ち取った」銀メダルから2日。
男子団体の奮闘と、女子団体の大健闘から今度は個人の戦いに。
個人総合。
2005年世界選手権個人総合のチャンピオン冨田洋之の挑戦。
アテネで魅せたあの演技は、今思い出しても鳥肌ものです。
寡黙だが、内に秘める闘志がひしひしと伝わってくる瞳が印象的でしたね。
あの日から、冨田は私のヒーローになりました。
2005年世界選手権銀メダル、2007年銅メダル、もう一人のエース水鳥寿思がいないのは寂しいところですが、代わりに今大会抜群の安定度で世界に衝撃を与えた内村航平がスタンバイ。
立ちはだかるは絶対王者・楊威。
冨田のライバルとしても知られる無敵のチャンピオン。
自国開催の五輪、プレッシャーのかかる団体で金メダルを獲得したときには、目から涙が溢れていました。
美しく、力強く、正確に。
彼もまた、私のヒーローです。
そんな楊威に日本の2人がどこまでやれるか、本当に楽しみな一戦でした。
しかし、やはり五輪には魔物が住んでいるというか…
どうにも期待通りにならない展開になることが多いですね。
床運動で最高の演技をした内村があん馬で2度の落下。
エース冨田はつり輪でまるで事故のような落下。
私程度の考えであれば、どちらの失敗もその後に多大な影響を及ぼすものであったように思えました。
ですが、ヒーローはそんなことではくじけません。
半分の競技を終えたこの時点で冨田が21位、内村が23位。
ここから怒濤の追い上げが始まりました。
跳馬では内村が素晴らしい背面跳びで16・300の高得点を獲得。
平行棒では前回大会の種目別で銀メダルの冨田が16・000。
ラストの鉄棒は圧巻。
他国の名選手達が鉄棒で躓く中、冨田・内村が見事な空中技を連発。
着地もアテネを彷彿とさせる素晴らしい決まり方で、ごぼう抜き。
この時点で内村が1位、冨田が2位。
なんということが起きているんだと思いました。
その後フランスの選手に冨田が抜かれ、最後は楊威を残すのみ。
すでに圧倒的な力で高得点を連発していた楊威は、最後の鉄棒で13点ほど出せば優勝が決定という状況。
分かりやすく言えば、鉄棒で3~4回くらい落下しないと逆転不可能な差という感じです。
最後はきれいに決めてくると思いきや、楊威にしては失敗となる演技。
本人も苦笑いしてましたね。
採点結果が出るまでの間、珍しくおどけている姿が印象的で、この選手の勝負師としてでではない一面が見えた気がしてほほえましかったですね。
結局1位は楊威、2位に内村、冨田は4位。
冨田にはなんとか個人総合のメダルを取らせてあげたかったんですが…
返す返すも、つり輪の失敗が悔やまれますね。
逆に言えば、あの失敗があったから後半の驚異的な巻き返しがあったのかもしれませんが…
しかし今回は何と言っても内村航平でしょう。
試合中は常に飄々とした顔で戦況を見つめる。
趣味は寝ること。
体操以外は興味が無く、やる気も起きないと公言。
30円のチョコが大好き。試合中も食べる。
コーチに「お前は気合が足りない、もっと代表選手としての自覚を持て」と言われてしょんぼりする。
こんな強烈な個性を持った選手だったんですね。
「あん馬で落ちて気分的に下がっていたので銀メダルはうれしい。でも、色が金じゃないんで4年後にはこれが金になるように頑張りたい」
とのコメント。
どこまでもマイペースに見える19歳の青年の姿は頼もしく、そして愛すべきキャラクターの男であった。
今日また、一人のヒーローが誕生しました。
おめでとう、内村選手!
最後の種目別決勝は必見ですね。
考えられないような高難度演技のオンパレードの連続ですよ。
ぜひ、体操に興味がない方にも見てもらいたい一戦です。
きっとあなたのヒーローになれる選手が、そこにはいることだと思います。
最後はどの国の選手も自分の力を出しきって、最高の演技を魅せてほしいものですね。
冨田選手、内村選手、中瀬選手、頑張りましょう!
posted by yassol |19:10 |
オリンピック |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年08月14日
ライバルのハンセンが全米選手権で出場権を逃し、開幕前から金メダルは確実とまで言われていた平泳ぎ200m。
私自身も、北京で確勝といえる競技は北島の200mと吉田沙保里くらいかな、と思っていたくらいでした。
「確実」と呼ばれるものを「確実」に勝つ。
これは勝負師にとってどれほど難しいことなのでしょう。
五輪で金メダルを獲れるような力を持ちながら、出場することさえ叶わない選手もいる中で、北島の成し遂げた偉業は賞賛されるだけでは足りないくらいのものだと思います。
地平線の先にたどり着いても 新しい地平線が広がるだけ
「もうやめにしようか?」 自分の胸に聞くと
「まだ歩き続けたい」 と返事が聞こえたよ
NHKの五輪テーマソングにも採用されているMr.childrenの曲の一部です。
きっと、北島選手もこんな自問自答を繰り返してきたのでしょう。
そうして掴んだ、いちばんきれいな色。
今の北島選手にぴったりの歌だなと思いました。
北島選手がたどり着いた地平線の先。
2種目連覇という覇業を成し遂げた彼の目に映る次の景色はどんな色なのでしょうか。
海が見えるか、山が見えるか。
それとも-。
北島選手がみんなに届けたGIFT、本当に素敵でしたよ。
おめでとうございます。
ゆっくり、おいしいお酒でも飲んでほしいものですね。
posted by yassol |16:05 |
オリンピック |
コメント(0) |
トラックバック(1)
2008年08月14日
昨日の女子柔道63kg級、見事なオール一本勝ちを収め金メダルを獲得した谷本歩実選手。
アテネでもオール一本勝ちを収めており、これで連覇を達成したことになる。
前回大会では決勝での1本勝ちの後、尊敬して止まない古賀稔彦コーチに抱きつく姿は、大変印象深いものがあった。
アテネ五輪後は2005年のカイロ世界柔道で銀メダル、07年リオの世界柔道では銅メダルと、後一歩の成績が続く。
あまりにも大きな目標を達成した後、モチベーションを保つことは相当に難儀なことなのだろう。
この間怪我にも見舞われ、決して順調とは言えない4年間を過ごしていたようだ。
そして最終選考会、全日本体重別ではライバルの上野順恵(上野雅恵の妹)に敗れ、代表入りも危ぶまれたが、「上野は谷本と比べて一本勝ちできる技がない」というような理由で谷本が選出。
普通に上野が選ばれてもおかしくなかった展開だけに、谷本本人もこれは負けられない、と思ったのではないでしょうか。
「一本を取る柔道」で戦い続けてきた谷本。
決勝戦では、あまりにも鮮烈で美しい内股を、ジュニア時代からのライバル、デコスに決めた。
デコスは茫然自失、主審の促しにも立ち上がれず、ただずっとどこかを眺めている姿が印象的でした。
それほどまでに、見事な一本勝ち。
優勝決定後のインタビュー。
「自分は一本を取る柔道をずっと教えてもらってきた。だから、これから先もそれを貫いて、一本を取る柔道をこれから柔道を始める子供達にもっともっと一本を取る柔道をしてもらいたいと思ったのでよかった」
という言葉は、昨今の「ポイントを取る柔道」から、日本柔道というものをもう一度思い出させてくれるような、そんな深い言葉だったように思う。
そして、もう一つはモチベーションが保てない自分に「やる気がないのなら、練習場から出て行け」と、涙を流してまで自分と向き合ってきた妹への感謝の気持ち。
そんな妹に対して、北京は彼女へのプレゼントだというつもりだったと彼女は言う。
谷本選手が妹へ贈ったGIFT。
谷本選手が受け取ったGIFT。
箱の中には、きれいな金メダルと、たくさんの感謝の気持ちが入っていたようです。
本当におめでとう。
posted by yassol |15:30 |
オリンピック |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年08月13日
中国の世界ランク1位ペアを下し、メダルを賭けて準決勝へと進出した末綱・前田ペア。
オグシオがまるで男のような中国ペアに敗れて大会を去り、このスエマエペアに期待が集まった。
相手は世界ランク4位の韓国ペア。
このバドミントン競技というのは中国と韓国以外メダルを獲得したことがなく、牙城を崩す格好のチャンスとなった。
勢いに乗るスエマエは序盤から好プレーを連発。
韓国ペアがミスを多発していたこともあり、リードを保つ。
20-18でゲームポイントを獲得するも、逆転を許し22-20でこのゲームを落としてしまう。
結局2セット目もスエマエは落とし、3位決定戦へと回ることになった。
試合を通じて目立ったのは、韓国選手の審判への執拗な抗議。
些細なことでも試合を中断し、審判へクレームをつけに行っていた。
試合中にコートを出て審判団に抗議、副審の身体に触れ、抗議。
靴紐を結びなおしたり、とにかく強引に自分達のペースへと引き込んでいた。
本当にすぐプレーが切れるので、スエマエも集中することは難しかったのではないか。
結果、自分たちのペースを乱されたスエマエは敗退。
勝負が決した瞬間、韓国選手はコートに膝をつき、全身で喜びを表現していた。
それほどまでに、この一戦に賭けていたのだろう。
「勝負は結果が全て」であることを、私は否定しない。
しかし、もし今日の韓国選手と同じ手段を日本人選手がとったのなら、私はどう思っただろうか。
見苦しい、とまで言えるかは分からないが、正直姑息な手段だと否定されても何も反論はしないだろう。
力と力のぶつかりあい、正々堂々と、美しく。
これは所詮、第3者からの目線、日本人だけの感覚なのだろうか。
勝つためには、何をしてでも、何が何でも勝つことが正しいのか。
決して、そうではないと私は思いたい。
今日は気の毒な結果になってしまったが、スエマエペアには3位決定戦、美しく、戦って欲しいと思った。
posted by yassol |21:01 |
オリンピック |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2008年08月12日
伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ-
あれから4年。
五輪の舞台に冨田が、鹿島が還ってきました。
前回の金メダルは、半ばライバルの失敗にも助けられ(特に中国)、ミスのなかった日本が優勝をした格好でしたが、今回は最強の中国が地元開催。
近年の成績でも中国選手には圧倒的な力の差を見せつけられ、「日本はミス無し、中国はミスをしないと勝てない」というのが世間一般の風潮だったのではないかと思います。
予選は2位で通過。
この順位、成績によって、決勝での演技順や種目別決勝への進出が決まりますので、結果としては悪くなかったと思います。(鹿島選手のあん馬失敗は残念でしたが)
しかしトップの中国とは5点差。
鉄棒で落下しても1点減るかどうかの採点ですから、これはまさしく決定的な差となって現れてしまいます。
日本代表のコーチも半ば呆れ顔で白旗、なんていう報道もありました。
決勝。
日本は床運動で全員が15点以上の得点を挙げて中国をリード。
特に3番手の19歳、内村選手の演技は素晴らしかったですね。
種目別決勝にも進出を決めており、これからも先が楽しみな選手ですね。
2番目のあん馬では、冨田・坂本ともに安定した演技。
予選で痛いミスを犯した鹿島が、メリーゴーラウンドをせず、それでも15点半ばをたたき出す。
種目別決勝に進めないことが本当に惜しまれる選手です。
対する中国は堅さが目立ち、思うように得点を伸ばせません。
しかし、3番手の選手が素晴らしい演技で16点台を出し、あっさりと逆転。
これで少し流れが変わったように思いました。
続くつり輪は中国の得意種目。
3人全員が16点台をマークし、日本を引き離す。
日本は15点代半ばが精一杯。
しかし、冨田洋之が見事な演技で15・950の高得点。
前半を終えて2・375の差。
そして4種目目の跳馬。
ここで日本は本来出るはずの沖口に代わって鹿島が一番手に。
しかしここで鹿島が痛恨の失敗ジャンプ。
続く坂本も失敗。
3人目の内村が16点台を出したものの、各国跳馬は16点台の選手で固まっており、ここで得点を伸ばせなかったことによって、日本代表の五輪連覇はここで事実上潰えてしまいました。
5種目目は平行棒。
中国選手は全員が16点台をマークし、金メダルへ独走状態。
日本は坂本がミスをしたものの、内村・冨田が見事な演技。
5種目を終えて3位につけ、2位のアメリカとは1・7の差。
残すは日本が鉄棒、アメリカはあん馬。
得点の出やすさ、実績からも、よほどのことがなければ逆転は可能ではないか、という感じだったと思います。
最終種目。
まずはアメリカがあん馬の上に乗ってしまう壮絶なミスで12点台の得点をたたき出す。
対する日本は鉄棒で種目別決勝進出を決めている中瀬が見事な演技でこの差を一気に逆転。
アメリカの2人目も妙に短い失敗演技で失速。
日本の2番手内村も離れ業を3度成功し、ここで日本代表の2位はほぼ確定しました。
アメリカの3番手は素晴らしかったですね。
まるで竜巻旋風脚のようなド派手な技で観客を沸かせていました。
ハム兄弟の突然のキャンセルから、アメリカチームは良くやったと思います。
そして日本の演技を締めくくるは冨田洋之。
「時を超え、夢をつなぐ」演技。
銀メダルを確定させると共に、素晴らしい着地。
これが、日本のエース。
最高にかっこよかったです。
圧倒的な力で優勝したのは中国。
ミスがほとんど無く、非常に美しい演技の連続で栄冠をものにしました。
最後の鉄棒で、若手選手が成功した後、選手達が一様に涙を流していたのが印象的でした。
あの楊威までも。
よほどの責任感、重圧から解放された瞬間だったのでしょう。
今回の中国は本当に完璧で、仮に日本がミスをせず、万全な状態の水鳥がいても逆転は難しかったと思います。
素晴らしい演技をありがとう、そしておめでとうと中国選手団には言いたいところです。
次なる舞台は個人総合決勝。
2005年世界選手権優勝の冨田がどこまでいけるか。
もう1人はおそらく内村が出るでしょう。
ミスが少なく、勢いでもしかして…と思わせる超1級の選手なので楽しみです。
しかし立ちはだかるは中国・楊威。
精一杯、応援しましょう。
おめでとう、中国!
おつかれさま、この調子で頑張ろう、日本!
posted by yassol |15:04 |
オリンピック |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年08月11日
たったいま終わった、錦織圭選手の試合速報です。
錦織 圭 (日本) 4 7 3
シュットラー(ドイツ) 6 6 6
各セットのゲーム推移は以下の通り。
【第1セット】
シュ 1 1 2 2 3 3 4 5 5 6
錦織 0 1 1 2 2 3 3 3 4 4
【第2セット】
シュ 1 2 3 4 5 5 5 5 5 5 6 6 6
錦織 0 0 0 0 0 1 2 3 4 5 5 6 7
【第3セット】
シュ 1 2 2 3 3 4 4 5 6
錦織 0 0 1 1 2 2 3 3 3
という惜敗。
特に目を引くのは第2セットでの死闘。
0-5からタイブレークに持込み、そのまま逆転勝利なんて漫画の世界の話のようですね。
テレビやネットでの中継がなく、結果だけを伝えるインターネットでの数字を眺めていたのですが、それだけで相当興奮するものがありました。
いったいどのような試合をしていたのか、本当に気になるところです。
早くどこかの局が録画中継しないものですかね。
相手のライナー・シュットラーは今年のウィンブルドンで4強、世界ランク34位のベテランの強豪です。
そんな選手相手に、大舞台でここまでの試合。
今更語ることではありませんが、錦織圭という男の底が知れません。
最近の結果からも、錦織は現在でもランキング50位程の力があるといえるのではないでしょうか。
第3セット最初のゲームをブレークされたのが痛かったようですね。
この試合を突破すれば、ノバク・ジョコビッチとの対戦が待っていただけに、それは悔やまれるところでしたね。
残念ながら1回戦で北京を去ることにはなってしまいましたが、素晴らしい健闘ぶりだったと思います。
これからも、彼から目が離せません。
全米へ向けて、いい休暇が貰えたと思いましょう。
まずは錦織選手、おつかれさまでした。
【追記】
時事通信社から、非常によい記事が届いていましたのでご紹介させていただきます。
絶望的な劣勢から、巻き返した。試合途中からは、腰の痛みにも耐えた。最後に力尽きた18歳の錦織だったが、驚異の粘りは、初の五輪で強烈な印象を残した。
赤と白の、「日の丸」を連想させるウエア。ウィンブルドン選手権4強のシュットラーとの戦いは、第1セットを競り合いから落とすと、第2セットは一方的に0-5までリードされた。
多彩なストロークが生命線の錦織だが、この日は球筋が単調な上に、勝負の仕掛けが早く、32歳のベテランにミスを誘発させられていた。持病の腰が悲鳴を上げ始めたのもこのころだった。左腹筋を痛め、約1カ月半ぶりの実戦だったことも影響したかもしれない。
だが、簡単に勝負を捨てるわけにはいかなかった。小学校の作文で、「五輪に出場したい」と書いた。絶妙なコースを突くストロークが決まり始める。第2セットだけで5度のマッチポイントを逃れながら、タイブレークで奪取。「男子で0-5から奪い返すのは難しい。あきらめてなかったんでしょう」と竹内映二監督。
父親が海外出張のお土産で買ってきたラケットを5歳で手にした。12歳で全国大会を制し、中学2年で親元を離れ、米フロリダ州のエリート養成学校へ渡り、腕を磨いた。今年2月、日本男子では松岡修造以来、16年ぶりのツアー制覇。将来性を買われ、推薦枠で北京の舞台にやってきた。
最終セット途中、2度医師の治療を受けながら戦い続けた。4年後のロンドン五輪は、聖地ウィンブルドンが会場になる。この日味わった悔しさは、必ず大輪の花が開く糧になるはずだ。(北京時事)
というもの。
なかなかスコアが進まない時間帯がありましたが、こういう理由だったんですね。
そんな中で戦いきった精神力はただ驚嘆です。
とはいえ、最近つきものになってきている怪我が心配ですね。
途中棄権する試合も最近は目立ってきました。
松岡も怪我さえなければ…という選手でしたし、錦織選手も怪我だけには気をつけて欲しいものです。
posted by yassol |23:55 |
オリンピック |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2008年08月11日
注目の五輪バドミントン女子準々決勝。
もはや国民的アイドルになりかけている小椋・潮田ペアが第2シードの中国ペアに挑戦。
午前中に末綱・前田ペアが大番狂わせを演じていたこともあり、期待してこの試合を観た方も多かったコトだと思います。
しかし結果は8-21、5-21の完敗。
文字通り完敗。
何もさせて貰えないと言っていい程、今夜の中国ペアは強かったです。
そんなに甘くはない世界なんだなと思い知らされました。
なんというか、もう見た感じ女性と戦っているという感覚ではなく、ちょっとかわいそうにもなってきたり。
本来はここまでの実力の差はないのでしょうが、午前中の敗戦で気を引き締めたのか、大観衆を味方に付ける相手に隙はなく、今回のオリンピックにおけるオグシオの冒険は終わってしまいました。
ですが、今回オグシオが残した功績は果てしなく大きいですね。
まず、競技としてのバドミントンの普及への貢献が計りしれません。
私もこの2人のお陰で競技としてのバドミントンへ興味を持つことが出来た1人です。
午前中の末綱・前田ペアがやってのけた偉業が、ここまで広く人に「偉業を成し遂げた」と正しく伝わったことはオグシオさんたちのお陰と言っても過言じゃないと思います。
今回は小椋選手も怪我あけで苦しそうな場面が多く見られました。
オグシオさんのこれから先の試合にも、ぜひ注目していきたいです。
何てったって、本当に美人でした!
残った準決勝、前田・末綱ペアも中国ペアとは決勝までは当たらないようですし、逆に準決勝を勝たないとメダルは苦しいかもしれません。
ここまで来たら、「ベガはベガでもホクトベガ」のような番狂わせの連続を期待して、メダルを取ってもらいたいですね!
がんばろう、日本!スエマエペア!
そしてオグシオさん、おつかれさまでした!
本当にかっこよかったですよ!
posted by yassol |22:49 |
オリンピック |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年08月11日
終戦。
悪条件のピッチに足を取られ、もがき苦しむ日本代表。
相手を崩すも、最後の最後に決めきれない日本代表。
リーダーになる存在がいない、リーダーになるものがいない日本代表。
これ、みーーーーーーーーーーーーーーーんな、やる前から言われていたことだったと思います。
組み合わせには確かに恵まれませんでした。
しかしながら、一番の強敵と目されるオランダ戦を前にしての終戦。
正直、がっかりしています。
少なくとも、初戦のアメリカは負ける相手だったとは思えません。
いかにも体が重く、調整失敗とも言えるほどアメリカの出来は良くなかったと思います。
前半にあった絶好機、森重が信じられないミスで棒に振ってしまったのは悔やまれるところですね。
守備では頑張っていただけに…
そして後半立ち上がりに失点。
よくなかったのは、そこからの日本代表の無為無策ぶり。
失点後はどこか淡々と時間が流れて、そのまま試合が終わってしまったかのようにも見受けられました。
続くナイジェリア戦では、初戦でよくなかった森本・長友・梶山を外した反町監督。
なにを今更、というようなメンバー起用は4年前の山本監督と同じですね。
いつまでも、本番でもテストしているような。
しかもナイジェリアはさすがにアメリカよりも手強い相手でした。
前半の谷口の決定機が…とは思いましたが、力負けでしたね。
得点以外は見せ場の無かった豊田が一矢報いたのは良かったですが、なんとも残念な終戦を迎えてしまいました。
思えばメンバー発表の時に反町監督は
「今回のメンバーは心技体でいう、心の部分を特に重要視して選んだ」
というような旨の発言をしています。
本当に、そうだったのでしょうか?
最後までリーダーになるものは不在に見えました(実際に選手同士でそう言っている)し、直前で外された青山、梅崎、水野、輿梠あたりといった選手達は、そんなに心が弱かったんでしょうか?
浦和レッズを応援する者として、梅崎やセルヒオはそんな選手ではないと断言しておきましょう。
半ば予想できた結果だったとはいえ、予想以上に寂しい結末になってしまったように思います。
このブログでもさんざん言ってきたような、私のような素人考えからも大きくかけ離れたような選考結果は、この散々な終末にも影響があったとしか思えません。
オーバーエイジ選出での根回しも出来ず、確固たるFWがいないにも関わらず、1トップへの固執。
その1トップに結果を出せていない森本を起用。
高さのないDF陣。
キャプテンが訳の分からない移籍。
もう、なんだったんでしょうね、反町ジャパンって。
と、言いたくなるような気分にうちひしがれております。
最終のオランダ戦。
オランダは勝たなければ予選敗退が決定します。
そのとき、日本は何が出来るか。
最後まで付き合います。
願わくば、「反町ジャパンとは何だったのか」という質問に対する、よい回答が得られる試合を見せてほしいものです。
posted by yassol |13:57 |
サッカー |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年08月11日
これには昼間から大興奮でした。
[北京 11日 ロイター] 北京五輪の競泳日本代表、北島康介は11日、男子平泳ぎ100メートルで宿敵ブレンダン・ハンセン(米国)を下し、2大会連続の金メダルを獲得した。
記録58秒91でハンセンの持つ世界記録59秒13を更新し、本人が予告した通り「世界新での2連覇」となった。
「予選では59秒半ば、準決勝では59秒ジャスト、決勝では58秒台を出す」
というのは、競技開始前の本人のコメント。
予選ではまずまずのタイムでまとめてきたが、準決勝ではタイムが伸びず。
59秒55と、予選よりもややタイムを落とし、何よりもレース展開が最後に失速、といった感じ。
自身の準決勝終了後、インタビューに答えながら2組目の準決勝を気にしていた北島。
予選に続き五輪レコードを樹立、59秒16の好タイムで圧勝した北欧の新鋭ダーレ・オーエンを横目に、「明日は世界記録がラインですね」と言い残してインタビュールームから去っていった。
正直、厳しいかも、と私は思った。
しかしながら、世界の頂点に立つ男というものは、プレッシャーを力に変えることが出来るものだと思い知らされた。
レース序盤からオーエン、ハンセンと共に先頭争いを繰り広げる。
50mのターンでは3番手だが、そこからが圧巻。
潜水から浮上するとすぐに先頭に立ち、セーフティーリードを保ってそのままゴール。
彼の後ろに、オーエンも、ハンセンも、緑のラインもいた。
人類初の平泳ぎ58秒台、ワールドレコードでの連覇達成の瞬間であった。
優勝インタビューで、いつも強気な北島がめずらしく、人目もはばからずに泣いていた。
この四年間、彼がどんな苦労をしてきたかは本人にしか分からない。
柔道の野村忠宏も、「トップで有り続けることの難しさ」は以前からよく口にしていた。
そんな彼が流した涙に、心を打たれた人間は多くいたことだろう。
当然、私もその一人である。
残すは200mと、メドレーリレー。
「この男ならやってくれるだろう」と、無責任なことを言えてしまう数少ない男。
ますます、目が離せなくなりました。
おめでとう!北島康介!
posted by yassol |13:20 |
オリンピック |
コメント(1) |
トラックバック(4)
2008年08月11日
さきほど終わったばかりの試合です。
◆北京五輪 バドミントン女子ダブルス準々決勝(10日・北京工大体育館)
末綱聡子(27)、前田美順(22)組=ともにNEC・SKY=がアテネ五輪金メダルで
世界ランク1位の楊維、張潔ブン組(中国)をセットカウント2-1で下す大金星を挙げた。
第1セットは8-21と完敗で取られたが、第2セットで23-21と競り勝ち、勢いに乗って
第3セットも21-14で押し切った。
とのこと。
この結果は予想できませんでしたね。
勝負が決した時、勝った2人はその場に倒れ込んで、感情をどう表現していいのか解らないようにも見えました。
それほどまでに、対戦相手の中国ペアは最強の相手だったのでしょう。
昨日のオグシオ組を見ても解るように、この競技というのは技術もさることながら、試合中の流れや精神的な影響が強く出るスポーツなんだなと思いました。
いやはや、恐れ入りました。
オグシオの試合は午後9時すぎからとのこと。
これまた相手は中国。
相手は昨日オグシオの隣のコートでやってた男みたいなペアでしょうか?
ああ、隣は男子か、と思ったら対戦相手が女性だったのでびっくりしました。
世界ランク3位。
しかし、このマエツナペアが成し遂げた快挙、流れに続いてほしいですね!
加油!オグシオ!
posted by yassol |13:04 |
オリンピック |
コメント(1) |
トラックバック(0)