2008年11月02日
歴史的激戦、制したのは誇り高きダービー馬! 【天皇賞・秋】
第138回天皇賞・秋。 昨年のダービー馬ウオッカ、今年のダービー馬ディープスカイ。 近走ウオッカを完封し続けているダイワスカーレット。 その他出走全馬が重賞勝ち馬。 ここまでハイレベルな天皇賞は、近年最高と言っても過言ではないほどであった。 人気はダービー馬2頭とダイワスカーレットが中心。 最終的には武豊騎乗のウオッカが一番人気。 その後はダイワスカーレット、ディープスカイ、ドリームジャーニーといった順に。 この夏から重賞連勝、復活の狼煙を上げたドリームジャーニーが痛恨の出遅れ。 昨年の菊花賞馬アサクサキングスがレースを引っ張ることも予想されたが、ダイワスカーレットが単騎の逃げを打つ形となった。 2番手はアサクサキングス。 ディープスカイは中団待機、ウオッカはその直後に。 最後方にカンパニー、ドリームジャーニー。 快調に飛ばすダイワスカーレットだったが、1000M通過はなんと58秒7! いままでスローペースしか体験していなかったダイワスカーレットにとって、これは相当に速いペースだったように思われる。 第4コーナーを回って、先頭は変わらずダイワスカーレット。 まだ手応えに余裕があるように見える。 そして外から襲いかかるディープスカイ、さらに外からウオッカ。 馬体を合わせて上がってくる2頭が、ダイワスカーレットを捕らえようかという瞬間、なんとダイワスカーレットは驚異的な二の足を使った。 徐々にしか縮まらない差、迫るゴール板。 内からは後方で足を溜めていたカンパニーが強襲、ディープスカイは一杯になったか? 逃げるダイワスカーレット! 最後の最後に迫ってきたのはダービー馬ウオッカ! 2頭が並んだところでゴール! 走破タイムは1:57:2! とんでもないレコードタイムが生まれた。 私はフジテレビの中継で見ていたのだが、このカメラだとダイワスカーレットが少し前に出ていたように見えた。 実際、ダイワスカーレットの安藤勝巳騎手は1着の場所で下馬、武豊騎手が2着の場所にウオッカを入れていた。 長い写真判定。 長い、長すぎる。 フジテレビの中継は終わってしまった。 今日は伝統ある天皇賞だったのでNHKでの中継があり、そちらに移動。 NHKのカメラで見ると…確かにかなり微妙な体制。 これだけ長い写真判定も頷けた。 15分の沈黙の果てに- 1着に上がった馬番は…14! 大接戦を制したのは、ダービー馬のウオッカだった! わき上がる大歓声。 私も鳥肌が立った。 それにしてもウオッカの底力は半端ではない。 2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズを制覇。 3歳時には歴史に燦然と輝く牝馬でのダービー制覇。 4歳時には好メンバーの安田記念を圧勝し、そして最高レベルの天皇賞では、歴史に残る大接戦を制した。 混合GIを3つも勝った牝馬、近年では思い出すことは出来ない。 まさに女傑、女王。 その姿は何と言っても、誇り高きダービー馬のそれであった。 また、今年重賞を全然勝てない武豊も期するところがあったのではないか。 春は不利にも泣かされたが、さすがは平成の盾男。 見事に秋の天皇賞を連覇して見せた。 まだまだ彼の時代は終わらない。 全国の視聴者に勝ったと思わせたダイワスカーレット。 4月の大阪杯からの故障明けでの激走。 デビュー以来連対を外さない力は、まさに本物。 世界中どこに行っても通用する、素晴らしい牝馬であることを証明した。 そんなダイワスカーレットでもまだ勝っていない混合GIを、3つも制しているウオッカのすごさもまた際だつ。(大阪杯はGI級のメンバーであったが) 3着のディープスカイも力を見せた。 おそらく次走に使ってくるであろうジャパンカップでは巻き返しに期待できそうだ。 ウオッカの次走は分からないが、ジャパンカップではメイショウサムソンを加えた3世代のダービー馬の競演が見られるかもしれない。 また、4着に突っ込んできたカンパニーの末脚にも驚嘆。 上がり3ハロンはウオッカが34.4、ダイワスカーレットが35.2、ディープスカイが34.5、そしてカンパニーは33.5! 勝ったウオッカやディープスカイより、およそ1秒も早い驚異的な爆発力であった。 研ぎに研いだ末脚は惜しくも届かなかったが、改めてGI級の力を持っていることを証明した。 秋華賞のような大波乱も競馬の醍醐味だが、私はやはり各馬が力を出しきる今日のようなレースが好きだ。 出走馬が輝きを放ち、その最高点がゴール。 純粋にレースで感動したのはひさしぶりだった。 本当に、感動した。 次のジャパンカップでも、またこういうレースが見たいものである。
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posted by yassol |18:00 |
競馬 |
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天皇賞秋の感想文 【徒然なる司馬に】
素晴らしいレースでしたね。 自分のレースを作ったダイワスカーレットが馬群に飲み込まれそうな感じすらしましたが、もうひと伸び見せるあたりはこの馬の能力の高さを感じましたね。なにより惜しかった・・・(まだ納得出来ない^^;)。トーセンキャプテンがつついていたので下げることが出来なかったり、道中すこしカリカリしていました。 鼻差2cmだったそうです。これはグラスワンダーとスペシャルウィークの有馬記念よりも小さな差だったと思います。 ウォッカは前走の毎日王冠では直線で一頭単走になったため...
第138回天皇賞 秋 ウオッカ 約2センチ差の勝利 【競馬大好き人間】
東京競馬場で「第138回天皇賞・秋」(GI、芝2000メートル、17頭)が行われ、昨年、64年ぶりに牝馬として日本ダービーを制した1番人気のウオッカが、天才・武豊騎手に導かれ、ダイワスカーレット、ディープスカイとの叩き合いを約2センチ差の勝利で制した。 タイムは1分57秒2でレコード決着となった。 ウオッカは、7番手でライバル・ダイワスカーレットを見る形でレースを進め、直線に入り残り300メートルからディープスカイとともにダイワスカーレットに並びかけ、ゴール前は壮絶な叩き合いとなり、ほぼ同時...
着差は僅かですが、この勝利は大きい・・・ 天皇賞・秋の予想結果 【おっさんの記録】
第138回天皇賞・秋(GI)は、約15分に及ぶ写真判定の結果は僅か2cmの差で、去年の日本ダービー馬ウオッカが1年前の桜花賞で2着に敗れて以来3戦して3戦共に先着を許して来た、去年の最優秀3歳牝馬に輝いたダイワスカーレットへこれまでの雪辱を果し見事、今年の4歳以上の馬達では最多となる2つ目のGIを獲得しました。ちなみに、騎乗した武豊騎手もJRAでは今年2つ目のGIと言う事にもなるので“Wでおめでとう”ございます。{%拍手webry%} それにしても、結果的には2着に敗れてしまったダイワス...
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歴史的激戦、制したのは誇り高きダービー馬! 【天皇賞・秋】
コメント投稿者ID :
文章からレースのドラマと感動が伝わってきました。
posted by kaz | 2008-11-02 18:26
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