2010年02月28日
日本がメダルを取れそうな最後のレース、女子パシュートが終わりました。
この競技は前回トリノ大会から採用された種目で、4年前は僅かの差で日本は4位入賞という結果でした。
それから4年後、迎えたバンクーバー。
4人のメンバーのうち、3人が滑走するなかで、日本のメンバーは小平、田畑、穂積。
初戦(ベスト8)の韓国戦は快勝。
この時点で世界ランキング1・2位のカナダ、ロシアが敗退。
ランキング3位の日本にとってはメダル獲得の絶好のチャンスになりました。
前回敗退したベスト4ではポーランドに逃げ切り勝ち。
そしてたったいま終わった決勝戦で、日本は金メダルを掛けドイツと対戦。
レースは残り2周の時点で、1.7秒差。
金メダルがちらついた残り1周、1.1秒差。
そして最後の直線、ほぼ、同時にゴール。
日本は、0.02秒差のきん差でドイツに大逆転負けとなってしまいました。
本当に、目視では確認できないほどの差で、ゴールの瞬間は思わず声を上げてしまうほどでした。
ブレードの先を伸ばしていれば、あるいは…なんて思うほどです。
しかし銀メダル獲得、ちょっと悔しいですけどよかったですよね。
リレハンメルの頃から活躍、長野では無念の故障欠場、どうしても苦労人で地味なイメージが付く田畑選手が、長年頑張った末、ついに銀メダリストですよ!
今大会安定した力を発揮した穂積選手、500mでは悔し涙を流した小平選手も、その後の1000m、1500mではメダルに絡む活躍で入賞。
3人にとって、嬉しい嬉しいメダル獲得になったことかと思います。
本当におめでとう!
出場の無かった高木選手にはメダルの授与はないのですが、この銀メダルは彼女のサポートがあってこそのことなのでしょう。
また4年後はエースとして帰ってきてくれることを期待したいですね。
それぞれの役割を果たし、協力し合ってレースを進めるこの競技は、非常に日本人にも向いているなあと感じます。
いま表彰式が生中継されていますが、3選手とも素敵な笑顔で、朝から何ともさわやかな気持ちになることができました。
僅かに届かなかった金色の輝きには、また4年後に届くように頑張ればいいと思います。
本当におめでとう、小平奈緒、田畑真紀、穂積雅子!
posted by yassol |08:05 |
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2010年02月26日
日本中の注目を集めたバンクーバー五輪、女子フィギュアスケートが終わりました。
結果は金妍児が金メダル、浅田真央は銀メダル、ロシェットが銅メダルを獲得。安藤は5位、鈴木明子は8位。
日本は男女ともに出場全選手が入賞しました。
しかし何というか…
色々考えさせられる大会になってしまいましたね。
第4グループ、第3滑走だった金妍児の発表された得点はなんと150点越え。
第3グループくらいから得点のインフレ化が始まり、テレビを見ながら「金妍児が滑ったら140点くらいいきそうな勢いだね」なんて冗談を言っていましたが、それ以上でした。
滑走前に宇宙レベルの高得点を見せられた浅田選手は、あれほどほしがっていた金メダルの形がどのくらいの大きさに見えたのでしょう。
彼女の持つイメージからは離れたラフマニノフの『鐘』に合わせて演技をする姿は、本当に美しいと感じました。
途中の3-2-2で失敗をして、彼女を支えていた細い糸が切れたのか、その後の3Tに入る前に何かに引っかけた?ようなミスは、普段では考えられないような出来事でした。
インタビューに答える姿は痛々しく感じるほどで、心からその悔しさが伝わってきました。
銀メダルでここまで悔しさを見せる選手が過去にいたかと振り返れば、私の記憶に残っているのはリレハンメル五輪のジャンプ団体でしょうか。
あのときの彼らとの比較はできませんし、状況も異なりますが、信じた道を進み、4年後には彼らのような栄光を掴み取ってほしいと心から願っています。
試合には敗れたかもしれませんが、心だけは強く、負けないでほしいと思います。
でも今日は枯れるまで泣いても、誰もあなたを咎めはしないでしょう。
優勝した金妍児は素晴らしかったですね。
SP・FP含めて、抜群の安定感で前評判通りの力を見せてくれたと思います。
今期は全勝で、「金妍児はすごい」という印象を長い時間をかけて作ったことも勝因の一つでしょう。
本当におめでとうございます、と心から祝福します。
しかしSPのときも感じたことですが、ちょっと点数は出過ぎではないでしょうか。
金妍児はGOEと呼ばれる技の出来映えによる加点が異常に高い。
浅田選手は8点台、きれいにジャンプを決めていたように見えた安藤選手は5点台、そこに金妍児選手は驚きの17・50という超加点。
男子でも最高は優勝したライサチェクの10・00で、他の選手は男女含めてもそれ以下です。
ルール改正が繰り返され、変われば変わるほど金妍児のためのルールになり、日本選手はそのワリを喰って対応に追われている感がするのは、単なる私の思い違いなのでしょうか。
SP直前に母親を亡くし、悲劇のヒロインとなってしまった地元のロシェット。
これも何とも言えないのですが、銅メダルを獲得したものの、FPの出来は彼女本来の滑りからすると今ひとつでした。
フラットや安藤の得点が不当とも思えるほど低く、最終滑走の長洲も妙な時間を待たされ、思ったよりも得点は伸びていませんでした。
彼女たちのほぼミスのない演技は、金妍児選手の今日の出来からすると25点くらい離されるものなのでしょうか?ロシェット選手にも遠く及ばないものだったでしょうか?
「地元だから」
「カナダでやってるから」
それ以外の答えを果たしてみつけることができるのかどうか…。
採点競技の宿命とも言えることですが、いまひとつ釈然としない終わり方になってしまいました(私にとって)。
男子フィギュアでもパトリック・チャンへのFPでの異常な高得点と、プルシェンコへの不当な採点(SPで20位以下の採点を付けた審判が複数いた)があり、またもジャッジに疑念を残してしまったフィギュア界。
北米と欧州(特にロシア)の対立も根深いそうです。
そして次回の五輪開催地はロシア。
めまぐるしく変更されるルール。
今期終了後にもおそらく変更があるのでしょう。
でも、それって何なんでしょうね?
審判を守るためのルールなのか、選手を守るためのルールなのか。
はたまたフィギュアスケート界の未来を守るルールなのか。
どうにも私のような素人には理解しがたい不透明な世界です。
ソルトレイクの悲劇から、360℃回ってただいまという感じだと思ってしまいました。
2人の19歳、か細い身体にのせられた大きな期待、希望。
誰がために、戦ったのか。
一日降り続けた雨は、誰かの流した涙か。
願わくば、彼女たちの努力に報いを。
おめでとう、金妍児。
また頑張ろう、浅田真央。安藤美姫。鈴木明子。その他のスケーター達。
本当に、お疲れさまでした。
本当に、ありがとうございました。
posted by yassol |21:45 |
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2010年02月14日
つい先ほど終わった女子モーグル決勝。
日本のエース上村愛子の結果は、4位。
ちょっと言葉になりませんね…。
上村の前の選手が27秒台でフィニッシュし、25点前半の高得点をたたき出しました。
決勝での上村の滑りは完璧とは言えないまでも、これまでの五輪では間違いなく最高の滑りだったように思います。
少なくとも彼女の実力は十分発揮されていたように感じました。
しかし得点は24.68に留まります。
この時点での2位。
その後予選4位、3位の選手がたたてつづけに失敗したものの、ハイルとカーニーはパーフェクトな滑り。
悲願のメダル獲得はまたもなりませんでした-。
長野からチャレンジした彼女の挑戦は7→6→5→4位。
なんという運命のいたずらかと思ってしまいます。
世界選手権の優勝、ワールドカップ総合優勝と、着実に実績と名声を獲得し、昨年にはめでたく結婚。
公私ともに万全の状況に臨んでいただろうだけに、小さいようで大きい差、大きいようで小さい差に泣かされ続けていることは、もう何とも言えません。
上村選手と個人的には何の関係もない私でさえ、本当にショックを受けてしまいます。
インタビューに臨む彼女の目は真っ赤。
涙があふれ、鼻水も出るような状態でありながら、努めて気丈に、冷静に、笑顔で競技を振り返っていました。以下は時事通信より引用です。
どうしてこんな一段一段なんだろうー。
でも、五輪で全力を出すのは難しいこと。それがクリアできて、いい滑りを見てもらえてよかった。
昨年、一昨年と支えられた人に恩返しできる成績は残してきた。でも、やっぱりメダルを見せることが、次の「ありがとう」だと思っていた。今回は「自分のために頑張って」という人ばかりだったので、それができてよかった。こんなふうに泣いたりすることがあまりないので、みんなは「大丈夫だよ」と言ってくれた。コーチも全力を出し切ったことを褒めてくれ、カービングターンを追求したことを誇りに思うと言ってくれて、それがうれしかった。
そう語る彼女の姿は本当に美しく、日本人にとっても不世出のアスリートである、本当に誇りにできる選手だと私は思います。
本当にお疲れさまでした。
いまはゆっくり休んで、ご自分の身体を癒してほしいと思います。
皆川選手、頑張ってほしいですね。
勇気と感動を頂いたと心から思います。
ありがとうございました、本当にお疲れさまでした。
posted by yassol |13:40 |
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2010年02月14日
いよいよ開幕したバンクーバーオリンピック。
ノーマルヒルは密かに期待していたのですが、まあ実力通りの順位が出ましたね。
なんと言っても初日にしてメダル獲得最大のチャンスとも言える女子フリースタイル、モーグル競技が始まりました。
期待は一昨年の世界選手権総合優勝、昨年の猪苗代世界選手権優勝のエース上村愛子。
その他にも長野五輪覇者里谷多英、進境著しい伊藤みき、若い村田愛里咲の4人が出場。
各国の選手が競技が進み、各選手が最高の演技を披露する姿を見て、なんとなく目頭が熱くなりました。
ああ、オリンピックが始まったんだなと感じさせます。
ジェニファー・ハイルや、ハナ・カーニーは25点を余裕で超えてくるすばらしい滑りを見せます。
メダルのラインは25点中盤くらいかと思いましたが、26点台の争いになるかもしれません。
今シーズンの上村は好不調の波が激しく、ドキドキしながら見ていましたが、途中バランスを崩すものの彼女の持つ軽快なスピードを見せ、24.31点とまずまずの5位に入りました。
里谷は13位、伊藤は15位、村田は11位。
モーグル決勝は20人の決勝進出者が順位が下の順番の選手から一発勝負の滑走をします。
アメリカ、カナダの選手を見ていると弱気になってしまいそうですが、上村が本来の力を発揮すれば25点台の滑りは確実でしょう。
なんとしても、滑走を終えた後にはトップに立っていてほしいですね。
どの選手も頑張っているのでしょうが、何とか、今回は神様が味方してくれることを願います。
明らかに失敗だった里谷、伊藤、予選では一番力を発揮できたように見えた村田にも期待しましょう。
決勝競技は12時30分から。
頑張ろう、日本代表!
posted by yassol |10:31 |
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2009年08月24日
ご無沙汰しています。
世界陸上最終日、男子やり投げ決勝で村上幸史選手が銅メダルを獲得しました!
おめでとうございます!
以前あった為末、末續の銅メダルも驚きましたが、投てきでもこういう事があるのかとびっくりしました。
今大会今ひとつ奮わなかった日本代表にとって、ジャイアンツの谷選手によく似た風貌のこの選手が成し遂げた快挙は、あらゆる意味で衝撃の事件だったことでしょう。
昨日の深夜にやっていた中継では、しびれる展開の連続に、思わずテレビに釘付けになって夜更かししてしまいました。
1投目は投げた後にはにかむような失敗。
2投目の82m97という自己ベストに迫る好記録を出し3位に浮上した後、何故か他競技の中継やニュースが連続して、状況が全く分からない状態に。
「村上快挙へ 現在3位」
というテロップが出てはいるものの、いっこうに中継が再開される気配はなし。
「いいからやり投げやってくれよ~!」
とは結構な数の日本人の方が思ったのではないでしょうか。
まさかやり投げでこんな展開になるとテレビも予想してなかったのでしょうが、かなりもどかしい中継でしたね。
選挙戦のニュース、甲子園のニュース、韓国の元大統領の葬儀のニュースなどが延々と流れた後、やっと中継が再開。
もう6投目、最終投てきになっていました。
この時点でまだ村上は3位。
現在6位の選手が投てきを行うところからでしたが、ここからの緊張感はやり投げをほとんど知らない私でもたまらないものがありました。
5位のピトカマキ選手は優勝したデンマークのトルキルドセン選手のライバル?だそうで、いかにも抜かれそうな気配が。
まぁ日本人がメダル取れるほどの運は…と思ったのですが、ここまで来たらもう期待してしまいますよね。
ものすごく高田延彦に声の似た解説者の方の一喜一憂が、さらに臨場感を演出しています。
結局ピトカマキはなんとなく村上の記録には及ばないなぁという場所に落ちて、ついに4位の選手の投てきに。
この4位だったラトビアの言いにくい名前の選手、今季90mスローをして世界ランク1位の選手だとか。
スキンヘッドにタトゥーを入れた筋骨隆々の肉体。怖すぎます。
1投を除いて全てファールでしたが、一発ありそうな予感…
そしてラトビアの選手の投げた槍は天高く舞い上がり、85mライン表示のすぐ手前に落下!
「うわーーー抜かれたーーーーーーー」
と思わず叫んでしまいました。
解説の高田延彦に似ている声の方も
「大丈夫ですよ!…いや~これは厳しい!いや、大丈夫ですよ!?」
みたいな感じに狼狽している様子。
しかし、発表された記録は村上に及ばず!
この瞬間村上のメダルは確定しました。
この記録が出たときの高田延彦似の解説者の声にならない声はすごかったし、自分も深夜に興奮して何かを叫んでいたように思います。
聞けばこの解説者の方、村上の先生だったとか。
それはもう私のようなものの考えが及ばないレベルでの感動、衝撃があったのでしょうね。
本当におめでとうございます!
中継がスタジオに戻ると、今大会無理矢理テンションを抑えていたとの声が多かった織田さんが興奮状態になっていました。
目に涙を浮かべながら、
「本当に申し訳ないんだけど、僕は村上選手のことはほとんど知らなかった。もう…すごい。」
と話しているのが印象的でした。
この正直さがいいし、やっぱ織田さんはこういう感動を正直に伝えるスタンスの方があってますよね。
私は織田さん大好きです。
村上選手、本当におめでとうございました!
野球の腕前も相当で強豪高校からのオファーも数多くあったと聞きましたが、競技人口がまるで違う陸上選手としての道を選び、これまで相当な困難もあったことかと思います。
しかし、その決断が時を超えて今ここに大輪の花を咲かせたこと、敬意を表します。
この一歩がやり投げ界にとっての大きな道明けになることを期待しています。
おめでとうございました!
posted by yassol |09:30 |
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2009年06月17日
日本代表は豪州に敗れ、最終的には2位という結果に。
いいたいことは色々ありますが、ここではもっと面白い話題を見つけたのでそっちを書きたいと思います。
アジア最終予選グループB。
韓国が安定した力を発揮し、早々と1位突破を決める。
今日の最後の試合を残して、W杯出場のチャンスがあるチームは残り3チーム。
1チームはストレートで南アフリカへ。
1チームはグループAの3位とのプレーオフへ。
1チームは予選敗退決定。
まさに、天国と地獄。
W杯の予選はこうでなくっちゃ、と言いたくなる展開です。
その3チームとは北朝鮮、サウジアラビア、イラン。
これがまた大接戦なのです。
昨日までの結果だと
2位 北朝鮮 勝点11 得失点2 得点7
3位 サウジアラビア 勝点11 得失点0 得点8
4位 イラン 勝点10 得失点1 得点7
という状況。
そしてついさっき終わった韓国-イランの結果が1-1の引き分け。
先制したものの、パクチソンの素晴らしいゴールで追いつかれ、その後の韓国の猛攻を辛くも凌ぎきったイランが何とか引き分け、という試合でした。
やっぱこのレベルだとパクチソンの力は抜けていますね。
お見事でした。
さて、この結果により順位表がこのように変動します。
2位 北朝鮮 勝点11 得失点2 得点7
3位 イラン 勝点11 得失点1 得点8
4位 サウジアラビア 勝点11 得失点0 得点8
北朝鮮とサウジの直接対決がこの後残っていますので、イランの2位以上はなくなりました。
しかし、サウジ-北朝鮮で引き分け以外になった場合-。
勝ったチームは2位突破でのW杯出場が決定。
サウジが負けた場合、得失点差により敗退が決定。
北朝鮮が負けた場合、少し話しがややこしいです。
レギュレーションでは
チーム順位は、次の方法で決定する。
a) 勝ち点
b) 得失点差
c) 総得点
もし、2チーム以上が上記3つの基準で並んだ場合は、下記の方法で決定する。
d) 当該チーム間での勝ち点
e) 当該チーム間での得失点差
f) 当該チーム間で総得点1位
g) FIFAの抽選
となっている。
したがって北朝鮮が2点差(以上)でサウジに敗れた場合、得失点差での予選敗退が決定します。
1点差で北朝鮮が敗れた場合、
1-0なら総得点で3位イラン、4位北朝鮮に。
3-2以上の1点差での敗戦なら総得点で3位北朝鮮、4位イランに。
2-1なら(a)でも(b)でも(c)でも差が付かなかったので、(d)の条項に当てはまります。
過去2戦のイラン-北朝鮮の成績は
イラン 2-1 北朝鮮
北朝鮮 0-0 イラン
でしたので、直接対決での勝ち点の多いイランが3位、北朝鮮が4位になります。
かなりややこしい話しになってしまいましたが、それくらいアツイ状況になっているということです!(笑)
自分が自国のサポーターだったら気が気じゃないでしょうね。
注目のサウジアラビアVS北朝鮮はこの後BS1で午前3時(!!)から中継があるそうです。
いやー、見たいですね!
起きてられるかな…
posted by yassol |22:30 |
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2009年02月11日
まもなく開催される日本代表vsオーストラリア代表。
いよいよこの日がやってきた、というくらい大切な試合ですね。
この試合を取ればワールドカップ出場に向けて非常に明るい見通しが立つことは言うまでもありません。
テレビでは連日、ドイツでのあの失点が繰り返し放送されています。
直近のバーレーン戦の敗戦も引き合いに出し、悲壮感漂う報道体制の演出がすごいですね。
なんだかもう見るのも嫌になってしまいますが…。
オーストラリアに対しての苦手意識、雪辱戦ということばかりがクローズアップされていますが、ここで忘れてはいけないのはアジアカップでの対戦。
というか無かったことになっているのかと勘違いしてしまうような報道に疑問さえ感じてしまいます。
素晴らしい、名勝負だったように思うのですが。
たしかにあの試合を振り返ってみて、日本が全体的に試合のペースを握っていた、という感じはしません。
しかし五分の内容で、PK戦とはいえ日本代表は勝利をものにしたではないですか。
アジア最強を決めるのは、アジアカップ。
これは私の信念のようなもので、おそらくそうした意識を持っている方も非常に多いのではないかと思います。
オーストラリア代表もフルメンバーで臨んだこの大会は苦戦の連続。
向こうからすればアジアレベルをぶっちぎるくらいのつもりでいたのかもしれませんが、「ようこそアジアへ」と言わんばかりにオーストラリアを葬ったのは他でもない、日本代表なのです。
逆に苦手意識持たれていたって不思議じゃないのに、日本のマスコミはずいぶんと悲観的だなあと思います。
ワールドカップ予選は、ワールドカップ本戦でも、アジアカップでもありません。
ならばこの試合の勝敗を分ける決め手となるのは、やはり現在のチーム状態しかないでしょう。
オーストラリアのピム・ファーベク監督といえば、大宮や京都、あとは韓国代表で監督をしていたことが印象的です。
しかしそこでの采配ぶりは特に記憶に残るようなものではありませんでした。
殊更京都での時代は訳の分からない采配を繰り返し、勝手にチームを降格争いさせて解任されたという覚えしかありません。
今予選では3連勝ですが、代表自体が波に乗っている印象が無いのも事実です。
では日本代表はどうでしょうか。
マスコミやファン?からはあまり評判の芳しくない岡田監督ですが、選手からの信頼感は充分にあるようです。
毎試合毎試合クビがかかっている、なんて報道されてるのもよくわかりませんよね。
岡田でダメだったら、日本人監督はもうみんなダメだ、くらいの敬意と期待を持っていいんじゃないでしょうか。
もともと派手な戦術ではなく、短期間でチームを作ることに定評のある監督です。
03年、04年のマリノスでの連覇の例を持ち出すまでもなく、優秀な監督であることは確かです。
今回、チーム作りも順調なようで、ここにかけてきた日本代表の好勝負は必至でしょう。
ズバリ、今日の試合は勝利すると見ています。
久々の盛り上がりを見せる代表戦。
日本代表の勝利を期待して、試合を観ることにしましょう。
posted by yassol |16:40 |
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2009年02月06日
つい先日行われました、協賛企業向けの浦和レッズ激励会に行ってきました。
なかなかない機会なので、幸運にも貴重な体験をさせて頂きました。
ですので、ここではそこであったレポートのようなものを、少しだけですがさせて頂きたいと思います。
この激励会は7時から9時まで行われていたので、日本vsフィンランドの試合とほぼまるかぶりとも言っていいスケジュールでした。
冒頭、レッズレディースの選手が入場。
村松監督が今シーズンにかける意気込みをお話ししていました。
続いて、トップチームの選手達が入場。
藤口社長が選手達を前に、来場した方々に挨拶をします。
さすがにブーイングはありませんでした。
話の要旨としては、
「昨年はふがいない結果で、みなさんの期待に添えることが出来なかった。
今年もこうして激励会をやって頂けるか心配だった(笑)
今思えば自分が16歳の頃、何をしていたかを思い出してみました。
その頃、足が痛くてまともに運動することが出来なかった。
自分にとってものすごく辛い1年だったが、次の年は身長が16センチも伸びた。
これは俗に言う成長痛、というやつだったのでしょう。」
というような話だったと思います。
なるほど、自身の体験を交えながらのなかなか面白いたとえ話だったと思いました。
続いて、選手達がフロアに降りて歓談の時間が始まります。
参加した面々が、思い思いの選手の元へ行列を作っていました。
選手達も笑顔でそれに対応していました。
印象に残ったのはロブソン・ポンテ選手。
普段からファンサービスの評判の良い選手ではありますが、1人1人丁寧に接して、分かりやすい言葉で色々積極的に話しかけてきてくれました。
ピッチ上では厳しい表情の目立つ同選手ですが、こうしたときの陽気な雰囲気、大きな存在感というのはすごく嬉しいものですね。
06年優勝時、最終節でベンチに下がった後、三都主と一緒にベンチで太鼓をたたいていたのを思い出して、懐かしくも嬉しい気分になったりもしました。
エジミウソン選手も同様に、すごく明るく陽気で、こちらの心まで元気にしてくれるような人でした。
昨年は鬱憤の溜まる内容の多かった選手ですが、実際に接してみるとそんなことを忘れてしまうような、そんな選手だったように思います。
見た目にも明らかに去年より絞れていますし、20ゴールを狙うという宣言以上の活躍を期待したくなってしまいます。
さらに、フィンケ監督にも会ってきました。
思ったよりかなり大柄な人で、コーチ陣の中では一番大きかったくらいにも見えました。(ナイツェルとタンコより明らかにでかい)
これまた大変陽気な方で、大きい風貌とは裏腹に、不思議な優しい雰囲気を持った方でした。
今年の何よりの補強はこの監督と言っても過言ではなく、あらゆる意味で注目を集める人でしょう。
そして、そうした思いを「この人なら」と思わせてくれる深い器を持った方なのだなとお見受けしました。
言葉が通じないのが本当に残念で、もっともっと話をしてみたいと思うほどです。
最後に、パーティー会場にいた藤口社長にも会う機会がありました。
当たり前ですが社長には日本語が通じるので、良い機会だと思ってお話をさせて頂きました。
覚えている限りの会話では、
---こんばんは、昨年は大変でしたね。
「ええそうですね、みなさんには残念な思いをさせてしまったと思います。」
---実は私も最終節で社長さんに向けてブーイングをした者の一人です。
「プロとして、あれは当然でしょう。」
---あのとき話を聞いていて思ったのですが、あのときは正直社長は平謝りするかと思っていました。でもあのブーイングの中でしなかったのは何故ですか?
「安易に逃げることはしてはいけませんよね。どうやったって、変化が起きるときには痛みは伴うものだと私は思うんです。クラブも、選手も、必死に今変わろうとしていますよ。だから目を背けずに、真摯に事態を受け止めなくてはならないと思いました。」
---たしかに、オフィシャルサイトの一日一日の更新を見ても変化みたいなものは感じますね。
「痛いときを我慢して、我慢して、だから前に進めるんじゃないかなぁ…」
---さっきの挨拶でも仰っていましたね。今年も期待しています。
「ありがとうございます。一緒にレッズを盛り上げていきましょう。」
---もちろんです、ありがとうございました。
といった、短いながらも興味深い会話でした。
しっかりと言葉をひとつひとつ選びながらも、強い決意に溢れている姿は、さすがはプロ集団のトップの人間だと感服しました。
去年の大失策はいったい何だったのか、と思う程に。
文面から伝わってくる社長の像とはまた違う、大きな一面を感じることのできた、非常に意義深い時間を頂いたように思います。
この場をお借りして、もういちど御礼をしたいです。
ありがとうございました。
最後に監督の挨拶、そして選手代表として高原直泰が挨拶をして激励会は終了。
特に高原の挨拶は非常に気合いのこもった、それでいて自然な、昨年までと明らかに違う表情を出した力強い挨拶でした。
今までの練習のレポートを見ても、コンディションはかなり順調に整っているようです。
何よりも精神的に穏やかな雰囲気は、浦和ではまだ見ていない彼本来のポテンシャルを発揮してくれるような気配を感じました。
前述のエジミウソン、そして代表の田中達也と共に、本当の意味で確固たるFWの軸として活躍してくれるという期待をしたいですね。
フィンケ新監督と共に新たな船出に出た浦和レッズ。
その船出は、どうやら順調なようです。
最初の経由地は3月7日、カシマスタジアム。
どんなパフォーマンスを見せてくれるか、課題を見せてくれるか。
色々ありましたが、ここまで新シーズンを心待ちにする年もなかなかありませんね。
楽しみに、その日を待ちたいと思います。
posted by yassol |20:13 |
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2009年01月12日
なんだかんだありながら、そして最後には相馬の電撃退団まで決まってしまった浦和レッズですが、本日2009シーズンの船出を迎えました。
フライブルグの名将フィンケ監督を中心に据え、彼の両腕ともいうべきナイチェルとタンコ(あのタンコ!)も迎え、期待は高まるばかりです。
さて、公式ホームページを見てみると今期の新背番号がアップされていました。
永井の9はどうなってしまうのか?
5番は埋まったのか?
何かと注目を浴びていた話題ですので、ここで紹介したいと思います。
1 GK 山岸 範宏 1978.05.17 185 / 84 中京大
2 DF 坪井 慶介 1979.09.16 179 / 67 福岡大
3 MF 細貝 萌 1986.06.10 177 / 64 前橋育英高
4 DF 田中 マルクス闘莉王 1981.04.24 185 / 82 水戸ホーリーホック
5 ※ 欠番
6 MF 山田 暢久 1975.09.10 175 / 66 藤枝東高
7 MF 梅崎 司 1987.02.23 167 / 64 大分トリニータ
8 MF 三都主 アレサンドロ 1977.07.20 178 / 69 レッドブル・ザルツブルク
9 ※ 欠番
10 MF ポンテ 1976.11.06 174 / 69 バイヤー・レバークーゼン
11 FW 田中 達也 1982.11.27 167 / 63 帝京高
12 DF 堤 俊輔 1987.06.08 177 / 69 浦和レッズユース
13 MF 鈴木 啓太 1981.07.08 177 / 67 東海大翔洋高
14 MF 平川 忠亮 1979.05.01 171 / 67 筑波大
15 FW エスクデロ セルヒオ 1988.09.01 171 / 71 浦和レッズユース
16 ※ 欠番
17 FW エジミウソン 1982.09.15 183 / 77 アルビレックス新潟
18 MF 赤星 貴文 1987.05.11 175/72 水戸ホーリーホック
19 FW 高原 直泰 1979.06.04 181 / 75 アイントラハト・フランクフルト
20 DF 堀之内 聖 1979.10.26 178 / 72 東京学芸大
21 DF 永田 拓也 1990.09.08 169 / 58 浦和レッズユース
22 DF 阿部 勇樹 1981.09.06 177 / 77 ジェフ千葉
23 GK 都築 龍太 1978.04.18 185 / 81 ガンバ大阪
24 FW 原口 元気 1991.05.09 177 / 63 浦和レッズJrユース
25 DF 近藤 徹志 1986.03.17 187 / 77 愛媛FC
26 DF 濱田 水輝 1990.05.18 185 / 80 浦和レッズユース
27 MF 西澤 代志也 1987.06.13 174 / 66 浦和レッズユース
28 GK 加藤 順大 1984.12.11 180 / 71 浦和レッズユース
29 GK 大谷 幸輝 1989.04.08 185 / 80 浦和レッズユース
30 DF 野田 紘史 1986.08.17 169 / 64 阪南大学
31 DF 橋本 真人 1989.10.12 190 / 76 市立船橋高
32 MF 林 勇介 1990.01.23 170 / 60 盛岡商業高
33 MF 高橋 峻希 1990.05.04 169 / 68 浦和レッズユース
34 MF 山田 直輝 1990.07.04 166 / 64 浦和レッズユース
とまあこんな感じのようです。
注目されていた9番は欠番でしたね。
欠番にしてしまうと却って次の候補が見つからなくなるような…
順当に来年決まるよう、セルヒオを始めユース組の今期の爆発に期待ですね。
5番はまたも欠番。
ネネが去って以降、補強の必要性が訴えられている外国人DFがつけるものと思ってはいるのですが、なかなかそうはなりません。
一桁の番号が2つ空いているというのも珍しい現象ではないでしょうか?
相馬の16も離脱が決まったのが最近だったということからか欠番扱いに。
変更組では、当初の報道通り高原が7→19に。
なじみのある番号、浦和を代表する男・内舘秀樹の背負った番号を受け継いで、心機一転を計ってほしいものです。
高原の移動により空いた7番には梅崎司が。
代表で付けていたような気がしますが、一桁の背番号はやはり期待の表れ。
昨年の北京で落選後は干されるような形になってしまいましたが、その攻撃センスは誰もが認めるところ。
昨年の悔しさを、今年は晴らしてほしいですね。
別に背番号でサッカーをやるわけではありません。
ですが、やっぱり選手の背中は気になりますよね。
どこのチームでもそうですが、そのチームの背番号は世界中で自分だけの番号。
誇りを持って、プレーしてもらいたいと思います。
posted by yassol |17:20 |
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2009年01月12日
思っていたよりもずいぶん早く発表されました。
以下は公式サイトより引用。
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相馬崇人との契約について、お知らせ致します。
相馬崇人との契約について、浦和レッズは、これまで、2009シーズン以降の契約更新に向け、交渉を重ねてまいりましたが、本人の海外移籍の希望が非常に強く、これ以上の交渉を長引かせることは、今シーズンのチーム運営にも影響を与えてしまうとの判断から、契約更新に向けた交渉を断念致しました。
これにともない、相馬崇人については、2009シーズンの登録は行わないことになりましたので、お知らせ致します。
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とのこと。
左サイドの人材不足は明らかで、これは確実に大きなマイナス移籍となるでしょう。
現状、開幕戦に間に合う見通しのない三都主と新人の野田、永田のみ。
計算できる選手がいないのはつらいところです。
これを主力レベルで考えると、ACL優勝時からは小野伸二、長谷部誠、ワシントン、永井雄一郎、相馬崇人が離脱したことに。
代わりに入ってきたのはエジミウソン、高原直泰、梅崎司のみ。
昨シーズン最終戦でマリノスに大敗した試合後、ポンテや闘莉王が補強の必要性を訴えていたことが思い出されます。
フィンケが現有戦力の育成に重点を置き、補強を行わないことを名言。
こうしたところから、選手との信頼関係がどう言ったものになっていくかが注目されるところでしょう。
まさに監督の手腕に期待するしかない状況です。
2006年に降格したヴェルディより移籍。
三都主とのポジション争いに敗れ、ベンチを温める日々が続いていました。
三都主のいなくなった2007年にポジションは得たものの、パフォーマンスが安定せず、信頼を得るまでには至ったかどうか。
しかしこの年の後半から徐々にチームにとけ込み、なかでもクラブワールドカップでのプレーは見事なものでした。
相馬のクロスからのワシントンのヘッドは今でも忘れられないシーンです。
2008年では不調のチーム状況にありながらも、気を吐いたプレーを見せてくれる数少ない選手でした。
相馬の海外志向が高いことは前々から分かっていたことでした。
自身のブログでも海外、特に欧州サッカーへの憧れは再三口にしてきたことです。
ここ最近ブログの更新もなく、まさかとは思っていましたが…
契約期間終了後に移籍をしやすくしたい(いわゆる中田浩二方式)、という気持ちも分かりますが、チームが始動する今日まで結論が出なかった(あるいは本人の中では出ていたのかもしれませんが)のは、フロントの責任も重いはずです。
相馬の意志が固いのならば、それに替わる策は用意しておくべきだったように思いますよ。
先まで引っ張らず、ここが我慢の限界と言うことでスッパリと切ったのはいい判断だと思いますけどね。
チームの始動直前に移籍、ということでまず思い出されるのは05年の山瀬功治。
あれほどまさかの移籍、という言葉がしっくり来る移籍もありませんが、対策を打てなかったレッズはシーズンを通して結果こそ2位でしたが苦戦していました。
代わりの戦力を用意できずに、魅力的だった04年のサッカーから今の見ていてつまらないサッカー、退屈なサッカーに変貌していったのもこの頃からです。
その代償として、たくさんのタイトルを獲得することができたというのは皮肉な話です。
思えば中田浩二も、山瀬功治も、今回も代理人は同じ方ですね。
もうちょっと何とかして下さいよ、と思うのは私だけでしょうか。
相馬選手、今までありがとう。
夢を追いかけて、きっと捕まえて下さいね。
あなただけのサッカーを突き詰めて、極められることを期待しています。
もう日本ではプレーしない、という決意だとは思いますが、それくらいの気持ちで頑張って下さい。
浦和レッズから選手の心が離れていくことは寂しいことです。
かつて浦和でプレーしたゼリコ・ペトロビッチがこう言っていました。
「もしレッズのためにプレーするなら、レッズを愛さなくてはならない。
そしてもしレッズを愛するなら100%ファイトしなければならない。」
と。
そんな選手達と、サポーター達と一緒に今シーズンも戦っていきたいですね。
気持ちを切り替えて、まずは今日のチーム始動に期待したいと思います。
posted by yassol |09:20 |
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