2007年12月29日
──では、三崎vs.秋山戦についてお聞きします。この試合はすんなり決まったのでしょうか?
佐伯 どうなんだろうね、いろいろあったと思いますよ(笑)。ちょっと詳しい経緯は言えないけど(笑)。それだけこの試合に対するいろんな思いがあるっていうことだと思う。
でもよくお互い承諾したよ。この試合は深すぎるからね、大変な試合だよ。
気持ちの面で言えば三崎よりも秋山選手の方が圧倒的に有利でしょう。あんな事件を起こしてしまって、誰が相手でも戦うしかない状況でしょうし、負けても失うものも少ないと思いますよ。逆に言えば三崎はめちゃくちゃきつい。
──笹原さんは実際に秋山選手を近くで見てどんな印象を持たれましたか?
笹原 秋山選手は胆力があるというか、腹が据わっている印象でしたね。あの事件のことで必要以上に萎縮(いしゅく)している様子もないですし、アウェイのリングで戦うことにナーバスな感情も抱いていないようですし。
佐伯 彼はもうみそぎマッチだろうが何だろうが、試合をするしかないからね。
ただオレの気持ちの中では……格好悪くてもいいから三崎には何がなんでも勝ってほしいよね。とにかく勝つこと。そういう気持ちのファンも多いんじゃないかな。
──三崎選手は思い入れの強い秋山戦ということでファイトスタイルを変えてきたりするでしょうか?
佐伯 いつもどおりでしょう。付け焼刃の戦術で勝てる相手じゃないですからね。
秋山の間合いに踏み込めば、強烈な打撃が飛んでくるでしょうし、緊張感のある試合になりますよ。
笹原 秋山選手は1ラウンドの試合時間10分っていうのがポイントになるかもしれませんね。
もちろん10分間を想定した練習もしているでしょうからあまり影響はない可能性もありますが、アウェイのリングで10分間動き続けるっていうのは経験したことがないでしょう。
それから三崎選手は、この試合に関して多くを語っていませんが……、心に秘めているものは相当大きいと思います。それを果たして自分の力に変えられるどうかでしょうね。
[写真]29日に都内のホテルで行われたルールMTGに出席した秋山選手とホンマン選手【スポーツナビ】
posted by スポーツナビ編集部 |19:01 |
やれんのか! |
2007年12月28日
──まず、エメリヤーエンコ・ヒョードルvs.チェ・ホンマン戦実現の経緯を教えてください。
笹原 そもそもこの大会を開催するという決断に至るまでに、先程話をした通り象徴となる選手が絶対に必要だと。もちろん、ミルコや、ヴァンダレイや、ノゲイラといった選手がみんな出場できれば最高ですが、それは他との契約があるので不可能じゃないですか。そんななか、唯一可能性があったのは、ヒョードルだったんです。そのヒョードル参戦にお力添えをいただいたのがM-1さんです。M-1さんの力無くしては、実現しなかったでしょうし、相手のホンマン選手もFEGさんの協力なくして参戦は無かった。そういう意味で、このカードは“大連立”が最も具体的なカタチとなったカードということですね。
──どのような試合展開を予想されますか?
佐伯 ヒョードルはあんなに大きい選手と戦ったことはないし、藤田(和之)選手の打撃であわやノックアウトという場面(03年6月・PRIDE.26)もありましたから、ヒョードルが100%圧勝するとは言い切れないよね。あの大きな体でぶつかられて、上をとられたらさすがのヒョードルでもきついでしょう。
笹原 ホンマン選手と練習をしている選手が言っていたらしいのですが、「この試合は交通事故があり得る」と。これは非常に的確な表現だと思うんですね。
佐伯 人類最強のヒョードルとはいえ、ホンマンに勝つ確立は五分だと思うんだよね。
ホンマンをノックアウトするのは難しいでしょう。(ジェロム・レ・)バンナ戦(8日・K-1ワールドGP決勝戦)でもノックアウトされていないし。
ファーストコンタクトで両者がぶつかって倒れこんだら案外ホンマンが上になっちゃうような気もするんだよね。
突進力はホンマンの方が明らかに上でしょう。おまけに、僕らが想像している以上に破壊力はあると思うし。打ち合ったらヒョードルは危ないだろうね。ちょっとグラつかせただけじゃホンマンは終わらないだろうから。そういう展開になったら、もしかするとヒョードルがノックアウトされるシーンが見られるかもしれませんよ。
──笹原さんはどう予想されますか?
笹原 私はヒョードルが勝ちに徹した試合運びをするんじゃないかと思っています。ゴングが鳴った瞬間に倒して、上取って、ボコボコボコっていう。ただ、ヒョードルは相手の出方を待つタイプの選手ではないので、いきなり殴りかかて行ったら、佐伯さんのいうような展開も起こりえるでしょうね。
佐伯 ホンマンは下になっちゃったらどうしようもないよね。
──お2人とも判定決着は考えづらいと?
佐伯 ホンマンに15分は無理でしょう。
笹原 試合が長引いたら絶対にヒョードルが有利ですよね。
佐伯 ホンマンは短期決着を仕掛けてくるでしょうね。7、8分過ぎたら何もできなくなっちゃうだろうから。
ただ、ホンマンはK-1選手の中で1番ヒョードルを倒す可能性が高いんじゃないですかね。セーム・シュルトやピーター・アーツ、レミー・ボンヤスキーが総合格闘技ルールでヒョードルと対戦しても結果が見えているでしょう。
posted by スポーツナビ編集部 |18:23 |
やれんのか! |
2007年12月28日
緊急企画!
大みそか直前で多忙を極める「やれんのか!大晦日!2007」(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)で実行委員を務める笹原圭一氏、佐伯繁氏を都内のDEEPオフィシャルジムでキャッチ!
プロモーションに携わる傍ら、選手らをすぐ側で見てきた両氏に各試合の展望と2007年の振り返り/2008年の展望をお伺いしました!
──青木選手の試合ですが、J.Z.カルバン選手がけがで欠場という残念な事態になってしまいました。
佐伯 まあ仕方ないですよね。非常に残念ですけど。
ただ主催者として必ずやらなければならないことは、この2人がベストコンディションの状態で試合をする機会を作ること。
この先青木もカルバンも試合をして、勝つことも、もしかしたら負けることもあるかもしれないけれど、なるべく早い時期に再び試合を組むことが、ファンや選手に対する一番のおわびですよ。
笹原 ファンの方からも期待が高かったぶん、この試合の消滅に対して、「非常に残念だ」という声も聞こえています。ある意味エメリヤーエンコ・ヒョードルの試合よりも青木選手の試合の方がファンの方々からしてみると、「象徴的な試合」という意味合いもあったでしょうし。
ただ、青木選手の試合は絶対に組みますので、変わらず応援をしていただければと思います(27日にチョン・ブギョン戦が決定)。
佐伯 青木の使命は相手が誰になっても、一本で勝つ試合をすることだね。
(近くにいた青木選手に向かって)あとは試合のない期間が続いていたので、今度の試合でファイトマネーをたくさんもらって、オレをどこかにつれていってくれよ(笑)。
青木 普通、逆でしょう(笑)。
posted by スポーツナビ編集部 |18:03 |
やれんのか! |