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    <title>スポーツのある悦び</title>
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    <language>ja</language>
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    <description>スポーツという存在は人生を豊かにしてくれます。スポーツをプレーすること、観ること、そして語ることの悦びを綴ります</description>
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      <title>新黄金世代に期待すること</title>
      <description>新黄金世代 小野伸二、稲本潤一、高原直泰ら黄金世代と呼ばれたメンバー以来、12年ぶりにアジアユースを制した現U-17日本代表はそう呼ばれている。J2デビューを果たしている柿谷曜一朗、河野広貴をはじめ、オフェンスに多くのタレントを抱えているU-17日本代表は確かにその可能性を秘めている。 新黄金世代を率いる城福浩監督の志向するサッカーをひとことで表すれば、ハイリスク・ハイリターンのサッカーだ。攻守の切り替えが早く、人もボールもよく動く。ピッチをワイドに使って大きな展開にトライさせ、ダイレクトを織り交ぜたパススピードの速いポゼッションサッカーを狙っている。 練習中、あるいは試合中の指示もダイレクトでのプレーや大きなサイドチェンジを促すものが多い。また、安易に後ろへ下げるプレーも嫌う。あくまでアグレッシブに、そして失敗を恐れず大胆に。 人もボールもよく動けば当然チームのバランスは崩れやすくなり、パススピードを上げればパスミスの可能性も高まる。ただ、よほどの実力差でもない限りリスクを犯さなければチャンスはなかなか訪れない。 リスクを犯すだけの価値と志向するサッカーを実現できる可能性をU-17日本代表のメンバーから感じ取ったからこその城福監督の選択なのであろう。ただ、理想のサッカーが完成するのはもっと先なのかもしれない。 ドイツワールドカップでの惨敗、あるいはアジアカップでの敗退で日本サッカーに足りない物がはっきりした。城福監督はその足りない物を埋めるための種を彼ら新黄金世代のメンバーに蒔いているのではないか。 U-17日本代表のトレーニング、あるいは練習試合でも意図した戦術が機能する場面は少なく、積極性が裏目に出てミスからピンチを招くシーンも目立った。直前の合宿で完成度の低いものが、まもなくはじまる本大会でレベルの高い相手に機能する可能性はそう高いものではないだろう。 ナショナルチームの最終的な目標はワールドカップでの好成績、究極的にはワールドカップを手にすること。そのための第一のステップにすぎないU-17という年代別の大会で完成度を求める必要はない。 自分達には何が出来て、何が足りないのか。 その答えを肌で感じ取るためにも、新黄金世代と呼ばれる彼らには目先の結果に一喜一憂して欲しくはない。結果を意識しミスを恐れるあまり無難な選択をして欲しくない。大人のサッカーはいずれ強いられることになるのだから。 日本サッカーに足りないものは何か。自分達がしなければならないことは何か。新黄金世代に期待することは、U-17ワールドカップという舞台で自らの未来予想図を描いてもらうことである。</description>
      <pubDate>Sun, 19 Aug 2007 22:35:00 +0900</pubDate>
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      <category>サッカー</category>
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      <title>U-20日本代表が示した理想像</title>
      <description>日本の理想とするサッカー、志向すべきスタイルとはどのようなものだろう？ U-20ワールドカップ初戦で若き日本代表イレブンが見せてくれたサッカーは、その問いに対する答えに近いものではないだろうか。 高いボールポゼッション、人もボールもよく動き、サイドを基点にチャンスを作る。 ディフェンス面では最前線から労を厭わずプレスをかけ、局面ではねばり強く体を張る。 そこまでなら今までの日本代表たちが見せてくれていた。 だが、カナダの地でU-20日本代表はもう少しアクセントをつけた進化版を披露してくれた。 まず1対1の勝負を果敢に挑んでいたということ。 梅崎司をはじめとして局面を打開できるからこそポゼッションに意味が生まれる。 ボールを保持してサイドで基点を作っても、バックパスでは相手ディフェンスは崩れない。 １対１の場面で勝負を挑み、打開できたからこそビックチャンスをつかめた。 さらにはシュートの意識の高さ、特に積極的にミドルシュートを多く放ったということ。 2点目の梅崎は相手のパスミスをカット、3点目の青山隼は相手クリアボールを拾ってのミドルシュートだった。これらの得点シーンだけでなく前半から内田篤人、柏木陽介などが積極的にミドルシュートを狙っていた。 言うまでもなくサッカーは点取りゲームであり、ボール保持が目的ではない。シュートという目的のためのポゼッションであり、フリーランニングである。 だが、理解していても実行することは簡単ではない。彼らは試合を通じてこのタスクを実行し続け、ミドルシュートのほとんどが枠を捉えていた。 吉田靖監督は試合後 「われわれの狙っているものがある程度出せた」と語っている。 この試合内容で「ある程度」だというのだろうか。 大会を通じてチームというのは成長していくものだ。 特に若い世代のチームであればその成長曲線は大きな弧を描く。 コスタリカ、ナイジェリア、そして決勝トーナメントに進めばさらなる強敵が待ち受ける。 その相手にも日本の理想像ともいうべきサッカーを示してくれるのだろうか？ 若きイレブンの自己表現を楽しみに見守って行こうと思う。</description>
      <pubDate>Wed,  4 Jul 2007 00:44:00 +0900</pubDate>
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      <category>サッカー</category>
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      <title>森島康仁という才能</title>
      <description>いよいよ開幕を迎えたU-20ワールドカップ。前回まではワールドユースという名称で開催されてきた大会である。この大会に臨む代表選手の中には、イビチャ・オシム監督率いるＡ代表へ召集された４人が含まれている。 ＧＫ林彰洋、ＤＦ内田篤人、そしてＭＦの柏木陽介と梅崎司である。フランス・グルノーブルへのレンタル移籍を経験した梅崎をはじめ、彼らは海外のクラブからの注目を集めている。 だが5月に行われた千葉合宿を見学した際に、最も興味を惹かれたのは森島康仁だった。 「デカモリシ」の愛称が示すとおり186cmの長身。さらに実際に見ると高さだけではなく横幅、そして体の厚みもあり重厚感たっぷりである。 森島は相手ディフェンスに一瞬で冷汗をかかせるストライカーというよりは、じっとりと脂汗を滲ませるフォワードである。ディフェンダーにとって90分間つねに集中力を切らさずにマークしなければならないというよりは、90分の間じわじわと恐怖心を植え付けられる存在だ。 ボクサーに例えれば一発ＫＯパンチの恐怖はないが、ジャブやボディーブローを無尽蔵に打ち続けるタイプである。 5月の合宿最終日に行われたジェフ千葉との練習試合でも森島はセンタリングにヘディングで飛び込み、左右両足で重いシュートを放ち、ポストプレーに体を張った。左右両足、さらには長身を生かしたヘディング。そのいずれもがキッチリとゴールマウスを捕らえる。 ゴールマウスの隅にコントロールされたものではないが、大きく枠を外れないシュートを放つ印象がある。 ポストに入った際、特に足元に入ったボールへの扱いがやや雑などの課題はあるものの、スケールの大きさを感じさせる森島。ひたむきで感謝を忘れない性格も彼を成長させる大きな要素となるだろう。 セレッソ大阪の下部組織で育った彼はジュニアユースからユースへと昇格することができなかった。「神戸からの交通費もかかるのに親に申し訳なかった」フジテレビの特番でそのように語っていた。神戸の強豪滝川第二高校へ進学後プロとしてセレッソ大阪を選んだのは「見返してやりたかった」のだという。 柏木陽介、梅崎司という世界も注目する才能を輝かせるのは森島康仁という泥臭い男だろう。だが泥臭さ、というのもひとつの才能である。 まずはU-20ワールドカップ日本の初戦、スコットランド戦での屈強なディフェンダーとのバトルを注目して欲しい。</description>
      <pubDate>Mon,  2 Jul 2007 13:17:00 +0900</pubDate>
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      <category>サッカー</category>
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      <title>ルイス・ハミルトンという才能</title>
      <description>マクラーレン・メルセデスから今年Ｆ－１デビューを飾ったイギリス人ドライバー、ルイス・ハミルトン。彼を紹介するコメントや文章には必ずといっていいほど添えられていた表現がある。 「黒人初のＦ－１ドライバー」 だが、今やハミルトンは黒人のＦ－１ドライバーという認識ではなく、チャンピオンシップの行方を左右する優秀なドライバーであり有力なチャンピオン候補である。 シーズン序盤はあまりにも冷静すぎるレース運びから「チャンピオンになるにはいまひとつ迫力が足りない」といった評価も聞かれたが、北米シリーズを連勝したことによりその立場は確固たるものとなった。 デビュー以来７戦全てで表彰台に上り、２度の優勝。このハミルトンの好成績の要因がマクラーレンのマシンのポテンシャルの高さによる部分が大きいことは言うまでもない。中堅、あるいは下位の他チームでデビューを果たしていたならばここまで圧倒的なパフォーマンスを発揮できていた可能性は低い。 さらにはフェラーリをはじめとするマクラーレンを追随する勢力のパフォーマンスがシーズン序盤今ひとつ上がってこなかったこともハミルトンの成績を下から支え上げてしまっている。 ハミルトンという才能を他チームとの比較で疑う場合はこれで説明がつく。だが、チームメイトと比較した場合どうなるだろう？ ハミルトンはＦ－１デビュー以来コース上でオーバーテイクされた経験がない。もちろんそれはアロンソに対しても当てはまる。アメリカグランプリでもホームストレートで並びかけるアロンソをクリーンに、それでいてやんわりとプレッシャーをかけアウトへと押し出しオーバーテイクを許さなかった。 ディフェンディングチャンピオンであるアロンソは、アメリカグランプリ終了時点で１０ポイントもの差をチームメイトであるルーキーに付けられている。セッティングの違いこそあれ同じポテンシャルのマシンを駆っているアロンソこそがハミルトンを一番評価し、そして脅威に思っているに違いない。 次戦から戦いの舞台はヨーロッパへと移る。シーズンの中盤を迎え各チームともデータの蓄積も進み、開発の拠点が置かれるヨーロッパラウンドからグランプリは佳境を迎える。 ルイス・ハミルトンという才能は本格的に試されることになる。王者としての資格があるのか、否か。</description>
      <pubDate>Tue, 19 Jun 2007 03:43:00 +0900</pubDate>
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      <category>F-1</category>
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      <title>１＋１は２にあらず</title>
      <description>テニスのダブルスなどで使われる格言に 「１＋１は２ではない」 というのもがある。 ペア同士お互いの長所を生かせるようにゲームマネージメントすると、単純にお互いの能力を足したもの以上の力を発揮することができ、１＋１が２にも３にもなることを意味する。 だが、フレンチオープン２００７女子ダブルス決勝を戦った杉山・スレボトニクペアは、悪い意味でこの格言が当てはまってしまった。 １＋１を２にすることもできなかった。 第１セットの立ち上がり、硬さを感じさせる杉山をスレボトニクがフォローする。このセットの後半から杉山が調子を上げてくると、今度はスレボトニクのリズムが崩れ出す。 この段階では１＋１がちょうど２か、やや下回るという感じだろうか。 対するサンタンジェロ・モリックペアもダブルス巧者というよりは お互いにそれぞれの役割をこなしていこうというようなペアで コンビネーションで相手を崩すタイプではない。 １＋１がちょうど２になる感じだ。 第１セットは接戦の末、タイブレークでサンタンジェロ・モリックペアが制す。お互いのペアのコンビネーション具合をそのまま反映したようなスコアだ。 第２セットも杉山組はお互いの波長が合うことはなく、１＋１が３になることはなかった。流れを引き寄せかけたシーンはあったものの４－６で第２セットを落としストレート負け。 杉山・スレボトニクペアは組み始めてまだ日も浅く、ペアとしての実戦経験も少ない。お互いの長所を組み合わせたポイントを取る「型」というものがまだ明確ではない。 強いペアというものは自分達の「型」というものを持っており、ピンチに頼るべき武器となる。 この段階でひとつ杉山・スレボトニクペアに武器があるとすれば それは笑顔とコミュニケーションだろう。 ダブルスの試合ではコミュニケーションというものが非常に大事になってくる。１ポイントごとにコミュニケーションを取り自分達の戦術を確認する。 ミスが出たときやピンチのときほど笑顔やコミュニケーションが大事なのだが、追い込まれたペアというのはこの大事なものを失っていく。 だが杉山とスレボトニクは終始コミュニケーションを取り、苦しいときほど笑顔だった。 ダブルスで一番大事なものをこのペアは失わなかった。 それがこのペアの粘り強さのベースであり、今後ペアとして熟成されていけばタイトルは手の届くところにあるはずだ。</description>
      <pubDate>Sun, 10 Jun 2007 08:17:00 +0900</pubDate>
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      <category>テニス</category>
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      <title>みどころ多き消化試合</title>
      <description>自分でもあまのじゃくだな、と思う。 北京オリンピック出場を目指すU-22日本代表。ここまでの戦いぶりはすべてテレビ観戦。 最終予選進出を1位通過で決めたあとの消化試合になって初の現地観戦を決めた。 理由はふたつ。ひとつは日本サッカー協会が入場料の値下げを断行したため。 カテゴリー2（メインスタンドを除くほとんどの部分）が一般千円ならば生で見ておいて損はない。 もうひとつは召集するメンバーを大幅に入れ替えたため。 これまで予選を戦ってきたメンバーでの試合内容に惹きつけられるもの、現地まで足を運ばせる魅力を感じなかったのだが、今回メンバーを入れ替えたことでどのような変化をもたらすか興味を持ったからだ。 杉山浩太（清水エスパルス）や萬代宏樹（ベガルタ仙台）あるいは一柳夢吾（東京ヴェルディ1969）などは個人的に生で見ておきたかった選手である。 特に杉山には注目している。彼のプレーはテレビで、しかも短い時間だけしか見たことがない。それでもインパクトを与えるくらい雰囲気を持ったプレーヤーだった。怪我から復帰後間もなかった彼は途中交代でピッチに立つと独特のリズムでボールをキープし、正確なパスでチームに落ち着きを与えた。U-22の資格を持っていたことを驚くくらい百戦錬磨の雰囲気を漂わせるプレーヤーだった。 このマレーシア戦ではシステムにも注目したい。３バックを基本に戦ってきた五輪代表であるが、マレーシア戦には田中裕介（横浜Ｆ・マリノス）や長友佑都（明治大学）などサイドバックを本職としているＤＦを召集している。 ４バックというオプションもテストされるかもしれない。８月からの最終予選、実力の拮抗した様々なタイプのチームと戦う上でシステム的な柔軟さはメリットとなりうる。 早々と最終予選進出を決めたおかげでメンバー、システムなど様々なトライを実践で行うことができる。日程上は消化試合であるが、みどころの多い有意義なものにして欲しい。</description>
      <pubDate>Wed,  6 Jun 2007 09:44:00 +0900</pubDate>
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      <category>サッカー</category>
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      <title>代打の代打は成功したのか</title>
      <description>東京ドームでの交流戦、対ソフトバンク・ホークス２回戦 ジャイアンツ３点ビハインドの７回ワンナウト満塁 投手福田聡志の打順で当然の代打、清水隆行 対するホークスは左打者清水に対し左投手の篠原貴行へ こちらもセオリー通りのスイッチ 篠原への継投を見届けた原監督は代打の代打、右打者矢野謙次を告げる シーズン中幾度となく見受けられる、どのチームでもありうるベンチ同士の駆け引き ワンボール・ナッシングからの２球目、矢野の快心の当たりは左中間スタンドへ 劇的な代打逆転満塁ホームラン 次のイニングにも３点を追加したジャイアンツは ホークスの追撃をゆるさず７対３で勝利した 原監督の采配は見事すぎるほどに的中した この試合に限っては あの場面で打席に向かう清水はどんな心境だったのだろうか ベンチでプレイボールをむかえ、ダッグアウト裏で準備を整え出番を待つ ホームランが出れば逆転の場面で自分の名が告げられる アドレナリンを体中に充満させて打席に向かいたいところだが 当然左投手へのスイッチが予想される場面 清水とて状況が読めないはずがない そしてお約束とばかりの両チームのベンチワーク 清水は相手投手と対峙することなくこの試合を終える 自分が信頼されていないことをありありと実感したことだろう 昨年までの通産打率２割９分１厘 プロ１１年のキャリアで４００打数以上のシーズンは５回 そのうち３割を割ったのは１度だけ’９９年の２割９分５厘 シーズンを通して使って行けば必ずといっていいほど結果を出してきた男である 通算で３割近くを打つバッターが左投手を極端に苦手にしているはずがない 代打の代打を出されるには非常にもったいない打者である 代打矢野を告げる際、原監督は清水に何やら言葉を伝えていた ここでどのような言葉を伝えたのか、あるいは普段からの信頼関係が非常に重要になってくる この夜、劇的な勝利と引き換えに何か大きなものをジャイアンツは失っていないだろうか 代打の代打は成功したのだろうか シーズンを通して、あるいはチーム全体を考えた場合 救いは矢野が結果を出したことだろう 勝ち星ひとつよりもっと大きなものを守ったのかもしれない</description>
      <pubDate>Fri,  1 Jun 2007 10:13:00 +0900</pubDate>
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      <category>野球</category>
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      <title>ウオッカ、非常識への挑戦</title>
      <description>久しぶりに競馬を見て興奮してしまった。 自分の馬券がらみで喚声をあげることはあっても、レースそのものに興奮したのは本当に久々のことだった。 東京競馬場の長い直線の中ほどで観戦していたのだが、ウオッカが突き抜けていくのを目の当たりにした観衆からは歓声というよりはどよめきが巻き起こった。 レース前の国歌独唱、内閣総理大臣夫妻そして皇太子さまの観戦。 馴染みの東京競馬場での常ならざる状況。そして６４年ぶりの快挙。 ＪＲＡの今期のコピーではないがその場にいられたことに、歴史の目撃者になれたことに感謝した。 桜花賞からダービー、そして秋には凱旋門賞への参戦が噂されている。 過去の常識からはありえないローテーションなのだが、初コースや初距離、初の東上、そして戦後初の牝馬によるダービー制覇。数々の常識と不利な要素を覆してダービーを制したウオッカ。 凱旋門賞を制するには国外への長距離輸送や絡みつくような長い芝への順応など克服すべき新たな要素も多い。 だがその偉業を目の当たりにした者としては淡い期待を抱かずにはいられない。第一の願いは故障なく競争生活を終え、その血脈で日本競馬の発展に寄与して欲しい。 そして、もし贅沢が許されるのならもう一度レースで興奮させて欲しい。 今度は世界の舞台で。</description>
      <pubDate>Mon, 28 May 2007 23:49:00 +0900</pubDate>
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      <category>競馬</category>
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      <title>多摩川クラシコ</title>
      <description>今回から「多摩川クラシコ」と銘打たれて行われた川崎フロンターレ対ＦＣ東京。本来なら第１回として数えられるはずの２００７年５月６日に行われたマッチは、今までのＪリーグでの対戦を尊重し「第１１回多摩川クラシコ」として開催された。 多摩川を挟んで向かい合う両都市のクラブが対戦するこのカードを「クラシコ」として盛り上げて行こうという企画なのだが、命名が先に来る伝統の一戦というのも不思議な感じだ。 日本のクラブチームでの伝統の一戦といえば日本リーグ時代では日産対読売、Ｊ開幕以降では鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田、最近のライバル関係としてはガンバ大阪対浦和レッズといったところだろうか。 基本的には長い歴史があり、重要な場面での対戦が連綿と重なり「伝統の一戦」と呼ばれるようになるのだろうが、先にクラシコと位置付けてしまうのもクラブ運営上の企画としては悪い考えではないだろうと思う。 雨にもかかわらず１万５千人近くの集客に成功したのも、両チームが共同で記者会見を行うなどプロモーション力も影響しているのではないか。 また、リーグ戦を闘う中でダービーやクラシコといったモチベーションの上がる要素が多いことは中位に位置している場合や過密日程、あるいはチーム状態が思わしくない場合など精神的な起爆剤として利用できるのではないか。 今回の対戦は川崎フロンターレが５対２と勝利し、多摩川クラシコ通算成績を３勝５分３敗と五分の成績とした。このマッチアップはゴールが多く生まれる対戦というイメージもある。 ２００６年のＦＣ東京のホームゲームで５対４という大逆転劇の記憶も新しく、双方が攻撃サッカー志向ということもあって派手な試合になる可能性が高い。大量得点は時に大味な印象を与えるが、やはりゴールはサッカーの華。サッカーファン以外の両ホームタウンの人々がスタジアムに足を運ぶきっかけにもなるのではないか。 試合終了後、ＴＶ中継のインタビューに答える関塚監督、大橋選手のコメントからは「クラシコ」という言葉は発せられなかった。新聞その他のメディアにも戦前ほど「クラシコ」の文字を見つけることは出来なかった。 やはり、真の意味での伝統の一戦となるには長い年月が必要なのだろう。長きに渡って繰り広げられるであろうこの対戦を、いち川崎市民として見守っていこうと思う。</description>
      <pubDate>Mon,  7 May 2007 22:42:00 +0900</pubDate>
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      <category>サッカー</category>
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      <title>トリプル世界戦観戦記～ＷＢＡスーパーフライ級編～</title>
      <description>セレス小林との世界戦でアレクサンデル・ムニョスをはじめて目にしてからもう５年。当時ムニョスは現在のエドウィン・バレロのような破竹の勢いでＫＯの山を築いており、その頃がピークであったと思っていた。 その後、暴漢に脚を銃撃されたことなどもあって私の中でムニョスは「終わったボクサー」だった。その認識が間違いであったことを名城信男へ挑戦したＷＢＡスーパーフライ級タイトルマッチで思い知らされた。 久々に見るムニョスに以前のスタイルとのギャップを覚えた。かつての荒々しいイメージは薄れ、力の抜けたナチュラルで伸びのあるパンチを放つ。それでいながらジャブは「ドスッ」と重厚感のある音を響かせ、名城の前進を止める威力がある。 連続ＫＯの頃の爆発力はなさそうだが、それでも迫力充分。スムーズに連打が利きそうで厄介にも見える。右のボディーストレートを有効に織り交ぜ、バランスの良いオフェンスが出来るようイメージチェンジに成功しているような印象を受けた。 試合序盤、ムニョスはジャブとボディーストレートを有効に使い名城の接近を封じる。３ラウンドに名城が飛び込み際の左ボディーをきっかけにポイントを取ったと見るや、４ラウンド、５ラウンドとバックステップを多用し距離を取り絶妙にいなす。 もちろんただ下がるのではなく、重いジャブで名城にダメージを与えることも忘れていない。 中盤以降は名城がロープを背負う場面が増えてくる。徐々に名城にダメージが蓄積されたと見たのかムニョスはプレッシャーを強める。しかし、距離を取られていた展開よりは名城にもチャンスは増えた。 フック、特に左ボディーフックから顔面へのダブルが有効にヒットする。ただ、名城のパンチがヒットする際、必ずといっていいほどムニョスは手を出してくる。 ムニョスペースで進んでいた展開に変化が訪れたのは１０ラウンドだった。左のボディーフックで突破口をひらくと顔面へのショートストレートで名城がクリーンヒットを取る。１１ラウンド以降ムニョスが失速しただけに、明らかにダメージを負わせることに成功していた。 しかしムニョスはダメージをかかえながらも手を出し続け、正面で立ち止まることなく名城にとって嫌なポジションを取り続けた。試合序盤からボディーストレートを幾度もヒットさせ、スタミナを消耗させたことも名城の追撃を許さなかった要因だろう。 ３－０の判定の結果、王座は移動することとなった。名城としてはムニョスの欠点でもあるボディーをもう少し有効に攻めて行きたかった。特に左ボディーから顔面へのコンビネーションが冴えていただけに惜しまれる。 名城のフックをダッキングでかわしつづけたディフェンス面を含め、バランスよく洗練された巧いボクサーとして私の目にムニョスは映った。「終わった」なんてとんでもない、迫力は影を潜めたものの今こそがムニョスのピークなのかもしれない。</description>
      <pubDate>Sat,  5 May 2007 06:45:00 +0900</pubDate>
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      <category>ボクシング</category>
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