2007年03月21日

ヘッドギア

4月4日のK-1 WORLD MAXに、中学校を卒業したてのHIROYA選手が出場するみたいだ。


前回はオープニングファイトということで試験的マッチだったが、今回は正式なデビュー戦となる模様。


前回とは異なり、今回はヘッドギア不着用での戦いとなるみたいで、僕はなんだか大丈夫か??…と思ってしまう。


確かに中学生にしてはズバ抜けた実力を持っているとはいえ、まだ成長過程の有望選手、身体はまだ大人に成り切れていない…と思う。


ラグビーも、ボクシングにおいても、中高校生レベルでも“超高校級”などと言われるズバ抜けて優れた選手がいるが、彼らも発育の成長過程ということもあり、ヘッドギアやマウスピースの着用は義務付けられている。


中高生のスポーツにおいては、当然のように協会やコミッショナーに義務付けられていて、安全性を高めるために規則化されている競技がほとんどだと思う。


ヘッドギア不着用という今回のFEGの判断には、僕は頭を傾けてしまう。


なぜなら、彼はまだ中学生だからだ。


確かにヘッドギアを付けていたらテレビ中継の際に、HIROYA選手の表情が見えない…等という弊害はある。


先日のFEG谷川さんのインタビューに、『K-1はスポーツとしての枠組みを整えていきたい。そうしなければこの先もずっとテレビのいちコンテンツで終わってしまう』と言っていた。


でも今回の判断を見る限り、K-1は競技スポーツとしての安全性よりもテレビ寄りの発想で判断を下した…と、捻くれ者の僕は考えてしまった。


短期的ではなく、中長期的な視点でスポーツとしての枠組みを整えて欲しいものだ…と思う今日この頃である。

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posted by ヤンマー@ |22:38 | K-1 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2007年03月20日

1976年のアントニオ猪木

1976年のアントニオ猪木 という書籍を読んだ。


僕がこれまで読んだプロレス関連、及び格闘技関連の書籍の中で一番面白く、深かった。


1976年、アントニオ猪木は突如として、それまでの日本のプロレスを越えた世界観をファンに提示して見せた。


2月 ウィリエム・ルスカ戦。

6月 モハメド・アリ戦。

10月 パク・ソンナン戦。

12月 アクラム・ペールワン戦。


アントニオ猪木が実践したこれらの異種格闘技戦は、現在の総合格闘技へと続く『パンドラの箱』を開けた…などとよく言われてはいたが、実際に僕はそこまでに至る背景や、当時のアントニオ猪木の立ち位置、社会的な影響力など余り知らなかった。


そして、この4試合の中でも、どれがリアルで、どれがフェイクかすら、僕は知らなかった。


この4試合は、全て僕が生まれる前の話だ。


近年の総合格闘技を見ていると、よく「猪木-アリ状態」などと言われることがあるが、その「猪木-アリ状態」というものも、僕はわずかな映像と写真でしか見た記憶がない。


この4試合で、それまでのプロレスがどう変わったのか、社会的にアントニオ猪木という人物がどのような影響力を持つに至ったのか、プロレスや格闘技というジャンルにどのような価値観を生み出したのか等、僕はこれまで漠然としか情報を持っていなかったので、非常に興味深かった。


この作者は、当時のアントニオ猪木を初め、これらの試合に関わったほぼ全ての世界中の当事者にインタビュー取材をしており、異常に信憑性が高い。


だから面白い。


そして、長年に渡ってアントニオ猪木の原動力の源になっていたのは、プロレスの帝王・ジャイアント馬場への劣等感だった…という事実が、とても印象深かった。



そういえば僕の幼少時代、しばしば父親に連れて行ってもらっていたプロレス観戦で、やたら恐ろしく印象的だったのが、確かタイガージェット・シンvsアブドラーザ・ブッチャー、アントニオ猪木vsマサ斉藤、アントニオ猪木vsタイガージェット・シンの試合。


彼らが入場するだけで、それまでの会場の雰囲気がガラッと変わり、悪の巣窟のような重い空気になったのを覚えている。


今考えたら、あの雰囲気を作り出すのは凄いと思ってしまう。


この本を読んでいたら、様々なリアルな描写に、あの当時の雰囲気を重ね合わせてしまっていた。


毎週ゴールデンタイムにプロレスに熱中できた昭和が懐かしく思える今日この頃だ。

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posted by ヤンマー@ |23:45 | アントニオ猪木 | コメント(1) | トラックバック(4)
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2007年03月15日

働くオッサン劇場

日本ではカズさんが40歳で元気に“現役”を張っておられる。


何とも素晴らしいことだ。


地球の裏側でも、41歳のオッサンプレイヤーが大活躍したらしい。


何とも素晴らしいことだ。


元ブラジル代表のロマーリオ選手(バスコ・ダ・ガマ)がリオデジャネイロ州選手権マドゥレイラ戦で後半から出場し、わずか13分間という時間内にハットトリックを決めたという、見事。


●後半19分:クロスを豪快にゴール

●後半23分:ヘディングでゴール

●後半32分:PK

…とのこと。


しかも今回で、今季2度目のハットトリック達成、とのこと。




ところで、ハットトリックを達成するというのは、どんなキモチなんだろうか??


“神が降りて来た” …みたいなキモチになるのか。


“俺こそが神” …くらいまでイってしまうのかな。


僕はラグビー部時代にトライをしただけで天にも昇るほど爽快だったので、ハットトリックはそりゃもう凄い気持ちエエのだろう。


ちなみに、ロマーリオ選手は今回で通算995ゴール通算1000ゴールでの引退を公言している…みたいだ。


おっと、もう間もなくじゃないか!?


それが本当かどうかはわからないが、地球の裏側においても、働くオッサンの活躍には勇気付けられる…今日この頃である。

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posted by ヤンマー@ |01:21 | スポーツ、スポーツ文化、スポーツビジネス、格闘技ビジネス、野球、サッカー、MBL、NFL、NBA、K-1,PRIDE,修斗、格闘技、総合格闘技 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2007年03月13日

ナイスミドル

昨日、'HERO'S'を見ていて、色々と思う所が多かった。



桜庭選手の入場の際の盛り上がりが、イマイチ感じられない。


テレビで見ていてそう感じるのだから、会場にいたらもっと“熱”は感じられないだろう。


桜庭選手はもはやHERO'Sの選手なので、PRIDEの会場熱と比べるのは相応しくないだろうけど、それにしてもHERO'Sでの桜庭選手の入場は何だか寂しい。。。


PRIDEの場合、桜庭選手の入場時がイベント中で一番盛り上る…と言っても言い過ぎではない。


演出や音響面の違いもあるだろうけど、ファン層の違いが大きいのかもしれない。


きっとHERO'Sのファン層はライト層が多いのだろうか。。。


PRIDEに桜庭選手を見に来る人は、桜庭選手に対しての味わい方・楽しみ方を知っている人が多い、気がする。


また、テレビで実況を聞けば聞くほど、フジテレビの三宅・森・長坂・竹下アナウンサーの巧さがよく身に染みてきた。


巧さというよりも、彼らの実況からは“魂”・“PRIDE愛”がビンビン伝わってきていた。


入場時の実況は、アナウンサーにとって“見せ所”であり、彼らはそこで勝負していた。


桜庭選手の入場時に、“会場熱”・“実況熱”が感じられないので、ゴングがなっても何だか試合に対する感情移入が薄くなってしまっている…、と僕は昨日ふと思った。


この実況が三宅さんだったら…等とくだらないことまで考えてしまったが、昨日は桜庭選手が勝って良かった。


試合後のマイクパフォーマンスでは桜庭選手らしいコメントが聞けてホッとしたが、桜庭選手のロレツがおぼつかず何だか妙に心配になった。





ゲーリー・グッドリッジvsヤン・ノルキヤ戦は、もはやK-1WGPなのかHERO'Sなのか、僕はよくわからなくなってしまった。


それにしてもゲーリーは日本の格闘技界に本当に貢献している、と思うのは僕だけだろうか。。。


言い方は悪いが、駒が足りなくなった時、困った時のゲーリー様だ。


本当に、いつでも、どこでも、誰とでも、どのようにでも闘う素晴らしいファイターだ。


PRIDE黎明期から活躍し、2003年の総合引退後はK-1WGP戦線、そしてHERO'Sと日本格闘技界を渡り歩いている、今年で41歳のナイスミドル。


PRIDE引退試合となった2003年男祭りでは、ドン・フライに綺麗なハイキックで勝利、あの時点で37歳というから驚きだ。


ミスター・アンチエイジング。


しかも、あの歳で、勝っても負けても全て出し切るのがモットー、勝つときは壮絶なKO劇、負けるときも壮絶なKO劇。


勝敗に関わらずファンをエキサイティングにさせる職人肌のチョイ不良オヤジ。


妹のスージーさんも毎回、原色系のコスチュームにキンキラキンのアクセサリーを身につけ、兄ゲーリーを盛り上げるナイス・ブラザーだ。


兄弟揃って、北米の日系自動車企業に勤務していたこともあるようで、相当な親日ブラザー。


僕は大好きである。



最近僕は、桜庭選手にもゲーリーにも、アーツやジェロムやセフォーにも、オヤジならではの“色気”“哀愁”を感じるようになった。


若さみなぎる強さやスピードも見ていて楽しい要素だが、日本の格闘技界を約10年に渡って牽引し、盛り上げ、闘い抜いてきたオヤジたちの背中には、ひたむきさ、老獪さ、切なさ等の色気が溢れている。


先日のK-1WGPでも、昨日のHERO'Sでも、見ていてそう感じた。


まだまだまだまだ、ナイスミドル達の活躍からは目が離せない、などと思う今日この頃である。

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posted by ヤンマー@ |23:56 | スポーツ、スポーツ文化、スポーツビジネス、格闘技ビジネス、野球、サッカー、MBL、NFL、NBA、K-1,PRIDE,修斗、格闘技、総合格闘技 | コメント(4) | トラックバック(1)
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2007年03月12日

ブラジルMMA事情

今日お昼間に、NHKのBS-hiで、「世界最強の男はこうして生まれる~バーリトゥードの世界~」という番組の再放送をしていたので、録画してみた。


ブラジルのMMA事情は大体把握していたのでさほどの驚きもなかったが、
番組は2時間という長尺で、ブラジリアントップチームとシュートボクセの若手有望選手の成長過程を密着して追っていたので、大変興味深かった。


何故、世界のMMAにおいて、W・シウバやM・ショーグン、A・R・ノゲイラらブラジル勢が強いのか…をテーマにしていた番組だったが、残念だったのは最後の方でその結論やテーマが曖昧になり、何だか尻切れトンボに終わってしまった感じがした点。


ブラジルは貧困層の差が世界一激しい…と言われる国。


スラム街から成り上がるには、プロサッカー選手になり欧州でプレイし稼ぐのが最も近道であると言われている。


サッカーの次に、日本や米国で活躍し一攫千金を狙える人気競技がMMA。


シウバやノゲイラ、それにミルコ等は、母国に凄まじいほどの広大な豪邸を持っている。


死や怪我と隣り合わせの競技で、あれだけのパフォーマンスを見せ熱狂させてくれるファイターなので、僕はもっと貰ってもいいと思ってはいる。


ブラジルのファイターは全員、日本のPRIDE・HERO'SかアメリカUFCを目指して日々の過酷な練習、不十分な食生活に耐えている。



ブラジルは日本・アメリカと並ぶ格闘技普及国ではないだろうか。


2002年度以降のPRIDEの選手供給国の約3分の1がブラジルだ。


これは日本人選手と同程度、ついでアメリカとなる。


ブラジリアンファイターのファイトスタイルは非常にアグレッシブで面白い、僕は大好きだ。


格闘技マスコミに勤めていた前職、仕事中一度だけ感動しすぎて、リングサイドで涙が止まらなかった試合があった。


2003年の、A・R・ノゲイラvsミルコ・クロコップ。


スタンド勝負に終始するミルコにボコボコにされていたノゲイラが、一瞬ミルコが腕を床に着いたワンチャンスを逃さず極めた試合。


ノゲイラも喜びをどう表現してよいのか解らないくらいに感情が爆発していた。


勝ってもさほど感情を露にしないノゲイラのあんな姿は初めて見たし、小池栄子の絶叫も、スタジアムの熱狂的な空気も凄まじかったのを覚えている。


他の数あるスポーツを見ても泣いたことはなかったが、僕はあの時ばかりは涙が止まらなかった。


あれは本当に感動した。


BTTやシュートボクセを創設し牽引してきた、マリオ・スペーヒー、フジマール会長は本当に偉大だとも思う。


そういえば、今日のHERO’Sに、僕がずっと注目してきたアンドレイ・ジダが出場した。


桜庭選手の試合時にも、ジダ兄弟が桜庭選手のセコンドについていたのが何だかとても嬉しく感じた。


何が言いたい日記かわからなくなってしまったが、僕は是非一度ブラジルを旅するべきだ。


ブラジルのサッカーやMMA・バレーの文化を肌で触れてみたいものだ。

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posted by ヤンマー@ |23:44 | スポーツ、スポーツ文化、スポーツビジネス、格闘技ビジネス、野球、サッカー、MBL、NFL、NBA、K-1,PRIDE,修斗、格闘技、総合格闘技 | コメント(3) | トラックバック(0)
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