2008年11月18日

高校ラグビー、高校サッカーの季節到来

陽が落ちるのが、グググっと早くなった今日この頃。

肌寒くもなり、マフラーの季節到来。

同時に、高校ラグビー&高校サッカーの季節が到来した。

先日16日、ニュースで大々的に報じていた「高知中央高校が花園初出場!!」という記事。

聞いたこともない高校だった。

しかし、ここのゼネラルマネジャーを数年前から務めているのが、元ラグビー日本代表の大八木淳史さん(47)だという。

ラグビー不毛の地と言われてきた高知県。

そこに赴任してきた大八木監督。

これから高知県のラグビーは進化し、強くなるかもしれない。

30数年前に部員8人しかいなかった、神奈川県の山奥・関東学院大学に春口廣監督が赴任してきたように。

志が大きい、一人の監督の力で、何かが変わるかもしれない。

そんな気がした。

高知中央高は創部2年目にして、全国高校ラグビー高知県予選決勝で土佐塾高を10-3で破り、花園出場を決めた。

大八木さんは、約20人の部員に胴上げされ感涙を流したという。

県のレベルが低い高知県とは言え、ラグビー部すらなかった高校を2年目には優勝に導けたことが嬉しかったのだろう。

大八木さんといえば、名作ドラマ・スクールウォーズのモデルとなった京都・伏見工で山口良治監督に師事。

その後、同志社大に進み、ミスターラグビー・平尾誠二と共に史上唯一の同大3連覇の基礎を作り、その後、神戸製鋼の7連覇に貢献した日本屈指の名ロック。

大八木さんは、僕が中学からラグビーを始めた時はすでに憧れを超えた選手だった。

実は僕も知らなかったのだが、大八木さんは現役引退後の05年、母校・同志社大学大学院総合政策科学研究科へ進学し「地域スポーツクラブによる青少年の育成システム構築」についての研究を行っていたという。

そして、同研究科後期博士課程在籍中の07年4月から、高知中央高等学校ラグビー部ゼネラルマネージャーに就任。

08年4月に香川大学客員教授に人気1年の期限付きで就任していた。

「ラグビーというスポーツを通して、地域を元気に」にしたかったのだろう。

高知中央高に就任当時、部員はほとんどが未経験者。

「ラグビーを好きになろう」を合言葉に、一からルールを教えたという。

優勝後のインタビューでは、加藤弘幸主将が
「『全国大会に出れば人生が変わる』、という監督の言葉に支えられここまでこれた。花園ではまず1勝」。とコメント。

僕の大好きな春口監督率いる関東学院大が、34年前に動き出したのと似ているな…なんて感じて、思わず高知中央を応援したくなった。

春口監督は、僅か8年足らずでリーグ戦3部の弱小チームを1部に上げ、その後10年でリーグ戦の常勝軍団にした。

その後90年代後半からは、ご存知の通り、古豪・早稲田大と凌ぎを削ってきた。

97年に選手権で初優勝すると、それ以降は98年、00年、01年、03年、06年と6回の大学王者になった。

その間に抜けている99年、02年、04年、05年は、早稲田なり慶応なりに王座を取られ、全て準優勝。

それでも97年から06年まで、毎年決勝の国立競技場まで駒を進めている。

ここ10年で、ここまで実績を残したチームは、ない。

誰にも知られず、どこの強豪にも相手にされなかった、弱小にして新興のチームが、ここまで来ることができたのだ。

「毎年ステージを上がっていくことで見える風景が変わっていった。それが何よりも楽しみだった」。

春口監督は、以前そう話していた。

もしかしたら、大八木さんも同じような事を感じているのかもしれない。

大学、高校とステージは違うが、見ているものを熱くするパッションは同じ。

パッショネイトなラグビーで、この冬をまた、熱くしてほしい。

そんな風に思う今日この頃だ。

おしまい。

posted by yanmar |20:27 | スポーツ、スポーツ文化、スポーツビジネス、格闘技ビジネス、野球、サッカー、MBL、NFL、NBA、K-1,PRIDE,修斗、格闘技、総合格闘技 | コメント(0) | トラックバック(0)
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