2009年05月27日
マーク・ジャクソンという選手をみなさんご存知でしょうか。以前、インディアナ・ペイサーズで大活躍したPGです。191cm/84kgと、NBAのPGとしてはふつうの体格でした。スピードも速くないですし、シュートもそんなに上手くありません。
ただ彼のすごかったところはPGなのに、ローポストアタックができました。しかもそれが非常に上手い。肩幅の広さを生かしながら、ローポストからドリブルでディフェンスを押し込む。そこからターンアラウンドショットやパワープレイが得意でした。PGは大抵小柄な選手が多いですから、彼のローポストにボールが入ると、もうお手上げ状態。しかも彼はパス能力が非常に優れていて(※)、ディフェンスがダブルチームにくると、味方へ「どうぞ、打ってください」というようなパスを送るのです。当時、インディアナには攻撃的な選手が揃っていて、レジー・ミラーやクリス・マリン、ジャレン・ローズは3Pを決め、センターのリック・スミッツはハイポストからのミドルシュートを沈めました。カバーしなければ、そのまま決められてしまう。このころのペイサーズは本当に強くて、見ていて飽きないバスケットボールをしていました。
この、わかっていても止められない嫌らしさが大好きでした。現在でいうと、フォワード級の身体の強さを持つチャウシー・ビラップス(現デンバー・ナゲッツ)もタイプこそ違えど、止められない選手です。また以前、ミネソタ・ティンバーウルブズを03-04カンファレンスファイナルに導いたサム・キャセール。彼のローポストの勝負強さもM・ジャクソンと似ていました。あと、もう引退してしまったペニー・ハーダウェイ(元オーランド・マジックで大活躍)も憧れました。
※NBAアシスト歴代記録、1位はジョン・ストックトンの15.806本、マーク・ジャクソンはNBA歴代2位の10.334本、3位は現役のジェイソン・キッド(現ダラス・マーベリクス)が続く。 2009年4月19日現在
自分の理想像としては、ローポストで攻められる司令塔になりたかった。そしてサッカーの名波さんのような、味方に温かいパスを送る選手を目指していました。敵に嫌らしく、味方にやさしい。そしてわかっていても止められない。そんな選手になりたかった……。
身長173cmしかないので、インサイドは無理だと言われます。でも、肩幅の広さとパワー、ジャンプ力にはそれなりに自信があったので、そこを生かしてバスケットボールをしています。今の自分がどんな選手か、冷静に分析してみると、センタープレイの得意な選手にはなれたと思います。あとはそれなりにPGができ、それなりにSFができ、味方を生かすパワーフォワードにはなれたかなと思っています(笑)
みなさんはどんな選手になりたいですか?
<参考資料>
●NBA情報局のHP→『http://nba.shiyo.info/?eid=704701』
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やなひ~思い出日記 |
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2009年05月25日
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2009年5月24日 第43回関東学生女子バスケットボール選手権大会
決勝リーグ最終日 筑波大VS拓殖大
筑波大(女子)といえば、日本代表選手がずらりと並び、向かうところ敵なしのイメージを個人的に持っている。能力の高い選手が次から次へと登場し、圧倒的強さで試合を制してしまう。ただ勝利している試合は以外に、先行逃げ切りパターンが多い。接戦や相手にリードされた展開では、蝶の羽のようなもろさを見せる。あまり練習していないからだ。そんな風の噂も耳にしたことがあった。
さて、今回は第43回関東学生女子バスケットボールリーグの、筑波大VS拓殖大に注目した。決勝リーグではお互いに2勝0敗、今日が事実上の決勝戦だ。勝った方がこのトーナメントを制することとなる。
前回は拓大が筑波大を破り優勝を飾った。前々回は筑波大が拓大を破って頂点に立った。2連覇を狙う拓大。それを阻止したい筑波大。関東1部リーグは、近年、この2強がほぼ優勝を争っているのだ。ただここのところの勢いを見ると、拓大が優勢に思われた。
第1Qは互角の展開となる。筑波は3年服部(C:184cm)と福士(C:180cm)の高さを生かし、インサイドで得点を重ねた。対する拓大は、前へ前へと攻撃的なディフェンスから速い攻撃を仕掛け、筑波を逃がさない。21-19。
第2Qになると、拓大がオールコートプレスをしかけ、筑波はボールをバックコートから簡単に運べなくなってしまう。特に拓大のルーキーの富永(G:163cm)は非常に足がよく動いていて、筑波のPG2年水谷(G:154cm)を苦しめた。高さを使えなくなってしまった筑波のパスは拓大の包囲網にかかり、24-23から6連続得点を奪われ、24-32。なんとか得点を決めても、拓大の高速トランジションですぐ引き離された。39-50。
第3Qは筑波が意地を見せる。拓大に何度もやられた高速トランジションをお返しする。プレッシャーをかけたディフェンスで、拓大に良いオフェンスをさせず、そこから服部、福士が着実に得点を重ねた。しかし拓大も3年森ムチャ(C:180cm)の活躍で再び11点差に引き離す。56-67。
第4Q、筑波のキャプテン4年大鷹(G:170cm)がいきなり3Pをお見舞いする。息を吹き返すと思われたが、完成された拓大の攻守がそれを阻止した。終わってみれば、80-88。筑波は今年も優勝を逃してしまった。
結果だけ見れば、昨年と変わらない。能力だけでは勝てない。そんな厳しい意見もあるかもしれない。ただ昨年とは何か違うような気がした。今までの筑波はエリート集団だったように感じる。負けていても、絶対勝つんだという必死さが伝わってこなかった。
しかし、ひさびさに見た筑波は違った。大鷹がコートに身体を投げ出した場面が何度あっただろう。6、7回。いや、もっとあったかもしれない。1度マイボールにできなくても、寝そべったままもう1度ボールへ喰らいついた。大柄の服部もルーズボールへダイブした。第4Q、負けているチームを2年生(水谷)が手をたたいて鼓舞した。
筑波の選手を見ると、皆とてもくやしそうな表情をしていた。今までにない姿だった。チームのポイントゲッターへ成長した福士、頼りになるキャプテン大鷹、リーダーシップを発揮し始めた水谷、荒削りだが大黒柱になる素質を持つ2年天野(C:180cm)、そして1年生に経験を積ませたことなど。大高監督が来て2年目となる今シーズン、ようやくチームがまとまり始めた。
<お願い>
ここに掲載している写真・その他の無断、転用・複写は堅くお断りさせていただきます。
<参考資料>
●第43回関東大学女子バスケットボール選手権大会のパンフレット
●KANJOのHP→http://www.kanjyo.com/
posted by yanahi- |00:49 |
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2009年05月21日
PHOTO BY YANAHI-
2009年5月19日 第43回関東大学女子バスケットボール選手権大会
決勝トーナメント1回戦 戸田市スポーツセンター
昨年の選手権(第42回関東大学女子バスケットボール選手権大会)ではチーム結成1年目ながら、ベスト16入りを果たした山梨学院大・女子バスケットボール部。全員がルーキーだった昨年と違い、今年は経験を積んだメンバー(2年生)に加え、有力な1年生も入ってきた。今年の選手権はもしかするとダークホースになるかもしれない。そんな期待が膨らんでいた。
さて、山梨学院(3部)、緒戦の相手は2部の順天堂大だ。実力的には山梨学院が1歩リードといってもいい。順天は予選リーグをすでに3試合こなしている。ポイントとなるのは、山梨学院が緒戦を気負わず戦えるかだった。
試合は前半シーソーゲームとなった。山梨学院は2年宮内(F:170cm)が果敢にゴール下へとびこみ、攻撃をリードする。しかし気合が空回りしてしまったのがディフェンスだった。良いダブルチームをしているのに、3人目が反応できていなかったり。途中まで良いディフェンスをしているのに、簡単なシュートフェイクにひっかかりファウルをしてしまったり。「ああ、もったいない」。そう思う場面が何度あったことか。必死に守ろうとする気持ちは十二分に伝わってくるのだが、身体に力が入りすぎていた。それは観客席からも確認できるほどだった。
逆に、順天はルーキーの浦和西高3人娘、増子(G:167cm)・桃木(G:167cm)・牧野(F:174cm)が落ち着いたゲームコントロールを見せた。厳しいプレッシャーを受けても焦らないその姿は山梨学院と対照的だった。
後半に入ると、順天が山梨学院のミスを見逃さず、連続得点を重ねる。最大19点差をひっくり返すべく山梨学院は秘密兵器を投入する。明成高で大活躍したルーキー、陶(タオ)(C:195cm)だ。陶の高さを使い、ローポストにボールを集めた。それは徐々に効き始め、4Q終了時には65-65の同点まで追いついた。
延長戦が始まると、また山梨学院の若さが出てしまう。パスミスを連発し、フリースローも入らない。焦りは順天の激しいオールコートプレスの餌食となった。試合が終わってみれば、70-77。期待された山梨学院の選手権はいとも簡単に幕を閉じた。
「(高さを使われるのは)嫌だったんですけど、そこにこだわってくれて逆に助かった」と、順天堂大・岩瀬コーチは試合後語った。たしかに、インサイドにボールを集めるあまり、攻撃が単調になっていた。それがパスミスなどのターンオーバーにつながり、山梨学院の良さである勢いを殺してしまったことも事実だ。
しかしマイナス面だけではない。センターの陶は怪我でチーム練習をほとんどしていない中、使える目処がたった。そして順天堂の落ち着いたバスケットを見て、学ぶことが多々あっただろう。「能力が高いんですよね」と、岩瀬コーチも山梨学院のポテンシャルを認めている。山梨学院が逃げずに向かっていくことができれば、1・2部リーグの強豪とも互角の試合ができるだろう。今後の活躍に期待したい。
<お願い>
ここに掲載している写真・その他の無断、転用・複写は堅くお断りさせていただきます。
<取材協力>
■山梨学院大学・女子バスケットボール部監督 梅嵜英毅氏
■順天堂大学・女子バスケットボール部コーチ 岩瀬透氏
<参考資料>
●第43回関東大学女子バスケットボール選手権大会のパンフレット
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