2007年11月29日
1日目は玉川大学(関東9位)×関西外国語大学(関西5位)の試合に注目した。
入れ替え戦で降格してしまった玉川大は、東京都大会でも2回戦で國學院大學に敗れ、調子をつかめていなかった。インカレ初日。この日も全員で気合を入れた。しかし良い流れになっても、自分たちのミスでその流れを消してしまうところが多々見てとれた。その窮地を救ったのはやはりキャプテンであった。
玉川の4年 中山千種(165cm、G/F)(コートネーム:さくら)はずば抜けた身体能力がある選手ではない。司令塔でもなければ、点取り屋でもない。だが中山の気持ちのこもったプレイはチームメイトに力を与える。
1Qは21-18とほぼ互角だったが、これも中山の活躍がなければ不可能だったはず。オフェンスリバウンドに積極的に跳び込み、何本も玉川の攻撃チャンスを作った。そしてルーズボールは身体を投げ出し、がむしゃらにボールへ向かった。数字には表われないプレイもいとわない。さらに苦しいときには3Pも高確率で決めた。
その結果、87-69で関西外国語大を降した。中山はチーム1の38分間プレイし、3P4本(5-4)を含む24得点をあげた。もちろん得点もチームトップ。しかも2Pも5本(7-5)。フィールドゴールパーセンテージは75%をマークした。ミスマッチであったとはいえ、なかなか達成できないだろう。この数字は野球で言えば、4割バッター以上の価値があるほど驚異的な数値である。ちなみにフリースローも100%(2-2)だ。
彼女を見ていると、「バスケットボールは本当に気持ち(ハート)が大切なスポーツだ!」と実感する。ルーズに跳びこむ姿やリバウンドに必死に喰らいつく姿勢。ドリブルもすごくうまいわけではないが、中山がボールを持つと自然とチームが落ち着く。
そのキャプテンシーから背負っているものの大きさを感じた。応援してくれる人やこれまでお世話になった方々、負けてしまったチーム。そういう人たちのためにも恥ずかしい試合はできない。きっとそういった強い気持ちを持っているのだろう。
<お願い>
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<参考資料>
玉川大女子バスケ部HP
⇒http://basketball.tamagawa.ac.jp/women-top/index.htm
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2007 愛知女子インカレ |
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2007年11月28日
バスケットボールのインカレとは……要は大学バスケNO.1を決めるアマチュア最高峰の大会である。関東、関西、東海、九州、東北、北海道からリーグ戦を勝ち抜いた強豪が集うこのインカレ。一般にはあまり知られていないので、今回の記事で少しでもこの素晴らしさを感じていただければ幸いである。
さて今回のインカレは、男女別の場所で行われることとなった。男子は東京の代々木第2体育館(11月26日~12月2日、第59回)、女子は愛知の千種区千種スポーツセンター(11月20日~25日、第54回)、地方開催となった。昨年は東海大学(男子)、日本体育大学(女子)がNO.1の称号を手に入れた。半世紀以上続いているこの大会、果たして今年はどこが優勝するのだろうか。
さて、まず女子に注目しよう。これから筆者がその日、最も注目した試合を徐々に紹介していく。そしてその日、最も活躍した選手を
Most YANAHI- Player ⇒ <MYP>
として、勝手に表彰しようと考えた。もちろん全ての試合を見れたわけではない。関東のリーグの選手をメインに見ていたので、多少関東勢の登場が多いかもしれないが、そこはご了承いただきたい。
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2007 愛知女子インカレ |
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2007年11月27日
低迷を続ける日本バスケットボール界。そんな暗い雰囲気を一変してくれる選手はいないのか。
今回からスタートするこのシリーズ!『日本バスケ救世主捜索』と題して、いろいろな方々に、みんなが注目しているスーパースターを教えてもらった。
記念すべき第1回目は、2007愛知女子インカレを観戦に来ていた
名古屋女子大学高等学校の女子バスケ部のみなさん
モットーは『チームの和』。H17年全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウィンターカップ)の愛知県大会3位の実績を持つ。近年、あと1歩のところで、インターハイ出場を逃しているが、来年のインターハイは「期待してほしい!」と力強く語ってくれた。
●内藤しずか⇒「プレーがすごい!長身なのに、3Pが入る!!」
現WJBLのデンソーアイリスに所属。177cm、フォワード。内も外もプレイできるのが魅力。
●矢野良子⇒「強い!何でも決めてくれそう!!」
現WJBLの富士通レッドウェーブの中心選手。178cm、フォワード。07-08、今シーズンは得点17.9/リバウンド7.6/アシスト2.8(2007/11/27現在)と大活躍中。
●佐藤詩織⇒「(あの桜花学園高校で)1年からスタメンだから」
現桜花学園高校の4番(キャプテン)。160cmと小柄ながら、抜群の得点力を誇る。今年の佐賀インターハイではMVPを獲得するなど、そのポテンシャルは計り知れない。スピード&クイックネスは年末に行われるウィンターカップでも期待大。
●木原穂奈美⇒「同点3P決められたから!」
現星城高校のキャプテン。167cm、フォワード(2006年現在)。
○高橋健太郎⇒「ルーズボールなど、地味でこつこつとしたプレーが良い!」
王者・能代の6番。180cm、スモールフォワード。
○平岩寛大⇒「困ったときは自分で決める!」
名古屋市立名豊中3年生。得点力があり、ボールハンドリングには非凡なものあり。
☆http://www.lpbb.com/cgi-bin/anq/anq.cgi?data=20051222234842
☆http://www.tokai-tv.com/supasata/program/program060415.html
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<参考資料>
名古屋女子大学高等学校のHP⇒http://www.meijodai.ed.jp/club/basket.html#high
WJBLのHP⇒http://www.wjbl.org/pc_index_html
去年のインターハイのHP⇒http://www.sports-net.jp/cat_bas/06kbh/06kbh_sch_seijo.html
月刊バスケットボール⇒2007年10月号
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日本バスケ救世主捜索 |
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2007年11月19日
『能代工業(高校)』と聞けば、バスケットボールを知らない人でも、『バスケが強い!』 『高校NO.1!』を想像するだろう。その強さは絶大だ。常に『出場=優勝』が期待されるチーム。大人気アニメ・スラムダンクの王者・山王工業はこの能代がモデルとなっているのは言うまでもない。
ただクローズアップされるのは比較的男子だ。『能代(男子)』は知ってても、『??(女子)』を知っている人はあまり多くないようだ。それは女子バスケのアニメがないことも証拠になるかもしれない。一体、女子は高校バスケ界、どのチームが強いのだろう。
それは『桜花学園(高校)』だ。高校バスケの大きな大会である、夏のインターハイ(25年連続出場、優勝は15回)と冬のウィンターカップ(24年連続出場、優勝は14回)では常に優勝がついてまわるチームだ。もちろん今年の夏に行われた佐賀インターハイでは、2年連続の優勝を遂げたばかり。バスケにあまりなじみのない人でも、覚えておいて損はない。
さてこの『桜花学園』。どのぐらいすごいのか。関東女子大学バスケットボールリーグと日本のトップリーグ・WJBLに所属する選手の出身校を調べて見た。
関東の大学(1部/2部)
1位 実践学園(東京) 16人(5/11)
金沢総合(神奈川) 16人(7/9)・・・(注1)
2位 明秀学園日立(茨城) 12人(5/9)
3位 昭和学園(千葉) 11人(5/6)
4位 東京成徳大学附(東京)10人(4/6)
5位 桜花学園(愛知) 9人(8/1)
市立柏(千葉) 9人(6/3)
明星学園(東京) 9人(5/4)
(注)1:金沢総合は2004年に県立富岡と県立東金沢が統合しています。
2:パンフレットのメンバー変更があった関係で、筆者のわかる範囲で
人数を加えています。おおよそのデータとお考えください。
3:合計サンプル数は232。
WJBL(W/WI)
1位 桜花学園(愛知) 17人(14/3)
2位 札幌山の手(北海道) 10人(8/2)
3位 中村学園女子(福岡) 8人(5/3)
4位 金沢総合(神奈川) 7人(4/3)・・・(注1)
5位 東京成徳大学附(東京) 6人(4/2)
常葉学園(静岡) 6人(6/0)
(注)1:県立富岡は金沢総合としてカウントしています。
2:合計サンプル数は183。
上記のデータを見てもわかるとおり、桜花の活躍は目を見張るものがある。大学の方では5位ながら、1部で活躍する選手は8人と最も多い。さらにWJBLでは堂々の1位。それだけ桜花のバスケが高いレベルなのだ。
さて、この桜花学園高校出身の選手で、筆者が注目するプレイヤーを今回は1人紹介させていただこう。現在、WIリーグ(WJBLの下のリーグ)の三菱電機コアラーズでスタメンを務める
#33 松島 有梨江(G:160cm) だ。
高校時代の松島を見たことがある。2年生の頃からスタメンの座を射止め、しかも上級生に臆することなく、ゲームを強気にリードしていた。相手が来ないと見るや、外から3Pを積極的に打ち、しかもそれがいとも簡単に入ってしまう。あの自信に満ち溢れた表情に、「只者ではない」と感じたのは筆者だけではないはずだ。まるでNBAヒューストン・ロケッツの黄金時代を支えたPGサム・キャセールを彷彿とさせた。
現在は三菱でやっとスタメンに定着したところ。ドライブには光るものを感じるが、外のシュートはまだ発揮できていないようだ。(下のスタッツを参照)だが、インターハイ優勝・ウィンターカップ優勝など、プレッシャーのかかる大舞台で活躍してきた彼女の実力はまだまだこんなものではない。
☆現在9試合 得点9.4/リバウンド4.2/アシスト3.0
□サム・キャセール(PG:191cm)・・・アメリカ出身のNBAプレイヤー
⇒ 1993年1順目24位でヒューストン・ロケッツに入団。控えに甘んじていたが、その年のニューヨーク・ニックスとのNBAファイナルで自慢の強心臓を見せた。3Pを要所で決め、ルーキーでチャンピオンリングを手に入れる幸運の持ち主。その後も強気なプレイで活躍し、ロケッツ⇒バックス⇒ティンパーウルブズと渡り歩き、現在、ロサンゼルス・クリッパーズのスタメンガードを務めている。
PGでありながら、SGの要素が強い。さらにローポストでの1ON1を得意とする、相手チームとしては嫌なGだろう。「そこで打つのか!?」と思うタイミングのシュートを次々と決める、コーチ泣かせのプレイヤーである。
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<参考資料等>
●ウィンターカップ2006のHP
⇒http://wintercup.jabba-net.com/2006/
●ウィンターカップ2007のHP
⇒http://wintercup.jabba-net.com/2007/team.html?mw=2
●桜花学園高校のHP
⇒http://www.ohka.ac.jp/introduce/enkaku.html
●県立金沢総合高校のHP
⇒http://www.kanazawasogo-ih.pen-kanagawa.ed.jp/main/gaiyo/gaiyo.html
●WJBLのHP
⇒http://www.wjbl.org/topics/
●2007年WJBLの選手名鑑パンフレット
●第57回関東女子学生バスケットボールリーグの選手名鑑パンフレット
●月刊バスケットボール2007年10月号
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女子バスケ |
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2007年11月10日
(今回も筆者がふと感じた話題をお話させていただきます。)
今年の9月頃、文化放送が主催するインディーズのライブへ行きました。文化放送の前で、これからメジャーで活躍を期待されるアーティストが、定期的にストリートライブをやっているのです。
そのとき、あるアーティストの演奏に、サポートメンバーが来ていたことを思い出しました。
『サポートメンバー』って音楽のLIVEに行くと、よく聞きますよね。LIVEも中盤になると、「それでは……サポートメンバーを紹介します。ドラム~!○○~!!」とか。必ず主役が、親切にその方を紹介するんです。「なんでだろう???」と、ちょっと不思議に思っていました。
でもよくよく考えると、すごく意味のあることだなって感じました。それはなぜか。
まずサポートメンバーを引き受ければ……
☆いつもの違うメンバーと演奏する⇒自分の練習になる!⇒刺激も受ける!
でももっと大事なことは……
☆自分の演奏をいろいろな人にアピールできる!ってことです。
自分の演奏を気に入ってもらえれば、自分のバンドに仕事が来るかもしれない。また自分が高い評価を受ければ、ソロや他のバンドからの誘いがあるかもしれないのです。
こういう言い方をすると下心丸見えに思うかもしれませんが、これって大切なことだと思いませんか。音楽の世界は持ちつ持たれつなのです、おそらく。どんなに人気があっても、いつなくなるかわからない。そうやって人脈を作っていれば、困ったとき誰かが助けてくれる。だから売れているときでも、サポートメンバーを大切にするのかなと勝手に推測しました。
スポーツの世界でもありますよね。例えば、サッカーで。浦和レッズの選手(仮に、Aさん)がいるとします。そのAさんが活躍し、国際大会に出ることになった。そこで活躍した。そうしたら、海外の強豪チームからオファーって来るじゃないですか。これも自分をうまくアピールできたからだと思います。
または、いつもベンチをあたためているサッカー少年(仮に、Bくん)がいるとしましょう。練習も一生懸命、自主練も必死にやっていたとします。そういう姿を見たら、監督もBくんを使いたくなりますよね。
これって、音楽やスポーツの世界に限らないですよね。自分の長所を理解して、それをいかに相手にうまく伝えるか。すごく難しいですが、とても重要な能力だと私は感じています。
私の目指すスポーツライター(マスコミ)の世界も然りです。私自身、まだまだ未熟者ですが、一歩一歩自分の文章や人間性をアピールし、みんなにパワーや勇気を与えるスポーツライターになります。
posted by yanahi- |00:57 |
スポーツライターの世界 |
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