2007年10月21日
アニメコミック『DEAR BOYS ACT2(八神ひろき氏)』をご存知だろうか。高校バスケットボール界のスーパースター哀川和彦が、とある理由から廃部寸前の瑞穂高校に転向し、そこから徐々にチームが強くなっていくストーリーだ。技術やフォーメーションなどとても細やかに描かれている作品である。世間ではおそらく『スラムダンク(井上雄彦氏)』の方が有名だろうが、この漫画もぜひおすすめしたい。
さてその『DEAR BOYS』の中にシューターの三浦蘭丸という選手がいる。身体は細く、パワーはないが、3Pを得意としている三浦。最近、覚えた超ロング3Pが現在の瑞穂高校の大きな武器になっている。(現26巻)
ただこんな超ロング3Pを打てる選手なんて日本人の中に存在するわけないと勝手に思い込んでいた。「所詮、漫画の世界だ」と。だが最近、観戦していた大学バスケでそのとんでもない3Pを打つプレイヤーを発見した。
(関東女子バスケットボール 1部リーグ)
●森田 理美(日本女子体育大学4年 #5)(SF:164cm)
→超ロング3Pのスペシャリスト。玉川大学との試合では、得点が全て3Pで15点を獲得した。しかも5本中5本全てが3Pラインより2mほど遠いところから放っていたように感じた。彼女がボールを持ったら相手ディフェンスはひと時も気を緩めることができないだろう。日女の攻撃がうまくいかないときにこの3Pを決められると、相手のダメージも倍になる。
●石川 真友美(松蔭大学3年 #6)(SG:160cm)
→正確無比のシュートタッチは3Pがどこからでも打てる松蔭大の中でもピカイチである。基本的には3Pラインからシュートを狙うが、ディフェンスが下がっていると見るや、すかさずゴールを射抜く。序盤戦はPGとしてゲームを作っていたが、1年木村がPGとして台頭してきたこともあり、現在はシューターの色が濃い。だがその分、3Pに集中でき、確率もかなり高い。
●小川 和美(拓殖大学3年 #11)(SF:174cm)
→小川は生粋の3Pシューターではない。ドライブもミドルシュートもある。さらにローポストで攻められる。だが人が予想しないタイミングで超ロング3Pを決めるのだ。相手は全く予想していないので、決められた時のショックは計り知れない。
この超ロング3Pを打っている選手はあまり長身ではない。なぜなら長身ならそんな離れたところからでなくてもブロックされない。だから必要ないのだ。この大技は彼女たちがこの世界で生きるために習得したものなのだろう。きっと底知れぬ数のシュートを打ってきたにちがいない。
<参考資料>
●DEAR BOYS ACT2(八神ひろき氏)(講談社)
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2007年10月21日
関東大学女子バスケットボールリーグも終盤を迎え、入れ替え戦の時期が近づいている。すでに2部(以下)の順位は決定し、1部昇格入れ替え戦の切符をつかんだのは1位白鴎大学 2位東京学芸大学であった。
2007年10月20日(土)、1部のがけっぷち争い、玉川大学と専修大学の戦いが行われていた。結果は玉川が勝ち、両者3勝10敗となった。最終日、どちらが勝ってもおかしくない。だが対戦相手を考えると、どちらも絶対に負けられないはずだ。なぜなら8位(最下位)となった方が、2部の首位 白鴎大学と戦わなければならないからだ。
玉川 専修 白鴎(2部1位) 学芸(2部2位)
●得点 66.8 73.0 94.5 85.0
●失点 71.4 75.0 72.8 76.5
●得失点差 -4.6 -2.0 21.7 8.5
●身長(スタメン) 169.4 169.4 173.4 167.8
●身長(全員) 169.6 171.9 171.0 166.4
(注釈)全てのデータは平均の値です。
(A)2部の得点は上位リーグの4試合のみを平均しています。
(B)スタメンは筆者が見た試合で最も多く使われていたメンバーにしていますので、
パンフレットとは若干異なります。ご了承ください。
(C)2007.10.20現在のデータを使用しています。
(D)<参考資料>
○関東大学女子バスケットボール連盟のHP→http://www.kanjyo.com/
○関東女子バスケットボールリーグの2007パンフレット
(E)若干、データが曲がっていることをお詫び申し上げます。申し訳ございません。なんとかそろえようとしましたが、うまくいきませんでした。
実際、白鴎の試合を見たことは2試合しかないが、印象としては『スピードはないが、(身長が)でっかくて、3Pが良く入る!』。スタメンの平均身長も173.4cmと4チームの中で最も大きく、得失点差も21.7とずばぬけている。たしかに2部リーグということもあるが、それを差し引いてもこの数字は群を抜いている。
PGは3年喜友名(161cm)。沖縄出身とあって、抜群のスピードでディフェンスを切り裂き、アシストを決める。そしてゴール下には長身のC2年王(188cm)が立ちはだかる。4年C鎌田(173cm)・F塚田(172cm)・PF金子(173cm)は得点力があり、外も中も破壊力抜群だ。それ以外のメンバーも実力を持ち合わせている。特に1年生PG前田(159cm)もバックアップながら、キレのある動きを披露していた。
一方、学芸の方は・・・小粒ながらまとまりのある良いチームだ。エースは3年陸田(173cm)。C登録ながら動きはまるでSF・SGのように速く強く、底知れぬポテンシャルを秘めている。好不調の波はあるが、彼女がのってしまったら止められないだろう。また3Pが得意な3年F清水、ゴール下でがんばる1年生C鈴木(180cm)、そして気の強さでチームを牽引するキャプテンの4年PG二宮(161cm)も忘れてはならないだろう。白鴎の前田と同様に、1年生PG矢後(165cm)は良い素質を持っている。
ただ、やはり白鴎大学はこの4チームの中で1歩抜け出している感は否めない。1部の7・8位はまだ決定していないが、玉川にとっても専修にとっても7位になることが大変重要になりそうだ。
posted by yanahi- |04:09 |
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