2008年02月12日

観客数はどのぐらい?(07愛知女子インカレ)

 かなり前の話になるのですが、昨年の11月20日~25日まで行われていた愛知女子インカレの話をしたいと思います。

 私は実際、会場に足を運びました。場所は愛知県千種区にある千種スポーツセンター。初日はあまりお客さんが入っていませんでしたが、準決勝・決勝はかなり多かったように感じました。実際、どのぐらいの観客数があったのか。それはインカレのHPにもどこにも公表されていませんでした。
 そこで、女子インカレを運営していた某バスケットボール連盟の方にメールで伺いました。

 20(火)→514名  21(水)→503名  22(木)→505名   ☆青⇒平日
23(金・祝)→789名  24(土)→680名  25(日)→892名   ☆赤⇒土日祝

これは実際にチケットを購入していただいたお客さんだけの数字です。これに関係者の数を加えてみましょう。
ただ関係者に関しては正確なデータがありませんので、おおまかな数字をプラスしてみます。インカレ出場チームが32チーム。トーナメントということを考慮すると、最初の2日間の場合、16チームが試合を行います。初日は開会式ということもあり、多少多いかもしれませんが。1チーム30人と考えてみます。
●20・21日→〔16チーム×30人〕+〔その他関係者は仮に120人としました〕=600人
●22日   →500人(平日なので、多少減ると推定)
●23~25日→700人(土日祝なので、多少増えると推定)

20(火)→1114名  21(水)→1103名  22(木)→1005名   ☆青⇒平日
23(金・祝)→1489名  24(土)→1380名  25(日)→1592名   ☆赤⇒土日祝

 千種スポーツセンターの収容人数は1136席(2階席。関係者の一部とマスコミ等は1階席(フロア)を使用)です。しかし、自由席なので、1つの席に必ず1人が座るとは限りません。荷物が置かれていたり、列の真ん中などはどうしても1~3席ぐらい空いてしまうという状況は致し方ないところ。そう考えると、実際、有効な席は1000席ぐらいでしょう。すると、全ての日が100%以上となります。

 実際、24日準決勝。2階席が飽和状態となり、急遽、1階席(フロア)にパイプ椅子で席を増設。「関係者はフロアで観戦してください」と連盟からアナウンスが流れました。ただ、対応は後手後手でした。そんなにたくさんのお客さんが入ると思わなかったのでしょうか。バスケットボールはそんなに魅力がないのでしょうか。ちょっと悲しくなりました。
 この増設により、フロアに400席ができました。つまり24日準決勝・25日決勝は1536席のキャパシティーとなるので、有効席数はおよそ1400席となります。それを考慮しても、決勝はキャパシティーオーバーです。




 会場周辺と愛知県今池駅の周辺で、あるアンケートを行いました。「今、千種区で、バスケットボールの大学NO.1を決める 女子のインカレが行われているのですが、知っていますか?」と。30人に聞いた結果、誰一人首を縦に振ってくれる方はいませんでした。名古屋シティーマラソンは知っていても、バスケットボールのインカレは全く愛知に浸透していませんでした。本当に残念です。(アンケートのサンプル抽出方法に関しては、ランダムです。多少問題あるかもしれません)
 地域開催をするのであれば、もっとその地域の方に情報を提供し、協力を呼びかけるべきだと思います。そしてこの大会を盛り上げることで、開催地の方々に、よりバスケットボールの魅力を伝えていく。そういったことが日本のバスケットボールをメジャーにするきっかけになるのだと思います。



 
 しかしながら、ほとんど宣伝がなくとも、これだけの人数を集めることができる。すなわち、バスケットボール=魅力があるスポーツになるのではないでしょうか。
 『学生スポーツは商売ではない!』。そんなご意見もあるかと思います。たしかに、多くの宣伝をして、観客数を増やし、入場料収入やグッズ売り上げを目的とする。それは学生スポーツとしてNGでしょう。
 ですが、盛り上げなければ、そのスポーツも発展しない。これは……大学NO.1を決める大会なのです。実際、生で試合を見た筆者の感想を言わせていただければ、優勝した大阪体育大学をはじめ、たくさんの素晴らしい試合がありました。感動は世の中の人々に伝えていくべきです。

 そう考えると、千種スポーツセンターという会場ではキャパシティー的に無理があったのではないでしょうか。「準決勝・決勝は入場制限をするかもしれませんので、お早めにお越しください」。そう、連盟の方には言われました。ですが、バスケを見たい方に、どうして見せてあげないのでしょうか。それはバスケットボールの発展を妨げている気がしました。

 ただ連盟の方を批判しているのではありません。今後の日本バスケットボールのために、連盟の方にはよりがんばっていただきたい。だから敢えて言わせていただきました。そして、バスケットボールの選手・関係者がみんなで力を合わせて盛り上げていく。みんなの気持ちが1つになれば、野球やサッカーと並ぶぐらいの人気あるスポーツになる。そう信じています。

 日本バスケットボールの素晴らしさを伝えていく。それが私の夢であり、使命だと思っています。


 

 
 


<取材協力>
●千種スポーツセンターの職員の方
●某バスケットボール連盟の方
<参考資料>
●千種スポーツセンターのHP⇒http://www.nespa.or.jp/shisetsu/chikusa_sc/index.html
●07インカレのパンフレット

posted by yanahi- |01:07 | やなひ~思い出日記 | コメント(2) | トラックバック(0)
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観客数はどのぐらい?(07愛知女子インカレ)

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投稿の際、ジャンル選択、この場合 バスケット?、スポーツビジネス?を忘れてませんか? 忘れると、ブログ全体のジャンル別一覧や、スポーツナビ本体の関連ページに更新が表示されず、勿体無いですよ

posted by ジャンル選択をお薦めします | 2008-02-14 13:33

観客数はどのぐらい?(07愛知女子インカレ)

コメント投稿者ID :

熱い意見はわかりますが、もう少し名古屋の体育館事情を調査していただきたいと思います。

名古屋市内の体育館といえば、
・日本ガイシホール(旧名:名古屋市レインボーホール・南区)
・愛知県体育館(中区)
・名古屋市千種スポーツセンター(千種区)
・名古屋市東スポーツセンター(東区)
・名古屋市中村スポーツセンター(中村区)
・名古屋市枇杷島スポーツセンター(西区)
などがありますが、収容人員でいいますと、ガイシ(1万人)と県体(7千人)以外は千種SCと大差ないです。
ただ、アマチュアの場合での1日アリーナ使用料が、ガイシホールは「40~50万円程度」、県体は「10万~13万前後」で、千種SCや東SCなどの「4万円程度」と大差があります。
これでは、営利目的でないアマチュアの大会で、「ガイシ」や「県体」を使うことなどできないと思います。
事実、ガイシでは「バレーボール女子の、TV中継のある国際大会」ぐらいしか行われてないですね。バスケではガイシで試合をした記憶がありません。(だからこそネーミングライツで「日本ガイシ」に名前を売ったのでしょうけど。)

結局は、「その大会の身の丈にあった競技場しか使用できない」ということだと思います。なので、宣伝したくても「宣伝できない」のが本音でしょう。
以前のように、インカレにもスポンサーが付いて、TV中継とかしてくれたら、ガイシは無理でも県体とか使えるんでしょうけど。
(ただし、県体は設備が古くてうんざりです。2009年2月時点で、未だに電光掲示板に0.1秒表示ができないです。)

でも、他の地区(東京圏除く)でやったのなら、関係者以外の観客はこの半分じゃないでしょうか?。名古屋というバスケが盛んな街だからこそ、指導者を通じて口コミで大会が知れ渡り、観客が集まったのではないかと思います。
千種SCの前には、名古屋の大観光地「東山動植物園」があり、千種SC近辺にいる人の9割以上は「動植物園に遊びに来た人」でしょうし、今池は「名古屋シティーマラソンのコース上」なので、ほぼ「マラソンを見に来た人」か、時間帯によっては「繁華街に飲みに来た人」か「予備校の学生」でしょうね。

でも、まだ女子バスケ全体で言えば、WJBLならBSで中継してもらえるだけマシとも言えます。
他の球技で、五輪以外では中継すらしてもらえない球技も多いですから。
(マジな話、宣伝上手&集金上手なバレーボール協会が羨ましいと思います。)

posted by メルベイユ | 2009-02-15 02:43

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