2007年10月29日

今日の涙を、明日の勝利に!

 関東女子学生バスケットボールリーグもついに入れ替え戦の時期をむかえた。
今回は1・2部入れ替え戦、玉川(1部8位)×白鴎(2部1位)の試合に注目してみた。
(2007年10月28日(日)帝京大学 八王子キャンパス)

 
 会場は異様な雰囲気に包まれていた。リーグ戦も盛り上がっていたが、それとは異なる重い空気。勝てば天国、負ければ地獄。まさに勝負の世界である。さて両チームの試合前は……

 玉川は円陣を組み、全員で大きな声をだし、心を1つにしていた。何と言っていたかはよく聞き取れなかったが、「絶対、負けなーい!!」と気合を入れているようだった。アップも常に相手より声をだし、そのパワーはビリビリと会場内に伝わってきた。
 対する白鴎は、淡々と静かにアップしていた。だが、そこには王者の貫禄とでもいうような、自信に満ち溢れていた。データ的にも白鴎が有利だった。さらに今年の春の選手権でこの両チームは対戦し、玉川69-71白鴎と2点差で白鴎が勝利していたのだ。それも自信につながっていたのかもしれない。


入れ替え戦
 前半は互角だった。身長差は明らかに白鴎が有利だったが、玉川は全員でリバウンド・ルーズボールに跳び込み、序盤は制空権を奪った。だが白鴎も持ち前の得点力で喰らいつく。特に4年F塚田(172cm)の1ON1と、途中出場の3年SG石島(160cm)の3P が光った。結局29-32と白鴎の3点リードで折り返す。  玉川は得意の3Pが前半、1/16本。もう少し入っていれば、2桁リードも可能だったはず。これが後半に影響しなければいいが……。
一生懸命応援する玉川応援団
 その心配をよそに、3Qは玉川が爆発する。4年G/F中山(165cm)がローポストにジャンパーにリバウンドに大活躍。玉川応援団も『ノッテケ節(**)』を歌い始め、ノリノリ。43-34とこの試合、最大9点差をつける。だが石島の3Pから白鴎の流れになり始める。その勢いを止められず、49-52とまた白鴎の3点差。
必死に指示を送る玉川 野寺監督
 最終Qは序盤、1年生F菅沼(166cm)のリバウンドから玉川が流れをつかむ。菅沼は勝負強さを見せ、リバウンドショットや3Pなど、一時は60-60の同点まで追いつく。だが最後は白鴎が底力を見せ、67-69で入れ替え戦は幕を閉じた。  玉川の野寺監督も必死に指示を送ったが、残念ながら、玉川大学は2部降格となってしまった。試合後、「敗因は?」との質問に、「3Pがこなかったこと」と監督は語った。
試合後の玉川大学 
 選手は落胆を表情を隠し切れず、その目にはくやし涙があふれていた。「白鴎も1年間、苦しんできたんだから」「勝負の世界だから仕方がない」と野寺監督は冷静に語った。だが最後に「これでおしまいじゃない。これも良い(人生)経験だ」と希望を残してくれた。  まさにその通りだ。2部に落ちたからといって、それでおしまいなわけではないし、今までがんばってきたことが全て否定されるわけでもない。玉川のバスケットボールが素晴らしいことは事実だ。それは玉川大学バスケ部を応援する人々がいることがその証明である。  サッカーの浦和レッズも降格を経験し、そこから這い上がって、現在の強さがある。現実を受け止め、今日の悔しさをバネに、それを明日の勝利へとつなげてほしい。 **『ノッテケ節』とは?→名前は筆者が勝手につけさせていただきました。どういうものかは9月24日のこのブログ「がんばれ!玉川大学!!」をご参照ください。 <お願い> ここに掲載している写真・その他の無断、転用・複写は堅くお断りさせていただきます。 <参考資料> ●玉川大学バスケ部HP→http://basketball.tamagawa.ac.jp/women-top/index.htm


posted by yanahi- |01:35 | 大学女子バスケ | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
今日の涙を、明日の勝利に!

いつも玉川の記事を書いてくださり有難うございます。
リーグ、入れ替え戦は悔しい結果となってしまったのですが、インカレに向けて頑張ります。

posted by | 2007-11-07 19:17

☆さんへ

 インカレがんばってくださいね。愛知に玉川旋風が吹き荒れることを期待しています。応援&取材も行かせていただきます!!よろしくお願いいたします。

posted by yanahi-(著者) | 2007-11-08 01:08

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