2007年10月18日

ヒーローインタビューの相違!

 2007年10月17日(水)AFCアフリカネーションズカップで、アフリカ王者エジプトと我らが日本代表の戦いが行われたのはご存知だろう。結果は録画などしている方の為に割愛させていただくが、試合後のインタビューで日本代表オシム監督・選手の表情に違和感を感じた。




 これまでなんとなくではあるが、常に疑問に感じていた。「サッカーのインタビューはなぜあんなに暗いのだろう」と。プロ野球を見ていると、試合後のヒーローインタビューではファンを喜ばせるパフォーマンスが目立つ。さらにインタビュアーもそういったインタビューを引き出そうとする。勝利時は『やりましたー!』と満面の笑みを浮かべながら、観客にアピールするシーンがほとんどである。

 たしかに天狗になることは良くない。有頂天になることは今後の成長も止めてしまうからだ。謙虚という意味合いからすると、笑顔がほとんどないのは次(目標)を考えているということで貪欲なのかもしれない。だが謙虚でも、勝ったあとは多少笑顔でのパフォーマンスがあってもいいのではないだろうか。『やったぞー!』と言ったあとに『ただ○○が悪かった。ここは改善余地がある』と言えば、メディアもそこまでたたかないのではないか。



 他のスポーツではどうだろう。日本のプロレスはもともとパフォーマンスが重要視されているスポーツなので、ヒーローインタビューも異色である。相手を挑発したり、次の対戦相手を指名したりする。ゴルフでは宮里藍などを除き、明るいコメントが多い印象がある。大相撲はしきたりなどあるので、勝利しても常に謙虚な発言だ。バレーボール(日本代表)はフジテレビ:ジャンクスポーツとコラボしていることもあるのか、明るい印象がある。




 イチローや柔道の谷亮子。天才と称されるこの2人。他の選手とは異なる雰囲気を持っている。それは“有言実行”する人間だということだ。(ただあくまで他の選手が全く有言実行してないというわけではない。)
 谷は常にインタビューで目標を宣言してしまう。『田村で金、谷で金、ママになっても金』という名言は記憶に新しいのではないだろうか。自分にプレッシャーをかけ、それを実行するためにどんな努力もいとわない。
 イチローは・・・メジャーで年間200本安打など、常に目標を意識するイチロー。彼が高校3年のとき、こんなエピソードがある。最後の夏、プロのスカウトたちを意識していたので、県予選からその準決勝までの目標打率はなんと10割だったそうだ。結果、10割とまではいかなかったが、25打数18安打7割2分という驚異的な打率を記録していたという。

 
 サッカーの選手や監督はたたかれたくないという潜在的意識があるのだろうか。たしかに亀田親子事件を考えれば、あまりに強く発言すると負けたときにしっぺ返しを食らうことは周知のとおりである。だが、谷やイチローのような強気の発言をするものがもっと登場してもいいのではないか。
 だが近年の日本人の生活環境は変化してきている。例えば、電車の中で、高校生が地べたに座っていても注意しない・できない。これは文句を言われるのが怖いのか、めんどくさいだけなのか、自分が正しいと思えないのか・・・いろいろな考え方があるだろう。他人に自分の意見を言うことが苦手な日本人が、さらに何も言えなくなってきている。
 ただファンあってのプロスポーツ。パフォーマンス人か、それとも無言の侍か。「これが正解だ!」と一概には断言できない問題ではあるが・・・。


<参考資料>
●イチローに学ぶ「天才」と言われる人間の共通点
(児玉光雄)(KAWADE夢文庫)

posted by yanahi- |00:18 | サッカー日本代表 | コメント(9) | トラックバック(2)
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Re:ヒーローインタビューの相違!

言われているサッカーのヒーローインタビューは会場には音声が流れていないので(私が見に行った試合ではですが)そのような印象をもたれるのではないでしょうか。もちろんチームによってホームチームが勝った場合にサポーターの前でメガホン持って色々しているところもあるようです。ですが代表の試合ではそのようなことはしていません。何故かは知りませんが。思うにあれは生中継のTV用にいち早くコメントを取っているのではないでしょうか。ご存知とは思いますが、試合の直後でなくとも着替えた後に各選手のコメントは取っていますし、監督には記者会見の場もあります。そしてプロ野球でもヒーローインタビュー以外でもちゃんとインタビューしてコメントをとっています。簡単に言うならばサッカーのインタビューは記者へのコメントであって観客に向けたものではないのでは?あなたの言うヒーローインタビューに非ずと言った所でしょうか。別段それがプロ意識の欠如とは思いません。

ですが言われているようなインタビューがサッカーでもあっても良いのではとは思います。

posted by 京 | 2007-10-18 02:37

Re:ヒーローインタビューの相違!

ども!
はじめまして!

試合後のインタビューで日本代表オシム監督・選手の表情に違和感を感じる・・・と、言うことですが、私はそうは思いません。

そもそも、インタビューは意見が聞きたいわけで、バカ騒ぎが聞きたいわけではないと思うのです。
野球などは、点が入ったとき観客にアピールって
難しいと思いますが(ガッツポーズぐらい?)
サッカーの場合、点が入ったら大騒ぎしますし、
選手もサポーターに向けてアピールします。
そこがバカ騒ぎポイントだと思うのです。

終わった後に、「最高です!」とか、
「元気ですかー!」とかインタビューで
聞きたいと思いませんし、そうゆう臨場感を
楽しみたいなら競技場に行くべきです。
イヤでも盛り上がってます。
見知らぬサポーターとハイタッチです!(笑)

まぁ何が言いたいかというと、私はインタビュー
などで行われるパフォーマンスはいらないと
思うのです。(もちろん必要な競技もあります※プロレスなど)

代表監督が暗いのはオシムだからで、Jの監督は
笑顔で話す監督もいれば真面目にコメントする
監督もいます。ラ●ス監督のようにキレてる監督もいます。
滑稽ですけど・・・。

サッカーの場合、パフォーマンスはピッチ上と
点が入ったときのパフォーマンスで十分と感じるのです。
ゴン(中山)のように、試合が終わって
勝利の歌声をいつまでもあげているゴール裏の
サポーターにわざわざロッカールームから
でてきて、一緒にコールしたり踊ってくれる
選手もまれにいますが、試合後のインタビュー
までバカ騒ぎはしません。
もちろんW杯出場決定とかのときはいつまでも
バカ騒ぎしても不思議ではないと思うのですが、
それは、4年に一回あるかないかのことで・・・。
毎日のようにやる野球などと一緒にされても
選手もサポーターも・・????という感じになると思うんですよね。



まとまらなく長くなりましたが、ファンあっての
プロスポーツ=インタビューでもっと感情を!
は、あまりに安直だと思うわけです。

長文・乱文失礼しました。

posted by 珈琲屋 | 2007-10-18 02:45

Re:ヒーローインタビューの相違!

万博では試合終了後、サポが持ってる拡声器を選手が使って、ゴール裏サポーター向けての自主的ヒーローインタビューやってますよ。

posted by SB | 2007-10-18 03:20

Re:ヒーローインタビューの相違!

疲労がピークなんですよ。単純に・・・。
野球のように「肥満児」でもできる運動量ではないですから・・・。
ボクシングでもフルラウンド戦った直後のインタビューは息絶え絶えでしょ・・・。

また、ゲーム自体が「個人の集約」の野球と組織の中の個人が主役のフットボールでは「インタビュー」自体の内容が大きく変わると思います。
インタビュアーの質が大きく影響するため、「馬鹿な質問」や「的外れな質問」が多すぎるのも、選手があまり答える気にならない要因なのかもしれませんね。

posted by asotachan | 2007-10-18 03:25

Re:ヒーローインタビューの相違!

なるほど、面白い議論ですね。「スポーツニュースは怖い」の中でも、インタビューの「お約束」について書かれてました。
私の記憶では、プロ野球でも、ビジターチームが勝った場合のヒーローインタビュを見る事がありますが、割りと淡々とやってます。
なので、要は、場内に流すか、TV用かの違いですね。

となると、どうして、プロ野球は場内に流すのが普通で、サッカー代表戦は流さない=TV用が普通なのか?ですね。

posted by 面白い議論ですね | 2007-10-18 03:51

Re:ヒーローインタビューの相違!

中山のヒーローインタビューが一番面白い(もちろん明るいからとかいう意味ではなくて)

posted by 橋本 | 2007-10-18 04:10

Re:ヒーローインタビューの相違!

プロ野球は、国内向けだけの試合。しかも、試合数はサッカーに比べてずっと多い。
サッカー代表戦は、海外チーム相手の国際戦。今年は13試合だった。
お祭り気分よりも、真剣勝負の意識の方が強いと思う。国を背負ってるわけだから。
そこで勝ったからと浮かれていたら、代表に選ばれなくなってしまうかも……。

posted by いさやま | 2007-10-18 11:06

Re:ヒーローインタビューの相違!

アホ!
野球とサッカーを一緒にすんな!
しかも、代表戦と比べるな!
まったくの愚問!
背負ってるもんがちゃうねん!

posted by baka | 2007-10-18 13:52

ヒーローインタビューの相違!

スポーツはどの競技も凄いよ、比べるなんて意味ないよ。・・・サッカー、野球より結果求められるのは柔道。金メダル以外は2位も最下位も同じこと。銀メダルおめでとうじゃないし。

posted by あい | 2007-12-11 15:13

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