2007年12月08日

Social Blind

クラブワールドカップ開幕しましたね。 
ま、色々とマーケティング的な要素がチラチラ目に付く 
お粗末な大会ではありますが、僕の楽しみ毎年のオセアニア代表です。 

昨日ワイ・タケレの試合見た人いますか? 
あれは日本でいうとJFLくらいに当たるのかな?? 
準プロ集団だから(セミプロ集団じゃないよ。プロとアマが混在という意) 

いやー素晴らしかったね。羨ましく思いますワイタケレ。 
だって、週末にゲームがある生活ってうらやましくないですか! 
仕事とは一切関係ないことに注げるあの情熱っていいなーと思う。 
しかもそれで、代表として日本にこれちゃう。 

サッカー漬けよりも、豊かな生活だよね。うん。 

それに週3日しか練習できないって言うけれど、別に練習量=強さじゃないからね。 
むしろ、あれだけやり合えば実力的にも申し分ないでしょ。 
JFLはあれに勝てない気がするよ。うん。天晴れだ!! 
ま、「三日しか」なのか「三日も」なのかは、 
スポーツ=猛練習で習ってきた僕らには正直理解しがたいよね。 


さてさてサッカー協会はオセアニアのチームが他に比べて劣ることを理由に 
開催国枠をねじ込んだわけですが、世界には6つのサッカー連盟があって、 
それの代表が集う大会っていう前提がクラブW杯にはある。 

この前提は6大学野球などのリーグにはない仕組みで、 
日本の天皇杯にしても、このW杯にしても、このような選手権が 
優れている点は全てのチームに優勝への門戸が開かれている実力主義という点だ。 

一方で、それをお金で買えてしまう現状が問題になるのは、「誇り」という一点に尽きる。 

2002年日韓W杯の開催が決まった時に日本サッカー協会が一番危惧したのは、 
W杯の開催国枠を金で買った、と他国に侮辱されることだった。 
だから、何としてでも1998年に出なければならなかったわけだ。 

そういう意味で日本サッカー協会がビジネスの為に 
オセアニアを排除しようとする行為は公然と非難されるべき事項である。 

スポーツビジネスの最先端と言われるサッカー協会ではあるが、 
最近の不祥事を見るとまったくもってフェアではなく、 
ただ、自身の利益を最大化しようとしている金儲け主義であるといわざるを得ない。 
あ、だから百年構想で利益を再分配しようとしているのか。 
つまり、百年構想は理想や理念ではなく、必然の戦略なのか。納得。 


もう一つ気になるのは、大会の公式カラーとなっているレインボーだ。 
大会関連のTVに出ている多くの出演者が見にまとっている虹色のマフラー。 

日本ではファッションの一つなのかもしれないが、 
世界的にはレインボーは多様性の象徴であり、 
性の多様性(ゲイ・レズ・バイセクシャルといわれるもの)なんかを表す色である。 

実は日本はシドニー五輪でも開会式のときにレインボーの衣装を着て、 
他国から嘲笑された経緯があるはずなのだけれど。 

これがいわゆる社会化の弊害である。 
社会化とは一つの組織で生活しやすいように、 
その組織における慣習や風土に個人が馴染んでいく過程のことをいう。 
しかし、一つの組織における常識は、社会の常識ではない為、 
しばしば社会的盲目になり、組織的な不祥事を起こす可能性がある。 

赤福にしても、エンロンにしても、体育会の不祥事にしても、 
その閉鎖性から問題の原因となっているものではなかったか。 

でも、「風通しを良くする」などという言葉が不適切なほど、 
世の中は情報的にも、地理的にもグローバル社会である。 


やはり、組織というハコは力強く、かつ非常に危険でもある。 
だから、コンサルティングという第3の目が必要なのではなかろうか。

                    12月8日    篠 雄也

posted by yamagiwaboy1012 |17:01 | 雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)
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