2007年09月30日

関東フットサルリーグ2部 9日目

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関東フットサルリーグ2部9日目が29日、茨城県の取手グリーンスポーツで行われました。

試合結果は以下の通り


第一試合
SELECTIVO de OHRA 7(3-0)2 武田消毒FINAL LEGEND
得点経過:4分14高岡、5分5岩尾、9分 2熊倉、28分12梅澤 、30分5岩尾 、34分5岩尾 、35分3加藤 、36分9加賀美 、37分2熊倉  
警告:6鈴木


第二試合
ZOTT 3(1-3)9 CAFURINGA東久留米
得点経過:1分14橋田、3分9小笹、10分19垣本、17分14橋田、22分2松田、22分9小笹、30分17原、31分14橋田、36分17原(2PK)、37分19垣本、38分17原、39分19垣本(2PK) 
警告:6伊藤吉富9小笹16清野 
退場:16清野 


第三試合
CRAQUES 6(2-0)5 ミリオネア横浜
得点経過:12分13前田、16分7篠崎、21分3風間、23分7篠崎、23分13前田、25分15板倉、33分15板倉、34分21栗栖、36分7栢、37分オウンゴール
警告:16金子


第四試合
SALVATOLE SOLA 2(1-3)5 Snr EAGLES千葉
得点経過:1分5渡辺、2分%color(sky ){6石橋}、11分11高嶋、26分4佐藤、27分8松本、38分3佐野、39分3三枝
警告:4勝山 


第五試合
N.U.FantarsSALL-TRAP 3(1-0)1 みつわ台FC千葉
得点経過:11分7中野、21分7中野、23分5小出、39分7奈良崎
警告:


順位		      勝ち点  試合数     総得点      得失点差
1位  CAFURINGA		 24	8	45	31
2位  Snr EAGLES		22	8	26	 17
3位  ZOTT		 19	8	 40 	 15
4位  高西FutsalClube		 15	7	40	29
5位  CRAQUES		 12	8	 25	 -2
5位  N.U.Fantars		 10	7	23	-6 
7位  ミリオネア横浜		 9	7	24	2
8位  OHRA		 8	8   	 21	-1
9位  みつわ台FC		 4	8	 16	-16
10位 SOLA		 4	7	 15	-17
11位 三榮不動産FC		 3	7	 14	-23
12位 武田消毒		 1	7	 13	-29

得点ランキング
1位 15得点 原(CAFURINGA 東久留米)
 
2位 10得点 荻原、平島(ともに高西FutsalClube)
  
4位 9得点 篠崎(CRAQUES)、板倉(ミリオネア横浜)
 
8位 7得点 荒木(ZOTT)、松田(ZOTT)、中沢、橋田(ともにCAFURINGA 東久留米)、中野(N.U.Fantars)、前田(CRAQUES)、
  

《総評》無敗伝説なるか
カフリンガがZOTTを破った9日目、天王山を勝ち、混戦を一歩リードした。
ほぼカフリンガンの2位以内が確定したと言っても過言ではない。
では、それに続くのはどこであろうか。セニョールか、ZOTTか、それらと直接対決する高西か。まだまだ先アツい戦いは続く。

次節は、10月7日(日)に埼玉県の狭山市市民体育館で行われます。

11:00  N.U.FantarsSALL-TRAP - ZOTT
12:40  武田消毒FINAL LEGEND - SALVATORE SOLA
14:20  高西FutsalClube - Snr EAGLES 千葉
16:00  SELECTIVO de OHRA - CAFURINGA 東久留米
17:40  三榮不動産FC宇都宮 - ミリオネア横浜  

【ミドコロ】残すところ4節!!
セニョールが高西と対決すツ10日目、ZOTTはのぼり調子のファンターズと戦う。
12月までの選手権の中断期間を前にどのように試合を終えるのか。
波乱だって、ある。まだまだ目が離せない。 

参照:関東リーグ公式HP
   
取材・編集 篠雄也
*写真などは順次更新していきます。


posted by yamagiwaboy1012 |17:30 | 試合レポート | コメント(0) | トラックバック(1)
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2007年09月30日

関東フットサルリーグ2部 8日目

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関東フットサルリーグ2部8日目が22日、東京都の府中総合体育館で行われました。

試合結果は以下の通り

  • 写真はこの日ホームゲームということで、集まったZOTTの“小さな”応援団。

第一試合
SALVATORE SOLA 2(2-1)2 SELECTIVO de OHRA
得点経過:4分4勝山、15分3佐野、18分11関口、30分11関口 
警告:11関口


第二試合
ZOTT 4(2-1)3 みつわ台FC千葉
得点経過:2分6伊藤、3分6伊藤、5分24戸田、27分21岡田、28分12鵜飼、29分24戸田、37分2松田 
警告:14吉富16清野 


第三試合
CAFURINGA 東久留米 5(2-1)3 N.U.FantarsSALL-TRAP
得点経過:7分17原、15分16井上、18分12小出、26分9飯田、29分6下平、31分2小宮山、35分19垣本、38分17原 
警告:20中畑


第四試合
高西FutsalClube 8(3-0)0 三榮不動産FC宇都宮
得点経過:10分14平島、12分13荻原、19分13荻原、22分20中村、23分14 平島、25分8吉田、26分9丸山、36分14平島 
警告:20星7安田5桑久保 


第五試合
Snr EAGLES 千葉 3(1-0)1 CRAQUES 
得点経過:8分10八尋、26分10八尋、31分5渡辺、32分13前田
警告:9風間、15西岡


順位		      勝ち点  試合数     総得点      得失点差
1位  CAFURINGA		 21	7	36	25
2位  ZOTT		 19	7	 37 	 21
3位  Snr EAGLES		19	7	21	 14
4位  高西FutsalClube		 15	7	40	29
5位  ミリオネア横浜		 9	6	19	 3
5位  CRAQUES		 9	7	 19	 -3
7位  N.U.Fantars		 7	6	20	-8 
8位  OHRA		 5	7   	 14	-6
9位  SOLA		 4	6	 13	-14
10位 みつわ台FC		 4	7	 15	-14
11位 三榮不動産FC		 3	6	 14	-23
12位 武田消毒		 1	6	 11	-24

得点ランキング
1位 12得点 原(CAFURINGA 東久留米)
 
2位 10得点 荻原、平島(ともに高西FutsalClube)
  
4位 7得点 篠崎(CRAQUES)、荒木(ZOTT)、板倉(ミリオネア横浜)
 
8位 6得点 松田(ZOTT)、中沢(CAFURINGA 東久留米)
  

《総評》気持ちを見せろ!!
開幕から続く無敗を上位陣が守った今節、しかしながら前節のカフリンガ戦や、
今節のZOTT戦を考えても、上位グループはけっして揺るがないわけではない。
崩せない壁ではないということをどのチームも感じたのではないだろうか。
そこへ迫るためのものはなんだろうか。きっと、それは気持ちなのだろう。
まだまだわからない。関東2部はまだまだ続く。

次節は、9月29日(土)に茨城県の取手グリーンで行われます。
11:00  SELECTIVO de OHRA - 武田消毒FINAL LEGEND
12:40  CAFURINGA 東久留米 - ZOTT
14:20  CRAQUES - ミリオネア横浜
16:00  SALVATORE SOLA - Snr EAGLES 千葉
17:40  N.U.FantarsSALL-TRAP - みつわ台FC千葉 

【ミドコロ】ついに始まる首位攻防戦。
一方は東京ダービーと呼び、他方は天王山と言った。
勝つのはZOTTかカフリンガか。
また、第3試合、第5試合などもまだまだ目が離せないはずである。 

参照:関東リーグ公式HP
   
取材・編集 篠雄也
*写真などは順次更新していきます。


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2007年09月17日

関東フットサルリーグ2部 7日目

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関東フットサルリーグ2部7日目が16日、群馬県の渋川総合体育館で行われた。
試合結果は次の通り。

第一試合
CRAQUES 6(0-2)4 みつわ台FC千葉
得点経過:1分18植田、15分18植田、29分13前田、32分13前田、32分8吉川、33分8豊田、35分18植田(2PK)、36分7篠崎、36分7篠崎、36分13前田
警告:21岡本、14加本

第一試合、クラッキス7篠崎は怪我をしている(クラッキスHPより)。
多分、左足の付け根か股関節だろう、試合中にも気にするう様子が伺えた。
また、左足のシュートはいまいち振り抜けてもいなかった。
もちろん、それは一つの要因にすぎないが、
攻めども背めども、ゴールにつながらない。
一方、みつわ台はカウンター狙いのサッカースタイルで相手を崩しにかかる。
1松谷がキャッチすると、凄いスピードでコーナー目掛けてロングスローをする、
8豊田や24戸田が走り、絶妙なポストプレーから得点を重ねた前半。
だが、後半に入り、待望の得点が入ると、1-2から2-2。
3-2と返す、その後みつわ台もFKと第2PKを決め、3-4とするも、
36分、集中力が欠けたのか、立て続けにゴールを決められ、試合終了。
シーソーゲームを制したのはクラッキスだった。


第二試合
三榮不動産FC宇都宮 2(1-4)8 ZOTT
得点経過:4分5桑久保、7分5丸山、8分17中野、12分2松田、14分10小林、30分10小林、33分4荒木、35分7土屋、37分9池田
警告:5桑久保、13垂脇4荒木
 
前半、1分も経たないうちに、パスミスから失点を許したZOTTであったが、
逆に点を取ることに集中したのだろう。
バスケットでの言葉を借りれば、ラン&ガンとでも言えばよいのだろうか。
1点取られても3点返すようなフットサルをZOTTはする。
誰もがパスを回し、ドリブルをし、シュートを打つ。
その攻撃力をいかんなく発揮し、前節に次ぐハイスコアで、勝利を挙げた。


第三試合
SELECTIVO de OHRA 2(0-1)5 Snr EAGLES 千葉
得点経過:12分18相羽、22分9風間、30分5岩尾、33分11高嶋、34分18相羽、35分1境野、36分2熊倉
警告:17小林

前半、いつも通り堅い試合運びをするセニョール。
後半残り7分、3-1となったところで、オーラは2熊倉のパワープレーに出る。
しかし、ゴレイロの交代が滞り、その隙をつかれもったいない失点で4-1となり、
その後何とかその熊倉が一点を返すも、再びロングシュートを決められ、
最終的には5-2と試合を終えた。


第四試合
CAFURINGA 東久留米 3(0-2)2 ミリオネア横浜 
得点経過:19分20小崎、20分15板倉(2PK)、26分6景山、38分4中沢、39分14橋田(2PK) 
警告:20中畑
退場:7山本(警告2つ)*次節出場停止

この日、一番盛り上がった試合。
スタンドにはミリオネアの応援団が太鼓を叩きながら陣取っていた。
一方で今日はエースの19垣本の姿が見えない。これが後々響いてくる。
前半、カフリンガの猛攻もどこか迫力がない。
2兎を追うもの1兎をもえずということなのだろう。
カフリンガと勝負する為には1stセットの攻撃力をいかに封じるかが鍵である。
だが、1stセットの19垣本・17原という二つの得点源が両方抑えるのは難しい。
ただ、この日飛車落ちのカフリンガは残る一枚を抑えればよかった。
前半、ミリオネアはその攻撃に耐えた。
そして、前半残り約2分というところでカフリンガ7山本が、
相手ゴール前でセンタリングを手で押し込み、この日2枚目の警告を受け、退場。
マンダウンの相手に対し、ミリオネアはミドルシュートを決め先制すると、
すでに5Fであったカフリンガがキーパーチャージで第2PKを与え、決められる。
カフリンガは関東2部で初めて先制・そのリードを許したまま後半を迎えた。
一人欠きでセットが崩れたカフリンガは2ndセットの2小宮山を両面で使い、総力戦に出た。
これは下手をすると、普段の1st以上の破壊力があった。
それでもジリジリと守るミリオネアだったが、
後半24分に6景山が一点返すと、ラスト2分。
4中沢、そして第2PKを14橋田が落ち着いてゴール隅に流し込み、同点、
そして逆転と試合を地力でひっくり返した。
カフリンガの負けが一瞬でも頭をよぎっただけに、その強さが脳裏に焼きいた。


第五試合  
武田消毒FINAL LEGEND2(2-3)8 高西FutsalClube 
得点経過:7分20中村、13分13荻原、15分7中澤、17分4深沢、17分7安田、23分13荻原、25分7安田、31分5新井、37分9丸山、39分7安田 
警告:13中嶋 
*時間の都合上、試合を見ていない為、記事はありません。すみません。


順位		      勝ち点  試合数     総得点      得失点差
1位  CAFURINGA		 18	6	31	23
2位  ZOTT		 16	6	 33 	 20
3位  Snr EAGLES		16	6	18	 12
4位  高西FutsalClube		 12	6	28	17
5位  CRAQUES		 9	6	 18	 3
5位  ミリオネア横浜		 9	6	19	 3
7位  N.U.Fantars		 7	5	17	-6 
8位  OHRA		 4	6   	 12	-6
9位  みつわ台FC		 4	6	 12	-13
10位 SOLA		 3	5	 11	-14
11位 三榮不動産FC		 3	6	 14	-15
12位 武田消毒		 1	6	 11	-24

《総評》『明日は我が身!!』
1位をひた走るカフリンガがまさかの敗戦か?とも思われた7日目。
相変わらず、上位陣の無敗は続く。
が、今回のミリオネア戦のように、退場者により流れが変わるということは、
どのチームにも起こりかねない。
明日はわが身だ。それをしっかりと心しておかなければならないだろう。
また、審判が試合を作ってしまっているという批判があるが、それも一理ある。
ただ、前節、地元で気持ちを出して”戦っていた”三榮不動産は、
後半になりファールをアピールすることが多くなった途端にどこかで心に隙が出来た。
それは今回のミリオネアとカフリンガにおいても同様である。
不思議なもので、ファールは欲しい時には、もらえず。
ふとした時に転がってくるものである。
神に頼む前にすることがあるということであろう。

次節は、東京都の府中総合体育館で、
Fリーグの開幕前日に当たる9月22日に開催されます。試合予定はこちら。

11:00 SALVATORE SOLA - SELECTIVO de OHRA
12:40 ZOTT - みつわ台FC千葉
14:20 CAFURINGA 東久留米 - N.U.FantarsSALL-TRAP
16:00 高西FutsalClube - 三榮不動産FC宇都宮
17:40 Snr EAGLES 千葉 - CRAQUES 


【ミドコロ】
東京都リーグ出身のZOTTカフリンガが動員をかけている9日目、
府中の森がFリーグ開幕を翌日に控え、一足先にフットサルに染まる一日。
ZOTTはホーム扱いということで、イベントを行うようです。
また、セニョールとクラッキスという2週連続での千葉対決も見逃せない!

参照:関東リーグ公式HP
   関西トップリーグHP

取材・編集 篠雄也
*写真などは順次更新していきます。



posted by yamagiwaboy1012 |12:07 | 試合レポート | コメント(1) | トラックバック(0)
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2007年09月10日

「野球雲の見える日」

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アメリカには「野球雲」なるものがある。英語で言うとBASEBALL CLOUDであろうか。
ごくまれにボールパーク上空に現われる雲だ。BASEBALL CUMULUSと呼ぶ地方もある。
形が積雲(cumulus)に似ているからだそうだ。
近年、出現例が少ないのはナイトゲームが増えたことと関係あり、 
B.B.C(BASEBALL CLOUD)が現われると、ゲームは風雲急を告げるとされている。
こんなことわざもある。"Every B.B.C has a silver lining"
どんな野球雲もその裏側は日の光を受けて銀色に輝いている。
つまり、ゲームの哀しい結末の裏側にも喜びがあるという意味だ。 
                      (「野球雲の見える日」山際淳司より)


 「甲子園名物、カチワリはいかがですか。」そんな声に誘われて下の方に目をやると、
その風貌から高校球児と思しき丸坊主で真っ黒に日に焼けた少年が
保冷パックのような銀色のショルダーを重そうに持ちながら、
人の波を掻き分けつつ、カチワリを売っている。
時折歓声が沸くと後ろを振り返っている。やはり球児なのだろう。
甲子園名物カチワリとは、小さなビニール袋に入った氷の塊にストローがついた商品である。
それで日差しを浴びた肌を冷やすでもいいし、解けたら解けたで飲めばいい。
はじめての夏の甲子園ということもあり、ついつい手が伸びてしまった。
そんな矢先のこと。「凍った水はいかがすか。」
これまた重そうに段ボール箱を肩に乗せながら階段を降りてくる。
髪を茶色に染め、非対称なヘアースタイルをした”今風”の彼は
凍ったクリスタルカイザーの500mmペットボトルを売っている。
クリスタルカイザーに比べれば、カチワリの容積は2分の1ほどしかないが、
値段は変わらない。これも伝統のなせる力かな。
しかしながら、野球少年がカチワリで、今風の青年がクリスタルカイザーというのは、面白い。
もっとも同じ値段なら、いうまでもなく飛ぶように売れていたのは後者であり、
試合が中盤に差し掛かると、野球少年もクリスタルカイザーを担いでいた。
まあ、それもいいだろう。そんな風にしてその日の試合は始まった。

 8月22日。僕は甲子園球場にいた。対戦カードは広陵(広島) 対 佐賀北、夏の決勝戦である。
七回の裏、もう試合は終盤に差し掛かっており、
僕の目の前に座っていた老人はそうそうに球場を後にした。
回りを見渡すと同じように帰路につくものがちらほらといる。
リードしているのは広陵。4-0である。
だが、8回裏、その日1安打に抑えていた広陵のピッター野村を佐賀北が捕まえる。
その日2つ目のヒットを刻んだのは、8番打者でピッチャーの久保である。
そして、甲子園初ヒットという思い出にオマケがついた。代打の新川が続く。
一死、1,2塁から先頭バッターでファーストの辻は四球。続く、井出は押し出し。
3番サードの副島は、真ん中高めに、少し浮いてしまったスライダーをレフトスタンドへと運んだ。
4-5。最終回、広陵の攻撃もむなしく、
佐賀県立佐賀北高校の大逆転劇で今年の夏は幕を閉じた。

 今年の甲子園の雰囲気はあきらかに昨年のハンカチのそれとは一味違った。
3月に発覚した「野球特待生問題」の余波を受け、
また公立高校が優勝したことが世間の話題をさらっていった。
その多くは、言ってしまえば特待生というエリート制度による「スポーツ集団」に対して、
公立育ちの「学生」が奇跡的に勝利を収めたというストーリーである。
夏の甲子園における公立高校の優勝は、96年の松山商、
普通科という点では84年の取手二高まで遡ることになる。
ただ、特待生制度がお茶の間の問題となったのは、野球留学でも、
仲介するブローカーや裏金の存在でもない。
思うに、それは高校野球に感じるさもしさからではないか。

 その日、満席とも呼べるほど埋まったスタンドに目をやる。
佐賀北のベンチに当たる3塁側アルプススタンドには、
朝早くからスクールカラーである緑色のTシャツを着た応援団が駆けつけていた。
もちろん、反対側には心細くなるほど小さい赤い集団もいる。
試合開始のサイレンが鳴る直前に、白いユニフォームを着た球児たちが応援席に駆けつけたが、
それでも「緑」が多い茂ったアルプスには遠く及ばなかった。
それは一つに選手との距離感なのかもしれない。
7回裏の攻撃が終わった時点で席を立った老人はきっとこう思ったのだろう。
「もう、勝てっこない。」と。
それは甲子園を見るたびにどこかでみんなが心の奥に持ち続けていた感情ではなかったか。
甲子園がどこか遠くへいってしまったという寂しさだ。
甲子園というのは聖地と呼ばれる特別な場である。
それは全ての球児たちの延長線上にあるからであり、
だからこそ、その土に意味を感じられるのだ。

 スポーツは勝ちを争う行為である。
しかし、それは負けの価値を否定することでもなければ、その全てでもない。
何故ならば、スポーツはあくまで方法に過ぎないからである。
スポーツ経験者の多くがその子どもにスポーツをやらせるのは、
自分が叶わなかったプロ選手の夢を託すというよりは、
自身がスポーツで得た経験がいきているからであることの方が圧倒的に多いと思う。
その中には多少の自己正当化もあると思うが、
そうならばスポーツは教育的であるべきだろう。
少なくとも、スポーツは多くの子どもたちに影響を与えている。
だとすれば、気晴らしがルールにより文明化を経て近代スポーツになったように、
伝統に縛られるのではなく、今新たな一歩こそが求められているのではないか。
ましてや、不祥事が多い時代である。影響力が大きいのであれば、
社会のロールモデルとなるべき規範を後天的でも身に着けなければならない。

それが現代におけるスポーツが持つ意味の解釈の一つであると思う。

 試合が終わり、最後に甲子園球場をぐるりと回った。
甲子園球場は老朽化に伴い、今季プロ野球シーズンのオフから改装工事に入る。
甲子園へと足を運んだのはそういった意味合いも強い。
すでに球場一部ではその“伝統”とも言うべき絡みつくツタを取り外している。
ただ、改装部分を覆う外壁はツタ模様のシートが貼ってあり、
3年後に全面改装が済んだ際には再びツタを絡めるのだという。

伝統という言葉の上にあぐらをかくのを好む人は多い。そういう時代なのだろう。

                                9月10日      篠 雄也 


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2007年09月08日

footballの風味.

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言いか悪いかはさておき、
流行ものに噂が立つのはいつの時代も変わらないのだろう。
もっとも、今はDIYの時代。
その感想を個々人のブログで紹介し、
どこ産の何が“うまい”とか、調理人がダメだとかと互いに情報交換する。
時には甘口のワインで口を汚してみたりしながら。

いくつもの特集がある。
しまいには、専門新聞が都心のコンビニで売っているのだ。
ニーズがあるのだと思う。

今思えば、2002年は一つの革命的なできごとだったのだ。

輸送技術が発達したのは、ニーズが増えたから故なのだろうが。
結果、海外でしか味わうことのできなかった、
本場の味が鮮度のいいうちにやってくる。沢山やってくる。
それは質的なものだけではなく量的なものでもあるのだと思う。

その結果、僕らは“舌が肥えた”のである。
色んなものが食えるようになったのだ。
その中で”うまいもの”を知ってしまったからなのか。
飽食の時代だ。食べ飽きてしまったわけではないが、
それはやはり“うまい”と感じるハードルが
無意識のうちに少し上がってしまったことを意味するのかもしれない。

一方で、日本国内では“地物”とも呼ぶべき地域リーグにも注目が集まっている。
これも革命の余波である。

やはり、国内産には国内産のよさがある。
もっとも、僕はそれを「地域色」であると考えている。
顔なじみのやっている店に通わないわけには行かないじゃないか。
地元では、都会じゃあまりお目にかかれない(採算度外視の)
4-4-2という世界的な料理法に出会うことができるのは、
ちょっとした背伸びゆえなのだろうとも思う。
ほら、見ている傍から足が動かなくなって、“本当の4バック”になってしまった。
でも、誰もロベルト・カルロスやカフーの動きと比べ、批判する人はいない。
そんなものと比べては可愛そうであるから。
しょうがないじゃないか、だってできないのだもの。

でも、ロナウドを和風に仕立てて楽しむことはできるな。
けど、これでいいのだと思う。
こんなことを言ってしまうと、どやされるかもしれないが、
もちろん、地物は手に入りやすいからといって不味くてもいいという訳ではない、
彼らだって“うまく”しようと一生懸命であることには間違いないのである。

しょうがないのは、そこにどうしようもない差があるからなのだ。
もしかしたら、それは差というよりも、別のもなのだとも思う。

“本場”の味にはかなわなくても、“地物”の味わいがある。
三ツ星はとれなくても、おいしい料理はある。みんな知っている。
それでも、心のどこかで、三ツ星と比べてしまったりする。
比べるものじゃないことを知っているのに。
これも縮図なのかな。世界の。

それでもこんなことを言う人がいるかもしれない。
「俺は“うまい”ものに出会うため!高いお金を払っているんだ。
だから、うまくなかったら文句を言いたくなる」と。

でも、そうでないものはしょうがないじゃないか。
きっとそんなにすぐに“うまく”はならないよ。

だから、僕らは日の丸を背負う彼らに夢を託しているのだろう。

少なくとも僕はそう思っているのだ。


posted by yamagiwaboy1012 |17:37 | 雑感 | コメント(1) | トラックバック(1)
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