2008年09月07日

「お金持ち」の定義

先日、アルゼンチンのテニスライターに、錦織選手のことを聞かれた。

彼は何歳なの、どこで練習しているの、日本ではどれくらい有名なの…
それら等々の基本的な質問の後、彼はこう続けた。
「彼の両親は、お金持ちなの?」

別に、特別お金持ちという訳では無いと思う。
普通のご家庭だ――

そう説明すると、予想していたとおり、
「ではどうして、アメリカのアカデミーに来れたのだ?」
と来る。
そこで、もうこれも何度か海外の記者さんたちに説明したことのある、
彼のサクセスストーリーの一端を話した。
現テニス協会会長の盛田氏が設立したファンデーションの資金で
うんぬん……というものである。

これで「なるほどね!」と来るかと思いきや、
件の記者氏は、さらに質問を重ねてくる。
「その盛田氏の支援を受けられるまでは、どうしてたんだ?
どうやってトーナメントなどに参加してたんだ?」
質問の意図が図りかねてモゴモゴしていると、
彼は単刀直入に、切り出した。
「要は、試合に出たりしていたということは、
ラケットやシューズなどは、必要だったのだろう?
親が裕福でなかったのなら、それらは、
どうやって調達していたんの?」

言葉につまった。
ちょっと、胸も痛んだ。


posted by writing3 |12:49 | テニス | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年08月21日

ジョン・マッケンローが最大のスター!?

オリンピックのテニスは、男子がナダル、女子はロシア勢がメダル独占と、
現在の趨勢を見極めたり、来週から始まるUSオープンの展望を
占う上で、興味深い結果になったように思います。


その、USオープン。オリンピック狂騒に隠れた感が強いですが、
アメリカ国内では、「coming soon!」的なCMも流れています。
特に、毎年豪華に、趣向を凝らして作られるのが、
全米をまたにかけて行われる「US Open series」のCM。
西海岸から東海岸へ、USオープンの開催地であるNY目指して
選手たちが大型バスで旅する、という「ロード・トリップ」をコンセプトに
作られているのですが、今回、このCMシリーズで、
ジョン・マッケンローが出ずっぱり。

例えば、ナダルが主演するバージョンでは、ナダルがバスを運転し、
そのBGMには、スペイン風の情熱的なギターの音色が流れる。
だが何故かナダルはご機嫌斜めで、
「信じられない」「全くもって、バカげてる」と一人ごちる。
と、カメラが後部座席を写し、そこには、実はBGMだと思われていた
ギターを一心不乱に弾いているジョンが居る……という内容。

あるいは、トレーラーの中でジョンとフェデラーが
コーヒーを飲んでいる。ふとフェデラーがジョンのマグカップに
目をやると、そのマグカップには「World's greatest tennis player!」
と、デカデカと書いてある。フェデラーが「それ、どこで手に入れたの?」
と聞くと、ジョンは「81年だよ。なあ、このカップをかけて、勝負するかい?」
と返す。「遠慮するよ。これは、あなたが持っていると良い」
と丁寧に辞退するフェデラーに対し、ジョンは、
「ふふ~ん、ビビッてんだな」と口の端を上げて、
誇らしげにカップを手にする……というものもある。
とにかく、どのCMも「ジョン・マッケンロー フィーチャリング○○」
と言った趣き。

そのジョン、LAで行われたCountrywide classicでは、
シニアマッチのためにラケットを手にしコートにも登場した。
彼の試合は、平日のナイトセッション、ロディックの試合に
続いて行われたのだが、試合が始まったのは、すでに22時近く。
ところが、ロディックの試合を見るため集まったほぼ満員の観客の
多くは、席を立つことなく、もはや50に手が届こうかという
往年のスターの試合を見守っていた。
もちろんエキシビジョンマッチだからというのもあるが、
マッケンローがコートに立つだけで、なんとなく客席が
ワクワクしているのが伝わってくる。試合前の
場内アナウンスもイかしている。
「観客のみなさん、もし携帯電話の電源が入っているようでしたら、
どうか、ジョン・マッケンローのためにそのままにしておいてください」
ってなもんだ。

試合は、別に正直、どうでも良いです。ただ、相変わらず
ボレーは上手で、そして彼がネットに詰めるために観客は大喜び。
「明日、じっくり休んでいいから、今日はサーブ&ボレーを見せてくれ!」
と、彼の代名詞を要求する声も客席から飛ぶ。
そして何より、サーブ&ボレーと並ぶ彼の代名詞、
「you can not be series!!」(ふざけんな!)の罵詈を
聞かないことには帰れない、という期待感(?)が、
客席からはありありと伝わってくる。 

ジョンのこのセリフを聞かずに帰るというのは、間寛平の
「かいいの」や、上島竜兵の「訴えるぞ!」を聞かずに
劇場を後にするようなもの(例えが古いか?)
そして、観客のそのような心理を知ってか知らずか、
マッケンローも、ラケットを投げたり審判に文句を言ったりはするものの、
件の一言はなかなか口にしない。
そして試合終盤、彼が例の一言を吐き出した際には
客席はこの日一番といっても過言ではない盛り上がりを見せ、
そしてみな、大いに満足して帰路についた。

好みや是非はともかくとして、アメリカはスポーツイベントをショー化し
盛り上げるのが、やはり上手い。欧州スポーツであるテニスでも、
アメリカの大会では、コートチェンジ間に様々な余興を行い、
観客を飽きさせないよう務めている。
それはそれで楽しいし良いことだと、個人的には思っている。
ただやはり、ジョン・マッケンローのような、「観るに値する」
選手の存在には、どのような余興も敵わないなと、
改めて実感させられた。そしてそれは同時に、
マッケンローを上回るタレント、キャラクターが現在の
アメリカテニス界に居ないという事実を、浮き彫りにもする。


話は長く、オチは思いつかない。まあ、いっか。
エナンは突如去り、フェデラーは永遠に居座るかと思われた
一位の座を受け渡した。先のウィンブルドン男子決勝は、
多くの人々から「史上最高の一戦」と称されている。
今年のUSオープン、面白くなる要素は満載のはず。
マッケンローはカリズマティックだけど、彼が出てくる余地もないくらいの
大会の盛り上がりに期待。

※マッケンローのせりふ「series」ではなく「serious」です。
嗚呼、物凄く恥ずかしい、スペルミス……。

posted by writing3 |04:14 | テニス | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年08月14日

急に思い出した、ちょっと昔のお話

もう半年前ほど前の話になるけれど、
『ESPN magazine』の10周年記念号のカバーに、
イチローが選ばれていた。


テニスの大会に行くと、ちょくちょく会う、『ESPN magazine』の女性記者が居る。
ブロンドの長いストレートに、パリス・ヒルトンばりの大きなサングラスをかけ、
いつもどこか不愉快そうに試合を見ている。

そんな彼女をわたしは最初、「おそらく、どこかの新聞社の記者で、
好きでもないスポーツ部署にまわされてフテてるんだろな」
と思っていた。だから、ESPNマガジンの記者と知り、かなり驚いた。

彼女と初めて会ったテニスの大会が終わってしばらくたったとき、
何気なく同雑誌を手にしたら、彼女が書いた
マルチナ・ヒンギスに関する記事がのっていた。
とても良いものだった。


先述の、イチローがカバーになったそれが出た後に、
彼女に会う機会があったので、その件に触れてみた。
すると、彼女は言った。
「イチローがMLB界に与えたインパクト、
そしてベースボールの国際化への貢献を考えたとき、
彼はこの10年でもっとも重要なアスリートの一人だからね」

そして、こう続けた。
「私の父は、メジャーリーグチームの海外スカウトをやっててね。
私が小さいころ、よく日本にも行ってたの。そして帰ってくるとき、
いつもお土産を買ってきてくれたわ。
アニメの柄が付いたパジャマだったり、人形だったり・・・
今思えばたわいのないものだけど、でも私は、
『遠い国から来た、クールなものだ!』
と思って、すごく興奮していたの。
それが今や、日本からもこれだけの選手がMLBで活躍してるんだもの。
すごいことよね」

そう、すごいことだと思う。


posted by writing3 |13:37 | ロサンゼルス | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年05月19日

お詫び

こちらのブログを数日にわたってご覧になって頂いた方は
既にお気づきかと思いますが、過去に記載したブログの一部を
削除いたしました。

その件につきましては、数名の方から理由の問い合わせを頂きもしました。
こちらで状況を説明するべきかどうか悩んだのですが、
真実ではない憶測をよんでいる部分もあるようですので、
ここで簡単にではありますが、説明をさせて頂きたく思います。

理由は、取材者の「取材パスを取ったら、
その媒体に情報や記事を掲載する」という原則を私が反故にし、
ブログであるこちらに書き込んだことにあります。
また、その中で一部、非常に不適切な写真を掲載したことがありました。

ご迷惑をおかけした関係者各位様には、改めて深くお詫びいたします。
そして、このブログを見て下さっていた方々にも、
失礼なことを致しました。

大変、申し訳ありませんでした。

今回の反省を生かし、これからは取材者としての本分に立ち返り
活動していきたいと思っておりますので、
何卒よろしくお願いいたします。        内田暁

posted by writing3 |09:52 | コメント(32) | トラックバック(0)
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2008年04月04日

セルビアテニスの、真の姿とは(後編)?

以前に途中まで書いたまま放置していた「セルビアテニスの、真の姿とは?」ですが、
現在マイアミで開催中のSony Ericsson Openでティプサロビッチ選手が
敗退したのを機に、後編を書こうかと思います。

以前、ティプサロビッチが吐き出すように話した、
「現在のセルビア人選手たちの活躍は、単に偶然が重なっただけ。
“セルビア勢の台頭”というようなものではない」
という発言に関し、イバノビッチに感想を求めたところまででしたね。

イバノビッチの反応は、
「ヤンコの言う通りだと思う。私たちは、セルビアテニス協会の
支援を受けた訳ではなく、スポンサーを探すのも、コーチを見つけるのも、
それどころかテニスをする場所を探すことにも、本当に苦労した。
コーチは今でも不足していて、テニススクールには多くの子供たちが
入会を希望しているけれど、コーチが足りずプレイできないという
話を聞いている」。

いつも、どんなことを聞かれても笑みを絶やさぬアナの表情が、
さすがに少し強張ったように見えた。

現在、恐らくシャラポワに次いで商品価値が高い女子テニス選手
であろうイバノビッチは、Dan Holzmann氏というビジネスマンの
支援を受けることでスポンサーや財政面の問題をクリアし、
現在の地位を築くに至っている。
イバノビッチが13~14歳の時、当時彼女をサポートしていたマネージャー
(もしくは、マネージメント会社?)が破産したため、
イバノビッチとHolzmann氏双方を知っている人物が、
両者を引き合わせたのだという。だが、Holzmann氏が初めて
イバノビッチを“品定め”しに来た試合で、
イバノビッチは固くなり惨敗。
千載一遇のチャンスを台無しにしたと思った彼女は、試合後、
ロッカールームに4時間こもって大泣きした、というエピソードが
残っているが、これも、「練習をする場所を探すのにも、
スポンサーを見つけるのにも苦労した」という背景と
大きく関係しているのだろう。

セルビアを含む旧ユーゴスラビアの民族紛争について
ほとんど何も知らない私が、セルビア選手らの活躍と、
彼らの民族性や歴史的背景を結びつけて語ろうとは、とても思わない。
ただ今後、「セルビア勢の台頭」というフレーズを耳にするたびに、
ティプサロビッチやイバノビッチが苦渋に満ちた表情と共に
口にした言葉を、思い出すことになるだろうとは思っている。

posted by writing3 |06:47 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年04月02日

階級スポーツ

テニスって、イギリスの社交会の中から生まれた競技と言われますが、
やはり大会のいたるところに、その「名残」があるなぁ、
なんて思うことがあります。

本場イギリスのウィンブルドンは、シード選手とそれ以外で
使えるロッカールームが違うそうですが、
マイアミで開催中のソニー・エリクソンOPでは、
選手が使える車に明確な格差があります。

テニス会場から選手たちが泊まっているオフィシャルホテル
まではシャトルが出ていますが、トップシードの選手たちには、
大会オフィシャルカーであるベンツのSUVが一人一台、
あてがわれるんですねぇ。

↓こちらが、そのベンツ。

20080402-00.jpg

ちなみにこの選手が車を待っている場所には、
ファンたちが、いわゆる選手の「出待ち」をしています。
で、集まったファンの数や熱狂度を見る限り、
今大会一番人気は、ラッファことナダル。
マイアミは南米の方々が多いのですが、
やっぱり、スペイン後を話す、あるいは同じラテン系ってことで、
大陸は違えど、共感する部分があるのでしょうか?


posted by writing3 |08:31 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年04月01日

テニス会場、本日のお昼ご飯

今、マイアミのテニス大会の会場にいます。

メディア用のレストランで、
「Sushi Bento」(すし弁当)なるものを購入。

スシマキ

カニかまを握りのネタにするという、なかなか独創的なすしです。
そして、カニかま握りのとなりの巻きすしですが、
買ってびっくり、こいつのネタも、カニかまです。
なんと、ネタの8割がカニかまという、恐るべき事態。
そして何よりも恐ろしいのは、これで$9.50もするという事実でしょう。

日本人として、このようなものに1000円近くも払うなど、
許せません!

が、一週間も米から遠ざかると、何でも良いから
米と醤油の味が恋しくなるのです……。
ああ、悲しき日本人。

テニスとまったく関係ないネタですんません。
じゃ、世界をツアーするテニス選手たちは、
このような食事情とも戦わなくてはならず、
大変なのです! 錦織くんも、何がつらいって、
日本食が食べられないのがつらいって言ってました!

ということで、ムリクリこじつけてみました。


posted by writing3 |04:07 | テニス | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年03月30日

ハンチュコア好調の影に、杉山選手の助言あり?

マイアミで開催中のSony Erisccon Openで、
日本人選手で唯一勝ち残っている杉山選手は、
本日の三回戦、ダブルスパートナーでもあり、
よき友人でもあるハンチュコワと対戦します。
ハンチュコワも、「ツアーで最も仲の良い友人は?」
と聞かれ、「間違いなくアイ」と答えるほどに、
二人はよき友人です。

今年の全豪ではベスト4にまで進出し、現在、好調のハンチュコワ。
そんなハンチュコワとの対戦を、杉山選手も、
「彼女がトップ10に返り咲いてから対戦するのは初めてなので、楽しみ」
と、久々の対を心待ちにしている様子。

先週のインディアンウェルズでは、約一年ぶりにダブルスも組んだ両者ですが、
杉山選手はハンチュコワについて「とてもフィジカルが強くなったと感じる」
と、その成長を実感している様子。しかもこのハンチュコワの成長の陰には、
杉山選手のアドバイスもあったそうです!?

杉山選手とダブルスを組んでいた頃から、「スギはそんなに速く動けて
凄いね」と杉山選手に羨望の目を向けていたハンチュコワですが、
まじめで練習熱心なハンチュコワは、オーバーワークになることも
しばしばあったそうです。
そこで杉山選手が、ツアーに同伴する優秀なトレーナーの必要性などを
ハンチュコワに助言。その後、ハンチュコワはマルコスという
トレーナーをつけ、それが功を奏して現在の好調に至る、という訳です。

ツボにはまったときのハンチュコワは、全豪OPセミファイナルの
対イヴァノビッチ選の第一セットで見せたように、
強烈なフォアのフラット系ショットを左右に打ち分け、
相手を蹂躙するかのように試合を支配する強さがあります。
が、お互いによく手の内を知り尽くしている杉山選手が相手となると、
なかなかそうも行かないでしょう。

楽しみなこの一戦は、あと数時間後に始まります。


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posted by writing3 |23:50 | テニス | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年03月29日

ノバック、負けちゃった

あらら、ジョコビッチったら、緒戦で負けちゃった……。
相手は、南アフリカ出身の21歳、ケビン・アンダーソン。
2メートルの長身から打ち下ろす高速サーブが武器ですが、
セカンドサーブも非常によく、サービスゲームでは終始優位に立っていました。
デカい割りには、動きもスムーズ。

そしてこの試合で最も大きかったのは、ファイナルセットの第3ゲーム、
ノバックのサービスゲームで、サーブを打つ際に時間をかけすぎたため
バイオレーションを取られた場面だったでしょう。
このノバックのボール・ポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコ癖は、最近、
かなり厳しくチェックされるようになってきている気がします。
で、今回バイオレーションを取らたものの、ノバックは続くポイントを
見事なウィナーで決め、自らの気概を示すように、
チェアアンパイアー(もしくは、どこでもない虚空)に向け叫んだのでした。
が、これが気まぐれで情熱的なアメリカの観客の癇に障ったのか、
その後、ノバックは客席からの大ブーイングを受けることに。
本人も試合後に、「あのバイオレーション以降、集中力が途切れ、
ナーバスになってしまった」と振り返るほどに、ターニングポイントとなった
場面でした。

しかし、全豪、インディアンウェルズと優勝してきたノバックも、
緒戦で100位以下の選手に負けてしまうのが、テニスというもの。
なんか最近、錦織くんが負けると「あの優勝って、単なるマグレだったの?」
的な声が聞こてくるのですが、そんなもんなんです。


↓傷心のノバック


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posted by writing3 |05:42 | テニス | コメント(0) | トラックバック(1)
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2008年03月27日

あたまゴツゴツ、ヤンコビッチ

現在、マイアミにいます。
カリフォルニアに比べると湿度が高く、
朝夕でもそれほど寒くないのが嬉しい。

さて、昨日は本選ドロー開始に先駆け、
女子のトップシード8選手の囲み会見が行われました。
各々用意された、直径2メートルほどの丸テーブルに選手が腰掛け、
文字通り記者やカメラマンがそれを取り囲んで行う会見です。

で、この各選手に割り当てられたテーブルの配置に特別な意図は
ないかと思いますが、ヤンコビッチの席は、人の往来が多い通路サイド。
しかもカメラマンたちは、少しでも多くの選手の写真を撮ろうと、
かなり殺気ばしりながら、巨大なカメラを肩からさげて早足で歩いていきます。
するとですね、どうしても当たるのですわ、それらカメラや人のひじが、
ヤンコビッチの後頭部に。

最初は、コツンコッツンされても平常心を決め込んでいた彼女ですが、
あまりにそれが重なると、ついには
「ねえねえ、なんかさっきから私の頭にカメラが当たりまくるんだけれど!
帽子かぶってきて良かったわ」
と、笑いギレをしておりました。

それだけです。



20080327-01.JPG


posted by writing3 |23:31 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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