2008年03月30日
マイアミで開催中のSony Erisccon Openで、
日本人選手で唯一勝ち残っている杉山選手は、
本日の三回戦、ダブルスパートナーでもあり、
よき友人でもあるハンチュコワと対戦します。
ハンチュコワも、「ツアーで最も仲の良い友人は?」
と聞かれ、「間違いなくアイ」と答えるほどに、
二人はよき友人です。
今年の全豪ではベスト4にまで進出し、現在、好調のハンチュコワ。
そんなハンチュコワとの対戦を、杉山選手も、
「彼女がトップ10に返り咲いてから対戦するのは初めてなので、楽しみ」
と、久々の対を心待ちにしている様子。
先週のインディアンウェルズでは、約一年ぶりにダブルスも組んだ両者ですが、
杉山選手はハンチュコワについて「とてもフィジカルが強くなったと感じる」
と、その成長を実感している様子。しかもこのハンチュコワの成長の陰には、
杉山選手のアドバイスもあったそうです!?
杉山選手とダブルスを組んでいた頃から、「スギはそんなに速く動けて
凄いね」と杉山選手に羨望の目を向けていたハンチュコワですが、
まじめで練習熱心なハンチュコワは、オーバーワークになることも
しばしばあったそうです。
そこで杉山選手が、ツアーに同伴する優秀なトレーナーの必要性などを
ハンチュコワに助言。その後、ハンチュコワはマルコスという
トレーナーをつけ、それが功を奏して現在の好調に至る、という訳です。
ツボにはまったときのハンチュコワは、全豪OPセミファイナルの
対イヴァノビッチ選の第一セットで見せたように、
強烈なフォアのフラット系ショットを左右に打ち分け、
相手を蹂躙するかのように試合を支配する強さがあります。
が、お互いによく手の内を知り尽くしている杉山選手が相手となると、
なかなかそうも行かないでしょう。
楽しみなこの一戦は、あと数時間後に始まります。

posted by writing3 |23:50 |
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2008年03月29日
あらら、ジョコビッチったら、緒戦で負けちゃった……。
相手は、南アフリカ出身の21歳、ケビン・アンダーソン。
2メートルの長身から打ち下ろす高速サーブが武器ですが、
セカンドサーブも非常によく、サービスゲームでは終始優位に立っていました。
デカい割りには、動きもスムーズ。
そしてこの試合で最も大きかったのは、ファイナルセットの第3ゲーム、
ノバックのサービスゲームで、サーブを打つ際に時間をかけすぎたため
バイオレーションを取られた場面だったでしょう。
このノバックのボール・ポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコ癖は、最近、
かなり厳しくチェックされるようになってきている気がします。
で、今回バイオレーションを取らたものの、ノバックは続くポイントを
見事なウィナーで決め、自らの気概を示すように、
チェアアンパイアー(もしくは、どこでもない虚空)に向け叫んだのでした。
が、これが気まぐれで情熱的なアメリカの観客の癇に障ったのか、
その後、ノバックは客席からの大ブーイングを受けることに。
本人も試合後に、「あのバイオレーション以降、集中力が途切れ、
ナーバスになってしまった」と振り返るほどに、ターニングポイントとなった
場面でした。
しかし、全豪、インディアンウェルズと優勝してきたノバックも、
緒戦で100位以下の選手に負けてしまうのが、テニスというもの。
なんか最近、錦織くんが負けると「あの優勝って、単なるマグレだったの?」
的な声が聞こてくるのですが、そんなもんなんです。
↓傷心のノバック

posted by writing3 |05:42 |
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2008年03月27日
現在、マイアミにいます。
カリフォルニアに比べると湿度が高く、
朝夕でもそれほど寒くないのが嬉しい。
さて、昨日は本選ドロー開始に先駆け、
女子のトップシード8選手の囲み会見が行われました。
各々用意された、直径2メートルほどの丸テーブルに選手が腰掛け、
文字通り記者やカメラマンがそれを取り囲んで行う会見です。
で、この各選手に割り当てられたテーブルの配置に特別な意図は
ないかと思いますが、ヤンコビッチの席は、人の往来が多い通路サイド。
しかもカメラマンたちは、少しでも多くの選手の写真を撮ろうと、
かなり殺気ばしりながら、巨大なカメラを肩からさげて早足で歩いていきます。
するとですね、どうしても当たるのですわ、それらカメラや人のひじが、
ヤンコビッチの後頭部に。
最初は、コツンコッツンされても平常心を決め込んでいた彼女ですが、
あまりにそれが重なると、ついには
「ねえねえ、なんかさっきから私の頭にカメラが当たりまくるんだけれど!
帽子かぶってきて良かったわ」
と、笑いギレをしておりました。
それだけです。

posted by writing3 |23:31 |
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2008年03月27日
ここ一年くらい、テニス界最大の話題は「セルビア勢の台頭」だと言っていいだろう。
昨年の全仏で、ノバック・ジョコビッチがベスト4、アナ・イヴァノビッチが準優勝した際には、
ベオグラードの広場で盛大なパーティが開かれ、セルビアの多くの若者が
広場を埋め尽くし、若き祖国の新ヒーローたちに向け矯正を挙げた。
今年の全豪ではジョコビッチが優勝、そしてイヴァノビッチが準優勝と、
もはやメディアがうたわずとも、その猛威は万人の知るところとなる。
このテニス会に突如として生じた勢力図の変化について問われるとき、
ジョコビッチやイヴァノビッチは決まったように、
「若い人たちがテニスに関心を抱いてくれ、今ではどこのテニスクラブも
希望者であふれかえっていると聞いている。母国を代表しプレイできるのは、
本当に誇らしいことだ」
と、ポジティブに語る。
もちろん、幼少期の彼らが経験してきた戦禍や、それらを克服しての
立身出世物語(イヴァノビッチは、水を抜いたプールでテニスをしていた、など)
も、聞く者たちの胸を打ってきた。だから私は漠然と、
セルビアの選手たちは皆、現状をポジティブに捉え、自分たちの
成し遂げていることを誇りに思っているのだろう、と思っていた。
その安易過ぎる考えに一石を投じてくれたのが、ティプサロビッチだった。
昨年の全米OP時、「母国のテニスの振興につき、どう思うか?」と、
彼に聞いてみた。もちろん予想していた回答は、普段、アナやノバックから
語られるような、耳あたりの良い言葉群だ。
そんな暢気極まりない日本からのリポーターに、ティプサロビッチは、
やや不機嫌そうに言い放った。
「別に今起きていることは、セルビアの功績ではない。
ノバックもアナもエレーナ(ヤンコビッチ)も、皆、自分の力で国外に行き、
そこで成功した。セルビア政府やテニス協会は、それら選手たちの成功に、
何も寄与していない。今もそうだ。セルビア勢の台頭なんて、
単なる偶然に過ぎない」。
ハタとさせられた。自分の短絡さに、恥じ入った。
自分たちで作り上げた物語を既成の事実のように思い込み、
勝手に感動したり感じ入ったりしていただけなのでは、と。
そしていつか、イヴァノビッチやジョコビッチにも、
このティプサロビッチのコメントに関する意見を聞いてみたいと思っていた。
(今プレスルームに居るんですが、スタッフによる“帰れ帰れ光線”
を放たれているので、続きは別の機会に)
posted by writing3 |11:28 |
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2008年03月27日
もうマイアミの大会が始まっているのにナンですが、
インディアンウェルズの大会のプレスルームでは、
わたしは非常に豪華な席の並びに座させて頂きました。
ワタクシの左隣は、日本を、いや、世界を代表するテニスフォトグラファーの
佐藤ひろし氏。そして右となりには、テレビ中継でもおなじみの、
テニスジャーナリストのバド・コリンズ氏と、その奥様!
相変わらず、毎日ハデハデのシャツで登場するオシャレさんです。
そのコリンズご夫妻、現在、「バド・コリンズ History of tennis」という
本の上梓(以前出たものの改訂版)に取り組んでおりまして、
このデータチェックが本当に大変そう。
マイアミのプレスルームでも作業は進行中で、
奥さんは「あ~、もう頭が狂いそう」とつぶやき、
バド氏は先ほど、Fワード(放送禁止用語のアレです)を
口走っておりました。
ちなみに、テニスファンならぜひとも本棚に並べておきたい同書の発売は、
約2ヶ月後の予定とのこと(彼らが発狂することなく作業を進められたら)。
Amazon.comで予約すると、39%という
大胆なディスカウントを得られますので、よろしければ、ご購入くださいませ
(別に皆さんが買ったところで、私にキックバックが入る訳ではありません、
念のために)。
posted by writing3 |06:28 |
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2008年03月23日
先日、メディアやプレイヤーたちが使うカフェテリアに行ったら、
フェデラー様がTシャツ短パンにサンダルというラフないでたちで、
オーダーした料理が出るのを待っていました。
待ってる間、ず~っとブラックベリー(携帯みたいの)で
メールを打っていましたが。
そして出てきた料理は、トマトソースのかかったパスタ。
このカフェテリアでは、パスタとソース、そしてトッピング等に
複数の種類があり、自分でそれらを自由に組み合わせ、
お好みの味に調理してもらうことができます。
そして、フェデラーさまの後ろで自分の番を待っていた私は、
コックさんに「フェデラーのと、同じ味に作って下さい」
と頼みました。
かくして出てきたのが、こちらです↓
このパスタを口にすれば、わたしもフェデラーさまのフォアのように、
軽やかなタッチでキーボードを叩けるかもしれません。
では、さっそく「世界一のチョイス」の味を堪能させていただきます!
パクパクパク………
カラッ!!!!
辛いよ、フェデラースペシャル!!
にんにくがたっぷり利いているんだけれど、
これが火がしっかり通ってないから、
辛くてしかたない。なんだか、お腹がヒリヒリと痛くなってきた。
こんなん食べて、フェデラーは大丈夫なのか!?
このにんにくが、強さの秘訣なのか?
………と思ってたら、負けてしまったよ、フェデラーさま!
これが原因か? 全豪に続いて、お腹が痛くなったのか、フェデラー!?
こちら、テニス専門誌『スマッシュ』のブログにも書いています。
http://www.nsks-smash.com/blog/
現在発売中の最新号には、錦織選手特集もある
(らしいです。わたしはまだ実物を見てないのですが)ので、
お楽しみに!
posted by writing3 |15:37 |
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2008年03月13日
テニス会場には、たいがい関係者用のカフェやレストランがあります。
メニューが日によって決まっているパターンもありますが、
受付でチケットが手渡され、レストランで自由に買い物できる、
というケースもあり、現在開催中のパシフィック・ライフ・オープンは
後者にあたります。
さて、予選のときは一日$10分しかもらえなかったこのチケット、
女子の本選が始まった本日からは、なんと$25分ももらえるようになりました!!!
これで、食後にフルーツも食べられる!!!
ちなみに驚いたのですが、なんと選手たちも、このチケットを使って
食事を買っています。只じゃないんですね。
しかも錦織選手は、一日$20分しかもらってなかったそうです。
こちとら、大してカロリーも燃やしてないのに、無駄に食事ばっかりとって、
申し訳ない。
こちらは、カロリー燃やしまくりの錦織選手。
こちら、『スマッシュ』のブログにも大会のこと書いています。
http://www.nsks-smash.com/blog/
posted by writing3 |18:15 |
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