2007年08月12日

ヒンギスとステパネックが……

嗚呼……婚約解消だそうな……。

なんでだろう、けっこう私の中では「お似合いのカップルじゃん」
と盛り上がっていたのに……。

先々週のLAの大会でステパネックが優勝を決めた際には、
勝手に「ヒンギスの内助の功があったんだろうな」
なんてほくそえんでたのに。

ステパネックが優勝した後の会見でも、やはり
「優勝して最初に連絡をしたのは、ヒンギスだったの?」
「彼女は何て言っていたのか?」
「今後、ヒンギスとダブルスを組む予定なんてあるの?」
などなど、ヒンギス絡みの質問が集中。
ただそのときちょっと気になったのが、ステパネックが
「僕のフィアンセは」という風に、マルチナの名をほとんど
出さなかった点。そのときは、「フィアンセだなんて、みんな
それが誰だか知ってるのにもう、照れてんのかな」
なんて、こっちがナゼか勝手に照れとりました。バカ。

そのステパネックの優勝から一週間後。
サンディエゴでの大会では、今度はヒンギスにステパネック絡みの
質問が浴びせかけられる。
インターナショナル・テニスライター・アソシエーションの
共同代表者であるベテラン記者、マット・クローニン氏ですら
「キミのご主人……おっと失礼、まだ婚約者でしたっけ」
なんてジョークを飛ばしていたくらいだから、
このときは誰も、二人が婚約解消するなんて思ってすらいなかったはず。
「彼が優勝したとき、コートから誰かに電話してたけど、
あれはあなただったの?」と聞かれたヒンギスが、
「いえ、違うわ。こっちは夜中の2時だったし……」
なんて言っていたのも、今になって思えば意味深(なのか!?)。
わたしもムジャキに、「ステパネックは、ミックスダブルスを
プレイしても良いな、なんて言ってましたよ」なんて水を向けて、
「ホント!? 私にはそんなこと、一言も言ってなかったのに。
私にすら言わないことをあなた達記者には言ってるなんて、
なんか可笑しいわね」
なんて笑っていましたが、これも今にして思うと含みがある(のか!?)。

いずれにしても、理由はまだどちらの口からも発表されていませんが、
妙に残念です。他人の私がなぜこんなにガッカリせねばならないのか
解りませんが……。

ヒンギスさんって、若い頃はテングでお姫様で死ぬほど負けず嫌いで、
それ故、超失言系も多かった訳ですが、それも彼女の当時の年齢と
環境、そして生い立ち(両親が離婚し、母親と共にチェコからスイスに移住。
母国の英雄ナブラチロワの名を授けるほどに、自らの娘を
一流テニス選手に育てることを嘱望した母親の手ほどきを受け、
幼少期からテニス漬けの毎日を送る)を考えるにつけ、納得が行く訳でもあります。

男性関係に関してはけっこう浮名を馳せ、「下げマン」などという
ありがたくない称号を頂戴したこともありましたが、
最終的に落ち着いた(と思われた)ステパネックは、
派手さは無いもののテニスでは浮き沈みも経験し、
どこか達観したような雰囲気とユーモアも兼ね備えた、オトナな選手という印象。
ヒンギスも、ケガや引退、そして復帰などの艱難辛苦を経たことで
トゲトゲしさや油が落ち、今では多くの選手から尊敬され、
WTAのオピニオンリーダー的な立場を求められることも多い
ご意見番的存在。発言や態度もすっかり落ち着き、
そのようなヒンギスの変遷と、チェコの同胞であるステパネックとの婚約というのは、
わたしの中ではベクトルがばっちり合致した訳です。


よーし! こうなったら、ヒンギスへのエールという意味も含めて、
全米OP優勝者予想、ヒンギスに一口投じてくるか!
なにしろ、75倍の高配当だし。


posted by writing3 |20:41 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月12日

ラスベガスで一攫千金!? テニスの賭けに初挑戦

 ロサンゼルスで行われているEast Bank Classicに後ろ髪を引かれつつ、
やって来たは、ラスベガス。一攫千金の夢破れたならず者たちの躯が
累々と横たわる、砂漠の蜃気楼のような街です。
(ちなみに、仕事で来たんですよ)

 基本的にギャンブルはやらないワタクシですが、今回はあまりにうだる様な
暑さに正気を失ったか、はたまた、最近、わたしの懐を襲う厳しい寒波が
そうさせるのか、フラフラとスポーツベッティングコーナーに立ち寄り、
ATPを震撼させたギャンブル不正疑惑の中、
あえて全米OPの賭けに夢を投じてみることにしました。

 で、まずはオッズ表とにらめっこし、現在の調子や実績とオッズの兼ね合い、
さらには自分の「応援したい度」をも考慮して、
誰が一番ワリが良いかをじっくり吟味。

 女子の一番人気は、やはりというか当然というか、ランキング1位の
エナン。倍率は、現時点では1.6倍。

 まあ、ここは順当なところなのですが、ちょっと以外というか、
考えてみれば「なるほど」とも思わせられるのが、
2位のセリーナ・ウィリアムズ。
ウィンブルドン後、長引く怪我の影響でまだ一度も公式戦をしていないだけに、
普通に考えたら彼女に賭けるのは文字通りギャンブルですが、
やはりアメリカでの知名度と人気、そして自分の夢を投じるに値する
カリスマとポテンシャルが相まって高人気を博し、ギャンブルには相応しくない
2.8倍という低倍率。正直、賭けるには非常に分が悪いオブジェクトに
なっております。

 そうなると、三番人気ながら5倍のオッズを付けられたシャラポワは、
かなりオイシイ賭け対象。ディフェンディングチャンピオンであり、
アメリカのハードコートとの相性の良さも証明済み。
先週のサンディエゴで優勝、今週のLAでも準決勝まで進んでおり
(今晩、決勝をかけペトロワと対決)、
調子という意味でも問題なし。本人のモチベーションも、かなり高そうです。

 が、やはりギャンブルをする以上は、もう少し配当の高いところに
賭けたいというのが人間の業の深いところ! 
そうして探してみると……いるじゃないですか、
10倍以上の高配当ながら、十分に優勝を狙える実力者たちが!
まずは、今年のポイントレースに限って言えば、エナンに続いで2位の
ヤンコビッチ。世界ランキングも3位なので、その実力と現在の
好調さからすると、10倍という配当はかなりお得。
ただ、グランドスラムという大舞台に限って言うと、
今年のフレンチの準決勝が最高成績であり、その経験の無さが
不安材料ではあります。

 となると……やっぱりここは、彼女でしょう! 優勝の可能性とオッズ、
そして「彼女に賭けてダメでも、まあ諦めが付くよな」という個人的な
思い入れを加味した際に、最もピピーンと来たのが、
15倍のイヴァノビッチ。
つい先ほど、LAの準決勝で同胞のヤンコビッチを破り、
決勝進出を決めたばかり。怪我からの回復も万全のようで、本人が
「逆に怪我のおかげで、十分な休養とトレーニングの時間が取れた」
と言うとおり、むしろ怪我の功名的ご利益すら得てる様子です。
今年はフレンチで決勝、ウィンブルドンでも準決勝進出と、
大舞台での経験も着実に積んでいってるので、精神面も問題ないでしょう。

ということで、「頑張ってね!」の願いも込めて、アナちゃんに
一口投じてまいりました。

 ちなみに配当と実力のバランスということで言うと、
実は一番オイシイと思うのが、30倍のクズネツォヴァ。
3年前の優勝者ですからね、何しろ。
今年のツアータイトルが一つもないのは少し気になるところですが、
優勝を狙えるだけの実力は十二分にあるでしょう。
どうしようかな……賭けてこようかな? もう少し考えて見ます。


 男子の方は、また別の機会に。

20070812-00.jpg
↑LAで奮闘中のアナ。


posted by writing3 |08:15 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月03日

凄い試合を見たなぁ~、嬉しいなぁ

さわやかな海風にヤシの木がゆれる、
サンディエゴからAcura Classic情報をお届けします。

大会も4日目ともなると、興味深いカードが目白押し。
本日は長時間におよぶ熱戦続きで、夜7時に始まるナイトセッションも
一時間ほど開始が遅れたほどでした。

そんな大熱戦の第一弾は、ヤンコビッチ対キリレンコ。
3時間ちかくに及ぶマラソン試合の末にキリレンコが勝利。
皆が声を揃えて「稀に見る素晴らしい試合だった」と言うのだけれど、
わたしは裏で行われていた杉山vsチャクベターゼ戦を見てたので
見とりません。
(ちなみに杉山選手の試合も熱戦でしたが、
現在2大会連続優勝中のチャクベターゼの安定感はたいしたもの。
6-4、6-4でチャクベターゼが勝ちました)

そんなわたしの中では、「ゲーム・オブ・ザ・デー」は、ダントツ
ヒンギス対シュニーダーのスイス対決!これ、凄い試合でしたよ、お兄さん。
二人とも、技術レベルが高い高い!
テニスをやっている人には、是非とも見て参考にして欲しい試合でした
(と、ラケットを振ったら全てのボールは場外ホームランのワタシが言ってみる)。

スライス、ドロップショット、トップスピンロブ、アングルの打ち分けetc,etc...
この地上に存在する全てのショットが出尽くしたのかと思うほどの、
ショットの博覧会状態。
羆落としやツバメ返し(っぽいもの)すら飛び出しましたよ!

それら多彩なショットを、ほぼミスなしで広角に打ち分けていく両者。
技術戦であり、精神戦であり、体力戦であり、そして頭脳戦でもあった一戦でした。
試合後、勝ったにも関わらずシュニーダーは、かなりグッタリした表情で会見場に登場。
「体力にはけっこう自身があるんだけれど、それでもとっても疲れた」というのは、
フィジカルだけでなく精神や頭脳まで磨耗した試合だったからでしょう。

試合中に取った自分のメモには、「長いラリー! レベルたけー!!」とか、
「またドロップショット決まった! スゲー!!」などと、とても言葉を
生業としている者とは思えない単語が並んでいます。
メモ帳に目を落としてる時間も惜しかったので、
よく手元を見ないで書いていたために、正しくは「スゲー」ではなく
「ヌゲー」って書いてあるし。

最終的には、6-1、6-7、6-3でシュニーダーが勝ちました。
サインをせがむ子供たちに、クルリと背を向けてコートを去るヒンギス。
振り返ったその顔が、悔しさにゆがみ、
涙すら浮かべているように見えたのが、印象的でした。

追記:この試合の直後に、ヴィーナスvsハンチュコバの試合が
行われましたが、良くも悪くも、とても同じ競技やってるとは思えんよなぁ。


20070803-00.jpg
ai
20070803-02.jpg


posted by writing3 |13:27 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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