2007年04月02日

名勝負2連発

「筆舌に尽くしがたい」
とは良く言うが、テニスの良い試合を見た後などは、
この言葉くらいしか頭に上ってこず、
今見た試合の素晴らしさも、また
それを見ることにより動かされた自身の心情や
感情の流れすら描写できず、つくづく情けないやら
歯がゆいやら……すっかり書き手として自信喪失してしまうことがある。

「人生を90分にすると、サッカーになる」
とは有名な言葉だが、わたしはこの言葉はむしろ、
テニスにしか相応しいのではと思う。

いったい、この先試合がどこまで続くのか?
自身に、そして相手にどのような肉体的・心理的変化が
起こりうるのかも判然としない状態で、たった一人で
暗中模索しながら答えとゴールを目指していく……。
どこまでも一人称としての物語性、そして
自己完結を指向する内向性と外界との係わり合いは、
文学的ですらあるように思う。

昨日、そして本日行われたSony ericsson Openの男女の決勝戦は、
選手たちの技術、心理、そして観客や気候も含めた周囲の環境の
ほんの少しの揺らめきにより、それこそ「勝利」が
右往左往しているかのような内容であり、
テニスが持つあらゆる魅力が表層化したような試合だった。

う~ん、やっぱり上手く表現できんなぁ。
『文章読本』でも読むとしますか…。




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posted by writing3 |02:33 | テニス | コメント(1) | トラックバック(0)
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