2008年08月20日

■”西洋の谷亮子”イリーナ・メルレニも銅メダル獲得!=レスリング

 日本で最も有名な五輪選手と言えば、柔道の谷亮子選手!
 「最高でも金、最低でも金」「田村で金、谷で金」「ママでも金」というキャッチフレーズで各大会は大いに盛り上がりました。「ママで金」を目指して今大会は銅メダルを獲得。金メダル候補だっただけに、少し残念な気持ちもありますが、結婚出産を経て、世界のトップ3に入るなんて素晴らしいことですよね。

 レスリング界にも谷亮子選手のように有名なママさんレスラーがいます。ウクライナのイリーナ・メルレニ選手です。2004年アテネ五輪48㎏級のチャンピオン。そう、我らが伊調千春選手のライバルです。金メダル確実と言われた千春選手を阻んで、アテネで金。2005年の世界選手権でも優勝。2007年は準優勝という成績を収めていて、実力は折り紙つきです。

 その中2006年だけリザルトがありません。なんとメルレニ選手は結婚して子供を授かったのです。五輪&世界女王のメルレニだけに女の幸せを機に引退説も流れましたが、メルレニ選手はマットに復帰。2007年は復帰戦でいきなり準優勝しています。谷以上に最強ママかも…。

 谷選手の顔は普段は優しく柔らかいイメージがありますが、メルレニ選手は西洋人ならではの濃い顔で、鋭いまなざしが特徴。小柄でも会場にいるだけで存在感ありありです。「強そう…」というより「怖い…」(失礼)というのが適切な表現ほどに鋭い眼光でマットを見つめています。

 千春選手の目標が常にメルレニを倒すことだったように、二人は最大のライバル同士。今大会の準々決勝戦では歴史に残る好試合を展開してくれました。

 「銀メダルでもうれしくない」発言をした千春選手のように、今回銅メダルに終わったメルレニ選手が、表彰式で笑顔を見せるかどうか冷や冷やしましたが、メルレニ選手は満面の笑みで表彰台へ。女王の立場で結婚、出産そして2大会連続五輪出場を果たし、やりきった感じがあったのでしょう。試合後は、会場の外に出てファンと気軽に写真撮影を行っていました。

 写真はそのときのもの。こんなに小さくて、こんなに強いなんて。。。しかも、試合前と試合中は「怖い」イメージでいっぱいだったメルレニ選手も、ノーサイド後はこんなに優しい顔に。千春選手は4年後のロンドンは目指さない意向を示していますが、メルレニ選手はロンドンで「ママで復活V」を目指すかどうか。海外選手にも注目していきたいですね。

最強、最恐? ウクライナのイリーナ・メルレニ


posted by レスリング協会広報委員 |04:13 | トラックバック(0)
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