2008年06月15日

スウェーデンvsスペイン~勝ったけど…~

スウェーデンのスタメンはイサクソン、ストール、メルベリ、ハンソン、ニルション、エルマンデル、アンデルション、スベンソン、リュンベリ、イブラヒモビッチ、ラーション。

スペインのスタメンはカシージャス、セルヒオラモス、プジョル、マルチェナ、カプデビラ、イニエスタ、シャビ、セナ、シルバ、ビジャ、トーレス。

前半
試合開始直後から、ロングボールを蹴ってくるスウェーデン。イブラヒモビッチにあわやという場面をさっそくつくられる。1分、右サイドに流れたトーレスがDFを交わし、中央へ折り返すもクリアされる。3分、イニエスタのミドルはゴール左に外れる。イニエスタのミドルはあんまり見たことがない。

スウェーデンはオーソドックスな4-4-2。DFラインはやや高く、イブラ、ラーションが守備ではシャビ、セナの位置まで下がり、プジョルたちにボールを持たせる。とにかくスペースを消す。攻撃ではロングボール一辺倒にならないように、細かいパスもつないでくるが基本的にはロングボール。ただ、序盤はまったくボールを持つことができず、ロングボールも何もない状態だった。
スペインはトーレス、ビジャたちが裏を狙う。この日のトーレスは右サイドにいることが多く、イニエスタがいつもに比べておとなしい印象を受けた。

8分、スウェーデンはラモスの裏にリュンベリを走らせるカウンターを見せるも、シュートはプジョルにあたりカシージャスの正面へ。
スペインがDFラインでボールをまわす時間がかなり長く、イブラ、ラーションにボールがなかなか入らないスウェーデン。ポゼッションで下回ると、ロングボールを蹴るのではなくボールを大切にしたいという気持ちもでてくるかもしれない。10分、左サイドまで流れたシルバから中央へのクロスはクリアされる。11分、スベンソンに左ひざを蹴られたシャビが痛がるも、プレー続行。

試合が動いたのは15分。ショートコーナーからシルバ→トーレスが右足の裏で押し込んでスペインが先制。それにしてもトーレスとビジャは仲がいい。そういえば、ロシア戦の同じようなシーンでビジャは指を亀裂骨折したらしい。

15分、ラーションのキープ→2列目から飛び出したエルマンデルのシュートはサイドネット。スペインの問題点である、2列目からの飛び出しへの対応。見ているだけではまずい。ボールを奪えないから仕方がないかもしれないが、何か方法はあると思う。

この日のイニエスタはサイドからあまり出なかったが、少しずつ始動。ただし、トーレスがスペースを潰してしまうので少しやりにくそうな感じ。今日のスペインは右にトーレス、左にビジャと棲み分けがあるのかもしれない。
21分、イブラヒモビッチにプジョルがつり出され、そのスペースにラーションが飛び出すもループは浮いてしまう。そしてイブラヒモビッチとの競り合いで足を痛めたプジョルがベンチに交代を要求し、24分にアルビオルと交代。スペインにとっては誤算である。

スペインは徐々にファールで止める場面が増える。セナはかなり激しかった。31分、イブラが起点となり右サイドからのクロスをラーションがあわせるもラモスへのファールを取られる。試合のペースは少しずつスウェーデンへ。起点はイブラ。イブラはタメをつくり、何よりボールを取られない。そして右サイドバックのストールは積極的なオーバーラップをみせ、スペインの左サイドを押し込む。そして34分、大きなサイドチェンジからストールのクロスをイブラが足元で止め、ラモスを振り切って右足のシュート。カシージャスの手に当たったもののボールはゴールに吸い込まれ、スウェーデンが同点に追いつく。

スペインは押し込まれる時間帯が続き、DFラインも徐々に後退。単純なクロスでもスペインは怖い。32分、トーレスが裏を狙い、こぼれだまをビジャが強烈なシュートもイサクソンの正面。
45分、サイドチェンジからラモスがニルソンを交わし、中央へ折りかえす→シルバがエルマンデルに後ろからまともに当たられるもノーファール。そして、スペインが高い位置でボールを持っているのに前半終了のホイッスル。ビジャたちが抗議していた。

前半は1-1。ボールポゼッションはスウェーデン43%、スペイン57%。シュート数はスウェーデン7本(枠内2)、スペイン4本(2)だった。

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後半
後半からイブラヒモビッチ→ローゼンベリ。コンディションかもしれないが、スウェーデンの攻撃の中心はイブラだった。

ゆったりとボールを持ち、イニエスタ、シルバが本格的に始動するスペイン。シルバとイニエスタはポジションを替えることもしばしばだった。ただ、ラモスにボールが入る前にカットされる場面が気になる。ここは狙われている気がする。3分、シルバとビジャがエリア内でパス交換を見せ、フリーになったシルバがシュートを撃つかと思ったがまた戻す。ビジャは予想していなかったようで、スウェーデンに寄せられチャンスをふいにしてしまった。

7分、カプデビラがボールを奪われてカウンターを食らう。エルマンデルを止めたマルチェナがイエロー。
少しずつファールで止める場面が増える両チーム。スウェーデンの守備意識が高くなっていることもあるが、スペインは攻撃が完全に硬直化している。何かいやな流れに。

13分シャビ→ファブレガス、イニエスタ→カソルラ。ここで早くも選手交代のカードを使い切るアラゴネス。ファブレガスとイニエスタの共存は不可能といことで、ファブレガスはカソルラと近い時間帯に投入されることが多い。ただ、このパターンは見たことがない。ファブレガス、カソルラが入るときは4-1-4-1か4-4-1-1のことが多かった。この日は4-4-2での投入である。ある意味ばくちかもしれない。

17分、スペインは中盤のパスカットから立て続けの決定機も決めきれず。ビジャがイサクソンに膝蹴りを入れてしまい、一旦試合がとまる。20分、セナが自ら持ち上がって強烈なミドルもイサクソンがコーナーに逃れる。26分、コーナーキックからトーレス→ラモスと頭でつなぎセナのシュートはイサクソンがキャッチ。この重苦しい空気は何か、今シーズンのバルサを見ているような感じになってきた。
カソルラは左サイドのほうが好きなようで、頻繁に中央に流れる。ファブレガスは低い位置でボールをさばくことが多く、アーセナルと同じような活躍を見せることはできなかった。シルバ、カソルラに仕事をとられては苦しいかもしれない。

34分エルマンデル→セバスティアン。直後のFKから危険な場面をつくられるスペイン。41分ラーション→シェルストレーム。43分、ビジャ→トーレスのシュートはイサクソンの正面。そしてスウェーデンがなぜか前に出てきたこともあり、ロングボールが多くなるスペイン。
そして47分、カプデビラのロングボール→トーレスとストールが競るもボールに触れず→ビジャがイサクソンとの一対一を制してスペインが勝ち越し。この決定力はさすがだが、ここまでのぐだぐだは…

試合は2-1で終了。スペインがロスタイムのビジャのゴールで何とか勝ち点3を獲得。しかし、引いた相手を崩せないスペインの悪さが出てしまった試合でもあった。

感想
勝ったけど何かすっきりしない。ビジャのゴールがなければかなり批判されていたはず。引いた相手を崩せないのは相変わらずだった。
ただ、親善試合でもそうだったように、試合後半にゴールを奪って勝つというパターンは多い。勝負強いという見方もできるが果たしてどうなのか。ギリシャ戦はしっかりと勝って、決勝トーナメントにはずみをつけてもらいたい。ルーマニアと当たるとある意味嫌だな…

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2008年06月13日

クロアチアvsドイツ~ダークホースになれるか~

クロアチアのスタメンはプレティコサ、コルルカ、ロベルトコバチ、シムニッチ、プラニッチ、スルナ、ニココバチ、モドリッチ、クラニチャール、ラキティッチ、オリッチ。

ドイツのスタメンはレーマン、ラーム、メルテザッカー、メッツェルダー、ヤンセン、フリッツ、バラック、フリンクス、ポドルスキ、クローゼ、ゴメス。ポーランド戦と同じスタメン。

前半
ともにボールをまわしている時間がやや長く、ブーイングが聞かれる立ち上がりになる。それにしてもスタジアムの盛り上がりはすごい。

クロアチアは4-2-3-1っぽい。DFラインは高めで、ドイツのDFラインは基本的に放置。ドイツの心臓、バラックにはトップ下の選手とニココバチが対応していた。ドイツがDFラインでボールを回す時間が長いのは、単純に出しどころがなかったからだと思う。
5分、メッツェルダーに足の上にのられたスルナがかなり痛がっていたが、大丈夫だったようでプレー続行。

ドイツはクローゼ、ゴメスがくさびを受けたり、右サイドを起点にして崩しにかかるが、バラックを封じられていては苦しそうだった。ドイツの攻撃はクロアチアの高い集中力の前にことごとく潰されていく。クロアチアはいつまでこの集中力を保てるのか。
中盤でのクロアチアの守備に手を焼き、単純に裏を狙う場面が増えるドイツだが、全てオフサイドになる。一本だけ微妙なのがあったが、クロアチアのDFラインを脅かすには至らず。

次第にクロアチアがボールを持ち押し込む時間が長くなり、ドイツはカウンターが多くなる。クロアチアはとにかくよく走り、サイドを広く使った攻撃でドイツを苦しめる。裏狙いのスルーパスも何本か狙い、メッツェルダー、メルテザッカーを慌てさせる。ドイツには裏を狙えは合言葉かもしれない。

試合が動いたのは24分。中央のクラニチャールがボールをはたき、左サイドからプラニッチのクロス→スルナがヤンセンの背後に一旦隠れ、前に出て右足であわせクロアチアが先制。よく言われる、DFの視界から一瞬消えるというやつか。関係ないが、プラニッチが22番をつけているのにいまさらながら違和感を感じた。エドゥアルドの分まで頑張るということだろうか。そういえばエドゥアルドはアーセナルのプレキャンプに間に合うらしい。無理しすぎはよくない気がする。

25分、ヤンセンの突破から、クロスをゴメスがとんぴしゃであわせるも枠の上。26分、スルナがポドルスキを倒してイエロー。
バラックを封じられているドイツはポドルスキが中央に進出し、バラックも高いポジショニングを取るようになるなど攻撃モードに入る。しかし、相変わらずクロアチアの守備を崩せない。逆に29分、左サイドからラキティッチのクロス→オリッチが頭で落とす→クラニチャールが決定的なチャンスも、シュートをふかしてしまう。レーマンとヤンセンがともに激怒。ドイツは苦しそうだ。

徐々に、中盤でファールでとめる場面が目立ちはじめるクロアチア。苦しいときにはセットプレーがあるドイツ。32分、バラックの直接FKはプレティコサがセーブ。その直後に立て続けにチャンスを迎えるも決めきれず。34分にはバラックがラインぎりぎりでボールを受け、そこからパスを出すもポドルスキ、ヤンセンがかぶってしまいチャンスをふいにしてしまう。

試合には関係ないが、クロアチアの監督ビリッチのリアクションがかなり面白かった。ピンチを招いて(チャンスを外して?)頭を抱える→スーツの内ポケットからペンか何かを落とす→何回もつばをつけてポケットに戻すとか。いちいちオーバーリアクションで、売れるのに必死なお笑い芸人のようであった。

38分、ドイツがコーナーキックを獲得。主審はエリア内でのつばぜり合いをいちいち制したため、なかなかプレーが始まらない。こういうとき、集中力が切れるのは守っているほうで、フリンクス→メッツェルダーがあわせるもわずかに枠の上。ここまでを見る限り、ドイツはセットプレーが最大のチャンスになるかもしれない。

41分、ボールを持ったコルルカが低い位置でヤンセンをあっさり交わし、中央に流す→最後はオリッチが胸トラップして左足のシュートもレーマンがファインセーブ。うまい。43分、クローゼがゴールネットを揺らすもゴメスのキーパーチャージで取り消し。
ロスタイム、シムニッチがどうでもいいところでの遅延行為でイエロー。これにいつものオーバーリアクションで抗議したビリッチ。一瞬退席処分になったかと思ったが、そうではなかった。こういう一緒に戦っているぜ、みたいな雰囲気が選手に受けているのかもしれない。

前半は1-0。ドイツは何かを変えないと苦しそうだ。クロアチアはこのままいって、できれば追加点をとりたい。

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後半
後半からヤンセン→オドンコル。フリッツが一列さがり、ラームが左サイドに移動。

ドイツはバラックが高いポジショニングをとり、フリンクスが攻撃の舵を取る形。前半の終盤からそうだったかもしれない。3分、ラームのクロス→プレティコサがクリアミス→バラックが左足のシュートもゴール上に外れる。バラックは中盤でボールをさばいたり、自ら前線に飛び出したりと何とかしようと精力的に動き回る。6分、モドリッチの無回転ミドルはレーマンが何とかおさえる。

前半とあまり流れは変わらないが、クロアチアは少し受身になっているかもしれない。ドイツはラームがクロスを上げる回数が多い。クロスが流れてオドンコルの前を通過していく場面も多かった。オドンコルは流れを変えられず、ボールが来る回数も次第に減っていった。よく知らないのでなんともいえないが、オドンコルは足が速い選手のはず。それならばスペースにボールを出してあげたほうがいいと思うが、そういったプレーは見られなかった。ここらへんの事情が分かる方はぜひ教えてください。
14分、スルナが右足を痛めてピッチの外に出るが戻ってくる。15分、コルルカの軽率なプレーからピンチを招くも何とかしのぐ。クロアチアは少しずつ押され気味になっている。

しかし17分、高い位置でメルテザッカーからボールを奪ったクロアチアは、右サイドからクラニチャールのクロスがポドルスキに当たる→方向の変わったボールはポストにあたりレーマンキャッチできず→オリッチが押し込んで2-0に。ついてないドイツ。それにしても、クロアチアベンチは見ていて面白い。

ここからさらにドイツを押し込むクロアチア。コーナーキックを蹴りに来たスルナが観衆を鼓舞する。20分ゴメス→シュバインシュタイガー。ポドルスキがトップに入る。
21分、またも高い位置でメルテザッカーからボールを奪い、クラニチャールが倒されクロアチアが絶好の位置でFKを獲得。22分、オドンコル→クローゼがシュートを撃つもブロックされる。ドイツはシュバインシュタイガーが入ってから、攻撃が左サイドよりになっている。

27分オリッチ→ペトリッチ。直後にシュバインシュタイガーが決定的なチャンスもプレティコサがなんとか触りコーナーに。イライラが募り、29分にラキティッチへの悪質なタックルでバラックにイエロー。イライラを抑えられないバラックは、フリンクスに八つ当たり。キャプテンなのに。

シュバインシュタイガーが内に絞り、ラームががんがん上がってくるため攻撃が完全に左サイドに偏るドイツ。そして34分、ラームのクロス→バラックが頭で落とすものの?が頭でクリア→こぼれだまをポドルスキが左足で突き刺して2-1に。35分スルナ→レコ、37分フリッツ→クラーニ。直後にレコのシュートをレーマンがはじき、メルテザッカーがクリアできずヒヤッとさせられる。ドイツはオドンコルをサイドバックにして超攻撃的に。40分クラニチャール→クネゼビッチ。クロアチアはDFの枚数を増やして逃げ切りに入る。それにしてもモドリッチは落ち着いている。ロスタイムは3分。

ロスタイムに入った直後、クロアチアがチャンスをつくりコーナーキックを獲得。そして時間を潰そうとしたレコのタックルを受け、レコを小突いたシュバインシュタイガーに一発レッド。レコ、レーマンにもイエロー。ついでに、その後のプレーでモドリッチもイエローをもらっていた。

試合は2-1で終了。クロアチアの、優勝したような喜びようが印象的だった。

感想
ドイツはバラックを消されるとやはり苦しそうだった。2トップもいまいちだったし、クロアチアの集中力の高い守備の前にほとんど見せ場を作ることができなかった。ドイツをけなすべきなのか、クロアチアを誉めるべきなのかは分からないが、個人的にドイツが負けるならこういう試合な気がする。
だが、逆にここで膿を出せたと考えて、気持ちを切り替えてもらいたい。シュバインシュタイガーは出場停止になってしまったし、決勝トーナメントでポルトガルとあたる可能性が高いなどいろいろと誤算はありそうだが、それでも戦力的には屈指なのは変わらない。こういう時こそ真価が問われそうだ。

クロアチアは、イングランドを予選敗退に追いやったときと同じ雰囲気を感じるチームだった。オーストリア戦の反省をうまく生かしてきたというところだろうか。今大会のダークホースになるかもしれない。ポルトガルと当たらないように、1位通過を狙いたいところだ。

最後に
Young Croatian Football Fan Sadly Dies
心からご冥福をお祈りします。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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2008年06月10日

オランダvsイタリア~悪夢のスタート~

オランダのスタメンはファンデルサル、オーイエル、ボラルーズ、マタイセン、ジオ、デヨング、エンゲラール、カイト、ファンデルファールト、スナイデル、ファンニステルローイ。ロッベンは怪我、ファンペルシーはベンチスタート。そしてスナイデルは誕生日らしい。

イタリアのスタメンはブッフォン、パヌッチ、バルザーリ、マテラッツィ、ザンブロッタ、ピルロ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ、カモラネージ、トニ、ディナターレ。カンナバーロ不在の影響やいかに。

前半
オランダは4-2-3-1、イタリアは4-1-4-1で試合をスタート。ともにある意味予想通りのスタメンである。

2分、ジオがスナイデルとのワンツーで抜け出すもピルロにボールを奪われ、そこからカモラネージ→ディナターレがジオの裏に抜けてクロスをあげるもトニには合わず。6分、ファンデルファールトがミドルもブッフォンが落ち着いてボールを抑える。

イタリアはある程度DFラインを高くして、前線から寄せるのではなくとにかくスペースを消して守る。しかし少し極端すぎたためか、オランダはボランチより後ろが好き放題ボールを持つことができた。あまりにプレッシャーがかからないため、ピルロが焦って寄せに行く場面も散見された。ドナドーニはたとえオランダであっても、引いて守れば耐え切れると思ったのだろうか。カンナバーロがいなくても守備には自信があるらしい。攻撃はトニに預ける形、ザンブロッタを走らせる形ぐらいしかなく、ほとんど可能性を感じなかった。

というわけで、オランダは自由にボールを持てるもののそこから崩す部分で苦労していた。ニステルが楔を受けたり、スナイデル、ファンデルファールトはいい形でボールを受けようとピルロの横で動き回るなど、精力的に攻撃を仕掛けていく。しかし、相手はイタリア。煮詰まったオランダはロングボールを交えるようになるも、やっぱり崩せない。左サイドに攻撃がかたより、ボールがこないことに焦ったか、カイトは内に絞るようになり、中央の密度が高くなった。
守備ではピルロをファンデルファールトが見ていて、トニにはとにかく激しく当たりにいっていた。

試合は、オランダが押し込む時間が少しずつ長くなっていく。11分、ガットゥーゾの左足のクロス→トニがフリーでヘッドもゴール右に外れる。17分、カイトのスルーパス→ニステルが抜け出し、ブッフォンと接触するも、倒れなかったためPKはなし。倒れていたらPKだったかもしれない。18分にはデヨング→パヌッチが頭でクリア→こぼれだまを拾ったスナイデルの左足のシュートは枠の上。しかし、オランダはフィニッシュまでいく場面が少しずつ増えていく。イタリアは守備の時間が長い。23分、スナイデルのFKはマテラッツィが間一髪クリアしてコーナーに逃れる。

試合が動いたのは25分。右サイドからファンデルファールトのFK→ブッフォンがパンチング→?→スナイデルのシュート→ニステルが押し込んでオランダが先制。ニステルはオフサイドだった(パヌッチがピッチ外でうずくまっていたが、インプレー中ということでオンサイド扱いに)。執拗に抗議したトニにイエロー。イタリアはゲームプランが狂ってしまう。

イタリアは少し前に出てくるようになる。28分にはトニがエリア内でマタイセンに倒されるもノーファール。29分にはピルロ→ザンブロッタがクロスをあげるもボラルーズがクリア。イタリアが押し返し始める。
しかし31分、このコーナーキックからジオが左足でクリアする→カウンターからジオのサイドチェンジ→カイトが頭で中央に流す→スナイデルのsuperbなゴールで2-0に。電光石火。ジオよく走るなあ。あと、スナイデルをフリーにするなよとかディナターレに言っても仕方がないか。この失点によりイタリアは苦しくなる。

32分、ピルロ→ディナターレのボレーはボラルーズの股を抜けるもファンデルサルがキャッチ。この日のピルロはパスの精度が抜群だった。34分にはザンブロッタがカイトに足をかけてイエロー。直後にオーイエル→ファンデルファールト→ニステルが裏に抜けそうになるもオフサイド。イタリアが前がかりになってきていると見るやすぐに裏を狙うとはなかなかいやらしい。ここからは省略。イタリアが攻めるも崩すことはできず前半が終わる。ニステルがブッフォンとの一対一を決めていたら、それで試合は終わっていたかもしれない。ブッフォンはさすがだった。

前半は2-0。イタリアは動かざるを得ない。どう動いてくるのだろうか。

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後半
両チームとも選手交代はなし。うーん…

イタリアは攻めているものの決定的なチャンスをあまりつくれない。そもそも攻撃を考えたメンバーではないはずで、オランダの守備が弱いとは言ってもそんなには甘くないはず。トニはタイトなマークに苦しんでいるし、もういちかばちか、攻撃的な選手を入れるしかないと思う。ザンブロッタはかなり頑張っていたが。

9分マテラッツィ→グロッソ。カモラネージを復活させるためだろうか。マテラッツィはベンチに帰ってカンナバーロに話しかけるもカンナバーロは厳しい表情を浮かべる。
イタリアはゴール前までいく回数は増えたものの、ゴールのにおいがしない。14分にはトニがキープし、反転してシュートを撃つも勢いがなくファンデルサルがボールを抑える。

ピルロのFKが外れたあと、19分にディナターレ→デルピエロ。デルピエロは20分に右足でシュートを撃つもファンデルサルがキャッチ。イタリアはデルピエロが中央にいて、左サイドのスペースはグロッソが使うという変則的な3トップで猛攻を仕掛けるも、どうしてもゴールが遠い。24分にはデルピエロがうまくボールを受け右足のシュートも枠の上。そして26分ニステル→ファンペルシー。怪我だけはないように頼みます。

29分カモラネージ→カッサーノ。この直後、カッサーノ→トニがラインぎりぎりで抜け出し、うまくトラップして決定的なチャンスを迎えるもシュートをふかしてしまう。ファンデルサルの威圧感が外させたのか。31分ボラルーズ→ハイティンハ。ボラルーズは追加召集だったので、それを考慮しての交代かもしれない。

32分、ピルロ→グロッソがカイトを交わしてシュート→ファンデルサルはじく→トニ、デルピエロがつめるもクリアされてしまう。イタリアらしくないかさにかかった攻めを見せるも決めきれない。33分にはピルロのFKをファンデルサルがファインセーブ。そして直後のカウンターから、カイトのシュートを一旦ははじくももの、再びカイトがクロス→なぜかそこにいたジオのヘッドで3-0に。ブッフォンが3点とられるとは珍しい。まあ、全失点ブッフォンのミスではないが。

36分カイト→アフェラーイ。アフェラーイは自ら仕掛けてバー直撃のシュートを撃つなどまだ攻め手を緩めないオランダ。イタリアの選手は明らかに落胆の色が濃くなっている。サポーターの表情も対照的だった。ここからは省略。

試合は3-0で終了。オランダは30年ぶりのイタリア戦勝利らしい。一方のイタリアは悪夢のスタートとなった。


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2008年06月09日

ドイツvsポーランド~ポドルスキー~

ドイツのスタメンはレーマン、ラーム、メルテザッカー、メッツェルダー、ヤンゼン、フリッツ、フリンクス、バラック、ポドルスキー、クローゼ、ゴメス。シュバインシュタイガーではなくポドルスキーが左サイド。シュバインシュタイガーは不調らしい。

ポーランドのスタメンはボルツ、バシレフスキ、ジェフワコフ、ボンク、ゴラニスキ、ウォポジニスキ、ドルドゥカ、レバンドフスキ、クシヌベク、ジュラフスキ、スモラレク。不動の左サイドバックで、予選でロナウドを完璧に封じ込めたブロノビチキが膝の故障でメンバーから外れたらしい。クシュチャクと誰かも怪我をしたらしい。

前半
開始早々、ポーランドはきれいなパス回しから、右サイドからクロス→メルテザッカーとレーマンの連携ミスから決定的なチャンスも、クルジノベクの左足のシュートは大きく外れる。レーマンは張り切りすぎたか。ちなみに、レーマンはレギュラーとしてEUROに出るのは初めてらしい。

3分、ドイツは中盤での細かいパス回しから、バラックが縦に出す→オンサイドにいたクローゼが抜け出し、ゴメスにパスを出すもシュートはミートせず、ゴール右に外れる。決定的。ポーランド陣営は抗議していたがこれはラインコントロールのミス。ドイツベンチは歓喜していたが落胆。それにしても、必死に戻ってきた選手は偉い。

ドイツのシステムは4-4-2。攻撃の中心はバラック。全ての攻撃はバラックを経由するといっても過言ではない。バラックが攻撃のバランスをとり、フリンクスが守備のバランスを取る感じ。ヤンセン、ラームは積極的に上がってきていて、組み立てを助けていた。バラックとフリンクスはファブレガスとフラミニみたいな関係で、チーム全体としてはユナイテッドのような印象を受けた。
ドイツはロングボールをあまり使わず、細かくパスをつないでボールを運んでいく。シュナイダーがいない影響か、全体的に左サイドから仕掛けることが多く、ポドルスキーは積極的にボールに触っていた。また、ポーランドはボールを失うとラインを押し上げる傾向があったため、そこを狙う場面も散見された。
守備では、DFラインが非常に高い。メルテザッカー、メッツェルダーはスピード勝負にさせてはいけないし、レーマンとの連携も不安があるので、ロングボールを蹴らせたくない。ゴメス、クローゼは一応守備をしているもののそれほど効果的なものではなかった。ただ、ポーランドはそれほど裏を狙っているわけではなかったので助かっていた。
ドイツはチームとしてのモラルは高く、攻守の切り替えが早い。フィジカルも強く、運動量も豊富で強そうな印象を受けた。ただ、バラックを封じられると厳しいかもしれない。

9分にはポドルスキがドリブルでボールを運び、クローゼとのワンツーで仕掛けるもこれは合わず。10分にはフリッツのクロス→ポドルスキのボレーはミートせず→クローゼが頭で押し込もうとするもクリアされる。15分、ポドルスキのFK→メッツェルダーのヘッドはコーナーに。ボルツ激怒。しかし、徐々にドイツが試合の主導権を握りはじめる。

ポーランドのシステムは立ち上がりは4-2-3-1だったが、途中からは4-1-4-1になるなど時間とともに少しずつ変化していた。特徴は、ピッチを広く使った攻撃でサイドチェンジを多用。8分には右サイドからのクロスで惜しい場面をつくる。しかし、まともにクロスをあげてもドイツCBのメルテザッカー、メッツェルダーに勝てる確率は低い。何かもう一工夫ほしい気がした。あとはもう少し裏を狙ってみたい。スピード勝負なら勝てそう。
ポーランドは、守備では立ち上がりこそ前線から積極的に守備を行っていたものの、ドイツが落ち着いてからはそういった場面は見られなくなっていった。ただ、前線からの守備をしたそうだった。

ドイツが試合を押し気味に進める。そして20分、ゴメス→クローゼが完全に裏を取る→ポドルスキーが押し込んでドイツが先制。3分の場面とほとんど同じ形。ポーランドうまれのポドルスキーは思うところがあるのか、笑顔はなかった。

先制したドイツは少しだけDFラインを下げたため、ポーランドがボールを持つ時間がやや長くなるが、決定的な場面はつくらせない。ポーランドは前線でボールがおさまる気配は全くない。それならば単純にラインの裏を狙ってみるとか、ミドルを撃てるようにするとか明確な狙いがあってもいいかもしれない。30分、バラックのFKは壁の選手の手に当たるもハンドはなし。31分にはバラックの粘りからポドルスキが抜け出して、クロスをあげるもクリアされる。

32分、斜めに走りこんだスモラレクが裏を狙うも潰される。そして34分にミドルが連続してドイツの選手に当たり、直後にヤンゼンのタックルを交わしてロボジンスキがマイナスのクロス→ジュラフスキのシュートはわずかに左に外れる。ドイツは少し守りに入っているのか、ポーランドが押し返し始める。
37分、ドイツは先ほどのお返しとばかりにフリッツ→バラックのシュート→ゴメツがヒールで流そうとするもゴール左に外れる。38分にはレバンドフスキのミドルがゴール右に。
39分、メルテザッカーを後ろから倒してスモラレクにイエロー。主審が先に赤いほうを出したので少し焦った。ここからは省略。

前半は1-0で終了する。

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後半
後半からジュラフスキ→ロジェール。ポーランドリーグ最高の司令塔らしい。政府の協力を得てブラジルから帰化したようだ。

後半はポーランドがボールを持ち、攻める時間が長くなる。ロジェールはボールを持つとタメをつくれるため、攻撃にアクセントをつけられる。ポーランドの攻撃は少しずつ形になっていくが、ドイツを崩すには至らない。
分フリッツ→シュバインシュタイガー。フリッツは試合開始から全力でプレーしていたため、これは試合前から決まっていた交代か。シュバインシュタイガーはそのまま右に入る。

11分、ヤンセン→バラックのクロス→クローゼのヘッドはゴール上に外れる。13分、ロジェールがラインをやぶり、クロスを上げるもクリアされる。分にレバンドフスキがポドルスキへのタックルでイエロー。担架が入るものの、ポドルスキは無事ピッチに戻ってきた。
15分、スモラレクが裏を取りゴールネットを揺らすもわずかにオフサイド。このあたりから、ポーランドはドイツのDFラインの裏を単純に狙う場面が増える。ドイツは押し込まれる時間が長くなっている。ただ守備は堅い。
20分ロボジンスキ→プラシュチコフスキ。直後に、WOWOWの解説席にボールが飛び込んできて、解説者がボールを触っていると係員に早く投げ返せと怒られたらしい。

24分、ラームの素晴らしい動き出しからバラックがシュートを撃つもボルツがファインセーブ。しかし27分、バラックとゴメスのワンツーから、シュバインシュタイガー→クローゼのシュートは真上に上がる→ポドルスキが左足で冷静に決めて2-0に。これで勝負ありか。

分ゴラノフスキ→サガノフスキ、ゴメス→ヒッツルスペルガー。ヒッツルスペルガーが左サイドに入り、ポドルスキがトップに。32分、クローゼ→フリンクスへのパスは合わず。35分、シュバインシュタイガーのミドルはボルツの正面。38分、ロジェールの個人技からクロスをザガノフスキがヘッド→レーマンはじく→スモラレクは押し込めず。39分、ヒッツルスペルガーの強烈なミドルは枠の上。ここからは省略。

試合は2-0で終了。ドイツがやや苦戦しながらも終わってみれば完勝し、好スタートを切った。


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2008年06月07日

スペインはジンクスを破れるのか?

スペインはジンクスを破れるのか?、ということで考えてみたいと思います。偉そうに書いていますが、間違えていたりしたらご指摘ください。よろしくお願いします。


スペイン代表のメンバーは以下のようである。

GK  イケル・カシージャス(レアル・マドリー) 
GK  アンドレス・パロップ(セビージャ)
GK  ホセ・マヌエル・レイナ(リバプール)
DF  セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー) 
DF  アルバロ・アルベロア(リバプール)
DF  カルレス・プジョル(バルセロナ)
DF  ラウル・アルビオル(バレンシア)
DF  カルロス・マルチェナ(バレンシア)
DF  ファニート(ベティス)
DF  ホアン・カプデビラ(ビジャレアル)  
DF  フェルナンド・ナバーロ(マジョルカ) 

MF  シャビ・アロンソ(リバプール) 
MF  マルコス・セナ(ビジャレアル)
MF  シャビ・エルナンデス(バルセロナ)
MF  ルベン・デ・ラ・レッド(ヘタフェ)
MF  セスク・ファブレガス(アーセナル) 
MF  アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
MF  サンティ・カソルラ(ビジャレアル)
MF  ダビド・シルバ(バレンシア)
 
FW  ダビド・ビジャ(バレンシア)
FW  フェルナンド・トーレス(リバプール) 
FW  セルヒオ・ガルシア(サラゴサ) 
FW  ダニエル・グイサ(マジョルカ)  


特徴的なのは中盤の構成である。純粋なサイドアタッカーがおらず、ボランチ系の選手が非常に多い。また、中盤にフィルターをかける選手も見当たらない。これはひとえにアルベルダがいないからである。バレンシアで干されてしまったアルベルダのコンディション、試合勘にアラゴネスが不安を感じたためと思われる。このEUROを最後に代表監督の座から退くアラゴネスから見れば、アルベルダとある意味心中することはできなかったのだろう。逆に、代表レベルで中盤の潰し役を本職とする選手がアルベルダしかいない、このポジションの選手層の薄さを垣間見ることもできる。

その様な事情はあるにせよ、このメンバー構成から読み取れるアラゴネスのメッセージは「スペインは攻撃的なサッカーをする」ということ。相手がどの国であっても、スペインらしい流れるようなパスワークで試合を支配し、勝負にも勝つ。退路を断ち、自らのサッカーを貫くという男前っぷりである。守備を重視してチームをつくっているイタリア、フランスとは真逆のベクトルを持っていると言える。

近年のビッグトーナメントでは、守備を重視したチームが優勝している。前回のEUROのギリシャもそうだったし、ワールドカップの決勝はイタリア対フランスとまさに象徴的な組み合わせだった。CLでもミラン、リバプール、チェルシーといったどちらかというと守備的なチームがコンスタントに勝ちあがっている。今シーズン優勝したユナイテッドも、ロナウドたちに目が行きがちだがファンデルサル、リオ、ヴィディッチらで形成される守備ブロックは非常に強固であり、決勝トーナメントでファーガソンは相手に合わせたサッカーを行っていた。レベルの高い試合になるにつれて守備力の重要度はいっそう増していく。

つまり、このようなビッグトーナメントでものをいうのは守備力である。スペインはその流れにあらがうことができるのか。決勝トーナメントで、フランス、イタリアとの真剣勝負をぜひ見てみたいものである。

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そんなスペイン代表の弱点を簡単にまとめてみる。システムはおもはやなじみとなった4-1-4-1。詳しいことはこちらをどうぞ。

  • 中盤でパスをつなぐ構成なのに、ディフェンスラインの組み立て能力が低いためそれを活かしにくい。バルサでも同様の問題が発生したがゆえに、マルケス、ミリートで改善を図った。残念ながら、スペインにはそういったCBは少ない。
  • 攻撃サッカーを標榜しているわりに、フォワードの組み合わせに問題を抱えている。トーレスとビジャの2トップは、これまでの試合を見る限り機能しているとは言えない。
  • 中盤の構成は、ボールを持ってパスが調子よくつながっているうちはいいが、一度劣勢になると、とめどなく劣勢になりがち。中盤でフィルターが効かず、プジョルたちがさらされる場面が多くなると予想される。また、逃げ切るために切れるカードが少ないため、試合後半の猛攻を耐え切れるのか。
  • サッカーがある意味単調になりがちである。パスサッカーだけでは守る方もリズムに慣れてくる。そういった意味で、ホアキン、リエラなど縦への突破が武器の選手は、リズムを変えられるため重宝するはずだが、アラゴネスは召集しなかった。コンディションを考えてのことかもしれないが、戦術的な幅は間違いなく狭まっている。
  • ファブレガスはイニエスタ、シャビに仕事を取られていて持ち味を発揮できていない。特にイニエスタとはポジショニングがかぶり、ファブレガスは非常にプレーしづらいはずである。
  • 相手が引いて守ったときに、パワープレーという選択肢がない。リードを奪われ、守りを固めた相手を崩せるのか。よほどいいクロスが入らない限り得点のにおいがしない。

このようなことから、スペイン対策として考えられる例をあげてみると

1.2トップ系のチームの場合、1人がマルチェナを見て、片割れがアンカーを見る。プジョルにボールを持たせる、有名なバルサ対策をおこなう 

2.人数をかけて守り、積極的に前に出てくるラモス、カプデビラの裏を起点にしたカウンター(スペインの中盤は後ろに走るのが苦手) 

3.空中戦に強い選手が前線にいるチームの場合、ロングボールで徹底的に攻める


1.についてはアメリカ戦でも垣間見えた。アメリカは前半の中盤ぐらいから、2トップがプジョル、マルチェナと一定の距離を保ちながら、センターハーフの選手とともにスペインの心臓であるトリボーテをケアしはじめた。すると、スペインはビルドアップに苦労する→仕方がないのでシャビ、シャビアロンソが低い位置でボールを受けに来るが、前線との距離が開いてトーレスが孤立してしまうという悪循環に。イニエスタがいなかったとはいえ、こういった傾向は非常に気になる。フィジカル勝負で勝てないため、ボールを運んでも簡単に奪われる場面も目立った。シャビのゴールはかなりうまかったけど。

また、守備の際でもアメリカのトップの選手がシャビアロンソの隣のスペースで楔のボールを受ける→二列目から飛び出してくる選手にどう対処するのか。そして、プジョル、マルチェナはさらされた状況に耐えることができるのか。カシージャスの神セーブに救われる場面は多くなりそうな予感。

3.についてはスペインのシステムにも起因する弱点である。スペインは守備の際4-1-4-1できれいに引いて守るのため、相手はなかなかパスの出しどころがない。すると必然的にロングボールを蹴ることになる。そして、スペインの最終ラインは空中戦にやや不安がある。何か自ら弱点をぶつけているような形となっている。


グループリーグの対戦相手は、ロシア、スウェーデン、ギリシャである。一試合目がロシアなのはいいのか悪いのか。スペインが試合を支配して先制する→後半にヒディンクがお得意の攻撃の枚数を増やす采配を振るい、パワープレーを挑んでくるいう展開になると何か怖い。スウェーデンもしかり。スウェーデンはロングボール中心というイメージなので、なおさら怖い。
ギリシャはラモス、カプデビラの裏を徹底的に狙ったカウンターで来るはず。前回大会ではカウンターサッカーで優勝を飾っているだけに決して侮れない。こう考えてみると、スペインのトップ通過は既定事項のように言われているが不安は尽きない。


とまあ、ネガティブな部分ばかりをピックアップしてみたが、ツボにはまったときのスペインのサッカーはめちゃくちゃ面白い。そして、ビッグトーナメントでも自らのサッカーを貫こうとするスペインがどこまで勝ち進むことができるのか。個人的には、このEUROはスペインに注目していこうと思っている。

おまけ
しつこいですが、神サイトの蹴球計画さんを紹介します。自分ははまりまくりです。EURO関連の記事のリンクを張っておきます。時間のあるときにじっくり読んで、ぜひ楽しんでください!

スペイン対ロシア
オランダ対イタリア
ルーマニア対フランス
ドイツ対ポーランド
ドイツ戦に関して、クローゼのミス(ラン・ウィズ・ザ・ボール)
ポルトガル対トルコ(その1その2その3その4)


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2008年06月05日

スペインvsアメリカ~良くも悪くも~

スペイン代表のメンバーはこちら。先日行われた、親善試合のペルー戦のレポはこちら。

いよいよ今週末に迫ったEURO2008。しかし、スペインはこの時期に怪我人が続出している。食中毒にかかったイニエスタは回復しつつあるようだが、心配されているのはビジャ。火曜日の練習中に足首を痛め、チームドクターもかなり心配しているらしい。セルヒオガルシアはふくらはぎ、トーレスは右足首を痛めているなどなど、不安要素が尽きないスペイン。

スペインのスタメンはカシージャス、ラモス、プジョル、マルチェナ、カプデビラ、シャビアロンソ、カソルラ、ファブレガス、シャビ、シルバ、トーレス。ファブレガスが背番号10をつけている。それだけアラゴネスも期待しているのだろう。

アメリカのスタメンはハワード、ピアース、Bocanegra、Cherundolo、Oneywu、ブラッドリー、ルイス、アドゥ、デンプシー、ジョンソン、Maurice。

ペルー戦のレポから、スペイン代表について簡単にまとめる。

スペインの問題点は

  • 中盤でパスをつなぐ構成なのに、ディフェンスラインの組み立て能力としてそれを活かしにくい
  • 攻めを標榜するわりに、フォワードの組み合わせに問題を抱えている
  • 中盤の構成は、ボールを持ってパスが調子よくつながっているうちはいいが、一度劣勢になると、とめどなく劣勢になりがち

そしてスペイン対策としては、

  • 2トップ系のチームの場合、1人がマルチェナを見て、片割れがアンカーを見る。プジョルにボールを持たせる、有名なバルサ対策が機能する
  • ラモスの裏を起点にしたカウンター(スペインの中盤は後ろに走るのが苦手)
  • ロングボールで徹底的に攻める

などなどが考えられるようだ。

前半
開始早々、前から激しく寄せにくるアメリカ。システムはオーソドックスな4-4-2っぽい。例のスペイン対策をやっているわけではなさそうだった。

スペインは、いかにトーレスを孤立させないかが勝負だと思う。いつもならイニエスタが中央に流れてサポートに来るところだが、カソルラはあまりサイドから出ない。それでも、序盤のアメリカはスペイン対策が明確でなかったので、スペインは比較的楽にボールを回せていた。シャビアロンソがボールを持ち、逆サイドへの大きな展開からシルバが個人技を仕掛けようとした場面など、中盤でのボール回しはやっぱり見ていて軽快。トーレスは両サイドに流れたりと、起点になろうと精力的に動いていた。ただ、ロングボールが全くないのが少し気になった。ちなみに、カシージャスのGKもショートパスばっかりだった。

8分、ラモスのクロス→シャビのヘッドはハワードがおさえる。10分、トーレスがラインぎりぎりでボールを受けシュートを撃とうとするも、アメリカが何とか踏ん張る。12分、シルバが内に絞る→サイドチェンジからカプデビラがオーバーラップするもトラップミス。15分、ハワードがクロスボールに対する目測を誤り、ボールを抑え切れなかったもののピンチには至らず。

スペインが押し込む時間が長いが、最後のクロスが合わなかったり、ゴール前でフィジカルで潰される場面が目立っていた。プレーが続いているのに、ピッチに座り込んでいる選手も散見された。あと、攻撃の場面でクロスに競り勝つ確率がほぼゼロなのは少し悲しかった。引いた相手をどう崩すかというのは永遠の課題なのかもしれない。

20分前後から、アメリカはDFラインでゆったりとボールを回してポゼッションを回復し、少しずつ全体的なラインを押し上げる。スペインは4-1-4-1で守っていたため、。アメリカを正面から迎え撃つ形に。そしてアメリカは、徐々にフィジカルを生かした攻撃を仕掛けるようになり、決定的な場面こそあまりないもののスペインゴールまで迫る場面が多くなる。楔のボールが入っても、すぐにはボールを奪えないスペイン。22分には、オフサイドながらもジョンソンにゴールネットを揺らされる。23分、カプデビラ→シルバ→トーレスがシュートもハワードがキャッチ。

中盤辺りからスペインのボール回しがうまくいかなくなったのは、アメリカが例のスペイン対策をやり始めたからかもしれない。シャビアロンソにマークがつく(たぶんジョンソン?)ようになり、シャビアロンソは低い位置でボールを受けるようになる。すると前線との距離が開いてしまい、トーレスが孤立する場面が増える。ロングボールで競り勝てるわけもない。思ったように試合を運べない状況にイラついたのか、スペインは荒いプレーが多くなる。

思うようにボールをもてないためか、全体的なラインを上げるスペイン。アメリカのDF陣に自由にボールをまわさせたくないという意思は感じるが、アメリカも無理に攻撃するのでなく、しっかりボールキープ。そして試合はややトーンダウン。

38分、カプデビラが前に上がった裏を狙われる。アメリカはロングボールでジョンソンを走らせる→プジョルが寄せるもジョンソンはボールをキープし、何とかシュートまで持っていった。スペインはらしさを出すことができず、徐々にスタジアムからのブーイングの音量が大きくなっていく。こういうとき、どういう手を打てばいいのだろうか。ファブレガスを前目にするとかありだろうか。あとは、もっとシュートの意識を持つべきかもしれない。どうもパスが一本多い気がする。

前半は0-0で終了する。耳を劈くようなブーイングの嵐。

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後半
後半からトーレス→グイサ、シャビアロンソ→セナ。開始早々、トーレス→グイサの左足のシュートはDFに当たる。2分、左サイドからのクロス→ジョンソンのヘッドと決定的なチャンスをつくられるスペイン。6分には鮮やかなパス回しで右サイドを崩すも、またもラストパスが合わず。8分カプデビラ→フェルナンドナバーロ、13分シルバ→デラレッド。スペインはファブレガス、カソルラにグイサのサポートをさせる形に。

スペインは両SBをあげ、攻撃に人数をかける。特にラモスは超攻撃的で、一瞬3バックかと思ったほどだった。そしてスペインはシャビがいい形でボールを持てるようになり、テンポのいい攻撃を見せアメリカを防戦一方に追い込む。16分、カソルラが倒され絶好の位置でFKを獲得。しかし、シャビの蹴ったボールはバーを叩く。22分にはまたも鮮やかなパス回しから、最後はセナのシュートがサイドネットへ。スタジアムに集まったサポーターは落胆。24分には、カソルラがエリア内で倒れるもノーファール。

攻めまくるスペインだが、どうしても点がとれない。29分にはラモスの突破からシャビがミドルもGKの正面。しかし34分、ファブレガス→シャビのトラップから、自らDFを交わすと、寄せられながらも冷静に右足で決めてついにスペインが先制。うまい。

38分ファブレガス→アルベロア。ここからは省略。スペインがDFラインでボールをまわしているときの、ものすごいブーイングが印象的だった。

試合は1-0で終了。スペインがEURO前最後の親善試合で無難に勝利した。

感想
勝ったけど、やっぱり物足りなさを感じる試合だった。スペインならもっとできるような気がする。まあ、親善試合で大勝してもあまり意味はないかもしれないが、良くも悪くもスペインらしい試合ではあったかもしれない。
ただ、引いた相手をどう崩すのか、そういうオプションは絶対に欲しい気がする。でも、2トップにするとうまくいかなかったみたいだし、何か難しい。いまさらいっても仕方がないかもしれないけども。


ペルー戦のレポを読むにつれ、スペインって結構弱点が多いんだなと痛感させられた。ただ、個人的にはもうそろそろジンクスを破ってもらいたい。グループリーグはさりげなく嫌な相手が多いし、決勝トーナメントでは死のグループを抜けてきたチームと当たるわけで、厳しいのは分かっているけどがんばってほしい。
それにしても、TBSはスペインの試合をなんで放送しないのだろうか。


バルサがビジャレアルからカセレスを獲得しました。移籍金は1650万ユーロです。詳しくはこちらをご覧ください。

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2008年06月01日

アーセナル、バルセロナの動向 ザンブロッタのミラン移籍が決定

アーセナル

フラミニをフリートランスファーで放出したアーセナル。他にはフレブ放出が濃厚ですが、アデバヨール、ファブレガスといった人気銘柄は残留で間違いないと思います。ファブレガスに関してはもううんざりですが。

フレブの後釜なのか、ナスリ獲得は99%決定しているようです。自分の同い年の選手がアーセナルにやってくるのは、何か嬉しいですね。ネクスト・ジダンに注目です。
フラミニの穴には、フランスのクラブから選手を引っ張ってくるようです。どこかでそんな記事を目にしました。

個人的には、ヴェンゲルがソングをどう考えているのかが気になります。シーズン終盤のようにCBで使うのか、フラミニのポジションに入れるのか。この夏に誰を獲得するかでヴェンゲルの考えが読めそうですね。
あとは、来シーズンのキャプテンが誰になるのか。有力候補とされているトゥーレは、ギャラに関して不満を抱いているようです。何でも、ギャラスのキャプテンシーに疑問を抱いているうえに、何でギャラスはアーセナルのwage structureの例外(他にこの例外に当てはまるのはファブレガスのみ)になっているのかとか。気持ちは分からないでもないですけどね。


最近よく思うのですが、今のアーセナルって補強ポイントを言い出したらきりがないです。思いつくだけあげてみると

  • ワールドクラスのGK
  • 経験豊富なCB(テュラム、ダン?)
  • クリシーのバックアッパー
  • フラミニの穴
  • エブエの処遇(個人的には右SBに固定して、サイドに新たな選手を獲得して欲しい)
  • 怪我がちなロシツキー、ファンペルシーのバックアッパー
  • ファブレガスのバックアッパー
  • アデバヨールのバックアッパー

などなど。ほとんど全てのポジションです。右サイドバック、CFだけのユナイテッドとはえらい違いですね。

アーセナルは補強ポイントが多いですが、これは逆に言うと各選手が成長したからでもあると思います。アデバヨール、ファブレガス、フラミニ、フレブ、クリシーなど、既存の選手が飛躍したからこそ、バックアッパーとの実力差が大きくなってしまったのではないでしょうか。


最後に嬉しいニュースを一つ。

エドゥアルドが奇跡的回復力「8月にはヨーロッパに戻る」

ぜひ頑張ってもらいたいです。奇跡の復活を期待しましょう!

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バルセロナ

バルサは積極的に動いています。まずはライカールトを解任→ペップが監督に就任しました。既にピケ(←マンチェスター・ユナイテッド)、ケイタ(←セビージャ)を獲得し、ジョルケラの怪我によりレンタルで加入したピントの完全移籍が決定しています。

信憑性はともかく、獲得の噂が出たのはイブラヒモビッチグイサトレゼゲフレブシルバセルヒオガルシアアウベスファンカセレス、キブ、コロッチーニなどなど。なんかうんざりですね。

補強に関して、詳しいことはrijkaardさんのところにあります。なので、個人的な意見を少し。サッカーには関係ないですが。

個人的に、シルバはぜひ獲得してもらいたいです。サッカー云々ではなく、ビジュアル的にいいのではないかと。よく考えたら、バルサって有名な選手はいるけど、いわゆるイケメン選手はジオバニ(とボージャン)ぐらいではないでしょうか(まあ人によって判断は分かれると思いますけど)。中心選手のプジョル、メッシ、イニエスタ、シャビ(、ロナウジーニョ、)などはなんか…。レアルを見てみると、グティ、エインセ、スナイデルと中心選手かつイケメンがいるわけです。こういう選手がいると、チームの顔としても見栄えがいいのではないかと。別に、選手を顔でどうこういうつもりはないですが、人気は出るのではないでしょうか。

また脱線しますけど、フジテレビって最近美女アスリートっていう言葉を使いすぎな気がします。確かにそういう人もいますが、個人的にひどいなと思うのは女子ゴルフです。どこが(以下自粛)、っていう人多すぎじゃないですか?フジテレビ側が持ち上げているだけなのかもしれませんが。嬉々として出ている側もなんか…。ジャンクスポーツの美女アスリート大集合みたいな回に出ていた人とかねえ…。これ以上いっても仕方がないのでやめます。


話がそれたので元に戻します。放出が決定したのはエジミウソン(ビジャレアル、フリートランスファー)、ザンブロッタ(ミランへ、移籍金は850万ユーロ)。放出が濃厚なのはロナウジーニョ、ジオバニ、デコ、テュラム(個人的にはアーセナルに来て欲しいが、DFラインの高いチームでは力を出せなさそう)。他に噂が出たのはマルケス(彼女がマドリー在住らしいのでアトレチコに?)、アビダル(リバプール?)などなど。
個人的に、ロナウジーニョは早く売らないと何かまずいことになりそうな気がします。ミランは金の無駄とか言っているみたいなので、マンチェスターシティーでもいいのでとにかく売ってほしいと思います。まさかの残留になっても、逆に困るのではないでしょうか。

そういえば、クラブ内ではラポルタに対する不信任案が可決されるかもしれないですね。この時期というのは微妙な気もしますが、動向を注目していきたいと思います。テンカテの復帰はあるのでしょうか。

おまけ
サッカーブログで、スポナビ以外の神サイトを紹介します。知っていらっしゃる方も多いとは思いますが。
個人的に、蹴球計画というサイトはかなりのお気に入りです。スペインで取材をされている方が、素人にも分かりやすいように書かれています。画像も豊富で見やすいですし、面白さはバツグンです。

蹴球計画 ~スペインサッカーニュース~
attacking phase - サッカーの戦術・技術、フィジカル・トレーニング、フットサル
majestic blue

みなさんの知っていらっしゃる神サイトも教えてください。なるべくブログでお願いします。

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2008年05月31日

「フラミニの移籍、プレミアについて」のまとめ

いまさらながらまとめ記事です。自分の意見はまだ書いていませんが、後で加筆する予定です。
(注 加筆する予定でしたが、こちらの手違いで文章が消えてしまったのでこれで最終版とします。もし期待された方がいたとすれば、本当に申し訳ないです_ _)

それにしても、大学のレポート地獄は苦しいです。去年までは楽だったのにとか言っても仕方がないので頑張ります。あと、EUROはWOWOWに入っている先輩に録画してもらえそうなので、全試合見れそうです。まあ、そんな時間はないですが。



1.フラミニのミラン移籍をどう思いますか?

  • 移籍自体は仕方ない。お金なのかもしれないし、チームの将来が見込めないと思ったのかもしれない。ただガナサポとしては、俺達は売る側のクラブじゃない、というプライドがあるでしょう。(コルッカさん)
  • そもそもアーセナルが彼をマルセイユから獲得した時のやり方がえげつなかったので。因果は巡っていつか自分に返ってくる良い例ではないですか。フラマネーとかそんな事言うなよって感じですね、英国人のそういうところは好きになれません。(熊本さん)
  • フラミニの移籍は致し方ないことですね。アーセナルの年俸制度の上限や、30歳以上の契約は単年契約な事を考えれば、将来が安定しているミランへの移籍はある意味フラミニにとってはいい選択かと…(KKさん)
  • 弱肉強食のプロの世界において弱い(資金力が無い)チームは当然強いチームに食べられる(選手をとられる)。アーセナルも自分より弱いとこから選手をとっているのだからとられる事に関して文句を言える立場でないと思う。(liga2さん)
  • フラミニが去年から出場機会求めて移籍したがっていたから仕方ない。が、今のアーセナルにとって彼がいなくなるのはかなりの痛手。代役がいなくなるので来期補強に期待してる。(iromeさん)
  • 待遇というのは何も金銭だけではないはず。選手だったら自分自身が最も尊重される環境に身を置きたいと思うもの。今年はフラミニが最も早いタイミングで移籍が決まったから注目が集まっているだけで、ファン感情以外に議論が入る余地はないと思う。(rkさん)
  • フラミニ自体を責める事は出来ません。選手が何を最優先するかは十人十色でしょう。今季の実績と将来の貢献の見返りに年俸を求めたフラミニの姿勢に私は全くといっていいほど嫌悪感はありませんでした。むしろアーセナルの対応に怒りを覚えています。確かにアーセナルには金のなる木はありません。全ての選手の要求に応える必要はありませんし無理でしょう。フラミニは要求に応えるべき選手だったと思います。最低でも向こう5年間はセスクとチームの長所を引き出すことの出来るチームの心臓になる選手でした。(shigeyukiさん)
  • プロとして妥当な判断かと。仮にフラミニがイングランド人であればもしかしたら残留してくれたかもしれませんね。そしてこれは、現在の主力にも同じことが言えます。ジェラードのように、給料のことを差し置いてクラブに人生を捧げられる選手は、イングランド人以外からは中々現れないでしょう。アーセナルというクラブの体質上、移籍を考えるのはしょうがないと思います。しかし、相当の痛手なのは間違いありませんね…(goonerさん)
  • プロとしては妥当な決断だが、人間としては完全に失望。アーセナルでの評価が決定的となったシーズンに移籍を決意した事で、お金とネームバリューで判断を下したという印象をファンには与えた。どの倶楽部でも愛される選手とはならないだろう。(上々さん)
  • アーセナルが早く契約更新、または引きとめに成功できていたら、移籍は免れていたと思います。ですけど、フラミニ自身が移籍を希望したのならしょうがないと思います。アーセナルとしては、かなりのダメージを食らうと思いますが、フラミニには、ミランでもがんばってほしいです。(バルサ&マンUファンさん)
  • フラミニとしても少し前まで便利屋のような扱いをされてた選手ですからやはり思う所はあったのではないかと。(フラットさん)
  • フラミニは06-07シーズン全然使われなくなってシーズン終了後移籍を希望していた。たまたま今年使われてたまたま活躍した選手に契約延長しろって…虫がよすぎる。去年移籍するはずだったのが今年になっただけだと思う。(くろめさん)
  • 移籍するのは別にいいんですけど、今シーズンの活躍については、いわば確変っぽいところがあるわけで、今までチョン(失礼)だった選手がいきなり活躍して、さあこれからっていうときに移籍しちゃったわけだから、これによるアーセナルのダメージは大きいと思います。(次郎吉さん)
  • 昨年のオフシーズンに契約を延長しなかったアーセナルに文句を言う権利は無いでしょう。ベンゲルも引き止めても無駄なことはわかってることでしょう。フラミニはプロのサッカー選手として間違ってはいないと思います。(ただこれがユナイテッドの選手だったら移籍してなかったかもしれないと感じます。)つまりアーセナルというチームは、プレイする選手にとってキャリアを終えてもいいと言わせるほどの(ブランド)力を持ち合わせていないように思えます。アタッキングフットボール自体はとっても魅力的なのですが…。(kさん)
  • 早く契約更新しなかったアーセナル側が悪いだけでしょうね。元々資金力が他と比べて劣っているのとベテランに厳しいということもそろそろ見直すべきなのではと思います。ただ、フラミニはプレイヤーとしては嫌いではないのですが個人としてはあまり好きではありません。アーセナルに来た経緯といい、今回何年も微妙で一年だけの活躍で移籍といいクラブ側に忠誠みたいなのが全くない気がします。(karasuさん)
  • 僕はミランが好きなので、フラミニのミラン移籍は嬉しく思っていますし、良い補強だと思います。しかし、欲を言うとフラミニではなく先にアデバヨールを獲得してほしかった。フラミニもアデバヨールも両方獲得できるのなら良いけど、世の中そんなに甘くないですからね。あとはガットゥーゾとの関係がちょっと気になるくらいかな。アーセナルにとっては大打撃でしょう。(ロビーさん)


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2.プレミアは世界最高のリーグなのか?

  • リーガやプレミアは守備に関して認識が薄いように感じます。セリエやブンデスは世間で思われているより遥かにレベルの高いディフェンスとプレッシングで、とても美しいです。名の在る選手が結果を残せず去る確立が最も高いのがセリエなのは偶然ではないと思います。裏を返せばその中でも結果を残せる選手は良質だと言えます。CLのようなトーナメント戦では何が起こるか予想は難しいですが、CL出場チームだけのリーグ戦でもやればイタリア勢は強い気がします。フットボールで最後に物を言うのはディフェンスの組織力だと思います。(バさん)
  • どうでしょうねえ・・・UEFAカップはなんせテレビでやらないからどんな試合内容かなんてわかりませんからね。一回見てみたいのはリーガ、プレミア、セリエの10位くらいのチーム同士の対戦ですね。一番力関係が見えてきそう。ちなみにブンデスはゼニトにレバークーゼン、バイエルンがボコされた時点で厳しいでしょう。今シーズンからテレビで見れないのが残念でしたが。(ブさん)
  • やはり最近プレミアが隆盛なのは4チームだからでは、と思います。単純にハイレベルな試合の割合が多くなるわけで。リーガは何といっても2強ですし、セリエはインテル一人にローマ一人がなんとか・・・というところ。自分はリーガが一番、といいたいところですが、2強がピリッとしない限りはやはり限界がある、と。中堅クラブが強いのは事実ですけどね。特に最初から引き分け狙いという態度はほとんど見せないところが長所でしょう。それとバレンシアやアッレティが「中堅以上の存在」として安定上位を確立すればCLでもまた出てくると思ってます。「2強以外全部中堅」ではちょっと辛いかなと。ただそれぞれのリーグで全くツボが違うのは事実ですよね。(コルッカさん)
  • 個人的に、上のレベルはプレミアが最も強いと思います。なんせ、4強のベストメンバーはホントに強いですから。ただ、中堅まで考えると、一番強いのはリーガかと。あそこは、中堅もUEFAカップできっちりと結果を出せるチームが多いですしね。セリエは魅力が少ないとか言われがちですけど、やはり4強+ヴィオラは、当然のことながら高い水準にあると思いますね。(KKさん)
  • 世界で最高峰のリーグはどこかだなんて私は考えたことがない。議論する事はあっても考える事自体がサッカー好きである私には愚かだと思う。外国人が多くなってきているとは言え、各国のカラーがリーグにあるのでどこを見ても面白い。贔屓のチームを各国リーグで持つとなお楽しめる。プレミアは近年の外国資本流入で今の地位が固まっただけだと思う。他のリーグに流入していたらそっちが今のプレミア地位になっていたと思う。(liga2さん)
  • まあ上位4チームに比べたらどうしてもレベル低いように見える気がする。ヴィラやエヴァートン、スパーズあたりはもう少しできる気がするけどなあ・・・。(iromeさん)
  • プレミアリーグは世界最高なのか。答えはYESでありNO。最高峰の大会であるチャンピオンズで大きな成績を収め、観客収入や放映権料も他の追随を許さない。プレーレベルも最高レベルにあるのは間違いない。しかし「外国人オーナー」や「外国人枠」の存在が他のリーグと大きく違うのもまた事実。FIFAやUEFAが何らかの決定を下すことで、競争力が極端に落ちる可能性はある。要は土俵がそれぞれ違うわけで、他のリーグと比べて絶対的に優れていたり劣っていたりするリーグは存在しない。チャンピオンズリーグにしても国内のチームをベースに、今年までは3+3という緩いルールが加えられるのみで国際大会が行われているのだから、違うふんどしで相撲をとっているのと同じである。(rkさん)
  • 上位陣のみで見ればプレミアが最高でしょうね。勝ち点を取ることが難しいリーグが最高のリーグとは断言できないと思います。私はリーガとプレミアが横綱でセリエAが大関かなと思います。(shigeyukiさん)
  • 世界最高峰かどうかは各々が決めればいいと思います。どこが面白いかと聞かれたらアーセナルと答えます。というか、正直他のリーグをあまり見たことないのでわかりません。今はプレミアに外資が流入してきて各チームの資金が豊富なだけなのでは。セリエAもバブルが弾ける前は世界の一流選手が挙って集まっていましたし。(goonerさん)
  • プレミアは世界最高のリーグと思う。異なるスタイルのチームがバランスよく混在している。今のリーガやセリエには多様性がない。プレミアの中堅チームがUEFAカップにどれほどの価値を見出しているかは疑問。国内リーグを優先している印象が強い。(上々さん)
  • 確かに、プレミアのビッグ4は今季リバプールを除いてとても強かったと思います。ですけどダービーがユナイテッドに勝てないのと同じで上位4チームとそれ以外のチームとの戦力の差が激しく、リーグ優勝はいつもビッグ4、となってしまっています。今季だけでいくと、プレミアが最高だったと思いますが、まだまだ、最高と言い切れないので、リーガ、セリエAとあまり変わらないと思います。(バルサ&マンUファンさん)
  • 最近に限れば、プレミアは4強が強すぎ、リーガは2強がだらしないだけだと思います。セリエはその中間くらい。ここ最近のリーガは他の2リーグに比べてあまりに守備を軽視しすぎです。攻撃に重きを置くのと守備を軽視するのは同義ではない。リーガのスタイルで欧州を勝ち抜く方法は2年前のバルサが見せてくれてるのに、それがリーグに反映されないのは寂しい限りです。そういう意味で現在最も欧州で勝てそうなサッカーをしているヴィジャレアルには期待してます。後ブンデスの今後にも。(フラットさん)
  • 最高(?)かもしれないが、最強ではない。(くろめさん)
  • プレミアは4強+スパーズいがいはたいしたことないとおもう。ダントツに強い4チームだが、他は微妙。この4チームと対戦する15位とかのチームとの差が大きすぎて、サプライズが何もないところも残念。リーガでも、セリエでも、順位が悪いチームでもいいパフォーマンスが見れるから個人的にはプレミアの試合は4強+スパーズ意外レベル低いとおもう。リーガは下にいるチームも競争力があって面白いし、攻撃サッカーが多く、ポジェッションを支配しようとプレスをかけているので緊張感あふれるゲームで面白い。セリエはやっぱり守備的なチームが多いが、そこを破っていこうとするプレーが好きだ。インテル、ミランなどは完全に1・2点取ったら守備に重点を置くし...ローマはリスクを犯してでも攻めて、相手の守備を削っていくし、サイドをうまく使っているサッカーで相手を確実に翻弄して勝利することができるから、個人的にはローマのサッカーが一番好きだ。ただリーグ全体としてのレベルはたかい、とはいえない。インテルも欧州全体でくらべても強いのだが、なにかが足りないんだと思う。(セリエサポーターさん)
  • セリエサポータさんの意見と全く同じです。他のリーグに比べてジャイアントキリングの数が圧倒的に少ないと思います。ここら辺でブラックバーンやニューカッスルなどが安定的に4~8位ぐらいに入ってこないとリーグのレベルアップは望めないと思います。(次郎吉さん)
  • おそらく世界で最高に魅力的なリーグということは間違いないと思います。ダイナミックなゴールシーンが世界中で流され、莫大な放映権料を生み、それが投資家にとっても魅力的なものになっているんでしょう。当たり前のことですけど、いつかバブルは終わるもんですよ。何が原因で崩れるかわかりませんけど。(kさん)
  • 単純に資金という面でいけば世界最高だと思います。ただ、中堅以下を比べたら本当に最高といえるかは微妙です。個人的には全チームにCL・UEAFがあるリーガのほうが面白さという面では最高だと思っています。(karasuさん)
  • 最強リーグということで言えば僕はセリエAが最強だと思っています。最強のチームはご存知のとおりマンUでしょう。いくらミランが悪かったとはいえ、5位でシーズンを終えてしまったということが、セリエAのレベルの高さを表してるのではないでしょうか。(ロビーさん)



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2008年05月10日

久々のアンケート企画(フラミニの移籍、プレミアについて)

久々にアンケート企画をやってみようと思います。いきなり本題に入ります。

1.フラミニのミラン移籍をどう思いますか?

アーセナルサポとしては触れるしかない話題です。フレブ、アデバヨールにも似たような事態が生じていて、現地ではアーセナルというクラブのあり方にまで話が及んでいるようです。フラミニに対しては、Fla-moneyというしょうもないギャグまで出ているようです。

個人的には何回か書いてますが、プロとしては待遇のいい方に移籍するのは妥当な判断だと考えています。参考になりそうな記事のリンクを張っておきます。みなさんの意見を聞かせてください。

Arsenal Fans Must Blame Wenger, Not Flamini

Arsene Wenger(アーセン・ベンゲル)


2.プレミアは世界最高のリーグなのか?

これは非常に難しい問題だと思います。質問の意味があいまいで、大雑把なのは許してください。

ツケを払う時期に突入したリーガ

一般的に、「世界最高峰」のリーグとされているのはプレミア(イングランド)、リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)です。ヨーロッパでは、各リーグの客観的な順位をつけるために、UEFAランキングなるものがあります。これによると、今シーズンの1位はプレミア(反映されるのは再来シーズンから)になっています。最近のCLにおける成績を考えれば、納得といったところでしょうか。
ただし、素人の自分が言うのもなんですが、リーグ全体のサッカーのレベルはまだまだリーガ、セリエAには及ばないと思います。そもそも、プレミアはトップ4とそれ以外のクラブの戦力差がありすぎです。その証拠に、イングランドのチームはUEFAカップではいいところがありません。リーガでは、例え戦力的に劣っていたとしても優秀な指揮官(ペレグリーニ、マルセリーノ、ロティナ、エメリ、バルベルデなど)がいます。レアル、バルサといえども簡単には勝たせてもらえません。セリエAは、まだカルチョスキャンダルの影響が尾を引いていると思います。

結局何が言いたいのか分からなくなってきましたが、みさなんの意見を聞かせてください。よろしくお願いします。


みなさんからいただいた意見を、後日まとめ記事としてアップする予定です。できるだけ多くの方のご意見をお聞きしたいので、気軽に書き込んでいってください。ただし、ネットにおける最低限のルールを守った上でよろしくお願いします。


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2008年05月08日

レアル・マドリーvsバルセロナ~完膚なきまで~

レアル・マドリーのスタメンはカシージャス、ラモス、ペペ、ハインツェ、マルセロ、ガゴ、ディアラ、スナイデル、グティ、ラウール、ロッベン。サブはデュデク、ミゲルトーレス、ドレンテ、ロビーニョ、バチスタ、イグアイン、ファンニステルローイ。カンナバーロは出場停止だが、前節のイエローカードが取り消されたハインツェは出場可能になった。

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、アビダル、ヤヤ、シャビ、グジョンセン、メッシ、ボージャン、アンリ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、オレゲル、エジミウソン、エスケーロ、ドスサントス。ミリートは右ひざの前十字靱帯を痛め、6ヶ月の離脱。イニエスタは怪我、エトー、デコは出場停止(わざと?)。ビジャレアルが勝っているため、バルサが敗れれば2位の可能性は消滅する。

恒例のパシージョが行われる。バルサの選手にとっては屈辱だと思うが、そんなことを言っても仕方がない。

前半
1分、スナイデル→ロッベンのシュートはバルデスの正面。5分にバルデスの判断ミスからヒヤッとさせられるも、バルサがボールを持つ時間がやや長い。しかし、いつものようにいい形でボールを前に運ぶことができない。

試合が動いたのは13分。レアルが中盤で細かくパスをつなぐと、グティに足を蹴られたマルケスが倒れる→ラウールの左足のシュートが決まり、レアルが先制。ワンチャンスをものにするラウールはさすが。

17分、レアルのコーナーからガゴの変な回転のかかったミドルをバルデスがはじいてしまい、またもヒヤッとさせられる。序盤のバルデスはミスが非常に多かった。雰囲気に飲み込まれているのだろうか。

レアルのシステムはグティをトップ下に置く、中盤が菱形の4-4-2というのが一番近いと思う。バルサは中盤の底に入るガゴを空けてしまっていたので、レアルは容易にボールを回せていた。そしてグティが比較的高い位置でボールに触ることで、レアルの攻撃にリズムがうまれていた。

22分、ラモスがヤヤに倒されてレアルがFKを得る。ヤヤにイエロー。リスタートを焦ったロッベンが何故か滑り、苦笑いを浮かべる。そしてグティ→ロッベンのヘッドで2-0に。ロッベンに誰もマークがついていなかったのはひどい。ベルナベウは異様な盛り上がりを見せる。

24分、グジョンセン→ドスサントスとライカールトがいきなり動く。グジョンセンは怪我をしていたわけではなさそうで、完全に割を食った形。ドスサントスが右ウイングに入り、メッシが中盤に下がる。メッシにガゴのケアをさせるためだろうか。

25分、メッシが倒され、絶好の位置でFKを獲得するもアンリのシュートはゴール右に外れる。32分、ボージャンのドスサントスへのスルーパスはオフサイド。33分、スナイデル→グティのシュートはバルデスがはじく。徐々にレアルも押し返し始める。

バルサの各選手は相当いきり立っているようで、荒いタックルがやや目立つ。39分にはスナイデルへのタックルで、マルケスにイエロー。そしてロッベンのシュートはバルデスがファインセーブし、直後にまたロッベンがシュートを撃つもバーの上。40分、スナイデルがマルケスにやり返してイエロー。

42分、ディアラ→ラモスのシュートはゴール左に外れる。45分、ボージャンが地面を蹴って倒れるも、なぜかバルサのFKに。絶好の位置でのFKだったが、シャビがゴール上に外してしまう。

前半は2-0で終了する。

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後半
後半からマルケス→シウビーニョ。捨て身の3-4-3かと思いきやアビダルがCBに入っただけで、特にシステム変更はなし。

1分、シウビーニョのクロス→ボージャンのヘッドはハインツェの胸に当たりラインを割るも、なぜかゴールキックに。2分、シウビーニョがなぜかラモスの股間を蹴ってしまう。4分、ペペに体を入れられそうになったアンリがペペの足を蹴ってイエロー。

7分、メッシがハインツェを倒すも謝りもせず。ドスサントスはマルセロを抜いてクロスをあげるも誰も触れず。8分、ディアラのミドルはバルデスの正面。そしてラウールがアビダルに倒されるも、ボールにいっていたという事でPKはなし。

10分、バルサのラインコントロールミス(シウビーニョ)からマルセロ→グティが抜け出して中央に折り返す→マルセロはシウビーニョに寄せられてシュートは撃てず→ラウールがつめるもプジョルがなんとかクリア。しかし、バルデスがマルセロの頭に蹴りを入れていて、その上自ら倒れてイエロー。意味不明。

シウビーニョはこのプレーで足を痛めたようで、15分にエジミウソンと交代。自業自得か。直後のコーナーキックからディアラのシュートはシャビがラインの前でクリア。16分ロッベン→イグアイン。そして18分、ディアラ→イグアインがトラップでDFを置き去りにすると、落ち着いて決めて3-0に。バルデスの表情が印象的だった。メッシは苦虫を噛み潰したような表情を見せる。

余裕のレアルは、バルサをおちょくるようなボール回しを見せる。意地を見せたいバルサだが成す術なしで、20分にはマルセロのシュートをバルデスがファインセーブ。これが本当の生き地獄か。レアルには歓喜の、バルサには屈辱的な時間が流れていく。

27分グティ→ロビーニョ、31分ラウール→ニステル。この直後、ロビーニョのシュートをプジョルが両手ではじいて、レアルはPKを獲得。これをニステルが決めて4-0に。PKとはいえ、ニステルにまで決められるのか。悔しがるバルデスに対して、プジョルは悲しそうな表情。中略。

42分にアンリがsuperbなゴールを決めるも、焼け石に水。ロスタイムにはシャビが2枚目のイエローで退場。

試合は4-1で終了。バルサは2位確保の可能性も消滅し、まさに屈辱にまみれたクラシコとなった。

感想
特に悔しいという感情が起こらないほど、完膚なきまでに叩きのめされた。もう悔しいを通り越して悲しくなった。これ以上はやめておきます。

レアルにとってはまさに理想的なクラシコになったと思う。この様な試合を見せられると、もう素直におめでとうと言うしかありません。おめでとうございます。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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posted by worldwidefootball |20:30 | リーガエスパニョーラ(07-08) | コメント(10) | トラックバック(1)