2008年06月05日
スペイン代表のメンバーはこちら。先日行われた、親善試合のペルー戦のレポはこちら。
いよいよ今週末に迫ったEURO2008。しかし、スペインはこの時期に怪我人が続出している。食中毒にかかったイニエスタは回復しつつあるようだが、心配されているのはビジャ。火曜日の練習中に足首を痛め、チームドクターもかなり心配しているらしい。セルヒオガルシアはふくらはぎ、トーレスは右足首を痛めているなどなど、不安要素が尽きないスペイン。
スペインのスタメンはカシージャス、ラモス、プジョル、マルチェナ、カプデビラ、シャビアロンソ、カソルラ、ファブレガス、シャビ、シルバ、トーレス。ファブレガスが背番号10をつけている。それだけアラゴネスも期待しているのだろう。
アメリカのスタメンはハワード、ピアース、Bocanegra、Cherundolo、Oneywu、ブラッドリー、ルイス、アドゥ、デンプシー、ジョンソン、Maurice。
ペルー戦のレポから、スペイン代表について簡単にまとめる。
スペインの問題点は
- 中盤でパスをつなぐ構成なのに、ディフェンスラインの組み立て能力としてそれを活かしにくい
- 攻めを標榜するわりに、フォワードの組み合わせに問題を抱えている
- 中盤の構成は、ボールを持ってパスが調子よくつながっているうちはいいが、一度劣勢になると、とめどなく劣勢になりがち
そしてスペイン対策としては、
- 2トップ系のチームの場合、1人がマルチェナを見て、片割れがアンカーを見る。プジョルにボールを持たせる、有名なバルサ対策が機能する
- ラモスの裏を起点にしたカウンター(スペインの中盤は後ろに走るのが苦手)
- ロングボールで徹底的に攻める
などなどが考えられるようだ。
前半
開始早々、前から激しく寄せにくるアメリカ。システムはオーソドックスな4-4-2っぽい。例のスペイン対策をやっているわけではなさそうだった。
スペインは、いかにトーレスを孤立させないかが勝負だと思う。いつもならイニエスタが中央に流れてサポートに来るところだが、カソルラはあまりサイドから出ない。それでも、序盤のアメリカはスペイン対策が明確でなかったので、スペインは比較的楽にボールを回せていた。シャビアロンソがボールを持ち、逆サイドへの大きな展開からシルバが個人技を仕掛けようとした場面など、中盤でのボール回しはやっぱり見ていて軽快。トーレスは両サイドに流れたりと、起点になろうと精力的に動いていた。ただ、ロングボールが全くないのが少し気になった。ちなみに、カシージャスのGKもショートパスばっかりだった。
8分、ラモスのクロス→シャビのヘッドはハワードがおさえる。10分、トーレスがラインぎりぎりでボールを受けシュートを撃とうとするも、アメリカが何とか踏ん張る。12分、シルバが内に絞る→サイドチェンジからカプデビラがオーバーラップするもトラップミス。15分、ハワードがクロスボールに対する目測を誤り、ボールを抑え切れなかったもののピンチには至らず。
スペインが押し込む時間が長いが、最後のクロスが合わなかったり、ゴール前でフィジカルで潰される場面が目立っていた。プレーが続いているのに、ピッチに座り込んでいる選手も散見された。あと、攻撃の場面でクロスに競り勝つ確率がほぼゼロなのは少し悲しかった。引いた相手をどう崩すかというのは永遠の課題なのかもしれない。
20分前後から、アメリカはDFラインでゆったりとボールを回してポゼッションを回復し、少しずつ全体的なラインを押し上げる。スペインは4-1-4-1で守っていたため、。アメリカを正面から迎え撃つ形に。そしてアメリカは、徐々にフィジカルを生かした攻撃を仕掛けるようになり、決定的な場面こそあまりないもののスペインゴールまで迫る場面が多くなる。楔のボールが入っても、すぐにはボールを奪えないスペイン。22分には、オフサイドながらもジョンソンにゴールネットを揺らされる。23分、カプデビラ→シルバ→トーレスがシュートもハワードがキャッチ。
中盤辺りからスペインのボール回しがうまくいかなくなったのは、アメリカが例のスペイン対策をやり始めたからかもしれない。シャビアロンソにマークがつく(たぶんジョンソン?)ようになり、シャビアロンソは低い位置でボールを受けるようになる。すると前線との距離が開いてしまい、トーレスが孤立する場面が増える。ロングボールで競り勝てるわけもない。思ったように試合を運べない状況にイラついたのか、スペインは荒いプレーが多くなる。
思うようにボールをもてないためか、全体的なラインを上げるスペイン。アメリカのDF陣に自由にボールをまわさせたくないという意思は感じるが、アメリカも無理に攻撃するのでなく、しっかりボールキープ。そして試合はややトーンダウン。
38分、カプデビラが前に上がった裏を狙われる。アメリカはロングボールでジョンソンを走らせる→プジョルが寄せるもジョンソンはボールをキープし、何とかシュートまで持っていった。スペインはらしさを出すことができず、徐々にスタジアムからのブーイングの音量が大きくなっていく。こういうとき、どういう手を打てばいいのだろうか。ファブレガスを前目にするとかありだろうか。あとは、もっとシュートの意識を持つべきかもしれない。どうもパスが一本多い気がする。
前半は0-0で終了する。耳を劈くようなブーイングの嵐。
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後半
後半からトーレス→グイサ、シャビアロンソ→セナ。開始早々、トーレス→グイサの左足のシュートはDFに当たる。2分、左サイドからのクロス→ジョンソンのヘッドと決定的なチャンスをつくられるスペイン。6分には鮮やかなパス回しで右サイドを崩すも、またもラストパスが合わず。8分カプデビラ→フェルナンドナバーロ、13分シルバ→デラレッド。スペインはファブレガス、カソルラにグイサのサポートをさせる形に。
スペインは両SBをあげ、攻撃に人数をかける。特にラモスは超攻撃的で、一瞬3バックかと思ったほどだった。そしてスペインはシャビがいい形でボールを持てるようになり、テンポのいい攻撃を見せアメリカを防戦一方に追い込む。16分、カソルラが倒され絶好の位置でFKを獲得。しかし、シャビの蹴ったボールはバーを叩く。22分にはまたも鮮やかなパス回しから、最後はセナのシュートがサイドネットへ。スタジアムに集まったサポーターは落胆。24分には、カソルラがエリア内で倒れるもノーファール。
攻めまくるスペインだが、どうしても点がとれない。29分にはラモスの突破からシャビがミドルもGKの正面。しかし34分、ファブレガス→シャビのトラップから、自らDFを交わすと、寄せられながらも冷静に右足で決めてついにスペインが先制。うまい。
38分ファブレガス→アルベロア。ここからは省略。スペインがDFラインでボールをまわしているときの、ものすごいブーイングが印象的だった。
試合は1-0で終了。スペインがEURO前最後の親善試合で無難に勝利した。
感想
勝ったけど、やっぱり物足りなさを感じる試合だった。スペインならもっとできるような気がする。まあ、親善試合で大勝してもあまり意味はないかもしれないが、良くも悪くもスペインらしい試合ではあったかもしれない。
ただ、引いた相手をどう崩すのか、そういうオプションは絶対に欲しい気がする。でも、2トップにするとうまくいかなかったみたいだし、何か難しい。いまさらいっても仕方がないかもしれないけども。
ペルー戦のレポを読むにつれ、スペインって結構弱点が多いんだなと痛感させられた。ただ、個人的にはもうそろそろジンクスを破ってもらいたい。グループリーグはさりげなく嫌な相手が多いし、決勝トーナメントでは死のグループを抜けてきたチームと当たるわけで、厳しいのは分かっているけどがんばってほしい。
それにしても、TBSはスペインの試合をなんで放送しないのだろうか。
バルサがビジャレアルからカセレスを獲得しました。移籍金は1650万ユーロです。詳しくはこちらをご覧ください。
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2008年06月01日
アーセナル
フラミニをフリートランスファーで放出したアーセナル。他にはフレブ放出が濃厚ですが、アデバヨール、ファブレガスといった人気銘柄は残留で間違いないと思います。ファブレガスに関してはもううんざりですが。
フレブの後釜なのか、ナスリ獲得は99%決定しているようです。自分の同い年の選手がアーセナルにやってくるのは、何か嬉しいですね。ネクスト・ジダンに注目です。
フラミニの穴には、フランスのクラブから選手を引っ張ってくるようです。どこかでそんな記事を目にしました。
個人的には、ヴェンゲルがソングをどう考えているのかが気になります。シーズン終盤のようにCBで使うのか、フラミニのポジションに入れるのか。この夏に誰を獲得するかでヴェンゲルの考えが読めそうですね。
あとは、来シーズンのキャプテンが誰になるのか。有力候補とされているトゥーレは、ギャラに関して不満を抱いているようです。何でも、ギャラスのキャプテンシーに疑問を抱いているうえに、何でギャラスはアーセナルのwage structureの例外(他にこの例外に当てはまるのはファブレガスのみ)になっているのかとか。気持ちは分からないでもないですけどね。
最近よく思うのですが、今のアーセナルって補強ポイントを言い出したらきりがないです。思いつくだけあげてみると
- ワールドクラスのGK
- 経験豊富なCB(テュラム、ダン?)
- クリシーのバックアッパー
- フラミニの穴
- エブエの処遇(個人的には右SBに固定して、サイドに新たな選手を獲得して欲しい)
- 怪我がちなロシツキー、ファンペルシーのバックアッパー
- ファブレガスのバックアッパー
- アデバヨールのバックアッパー
などなど。ほとんど全てのポジションです。右サイドバック、CFだけのユナイテッドとはえらい違いですね。
アーセナルは補強ポイントが多いですが、これは逆に言うと各選手が成長したからでもあると思います。アデバヨール、ファブレガス、フラミニ、フレブ、クリシーなど、既存の選手が飛躍したからこそ、バックアッパーとの実力差が大きくなってしまったのではないでしょうか。
最後に嬉しいニュースを一つ。
エドゥアルドが奇跡的回復力「8月にはヨーロッパに戻る」
ぜひ頑張ってもらいたいです。奇跡の復活を期待しましょう!
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バルセロナ
バルサは積極的に動いています。まずはライカールトを解任→ペップが監督に就任しました。既にピケ(←マンチェスター・ユナイテッド)、ケイタ(←セビージャ)を獲得し、ジョルケラの怪我によりレンタルで加入したピントの完全移籍が決定しています。
信憑性はともかく、獲得の噂が出たのはイブラヒモビッチ、グイサ、トレゼゲ、フレブ、シルバ、セルヒオガルシア、アウベス、ファン、カセレス、キブ、コロッチーニなどなど。なんかうんざりですね。
補強に関して、詳しいことはrijkaardさんのところにあります。なので、個人的な意見を少し。サッカーには関係ないですが。
個人的に、シルバはぜひ獲得してもらいたいです。サッカー云々ではなく、ビジュアル的にいいのではないかと。よく考えたら、バルサって有名な選手はいるけど、いわゆるイケメン選手はジオバニ(とボージャン)ぐらいではないでしょうか(まあ人によって判断は分かれると思いますけど)。中心選手のプジョル、メッシ、イニエスタ、シャビ(、ロナウジーニョ、)などはなんか…。レアルを見てみると、グティ、エインセ、スナイデルと中心選手かつイケメンがいるわけです。こういう選手がいると、チームの顔としても見栄えがいいのではないかと。別に、選手を顔でどうこういうつもりはないですが、人気は出るのではないでしょうか。
また脱線しますけど、フジテレビって最近美女アスリートっていう言葉を使いすぎな気がします。確かにそういう人もいますが、個人的にひどいなと思うのは女子ゴルフです。どこが(以下自粛)、っていう人多すぎじゃないですか?フジテレビ側が持ち上げているだけなのかもしれませんが。嬉々として出ている側もなんか…。ジャンクスポーツの美女アスリート大集合みたいな回に出ていた人とかねえ…。これ以上いっても仕方がないのでやめます。
話がそれたので元に戻します。放出が決定したのはエジミウソン(ビジャレアル、フリートランスファー)、ザンブロッタ(ミランへ、移籍金は850万ユーロ)。放出が濃厚なのはロナウジーニョ、ジオバニ、デコ、テュラム(個人的にはアーセナルに来て欲しいが、DFラインの高いチームでは力を出せなさそう)。他に噂が出たのはマルケス(彼女がマドリー在住らしいのでアトレチコに?)、アビダル(リバプール?)などなど。
個人的に、ロナウジーニョは早く売らないと何かまずいことになりそうな気がします。ミランは金の無駄とか言っているみたいなので、マンチェスターシティーでもいいのでとにかく売ってほしいと思います。まさかの残留になっても、逆に困るのではないでしょうか。
そういえば、クラブ内ではラポルタに対する不信任案が可決されるかもしれないですね。この時期というのは微妙な気もしますが、動向を注目していきたいと思います。テンカテの復帰はあるのでしょうか。
おまけ
サッカーブログで、スポナビ以外の神サイトを紹介します。知っていらっしゃる方も多いとは思いますが。
個人的に、蹴球計画というサイトはかなりのお気に入りです。スペインで取材をされている方が、素人にも分かりやすいように書かれています。画像も豊富で見やすいですし、面白さはバツグンです。
蹴球計画 ~スペインサッカーニュース~
attacking phase - サッカーの戦術・技術、フィジカル・トレーニング、フットサル
majestic blue
みなさんの知っていらっしゃる神サイトも教えてください。なるべくブログでお願いします。
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2008年05月31日
いまさらながらまとめ記事です。自分の意見はまだ書いていませんが、後で加筆する予定です。
(注 加筆する予定でしたが、こちらの手違いで文章が消えてしまったのでこれで最終版とします。もし期待された方がいたとすれば、本当に申し訳ないです_ _)
それにしても、大学のレポート地獄は苦しいです。去年までは楽だったのにとか言っても仕方がないので頑張ります。あと、EUROはWOWOWに入っている先輩に録画してもらえそうなので、全試合見れそうです。まあ、そんな時間はないですが。
1.フラミニのミラン移籍をどう思いますか?
- 移籍自体は仕方ない。お金なのかもしれないし、チームの将来が見込めないと思ったのかもしれない。ただガナサポとしては、俺達は売る側のクラブじゃない、というプライドがあるでしょう。(コルッカさん)
- そもそもアーセナルが彼をマルセイユから獲得した時のやり方がえげつなかったので。因果は巡っていつか自分に返ってくる良い例ではないですか。フラマネーとかそんな事言うなよって感じですね、英国人のそういうところは好きになれません。(熊本さん)
- フラミニの移籍は致し方ないことですね。アーセナルの年俸制度の上限や、30歳以上の契約は単年契約な事を考えれば、将来が安定しているミランへの移籍はある意味フラミニにとってはいい選択かと…(KKさん)
- 弱肉強食のプロの世界において弱い(資金力が無い)チームは当然強いチームに食べられる(選手をとられる)。アーセナルも自分より弱いとこから選手をとっているのだからとられる事に関して文句を言える立場でないと思う。(liga2さん)
- フラミニが去年から出場機会求めて移籍したがっていたから仕方ない。が、今のアーセナルにとって彼がいなくなるのはかなりの痛手。代役がいなくなるので来期補強に期待してる。(iromeさん)
- 待遇というのは何も金銭だけではないはず。選手だったら自分自身が最も尊重される環境に身を置きたいと思うもの。今年はフラミニが最も早いタイミングで移籍が決まったから注目が集まっているだけで、ファン感情以外に議論が入る余地はないと思う。(rkさん)
- フラミニ自体を責める事は出来ません。選手が何を最優先するかは十人十色でしょう。今季の実績と将来の貢献の見返りに年俸を求めたフラミニの姿勢に私は全くといっていいほど嫌悪感はありませんでした。むしろアーセナルの対応に怒りを覚えています。確かにアーセナルには金のなる木はありません。全ての選手の要求に応える必要はありませんし無理でしょう。フラミニは要求に応えるべき選手だったと思います。最低でも向こう5年間はセスクとチームの長所を引き出すことの出来るチームの心臓になる選手でした。(shigeyukiさん)
- プロとして妥当な判断かと。仮にフラミニがイングランド人であればもしかしたら残留してくれたかもしれませんね。そしてこれは、現在の主力にも同じことが言えます。ジェラードのように、給料のことを差し置いてクラブに人生を捧げられる選手は、イングランド人以外からは中々現れないでしょう。アーセナルというクラブの体質上、移籍を考えるのはしょうがないと思います。しかし、相当の痛手なのは間違いありませんね…(goonerさん)
- プロとしては妥当な決断だが、人間としては完全に失望。アーセナルでの評価が決定的となったシーズンに移籍を決意した事で、お金とネームバリューで判断を下したという印象をファンには与えた。どの倶楽部でも愛される選手とはならないだろう。(上々さん)
- アーセナルが早く契約更新、または引きとめに成功できていたら、移籍は免れていたと思います。ですけど、フラミニ自身が移籍を希望したのならしょうがないと思います。アーセナルとしては、かなりのダメージを食らうと思いますが、フラミニには、ミランでもがんばってほしいです。(バルサ&マンUファンさん)
- フラミニとしても少し前まで便利屋のような扱いをされてた選手ですからやはり思う所はあったのではないかと。(フラットさん)
- フラミニは06-07シーズン全然使われなくなってシーズン終了後移籍を希望していた。たまたま今年使われてたまたま活躍した選手に契約延長しろって…虫がよすぎる。去年移籍するはずだったのが今年になっただけだと思う。(くろめさん)
- 移籍するのは別にいいんですけど、今シーズンの活躍については、いわば確変っぽいところがあるわけで、今までチョン(失礼)だった選手がいきなり活躍して、さあこれからっていうときに移籍しちゃったわけだから、これによるアーセナルのダメージは大きいと思います。(次郎吉さん)
- 昨年のオフシーズンに契約を延長しなかったアーセナルに文句を言う権利は無いでしょう。ベンゲルも引き止めても無駄なことはわかってることでしょう。フラミニはプロのサッカー選手として間違ってはいないと思います。(ただこれがユナイテッドの選手だったら移籍してなかったかもしれないと感じます。)つまりアーセナルというチームは、プレイする選手にとってキャリアを終えてもいいと言わせるほどの(ブランド)力を持ち合わせていないように思えます。アタッキングフットボール自体はとっても魅力的なのですが…。(kさん)
- 早く契約更新しなかったアーセナル側が悪いだけでしょうね。元々資金力が他と比べて劣っているのとベテランに厳しいということもそろそろ見直すべきなのではと思います。ただ、フラミニはプレイヤーとしては嫌いではないのですが個人としてはあまり好きではありません。アーセナルに来た経緯といい、今回何年も微妙で一年だけの活躍で移籍といいクラブ側に忠誠みたいなのが全くない気がします。(karasuさん)
- 僕はミランが好きなので、フラミニのミラン移籍は嬉しく思っていますし、良い補強だと思います。しかし、欲を言うとフラミニではなく先にアデバヨールを獲得してほしかった。フラミニもアデバヨールも両方獲得できるのなら良いけど、世の中そんなに甘くないですからね。あとはガットゥーゾとの関係がちょっと気になるくらいかな。アーセナルにとっては大打撃でしょう。(ロビーさん)
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2.プレミアは世界最高のリーグなのか?
- リーガやプレミアは守備に関して認識が薄いように感じます。セリエやブンデスは世間で思われているより遥かにレベルの高いディフェンスとプレッシングで、とても美しいです。名の在る選手が結果を残せず去る確立が最も高いのがセリエなのは偶然ではないと思います。裏を返せばその中でも結果を残せる選手は良質だと言えます。CLのようなトーナメント戦では何が起こるか予想は難しいですが、CL出場チームだけのリーグ戦でもやればイタリア勢は強い気がします。フットボールで最後に物を言うのはディフェンスの組織力だと思います。(バさん)
- どうでしょうねえ・・・UEFAカップはなんせテレビでやらないからどんな試合内容かなんてわかりませんからね。一回見てみたいのはリーガ、プレミア、セリエの10位くらいのチーム同士の対戦ですね。一番力関係が見えてきそう。ちなみにブンデスはゼニトにレバークーゼン、バイエルンがボコされた時点で厳しいでしょう。今シーズンからテレビで見れないのが残念でしたが。(ブさん)
- やはり最近プレミアが隆盛なのは4チームだからでは、と思います。単純にハイレベルな試合の割合が多くなるわけで。リーガは何といっても2強ですし、セリエはインテル一人にローマ一人がなんとか・・・というところ。自分はリーガが一番、といいたいところですが、2強がピリッとしない限りはやはり限界がある、と。中堅クラブが強いのは事実ですけどね。特に最初から引き分け狙いという態度はほとんど見せないところが長所でしょう。それとバレンシアやアッレティが「中堅以上の存在」として安定上位を確立すればCLでもまた出てくると思ってます。「2強以外全部中堅」ではちょっと辛いかなと。ただそれぞれのリーグで全くツボが違うのは事実ですよね。(コルッカさん)
- 個人的に、上のレベルはプレミアが最も強いと思います。なんせ、4強のベストメンバーはホントに強いですから。ただ、中堅まで考えると、一番強いのはリーガかと。あそこは、中堅もUEFAカップできっちりと結果を出せるチームが多いですしね。セリエは魅力が少ないとか言われがちですけど、やはり4強+ヴィオラは、当然のことながら高い水準にあると思いますね。(KKさん)
- 世界で最高峰のリーグはどこかだなんて私は考えたことがない。議論する事はあっても考える事自体がサッカー好きである私には愚かだと思う。外国人が多くなってきているとは言え、各国のカラーがリーグにあるのでどこを見ても面白い。贔屓のチームを各国リーグで持つとなお楽しめる。プレミアは近年の外国資本流入で今の地位が固まっただけだと思う。他のリーグに流入していたらそっちが今のプレミア地位になっていたと思う。(liga2さん)
- まあ上位4チームに比べたらどうしてもレベル低いように見える気がする。ヴィラやエヴァートン、スパーズあたりはもう少しできる気がするけどなあ・・・。(iromeさん)
- プレミアリーグは世界最高なのか。答えはYESでありNO。最高峰の大会であるチャンピオンズで大きな成績を収め、観客収入や放映権料も他の追随を許さない。プレーレベルも最高レベルにあるのは間違いない。しかし「外国人オーナー」や「外国人枠」の存在が他のリーグと大きく違うのもまた事実。FIFAやUEFAが何らかの決定を下すことで、競争力が極端に落ちる可能性はある。要は土俵がそれぞれ違うわけで、他のリーグと比べて絶対的に優れていたり劣っていたりするリーグは存在しない。チャンピオンズリーグにしても国内のチームをベースに、今年までは3+3という緩いルールが加えられるのみで国際大会が行われているのだから、違うふんどしで相撲をとっているのと同じである。(rkさん)
- 上位陣のみで見ればプレミアが最高でしょうね。勝ち点を取ることが難しいリーグが最高のリーグとは断言できないと思います。私はリーガとプレミアが横綱でセリエAが大関かなと思います。(shigeyukiさん)
- 世界最高峰かどうかは各々が決めればいいと思います。どこが面白いかと聞かれたらアーセナルと答えます。というか、正直他のリーグをあまり見たことないのでわかりません。今はプレミアに外資が流入してきて各チームの資金が豊富なだけなのでは。セリエAもバブルが弾ける前は世界の一流選手が挙って集まっていましたし。(goonerさん)
- プレミアは世界最高のリーグと思う。異なるスタイルのチームがバランスよく混在している。今のリーガやセリエには多様性がない。プレミアの中堅チームがUEFAカップにどれほどの価値を見出しているかは疑問。国内リーグを優先している印象が強い。(上々さん)
- 確かに、プレミアのビッグ4は今季リバプールを除いてとても強かったと思います。ですけどダービーがユナイテッドに勝てないのと同じで上位4チームとそれ以外のチームとの戦力の差が激しく、リーグ優勝はいつもビッグ4、となってしまっています。今季だけでいくと、プレミアが最高だったと思いますが、まだまだ、最高と言い切れないので、リーガ、セリエAとあまり変わらないと思います。(バルサ&マンUファンさん)
- 最近に限れば、プレミアは4強が強すぎ、リーガは2強がだらしないだけだと思います。セリエはその中間くらい。ここ最近のリーガは他の2リーグに比べてあまりに守備を軽視しすぎです。攻撃に重きを置くのと守備を軽視するのは同義ではない。リーガのスタイルで欧州を勝ち抜く方法は2年前のバルサが見せてくれてるのに、それがリーグに反映されないのは寂しい限りです。そういう意味で現在最も欧州で勝てそうなサッカーをしているヴィジャレアルには期待してます。後ブンデスの今後にも。(フラットさん)
- 最高(?)かもしれないが、最強ではない。(くろめさん)
- プレミアは4強+スパーズいがいはたいしたことないとおもう。ダントツに強い4チームだが、他は微妙。この4チームと対戦する15位とかのチームとの差が大きすぎて、サプライズが何もないところも残念。リーガでも、セリエでも、順位が悪いチームでもいいパフォーマンスが見れるから個人的にはプレミアの試合は4強+スパーズ意外レベル低いとおもう。リーガは下にいるチームも競争力があって面白いし、攻撃サッカーが多く、ポジェッションを支配しようとプレスをかけているので緊張感あふれるゲームで面白い。セリエはやっぱり守備的なチームが多いが、そこを破っていこうとするプレーが好きだ。インテル、ミランなどは完全に1・2点取ったら守備に重点を置くし...ローマはリスクを犯してでも攻めて、相手の守備を削っていくし、サイドをうまく使っているサッカーで相手を確実に翻弄して勝利することができるから、個人的にはローマのサッカーが一番好きだ。ただリーグ全体としてのレベルはたかい、とはいえない。インテルも欧州全体でくらべても強いのだが、なにかが足りないんだと思う。(セリエサポーターさん)
- セリエサポータさんの意見と全く同じです。他のリーグに比べてジャイアントキリングの数が圧倒的に少ないと思います。ここら辺でブラックバーンやニューカッスルなどが安定的に4~8位ぐらいに入ってこないとリーグのレベルアップは望めないと思います。(次郎吉さん)
- おそらく世界で最高に魅力的なリーグということは間違いないと思います。ダイナミックなゴールシーンが世界中で流され、莫大な放映権料を生み、それが投資家にとっても魅力的なものになっているんでしょう。当たり前のことですけど、いつかバブルは終わるもんですよ。何が原因で崩れるかわかりませんけど。(kさん)
- 単純に資金という面でいけば世界最高だと思います。ただ、中堅以下を比べたら本当に最高といえるかは微妙です。個人的には全チームにCL・UEAFがあるリーガのほうが面白さという面では最高だと思っています。(karasuさん)
- 最強リーグということで言えば僕はセリエAが最強だと思っています。最強のチームはご存知のとおりマンUでしょう。いくらミランが悪かったとはいえ、5位でシーズンを終えてしまったということが、セリエAのレベルの高さを表してるのではないでしょうか。(ロビーさん)
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2008年05月10日
久々にアンケート企画をやってみようと思います。いきなり本題に入ります。
1.フラミニのミラン移籍をどう思いますか?
アーセナルサポとしては触れるしかない話題です。フレブ、アデバヨールにも似たような事態が生じていて、現地ではアーセナルというクラブのあり方にまで話が及んでいるようです。フラミニに対しては、Fla-moneyというしょうもないギャグまで出ているようです。
個人的には何回か書いてますが、プロとしては待遇のいい方に移籍するのは妥当な判断だと考えています。参考になりそうな記事のリンクを張っておきます。みなさんの意見を聞かせてください。
Arsenal Fans Must Blame Wenger, Not Flamini
Arsene Wenger(アーセン・ベンゲル)
2.プレミアは世界最高のリーグなのか?
これは非常に難しい問題だと思います。質問の意味があいまいで、大雑把なのは許してください。
ツケを払う時期に突入したリーガ
一般的に、「世界最高峰」のリーグとされているのはプレミア(イングランド)、リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)です。ヨーロッパでは、各リーグの客観的な順位をつけるために、UEFAランキングなるものがあります。これによると、今シーズンの1位はプレミア(反映されるのは再来シーズンから)になっています。最近のCLにおける成績を考えれば、納得といったところでしょうか。
ただし、素人の自分が言うのもなんですが、リーグ全体のサッカーのレベルはまだまだリーガ、セリエAには及ばないと思います。そもそも、プレミアはトップ4とそれ以外のクラブの戦力差がありすぎです。その証拠に、イングランドのチームはUEFAカップではいいところがありません。リーガでは、例え戦力的に劣っていたとしても優秀な指揮官(ペレグリーニ、マルセリーノ、ロティナ、エメリ、バルベルデなど)がいます。レアル、バルサといえども簡単には勝たせてもらえません。セリエAは、まだカルチョスキャンダルの影響が尾を引いていると思います。
結局何が言いたいのか分からなくなってきましたが、みさなんの意見を聞かせてください。よろしくお願いします。
みなさんからいただいた意見を、後日まとめ記事としてアップする予定です。できるだけ多くの方のご意見をお聞きしたいので、気軽に書き込んでいってください。ただし、ネットにおける最低限のルールを守った上でよろしくお願いします。
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2008年05月08日
レアル・マドリーのスタメンはカシージャス、ラモス、ペペ、ハインツェ、マルセロ、ガゴ、ディアラ、スナイデル、グティ、ラウール、ロッベン。サブはデュデク、ミゲルトーレス、ドレンテ、ロビーニョ、バチスタ、イグアイン、ファンニステルローイ。カンナバーロは出場停止だが、前節のイエローカードが取り消されたハインツェは出場可能になった。
バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、アビダル、ヤヤ、シャビ、グジョンセン、メッシ、ボージャン、アンリ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、オレゲル、エジミウソン、エスケーロ、ドスサントス。ミリートは右ひざの前十字靱帯を痛め、6ヶ月の離脱。イニエスタは怪我、エトー、デコは出場停止(わざと?)。ビジャレアルが勝っているため、バルサが敗れれば2位の可能性は消滅する。
恒例のパシージョが行われる。バルサの選手にとっては屈辱だと思うが、そんなことを言っても仕方がない。
前半
1分、スナイデル→ロッベンのシュートはバルデスの正面。5分にバルデスの判断ミスからヒヤッとさせられるも、バルサがボールを持つ時間がやや長い。しかし、いつものようにいい形でボールを前に運ぶことができない。
試合が動いたのは13分。レアルが中盤で細かくパスをつなぐと、グティに足を蹴られたマルケスが倒れる→ラウールの左足のシュートが決まり、レアルが先制。ワンチャンスをものにするラウールはさすが。
17分、レアルのコーナーからガゴの変な回転のかかったミドルをバルデスがはじいてしまい、またもヒヤッとさせられる。序盤のバルデスはミスが非常に多かった。雰囲気に飲み込まれているのだろうか。
レアルのシステムはグティをトップ下に置く、中盤が菱形の4-4-2というのが一番近いと思う。バルサは中盤の底に入るガゴを空けてしまっていたので、レアルは容易にボールを回せていた。そしてグティが比較的高い位置でボールに触ることで、レアルの攻撃にリズムがうまれていた。
22分、ラモスがヤヤに倒されてレアルがFKを得る。ヤヤにイエロー。リスタートを焦ったロッベンが何故か滑り、苦笑いを浮かべる。そしてグティ→ロッベンのヘッドで2-0に。ロッベンに誰もマークがついていなかったのはひどい。ベルナベウは異様な盛り上がりを見せる。
24分、グジョンセン→ドスサントスとライカールトがいきなり動く。グジョンセンは怪我をしていたわけではなさそうで、完全に割を食った形。ドスサントスが右ウイングに入り、メッシが中盤に下がる。メッシにガゴのケアをさせるためだろうか。
25分、メッシが倒され、絶好の位置でFKを獲得するもアンリのシュートはゴール右に外れる。32分、ボージャンのドスサントスへのスルーパスはオフサイド。33分、スナイデル→グティのシュートはバルデスがはじく。徐々にレアルも押し返し始める。
バルサの各選手は相当いきり立っているようで、荒いタックルがやや目立つ。39分にはスナイデルへのタックルで、マルケスにイエロー。そしてロッベンのシュートはバルデスがファインセーブし、直後にまたロッベンがシュートを撃つもバーの上。40分、スナイデルがマルケスにやり返してイエロー。
42分、ディアラ→ラモスのシュートはゴール左に外れる。45分、ボージャンが地面を蹴って倒れるも、なぜかバルサのFKに。絶好の位置でのFKだったが、シャビがゴール上に外してしまう。
前半は2-0で終了する。
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後半
後半からマルケス→シウビーニョ。捨て身の3-4-3かと思いきやアビダルがCBに入っただけで、特にシステム変更はなし。
1分、シウビーニョのクロス→ボージャンのヘッドはハインツェの胸に当たりラインを割るも、なぜかゴールキックに。2分、シウビーニョがなぜかラモスの股間を蹴ってしまう。4分、ペペに体を入れられそうになったアンリがペペの足を蹴ってイエロー。
7分、メッシがハインツェを倒すも謝りもせず。ドスサントスはマルセロを抜いてクロスをあげるも誰も触れず。8分、ディアラのミドルはバルデスの正面。そしてラウールがアビダルに倒されるも、ボールにいっていたという事でPKはなし。
10分、バルサのラインコントロールミス(シウビーニョ)からマルセロ→グティが抜け出して中央に折り返す→マルセロはシウビーニョに寄せられてシュートは撃てず→ラウールがつめるもプジョルがなんとかクリア。しかし、バルデスがマルセロの頭に蹴りを入れていて、その上自ら倒れてイエロー。意味不明。
シウビーニョはこのプレーで足を痛めたようで、15分にエジミウソンと交代。自業自得か。直後のコーナーキックからディアラのシュートはシャビがラインの前でクリア。16分ロッベン→イグアイン。そして18分、ディアラ→イグアインがトラップでDFを置き去りにすると、落ち着いて決めて3-0に。バルデスの表情が印象的だった。メッシは苦虫を噛み潰したような表情を見せる。
余裕のレアルは、バルサをおちょくるようなボール回しを見せる。意地を見せたいバルサだが成す術なしで、20分にはマルセロのシュートをバルデスがファインセーブ。これが本当の生き地獄か。レアルには歓喜の、バルサには屈辱的な時間が流れていく。
27分グティ→ロビーニョ、31分ラウール→ニステル。この直後、ロビーニョのシュートをプジョルが両手ではじいて、レアルはPKを獲得。これをニステルが決めて4-0に。PKとはいえ、ニステルにまで決められるのか。悔しがるバルデスに対して、プジョルは悲しそうな表情。中略。
42分にアンリがsuperbなゴールを決めるも、焼け石に水。ロスタイムにはシャビが2枚目のイエローで退場。
試合は4-1で終了。バルサは2位確保の可能性も消滅し、まさに屈辱にまみれたクラシコとなった。
感想
特に悔しいという感情が起こらないほど、完膚なきまでに叩きのめされた。もう悔しいを通り越して悲しくなった。これ以上はやめておきます。
レアルにとってはまさに理想的なクラシコになったと思う。この様な試合を見せられると、もう素直におめでとうと言うしかありません。おめでとうございます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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リーガエスパニョーラ(07-08) |
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2008年05月05日
昨日旅行から帰ってきました。疲れ果てて体力がほとんど残っていなかった(笑)ので、昨日試合を見ることはできませんでした。そのため、アーセナル対エバートンはダイジェストでしか見れていません。なので、今回はいつもと書き方を変えて手抜きモードでいきます。まあ、たまにはこんな感じもいいかなと思います。
アーセナルのスタメンはファビアンシュキ、トゥーレ、ギャラス、ソング、クリシー、エブエ、デニウソン、ジウベルト、ウォルコット、ベントナー、アデバヨール。サブはレーマン、センデロス、ジュルー、トラオーレ、ギブス。
エバートンのスタメンはこちらです。
Match Report
'Wenger: 'You could see it was an end of season game''
アーセナルはこの試合、ファブレガスがいませんでした。ファブレガスは3週間のケガで、今シーズンはもう出場することはありません。ファブレガス、フレブ、フラミニが談笑する場面が何回かテレビに映っていました。解説者が'Two might be leaving.'と言って大笑いしていて、少しイラッとしたのは内緒です。
ファブレガスはかなり酷使されていたため、この時期の(軽い)ケガでよかったというのが正直な感想です。EUROには間に合うようですが、本当は休んだほうがいいと思います。ちなみに、昨日はファブレガスの21歳の誕生日でした。
アーセナルの大きな問題点として、内容が悪くも勝ってしまう試合がほとんどないというものがあります。ユナイテッド、チェルシーのように、省エネモードで勝った試合はあまり記憶にありません。これではシーズン通して、消耗の度合いが違ってくるのは当然です。ましてアーセナルは選手層が薄いですし、自分で自分の首を絞めている面は確実にあると思います。
この試合はある意味、そういう試合だったように思います。グダグダでしたが勝ちました。ただし、いつものアーセナルを期待している人から見れば期待はずれだったでしょう。しかもホーム最終戦で、他チームと比べるとかなり高いと評判のチケットをわざわざ買って、スタジアムまで見に来た人には不満でしょうね。別にテレビ観戦組としてはいいのですが。
ではここから、気になった選手についての雑感を書いていきます。
デニウソン
ファブレガスのいないアーセナルはどうなるか、この試合ではそれをまざまざと見せ付けられました。今のデニウソンにファブレガスほどの役割を求めるのは、やはり無理があります。序盤はマークを振り切ることができず、なかなかフリーでボールを持つことができませんでした。ポジショニングもそうですが、スタミナ面でも不安があります。やっぱりファブレガスはすごいですね。
しかし、デニウソンの才能に疑いの余地はありません。経験を積むことにより、必ずその才能を開花させてくれるはずです。できれば来シーズンの中盤ぐらいで戦力になってくれれば、ファブレガスの負担を減らす意味でも助かります。ファブレガスのバックアッパーを獲れば別ですが。デグズマンはいいらしいですね。
ソング
ソングの魅力は、足元のうまさだと思います。ボランチができるCBは、たいてい足元の技術は高いですがソングも例外ではありません。前にスペースがあると自分でボールを運べるので、「アーセナル対策」への対策としては有効だと思います。身長が少し足りないですが、ある程度はアフリカ系選手特有のバネでカバーできると思います。ちなみに、ソングはファブレガスと同い年です。
ヴェンゲルは、来シーズンは経験豊富なDFの選手を獲得することを明言していますが、ソングの位置づけはどうなるでしょうか。CBはギャラス、トゥーレ、ソング、センデロス、ジュルーといますが、計算できるのはギャラス、トゥーレまでだと思います。噂のテュラムを獲ったとすると、明らかに人員過剰です。トゥーレをサイドで使っているのはその布石なのかもしれません。サニャはどうなんねんって思いますが。それともソングをフラミニの位置で使うのでしょうか。よく分からないです。
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ベントナー
決勝点となるゴールをヘディングで決めました。やはり空中戦の強さ、フィジカル負けしないパワーは魅力です。ゴール後の微妙な雰囲気は相変わらずでしたが。個人的な意見ですが、ベントナーは自分のミスを人に擦り付けるみたいなところがあると思うんですよね。リバプール戦のシュートブロックに代表されるような感じです。浮いて当然かもしれません。
話がそれたので、元に戻します。
ゴールを決めたものの、足元のつたなさはやはり目に付きました。この試合ではファブレガスがいないため、いつも以上に引いて楔のボールを受ける場面が多かったですが、ファーストタッチの質を改善する必要があると感じました。流れを切ってしまうようなパスも多く、今のままではパワープレー要員にされそうです。やはりこれからに期待ですかね。でも、これってアーセナルにはありがちな言葉ですね。
エブエ
雑です。それに尽きます。やはりサイドの選手を買う必要があります。噂のクラニチャールですかね。トゥーレをサイドで使うのであれば、思い切って売ってもいいかもしれません。契約は来年できれますしね。
トラオーレ
途中交代で左サイドの前目のポジションに入り、ベントナーへのアシストで勝利に貢献しました。フィジカルはまだ苦しいと思いますが、縦へのスピードは魅力です。イメージ的には、セビージャのカペルみたいな感じでしょうか。
来シーズンはウォルコット的な使い方をすれば、面白いかもしれません。ウォルコットは来シーズンはレギュラーとしてプレーすることになると思うので、試合終盤にスピードのあるトラオーレは相手にとって嫌でしょうね。守備の負担の大きいサイドバックよりも、前目でプレーするほうがいいのかもと思いました。
レーマン
今シーズンで契約が切れるため、ヴェンゲルはホーム最終戦で出場機会を与えました。今シーズンはヴェンゲルに噛み付いたり、アルムニアに因縁をつけたりと色々と問題を起こしてくれましたが、それもすべて過去の話です。今までありがとうございましたと言いたいですね。
ヴェンゲルは来シーズン、アルムニア、ファビアンシュキの2人にGKを任せることを示唆していますが、これってどうなんですかね。守備に不安があるからこそ、ワールドクラスのGKが欲しいんですけどね。
フラミニ
フラミニのミラン移籍は、後は正式発表を待つだけという段階のようです。今日ミラノ入りし、メディカルチェックを受けます。ミランの提示した条件は年俸500万ユーロ(約8億1300万円)の4年契約で、これはアーセナルの提示した額の倍以上です。プロとしては妥当な判断だと思います。
フラミニは今シーズンのアーセナルの躍進を支えた選手です。ファブレガスが思い切って前にいけるのも、走りまくり、チームのバランスをとるフラミニがいたからです。フラミニはジウベルトと異なり、攻撃でも相手に脅威を与えることができます。いい選手だっただけに、本当に残念です。フリートランスファーというのがその念を強くさせます。
移籍を示唆していたジウベルトは、これにより残留することになるでしょう。そしてフラミニの抜けた穴を埋める選手が必要になります。ヴェンゲルも頭が痛いと思います。
来週はユナイテッドかチェルシーの試合を観戦する予定なので、アーセナルの試合はこれで今シーズン最後になります。シーズンが終了してから、今シーズンの総括などを書いてみようと思いますが、冷静に振り返ってみるとよくやってくれたと思います。来シーズンの更なる飛躍に期待したいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年05月01日
チェルシーのスタメンはチェフ、エッシェン、カルバーリョ、テリー、Aコール、マケレレ、バラック、ランパード、Jコール、ドログバ、カルー。サブはクディッチーニ、ベレッティ、アレックス、ミケル、マルダ、シェフチェンコ、アネルカ。ランパードが復帰。
リバプールのスタメンはレイナ、アルベロア、キャラガー、シュクルテル、リーセ、カイト、マスチェラーノ、シャビアロンソ、ベナユン、ジェラード、トーレス。サブはイタンジュ、ヒーピア、フィナン、ルーカス、ペナント、バベル、クラウチ。バベルを外し、ベナユンをつかってきた。そしてリーセ。
前半
開始早々ベニテスと舌戦を繰り広げたドログバが倒される。ロングボールが来るとドログバはシュクルテルと勝負。シュクルテルはきつそうな表情を見せる。5分、ドログバが遠い位置からシュートを撃つもレイナがファインセーブ。コーナーキックから、エッシェンのミドルは枠の上。
9分、ベナユンがJコールからボールを奪うとロングカウンター。ジェラード→ベナユン→ジェラード→トーレスがフリーになり、決定的なチャンスもシュートをチェフに当ててしまう。11分、ドログバがシュクルテルとのスピード勝負で抜け出しかけるも、シュクルテルが足を伸ばしコーナーに逃れる。シュクルテルは左膝を痛めたようで、表情がゆがむ。13分、自らピッチの外に出て治療を受ける。
ホームのチェルシーが積極的に攻め、押し気味に試合を進める。エッシェンは攻撃で足を引っ張るフェレイラとは異なり、積極的に攻撃参加。エッシェンが上がりすぎたせいで、11分にはJコールがサイドバックになっていることもあった。リバプールはカウンター。
18分、ランパード→ドログバが抜け出しシュートを撃つもゴール右に外れる。シュクルテルは依然痛そうな表情を浮かべていて、ヒーピアがアップを始める。
21分、バラックのサイドチェンジから、最後はエッシェンが強烈なミドルもレイナがファインセーブ。そして22分シュクルテル→ヒーピア。ベニテスはドログバのスピードも考えてCBをこの2人にしていたはずで、スピードに不安のあるヒーピアは怖い。ヴィディッチも怪我をしたし、ドログバとマッチアップするCBは本当に大変。
25分、ドログバのキープ→バラックがミドルもレイナがパンチング。リバプールもアルベロアがタイミングのいいあがりをみせることで、右サイドからクロスを入れる場面が増える。
試合が動いたのは33分。Aコール→カルーが抜け出し、内に切れ込んでシュート→レイナがファインセーブ→ボールに猛烈なスピードで突っ込んだドログバが、右足で思い切り突き刺してホームのチェルシーが先制。カルーはオフサイドだった。高いDFラインを敷くチームではよくあることだが、この失点は痛い。
リバプールは攻めなければならない。両サイドバックを高く上げて、シャビアロンソが攻撃を組み立てる。たぶん、カイト、ベナユンが中央に流れてマケレレの横のスペースを使うのが狙いになってくると思う。ただ、ジェラード、カイトにあまり存在感がないのが気になった。
38分、ドログバのタックルを受けたジェラードが珍しく痛そうな表情を見せる。40分、カルーを後ろから倒してシャビアロンソにイエロー。チェルシーはいい位置でFKを獲得する。ドログバがボールをセットし、バラックが来ようとすると牽制。それでドログバが蹴ると見せかけてバラックが蹴るも、わずかにゴール左に外れる。そういえば、ランパードはすぐにどこかにいってしまった。チェルシーのチーム内の序列は今どうなっているのだろうか。
前半は1-0で終了。ボールポゼッションはリバプール55%、チェルシー%。シュート数はチェルシー10本(枠内6本)、リバプール3本(1本)だった。
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後半
激しい雨の降る中後半開始。両チームともに選手交代はなし。
2分、ジェラードのFKからマスチェラーノ→ジェラードの頭→カイトがシュートもチェフがファインセーブ。ボールに意識がいっていたのか、カイトは完全にフリーだった。コーナーキックからのピンチは何とかしのぐ。7分、ドログバ→バラックが落とす→ランパードのシュートはレイナの正面。
徐々にリバプールがボールを持つ時間が長くなるが、チェルシーの守備は堅くなかなか崩せない。チェルシーは前半に比べて守りの意識が少し強くなる。18分のJコールのシュートはレイナの正面。
リバプールは17分あたりから、ベナユンとカイトが入れ替わっていた。そして19分、右サイドのベナユンがドリブルで中央に持ち込むと、最後はトーレスが決めて同点に追いつかれてしまう。
20分、ジェラードのミドルはテリーが体を張ってブロック。同点になったし、守っていたらやられるということで、チェルシーも前に出てくるようになる。24分、エッシェンのミドルはレイナがキャッチ。そして25分カルー→マルダ。30分にはエッシェンが自ら持ち込んで、決定的なチャンスもシュートはサイドネット。33分ベナユン→ペナント。中略。
後半は1-1で終了。2試合ともに1-1のドローのため、2年連続で延長に突入。
延長前半
チェルシーはJコール→アネルカと選手交代。アネルカはJコールの位置にそのまま入る。
両チームとも積極的に攻める。1分、細かいパス回しからシャビアロン→リーセのクロスはチェルシーDFが何とかクリア。2分にはコーナーキックからヒーピアがほぼフリーでヘッドも、わずかに右に外れる。4分、ドログバがシュートを撃とうとするもキャラガーのタックルで難を逃れる。この直後のコーナーキックから、エッシェンがミドルを突き刺すもオフサイドでゴールが取り消される。チェルシーの選手達はぬか喜び。
しかし6分、バラックがヒーピアに倒されてチェルシーがPKを獲得。ジェラードは頭を抱える。キッカーはランパード。いつもどおりしきりに唇をなめる。緊張の一瞬。
ランパードはゴール右にしっかり決めて、チェルシーが勝ち越しに成功。ランパードはチームメートに祝福されるも手で顔を覆い、悲しそうな表情を浮かべる。フランクはこのゴールをパットに捧げる。美しい光景だった。
いつの間にかトーレス→バベル。トーレスはハムストリングをいためたようだ。そしてエッシェンがバベルをエリア内で倒すも、ボールにいっていたのでPKはなし。コーナーからシャビアロンソのヘッドはチェフの正面。
一進一退の攻防が続くが15分、エッシェン→マルダ→アネルカが折り返す→ドログバがまたすごいシュートを突き刺して3-1に。アネルカはオフサイドっぽかったが、これは痛恨の失点。
ヘタフェの例もあるが、これで勝負ありか。
延長後半
もう攻めるしかないリバプール。コーナーキックからヒーピアが倒されるもノーファール。抗議するも受け入れられない。
リバプールの反撃に残された時間は少なくなっていく。選手交代のカードはもう残っていないし、打つ手なしか。時間を潰していくチェルシー。
27分、バベルのミドルがチェフの手をかすめて入り3-2に。チェフは少し反応が遅れたか。あと1点とれば勝てるため、俄然攻勢を強めるリバプール。
29分ランパード→シェフチェンコ。シェフチェンコは守備要員か。ロスタイムは1分。
試合は3-2で終了。グラントはひざまづき神に感謝。勝者と敗者のはっきりしたコントラストが印象的だった。
感想
やっぱりドログバだった。それに尽きると思う。
チェルシーはクラブ史上初の決勝進出で、これからユナイテッドとダブルを争って戦っていくことになる。本当に楽しみだ。
リバプールは判定に関していろいろと言いたいことはあるだろうが、運がなかったということだと思う。アーセナル戦で運を使い果たしていたのかもしれない。
申し訳ないですが、もうすぐ出かけるのでこれぐらいにしておきます。みなさんの感想を聞かせてください!よろしくお願いします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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CL/決勝トーナメント(07-08) |
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2008年04月30日
まずはファーストレグの対戦を簡単に振り返る。
ユナイテッドのシステムはロナウドをトップに置いた4-4-1-1。バルサがボールを持ったとき、DFラインをペナルティーボックスの手前まで下げ、テベスがヤヤを見て最初の展開を阻害。裏のスペースを消すつもりだった(バルサのオフサイドの回数は0回だった)のだろうが、ここまでドン引きするのは珍しい。しかもユナイテッドがやったのだから驚きだった。
基本的に10人で守って、カウンターからロナウドの一撃を狙う。ロナウドが決めてくれればラッキー、とにかくスペースを消し、ペナルティーエリア手前のゾーンでフィジカルで潰して、徹底的に守り倒すというゲームプランだったユナイテッド。終わってみれば思惑通りで、バルサはボールを持てるもののほとんど決定機をつくれなかった。しかし、この戦い方はかなり消耗する。チェルシー戦も守る時間が長く、最近はユナイテッドらしさがあまり見られない。ファーガソンはどう考えているのだろうか。
バルセロナは、久々にボールが回った。ユナイテッドが引いたこともあるが、本当によくボールは回った。ただし、決定機はつくれなかった。イニエスタがお得意の動きを見せることで守備のバランスを崩す場面はあった。イニエスタのヒールの場面はまさにそう。ユナイテッドはイニエスタを捕まえ切れていなかった印象。しかし、結局ゴールできなかった。ライカールトはそうではないが、ホームのスコアレスでユナイテッドが有利になったという見方は強い。そんなわけで迎えたセカンドレグ。
ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ハーグリーブズ、リオ、ブラウン、エブラ、ナニ、スコールズ、キャリック、パク、ロナウド、テベス。サブはクシュチャク、オシェイ、シルベストル、フレッチャー、アンデルソン、ギグス、ウェルベック。ヴィディッチ(mouth injury)、ルーニー(hip injury)はベンチ外。
バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、デコ、メッシ、エトー、イニエスタ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、エジミウソン、グジョンセン、ボージャン、アンリ。プジョルは戻ってきたが、マルケスは出場停止。
注目はユナイテッドのゲームプランだと思う。今のバルサは、引いてくる相手よりも前に出てくる相手の方が苦手な印象がある。今年のリーガで苦戦している原因もそこにあると思う。原因は自分にはうまく説明できないけどそれは間違いない。ユナイテッドが攻めてきたときにどうなるのか。
前半
開始早々、ユナイテッドがミスからメッシに危険な位置でボールを渡し、スコールズが倒してバルサがペナルティーボックス手前でFKを獲得。メッシが蹴るもDFに当ててしまう。そしてプジョルがテベスに寄せられ、右足を気にして倒れるもプレー続行。最近のプジョルは怪我がちで怖い。
ユナイテッドはファーストレグと同じシステムだったが、攻撃意識が非常に高い。いつもの戦い方に戻してきた印象で、特にエブラは超攻撃的だった。そのためバルサはカウンターから、メッシがドリブルで仕掛ける場面が目につく。メッシのスピードは脅威だが、メッシサイドを制すれば勝てる。ユナイテッドはそういう考え方かもしれない。メッシを下がらせることができるか。
6分、ファンデルサルのクリアミスをエトーが拾い、そのまま持ち込むもクロスはクリアされる。ファンデルサルは本当にどうしたのだろうか。
序盤のハイテンポな展開を嫌ったか、バルサはゆっくりボールをまわして試合を落ち着けようとする。シャビは非常に低い位置でボールに触り、バルサにリズムを生み出そうとする。ユナイテッドはバルサがボールを持っているとき、ファーストレグとは異なり全体的にラインが高く、バルサのCBにプレッシャーをかける。ロナウドとテベスはほとんど横並びの場面が多かった。
バルサは攻撃がうまくいかないので一発で裏を狙ってみるが、ファンデルサルが出てきてボールをおさえる。10分、アビダルが超ロングシュートを見せるもボールはゴール上のネットに。ファンデルサルは胸をなでおろす。
試合が動いたのは14分。ロナウドがボールを持つと、バルサは2人がかりでボールを奪う。しかしザンブロッタのパスがフリーのスコールズに渡ってしまい、スコールズは右足のミドル一閃。ボールは完璧な軌道を描きながらゴール右に吸い込まれ、ホームのユナイテッドが先制する。バルデスはどうしようもなし。現地でスコールズ、ギグスの時代は終わったのかと言われはじめている中、この大一番で貴重な先制ゴール。
ユナイテッドはさらに勢いづき、バルサを押し込みはじめる。16分にはミリートがロナウドを倒して危険な位置でFKを与えるが、バルデスがボールをおさえてしのぐ。ユナイテッドの前線の選手は頻繁にポジションを入れ替えるややこしい攻撃を見せる。19分、ミリート→メッシがボールを持ち、ブラウン、スコールズにつかれながらも長い距離を持ち込んでシュートもファンデルサルがファインセーブ。20分、ロナウドのキープからパクがシュートを撃つもゴール右に外れる。バルサは雰囲気に飲み込まれているのか混乱しているようで、21分にはバルデスとプジョルの連携ミスをテベスに寄せられ、プジョルが何とかクリア。プジョルはテベスに怒っているようだったが、問題はそこではない。
ユナイテッドは途中から、バルサのCBが低い位置でボールを持っているときに積極的に寄せに来ていて、それがバルサの混乱を招いたようだった。前から寄せられると苦しそうなバルサ。ロングパスをばしっと通せるマルケスがいないので、混乱したプジョル、ミリートが苦し紛れのロングボール→跳ね返される→ユナイテッドがまた攻めるという悪循環に。ヤヤはテベスに簡単にボールを奪われるなど、何か反応が鈍い。
ボールをうまく運べないバルサは、ウイングが下がらされて次第にエトーが孤立していった。エブラのポジショニングが高いこともあるが、攻撃は完全にメッシ頼みだった。28分、プジョルがクロスをクリアした際ミリートと接触してしまい倒れこむ。そしてプジョルが治療を受けにピッチの外に出ている間に、エトーとライカールトが話をしていた。
30分、ユナイテッドのコーナーをしのいだバルサは、カウンターからイニエスタがメッシに出すもファンデルサルが飛び出してクリア。33分にはイニエスタがハーグリーブズを交わし、最後はデコがミドルも枠を捕らえきれず。この時間のユナイテッドは少し引いて守っていて、バルサがボールを持って攻める時間が長くなる。イニエスタは中央に流れまくり、ユナイテッドの守備を乱そうとするもなかなか決定機に至らない。
バルサはデコとシャビが入れ替わっていて、36分にそのデコ→エトー→メッシ→エトーはボールに触れず→デコがシュートもゴール左に外れる。37分にはメッシのクロスをファンデルサルがキャッチし損ね、エトーがつめるもクリアされる。ファンデルサル大丈夫か。40分、パクのクロス→ナニのヘッドはゴール右に外れる。
メッシは中央に切れ込むばかりで、完全にプレーを読まれている印象。42分には得意の高速ワンツーを仕掛けるもリオがカバーに入りクリアされる。44分にもメッシのカウンターからチャンスになりかけるが、結局決められず。
前半は1-0で終了する。ボールポゼッションはユナイテッド43%、バルサ57%。シュート数はユナイテッド7本(枠内1本)、バルサ4本(1本)だった。
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後半
ハーフタイムでの選手交代はなし、実況ではアンリを出せとしつこく言っていた。イングランドを知り尽くしているし、あのスピードは脅威になりますよとか。
後半も同じ流れで試合が進む。同点に追いつきたいバルサだが、逆にユナイテッドに押し込まれてしまう。10分、メッシが中央でボールを持ち、ドリブルで仕掛けるもリオに寄せられシュートは枠にいかず。11分、パク→テベス→ロナウド→パクがおとりになり、テベスがフリーになってシュートを撃つもバルデスがはじく。
バルサはイニエスタが右サイドに来ていて、前線を微妙に変えていた。14分にはメッシがスコールズを鮮やかに交わすも(ロナウジーニョの得意技だったが、名前を忘れた)、折り返しはクリアされる。そしてユナイテッドのカウンターから、ナニのシュートが外れた直後にイニエスタ→アンリ。交代で入ったものの、アンリはなかなかボールに触ることができなかった。
両チームともオープンに攻めるが、可能性を感じるのはユナイテッド。ロナウドは左サイドに流れて、徐々にロナウド対ザンブロッタが目立ち始める。ザンブロッタは6分にエブラを後ろから倒してイエローをもらっていたので、その影響かもしれない。21分、ハイボールを競ったザンブロッタが倒れるも、ロナウドは少しイラッとさせる態度を見せる。22分にはザンブロッタに後ろから膝蹴りを入れてイエロー。厳しいマークを受けていたのは分かるが、少し熱くなりすぎだった。
27分エトー→ボージャン。エトーは2戦通じてらしさをまったく出すことができず。バルサは相変わらずゴールが遠い展開で、攻めても攻めても跳ね返される。もうばくちを打つしかなさそうだが、ライカールトは動かない。32分ナニ→ギグス、スコールズ→フレッチャー。直後のコーナーキックから、アンリがフリーでヘッドもファンデルサルの正面。そういえばアンリはヘディングが苦手だった。
ユナイテッドはさすがに疲れが出てきているようで、バルセロナが押し込む時間が長くなる。同点に追いつかれると逆転されるため、不安そうな表情を見せるユナイテッドサポーター。35分、ロナウドが内に切れ込んで左足のシュートもゴール右に外れる。
44分ヤヤ→グジョンセン。直後にシャビ→ボージャンがトラップミスでチャンスをふいに。プジョルまでがあがり、点を取りにいくバルサだがどうしてもゴールを割れない。ロスタイムは3分。ロスタイムに入る直前、エブラがピッチに倒れこみ担架で運び出される。47分にシルベストルと交代。エブラが倒れている間、リオは集中しろとチームをまとめる。
ラストプレーではバルデスもあがるなど、攻め続けたバルサだがユナイテッドの牙城を崩すことはできず、試合は1-0で終了。ユナイテッドは99年以来の決勝進出。史上初のプレミア勢による決勝戦が実現することになった。
感想
スコア以上に、ユナイテッドとの差を感じさせた2試合だった。バルサは完敗。攻めても攻めても決定的なチャンスはほとんどつくれず、攻撃力が売りのチームとは思えなかった。ユナイテッドの守備の堅さはあまり言い訳にならない。自分達に問題があると考えるべきだと思う。
ずっと言われてきたことだが、今までのバルサはロナウジーニョに依存するところが非常に大きかった。彼のイマジネーションなしにはエトーも輝けない。メッシもまだまだプレーの幅が狭い。結局今のバルサは、ロナウジーニョあってのチームということだと思う。
この夏でロナウジーニョは移籍するようだし、今シーズンも無冠で終わることになるバルサ。これは逆に言うと、新しいスタートを切るには絶好のチャンスでもある。一ファンとして、この夏の改革に期待したい。今シーズンの残り試合は、2位確保を目指してpride and dignityを持って戦い抜いてもらいたい。
ユナイテッドはさすがだった。ルーニー、ヴィディッチがいなくてもあまり影響を感じさせなかった。ダブルを達成できるのか、チェルシーとの熾烈な争いは楽しみだ。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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2008年04月27日
チェルシーのスタメンはチェフ、フェレイラ、カルバーリョ、テリー、Aコール、ミケル、エッシェン、バラック、Jコール、ドログバ、カルー。サブはクディッチーニ、ベレッティ、マケレレ、シェフチェンコ、アネルカ。
ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ブラウン、リオ、ヴィディッチ、シルベストル、キャリック、フレッチャー、アンデルソン、ナニ、ルーニー、ギグス。サブはクシュチャク、オシェイ、ハーグリーブズ、ロナウド、テベス。ユナイテッドはまだ負けられるため、この試合よりもCLを重視した模様。
入場前の通路で、Jコールは気さくな笑顔でイングランド代表の面々と握手をするも、リオは厳しい表情を浮かべる。鼻の穴を膨らませ、目をぎらつかせるリオはマジで怖い。話しかけるなオーラ全開。
チェルシーの各選手のユニフォームには、今週の木曜日に亡くなったパット・ランパードさんを偲ぶ黒い喪章。人生にはサッカーよりも重要なものがある。シーズンを左右する大一番だが、フランク・ランパードは召集外となった。
両チームの選手が入場すると、地鳴りのような歓声。ミケルが階段でこけそうになっていたのは笑えた。ファーガソンとグラントが笑顔で握手。試合前の一連のルーティーンが終わり、チェルシーのキックオフで試合開始!
前半
開始直後、ブラウンとファンデルサルの連携ミスから、Jコール→カルーのクロス→リオがクリア→エッシェンのミドルは枠の上。1分、カルーとAコールのパス交換から、またもエッシェンがシュートを撃つもファンデルサルがおさえる。しかし、チェルシーはいい感じで試合に入る。
序盤のチェルシーはドログバへの放り込みを多用。ドログバは中央に張るのではなく、少しサイドに流れて勝負。そして、ユナイテッドの選手がボールを持っているときの寄せ方がかなり激しい。
7分、ボールをコントロールしようとしたドログバが、背後から寄せに来たヴィディッチの顔面に強烈な膝蹴りをお見舞いしてしまい、しばらく試合が中断される。ヴィディッチはノックアウトされたボクサーのように崩れ落ち、口からおびただしい量の出血。一旦は立ち上がるものの足元がおぼつかず、本人がベンチに交代を要求。そして担架で運び出される。そういえば、ヴィディッチが脳震盪を起こした場面を前に見た気がする。そのときも途中で交代していたはず。怪我から復帰→バルセロナで胃腸炎になり試合に出れず→この膝蹴りとは、ヴィディッチもついてない。
1人多いチェルシーは、さらにユナイテッドを押し込む。12分には、カルーがドログバとワンツーで仕掛けるもキャリックのタックル→シルベストル、リオに寄せられシュートは撃てず。13分、フェレイラのクロス→シルベストルのハンドにより絶好の位置でFKを獲得。その直後の14分、ヴィディッチ→ハーグリーブズ。バルサ戦と同じく、ブラウンがセンターバックに入り、ハーグリーブズが右サイドバックに。
試合はチェルシーがボールを持って攻め、ユナイテッドが時々カウンターでやり返す展開。15分、左サイドのルーニー→ギグスが中央でフリーだったものの、トラップミスでチャンスをふいに。ユナイテッドはバルサ戦同様ポゼッションを捨てているようで、チェルシーのCBにはほとんど寄せることなく、4-1-4-1で徹底的にスペースを消して守る。さすがに人数をかけているだけあって、守備では危険な場面をつくらせていなかった。しかし、攻撃がほとんど形にならない。ルーニーが左サイドに流れる→出しどころがない→時間がかかる、ギグスは行方不明、ナニはAコールとの一対一になかなか勝てない。ユナイテッドの攻撃からは可能性を感じなかった。
20分、ナニのFKをキャッチしたチェフのゴールキックから、カルー→Jコールがボールを受け、ほぼ2対2の状況をつくり出す→シルベストルのクリアがキャリックにあたる→こぼれだまをJコールがシュートもポストにあたってしまう。もったいない。
22分、ピッチサ