2008年04月30日

マンチェスター・ユナイテッドvsバルセロナ~新たなスタート~

まずはファーストレグの対戦を簡単に振り返る。
ユナイテッドのシステムはロナウドをトップに置いた4-4-1-1。バルサがボールを持ったとき、DFラインをペナルティーボックスの手前まで下げ、テベスがヤヤを見て最初の展開を阻害。裏のスペースを消すつもりだった(バルサのオフサイドの回数は0回だった)のだろうが、ここまでドン引きするのは珍しい。しかもユナイテッドがやったのだから驚きだった。
基本的に10人で守って、カウンターからロナウドの一撃を狙う。ロナウドが決めてくれればラッキー、とにかくスペースを消し、ペナルティーエリア手前のゾーンでフィジカルで潰して、徹底的に守り倒すというゲームプランだったユナイテッド。終わってみれば思惑通りで、バルサはボールを持てるもののほとんど決定機をつくれなかった。しかし、この戦い方はかなり消耗する。チェルシー戦も守る時間が長く、最近はユナイテッドらしさがあまり見られない。ファーガソンはどう考えているのだろうか。

バルセロナは、久々にボールが回った。ユナイテッドが引いたこともあるが、本当によくボールは回った。ただし、決定機はつくれなかった。イニエスタがお得意の動きを見せることで守備のバランスを崩す場面はあった。イニエスタのヒールの場面はまさにそう。ユナイテッドはイニエスタを捕まえ切れていなかった印象。しかし、結局ゴールできなかった。ライカールトはそうではないが、ホームのスコアレスでユナイテッドが有利になったという見方は強い。そんなわけで迎えたセカンドレグ。


ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ハーグリーブズ、リオ、ブラウン、エブラ、ナニ、スコールズ、キャリック、パク、ロナウド、テベス。サブはクシュチャク、オシェイ、シルベストル、フレッチャー、アンデルソン、ギグス、ウェルベック。ヴィディッチ(mouth injury)、ルーニー(hip injury)はベンチ外。

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、デコ、メッシ、エトー、イニエスタ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、エジミウソン、グジョンセン、ボージャン、アンリ。プジョルは戻ってきたが、マルケスは出場停止。

注目はユナイテッドのゲームプランだと思う。今のバルサは、引いてくる相手よりも前に出てくる相手の方が苦手な印象がある。今年のリーガで苦戦している原因もそこにあると思う。原因は自分にはうまく説明できないけどそれは間違いない。ユナイテッドが攻めてきたときにどうなるのか。

前半
開始早々、ユナイテッドがミスからメッシに危険な位置でボールを渡し、スコールズが倒してバルサがペナルティーボックス手前でFKを獲得。メッシが蹴るもDFに当ててしまう。そしてプジョルがテベスに寄せられ、右足を気にして倒れるもプレー続行。最近のプジョルは怪我がちで怖い。

ユナイテッドはファーストレグと同じシステムだったが、攻撃意識が非常に高い。いつもの戦い方に戻してきた印象で、特にエブラは超攻撃的だった。そのためバルサはカウンターから、メッシがドリブルで仕掛ける場面が目につく。メッシのスピードは脅威だが、メッシサイドを制すれば勝てる。ユナイテッドはそういう考え方かもしれない。メッシを下がらせることができるか。
6分、ファンデルサルのクリアミスをエトーが拾い、そのまま持ち込むもクロスはクリアされる。ファンデルサルは本当にどうしたのだろうか。

序盤のハイテンポな展開を嫌ったか、バルサはゆっくりボールをまわして試合を落ち着けようとする。シャビは非常に低い位置でボールに触り、バルサにリズムを生み出そうとする。ユナイテッドはバルサがボールを持っているとき、ファーストレグとは異なり全体的にラインが高く、バルサのCBにプレッシャーをかける。ロナウドとテベスはほとんど横並びの場面が多かった。
バルサは攻撃がうまくいかないので一発で裏を狙ってみるが、ファンデルサルが出てきてボールをおさえる。10分、アビダルが超ロングシュートを見せるもボールはゴール上のネットに。ファンデルサルは胸をなでおろす。

試合が動いたのは14分。ロナウドがボールを持つと、バルサは2人がかりでボールを奪う。しかしザンブロッタのパスがフリーのスコールズに渡ってしまい、スコールズは右足のミドル一閃。ボールは完璧な軌道を描きながらゴール右に吸い込まれ、ホームのユナイテッドが先制する。バルデスはどうしようもなし。現地でスコールズ、ギグスの時代は終わったのかと言われはじめている中、この大一番で貴重な先制ゴール。

ユナイテッドはさらに勢いづき、バルサを押し込みはじめる。16分にはミリートがロナウドを倒して危険な位置でFKを与えるが、バルデスがボールをおさえてしのぐ。ユナイテッドの前線の選手は頻繁にポジションを入れ替えるややこしい攻撃を見せる。19分、ミリート→メッシがボールを持ち、ブラウン、スコールズにつかれながらも長い距離を持ち込んでシュートもファンデルサルがファインセーブ。20分、ロナウドのキープからパクがシュートを撃つもゴール右に外れる。バルサは雰囲気に飲み込まれているのか混乱しているようで、21分にはバルデスとプジョルの連携ミスをテベスに寄せられ、プジョルが何とかクリア。プジョルはテベスに怒っているようだったが、問題はそこではない。
ユナイテッドは途中から、バルサのCBが低い位置でボールを持っているときに積極的に寄せに来ていて、それがバルサの混乱を招いたようだった。前から寄せられると苦しそうなバルサ。ロングパスをばしっと通せるマルケスがいないので、混乱したプジョル、ミリートが苦し紛れのロングボール→跳ね返される→ユナイテッドがまた攻めるという悪循環に。ヤヤはテベスに簡単にボールを奪われるなど、何か反応が鈍い。
ボールをうまく運べないバルサは、ウイングが下がらされて次第にエトーが孤立していった。エブラのポジショニングが高いこともあるが、攻撃は完全にメッシ頼みだった。28分、プジョルがクロスをクリアした際ミリートと接触してしまい倒れこむ。そしてプジョルが治療を受けにピッチの外に出ている間に、エトーとライカールトが話をしていた。

30分、ユナイテッドのコーナーをしのいだバルサは、カウンターからイニエスタがメッシに出すもファンデルサルが飛び出してクリア。33分にはイニエスタがハーグリーブズを交わし、最後はデコがミドルも枠を捕らえきれず。この時間のユナイテッドは少し引いて守っていて、バルサがボールを持って攻める時間が長くなる。イニエスタは中央に流れまくり、ユナイテッドの守備を乱そうとするもなかなか決定機に至らない。
バルサはデコとシャビが入れ替わっていて、36分にそのデコ→エトー→メッシ→エトーはボールに触れず→デコがシュートもゴール左に外れる。37分にはメッシのクロスをファンデルサルがキャッチし損ね、エトーがつめるもクリアされる。ファンデルサル大丈夫か。40分、パクのクロス→ナニのヘッドはゴール右に外れる。
メッシは中央に切れ込むばかりで、完全にプレーを読まれている印象。42分には得意の高速ワンツーを仕掛けるもリオがカバーに入りクリアされる。44分にもメッシのカウンターからチャンスになりかけるが、結局決められず。

前半は1-0で終了する。ボールポゼッションはユナイテッド43%、バルサ57%。シュート数はユナイテッド7本(枠内1本)、バルサ4本(1本)だった。

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後半
ハーフタイムでの選手交代はなし、実況ではアンリを出せとしつこく言っていた。イングランドを知り尽くしているし、あのスピードは脅威になりますよとか。

後半も同じ流れで試合が進む。同点に追いつきたいバルサだが、逆にユナイテッドに押し込まれてしまう。10分、メッシが中央でボールを持ち、ドリブルで仕掛けるもリオに寄せられシュートは枠にいかず。11分、パク→テベス→ロナウド→パクがおとりになり、テベスがフリーになってシュートを撃つもバルデスがはじく。

バルサはイニエスタが右サイドに来ていて、前線を微妙に変えていた。14分にはメッシがスコールズを鮮やかに交わすも(ロナウジーニョの得意技だったが、名前を忘れた)、折り返しはクリアされる。そしてユナイテッドのカウンターから、ナニのシュートが外れた直後にイニエスタ→アンリ。交代で入ったものの、アンリはなかなかボールに触ることができなかった。

両チームともオープンに攻めるが、可能性を感じるのはユナイテッド。ロナウドは左サイドに流れて、徐々にロナウド対ザンブロッタが目立ち始める。ザンブロッタは6分にエブラを後ろから倒してイエローをもらっていたので、その影響かもしれない。21分、ハイボールを競ったザンブロッタが倒れるも、ロナウドは少しイラッとさせる態度を見せる。22分にはザンブロッタに後ろから膝蹴りを入れてイエロー。厳しいマークを受けていたのは分かるが、少し熱くなりすぎだった。

27分エトー→ボージャン。エトーは2戦通じてらしさをまったく出すことができず。バルサは相変わらずゴールが遠い展開で、攻めても攻めても跳ね返される。もうばくちを打つしかなさそうだが、ライカールトは動かない。32分ナニ→ギグス、スコールズ→フレッチャー。直後のコーナーキックから、アンリがフリーでヘッドもファンデルサルの正面。そういえばアンリはヘディングが苦手だった。

ユナイテッドはさすがに疲れが出てきているようで、バルセロナが押し込む時間が長くなる。同点に追いつかれると逆転されるため、不安そうな表情を見せるユナイテッドサポーター。35分、ロナウドが内に切れ込んで左足のシュートもゴール右に外れる。
44分ヤヤ→グジョンセン。直後にシャビ→ボージャンがトラップミスでチャンスをふいに。プジョルまでがあがり、点を取りにいくバルサだがどうしてもゴールを割れない。ロスタイムは3分。ロスタイムに入る直前、エブラがピッチに倒れこみ担架で運び出される。47分にシルベストルと交代。エブラが倒れている間、リオは集中しろとチームをまとめる。
ラストプレーではバルデスもあがるなど、攻め続けたバルサだがユナイテッドの牙城を崩すことはできず、試合は1-0で終了。ユナイテッドは99年以来の決勝進出。史上初のプレミア勢による決勝戦が実現することになった。

感想
スコア以上に、ユナイテッドとの差を感じさせた2試合だった。バルサは完敗。攻めても攻めても決定的なチャンスはほとんどつくれず、攻撃力が売りのチームとは思えなかった。ユナイテッドの守備の堅さはあまり言い訳にならない。自分達に問題があると考えるべきだと思う。
ずっと言われてきたことだが、今までのバルサはロナウジーニョに依存するところが非常に大きかった。彼のイマジネーションなしにはエトーも輝けない。メッシもまだまだプレーの幅が狭い。結局今のバルサは、ロナウジーニョあってのチームということだと思う。
この夏でロナウジーニョは移籍するようだし、今シーズンも無冠で終わることになるバルサ。これは逆に言うと、新しいスタートを切るには絶好のチャンスでもある。一ファンとして、この夏の改革に期待したい。今シーズンの残り試合は、2位確保を目指してpride and dignityを持って戦い抜いてもらいたい。

ユナイテッドはさすがだった。ルーニー、ヴィディッチがいなくてもあまり影響を感じさせなかった。ダブルを達成できるのか、チェルシーとの熾烈な争いは楽しみだ。


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posted by worldwidefootball |15:00 | CL/決勝トーナメント(07-08) | コメント(7) | トラックバック(3)
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2008年04月29日

ダービーvsアーセナル~ゴールラッシュ~

まずは怪我人情報から。現在離脱している選手は

エドゥアルド(broken leg)
ロシツキー(hamstring)
ディアビー(Reserve gameで太ももの腱を断裂)
フレブ(レディング戦でのビンタの一件をビデオ検証した結果、FAから3試合の出場停止を言い渡された)
サニャ(ankle)
フラミニ(ankle)

で、青字の選手は今シーズンの残り試合に出場しないことが明らかになっている。怪我ならともかく、フレブの出場停止は避けられたはず。ヴェンゲルがフレブに接触したインテルに対して不快感を露わにするなど、にわかに周辺が騒がしくなってきた。個人的には移籍しないと思うがどうなのだろうか。FIFA17条を使われると大損害である。

フラミニの契約更新は、ヴェンゲルが設定したデッドラインが近づいている。4月中にサインしなければ放出が決定する。ヴェンゲルは、現在あるwage strucutureをフラミニのために変えるつもりはないと明言しているだけに、あとはフラミニ次第ということになる。どうやらユベントスよりも好条件を提示したミラン(年俸400万ユーロの4年契約、ユベントスは300万ユーロの4年契約)で合意したとか。事実なら本当にもったいない。ジウベルトがいるものの、選手層拡充のために補強が必要になる。
補強といえば、モドリッチがトッテナムに移籍することになった。アーセナルも狙っていただけに残念だが、マネーゲームになっては苦しいので仕方がない。


ダービーのスタメンはこちらです。だいぶ前にチャンピオンシップへの降格が決定している。今シーズンはまだ1勝しかしていないようだ。勝ったのも9月だとか。

アーセナルのスタメンはファビアンシュキ、トゥーレ、ギャラス、ソング、クリシー、エブエ、デニウソン、ファブレガス、ウォルコット、ベントナー、ファンペルシー。サブはアルムニア、センデロス、ジュルー、ジウベルト、アデバヨール。ファビアンシュキはプレミアデビュー戦。ヴェンゲルは、今年で契約の切れるレーマンがチームを去ったとしても、新たなゴールキーパーを獲得するつもりはないようだ。ファビアンシュキを信頼しているらしい。

前半
試合は静かに始まる。5分、ベントナーのクロス→エブエのボレーは枠の上。かなり難しいシュートではあったが、相変わらず雑。
エブエのパス、シュートの雑さは、シーズンを通して改善されなかった。今シーズンのアーセナルの試合を見ていると、パスを回しているうちに逆サイドのエブエが空いてフリーに、という場面が結構多い印象がある。しかし、この雑さゆえにエブエは今シーズンノーゴール。サイドの前目の選手にしては致命的だと思う。ヴェンゲルの発言を聞く限りではチームに残留すると考えられるが、来シーズンはサニャの控えにするべきだと思う。夏にサイドの選手を買ってほしい。それかエブエの2年目の良化に賭けるか。トゥーレをサイドバックで使っているのはその布石なのか。よく分からないが、ここは手当てが必要なポジションだと思う。

序盤のアーセナルは、中盤でボールを奪って、少ない人数で仕掛ける場面が目立つ。期待のウォルコットは、少しボールを持ちすぎな気がした。序盤は内に切れ込んでシュートを狙っているのがバレバレで、全て引っかかっていた。ちなみに、スチュアート・ピアースが見に来ていた。
守備ではクリシーサイドが狙われていた。ウォルコット、クリシーの軽量級左サイドは狙われやすいのかもしれない。あと、ダービーがセットプレーを獲得する回数が多いのが少し気になった。

デニウソンは、ポジショニングが少し悪い印象。ファブレガスはある程度自由に動くが、そのバランスをとっていたのはフラミニ。ポジショニングがいい。ジウベルトと異なり、攻撃面でも貢献できるし、本当にいい選手だった。
その点、デニウソンにはまだまだ改善の余地がある。パスの精度は全体的によく、柔らかいタッチでボールをさばいたりと、攻撃面では期待できそうだった。守備がもっとできるようになれば面白い存在だと思う。

試合が動いたのは25分。相手DFの横パスがベントナーの足に当たり、ベントナー→ファンペルシー→ベントナーが落ち着いて決めてアーセナルが先制。ちなみに、ベントナーはシーズン序盤の自己中発言が原因なのか、チームで浮いているらしい。個人的には、アデバヨールに嫌われているのが大きいような気がする。
ベントナーは、アーセナルでなければもっと活躍できると思う。それはデンマーク対スペインの試合を見たときに強く感じた。何よりもパワーがあるし、空中戦の強さは魅力。しかし、アーセナルでは何よりも足元の技術が求められる。ベントナーのそれは何かつたない。流れるようなアデバヨールと違って、何かばたばたしているような感じ。あと、全体的にパスが強くて速い。それがアーセナルのリズムを崩しているような気もする。

試合のほうは先制されたダービーが少し前がかりになり、アーセナルにスペースを与える。そして27分には、デニウソン→ウォルコットが持ち込む→ファンペルシーが決定的なチャンスを外してしまう。思わず頭を抱えたくなるようなシーンだった。
すると31分、ダービーのFKから、競った後のこぼれだまをマケベリーが押し込んで同点に追いつかれてしまう。ボールが良かったかもしれないが、ファビアンシュキは少し躊躇したか。それよりも、セットプレーを与えすぎていたことが気になる。

34分、ファブレガスの強烈なミドルは相手GKがファインセーブ。ダービーの守備は結構問題がありそう。その前にもウォルコットを完全にフリーにしていたし、ファブレガスもフリーだった。一応引いているんだけど、ただ守備に人数をかけているだけみたいな感じ。
37分、ファンペルシーが太ももを気にするしぐさを見せる。そしてアデバヨールがアップを始めた模様。

ダービーが同点に追いつき、一旦はスタジアムが盛り上がったものの40分、クリシーのサイドチェンジ→トゥーレがシュートを撃つふりをして裏へ出す→DFは意表を突かれ、ファンペルシーが完全にフリーに→今度は決めてアーセナルが勝ち越し。ファンペルシーは決めたものの、あまり嬉しくなさそう。

前半は1-2。シュート数はダービー7本(枠内5本)、アーセナル7本(同4)。ボールポゼッションはダービー47%、アーセナル53%だった。

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後半
後半からファンペルシー→アデバヨール。ファンペルシーはthigh strainを訴えたようだ。EUROもあるしあまり無理をさせたくない事情もあると思う。

7分、ベントナー→ファブレガス→トゥーレ→ファブレガスがヒールで流す→トゥーレのシュートは枠の上。8分にもファブレガスとエブエのワンツーから、エブエのクロス→クリアされる→アデバヨール→ベントナーのシュートはゴール右に。12分、ダービーの選手が倒れるもベントナーは無視して、アデバヨールが決定的なチャンスもシュートをGKに当ててしまう。
しかし14分、デニウソンの積極的な守備から、ウォルコットがスタッブズを交わして中央へ→エブエがシュートし損ねる→こぼれだまをアデバヨールが押し込んで1-3に。エブエは頭がDFにあたったようで、ピッチの外に出るが無事戻ってきた。アデバヨールは観衆を挑発するようなパフォーマンスを見せ、その後ボールを触るたびにブーイングにさらされていた。

後半はアーセナルが右サイドから攻めまくる展開。18分にはウォルコットが決定的なシュートを外す。ダービーは高いDFラインを敷いていたが、ラインコントロールが無茶苦茶で自ら首を絞めていた感じだった。19分デニウソン→ジウベルト。後半のデニウソンは出色の出来だった。
ベントナーがらしくない鮮やかなパスを見せたりと、アーセナルは余裕の試合展開を見せる。しかし、数あるチャンスを決めきれないところはアーセナルらしい。そして少しずつ流し気味のグダグダモードに。

集中力が切れてきたのか、少しずつダービーに押し込まれる場面が増えはじめるアーセナル。27分には強烈なミドルをファビアンシュキがファインセーブ。そして32分、一瞬の隙を突かれアーンショーに決められ2-3に。アーンショーは変な踊りを披露。33分トゥーレ→ジュルー。ジュルーはそのままトゥーレの位置に入る。

すると直後の34分、ジウベルトのサイドチェンジ→ウォルコットが内に切れ込んで素晴らしいシュートを決めて2-4に。さらに36分、ベントナーとクリシーのワンツーから、クリシー→アデバヨールが決めて5点目。アデバヨールはエブエとともに変な踊りを披露。

アデバヨールは余裕の笑顔を見せる場面が多くなる。その笑顔がさらにサポーターをイラつかせたようで、ブーイングの音量がさらに上がる。中略。
47分、ファブレガス→アデバヨールがGKを交わし、無人のゴールに流し込んで、ダービー戦でまたもハットトリックを達成。そしてまたもエブエと奇妙な踊りを披露。

試合は2-6で終了。アーセナルがゴールラッシュで圧勝した。ファブレガスが目立たない試合は久しぶりだった。

ダービーは負けたものの、スコアが開いてからも応援し続けるサポーターの姿勢に少し感動した。本当に素晴らしいサポーターだった。

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posted by worldwidefootball |10:00 | プレミア/アーセナル(07-08) | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年04月27日

チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド~強運のチェルシー~

チェルシーのスタメンはチェフ、フェレイラ、カルバーリョ、テリー、Aコール、ミケル、エッシェン、バラック、Jコール、ドログバ、カルー。サブはクディッチーニ、ベレッティ、マケレレ、シェフチェンコ、アネルカ。

ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ブラウン、リオ、ヴィディッチ、シルベストル、キャリック、フレッチャー、アンデルソン、ナニ、ルーニー、ギグス。サブはクシュチャク、オシェイ、ハーグリーブズ、ロナウド、テベス。ユナイテッドはまだ負けられるため、この試合よりもCLを重視した模様。

入場前の通路で、Jコールは気さくな笑顔でイングランド代表の面々と握手をするも、リオは厳しい表情を浮かべる。鼻の穴を膨らませ、目をぎらつかせるリオはマジで怖い。話しかけるなオーラ全開。
チェルシーの各選手のユニフォームには、今週の木曜日に亡くなったパット・ランパードさんを偲ぶ黒い喪章。人生にはサッカーよりも重要なものがある。シーズンを左右する大一番だが、フランク・ランパードは召集外となった。

両チームの選手が入場すると、地鳴りのような歓声。ミケルが階段でこけそうになっていたのは笑えた。ファーガソンとグラントが笑顔で握手。試合前の一連のルーティーンが終わり、チェルシーのキックオフで試合開始!

前半
開始直後、ブラウンとファンデルサルの連携ミスから、Jコール→カルーのクロス→リオがクリア→エッシェンのミドルは枠の上。1分、カルーとAコールのパス交換から、またもエッシェンがシュートを撃つもファンデルサルがおさえる。しかし、チェルシーはいい感じで試合に入る。

序盤のチェルシーはドログバへの放り込みを多用。ドログバは中央に張るのではなく、少しサイドに流れて勝負。そして、ユナイテッドの選手がボールを持っているときの寄せ方がかなり激しい。
7分、ボールをコントロールしようとしたドログバが、背後から寄せに来たヴィディッチの顔面に強烈な膝蹴りをお見舞いしてしまい、しばらく試合が中断される。ヴィディッチはノックアウトされたボクサーのように崩れ落ち、口からおびただしい量の出血。一旦は立ち上がるものの足元がおぼつかず、本人がベンチに交代を要求。そして担架で運び出される。そういえば、ヴィディッチが脳震盪を起こした場面を前に見た気がする。そのときも途中で交代していたはず。怪我から復帰→バルセロナで胃腸炎になり試合に出れず→この膝蹴りとは、ヴィディッチもついてない。

1人多いチェルシーは、さらにユナイテッドを押し込む。12分には、カルーがドログバとワンツーで仕掛けるもキャリックのタックル→シルベストル、リオに寄せられシュートは撃てず。13分、フェレイラのクロス→シルベストルのハンドにより絶好の位置でFKを獲得。その直後の14分、ヴィディッチ→ハーグリーブズ。バルサ戦と同じく、ブラウンがセンターバックに入り、ハーグリーブズが右サイドバックに。

試合はチェルシーがボールを持って攻め、ユナイテッドが時々カウンターでやり返す展開。15分、左サイドのルーニー→ギグスが中央でフリーだったものの、トラップミスでチャンスをふいに。ユナイテッドはバルサ戦同様ポゼッションを捨てているようで、チェルシーのCBにはほとんど寄せることなく、4-1-4-1で徹底的にスペースを消して守る。さすがに人数をかけているだけあって、守備では危険な場面をつくらせていなかった。しかし、攻撃がほとんど形にならない。ルーニーが左サイドに流れる→出しどころがない→時間がかかる、ギグスは行方不明、ナニはAコールとの一対一になかなか勝てない。ユナイテッドの攻撃からは可能性を感じなかった。

20分、ナニのFKをキャッチしたチェフのゴールキックから、カルー→Jコールがボールを受け、ほぼ2対2の状況をつくり出す→シルベストルのクリアがキャリックにあたる→こぼれだまをJコールがシュートもポストにあたってしまう。もったいない。
22分、ピッチサイドのレポーターから、ヴィディッチが病院に運び込まれたとの一報が。very very groggyな状態だそうだ。大丈夫だろうか。
25分、カルー→Jコールがリオを交わし決定的かと思われたが、ファンデルサルがボールをおさえる。
29分、ファンデルサルのキックミスをバラックがセンターサークル付近で奪い、パスを出そうとしたところをフレッチャーに倒されるもカードは出ず。ファンデルサルが衰えを感じると言っているのは、こういった部分かもしれない。最近キックミスが目につく。直後のJコールのシュートはサイドネット。

チェルシーは攻めているものの、バルサ同様ゴールが遠い。ボールをつないでいっても途中で引っかかったり、なんとか崩してもラストパスが合わなかったりとなかなか決められない。セットプレーも全て跳ね返される。ユナイテッドの守備は本当に堅い。
ドログバはリオとまともに勝負するのではなく、ブラウン、シルベストルと勝負するようにしていてボールキープする場面が多かった。
攻撃が形にならないユナイテッドは、チェルシーのラインの裏を一発で狙ってみるが全てオフサイドになる。32分、オフサイドをとられたナニがラインズマンに何かを叫ぶ。

34分、スタンドで観戦するカペッロが映し出される。現地の実況では、イングランドの次期キャプテンを見定めているんでしょうと言っていた。個人的には、最終的にはテリーになると思うが。

43分、Aコールがナニのタックルを受け、派手に倒れるもカードは出さないでくれ、といった仕草を見せる。そういえば、ユナイテッドのホームの試合ではエブラの足を踏んだミケルが退場になったのを思い出した。

スコアが動いたのは45分。ドログバのキープ、クロス→ハーグリーブズがカルーにひきつけられる→フリーのバラックのヘッドでチェルシーが先制。バラックはユニフォームを脱ぎ、イエローをもらう。そしてパット・ランパード、8、RIPの文字が入ったユニフォームをキャプテンテリーを中心にして天に掲げる。感動的な場面だった。

前半は1-0で終了する。退場者こそ出ていないものの、ユナイテッドのホームでの試合も同じような展開だった。
シュート数はチェルシー7本(枠内3本)、ユナイテッド1本(0本)。ボールポゼッションはチェルシー54%、ユナイテッド46%だった。

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後半
ハーフタイムでの選手交代はなし。少し意外。

ユナイテッドは前半に比べると、少し攻撃意識を高めてきた。しかしチェルシーの守備も堅く、点を取れそうな雰囲気はほとんどない。アップをするロナウド、テベスがカメラに何回も映し出される。ファーガソンはいつ動くのか。

そう思っていたら11分、チェルシーはミスから同点に追いつかれてしまう。ドログバがアンデルソンにファールを受けてチェルシーがFKを獲得。フェレイラがなぜか早めにリスタートする→位置関係を把握できていないカルバーリョがキャリックに寄せられ、とんでもないバックパス。これをルーニーが奪うと、ゴール左にポスト直撃のシュートを決める。カルバーリョのミスもそうだが、後ろにルーニーがいるのを分かっていながらリスタートしたフェレイラもどうなのだろうか。別に急ぐ場面ではなかったのではないかと思う。ルーニーは股間節の違和感があったようで、祝福を拒否。ファーガソンはつまずきながらも喜ぶ。

カルバーリョは15分、バラックの絶好の位置からのFKに当たってユナイテッドのゴールキックにしまうなど、何かツキもない印象。17分、何故かフリーになったギグスの強烈なミドルはチェフがはじく。そして19分ルーニー→ロナウド、20分アンデルソン→オシェイ。この交代の意図は、現地の解説者曰く中盤でのポゼッションを高めるためらしい。21分フェレイラ→アネルカ。チェルシーはエッシェンを一列下げ、4-4-2にシステムを変更。

ユナイテッドはカウンターが多くなる。ロナウドは自分で仕掛けまくりで、ファールでとめられる。そして、ロナウドがプレーに絡む度に観衆は凄まじいブーイング。シェフチェンコがアップをしている。

26分、テリーがナニに倒され絶好の位置でFKを獲得。そしてドログバとバラックがどちらが蹴るかで揉め、カルバーリョが仲裁に来る。結局ドログバが蹴るも、ファンデルサルがファインセーブ。直後のユナイテッドのカウンターから、ナニに必死に寄せたミケルが倒れる。するとその間を利用して、ドログバがバラックに対してしつこく因縁をつけはじめる。テリー、カルー達やコーチがなだめるもまだ収まらないドログバ。この大一番で何をやっているんだか。

ユナイテッドは少しずつ、ゲームをスローダウンさせにかかる。33分、フレッチャーのクリアが股間に当たったハーグリーブズが倒れ込む。時間稼ぎ(?)に対して観客は大ブーイング。そして、リオが倒れこむハーグリーブズをなぜか蹴っていた。しっかりしろということか。でもこれはどうなんだろうか。

36分カルー→シェフチェンコ。直後にエリア内でブラウンのハンド→ドログバのハンドは、ユナイテッドボールに。沸き立った観衆は一気にブーイング。
しかし38分、バラック→ドログバがシルベストルに倒される→エッシェンのクロスがキャリックの手に当たり、これがハンドと判定されチェルシーがPKを獲得。キャリックは頭を抱える。リオをはじめとしてユナイテッドの選手は執拗に抗議するもPKは取り消されない。キッカーはバラック。ファンデルサルが遅延行為でイエロー。
すさまじいプレッシャーがかかったなか、バラックがゴール左にしっかり決めてチェルシーが勝ち越しに成功。カルバーリョが真っ先に抱きついていたのが印象的だった。ファンデルサルにコミュニティーシールドの奇跡は再び起こらず。ちなみにこのときの実況は、BALLACK and title race has a way to run yet!だった。何かかっこいい。

42分Jコール→マケレレ。ベレッティが入る予定だったが、勝ち越したことで予定変更。チェルシーは逃げ切り体制に入る。何故かドログバにイエロー。
ここからユナイテッドは怒涛の攻撃を見せる。43分、リオのロングボール→ナニがうまくトラップして、中央に折り返す→キャリックが潰れる→ロナウドのシュートはAコールがクリア。ロスタイムは5分。

ロスタイムに入った直後、ギグスのFK→中央に頭で折り返す→フレッチャーのヘッドもシェフチェンコがナイスクリア。そしてリオがミケルに食って掛かり、テリーが必死になだめる。リオ、ハーグリーブズにイエロー。これはカペッロの心象は悪そうだ。

試合は2-1で終了。バラックとドログバが真っ先に抱き合って勝利を喜ぶ。残り2試合の地点で両チームは勝ち点で並んだ。得失点差でユナイテッドの首位は変わらないが、ユナイテッドは苦手のウェストハム戦を残している。プレミア争いは分からなくなった。

感想
チェルシーは勝ったけど、運がよかった面もあると思う。ミスで失点して、勝ち越さなければいけないのにチーム内で揉めるとかありえない。これを見たときはチェルシー勝てないかも、と思ったが結局勝ってしまった。ロスタイム前後には2度ライン上でクリアする場面もあったし、今日はチェルシーの日だったのかもしれない。ただ、運だけで片付けられない強さを持っているもの事実だと思う。

ユナイテッドはCLを見据えてメンバーを落としていたため、負けることもある程度想定していたかもしれない。ファーガソンはあまり熱くなっていなかった感じもする。ただ、ドローで終われそうな雰囲気だっただけに残念な結果となった。

いずれにせよ、プレミアは最終節までもつれそうなので楽しみである。個人的には、ユナイテッドが優勝にふさわしいとは思いますが。

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2008年04月24日

バルセロナvsマンチェスター・ユナイテッド~遠かったゴール~

マッチプレビューはこちら。

思い出の地に乗り込むユナイテッド
「必勝」を期すバルセロナ
メッシ、先発出場へ

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、マルケス、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、デコ、メッシ、エトー、イニエスタ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、グジョンセン、アンリ、ドスサントス、ボージャン。アンリは発熱によりベンチスタート。そしてデコがスタメン。

ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ハーグリーブズ、リオ、ブラウン、エブラ、ロナウド、キャリック、スコールズ、パク、テベス、ルーニー。サブはクシュチャク、ピケ、オシェイ、シルベストル、ナニ、ギグス、アンデルソン。ヴィディッチはstomach bugによりベンチ外。

試合開始前、キャプテンのシャビとリオが審判を交えて握手。それにしても、両者の体格の違いはすさまじかった。リオがでかいだけかもしれないが。

前半
1分、ユナイテッドのコーナーキックからミリートがハンドをしてしまい、いきなりPKを献上。しかしロナウドが右側のポストに当ててしまい、バルサは命拾い。ロナウドは少しコースを狙いすぎたか。

ユナイテッドはロナウドをトップにすえ、その下にテベス、ルーニーを右サイドに配した4-4-1-1のようなシステム。たぶん、ヴィディッチが使えなくなった中での苦肉の策だと思う。バルサがボールを持っているときのDFラインはエリアの手前(つまり、これ以上は下げられないという非常に低いライン)、バルサのCBにはあまりプレッシャーをかけず、とにかくスペースを消すという感じだった。

バルサはいつものようにショートパスでボールを前に運ぼうとする。デコは右サイド、シャビは左サイドにいることが多く、どちらかが低い位置でボールを受けて攻撃を組み立てる。ユナイテッドはシャビ、デコに簡単に前を向かせていたため、バルサが攻め込む場面が多くなる。シャビは毎度のことだが、驚いたのはデコ。久々の出場ながらも精力的に動き、らしいプレーを随所で見せていた。
メッシは右サイドに張っているだけではなく、頻繁に中央に流れてボールを受ける。10分、そのメッシからイニエスタが抜け出し中央に折り返すもボールに誰も触れず。12分、ファンデルサルのミスパスをメッシがかっさらうと、メッシ→エトーが中央に流すもブラウンがカット。そしてヤヤがテベスに後ろから倒され、絶好の位置でFKを獲得するも、マルケスが壁に当ててしまう。

ユナイテッドの姿勢もあるかもしれないが、バルサは前線からの守備が珍しく機能していた。ボールを奪われても攻守の切り替えが非常に早く、すばやく寄せて攻撃の芽をつぶす。ときどき見せるロナウドの個人技、セットプレーに注意すれば点をとられそうな雰囲気はほとんどなかった。
個人的にはヤヤが印象に残った。中盤で果敢に飛び込んでボールを奪う場面が目立っていた。ヤヤはファールを受けるたびにきつそうな表情をしていたが、とにかく素晴らしいパフォーマンスだった。手術が必要なぐらいの腰痛を抱えていてもこれだけのプレーができるのは、本当にすごい精神力だと思う。

バルサが攻撃する時間が非常に長くなるが、ユナイテッドの守備はさすがに堅い。ロナウド以外は完全に引いて守備に人数をかけていたこともあるが、リオが鬼神のごとくバルサの前に立ちはだかり、決定的なチャンスをほとんどつくらせない。リオ対エトーはほとんどリオの勝ちだった。

28分、イニエスタのとんでもないミスパスをロナウドが奪うも、マルケスが体を入れて事なきを得る。ロナウドはPKを主張するも、リプレーを見る限りロナウドが自分から倒れていた。「ダイバー」ロナウドにカンプノウは大ブーイング。

31分、シャビのサイドチェンジ→メッシがエブラをトラップで交わしカンプノウが沸き立つ。直後にFKを獲得するなど、この試合ではセットプレーのチャンスは結構多かったが、ユナイテッド相手ではさすがに苦しいか。そういえば、バルサがセットプレーから点をとったイメージが最近ない。ロナウジーニョ不在の影響だろうか。

バルサは攻めているもののゴールが遠い展開。ユナイテッドはボールをまともに持つことができず、頼みのロナウドもボールが来ないので沈黙気味。ユナイテッドはファーストレグはドローで十分、アウェーゴールを奪えれば理想という考え方かもしれない。

42分、ロナウドからボールを奪い、ミリート→エトーが抜け出しかけるもリオに体を入れられる。43分、マルケスがロナウドに抜かれそうになり、足をかけてイエロー。マルケスはこれでセカンドレグは出場停止となった。FKはロナウドがゴール右に外し、直後に前半終了のホイッスル。

前半は0-0。シュート数はバルサ7本(枠内は3本)、ユナイテッド5本(同1)。ボールポゼッションはバルサ65%、ユナイテッド35%だった。

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後半
3分にザンブロッタが強烈なミドルも、ゴール上に外れる。5分にはメッシがブラウンからボールを奪い、リオのタックルを交わしたエトーが中央に折り返すもキャリックにクリアされる。6分にはメッシ→デコ→メッシ→イニエスタがヒールで流す→エトーのシュートはサイドネット。7分、シャビがキャリックに交わされ、バルデスと一対一もシュートはまたもサイドネットへ。10分、ザンブロッタのミドルもファンデルサルの正面。ザンブロッタのミドルは最近多い気がする。

バルサは点さえとれれば何も言うことのない展開だがゴールが遠い。14分にはイニエスタがメッシとワンツーを仕掛け、こぼれだまをシャビが強烈なシュートもファンデルサルがキャッチ。

17分メッシ→ボージャン。メッシは明らかに不満そうだったがライカールトがなだめる。メッシのプレーしたいという気持ちも分かるし、ライカールトの無理をさせたくないという気持ちも分かるので難しいところではある。イニエスタが右、ボージャンは左に。

24分、ロナウドがアビダルに後ろから倒されるもPKはなし。26分、イニエスタがエブラとの一対一で倒れるもノーファール。
31分ルーニー→ナニ、32分デコ→アンリ。デコは拍手で迎えられる。ユナイテッドはファンデルサルをはじめとして時間を使うプレーが見えはじめる。バルサは攻め疲れか、シュートまで行く場面が少なくなっている。

37分、アンリが切れ込んで強烈なシュートもファンデルサルがはじく。40分テベス→ギグス。直後のイニエスタがボレーはブラウンに当たり、ファンデルサルがおさえる。42分にはアンリがFKで直接狙うも、またもファンデルサルがキャッチ。ここからは省略。

試合は0-0で終了。バルサは圧倒的に試合を支配するも、肝心のゴールを奪うことはできず。勝負はオールドトラフォードに持ち越された。

Eto'o: We Can Win At Old Trafford
Rijkaard: More People Will Believe In Us Now
Rio 'Fairly Happy' With Draw

感想
バルサは決め切れなかった。というより、ユナイテッドがべた引きだったこともあるが、決定的なチャンスの数は少なかった気がする。デコ、シャビが前を向いてボールを持てても、今の前線には怖さがない感じだった。
攻撃が単調だったこともあり、結局守りきられてしまった。リズムを変えられるような選手がほしいところだが、やはりキーはグジョンセンなのだろうか。よく分からない。とにかく、この試合ではゴールが遠かった。

ユナイテッドから見ると、スコアレスは想定の範囲内かもしれない。バルサ→チェルシー→バルサというきつい日程もあるし、この試合はドローでも十分と言うことは頭にあったはず。でも、これが作戦なのかはよく分からない。うーん…

いずれにせよ、勝負はオールドトラフォードで決する。ファーストレグの結果がどちらに有利に働くのか。来週もまた睡眠不足になりそうです。

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2008年04月23日

リバプールvsチェルシー~ミスの代償~

 リバプールのスタメンはレイナ、アルベロア、キャラガー、シュクルテル、アウレリオ、マスチェラーノ、シャビアロンソ、カイト、バベル、ジェラード、トーレス。サブはイタンジュ、ヒーピア、リーセ、ルーカス、ペナント、ベナユン、クラウチ。ジェラードは首を痛め、左側の物を見ようとすると痛いそうだがスタメン。

 チェルシーのスタメンはチェフ、フェレイラ、カルバーリョ、テリー、Aコール、マケレレ、バラック、ランパード、Jコール、ドログバ、マルダ。サブはイラーリオ、アレックス、ベレッチ、ミケル、カルー、アネルカ、シェフチェンコ。エッシェンは出場停止。ランパードは家族の問題(ランパードの母親が肺炎で一時危篤状態になった)を抱えながらもチームに戻ってきた。

因縁の対決が三度実現。過去2シーズンは共にリバプールが勝っている。そのときも疑惑のゴール、PKとなぜかCLでは運のいいリバプール。しかし、今年のリバプールはアーセナル戦で運を相当使っているはずで、ちょっと苦しいかも。
チェルシーは今度こそ勝ちたい。今年は怪我人が少ないのは好材料である。昨シーズンのセカンドレグでは、確かエッシェンがCBをやっていた気がする。ファーストレグで出場停止なのは一緒だが。

三度目の正直か、二度あることは三度あるのか。いよいよ大一番がキックオフ!

前半
リバプールは4-2-3-1、チェルシーは4-3-3。共におなじみのシステムで試合は始まる。

チェルシーはアウェーということもあり、4-1-4-1できれいに守備ブロックを形成してリバプールを迎え撃つ。リバプールのCBがボールを持っていても、ドログバはほとんどプレッシャーをかける気はない。開始直後こそチェルシーがセットプレーから押し込むも、試合はリバプールのポゼッションで進む。

リバプールは両サイドバックのアルベロア、アウレリオが高いポジショニングをとり、キャラガーがボールを持つのが基本形だった。シャビアロンソがボールに積極的に触ったり、キャラガーが持ち上がったりして仕掛けに入る。
しかし、チェルシーは人数をかけて守っているため、なかなかスペース、パスの出しどころがない。チェルシーのシステム上、空きやすいマケレレの横のスペースも完全に消されてしまっていた。仕方ないのでロングボールを蹴るも、チェルシーは全体的にセカンドボールへの意識が高く、個人技が爆発しそうな雰囲気はない。そんなわけで、リバプールは集中力の高いチェルシーの守備にことごとくく跳ね返され、ほとんどチャンスをつくることができなかった。

リバプールの決定的なチャンスは12分。シャビアロンソ→カイトがチェルシーのDFラインのギャップをうまく突いて裏をとり、チェフと一対一のビッグチャンスをゲットもカルバーリョに寄せられボールに届かず、結局カルバーリョにクリアされる。カルバーリョのナイスカバーだった。

チェルシーは、序盤はドログバへの放り込みなどロングボールを多用していた。リバプールはDFラインが高いので、蹴りたくなる気持ちも分かる。ただ、リバプールの守備の前に放り込まされたと言うほうが正しいかもしれない。

ロングボールを蹴るチェルシーだが、キャラガー、シュクルテル対ドログバの勝率はほぼ五分五分だった。サイドに流れてアウレリオとの勝負にはほとんど勝ち、ファールをもらってFKを獲得する場面も。裏へ出すボールはオフサイドになるかレイナにおさえられていたが、ドログバがサイドで勝負する場面を増やせば面白いかもしれない。
しかし時間が経つにつれてドログバは、激しい寄せにひざを気にし始める。20分にはひざを押さえてピッチに倒れこむ。この後、こういった場面が何回か見られた。

チェルシーは丁寧にボールをつなぐ場面も増え、ロングボール一辺倒にならないようにバランスをとっていた。しかしリバプール相手では分が悪い。そんなわけでこちらも、決定的なチャンスをつくるには至らず。
17分、バラックが中央でボールキープし、右サイドのドログバへ→Jコールへの低いクロスはレイナがキャッチ。20分、アルベロアの横パスがランパードに渡り、ランパードがすぐに出す→Jコールが決定的なチャンスも右足でのシュートはミートせず。Jコールは頭を抱えて悔しがる。

予想通り、両チームとも決定的なチャンスの少ない、じりじりとした試合になる。30分、クリアを拾ったジェラード→トーレスが抜け出し決定的なチャンスもチェフがファイセーブ。ベニテスは何だよという表情。

中盤あたりから、チェルシーが攻撃する時間が増え始める。チェルシーは色気が出て少し前がかりになる、スペースができる。まさかリバプールはわざと攻めさせているのか、チェルシーが前に出てきたのか。ただここまでを見る限り、リバプールはチェルシーに守備を固められる前に攻撃を仕掛けるしかチャンスはなさそうだった。それぐらいチェルシーの守備は鉄壁だった。

少しずつ試合が動き始め、カイトが右サイドで起点になる場面が目立ち始めた。

そしてスコアが動いたのは43分。リバプールの素早いリスタートから、カイトのクロスを一旦はテリーが頭でクリア。しかし直後にランパードがカイト、シャビアロンソに寄せられ危険な位置でボールを失うと、シャビアロンソのヒール→マスチェラーノが裏に出す。オンサイドにいたカイトの存在に気付いたマケレレがクリアしようとするもボールに触れず、最後はカイトがチェフの股を抜くシュートを決めてリバプールが先制。マケレレのミスもそうだが、カイトの動き出しは素晴らしかったと思う。高い位置でボールを奪って点を取る、ある意味リバプールらしい攻撃だった。

前半は1-0。ボールポゼッションはリバプール59%、チェルシー41%。シュート数はリバプール5本、チェルシー3本だった。

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後半
後半になると、チェルシーはリードされていることもあり少し前に出てくる。そしてバベルの個人技が目立ち始め、3分にはトーレスがシュートを撃ちかけるもマケレレにクリアされる。6分にはシャビアロンソのサイドチェンジから、バベル→クリアをシャビアロンソがミドルもマケレレがブロック。チェルシーはバベルとフェレイラの一対一をつくられると苦しい。

チェルシーはドログバへのロングボールの本数が明らかに増えるが、ドログバはシュクルテルの荒々しいプレーに苦戦。ドログバは相当イライラしているようだった。

13分、レイナのゴールキックをジェラードとマケレレが競る→ジェラードが勝ち、ボールを拾ったバベルのミドルがゴール右にそれる。ゴールキックをマケレレに競らせるのはいいアイディアかもしれない。
14分、アウレリオが足を痛めて担架で運び出される。17分にリーセと交代。チェルシーも18分にJコール→カルー。
この直後、バラックがPA内でハンドをしてしまうが幸いにもPKはなし。21分バラック→ランパード→マルダがアルベロアを交わし決定的なチャンスも、シュートはキャラガーがブロック。

31分バベル→ベナユン。35分、ドログバ→リーセが倒れても無視して、カルー→ランパードはシュートを撃てず。37分にはジェラードがトーレスとのワンツーを仕掛け、チェフと一対一になりかけるもチェフがボールをおさえる。39分、ジェラードがマケレレをうまく交わしてシュートもチェフがファインセーブ。それにしてもチェフはすごい。

41分バラック→アネルカ。チェルシーは前線の枚数を増やし、ロングボール攻勢に出るかと思われたがそうでもなく、カルーが中央、アネルカは右サイドにいて意図のよく分からない交代だった。

ロスタイムは4分。リバプールのコーナーキックから、トーレスに決定的なシュートを撃たれるも、またもチェフのファインセーブに救われる。そしてこのまま試合は終了するかと思われたが50分、カルーのクロスをリーセが頭で押し込んでしまい同点に。仕方がないオウンゴールだったが、あまりにもったいない形でアウェーゴールを献上し、リーセは痛恨の表情。そして試合終了のホイッスルが鳴り響く。

試合は1-1で終了。チェルシーがラッキーな形で貴重なアウェーゴールをゲットし、来たるセカンドレグに向けて優位に立った。

感想
リバプールからすると痛恨のドロー。もしかしたら、試合前に書いたことが当たっているのかもしれない。これ以上は恨み節になるので省略。
ただ、ベニテスがロスタイムに交代のカードを切っておけば事故は起こらなかったはず。そういう意味ではこのドローはベニテスのミスかもしれない。

チェルシーはドログバに放り込むだけしかなかったが、ひざが悪いのかドログバは相当きつそうだった。根本的にドログバ依存は改善されていないっぽかったので、少し失望したかもしれない。それでも、このドローは本当に大きい。
セカンドレグは守備を固めてしまえば点は取られないと思うが、守ってばかりでは事故は起こるもの。グラントのゲームプランが重要になると思う。

両チームともミスから失点したわけだが、そのツケを払わされるのはどちらになるのか。現地点では、ミスの代償が大きいのはリバプール。次は難攻不落のスタンフォードブリッジ。いずれにせよ、セカンドレグが楽しみである。

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2008年04月21日

バルセロナvsエスパニョール~勝てない…~

 バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、シウビーニョ、ヤヤ、シャビ、グジョンセン、ドスサントス、エトー、ボージャン。サブはピント、アビダル、マルケス、デコ、イニエスタ、アンリ、メッシ。デコが復帰している。リーガでは、ここ7試合で勝ち点6と散々な状況のバルセロナ。ホームだし、ユナイテッド戦に向けて弾みのつく勝ち方をしたい。

 エスパニョールのスタメンはカメニ、サバレタ、トレホン、ハルケ、チカ、モイセス、アンヘル、ルフェテ、コロミナス、ルイスガルシア、タムード。サブはラフエンテ、ダビドガルシア、バルド、スミリャニッチ、リエラ、ジョナサン、エベルトン。エスパニョールは現在4連敗中で、連敗中は1ゴールもあげられていないそうだ。

前半
開始早々、セットプレーからひやりとさせられるバルセロナ。しかし試合は、予想通りバルサの圧倒的なポゼッションで進む。

バルサはシュートまで行く場面が少ない。CBがボールを持っているときシャビは前目にいることが多く、グジョンセンが精力的に動いたり、ミリートが自ら持ち込んだりして前までボールを運ぶ。でも、決定的な何かが足りない。ドスサントスはどうも実力不足な気がする。シウビーニョは積極的に前の選手を追い越す動きを見せていたが、前の選手との呼吸が合わない場面が多い。バルサからは、ここ最近と同じグダグダな感じを受ける。

個人的に最近のバルサと戦うチームは、バルサのCBにあまりプレッシャーをかけず、全体的にラインを高くしてスペースをしっかり消してくる印象がある。マルケスがいないからだろうか。それでもミリートは精度のいいパスを持っているのだから、ロングボールを蹴る本数を増やしてみれば面白そうだがあまり蹴ろうとしない。というより、バルサにロングボールがないから相手チームはラインを高くできるのかもしれない。アーセナルですらラインを下げさせるためにロングボールを蹴っているのだから、バルサもショートパスにここまでこだわらなくてもいいと思う。グジョンセンは裏への意識も高いし。これもスペインのお国柄なのだろうか。

両チームとも決定的なチャンスはなく、やや低調な試合になる。エスパニョールはセットプレーぐらいしかチャンスはない感じだった。ヤヤがかなり効いていたと思う。23分、エトー→グジョンセンが抜け出し、左足のシュートもカメニがファインセーブ。直後にザンブロッタがすさまじいミドルを放つもクロスバーをかすめる。そういえば、ザンブロッタのミドルは最近多い。25分、シウビーニョのクロスをシャビが頭で合わせるも枠を捉えきれず。しかし、徐々に試合が動き始める。

バルサは、シャビが積極的にボールに触ることでリズムを作り出そうとしていた。ボージャン、ドスサントスはいつからか入れ替わっていたりと、チームとして何とかしようとしているのは感じた。それでもなかなかゴールが生まれない。それにいらついたのか、33分にシウビーニョが遠い位置からミドル。35分にはシャビのお洒落なバックヒール→ザンブロッタのクロスは誰も触れず。

ところで、レクレアティボ戦の記事で最近のバルサの守備の問題点に関するコメントを頂き非常に勉強になったので、ここで紹介しておきます。

とにかく中盤のところに簡単にボールが入るのが気になります。今回はドスサントスとエスケロの位置が低く4141気味でした。多分定石はエトーがサイドに追ってシャビとグディがピボーテにつき、蹴らせたところをヤヤとCBで挟み込む形でしょうが、コンパクトに保ててないのでグディとシャビが下がらされてる気もします。すると相手ピボーテが自由&エトーが孤立状態に。(コルッカさん)

時間が経つにつれて、この問題点が徐々に現れてくる感じだった。40分、グジョンセンがコロミナスに後ろから悪質なタックルを仕掛けるも幸いにもイエローどまり。

前半は0-0で終了する。

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後半
後半からグジョンセン→イニエスタ、ドスサントス→メッシとライカールトが動く。ユナイテッド戦への試運転も兼ねているのだろう。それにしても、グジョンセンは本当にかわいそうだと思う。

メッシはさっそくお得意の高速ワンツーを見せる。2分には、イニエスタのキープからシャビ→メッシ→エトーのシュートはカメニがファインセーブ。しかし前半とは一転、バルサが攻勢を強めチャンスをつくり出していく。エスパニョールは防戦一方に。

イニエスタはボールを持てば何かを起こしそうな雰囲気をまとっていた。6分にはエトーとイニエスタのワンツーから、ルーズボールをエトーがシュートもゴール左に逸れ、ライカールトが天を仰ぐ。

13分ルイスガルシア→エベルトン、ルフェテ→リエラ。直後にメッシのパスがDFにあたり、エトーへの絶好のパスになるもまたもカメニがファインセーブ。今日はカメニデーか。バルサは数ある決定機を決めきれず、徐々にイライラが募る。

18分、カメニのロングスローから、イニエスタのミスもありエベルトンが抜け出しかけるもザンブロッタが体を入れて事なきを得る。このころから、エスパニョールのラフプレーが目立ち始める。21分プジョール→マルケス、プジョールは直前のプレーで足を痛めたようだった。ユナイテッド戦は出場停止だけに、本当は変えたくなかったはず。

エスパニョールは4-4の守備ブロックをしっかりつくり、バルサを迎え撃つ。そしてバルサはエスパニョールの選手交代以降からか、エスパニョールの守備に苦戦する場面が増え始める。ボージャンはスタミナ切れからか、動きに精彩を欠いている。メッシは根本的に怪我前とあまり変わっていない。バルサは攻めているものの微妙な状況に。

そして、試合は少しずつ荒れ模様に。主審はイエロー連発。中略。

40分タムード→スミリャニッチ。ゆっくりと歩いて戻ってくるタムードにすさまじいブーイング。エスパニョールは明らかに時間を使うプレーが増えてくる。42分にはイニエスタのクロスがエトーにわずかに合わず。そしてロスタイム直前にイニエスタが怪我をした模様。カンプノウが耳が痛いほどのブーイングの嵐に包まれる。

試合は0-0で終了。カメニのファインセーブに阻まれ続け、ホームで痛恨のスコアレスドロー。ふがいない戦いぶりに、試合後白い旗(ハンカチ?)を振る人の姿も多く見られた。こんなのでユナイテッドと戦えるのか。

感想
本当にバルサは勝てない。リーガではこれでバジャドリード戦から、ほぼ一ヶ月勝てていないことになる。シャルケ戦もダメダメだったらしいし、最近のバルサは本当にやばい。ユナイテッドに格の違いを見せられそうな予感がぷんぷんする。

それにしても、試合後のライカールトの緊迫感のないコメントにはいつも驚かされる。もう首になるからどうでもいいのか。怪我人が多いからと自分に言い聞かせているのか。はあ…


ユナイテッド戦はせめていい試合をしてください。高望みはしないので…

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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posted by worldwidefootball |09:30 | リーガエスパニョーラ(07-08) | コメント(10) | トラックバック(1)
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2008年04月20日

アーセナルvsレディング~久々の完勝~

 リバプール、ユナイテッドに連敗し今シーズンも無冠で終えることになったアーセナル。これからは来シーズンを見据えながら、若い選手を積極的に使っていくことになる。ウォルコットに爆発の予感が漂うだけに、これから注目していきたい。セスクのバックアッパーとしてのデニウソンの成長にも期待したい。ヴェンゲルは2位を狙い、pride and dignityを持って戦うようチームを鼓舞している。

 アーセナルのスタメンはレーマン、トゥーレ、ギャラス、ソング、クリシー、ウォルコット、ファブレガス、ジウベルト、フレブ、ファンペルシー、アデバヨール。サブはMannone、センデロス、エブエ、デニウソン、ベントナー。センデロスは試合に出るのだろうか。

 レディングのスタメンはこちらです。現在残留争いの真っ只中のため、全力で立ち向かってくるだろう。

 これからのアーセナルの試合は、すべてアーセナル目線で書くつもりです。相手チームにはあまり触れないと思いますが、気を悪くしないでください。

前半

 開始早々、ソングがドリブルで積極的に攻めあがる。前にスペースがあると自分でボールを運ぶ、これがソングらしさか。そしてクリシーがとんでもないミスパスをしてピンチを招く。ソングが寄せてコーナーキックとなるが、ときどき集中力の切れるクリシーの悪い癖は健在のようだ。

 リバプール戦からそうなのだがコーナーキックを蹴る際、ファブレガス、ファンペルシーが2人で蹴る場面が多い。右CKの場合、ファンペルシー→ファブレガスがとめて→ファンペルシーが蹴るみたいな。でも、いつも同じことをやっていたら読まれるので、ファブレガス、ファンペルシーもいろいろ工夫していた。だが、前半だけでも何回もコーナーのチャンスはあったが、ソング、アデバヨールの場面以外はほとんど合いそうな雰囲気はなかった。

 ウォルコットは時折スピードに乗ったドリブルで観衆を沸かせていた。ウォルコットの課題はフィジカルと言うよりも好不調のムラが激しいこと。このムラがなくなればすごい選手になりそうだが、スチュアート・ピアースはまだ2,3年はかかると見ているようだ。

 7分にクリシーがフレブとのコンビを見せ、いい位置でFKを獲得。フレブは8分にファブレガスへ決定的なラストパスを供給するなど、ここにきて調子を上げてきているようだ。遅いけど。

 ファンペルシーは相変わらずで、シュートをふかす癖は改善されていない。これは結構重症かもしれない。そもそも、最近まったく枠に飛ぶイメージがない。この試合では時間が経つにつれて、何回か惜しいシュートを撃っていた。しかし、これはチャンスの数を考慮すべきかもしれない。

 フレブはドリブルで仕掛けるそぶりは見せるものの、ガンガンいくタイプではない。独力で無理なときは、クリシーがフレブを追い越す動きを見せたり、ファブレガス、アデバヨールが助けに来たりしていた。しかし14分の場面のように、フレブ→アデバヨール→クリシーが抜け出しても、ゴール前の密度が確保されていないとあまり効果的とは言えない。アーセナルの前線の選手で、ヘディングが強いのはアデバヨールぐらい。それを考えると、サイドバックのオーバーラップを効果的に使う方法を考え直すべきかもしれない。

 アーセナルはいつものように、ゴールを意識したポゼッションが出来ていない感じ。時折見せるカウンターは可能性を感じさせるが、ゴールのにおいがしない。レディングに守備を固められたからという見方もできそうだが。

 23分、ファブレガスのロングボールをアデバヨールがぴったり足元でトラップし、シュートを撃つもDFにブロックされる。最近のアーセナルは、全体的にロングボールを蹴る回数が減っている。

 26分、ウォルコットがファンペルシーとのワンツーで抜け出すも、折り返しは相手DFにあたりコーナーに。今日のウォルコットはいい日のようだ。

 28分、ファンペルシーの強烈なFKはハーネマンがファインセーブ。ファンペルシーはいいFKを持っているだけに、チームとしてセットプレーを奪いにいく姿勢も重要だと思う。

 試合が動いたのは30分。レディングの選手がウォルコットにひきつけられ中央にぽっかりとスペースができ、すかさずトゥーレがアデバヨールへパス。これをうまくトラップすると、アデバヨールはいつものコースに蹴りこんでアーセナルが先制。アデバヨールの足でのゴールは久しぶりのような気がする。それだけ外したイメージが強い。
アーセナルの場合、決定的なチャンスはほとんどアデバヨールに訪れるわけで、アデバヨールが決められなくなると点が取れなくなってしまう。フレブトップ下ならなおさら。これは来シーズンに向けて改善すべきポイントである。ファンペルシー頑張れ。

 直後にカウンターからトゥーレが折り返す→ファブレガスが届かなかった場面など、先制してアーセナルは余裕が出来たようだった。そして38分、ジウベルトのミドルがディフレクションしてゴールに吸い込まれ2-0に。それにしても、ミドルが相手の頭に当たって入るのは始めて見た。

 このゴールの後しばらくして、フラミニが映し出される。契約更新を渋るフラミニに対して、ヴェンゲルは今月中に結論を出すよう警告している。頼むから残留してくれ。

 41分、アデバヨール→ファンペルシーのシュートはハーネマンがファインセーブ。43分にはトゥーレの強烈なシュートをまたもハーネマンがファインセーブ。ハーネマンが獅子奮迅の活躍を見せるも、試合はアーセナルのワンサイドゲームの様相を呈している。

 44分、ソングが左肩を抑えてピッチの外へ出るも、無事戻ってきた。

 前半は2-0で終了する。アデバヨールが腰を抑えていたのが気になった。
アーセナルの前半のポゼッションは65%だった。プレッシャーから解放されたのか。

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後半

 アーセナルはギャラス、ソングも積極的に攻撃参加するなどのびのびとプレーしている印象。懸念されているジウベルトも、この試合では攻守で存在感を見せる。4分には相手のラインの裏へ出して、ウォルコットの決定機を演出。ハーネマンが前に出すぎたため決定的だったが、結局決めることはできず。8分には、レディングゴール前でボールがピンポン玉のように方向が変わるなど、アーセナルは怒涛の攻撃を見せる。

 レディングはイライラが募り、ややファールが多くなる。12分にはファンペルシーがビケイに悪質なタックルを受ける。直後にそれにキレたフレブがマーティーの顔面にビンタをかますが、幸運にもカードは何も出ず。現地の実況では'lucky to be on the pitch'と言っていた。15分トゥーレ→エブエ。

 エブエは右サイドバックの位置に入ったが、中盤の癖が抜けないのか、ペナルティーエリアの手前でも相手を抜いていた。余裕があるためだと思うが、もう少し安全に頼みます。
現地ではエブエをなぜサイドバックで使わないのかという批判が渦巻いている。個人的にヴェンゲルは、エブエの抜きたがりを考慮して前目で使っている気がする。サニャが思ったよりも使える→エブエを前目で使うことで、サイドの選手層の拡充も図れる。エブエはプライドが相当高いらしいので、危険分子にもなりえるし、とか。みなさんはどう思いますか?
ちなみに、エブエはこの夏に移籍する可能性があるようです。契約は来年まで、エブエがお金のことでごねるのが目に見えている、それなら今年で売ってしまえ、みたいな感じか。ちなみに、エブエはピッチ外ではめちゃくちゃ面白い奴らしいです。

 試合に話を戻す。相変わらずアーセナルのワンサイドゲームで、26分には、ファンペルシーの強烈なFKがクロスバーを直撃し、ラインを割ったようにも見えたがノーゴール。完璧な軌道だっただけに残念。27分にはウォルコットのシュートがまたもクロスバーに嫌われる。チェルシー対ミドルスブラもこんな感じだったっけ。まあ、ウォルコットのシュートは撃った側に問題がありそうだったが。

 28分ハーパー→ファエ、ソンコ→Duberry 、29分アデバヨール→ベントナー、フレブ→デニウソン。アデバヨールは「え、オレ?」、みたいな顔をして、仲の悪いベントナーと交代。そして久しぶりのデニウソン。ファブレガスのバックアッパーができる資質を持つ選手だけに期待が集まる。ちなみに現在ポーツマスで活躍しているらしいディアラは、ファブレガスが怪我でいなかった数試合、先発でチャンスを与えられていた。しかし何もできず。プライドの高い本人のためにも、移籍して正解だったかもしれない。

 この辺りからレディングのスイッチが入り、アーセナルはチャンスをつくられるもレーマンのファインセーブもありなんとかしのぐ。34分ケベ→マテヨフスキー。37分にはファブレガスが決定的なシュートもDuberryにライン上でとめられる。39分にはオフサイドでアーセナルのゴールが取り消される。ここからは省略。

 試合は2-0で終了。久々に見るアーセナルの完勝だった。後半決められないのもアーセナルらしさか。このらしさは改善してほしいけど。


最後まで読んでくださってありがとうございました。
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2008年04月19日

アーセナル関連のニュースを簡単に

本当はアーセナルのまとめ記事をアップする予定でしたが、結局うまくまとめられませんでした。というより、今週はレポートや何やらで他のことが何も出来なかったのが一番大きいんですけどね。これからはかなり忙しくなりそうで、先が思いやられます。それでも来週のCLはがんばって見るつもりですが。


そんなわけ(?)で、今回はアーセナル関連のニュースで気になったものに簡単に触れてみようと思います。ソースは基本的に英語ですが、Arsenal.comの情報の方が確実に信憑性が高いのでそちらを主に読んでください。Goal.comは参考程度ということでお願いします。


センデロス
Wenger - Why I rested Senderos last Sunday

'Shattered' Senderos May Miss Rest Of Season'

Teary Senderos Turns To Parents

Wenger throws his support behind Senderos

CLのリバプール戦で2失点に絡んでしまい、現地で戦犯扱いされているセンデロス。センデロス本人も強い責任を感じており、リバプール戦に敗れた後のロッカールームでは泣き崩れていたそうです。しかしあまりにミスの代償は大きく、結果的にユナイテッドにも敗れたアーセナルは今シーズンを無冠で終えることになったのです。
そしてあの試合以降、センデロスは精神的に塞ぎこんでしまったため、ヴェンゲルはセンデロスをユナイテッド戦に召集しませんでした。これはあまり報道されていませんが、かなり大きなニュースだと思います。特にアーセナルサポの方にはそのはず(?)です。

個人的に、センデロスは確かにミスをしましたが、それまではいいパフォーマンスをしていたと思います。キック面に不安は残るものの今シーズンは全体的にプレーが安定していて、大きなポカが減りました。アフリカに帰ったトゥーレの穴を無難に埋めていましたし、ミラン戦でもいいプレーをしていたと思います。ただ、CBはミスが許されないポジションなだけに、あの大一番でのミスはやはり痛すぎるといわざるを得ません。一度ならず二度もミスをしてしまったわけで、批判されても仕方ないと思います。

そのため、センデロスはアーセナルでプレーするレベルの選手ではない、もういらないという意見もあるようですが、これはあまりに暴論だと思います。CBは最も経験を必要とするポジションですが、センデロスはまだ1985年生まれの23歳です。経験不足は認めますが、これからまだ伸びる可能性はあると思います。あと1,2年はチームに残して、成長を待つほうが賢明ではないでしょうか。

最近思うのですが、選手をただ批判するだけでなく、暖かく見守るという気持ちを持つことも重要ではないでしょうか。プロとして高い給料もらってるじゃん、だから批判されても仕方ない、批判されることで選手は成長するでしょ、と言われればそうなのですが、このセンデロスの一件は何か身につまされるものがあります。まあ、僕が年齢が近いからかもしれませんが。

ヴェンゲルの発言より
Wenger Shopping For More Experience

'Wenger: I'm Not Scared To Spend'

Wenger - My target is an experienced player

'Wenger - If you don't win you are slaughtered'

ヴェンゲルはこの数週間、

1.なぜ経験のある選手を買わないのか
2.冬にCBの頭数が足りなくなることが分かっていながら、なぜ補強をしなかったのか(ジュルーが怪我をしていた時点で動くべきだった)
3.サニャの怪我後、なぜエブエでなくトゥーレをサイドバックで使うのか

など、猛烈な批判にさらされているようです。確かにどれも的を得ていると思います。

ヴェンゲルは今シーズンのアーセナルを、efficiency and defensive maturityが欠けていたと分析しています。確かにシーズン終盤になって、先制しながら同点に追いつかれる試合が増えた気がします。引き分けで勝ち点を落としすぎた結果、現在のような状態になったわけです。ヴェンゲルは来シーズンに向けて、ディフェンスに経験豊かな選手を1人獲得することを明言。ルシオ獲得の噂もあるようです。

アーセナルが調子を崩していったのには様々な要因があります。アデバヨールが決められなくなった、選手層の差がシーズン終盤になって表れた、FAカップのユナイテッド戦でぼこぼこにされてからおかしくなった(アーセナル幹部より)、あのバーミンガム戦が分岐点になったなどなどいろいろなことが言われています。これらはすべて正しいと思いますが、最大の原因はやはり選手層の薄さです。シーズンの大事な時期の怪我人続出は、ヴェンゲルの過重な運動量を要求するサッカーと補強方針の矛盾が招いた結果であると思います。

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以前、本当のファンならただアーセナルを信じるべきだというコメントをいただいたのですが、ここで反論させていただきます。反論というほどのものではないですが。


ヴェンゲルの発言に、'We've done well to match big spenders'というものがありました。これはヴェンゲルの考えを読み解く上で非常に参考になると思います。自分たちはユナイテッド、チェルシー、リバプールに比べるとマーケットで巨額の移籍金を使っていない、それでもアーセナルはこの位置にいる、それほど大した差はない。チェルシーの凄まじい赤字っぷりに比べると、経営的にも健全。ヴェンゲルはコストパフォーマンスのよさという自負を感じているはずで、それが彼の信条にもなっているわけです。

でも、ファンとしては何か物足りなさを感じるのも事実です。どれだけいいサッカーをしても、勝てなければやはり不満が募ります。ギャラスが'I'd Rather Play Badly And Win'と発言しているのも肯けます。アーセナルがいいサッカーをするのはもう分かっているだけに、これを勝利という形で結果につなげていってほしいのです。いいサッカーをすることが勝利という結果に必ずしも結びつかないのがサッカーの難しさであり、面白さでもあるのは間違いありません。

個人的に、ヴェンゲルが監督である限り今の状態が変わるとは思いません。ヴェンゲルは良くも悪くも非常に頑固で、一貫性のある監督です。その彼が方針転換して、今までのチーム作りを変えるとは思えません。ロナウドなみにブレイクする選手が現れない限り、いつまでも“あと1歩のクラブ”に落ち着いてしまう“と感じます。ヴェンゲルは審判団に嫌われていて、判定に泣かされる場面が多いのも気になります。
ちなみに、自分はヴェンゲルを解任しろと言っているわけではないので、そこは勘違しないでください。

フラミニ、フレブが移籍?
Flamini & Hleb Could Be Off As Gunners Fail

昨年の12月から交渉をしながらも、未だに契約を更新しないフラミニ、ミラン戦でミラノ入りした際、インテルと接触したフレブ。2人とも主力の選手だけに心配なニュースです。ヴィエラと同じ道を歩むことになるのでしょうか。フラミニに関しては年俸吊り上げ工作だと信じたいです。

ビジャがアーセナル移籍を希望?
Villa Tells Arsenal To Make Their Move

バレンシアは国王杯を制したものの、リーグではあろうことか残留争いに絡むなど目の当てられないシーズンとなっています。キケの電撃解任→クーマン招聘→カニサレス、アルベルダ、アングーロを戦力外に、などチームを急激に変えようとしたことが仇になったのかもしれません。クラブ首脳もソレール会長が辞任するなどごたごた続きで、わけの分からないことになっているようです。
そんなクラブに嫌気がさしたのか、ビジャは公然と移籍願望を口にするようになりました。そしてこの発言に至ったと思われます。ビジャクラスの選手にこんなことを言ってもらえるとはやはりうれしいですね。


ところで、ビジャはアーセナルにフィットするでしょうか。ビジャは有名な選手ですが、個人的にどういうタイプの選手かほとんど知らないので偉そうなことは言えないです。ただ、アデバヨールよりは決定力もあるし、サイドもこなせるため選手層の底上げにはなると思います。

そんなわけで、個人的にビジャにはぜひ来てもらいたいですが、144億円(たぶん)とも言われる契約解除金はさすがに払えません。トーレスという成功例はあるもののプレミアではまだ未知数の選手ですし、ビジャの年齢(26歳)を考えても払えないでしょう。ヴェンゲルもI am not in the market for David Villaと獲得の可能性をきっぱり否定しています。

おまけ
Traoré Looks For Wing Role

これは来シーズンに向けての布石ですね。ロシツキーは怪我がち、エドゥアルドはまだまだ時間がかかる、ファンペルシーはサイドではだめ、ディアビーも微妙ということで、左サイドの層が薄い事情もあるはずですが、ヴェンゲルはトラオーレをあくまで左SBの選手と考えているはずです。でも前目の位置でプレーするのは有益な経験になると思いますし、クリシーを楽にするためにも成長に期待です。


簡単にとは言ったものの、かなり長ったらしくなりました。すいません。


最後まで読んでくださってありがとうございました。
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posted by worldwidefootball |10:30 | プレミア/アーセナル(07-08) | コメント(9) | トラックバック(0)
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2008年04月14日

マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル~終戦~

ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ブラウン、リオ、ピケ、エブラ、ハーグリーブズ、キャリック、スコールズ、パク、ロナウド、ルーニー。サブはクシュチャク、オシェイ、アンデルソン、ギグス、テベス。

アーセナルのスタメンはレーマン、トゥーレ、ソング、ギャラス、クリシー、エブエ、セスク、ジウベルト、ファンペルシー、フレブ、アデバヨール。サブはファビアンスキー、ジュルー、ホイト、ウォルコット、ベントナー。フラミニは3週間の離脱、ディアビーは出場停止。サニャは召集されていたが、結局ベンチ外。ちなみに、ロシツキーはシーズン絶望、EUROも間に合うか微妙な状況だそうだ。

前半
ユナイテッドは3センターで、3トップは開始時点では右からロナウド、ルーニー、パク。パク、ロナウドは途中からポジションチェンジしていたが、ルーニーが中央なのは不変だった。
アーセナルはフレブトップ下。関係ない話だが、現地の実況によると、ヴェンゲルはなぜエブエをサイドバックで使わないのかという批判が渦巻いているらしい。

試合は静かに始まる。5分にはブラウンのクリアミスを拾ったセスクがミドルを打つが枠の上。それ以外は大きなチャンスはなく、お互い慎重だった。

ユナイテッドは守備では4-1-4-1で、ロナウドも一応戻って守備に参加していた。ロナウドはボールを持てば逆サイドに流れることもしばしばだったが、この試合ではアーセナルにうまくおさえられていた。
アーセナルはフレブトップ下ということもあり、フレブがどう振舞うかで攻撃の形が決まってくる。アデバヨールは左サイドが好き、ファンペルシーはあまり左から出ない。それに、リオよりもピケなら勝つ確率は高くなりそう。ということで、フレブは右サイドに流れていた。

12分にはセスク→エブエ→アデバヨールのシュートはリオの足に当たる。そこからのCKで、ジウベルトが決定的なシュートを放つもファンデルサルがファインセーブ。ここから試合が動き始める。16分すぎに表示されたこの5分のボールポゼッションはアーセナル65%。

18分にはアデバヨールがファンペルシーとのワンツーからシュートを撃つもファンデルサルの正面。直後にファンデルサルのフィード→ルーニーがシュートまで持ち込むも、ゴール左に外れる。ユナイテッドは基本的にカウンターで、アーセナルのラインの裏を狙っていた。

アーセナルが中盤押していた原因は、おそらくロナウドが左に来たことだと思う。パクに比べると守備は落ちるし、ピケ、エブラはリオ、ブラウンと比べると心もとない。フレブが右に流れることも、その流れに拍車をかけていた感じだった。トゥーレは対面にロナウドがいることもあり、上がりを自重していた。ロナウドがいなくなるとまた上がるようになったが。

22分、ロナウドがソングのタックルを交わして中央のルーニーに→シュートはDFに当たる。アーセナルが右サイドから仕掛ける、ロナウドは前にいる、ということでユナイテッドから見た左サイドの攻防が多い。そうなるとソングは怖い。27分にはアデバヨールがシュートをふかす。アーセナルがポゼッションでは上回るも、ほぼ互角の試合展開。

31分、エブエがロナウドに足を蹴られて苦悶の表情を浮かべる。その間を利用してギャラス、トゥーレ、ソング、レーマン、フレブが守備の確認の話し合いを行う。たぶん、ソングしっかりしろよということだと思う。ウォルコットがアップを始めるが、エブエは無事戻ってきた。

34分、ユナイテッドのミスからフレブがピケを交わし、アデバヨールが決定的なチャンスを迎えるもファンデルサルがボールをおさえる。直後にソングのミスからルーニーがレーマンと一対一になるも、レーマンが何とかコーナーに逃れる。ソングは序盤からミスが多く、見ていてかなりひやひやさせられる。でも、フリーになれば積極的にドリブルで仕掛けるのは他の選手にはない特徴だった。

41分、ファンペルシー→セスクがボールを持つも、アデバヨールへのパスはファンデルサルがキャッチ。アデバヨールは前半に4回チャンスがあったが、いずれも似たような形でとめられていた。ルーニーも2回あったチャンスを生かすことが出来ず。後半はどちらが先に決めるのだろうか。

前半は0-0。

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後半
開始早々、エブエがエブラに倒されて足を押さえる。エブエは狙われやすいのか。そして3分、ファンペルシーのFKから、最後はアデバヨールが頭で押し込んでアーセナル先制。アデバヨールの頭を手で庇うようなシュートは少し面白かった。

ユナイテッドは後半から、システムをフラットに変更したように見えた。ハーグリーブズが右、パクが左、ロナウドが中央みたいな感じ。攻めたいユナイテッドだが、5分にリオが危うくオウンゴールをしかけるなど少しミスが目立つ。

しかし6分、キャリックのシュートをギャラスがハンドしてしまい、PKを献上。キッカーはロナウド。一回目は決めるも、パクが早く動いたため蹴り直し。レーマンが余計なことをしたようでイエロー。結局ロナウドがしっかり決めて、ユナイテッドが直ぐに同点に追いつく。

10分スコールズ→アンデルソン、パク→テベス。アーセナルを潰す気満々のユナイテッド。ここから少しラフプレーが増える。16分エブエ→ウォルコット。ヴェンゲルも攻める気満々。しかし、ウォルコットは今日は駄目な日で、ほとんど仕事をさせてもらえなかった。このムラが無くなればすごい選手になりそうだが。

19分、テベスの強烈なミドルがわずかに左にそれる。この時点でのシュート数はアーセナル13本、ユナイテッド11本。20分にはウォルコット→セスクのシュートが枠の上に。21分、フレブがためてためてクリシーに→クロスがブラウンに当たり、ボールがゴールの方向に向かって飛ぶがファンデルサルがはじく。25分、エブラ→ルーニーが決定的なチャンスもレーマンがファインセーブ。レーマンはこの試合再三に渡って好セーブを見せていた。

しかしこの直後に与えたFKを、ハーグリーブズに叩き込まれてユナイテッドに勝ち越しを許す。誰もがロナウドが蹴ると