2008年05月05日
昨日旅行から帰ってきました。疲れ果てて体力がほとんど残っていなかった(笑)ので、昨日試合を見ることはできませんでした。そのため、アーセナル対エバートンはダイジェストでしか見れていません。なので、今回はいつもと書き方を変えて手抜きモードでいきます。まあ、たまにはこんな感じもいいかなと思います。
アーセナルのスタメンはファビアンシュキ、トゥーレ、ギャラス、ソング、クリシー、エブエ、デニウソン、ジウベルト、ウォルコット、ベントナー、アデバヨール。サブはレーマン、センデロス、ジュルー、トラオーレ、ギブス。
エバートンのスタメンはこちらです。
Match Report
'Wenger: 'You could see it was an end of season game''
アーセナルはこの試合、ファブレガスがいませんでした。ファブレガスは3週間のケガで、今シーズンはもう出場することはありません。ファブレガス、フレブ、フラミニが談笑する場面が何回かテレビに映っていました。解説者が'Two might be leaving.'と言って大笑いしていて、少しイラッとしたのは内緒です。
ファブレガスはかなり酷使されていたため、この時期の(軽い)ケガでよかったというのが正直な感想です。EUROには間に合うようですが、本当は休んだほうがいいと思います。ちなみに、昨日はファブレガスの21歳の誕生日でした。
アーセナルの大きな問題点として、内容が悪くも勝ってしまう試合がほとんどないというものがあります。ユナイテッド、チェルシーのように、省エネモードで勝った試合はあまり記憶にありません。これではシーズン通して、消耗の度合いが違ってくるのは当然です。ましてアーセナルは選手層が薄いですし、自分で自分の首を絞めている面は確実にあると思います。
この試合はある意味、そういう試合だったように思います。グダグダでしたが勝ちました。ただし、いつものアーセナルを期待している人から見れば期待はずれだったでしょう。しかもホーム最終戦で、他チームと比べるとかなり高いと評判のチケットをわざわざ買って、スタジアムまで見に来た人には不満でしょうね。別にテレビ観戦組としてはいいのですが。
ではここから、気になった選手についての雑感を書いていきます。
デニウソン
ファブレガスのいないアーセナルはどうなるか、この試合ではそれをまざまざと見せ付けられました。今のデニウソンにファブレガスほどの役割を求めるのは、やはり無理があります。序盤はマークを振り切ることができず、なかなかフリーでボールを持つことができませんでした。ポジショニングもそうですが、スタミナ面でも不安があります。やっぱりファブレガスはすごいですね。
しかし、デニウソンの才能に疑いの余地はありません。経験を積むことにより、必ずその才能を開花させてくれるはずです。できれば来シーズンの中盤ぐらいで戦力になってくれれば、ファブレガスの負担を減らす意味でも助かります。ファブレガスのバックアッパーを獲れば別ですが。デグズマンはいいらしいですね。
ソング
ソングの魅力は、足元のうまさだと思います。ボランチができるCBは、たいてい足元の技術は高いですがソングも例外ではありません。前にスペースがあると自分でボールを運べるので、「アーセナル対策」への対策としては有効だと思います。身長が少し足りないですが、ある程度はアフリカ系選手特有のバネでカバーできると思います。ちなみに、ソングはファブレガスと同い年です。
ヴェンゲルは、来シーズンは経験豊富なDFの選手を獲得することを明言していますが、ソングの位置づけはどうなるでしょうか。CBはギャラス、トゥーレ、ソング、センデロス、ジュルーといますが、計算できるのはギャラス、トゥーレまでだと思います。噂のテュラムを獲ったとすると、明らかに人員過剰です。トゥーレをサイドで使っているのはその布石なのかもしれません。サニャはどうなんねんって思いますが。それともソングをフラミニの位置で使うのでしょうか。よく分からないです。
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ベントナー
決勝点となるゴールをヘディングで決めました。やはり空中戦の強さ、フィジカル負けしないパワーは魅力です。ゴール後の微妙な雰囲気は相変わらずでしたが。個人的な意見ですが、ベントナーは自分のミスを人に擦り付けるみたいなところがあると思うんですよね。リバプール戦のシュートブロックに代表されるような感じです。浮いて当然かもしれません。
話がそれたので、元に戻します。
ゴールを決めたものの、足元のつたなさはやはり目に付きました。この試合ではファブレガスがいないため、いつも以上に引いて楔のボールを受ける場面が多かったですが、ファーストタッチの質を改善する必要があると感じました。流れを切ってしまうようなパスも多く、今のままではパワープレー要員にされそうです。やはりこれからに期待ですかね。でも、これってアーセナルにはありがちな言葉ですね。
エブエ
雑です。それに尽きます。やはりサイドの選手を買う必要があります。噂のクラニチャールですかね。トゥーレをサイドで使うのであれば、思い切って売ってもいいかもしれません。契約は来年できれますしね。
トラオーレ
途中交代で左サイドの前目のポジションに入り、ベントナーへのアシストで勝利に貢献しました。フィジカルはまだ苦しいと思いますが、縦へのスピードは魅力です。イメージ的には、セビージャのカペルみたいな感じでしょうか。
来シーズンはウォルコット的な使い方をすれば、面白いかもしれません。ウォルコットは来シーズンはレギュラーとしてプレーすることになると思うので、試合終盤にスピードのあるトラオーレは相手にとって嫌でしょうね。守備の負担の大きいサイドバックよりも、前目でプレーするほうがいいのかもと思いました。
レーマン
今シーズンで契約が切れるため、ヴェンゲルはホーム最終戦で出場機会を与えました。今シーズンはヴェンゲルに噛み付いたり、アルムニアに因縁をつけたりと色々と問題を起こしてくれましたが、それもすべて過去の話です。今までありがとうございましたと言いたいですね。
ヴェンゲルは来シーズン、アルムニア、ファビアンシュキの2人にGKを任せることを示唆していますが、これってどうなんですかね。守備に不安があるからこそ、ワールドクラスのGKが欲しいんですけどね。
フラミニ
フラミニのミラン移籍は、後は正式発表を待つだけという段階のようです。今日ミラノ入りし、メディカルチェックを受けます。ミランの提示した条件は年俸500万ユーロ(約8億1300万円)の4年契約で、これはアーセナルの提示した額の倍以上です。プロとしては妥当な判断だと思います。
フラミニは今シーズンのアーセナルの躍進を支えた選手です。ファブレガスが思い切って前にいけるのも、走りまくり、チームのバランスをとるフラミニがいたからです。フラミニはジウベルトと異なり、攻撃でも相手に脅威を与えることができます。いい選手だっただけに、本当に残念です。フリートランスファーというのがその念を強くさせます。
移籍を示唆していたジウベルトは、これにより残留することになるでしょう。そしてフラミニの抜けた穴を埋める選手が必要になります。ヴェンゲルも頭が痛いと思います。
来週はユナイテッドかチェルシーの試合を観戦する予定なので、アーセナルの試合はこれで今シーズン最後になります。シーズンが終了してから、今シーズンの総括などを書いてみようと思いますが、冷静に振り返ってみるとよくやってくれたと思います。来シーズンの更なる飛躍に期待したいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年04月29日
まずは怪我人情報から。現在離脱している選手は
エドゥアルド(broken leg)
ロシツキー(hamstring)
ディアビー(Reserve gameで太ももの腱を断裂)
フレブ(レディング戦でのビンタの一件をビデオ検証した結果、FAから3試合の出場停止を言い渡された)
サニャ(ankle)
フラミニ(ankle)
で、青字の選手は今シーズンの残り試合に出場しないことが明らかになっている。怪我ならともかく、フレブの出場停止は避けられたはず。ヴェンゲルがフレブに接触したインテルに対して不快感を露わにするなど、にわかに周辺が騒がしくなってきた。個人的には移籍しないと思うがどうなのだろうか。FIFA17条を使われると大損害である。
フラミニの契約更新は、ヴェンゲルが設定したデッドラインが近づいている。4月中にサインしなければ放出が決定する。ヴェンゲルは、現在あるwage strucutureをフラミニのために変えるつもりはないと明言しているだけに、あとはフラミニ次第ということになる。どうやらユベントスよりも好条件を提示したミラン(年俸400万ユーロの4年契約、ユベントスは300万ユーロの4年契約)で合意したとか。事実なら本当にもったいない。ジウベルトがいるものの、選手層拡充のために補強が必要になる。
補強といえば、モドリッチがトッテナムに移籍することになった。アーセナルも狙っていただけに残念だが、マネーゲームになっては苦しいので仕方がない。
ダービーのスタメンはこちらです。だいぶ前にチャンピオンシップへの降格が決定している。今シーズンはまだ1勝しかしていないようだ。勝ったのも9月だとか。
アーセナルのスタメンはファビアンシュキ、トゥーレ、ギャラス、ソング、クリシー、エブエ、デニウソン、ファブレガス、ウォルコット、ベントナー、ファンペルシー。サブはアルムニア、センデロス、ジュルー、ジウベルト、アデバヨール。ファビアンシュキはプレミアデビュー戦。ヴェンゲルは、今年で契約の切れるレーマンがチームを去ったとしても、新たなゴールキーパーを獲得するつもりはないようだ。ファビアンシュキを信頼しているらしい。
前半
試合は静かに始まる。5分、ベントナーのクロス→エブエのボレーは枠の上。かなり難しいシュートではあったが、相変わらず雑。
エブエのパス、シュートの雑さは、シーズンを通して改善されなかった。今シーズンのアーセナルの試合を見ていると、パスを回しているうちに逆サイドのエブエが空いてフリーに、という場面が結構多い印象がある。しかし、この雑さゆえにエブエは今シーズンノーゴール。サイドの前目の選手にしては致命的だと思う。ヴェンゲルの発言を聞く限りではチームに残留すると考えられるが、来シーズンはサニャの控えにするべきだと思う。夏にサイドの選手を買ってほしい。それかエブエの2年目の良化に賭けるか。トゥーレをサイドバックで使っているのはその布石なのか。よく分からないが、ここは手当てが必要なポジションだと思う。
序盤のアーセナルは、中盤でボールを奪って、少ない人数で仕掛ける場面が目立つ。期待のウォルコットは、少しボールを持ちすぎな気がした。序盤は内に切れ込んでシュートを狙っているのがバレバレで、全て引っかかっていた。ちなみに、スチュアート・ピアースが見に来ていた。
守備ではクリシーサイドが狙われていた。ウォルコット、クリシーの軽量級左サイドは狙われやすいのかもしれない。あと、ダービーがセットプレーを獲得する回数が多いのが少し気になった。
デニウソンは、ポジショニングが少し悪い印象。ファブレガスはある程度自由に動くが、そのバランスをとっていたのはフラミニ。ポジショニングがいい。ジウベルトと異なり、攻撃面でも貢献できるし、本当にいい選手だった。
その点、デニウソンにはまだまだ改善の余地がある。パスの精度は全体的によく、柔らかいタッチでボールをさばいたりと、攻撃面では期待できそうだった。守備がもっとできるようになれば面白い存在だと思う。
試合が動いたのは25分。相手DFの横パスがベントナーの足に当たり、ベントナー→ファンペルシー→ベントナーが落ち着いて決めてアーセナルが先制。ちなみに、ベントナーはシーズン序盤の自己中発言が原因なのか、チームで浮いているらしい。個人的には、アデバヨールに嫌われているのが大きいような気がする。
ベントナーは、アーセナルでなければもっと活躍できると思う。それはデンマーク対スペインの試合を見たときに強く感じた。何よりもパワーがあるし、空中戦の強さは魅力。しかし、アーセナルでは何よりも足元の技術が求められる。ベントナーのそれは何かつたない。流れるようなアデバヨールと違って、何かばたばたしているような感じ。あと、全体的にパスが強くて速い。それがアーセナルのリズムを崩しているような気もする。
試合のほうは先制されたダービーが少し前がかりになり、アーセナルにスペースを与える。そして27分には、デニウソン→ウォルコットが持ち込む→ファンペルシーが決定的なチャンスを外してしまう。思わず頭を抱えたくなるようなシーンだった。
すると31分、ダービーのFKから、競った後のこぼれだまをマケベリーが押し込んで同点に追いつかれてしまう。ボールが良かったかもしれないが、ファビアンシュキは少し躊躇したか。それよりも、セットプレーを与えすぎていたことが気になる。
34分、ファブレガスの強烈なミドルは相手GKがファインセーブ。ダービーの守備は結構問題がありそう。その前にもウォルコットを完全にフリーにしていたし、ファブレガスもフリーだった。一応引いているんだけど、ただ守備に人数をかけているだけみたいな感じ。
37分、ファンペルシーが太ももを気にするしぐさを見せる。そしてアデバヨールがアップを始めた模様。
ダービーが同点に追いつき、一旦はスタジアムが盛り上がったものの40分、クリシーのサイドチェンジ→トゥーレがシュートを撃つふりをして裏へ出す→DFは意表を突かれ、ファンペルシーが完全にフリーに→今度は決めてアーセナルが勝ち越し。ファンペルシーは決めたものの、あまり嬉しくなさそう。
前半は1-2。シュート数はダービー7本(枠内5本)、アーセナル7本(同4)。ボールポゼッションはダービー47%、アーセナル53%だった。
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後半
後半からファンペルシー→アデバヨール。ファンペルシーはthigh strainを訴えたようだ。EUROもあるしあまり無理をさせたくない事情もあると思う。
7分、ベントナー→ファブレガス→トゥーレ→ファブレガスがヒールで流す→トゥーレのシュートは枠の上。8分にもファブレガスとエブエのワンツーから、エブエのクロス→クリアされる→アデバヨール→ベントナーのシュートはゴール右に。12分、ダービーの選手が倒れるもベントナーは無視して、アデバヨールが決定的なチャンスもシュートをGKに当ててしまう。
しかし14分、デニウソンの積極的な守備から、ウォルコットがスタッブズを交わして中央へ→エブエがシュートし損ねる→こぼれだまをアデバヨールが押し込んで1-3に。エブエは頭がDFにあたったようで、ピッチの外に出るが無事戻ってきた。アデバヨールは観衆を挑発するようなパフォーマンスを見せ、その後ボールを触るたびにブーイングにさらされていた。
後半はアーセナルが右サイドから攻めまくる展開。18分にはウォルコットが決定的なシュートを外す。ダービーは高いDFラインを敷いていたが、ラインコントロールが無茶苦茶で自ら首を絞めていた感じだった。19分デニウソン→ジウベルト。後半のデニウソンは出色の出来だった。
ベントナーがらしくない鮮やかなパスを見せたりと、アーセナルは余裕の試合展開を見せる。しかし、数あるチャンスを決めきれないところはアーセナルらしい。そして少しずつ流し気味のグダグダモードに。
集中力が切れてきたのか、少しずつダービーに押し込まれる場面が増えはじめるアーセナル。27分には強烈なミドルをファビアンシュキがファインセーブ。そして32分、一瞬の隙を突かれアーンショーに決められ2-3に。アーンショーは変な踊りを披露。33分トゥーレ→ジュルー。ジュルーはそのままトゥーレの位置に入る。
すると直後の34分、ジウベルトのサイドチェンジ→ウォルコットが内に切れ込んで素晴らしいシュートを決めて2-4に。さらに36分、ベントナーとクリシーのワンツーから、クリシー→アデバヨールが決めて5点目。アデバヨールはエブエとともに変な踊りを披露。
アデバヨールは余裕の笑顔を見せる場面が多くなる。その笑顔がさらにサポーターをイラつかせたようで、ブーイングの音量がさらに上がる。中略。
47分、ファブレガス→アデバヨールがGKを交わし、無人のゴールに流し込んで、ダービー戦でまたもハットトリックを達成。そしてまたもエブエと奇妙な踊りを披露。
試合は2-6で終了。アーセナルがゴールラッシュで圧勝した。ファブレガスが目立たない試合は久しぶりだった。
ダービーは負けたものの、スコアが開いてからも応援し続けるサポーターの姿勢に少し感動した。本当に素晴らしいサポーターだった。
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プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年04月20日
リバプール、ユナイテッドに連敗し今シーズンも無冠で終えることになったアーセナル。これからは来シーズンを見据えながら、若い選手を積極的に使っていくことになる。ウォルコットに爆発の予感が漂うだけに、これから注目していきたい。セスクのバックアッパーとしてのデニウソンの成長にも期待したい。ヴェンゲルは2位を狙い、pride and dignityを持って戦うようチームを鼓舞している。
アーセナルのスタメンはレーマン、トゥーレ、ギャラス、ソング、クリシー、ウォルコット、ファブレガス、ジウベルト、フレブ、ファンペルシー、アデバヨール。サブはMannone、センデロス、エブエ、デニウソン、ベントナー。センデロスは試合に出るのだろうか。
レディングのスタメンはこちらです。現在残留争いの真っ只中のため、全力で立ち向かってくるだろう。
これからのアーセナルの試合は、すべてアーセナル目線で書くつもりです。相手チームにはあまり触れないと思いますが、気を悪くしないでください。
前半
開始早々、ソングがドリブルで積極的に攻めあがる。前にスペースがあると自分でボールを運ぶ、これがソングらしさか。そしてクリシーがとんでもないミスパスをしてピンチを招く。ソングが寄せてコーナーキックとなるが、ときどき集中力の切れるクリシーの悪い癖は健在のようだ。
リバプール戦からそうなのだがコーナーキックを蹴る際、ファブレガス、ファンペルシーが2人で蹴る場面が多い。右CKの場合、ファンペルシー→ファブレガスがとめて→ファンペルシーが蹴るみたいな。でも、いつも同じことをやっていたら読まれるので、ファブレガス、ファンペルシーもいろいろ工夫していた。だが、前半だけでも何回もコーナーのチャンスはあったが、ソング、アデバヨールの場面以外はほとんど合いそうな雰囲気はなかった。
ウォルコットは時折スピードに乗ったドリブルで観衆を沸かせていた。ウォルコットの課題はフィジカルと言うよりも好不調のムラが激しいこと。このムラがなくなればすごい選手になりそうだが、スチュアート・ピアースはまだ2,3年はかかると見ているようだ。
7分にクリシーがフレブとのコンビを見せ、いい位置でFKを獲得。フレブは8分にファブレガスへ決定的なラストパスを供給するなど、ここにきて調子を上げてきているようだ。遅いけど。
ファンペルシーは相変わらずで、シュートをふかす癖は改善されていない。これは結構重症かもしれない。そもそも、最近まったく枠に飛ぶイメージがない。この試合では時間が経つにつれて、何回か惜しいシュートを撃っていた。しかし、これはチャンスの数を考慮すべきかもしれない。
フレブはドリブルで仕掛けるそぶりは見せるものの、ガンガンいくタイプではない。独力で無理なときは、クリシーがフレブを追い越す動きを見せたり、ファブレガス、アデバヨールが助けに来たりしていた。しかし14分の場面のように、フレブ→アデバヨール→クリシーが抜け出しても、ゴール前の密度が確保されていないとあまり効果的とは言えない。アーセナルの前線の選手で、ヘディングが強いのはアデバヨールぐらい。それを考えると、サイドバックのオーバーラップを効果的に使う方法を考え直すべきかもしれない。
アーセナルはいつものように、ゴールを意識したポゼッションが出来ていない感じ。時折見せるカウンターは可能性を感じさせるが、ゴールのにおいがしない。レディングに守備を固められたからという見方もできそうだが。
23分、ファブレガスのロングボールをアデバヨールがぴったり足元でトラップし、シュートを撃つもDFにブロックされる。最近のアーセナルは、全体的にロングボールを蹴る回数が減っている。
26分、ウォルコットがファンペルシーとのワンツーで抜け出すも、折り返しは相手DFにあたりコーナーに。今日のウォルコットはいい日のようだ。
28分、ファンペルシーの強烈なFKはハーネマンがファインセーブ。ファンペルシーはいいFKを持っているだけに、チームとしてセットプレーを奪いにいく姿勢も重要だと思う。
試合が動いたのは30分。レディングの選手がウォルコットにひきつけられ中央にぽっかりとスペースができ、すかさずトゥーレがアデバヨールへパス。これをうまくトラップすると、アデバヨールはいつものコースに蹴りこんでアーセナルが先制。アデバヨールの足でのゴールは久しぶりのような気がする。それだけ外したイメージが強い。
アーセナルの場合、決定的なチャンスはほとんどアデバヨールに訪れるわけで、アデバヨールが決められなくなると点が取れなくなってしまう。フレブトップ下ならなおさら。これは来シーズンに向けて改善すべきポイントである。ファンペルシー頑張れ。
直後にカウンターからトゥーレが折り返す→ファブレガスが届かなかった場面など、先制してアーセナルは余裕が出来たようだった。そして38分、ジウベルトのミドルがディフレクションしてゴールに吸い込まれ2-0に。それにしても、ミドルが相手の頭に当たって入るのは始めて見た。
このゴールの後しばらくして、フラミニが映し出される。契約更新を渋るフラミニに対して、ヴェンゲルは今月中に結論を出すよう警告している。頼むから残留してくれ。
41分、アデバヨール→ファンペルシーのシュートはハーネマンがファインセーブ。43分にはトゥーレの強烈なシュートをまたもハーネマンがファインセーブ。ハーネマンが獅子奮迅の活躍を見せるも、試合はアーセナルのワンサイドゲームの様相を呈している。
44分、ソングが左肩を抑えてピッチの外へ出るも、無事戻ってきた。
前半は2-0で終了する。アデバヨールが腰を抑えていたのが気になった。
アーセナルの前半のポゼッションは65%だった。プレッシャーから解放されたのか。
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後半
アーセナルはギャラス、ソングも積極的に攻撃参加するなどのびのびとプレーしている印象。懸念されているジウベルトも、この試合では攻守で存在感を見せる。4分には相手のラインの裏へ出して、ウォルコットの決定機を演出。ハーネマンが前に出すぎたため決定的だったが、結局決めることはできず。8分には、レディングゴール前でボールがピンポン玉のように方向が変わるなど、アーセナルは怒涛の攻撃を見せる。
レディングはイライラが募り、ややファールが多くなる。12分にはファンペルシーがビケイに悪質なタックルを受ける。直後にそれにキレたフレブがマーティーの顔面にビンタをかますが、幸運にもカードは何も出ず。現地の実況では'lucky to be on the pitch'と言っていた。15分トゥーレ→エブエ。
エブエは右サイドバックの位置に入ったが、中盤の癖が抜けないのか、ペナルティーエリアの手前でも相手を抜いていた。余裕があるためだと思うが、もう少し安全に頼みます。
現地ではエブエをなぜサイドバックで使わないのかという批判が渦巻いている。個人的にヴェンゲルは、エブエの抜きたがりを考慮して前目で使っている気がする。サニャが思ったよりも使える→エブエを前目で使うことで、サイドの選手層の拡充も図れる。エブエはプライドが相当高いらしいので、危険分子にもなりえるし、とか。みなさんはどう思いますか?
ちなみに、エブエはこの夏に移籍する可能性があるようです。契約は来年まで、エブエがお金のことでごねるのが目に見えている、それなら今年で売ってしまえ、みたいな感じか。ちなみに、エブエはピッチ外ではめちゃくちゃ面白い奴らしいです。
試合に話を戻す。相変わらずアーセナルのワンサイドゲームで、26分には、ファンペルシーの強烈なFKがクロスバーを直撃し、ラインを割ったようにも見えたがノーゴール。完璧な軌道だっただけに残念。27分にはウォルコットのシュートがまたもクロスバーに嫌われる。チェルシー対ミドルスブラもこんな感じだったっけ。まあ、ウォルコットのシュートは撃った側に問題がありそうだったが。
28分ハーパー→ファエ、ソンコ→Duberry 、29分アデバヨール→ベントナー、フレブ→デニウソン。アデバヨールは「え、オレ?」、みたいな顔をして、仲の悪いベントナーと交代。そして久しぶりのデニウソン。ファブレガスのバックアッパーができる資質を持つ選手だけに期待が集まる。ちなみに現在ポーツマスで活躍しているらしいディアラは、ファブレガスが怪我でいなかった数試合、先発でチャンスを与えられていた。しかし何もできず。プライドの高い本人のためにも、移籍して正解だったかもしれない。
この辺りからレディングのスイッチが入り、アーセナルはチャンスをつくられるもレーマンのファインセーブもありなんとかしのぐ。34分ケベ→マテヨフスキー。37分にはファブレガスが決定的なシュートもDuberryにライン上でとめられる。39分にはオフサイドでアーセナルのゴールが取り消される。ここからは省略。
試合は2-0で終了。久々に見るアーセナルの完勝だった。後半決められないのもアーセナルらしさか。このらしさは改善してほしいけど。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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posted by worldwidefootball |10:20 |
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2008年04月19日
本当はアーセナルのまとめ記事をアップする予定でしたが、結局うまくまとめられませんでした。というより、今週はレポートや何やらで他のことが何も出来なかったのが一番大きいんですけどね。これからはかなり忙しくなりそうで、先が思いやられます。それでも来週のCLはがんばって見るつもりですが。
そんなわけ(?)で、今回はアーセナル関連のニュースで気になったものに簡単に触れてみようと思います。ソースは基本的に英語ですが、Arsenal.comの情報の方が確実に信憑性が高いのでそちらを主に読んでください。Goal.comは参考程度ということでお願いします。
センデロス
Wenger - Why I rested Senderos last Sunday
'Shattered' Senderos May Miss Rest Of Season'
Teary Senderos Turns To Parents
Wenger throws his support behind Senderos
CLのリバプール戦で2失点に絡んでしまい、現地で戦犯扱いされているセンデロス。センデロス本人も強い責任を感じており、リバプール戦に敗れた後のロッカールームでは泣き崩れていたそうです。しかしあまりにミスの代償は大きく、結果的にユナイテッドにも敗れたアーセナルは今シーズンを無冠で終えることになったのです。
そしてあの試合以降、センデロスは精神的に塞ぎこんでしまったため、ヴェンゲルはセンデロスをユナイテッド戦に召集しませんでした。これはあまり報道されていませんが、かなり大きなニュースだと思います。特にアーセナルサポの方にはそのはず(?)です。
個人的に、センデロスは確かにミスをしましたが、それまではいいパフォーマンスをしていたと思います。キック面に不安は残るものの今シーズンは全体的にプレーが安定していて、大きなポカが減りました。アフリカに帰ったトゥーレの穴を無難に埋めていましたし、ミラン戦でもいいプレーをしていたと思います。ただ、CBはミスが許されないポジションなだけに、あの大一番でのミスはやはり痛すぎるといわざるを得ません。一度ならず二度もミスをしてしまったわけで、批判されても仕方ないと思います。
そのため、センデロスはアーセナルでプレーするレベルの選手ではない、もういらないという意見もあるようですが、これはあまりに暴論だと思います。CBは最も経験を必要とするポジションですが、センデロスはまだ1985年生まれの23歳です。経験不足は認めますが、これからまだ伸びる可能性はあると思います。あと1,2年はチームに残して、成長を待つほうが賢明ではないでしょうか。
最近思うのですが、選手をただ批判するだけでなく、暖かく見守るという気持ちを持つことも重要ではないでしょうか。プロとして高い給料もらってるじゃん、だから批判されても仕方ない、批判されることで選手は成長するでしょ、と言われればそうなのですが、このセンデロスの一件は何か身につまされるものがあります。まあ、僕が年齢が近いからかもしれませんが。
ヴェンゲルの発言より
Wenger Shopping For More Experience
'Wenger: I'm Not Scared To Spend'
Wenger - My target is an experienced player
'Wenger - If you don't win you are slaughtered'
ヴェンゲルはこの数週間、
1.なぜ経験のある選手を買わないのか
2.冬にCBの頭数が足りなくなることが分かっていながら、なぜ補強をしなかったのか(ジュルーが怪我をしていた時点で動くべきだった)
3.サニャの怪我後、なぜエブエでなくトゥーレをサイドバックで使うのか
など、猛烈な批判にさらされているようです。確かにどれも的を得ていると思います。
ヴェンゲルは今シーズンのアーセナルを、efficiency and defensive maturityが欠けていたと分析しています。確かにシーズン終盤になって、先制しながら同点に追いつかれる試合が増えた気がします。引き分けで勝ち点を落としすぎた結果、現在のような状態になったわけです。ヴェンゲルは来シーズンに向けて、ディフェンスに経験豊かな選手を1人獲得することを明言。ルシオ獲得の噂もあるようです。
アーセナルが調子を崩していったのには様々な要因があります。アデバヨールが決められなくなった、選手層の差がシーズン終盤になって表れた、FAカップのユナイテッド戦でぼこぼこにされてからおかしくなった(アーセナル幹部より)、あのバーミンガム戦が分岐点になったなどなどいろいろなことが言われています。これらはすべて正しいと思いますが、最大の原因はやはり選手層の薄さです。シーズンの大事な時期の怪我人続出は、ヴェンゲルの過重な運動量を要求するサッカーと補強方針の矛盾が招いた結果であると思います。
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以前、本当のファンならただアーセナルを信じるべきだというコメントをいただいたのですが、ここで反論させていただきます。反論というほどのものではないですが。
ヴェンゲルの発言に、'We've done well to match big spenders'というものがありました。これはヴェンゲルの考えを読み解く上で非常に参考になると思います。自分たちはユナイテッド、チェルシー、リバプールに比べるとマーケットで巨額の移籍金を使っていない、それでもアーセナルはこの位置にいる、それほど大した差はない。チェルシーの凄まじい赤字っぷりに比べると、経営的にも健全。ヴェンゲルはコストパフォーマンスのよさという自負を感じているはずで、それが彼の信条にもなっているわけです。
でも、ファンとしては何か物足りなさを感じるのも事実です。どれだけいいサッカーをしても、勝てなければやはり不満が募ります。ギャラスが'I'd Rather Play Badly And Win'と発言しているのも肯けます。アーセナルがいいサッカーをするのはもう分かっているだけに、これを勝利という形で結果につなげていってほしいのです。いいサッカーをすることが勝利という結果に必ずしも結びつかないのがサッカーの難しさであり、面白さでもあるのは間違いありません。
個人的に、ヴェンゲルが監督である限り今の状態が変わるとは思いません。ヴェンゲルは良くも悪くも非常に頑固で、一貫性のある監督です。その彼が方針転換して、今までのチーム作りを変えるとは思えません。ロナウドなみにブレイクする選手が現れない限り、いつまでも“あと1歩のクラブ”に落ち着いてしまう“と感じます。ヴェンゲルは審判団に嫌われていて、判定に泣かされる場面が多いのも気になります。
ちなみに、自分はヴェンゲルを解任しろと言っているわけではないので、そこは勘違しないでください。
フラミニ、フレブが移籍?
Flamini & Hleb Could Be Off As Gunners Fail
昨年の12月から交渉をしながらも、未だに契約を更新しないフラミニ、ミラン戦でミラノ入りした際、インテルと接触したフレブ。2人とも主力の選手だけに心配なニュースです。ヴィエラと同じ道を歩むことになるのでしょうか。フラミニに関しては年俸吊り上げ工作だと信じたいです。
ビジャがアーセナル移籍を希望?
Villa Tells Arsenal To Make Their Move
バレンシアは国王杯を制したものの、リーグではあろうことか残留争いに絡むなど目の当てられないシーズンとなっています。キケの電撃解任→クーマン招聘→カニサレス、アルベルダ、アングーロを戦力外に、などチームを急激に変えようとしたことが仇になったのかもしれません。クラブ首脳もソレール会長が辞任するなどごたごた続きで、わけの分からないことになっているようです。
そんなクラブに嫌気がさしたのか、ビジャは公然と移籍願望を口にするようになりました。そしてこの発言に至ったと思われます。ビジャクラスの選手にこんなことを言ってもらえるとはやはりうれしいですね。
ところで、ビジャはアーセナルにフィットするでしょうか。ビジャは有名な選手ですが、個人的にどういうタイプの選手かほとんど知らないので偉そうなことは言えないです。ただ、アデバヨールよりは決定力もあるし、サイドもこなせるため選手層の底上げにはなると思います。
そんなわけで、個人的にビジャにはぜひ来てもらいたいですが、144億円(たぶん)とも言われる契約解除金はさすがに払えません。トーレスという成功例はあるもののプレミアではまだ未知数の選手ですし、ビジャの年齢(26歳)を考えても払えないでしょう。ヴェンゲルもI am not in the market for David Villaと獲得の可能性をきっぱり否定しています。
おまけ
Traoré Looks For Wing Role
これは来シーズンに向けての布石ですね。ロシツキーは怪我がち、エドゥアルドはまだまだ時間がかかる、ファンペルシーはサイドではだめ、ディアビーも微妙ということで、左サイドの層が薄い事情もあるはずですが、ヴェンゲルはトラオーレをあくまで左SBの選手と考えているはずです。でも前目の位置でプレーするのは有益な経験になると思いますし、クリシーを楽にするためにも成長に期待です。
簡単にとは言ったものの、かなり長ったらしくなりました。すいません。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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posted by worldwidefootball |10:30 |
プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年04月06日
アーセナルのスタメンはアルムニア、ホイト、トゥーレ、ギャラス、トラオーレ、ジウベルト、エブエ、セスク、フラミニ、ウォルコット、ベントナー。サブはレーマン、ソング、クリシー、フレブ、アデバヨール。
リバプールのスタメンはレイナ、フィナン、シュクルテル、キャラガー、アルベロア、プレシス、ペナント、ルーカス、ベナユン、リーセ、クラウチ。サブはイタンジュ、ヒーピア、ヴォロニン、ジェラード、トーレス。プレシスって誰。しかもこの試合に使ってくるとは。
両チームとも過密日程を考慮して、メンバーを落としている。リバプールは4位確保はほぼ間違いないが、アーセナルは勝たないと実質プレミアタイトルを諦めなければならない。それにしても日程きつすぎ…
前半
2分、ホイトのミスからクラウチが強烈なミドルを撃つがアルムニアがファインセーブ。5分、セスクが足を気にする様子を見せていたが、プレー続行。疲労は相当たまっているはずなので心配だ。
アーセナルはジウベルトをアンカーに配した4-1-4-1だった。このシステムで1トップの選手に要求される大きなタスクは、2枚のCBに対してボールをキープしてタメをつくり、全体が押し上げる時間を稼ぐことである。しかしベントナーにそれを期待するのはまだ酷だし、そもそも今日のアーセナルは前線までボールを運べなかった。
アーセナルは徹底してボールをつなぐチームで、ロングボールはアデバヨールを狙ったものぐらいだが、今日のアデバヨールはベンチ。そのため必ず中盤を経由して前までボールを運ぶことになる。
アーセナルはDFラインでボールをまわして、中盤にボールを入れようとする。しかしビルドアップの心臓部ともいえるセスク、フラミニたちには厳しいマークがついている。狙われているのが分かっていると出しづらいと思う。
中央から組み立てられないため、必然的にボールをサイドにふることになるがいい形でボールが入らない。エブエ、ウォルコットは激しく寄せられて苦戦。後ろからサポートしたいホイト、トラオーレはリバプール相手ではまだまだ実力不足。クリシーと瓜二つのトラオーレだが、序盤はボールを持ちすぎて、簡単に奪われることもしばしばだった。ユナイテッド戦でぼこぼこにされた後遺症か、ホイトはほとんどあがらない。無難なプレーに終始していた。
リバプールはきれいにラインを形成して、アーセナルを迎え撃つ。そんなわけで、アーセナルはまったくビルドアップが形にならなかった。ここまで悪いアーセナルは久しぶりに見る。おそらくあのミドルスブラ戦以来だと思う。
リバプールはベナユンをトップ下に配置した4-4-1-1か、4-1-4-1のように見えた。攻撃ではクラウチへの放り込みを基本にしていた。アルベロアが妙に攻撃的だったこともあり、左サイドから攻撃する場面が多かった。何度か決定的なチャンス、ミドルを打つ場面はあったが得点には至らず。それにしてもリーセはいつまでもふかしすぎである。
守備ではクラウチ、ベナユンがセンターサークル付近のスペースを埋め、人数をかけて守る。とにかくアーセナルの中央にボールが入らないような守り方をしていた。
序盤は両チームともゆっくりボールをまわし、スローな試合展開となる。現地の実況によれば、リバプールは試合をスローダウンさせたかったようだ。
試合を優勢に進めたのはリバプール。やることがはっきりしている分、攻撃が形になっていた。アーセナルはビルドアップが出来ないため、ボールがこないベントナーは途中から中盤に降りてくるようになる有様。アーセナルは苦しい。
前半30分過ぎからアーセナルもチャンスをつくりはじめ、徐々に試合が動き始める。スコアが動いたのは42分。レイナのゴールキックをクラウチが競る→ボールをひろったベナユンがジウベルトの頭を越すパス→クラウチがギャラスを交わした後、右足で決めてリバプールが先制。アーセナルは直前にチャンスがあっただけに痛い失点。
前半はこのまま終了。シュート数はアーセナル2本、リバプール7本。ボールポゼッションはアーセナル53%、リバプール47%だった。
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後半
ハーフタイムでの選手交代はなし。6分にトゥーレが決定的なチャンスも決めきれず。しかし9分、セスクのFKをベントナーが頭で押し込んでアーセナルが同点に追いつく。
ここからアーセナルが一気に盛り返す。そして13分ホイト→アデバヨール。ヴェンゲルはここで一気に試合を決めにきた。エブエが一列下がり、セスクが右に。リバプールはジェラードがアップをしている。
16分、ウォルコットがプレシスに右足を思いっきり蹴られ痛がるが大丈夫だったようだ。アーセナルはベントナーが左、セスクが中央に流れ、ギャラス、トラオーレも攻撃参加して左サイドから仕掛ける場面が多くなる。しかしリバプールも踏ん張る。中央が堅い堅い。なかなか崩れない。
21分ペナント→ジェラード、27分トラオーレ→クリシー、30分ベナユン→ヴォロニン、36分クラウチ→トーレス、フラミニ→フレブ。
両チームともにチャンスをつくっていたが、特にヴォロニンは立て続けに決定的なチャンスを決めきれず。ロスタイムにはフレブがワントラップ余分でチャンスをふいに。落胆。
試合は1-1で終了。アーセナルはプレミアタイトルの終焉となった。
感想
お互いメンバーを落として戦ったわけだが、前半のアーセナルはだめだめだった。ベントナーの1トップに無理があったのかもしれないが、ユナイテッド戦同様、サイドバックが変わるだけでアーセナルのサッカーの質はかなり落ちる。というより、アーセナルは代えがきかない選手が多すぎる気がする。それなのに選手層も薄いし、アーセナルの抱える問題点がここに来てでてきてしまった。このあたりはシーズン終了後にまた考えてみたいと思う。
それに対してリバプールは、「クラウチに放り込め!」とやることがはっきりしていた。アーセナルはやはりロングボールに弱い。ジェラードたちがいないとリバプールはまったくボールがつなげないが、クラウチがいれば中盤を省略して前までボールを運べる。やはりここの差が出たと思う。プレシスはよく分からなかった。
アーセナルはこれでプレミアタイトルの終焉となった。次はアンフィールドでリバプール最終戦。ここで負ければ昨シーズン同様、短期間ですべての目標を失うことになる。なんとか踏ん張ってもらいたい。それにしてもセスクが怪我をしそうで怖い。
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posted by worldwidefootball |16:00 |
プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年03月31日
4連続ドローの後、チェルシーにリーグ制覇の夢を絶たれるかのような敗戦を喫したアーセナル。今日はアウェーでのボルトン戦である。ここ数年のリーボックでの成績は思わしくないため、ある程度の苦戦が予想される。しかしここからはリバプール3連戦→ユナイテッドと激戦が続くため、なるべく消耗せず勝ちたい。ヴェンゲルは試合前から、ここ最近ゴールのないアデバヨールを休養させると明言している。
ボルトンのスタメンはこちらです。システムは4-1-4-1でカンポがアンカーの位置に入り、デイビスが1トップ気味に振舞う形かなと思ったが、実際はフラットっぽかった。
アーセナルのスタメンはアルムニア、トゥーレ、ギャラス、センデロス、クリシー、フレブ、セスク、フラミニ、ディアビー、ファンペルシー、ベントナー。トゥーレがサイドバックに入った以外は予想通りのスタメン。
First Half~ダメダメアーセナル、見てられない~
前半は残念ながら戦前の予想が当たってしまう。アーセナルはずっと同じサッカーをしているだけに、苦戦するときのパターンは決まっている。ミドルスブラ戦のように、ボールは圧倒的に持つんだけどゴール前での崩しで苦労しているうちに、相手にワンチャンスであっさり点を取られるというお決まりパターン。この試合でも、序盤は圧倒的にボールを持ち何回か決定的なチャンスはあったがアル・ハブシのファインセーブもあり決めきれず。すると前半14分、左サイドからディオフ→スタインソン→テイラーのヘッドで先制されてしまう。テイラーにはトゥーレがついていたはず。ボールウォッチャーになってしまったというやつだろうか。
ホームのボルトンはこれまたお決まりのアーセナル対策を採っていた。簡単に言うと、DFラインをある程度高く保ち中盤のスペースを消してしまう。序盤こそ何回かラインを破られる場面があったが、アル・ハブシの好セーブもあり踏ん張る。
アーセナルは激しい雨が降っていたからか、パスの精度がいつもに比べて悪かった。特にセスクはらしくないミスパスを連発。クリシーもミスが多かった。中盤以降、アーセナルはチャンスすらつくれなくなっていく。流れが悪い。
そこに追い討ちをかけるかのように前半31分、ディアビーが悪質なタックルで一発退場となってしまう。あのシーンを思い出させるかのようなタックルだったため、誰も文句は言えず。先制されてイラついていたのは分かるが、もう少し考えてほしかった。ここからアーセナルはよく分からないシステムとなった。
アーセナルは悪い流れを変えることが出来ず、前半43分に今度は自陣でのFKから失点してしまう。クリシーは遠くに蹴るのではなくパスをつなごうとする。アーセナルらしいといえばらしいが、ボールを受けたフラミニは激しく寄せられてボールを失ってしまう。そこから最後はテイラーの左足のミドルがギャラスに当たって入り2-0に。これはやばい。やばすぎる。
Second Half~奇跡の…~
ヴェンゲルはハーフタイムでの選手交代を行わず。当然といえばそうだが、前半と同じ流れで試合は進む。アルムニアのファインセーブに救われるもボルトンにセットプレーから押し込まれる場面が目立ち、今日もまた勝てないのかと多くのアーセナルファンは思ったはず。自分ももう見るのを止めようかと思ったほどだった。
後半14分にセンデロス→ウォルコット、ベントナー→アデバヨールとヴェンゲルが動く。アデバヨールは温存したかったはずだが仕方がない。しかしここから流れが変わる。
まずは後半18分、セスクのコーナー→カンポがすらす→中央から走りこみ、ファーでフリーで待っていたギャラスが蹴りこんでまずは1点差。さらに後半23分、セスク→アデバヨールがヒールで流す→フラミニのシュートはアル・ハブシがファインセーブ→シュートを撃とうとしたフレブがケイヒルに倒されPKを獲得。これをファンペルシーが決めて同点に。あっというまの2得点。
アデバヨールがいると、やはりボールが前におさまる。アデバヨールへのロングボールはラインを下げさせるという意味でも効果的だった。アーセナルのシステムは3-4-2となり、両サイドのトゥーレ、クリシー、中盤のフラミニも積極的に攻撃に絡むようになっていた。特にフラミニは印象的だった。効果的な走り込みを見せて、左サイドからのチャンスを何回も演出。攻撃が左サイド中心だったため、ウォルコットにはあまりボールが来なかったが、深くえぐって折りかえす→ファンペルシーがフカした場面など時折らしさを見せる。
捨て身のアーセナルに戸惑ったのか、ボルトンは徐々に防戦一方に。選手交代でも流れを変えられない。そしてアデバヨールは何回かチャンスがあったが決めきれず。最近のアデバヨールのシュートは、ピレスさんによると右足インサイドでファーを狙うと決まっているのでGKは読みやすいようだ。また、ファンペルシーもシュートをフカス場面が目立つ。PKでもとにかく点を取ったことがいい影響を及ぼすかなと思ったが、完全復活はまだまだのようだ。
攻め続けるアーセナルが報われる瞬間が来たのは後半45分。左サイドからクリシー→フレブ→セスクのシュートがサミュエルの足に当たって入り、ついにアーセナルが勝ち越し。記録はオウンゴール。何かやるせないゴールだったが、自分は深夜にもかかわらず絶叫してしまいました(苦笑)
結局試合は2-3で終了。アーセナルが奇跡の逆転勝利で、一ヶ月ぶりの勝利となった。
総括
あの状況からひっくり返したのは評価できると思う。とにかく勝ったのはよかったし、何より一ヶ月ぶりの勝利は素直にうれしい。試合が終わった後の各選手の表情からもそれがうかがえた。とにかくほっとした。
しかし、これから厳しい戦いが待っているにもかかわらず、前半で10人になってかなり消耗してしまった。セスク、フラミニは走りまくっていただけに疲労が心配だ。ディアビーには十分に反省してもらいたい。本当はエブエの例から学んでほしかったのだが、今更言っても仕方がないか。
ここからいよいよ厳しい戦いが待っている。個人的にはもうリーグはいいので、CLに絞ってもらいたい。がんばれアーセナル!
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プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年03月24日
この試合の先に行われたユナイテッド対リバプールは、ホームのユナイテッドが優勢に試合を進めると、前半34分にルーニーのクロスをブラウンがあわせて先制する。そして前半のロスタイムに入る直前、マスチェラーノが執拗な抗議で二枚目のイエローを受け退場。もともと押されていたリバプールはさらに状況が悪くなる。
後半になると、ユナイテッドはボールを持ってやや余裕の試合運びを見せる。攻めるしかないリバプールが少しだけ押し返し始めた矢先、ナニのコーナーをロナウドが頭であわせ2-0に。その直後にもナニが素晴らしいゴールを決めて勝負あり。容赦ないユナイテッド。
試合は3-0でユナイテッドの勝ち。終了後、リバプールの選手たちは審判たちに抗議するも聞き入れられない。いずれにせよユナイテッドの圧勝だった。強いユナイテッド。
(ちょっと思ったのだが、キャリックとロナウドは仲が悪いのだろうか。この試合に限らず、ロナウドがゴールを決めてキャリックが祝福に来ると、ロナウドは必ずああいった表情をしているはず。誰か知っている方がいたらぜひ教えてください。)
この結果により、アーセナルは絶対に負けられなくなってしまった。しかし相手は無敗記録を継続中のホームのチェルシー、リーグ戦では一ヶ月以上勝ち星がない、ロシツキーは間に合わないとネガティブなアーセナル。さあどうなるか。
チェルシーのスタメンはクディッチーニ、エッシェン、カルバーリョ、テリー、Aコール、マケレレ、バラック、ランパード、Jコール、ドログバ、カルー。サブはイラーリオ、ベレッチ、アレックス、ミケル、アネルカ。バラックとランパードを同時起用するため(?)に、エッシェンがこの大一番でサイドバックに。それ以外はトッテナム戦と同じ顔ぶれ。
アーセナルのスタメンはアルムニア、サニャ、トゥーレ、ギャラス、クリシー、エブエ、セスク、フラミニ、フレブ、ファンペルシー、アデバヨール。サブはレーマン、センデロス、ディアビー、ウォルコット、ベントナー。
前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。
- チェルシーはいつもの4-3-3。アーセナルは最初はフラットっぽかったが、途中からフレブトップ下になっていてよく分からなかった。
- 2分、グラントがメモを取っている場面が映し出される。メモを取るなんて誰でもやっていることだろうが、メモ魔のモウリーニョを思い出させた。
- 3分、クディッチーニのフィード→ドログバをギャラスが倒して危険な位置でFKを与えてしまう。FKをドログバが蹴る前に動いたエブエにイエロー。結局バラックが蹴るもアルムニアがしっかり抑える。
- チェルシーは4-1-4-1でアーセナルのCBにボールを持たせ、ウイングがついてサイドバックへのパスコースを切るまたはスペースを埋めていた。そのためアーセナルがボールを持つ時間が長くなる。
- 8分、鮮やかなパス回しからサニャがエブエにパスも強すぎてラインを割る。
- 序盤はアーセナルのポゼッションで試合が進む。ファンペルシーはミドルスブラ戦同様、左サイドに張り付いていることがやはり多かった。対面がJコールということもあるが、クリシーは上がりを自重していた。これで攻撃の枚数が一枚減っていると考えると結構もったいないかもしれない。
- 12分、アデバヨールがランパードからボールを掻っ攫い、エブエに渡して展開しようとするも奪われる。そこからエッシェンがファーでフリーになっていた選手にクロスをあげようとするもミス。
- 15分、ほぼフリーになっていたファンペルシーのミドルは大きく外れる。直後のバラックのミドルはアルムニアがセーブ。
- 17分、ドログバが太ももを痛めたようでピッチの外に出る。アデバヨールが裏に出たボールに飛び出すも、クディッチーニが前に出てきてクリア。しかしこれをエブエがフリーで拾い、無人のゴールに狙うもテリーがクリア。
- 20分、セスクのスルーパス→フレブの低いクロス→ファンペルシーが合わせようとするもテリーがクリア。
- チェルシーはアーセナルのラインの裏を狙いたいが、あまりそういう場面はなかった。パスをつなぐ意識が高いのはわかるが、アーセナルにフィジカルでボールを奪われる場面が少し多かった。
- 23分、アーセナルは細かくパスをつなぎ、最後はファンペルシーがミドルもクディッチーニが抑える。
- 24分、テリーの二段蹴り(?)パス一本でドログバがラインの裏を取り決定的なチャンスになるが、ギャラスが寄せて事なきを得る。直後にまたドログバが裏を取りかけるがアルムニアが頭でクリア。
- チェルシーはボールを持っても、やはりビルドアップはうまくない印象。ランパードはフラミニに完全に消されていた。そのためか、少しずつロングボールが多くなっていく感じだった。
- 28分、クリシーのオーバーラップからクロス→DFに当たったボールをアデバヨールがシュートも結局凌がれる。ファンペルシーが少し中央でプレーするようになったことで、クリシーが上がる場面が何回か見られた。
- 31分、ボールを奪われたJコールがファンペルシーへのタックルでイエロー。33分、フレブに後ろからタックルにいったバラックにイエロー。
- エブエはもうすでに一枚イエローをもらっているにもかかわらず、プレーがやや荒い。見ていてはらはらさせられる。
- 38分、セスクのコーナー→トゥーレのヘッド→ギャラスのシュートはポストに嫌われる。その前にオフサイドだったようだ。
- 40分、ランパードのFKからゴール前で混戦になるも何とかしのぐ。このプレーでトゥーレが股間をおさえてピッチの外に。そしてスローインからバラックが左足で強烈なシュートも、アルムニアがファインセーブ。アルムニアは直後にも素晴らしい飛び出しでアーセナルを救っていた。
- 44分、エリア内でハイボールを競ったトゥーレがカルーに激しく当たるがファールはなし。
- 今日のアーセナルの守備は、ところどころでミスはあるものの最後の場面では高い集中力を保てていたと思う。やや押され気味だなとは思ったがそれほど危ない感じではなかった。ただ、サニャはカルーをおさえていたが、やはりJコールは脅威だった。ロングボールも嫌だった。
前半は0-0で折り返す。シュート数はチェルシー4本、アーセナル1本。ボールポゼッションはチェルシー51%、アーセナル49%だった。
後半
- 開始早々、アーセナルが波状攻撃を見せるがクディッチーニのファインセーブもあり凌がれる。
- 3分、アーセナルがカウンターからチャンスをつかみかけるがファンペルシーはボールをコントロールできず。
- 9分、マケレレのパスからドログバがラインぎりぎりで抜け出すも、ギャラスが体を入れてシュートはあさっての方向に。
- 11分、アデバヨールのシュートはクディッチーニの正面。
- 試合が動いたのは14分。セスクのコーナーから、ニアのサニャのヘッドでアーセナル先制。サニャはこの大一番でプレミア初得点。まさかのゴールだったが、簡単に前に入らせたチェルシーの守備もまずかったと思う。
- 15分、Jコールのクロス→Aコールのヘッドは枠を捉えきれず。チェルシーは前に出てきている。18分、カルーのクロスはギャラスがクリア、そこからのコーナーも凌がれる。
- 20分、カルバーリョが頭を切ったようで治療を受け、頭に包帯を巻いてもらっている。サニャはボールをクリアする際、左足を激しくひねってピッチの外に。チェルシーが選手交代の準備をしている。
- 23分、Jコールのクロス→トゥーレがクリア→バラックの左足もミートせずアルムニアがおさえる。25分マケレレ→アネルカ、26分バラック→ベレッチ。2人とも不満そう。トッテナム戦のこともあり、スタジアムからはグラントの選手交代を批判する'you don't know what you're doing'という歌が聞こえてきたそうだ。さらにモウリーニョ戻ってこいというチャントも。結構ひどい。
- 27分サニャ→ディアビー。サニャは大丈夫だろうか。
- すると27分、ロングボールから最後はドログバが右足で決めて同点に追いつかれてしまう。ユニフォームを脱いだドログバにイエロー。
- 28分、フレブがボールを奪ってファンペルシーにラストパスを送るもシュートは左にそれる。30分、アネルカの右足のシュートは枠にいかず。
- 31分ファンペルシー→ウォルコット。アーセナルはあの選手交代以降、流れを持っていかれている。もう少しセカンドボールを拾いたい。チェルシーは2トップになっている。
- 33分、Jコールがピッチの外に。その間スタンドから観戦するカペッロが映し出される。Jコールがすぐにピッチに戻ったためヴェンゲルは不満そう。
- 押せ押せのチェルシーは36分、ベレッチのロングボール→アネルカが頭で落とす→ドログバのシュートをアルムニアがとめることができずついに勝ち越し。
- 37分、Jコールとのパス交換で抜け出したベレッチのクロス→ドログバのシュートはアルムニアがスーパーセーブ。38分、フレブがテリーの左足首を蹴ってしまうがテリーは大丈夫だったようだ。
- 39分、セスク→フラミニのヘッドはクディッチーニがおさえる。交代で入ったはずのウォルコットの姿がまったく見られない。ここまで消えるのも珍しいと思う。ヴェンゲルは選手交代がうまくないのだろうか。
- 43分フラミニ→ベントナー、44分Jコール→ミケル。ロスタイムは5分。
- 46分、アーセナルは自分たちのミスから2対2の状況をつくってしまうがアルムニアがボールをおさえる。
- なんとか同点に追いつきたいアーセナルだが、チェルシーは巧みに時間を潰していく。そしてチェルシーのコーチが退席処分になったようだ。
試合は2-1で終了。チェルシーが鮮やかな逆転勝ちで、アーセナルを抜き2位に浮上。ユナイテッドとのポイント差は5で変わらないが、いずれにせよ貴重な白星となった。
感想
何回かあった決定機ははずしたものの、やっぱりドログバだった。2点ともロングボールから。モウリーニョ時代と変わってないといわれればそうだが、ドログバがいたらそれを使わない手はない。もしかしたら、グラントは高さのあるアネルカを投入することでロングボールを使えというメッセージを送ったのかもしれない。少し深読みしすぎかもしれないが、グラントの采配は当たったと言える。いずれにせよこの試合で、グラントはビッグクラブとの対戦で初勝利となった。
苦しいときにゴールを決めるのがエースストライカー。この日のアデバヨールは完全に消され、ドログバはゴールを決めた。この差がこの結果に結びついたのかもしれない。
アーセナルは悔しい逆転負けとなった。この試合に負けたこと、今後の日程を考えるともうリーグ制覇は厳しくなったと思う。これからはCLに絞ってもいいのかもしれない。
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プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年03月18日
CLの組み合わせの結果、アーセナル対リバプールのまさかの3連戦が実現することになった。アーセナルはこれだけでも十分にきついのに、直後にユナイテッド戦があるという悪夢のような2週間になる。来週はチェルシー戦もあるし、これからが今シーズン最大のヤマ場といっていい。
結果いかんによっては、リーグかCLのどちらかに絞る必要があるかもしれない。二兎を追うものは…、にならないことを願います。
この試合は、ホームでミドルスブラを迎え撃つ。ミドルスブラにはリーグで唯一の黒星をつけられているが、あのときは怪我人だらけだった。現在離脱しているのはロシツキー、エドゥアルド、ディアビー。だいぶましである。この試合から本格的に復帰するファンペルシーに期待が集まる。それにしてもロシツキーはいつ戻ってくるのだろうか。
アーセナルのスタメンはアルムニア、サニャ、トゥーレ、ギャラス、クリシー、エブエ、セスク、フラミニ、フレブ、ファンペルシー、アデバヨール。エブエがやっと出場停止から戻ってきた。ケガがちなギャラスは最近出ずっぱりだが、休ませなくていいのか。
ミドルスブラのスタメンはこちらです。アリアディエールがマスチェラーノをビンタした一件での出場停止から復帰。
前半
- エドゥアルドがスタンドから観戦していた。復帰までは長くて苦しい道のりになると思うが、ぜひがんばってもらいたい。それにしても、テイラーを責めない潔い態度には本当に頭が下がる。
- 3分、クリシー→アデバヨール→フレブ→DFにあたってアデバヨールの足元に→アデバヨールが決めるもオフサイドをとられる。微妙な判定だった。
- 7分、フレブ→エブエのクロスがクロスバーに当たる。9分にセスクのクロスをアデバヨールがあわせるも口に当たったようで治療を受ける。
- ミドルスブラは全体的にラインを高くして、中盤のスペースをつぶすアーセナル対策の定番ともいえる作戦を採ってきた。いつもどおりやっていては膠着するのが分かっているからか、序盤からギャラス、トゥーレが自ら持ち上がる場面が見られた。セスクもポジショニングが前気味で、アーセナルは点を取りに来ていると言えそうだった。
- 14分、トゥーレが持ち上がり、ハーフラインあたりからロングパス→ファンペルシーがボレーであわせようとするも空振り。ファンペルシーはオフサイドだったが、これを決めていれば復活と言われていたかもしれない。
- アーセナルは惜しいチャンスを作っているが決められない。ファンペルシーはほとんど動かなかったが、フレブが逆サイドに、セスクが左サイドに流れるなどいろいろと工夫している印象だった。ただ、全体的にもう少しシュート意識を持ってもいいかもしれない。
- 20分、セスクのロングボール→アデバヨールが右足であわせるもシュウォーツァーが抑える。この場面のように、アーセナルはロングボールを蹴っていくことでミドルスブラのDFラインを下げさせようとしていた。ウィガン戦ではほとんどなかったのでいい兆候だと思う。
- しかし25分、アーセナルはシュウォーツァーのFKでDFラインの裏を取られてしまい、トゥンジャイ→アリアディエールに押し込まれ先制されてしまう。オフサイドか微妙だったが、まさかの展開に。アリアディエールは古巣への恩返し(?)のゴール。
- 28分、フレブ→セスク→アデバヨールがスルーしてファンペルシーが左足でシュートもゴール右に外れる。ファンペルシーはシーズン序盤とはまだ程遠い出来で、ほとんど消え気味だった。
- 30分、サニャが強引に突破してエリア内まで持ち込み、自らシュートを撃とうとするもDFの足に当たってコーナーに。
- 32分、エブエが自ら持ち込みエリア内でダイブするもPKはなし。どうもエブエはダイブ常習犯な気がする。
- アーセナルは攻めているがゴールが遠い。ミドルスブラは押し込まれっぱなしだが、ボールを持てばラインの裏へ出すことを徹底していた。
- 39分、セスクのスルーパスにアデバヨールが抜け出し、中央に折り返そうとするもクリアされる。40分にはアデバヨールのキープから最後はセスクの左足のミドルもシュウォーツァーの正面。だが、アデバヨールへのロングボールによって、徐々にミドルスブラのラインは低くなっていく。
- アーセナルはそこでボールがつながれば、というところでカットされる場面が目立つ。ファールもとってもらえないし、運もないのかもしれない。徐々にイライラが募っていく。
前半は0-1で終了する。アーセナルは攻めているが決めきれなかった。ユナイテッドが勝っているだけに絶対に勝ち点3が必要である。2点取れるのだろうか。
シュート数はアーセナル5本、ミドルスブラ1本。ボールポゼッションはアーセナル48%、ミドルスブラ52%。ポゼッションで下回っていたのは意外だった。
後半
- 後半からシャウキー→カッターモール。
- 2分、ファンペルシーのミドルはゴール右。ミドルスブラはアーセナルのCBにはボールを持たせるが、サイドバックにボールが入るとしっかりとパスコースを切り、時には厳しく寄せにきていた。引いて我慢するところはしていたし、アーセナルのビルドアップは少しぎこちない印象だった。
- 5分、セスクのFK→ギャラスのヘッドはゴール上に外れる。その前にオフサイドだったようだ。
- 後半のアーセナルは左サイドから仕掛けることが多くなる。しかしなかなか決定的なチャンスを作れない。ウォルコット、ベントナーがアップを始めている。個人的には、ファンペルシーを変えるべきだと思った。
- アーセナルはアウェーで負けたときと同じような雰囲気になってきている。このままではまずい。
- 14分、クリシーが相手に当たったボールをものすごい勢いで掻っ攫い、自らミドルを打つがコーナーに。クリシーが周りの選手を鼓舞するように大声を上げる。
- 16分サニャ→ベントナー、ファンペルシー→ウォルコット。エブエが一列下がり、ウォルコットが右、ベントナーがファンペルシーの位置に入る。
- 18分、エブエが突破してクロス→ベントナーのヘッドはゴール右に外れる。アーセナルは早めに追いつきたいのだが、チャンスすら作れなくなっていく。
- 20分、フレブのスルーパス→セスクが一対一になるも左足のシュートはシュウォーツァーにとめられる。決定的なチャンスだった。ウィガン戦でもほとんど同じような場面があったのを思い出した。
- 24分トゥンジャイ→テイラー。一向に流れが変わらないため、スタジアムからブーイングが起こるようになる。やばいぞアーセナル。
- 27分過ぎに表示されたこの5分間のボールポゼッションはアーセナル80%。しかしボールは持ててもチャンスを作れないのでは意味がない。
- 28分、トゥーレのクロス→セスクのヘッドはわずかに右にはずれる。このころになると、しびれを切らしたトゥーレが自ら持ち上がる場面が増える。ミドルスブラは徐々にべた引き状態になり、時間を使うプレーが多くなる。
- 34分アリアディエール→ミド。
- なかなか決め切れなかったアーセナルだが41分、セスクのコーナー→トゥーレの頭→シュウォーツァーがDFと交錯してとめることができずついに同点に追いつく。しかし勝たなければ意味はない。残り時間はあまりない。
- 42分、ハイボールを競った際、クリシーの頭をとび蹴りしたミドが一発退場。これでクリシーは担架で運び出され、44分にセンデロスと交代。
- ロスタイムは4分。攻めるアーセナル、守るミドルスブラ。
- アーセナルが攻めまくり、49分よりも前にコーナーを獲得。これが最後のプレーになるかと思われたところで、まさかの試合終了のホイッスルが鳴り響く。主審は試合を通じて微妙な判定が多かったがちょっとひどい。エブエが何か余計なことをしたようでイエロー。
試合は1-1で終了。またしてもドローで、ユナイテッドと勝ち点で並び、チェルシーとは3ポイント差(ユナイテッド、チェルシーともに1試合未消化)となった。次節のチェルシー戦は大丈夫なのだろうか。
感想
これで4試合連続ドローとなり、リーグでは一ヶ月以上白星がない。アーセナルは勝てなくなってきているのか。この試合は内容は悪くなかったと思うが、勝てなければ意味がない。ミドルスブラとは相性が悪いのだろうか。
ファンペルシーはまだまだだった。むしろ、この試合ではいたほうがいいのかよくわからない。ロシツキーはまだまだ時間がかかるようだし厳しい。
次節はチェルシー戦。ここからがシーズンの山場だが、アーセナルの状態は悪い。リバプールは調子がいいし、個人的には胃が痛い2週間になりそうだ。
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posted by worldwidefootball |07:00 |
プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年03月10日
ミラン戦で完勝したアーセナルだが、ケガ人クライシスはまだ終わらない。ミラン戦でディアビーが負傷し、その後ウォルコットもケガをした。ロビンはケガをさせたくないし使いにくい。トゥーレ、ソングは復帰したが、ロシツキーはまだめどが立っていない。この試合もエブエは出場停止。やっぱり厳しい状況に変わりはない。チェルシー戦までに何人戻ってくるのだろうか。よく考えれば、次はミドルスブラだし。いろいろ考えると結構不安になる。この試合で完勝して安心させてほしいがどうだろうか。
ウィガンのスタメンはこちらです。
アーセナルのスタメンはアルムニア、サニャ、ギャラス、センデロス、クリシー、セスク、フラミニ、ジウベルト、フレブ、アデバヨール、ベントナー。サブはレーマン、トゥーレ、ホイト、ソング、ロビン。注目は仲が悪いという噂のベントナーとアデバヨールの関係。ロビンも見たい。
前半
- 始まってすぐ、フレブ→セスク→アデバヨールが決定的なチャンスもカークランドがセーブ。
- 前半4分、センデロスのクリアからアデバヨールがドリブルで持ち込み、ベントナー→アデバヨールのシュートはブロックされる。今までの試合ではアデバヨールがベントナーにパスを出すのはあまり見られなかったが、この試合ではお互いを意識しているような場面が何回かあって、いい兆候だと感じた。
- 前半9分、DFラインの前でボールを受けたセスクのロングボールから、最後はベントナーがミドル。この場面のように、サイドのセスクは中央でボールを受けに来るので、そこがあいてしまう。サニャがそのスペースを使うことができれば面白いのだが、ちょっと微妙だった。あとはボールを失ったときの守備。ウィガンはクリシーサイドを狙っているようだったので問題にならなかったが、ここは少し不安が残る感じだった。
- ウィガンは基本的にヘスキーに当てる形。サイドバックの裏も狙っていて、そこから中央に流してミドルを打つなど可能性を感じる攻撃を見せていた。しかしあと一歩のところで潰される。それにしてもセンデロスは大きなポカをしなくなったし、着実に成長している。なんかストッパーっていう言葉がふさわしいと思う。
- 前半15分、左サイドまで流れてきていたセスクからきれいにパスをつないでベントナーがフリーになるも、ボールが変なバウンドをしてラインを割ってしまう。これは噂のピッチの悪さなのだろうか。
- ウィガンの守り方はポーツマスと同じく、DFラインをあげて中盤のスペースを潰す形。こういうときはロングボールを使ってラインを下げさせたいが、ウィガンは決してラインを下げなかった。そのため、中盤の密度が高くなりアーセナルの攻撃は単調なものになっていく。
- いつも思うのだが、アデバヨールはロングボールを受ける際、頭で競ることはほとんどなく、相手に体をぶつけてボールを足元でもらおうとする場面が多い。そしてトラップの技術は神。あまりうまくないけどがんばっているのが分かるベントナーが隣にいるだけに、なおさらそのうまさが目についた。
- 前半25分、ベントナーがアフター気味のタックルでイエロー。ちょっとあの場面がかぶった。
- アーセナルはセスクからアデバヨール、ベントナーを狙ったロングボールが多かった。サイドでプレーするフレブはどうも沈黙気味で、この試合のアーセナルはサイドを有効に使えていなかった。
- 前半35分、セスク→クリシーのクロス→セスクのヘッドはカークランドがコーナーに逃げる。アーセナルはセスクが中央でいい形でボールを持ったときはチャンスを作っていたが、前半の中盤以降は決定的なチャンスは皆無といってよかった。
- 前半37分、カメラマンの目の前でヘスキーがセスクにぶつかって両者口頭で注意を受ける。セスクが先に手を出していたが。
- 前半45分、ギャラスがヘスキーに後ろから右足首を蹴られるもなぜかコーナーに。ギャラスは痛そうだった。結局このコーナーをしのいだところで前半終了のホイッスル。
前半は0-0で終了する。アーセナルが悪いのか、ウィガンがいいのか分からないが、特に大きな動きのない前半戦だった。アーセナルは負けられないだけに、どういう風に流れを変えてくるのだろうか。まずはラインを下げさせたいのだが。
後半
- 後半2分、ベントナーが頭で落とそうとしてボイスに肩を蹴られる。アデバヨールは半笑い(?)だった。そしてそのFKから、DFのクリアミスがアデバヨールの足元に。GKがやや前に出てきていただけに決定的だったが、シュートはカークランドが抑える。後半4分にもチャンスがあったが決められず。
- 後半6分、フラミニがファールをとられた場面で、笛が鳴った後で股間を踏まれて半ギレ。後半10分ヘスキー→シビエルスキ。ヘスキーはケガをしたらしい。
- アーセナルは相変わらず得点できない。チャンスはセスクが左サイドに流れたときに生まれているので、そのような形を増やしたい。
- 後半12分、ウィガンは右サイドからクロス→クーマスのシュートがゴール左にそれる。後半14分にはまたも右サイドからクロス→シビエルスキのヘッドはアルムニアがおさえる。
- イライラが募ったのか、後半15分にジウベルトがイエローをもらう。この試合のジウベルトはミスも多く、微妙な出来だった。
- 後半18分、バレンシアのミドルはアルムニアがファインセーブ。ウィガンは完全に右サイドを狙っている。ならばセスクは右サイドを捨てるぐらいの勇気があってもいいかもしれない。
- 後半20分ベントナー→ロビン、ジウベルト→トゥーレ。ついにロビンが登場。本当は使いたくなかったはずだがこの流れなら仕方がない。トゥーレは右に入り、セスクが中央に。
- 後半28分、ロビンがウィガンの選手と接触して顔を覆って倒れる。右目に手か何かが当たっただけで、怪我をしたわけではなかったようだ。
- 後半31分、ロビンのFKがゴール左上に外れる。後半33分、ロビンのサイドチェンジからトゥーレ→サニャのクロスもウィガンDFにクリアされる。アーセナルは攻めているがなかなか決定的なチャンスを作れない。
- 後半37分、ウィガンのミスからロビンがドリブルしてシュートも枠をとらえきれず。
- 後半40分、セスクがミドルもゴール左にそれる。アーセナルはロビンがボールに触るようになって徐々に攻撃が形になっているが相変わらず決められない。
- 後半42分キング→キルベイン。後半44分、アデバヨールのラストパス→セスクがうつもカークランドにとめられる。決定的なチャンス。ロスタイムは4分。ウィガンファンはブーイング。
- アーセナルはウィガンに時間を潰されてしまい、攻撃の形を作れない。そして逆にセットプレーから押し込まれてしまう。
試合は0-0で終了。アーセナルは痛恨のドローとなった。
感想
ミランには勝ったものの、リーグでは3連続ドロー。まだ暫定で首位に立ってはいるものの、ユナイテッド、チェルシーが順調に勝てばユナイテッドに1ポイント差で首位を奪回され、チェルシーには2ポイント差に詰め寄られることになる。いよいよやばくなってきた。やばいぞアーセナル。
サッカー的には、ラインを高くしてきたウィガン相手に苦戦した。ポーツマス戦でもそうだったように、ラインを下げさせるような選手がいないのが問題なのかもしれない。引きこもられるより、ラインを上げて中盤のスペースをつぶされると苦戦するのはまだ変わっていないようだ。セスクがボールを持ったときは可能性を感じたが、根本的な問題はここだと思う。ウォルコットがいればちょっとはましだったかもしれない。
これからミドルスブラ、チェルシー、ボルトン、CL、リバプール、CL、ユナイテッドと厳しい連戦が続く。CLの相手が気になる…
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posted by worldwidefootball |18:00 |
プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年01月20日
久々の更新です。いろいろ忙しかったのもあり、あまり試合を見る時間がありませんでした。ただ、更新していない間も多くの方がこのブログにアクセスしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。しばらくは以前のようなペースで更新できませんが、チャンピオンズリーグが再開するころには復活する予定です。これからもよろしくお願いします。
前節は試合を終始支配しながらも、ドン引きのバーミンガムの守備をこじ開けることができずホームで痛いドローに終わったアーセナル。その結果、アラダイス解任にゆれるニューカッスルに爆勝したユナイテッドにまた首位を譲ってしまった。前節だけを見るとセンデロスはトゥーレの代役をそこそここなしていたが、センデロスはとんでもないポカをやる癖があるので怖い。アフリカネーションズカップ期間中が、アーセナルのシーズン中盤のヤマになりそうである。いつのまにかジュルーがレンタルから帰ってきているようだ。
今日はアウェーでのフルハム戦。現在19位の相手だが、シーズン開幕戦ではレーマンのとんでもないミスもあり、大苦戦させられただけに侮れない。内容の伴った勝利が求められるところだ。
フルハムのスタメンはこちらです。
アーセナルのスタメンは
GK:アルムニア
DF:サニャ、ギャラス、センデロス、クリシー
MF:フレブ、ファブレガス、フラミニ、ロシツキー
FW:アデバヨール、エドゥアルド
現地点でのベストメンバーだと思う。ちなみに、ファンペルシーはまたまた数週間の離脱が決定したようだ。とにかくケガしすぎである。メディカルに問題があるのか、本人の問題なのかどちらなのだろうか。後半戦のアーセナルには不可欠な存在になると思うので、早く万全の状態で復帰してほしいものである。
前半
ホームのフルハムがやや押し気味に試合を進める。フルハムのシステムは4-5-1(4-1-4-1?)。守備の際は前線にデンプシーを残し、あとの選手は引いて中盤のスペースを消す。アーセナル対策の定石といえる作戦だと思う。そしていつものように、アーセナルは攻撃の組み立てに苦労していた。アーセナルの攻撃の生命線であるクサビのボールを入れようにも、フルハムの選手が多いためあまりパスコースがない。セスクは狭いところにパスを通そうとしてことごとくカットされていた。動き回るアデバヨールに比べて、エドゥアルドは行方不明になっていることが多い。アーセナルはチャンスをつくることができていなかった。アデバヨールの落としからセスクのミドルも枠を捕らえられず。
攻撃面でのフルハムは、徹底的にDFラインの裏を狙っているようだった。センデロスとギャラスはそれほど組む機会が多くないこともあり、ラインコントロールに不安がある。そして何回か裏をとられてそうになったがなんとか潰していた。ただ、一本でもパスがあえば怖い。その意味であまり油断はできない感じだった。
アーセナルは攻守両面であまりいいところがない、低調な立ち上がりとなる。どうも最近のアーセナルは、前半の戦いが悪い気がしてしょうがない。アーセナル対策が浸透してきたからなのだろうか。アウェーというのはあるかもしれないが。
試合が動いたのは前半19分。ロシツキーが内に絞る→クリシーがオーバーラップしてピンポイントクロス→アデバヨールの頭でアーセナルが先制。ニエミはどうすることもできず。それにしても完璧なヘディングシュートだった。
この先制ゴールでアーセナルは余裕ができたようだった。エドゥアルドは相変わらず行方不明だったが、徐々に中盤でらしいパスまわしを見せせるようになる。フレブもらしさを見せ、サイドから崩す場面が多くなっていく。アーセナルの攻撃の時間が長くなり、試合をコントロールしはじめる。
そして前半39分、フラミニの粘りから、右サイドからフレブがクロス→またもアデバヨールの頭で0-2に。またもニエミは動けず。アデバヨールがヘディングで2ゴールは結構珍しいのではないだろうか。
この後、1度だけフルハムに右サイドを破られ決定的なチャンスをつくられたアーセナルだが、それ以外は余裕の試合運びを見せる。
前半は0-2で終了する。プレミアらしくない、ロングボールのまったくない前半戦だった。
後半
ハーフタイムで選手交代を行ったフルハムだが流れは変わらない。エドゥアルドがライン際で2人に囲まれるも、うまく交わして折り返す→ロシツキーのシュートはポストを叩く。後半もアーセナルペースで試合が進むが、センデロスがデンプシーとハイボールを競った際、ひじをまともに受け鼻から激しく流血。ジウベルトがアップを始めるもセンデロスは大丈夫だったようで、無事ピッチに戻ってきた。フルハムは後半16分、切り札のヒーリーを投入。ここからシステムはフラットの4-4-2に。果たして流れを変えられるだろうか。
アーセナルもこのあたりから、ロシツキー右、エドゥアルド左、フレブトップ下にシステムを変更。ただ、機能していたかはちょっと微妙だったと思う。オフサイドになったもののデンプシーにネットを揺らされるなど、少し危なっかしい場面が多い。そして後半25分過ぎのフレブのパスはわずかにアデバヨールにあわず、アデバヨールはニエミの顔をまともに蹴ってしまい試合がしばらく中断。結構悪質だったと思う。
アーセナルは前半ほどの勢いはなく、少し流し気味だったが時折チャンスをつくる。フレブが抜群のキープ力を見せると、中央のロシツキー→セスクのシュートが左にそれたシーンは決定的だった。
なかなか決められなかったアーセナルだが後半36分、クリシー(?)のスルーパスからエドゥアルドが抜け出すと、深くえぐって折り返す→ロシツキーが右足でなんとかあわせ3点目。これで勝負あり。フルハムは気持ちが切れたようで、ここからはさらにアーセナルが攻めまくる展開に。フルハムサポーターは帰りはじめる。なんとか一矢を報いたいフルハムだが、アーセナルの守備をこじ開けれそうな気配はない。ヴェンゲルは選手交代をする気はないようだ。
試合は0-3で終了。アーセナルが前半の15分は苦戦しながらも、そのあとは圧倒しアウェーで完勝。ユナイテッド、チェルシーが共に勝っているため順位に変動はなかった。
感想
久々にアーセナルらしい試合だった。アウェーということもあり前半の15分は苦戦したものの、アフリカに行けなかったアデバヨールの完璧なヘディングからはほぼ試合を支配。スコアと内容が伴った勝利だったと思う。完勝だった。センデロスは思ったよりもがんばっていたし。
ただ、やはりエドゥアルドが消えているのが気になった。エリア内での勝負強さはすばらしいものがあるが、アーセナルになじむにはまだまだ時間がかかりそうである。そして、セスクは最近調子が悪そうだ。シーズン序盤の勢いはもはやなく、何か物足りなさを感じる。これからシーズンの佳境に差し掛かっていくだけに、なんとか復調してもらいたい。
posted by worldwidefootball |12:00 |
プレミア/アーセナル(07-08) |
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