2008年05月08日

レアル・マドリーvsバルセロナ~完膚なきまで~

レアル・マドリーのスタメンはカシージャス、ラモス、ペペ、ハインツェ、マルセロ、ガゴ、ディアラ、スナイデル、グティ、ラウール、ロッベン。サブはデュデク、ミゲルトーレス、ドレンテ、ロビーニョ、バチスタ、イグアイン、ファンニステルローイ。カンナバーロは出場停止だが、前節のイエローカードが取り消されたハインツェは出場可能になった。

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、アビダル、ヤヤ、シャビ、グジョンセン、メッシ、ボージャン、アンリ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、オレゲル、エジミウソン、エスケーロ、ドスサントス。ミリートは右ひざの前十字靱帯を痛め、6ヶ月の離脱。イニエスタは怪我、エトー、デコは出場停止(わざと?)。ビジャレアルが勝っているため、バルサが敗れれば2位の可能性は消滅する。

恒例のパシージョが行われる。バルサの選手にとっては屈辱だと思うが、そんなことを言っても仕方がない。

前半
1分、スナイデル→ロッベンのシュートはバルデスの正面。5分にバルデスの判断ミスからヒヤッとさせられるも、バルサがボールを持つ時間がやや長い。しかし、いつものようにいい形でボールを前に運ぶことができない。

試合が動いたのは13分。レアルが中盤で細かくパスをつなぐと、グティに足を蹴られたマルケスが倒れる→ラウールの左足のシュートが決まり、レアルが先制。ワンチャンスをものにするラウールはさすが。

17分、レアルのコーナーからガゴの変な回転のかかったミドルをバルデスがはじいてしまい、またもヒヤッとさせられる。序盤のバルデスはミスが非常に多かった。雰囲気に飲み込まれているのだろうか。

レアルのシステムはグティをトップ下に置く、中盤が菱形の4-4-2というのが一番近いと思う。バルサは中盤の底に入るガゴを空けてしまっていたので、レアルは容易にボールを回せていた。そしてグティが比較的高い位置でボールに触ることで、レアルの攻撃にリズムがうまれていた。

22分、ラモスがヤヤに倒されてレアルがFKを得る。ヤヤにイエロー。リスタートを焦ったロッベンが何故か滑り、苦笑いを浮かべる。そしてグティ→ロッベンのヘッドで2-0に。ロッベンに誰もマークがついていなかったのはひどい。ベルナベウは異様な盛り上がりを見せる。

24分、グジョンセン→ドスサントスとライカールトがいきなり動く。グジョンセンは怪我をしていたわけではなさそうで、完全に割を食った形。ドスサントスが右ウイングに入り、メッシが中盤に下がる。メッシにガゴのケアをさせるためだろうか。

25分、メッシが倒され、絶好の位置でFKを獲得するもアンリのシュートはゴール右に外れる。32分、ボージャンのドスサントスへのスルーパスはオフサイド。33分、スナイデル→グティのシュートはバルデスがはじく。徐々にレアルも押し返し始める。

バルサの各選手は相当いきり立っているようで、荒いタックルがやや目立つ。39分にはスナイデルへのタックルで、マルケスにイエロー。そしてロッベンのシュートはバルデスがファインセーブし、直後にまたロッベンがシュートを撃つもバーの上。40分、スナイデルがマルケスにやり返してイエロー。

42分、ディアラ→ラモスのシュートはゴール左に外れる。45分、ボージャンが地面を蹴って倒れるも、なぜかバルサのFKに。絶好の位置でのFKだったが、シャビがゴール上に外してしまう。

前半は2-0で終了する。

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後半
後半からマルケス→シウビーニョ。捨て身の3-4-3かと思いきやアビダルがCBに入っただけで、特にシステム変更はなし。

1分、シウビーニョのクロス→ボージャンのヘッドはハインツェの胸に当たりラインを割るも、なぜかゴールキックに。2分、シウビーニョがなぜかラモスの股間を蹴ってしまう。4分、ペペに体を入れられそうになったアンリがペペの足を蹴ってイエロー。

7分、メッシがハインツェを倒すも謝りもせず。ドスサントスはマルセロを抜いてクロスをあげるも誰も触れず。8分、ディアラのミドルはバルデスの正面。そしてラウールがアビダルに倒されるも、ボールにいっていたという事でPKはなし。

10分、バルサのラインコントロールミス(シウビーニョ)からマルセロ→グティが抜け出して中央に折り返す→マルセロはシウビーニョに寄せられてシュートは撃てず→ラウールがつめるもプジョルがなんとかクリア。しかし、バルデスがマルセロの頭に蹴りを入れていて、その上自ら倒れてイエロー。意味不明。

シウビーニョはこのプレーで足を痛めたようで、15分にエジミウソンと交代。自業自得か。直後のコーナーキックからディアラのシュートはシャビがラインの前でクリア。16分ロッベン→イグアイン。そして18分、ディアラ→イグアインがトラップでDFを置き去りにすると、落ち着いて決めて3-0に。バルデスの表情が印象的だった。メッシは苦虫を噛み潰したような表情を見せる。

余裕のレアルは、バルサをおちょくるようなボール回しを見せる。意地を見せたいバルサだが成す術なしで、20分にはマルセロのシュートをバルデスがファインセーブ。これが本当の生き地獄か。レアルには歓喜の、バルサには屈辱的な時間が流れていく。

27分グティ→ロビーニョ、31分ラウール→ニステル。この直後、ロビーニョのシュートをプジョルが両手ではじいて、レアルはPKを獲得。これをニステルが決めて4-0に。PKとはいえ、ニステルにまで決められるのか。悔しがるバルデスに対して、プジョルは悲しそうな表情。中略。

42分にアンリがsuperbなゴールを決めるも、焼け石に水。ロスタイムにはシャビが2枚目のイエローで退場。

試合は4-1で終了。バルサは2位確保の可能性も消滅し、まさに屈辱にまみれたクラシコとなった。

感想
特に悔しいという感情が起こらないほど、完膚なきまでに叩きのめされた。もう悔しいを通り越して悲しくなった。これ以上はやめておきます。

レアルにとってはまさに理想的なクラシコになったと思う。この様な試合を見せられると、もう素直におめでとうと言うしかありません。おめでとうございます。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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2008年04月21日

バルセロナvsエスパニョール~勝てない…~

 バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、シウビーニョ、ヤヤ、シャビ、グジョンセン、ドスサントス、エトー、ボージャン。サブはピント、アビダル、マルケス、デコ、イニエスタ、アンリ、メッシ。デコが復帰している。リーガでは、ここ7試合で勝ち点6と散々な状況のバルセロナ。ホームだし、ユナイテッド戦に向けて弾みのつく勝ち方をしたい。

 エスパニョールのスタメンはカメニ、サバレタ、トレホン、ハルケ、チカ、モイセス、アンヘル、ルフェテ、コロミナス、ルイスガルシア、タムード。サブはラフエンテ、ダビドガルシア、バルド、スミリャニッチ、リエラ、ジョナサン、エベルトン。エスパニョールは現在4連敗中で、連敗中は1ゴールもあげられていないそうだ。

前半
開始早々、セットプレーからひやりとさせられるバルセロナ。しかし試合は、予想通りバルサの圧倒的なポゼッションで進む。

バルサはシュートまで行く場面が少ない。CBがボールを持っているときシャビは前目にいることが多く、グジョンセンが精力的に動いたり、ミリートが自ら持ち込んだりして前までボールを運ぶ。でも、決定的な何かが足りない。ドスサントスはどうも実力不足な気がする。シウビーニョは積極的に前の選手を追い越す動きを見せていたが、前の選手との呼吸が合わない場面が多い。バルサからは、ここ最近と同じグダグダな感じを受ける。

個人的に最近のバルサと戦うチームは、バルサのCBにあまりプレッシャーをかけず、全体的にラインを高くしてスペースをしっかり消してくる印象がある。マルケスがいないからだろうか。それでもミリートは精度のいいパスを持っているのだから、ロングボールを蹴る本数を増やしてみれば面白そうだがあまり蹴ろうとしない。というより、バルサにロングボールがないから相手チームはラインを高くできるのかもしれない。アーセナルですらラインを下げさせるためにロングボールを蹴っているのだから、バルサもショートパスにここまでこだわらなくてもいいと思う。グジョンセンは裏への意識も高いし。これもスペインのお国柄なのだろうか。

両チームとも決定的なチャンスはなく、やや低調な試合になる。エスパニョールはセットプレーぐらいしかチャンスはない感じだった。ヤヤがかなり効いていたと思う。23分、エトー→グジョンセンが抜け出し、左足のシュートもカメニがファインセーブ。直後にザンブロッタがすさまじいミドルを放つもクロスバーをかすめる。そういえば、ザンブロッタのミドルは最近多い。25分、シウビーニョのクロスをシャビが頭で合わせるも枠を捉えきれず。しかし、徐々に試合が動き始める。

バルサは、シャビが積極的にボールに触ることでリズムを作り出そうとしていた。ボージャン、ドスサントスはいつからか入れ替わっていたりと、チームとして何とかしようとしているのは感じた。それでもなかなかゴールが生まれない。それにいらついたのか、33分にシウビーニョが遠い位置からミドル。35分にはシャビのお洒落なバックヒール→ザンブロッタのクロスは誰も触れず。

ところで、レクレアティボ戦の記事で最近のバルサの守備の問題点に関するコメントを頂き非常に勉強になったので、ここで紹介しておきます。

とにかく中盤のところに簡単にボールが入るのが気になります。今回はドスサントスとエスケロの位置が低く4141気味でした。多分定石はエトーがサイドに追ってシャビとグディがピボーテにつき、蹴らせたところをヤヤとCBで挟み込む形でしょうが、コンパクトに保ててないのでグディとシャビが下がらされてる気もします。すると相手ピボーテが自由&エトーが孤立状態に。(コルッカさん)

時間が経つにつれて、この問題点が徐々に現れてくる感じだった。40分、グジョンセンがコロミナスに後ろから悪質なタックルを仕掛けるも幸いにもイエローどまり。

前半は0-0で終了する。

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後半
後半からグジョンセン→イニエスタ、ドスサントス→メッシとライカールトが動く。ユナイテッド戦への試運転も兼ねているのだろう。それにしても、グジョンセンは本当にかわいそうだと思う。

メッシはさっそくお得意の高速ワンツーを見せる。2分には、イニエスタのキープからシャビ→メッシ→エトーのシュートはカメニがファインセーブ。しかし前半とは一転、バルサが攻勢を強めチャンスをつくり出していく。エスパニョールは防戦一方に。

イニエスタはボールを持てば何かを起こしそうな雰囲気をまとっていた。6分にはエトーとイニエスタのワンツーから、ルーズボールをエトーがシュートもゴール左に逸れ、ライカールトが天を仰ぐ。

13分ルイスガルシア→エベルトン、ルフェテ→リエラ。直後にメッシのパスがDFにあたり、エトーへの絶好のパスになるもまたもカメニがファインセーブ。今日はカメニデーか。バルサは数ある決定機を決めきれず、徐々にイライラが募る。

18分、カメニのロングスローから、イニエスタのミスもありエベルトンが抜け出しかけるもザンブロッタが体を入れて事なきを得る。このころから、エスパニョールのラフプレーが目立ち始める。21分プジョール→マルケス、プジョールは直前のプレーで足を痛めたようだった。ユナイテッド戦は出場停止だけに、本当は変えたくなかったはず。

エスパニョールは4-4の守備ブロックをしっかりつくり、バルサを迎え撃つ。そしてバルサはエスパニョールの選手交代以降からか、エスパニョールの守備に苦戦する場面が増え始める。ボージャンはスタミナ切れからか、動きに精彩を欠いている。メッシは根本的に怪我前とあまり変わっていない。バルサは攻めているものの微妙な状況に。

そして、試合は少しずつ荒れ模様に。主審はイエロー連発。中略。

40分タムード→スミリャニッチ。ゆっくりと歩いて戻ってくるタムードにすさまじいブーイング。エスパニョールは明らかに時間を使うプレーが増えてくる。42分にはイニエスタのクロスがエトーにわずかに合わず。そしてロスタイム直前にイニエスタが怪我をした模様。カンプノウが耳が痛いほどのブーイングの嵐に包まれる。

試合は0-0で終了。カメニのファインセーブに阻まれ続け、ホームで痛恨のスコアレスドロー。ふがいない戦いぶりに、試合後白い旗(ハンカチ?)を振る人の姿も多く見られた。こんなのでユナイテッドと戦えるのか。

感想
本当にバルサは勝てない。リーガではこれでバジャドリード戦から、ほぼ一ヶ月勝てていないことになる。シャルケ戦もダメダメだったらしいし、最近のバルサは本当にやばい。ユナイテッドに格の違いを見せられそうな予感がぷんぷんする。

それにしても、試合後のライカールトの緊迫感のないコメントにはいつも驚かされる。もう首になるからどうでもいいのか。怪我人が多いからと自分に言い聞かせているのか。はあ…


ユナイテッド戦はせめていい試合をしてください。高望みはしないので…

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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2008年04月13日

レクレアティボvsバルセロナ~終焉~

レクレアティボのスタメンはこちらです。

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、グジョンセン、ドスサントス、エトー、エスケーロ。サブはピント、マルケス、テュラム、シウビーニョ、エジミウソン、メッシ、ビクトルバスケス。イニエスタ、アンリ、ボージャン、ミラン移籍が決定した模様のロナウジーニョ、まだ帰ってこないデコと攻撃陣に怪我人続出のバルサ。メッシは復帰したものの、まだ無理をさせたくないということでエスケーロが久々のスタメン。久々どころじゃないかもしれないが。そしてリザーブチームからビクトルバスケスも召集されている。

前半
2分、ドスサントスのクロスをエトーが頭で押し込んであっさりバルサが先制。

バルサは低い位置でボールをまわし、前にボールを運ぼうとする。レクレは引きこもるのではなく、全体的にラインを高めに保って、高い位置でプレス。今のバルサの前線に対して、それほど脅威を感じていないからできることだ思う。そしてバルサの中盤にボールが入った瞬間を狙っている感じ。全体的に中盤の運動量が少なかったこともあり、バルサは前までボールを運ぶのに苦労する。6分にはグジョンセンが危険な位置でボールを失い、そこから決定的なチャンスをつくられるがかろうじて凌ぐ。グジョンセンはドリブルで3人抜きを見せるが、ドスサントスのラストパスはレクレDFにブロックされる。12分、左サイドからのクロス→カムニャスがスルー→ルベンのシュートは枠を捉えきれず。

基本的にバルサがボールをまわす→レクレがカウンターでやり返すという展開。必死に戦っている選手達には申し訳ないが、見ていてかなりグダグダな感じだった。擁護できるとすれば、疲労もたまっているだろうし、何よりも怪我人が多すぎることか。個人的に、高いDFラインの裏を狙うようなロングボールがあれば、少し状況は改善されると思ったがどうなのだろうか。

エスケーロは実戦から遠ざかっていた影響はやはり大きいようで、ミスが目立っていた。あと、個人的にドスサントスは左のほうがやりやすいと思うのだがどうなのだろうか。エトーは時折光っていたが、そもそも前線までボールを運べないので沈黙気味。守備では、ザンブロッタにミスが多いのが気になった。

雰囲気的にはよろしくない。でも、レクレも決定的な何かを持っているわけでもなさそうで、バルサは救われていた。でも、何かベティス戦と同じようなにおいがするのは気のせいだろうか。

28分、エスケーロが相手選手と激しく交錯するも、何とか立ち上がる。バルサは中盤で激しくやられていて、倒れる場面が少し多い。これ以上怪我人が出るのはもうさすがにやばいので、いちいちびびってしまった。

レクレは高い位置でボールを奪うことが出来ていて、少しずつチャンスをつくり始める。そして38分の決定的なチャンスは決めきれなかったものの、41分に同点に追いつく。左サイドからシナマボンゴユのクロス→ルベンのヘディングシュートはバルデスがボールをおさえるも、これがゴールと判定される。リプレーを見る限り、ボールは完全にラインを割っているのではなく、ライン上に残っていたように見えた。つまり正確にはゴールでない。'controversial'なゴールに、バルサの選手たちは執拗に抗議するも認められず。まあアウェーだし仕方がないか。

キレたバルサもやり返し、48分にアビダル→エトー→グジョンセン→エトー→ドスサントスが決定的なチャンスも、シュートはソレンティーノがファインセーブ。そして前半終了のホイッスルが鳴り響く。

前半は1-1で折り返す。

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後半
後半からキケアルバレス→モヤ。1枚イエローをもらっていたからかもしれない。

バルサはヤヤがキックオフシュートを見せたかと思えば1分、エトーがすごいシュートを突き刺してあっさり勝ち越し。エトーはライカールトに抱きつく。現地では幾度となく解任報道が出ているが、ライカールトはまだまだ選手に慕われているようだ。微妙な距離感は気になったけど。
それにしても、エトーの一連の動きはさすがだった。風間さんの今週のベストゴールノミネートは間違いなしのはず。

後半はバルサも少し攻撃的になり、試合のテンポが上がる。しかし前半と質的には何も変わっていないため、レクレに攻め込まれる場面も増えるが、バルデスのファインセーブなどでなんとか凌ぐ。13分のシナマボンゴユのやつは決定的だった。バルデス様様。シナマボンゴユはポストを蹴って悔しがっていた。
このころから、メッシがアップをしている様子が何回か映し出される。しかし、なかなか決めきれないレクレの選手はいきり立っていて、17分にはドスサントスがヘススバスケスに思いっきり蹴られる。こんな場面で病み上がりのメッシは出したくないけど、ベンチ入りの選手を見ると仕方がない気がしないでもない。グジョンセンを一列前にあげる手もありそうだけど、絶対にやらないはず。

18分アイトール→バレラ。この直後、カムニャスのミドル→バルデスがラインぎりぎりではじく→?がつめきれず、ミリートがクリアして難を逃れる。そして20分ドスサントス→メッシ。直後に、メッシは抜け出しかけたところをさっそく倒される。怪我だけはない様に頼みます。22分グジョンセン→エジミウソン。嫌な予感。そういえばドスサントスは大丈夫だろうか。

メッシは相変わらずメッシで、スピードに乗ったドリブルは健在だった。そしてバルサが流れをつかみかけたかに思われたが26分、左サイドからのカムニャスのクロスに対してバルデスが目測を誤ってしまい、ルベンに無人のゴールに頭で押し込まれ再び同点に追いつかれてしまう。バルデスはここまで再三好セーブを見せていただけに、悔やまれるミス。ライカールトは「きっ」という表情を見せる。

33分エスケーロ→ビクトルバスケス。バルサはレクレに攻め込まれ、チャンスすらつくれなくなっている。36分にはメッシがソレンティーノからプレゼントパスをもらうも、エトーへのパスはクリアされ決めきれず。37分マルティンス→バルベル。38分にエジミウソンがとんでもない位置でボールを失うが、プジョルがすばらしいスライディングを見せ難を逃れる。エジミウソン…
ここからは省略します。ザンブロッタのミドルは惜しかった。

試合は2-2で終了。バルサは又も痛恨のドロー。残り試合数を考えれば、リーガタイトルの終焉となったと言っていい。そもそも2位確保も怪しいかもしれないが。

感想
攻撃陣に怪我人が多すぎることを考慮すべきだと思うが、バルサは攻撃に迫力を感じなかった。レクレのラインを高くして、高い位置でボールを奪うという作戦にはまってしまった感じ。ロングボールで裏を狙うとか、もう一工夫ほしかった気がする。まあ、いまさらいっても仕方がないが。

今日の試合でレアル、ビジャレアルが共に勝てば再び3位転落、レアルとは9ポイント差となる。そしてここからの日程は、エスパニョール(H)→ユナイテッド(H)→デポルティボ(A)→ユナイテッド(A)→バレンシア(H)→レアル(A)とさりげなくきつい。とにかく怪我人が戻ってくることをまずは切に願います。

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2008年03月30日

ベティスvsバルセロナ~考えられない失態~

ベティスのスタメンはカスト、イリッチ、メッリ、ファニート、ダミア、ファンデ、リベラ、カピ、エドゥ、パボーネ、マルク。

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、アビダル、ヤヤ、シャビ、イニエスタ、ボージャン、エトー、アンリ。サブはピント、エジミウソン、シウビーニョ、グジョンセン、サンチェス、エスケーロ、ドスサントス。

試合開始前、観客席で何かあったようですぐに試合が始まらなかった。この試合があの事件の後ながらもベティスのホームで行われるのは、代替地の予定だったマドリッドではレアル対セビージャも行われるため、ファンの間でいざこざが起こる可能性を考慮したかららしい。今日は何も起こらなければいいのだが。

前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。

  • バルサの3トップは右からエトー、ボージャン、アンリ。エトーが右サイドにいるのはどうなのだろうか。ボージャンを中央で使いためにこういう配置にしているのかもしれない。
  • ベティスは4-1-4-1。4分、ヤヤからボールを掻っ攫ったリベラがミドルを撃つも枠の上。直後のマルクのミドルはバルデスがキャッチ。
  • 9分、バルサのコーナーから最後はエトーがボレーもカストがファインセーブ。
  • 序盤は基本的にバルサがボールを持ち、ベティスはマルク、エドゥの走力を生かしたカウンターという展開だった。
  • 試合が動いたのは13分。アンリ→イニエスタ→エトーのシュートはクロスバーに嫌われる→ボールを拾ったボージャンが落ち着いて決めてバルサ先制。エトー、ボージャンをフリーにしたベティスの守備に問題があったと思う。
  • さらに16分、またもイニエスタの浮きだまクロス→エトーが頭で押し込んで0-2に。1点目とほとんど同じような形だった。
  • 18分、アンリのクロス→逆サイドでボールを受けたシャビのミドルはカストがファインセーブ。
  • バルサは2点とったためか、心なしか余裕の試合運びを見せる。ゆっくりボールをまわしていて、22分に表示されたバルサのボールポゼッションは70%。ベティスは守備では一応4-1-4-1の形を作っていたものの、間にパスを通される場面が多くあまり効果的でなかったと思う。
  • バルサはいつもに比べて、サイドバックが攻撃に絡む場面が少ない。この日は中盤よりも前の選手だけでも形になっていたからかもしれない。
  • 34分、ロングボール一本でラインの裏に抜け出しかけたマルクがザンブロッタに倒されるもPKはなし。ベティスは一方的に押し込まれていたため、数少ないチャンスだった。
  • 40分過ぎに表示されたバルサのボールポゼッションは71%。ベティスはちょっとクリーンすぎる。もう少し中盤で激しく当たったほうがいいかもしれない。
  • 41分、ベティスのコーナーがテュラムの背中にあたりボールはゴールに向かって転がるもアビダル(?)がクリア。

前半は0-2で終了する。バルサからすると余裕の展開。ベティスはハーフタイムで動かないと苦しそうだ。
ふがいない戦いぶりに、観客が暴動を起こさないことを願いたい。

後半

  • 両チームとも選手交代はなし。
  • 2分、ベティスのカウンターから4対4の状況をつくられるもアンリが寄せてボールを奪う。この場面のように、バルサの両ウイングは全体的に守備意識も高かった。アンリはいつからあんなに守備をするようになったのだろうか。
  • 8分カピ→ソビス、マルク→オドンコル。
  • 17分ボージャン→ドスサントス。エトーを中央にするのかなと思ったら、アンリを真ん中にしてドスサントスを左に置いていた。エトーの守備を計算してのことだろうか。
  • この選手交代直後の18分、左サイドからソビス→エドゥのヘッドで1-2に。このゴールでスタジアムは俄然盛り上がりを見せる。バルサは集中力が切れていたのかもしれない。ザンブロッタ…
  • 21分、アビダルのミスからオドンコルが決定的なチャンスもバルデスが何とかコーナーに逃れる。バルサはもう一度立て直したい。
  • 26分、パボーネがヤヤに倒されるもPKはなし。バルサはまずい流れになってきている。
  • そして28分、アビダルがオドンコルをつかんで倒してしまいPKを献上。エドゥがこれを蹴るもバルデスがストップ。しかしその直後、右サイドからスローイン→ファニートが胸でトラップした後、右足でぶち込んで同点に追いつかれてしまう。
  • さらに33分、左サイドから持ち込んだエドゥが右足で凄いシュートを決めて勝ち越しを許す。一度狂った歯車を元に戻すのは難しい。34分ヤヤ→グジョンセン。動くの遅すぎ。
  • バルサはチャンスどころか、前にボールを運ぶのに苦労している。やばいぞバルセロナ。
  • 41分、シャビ→グジョンセンが抜け出すもシュートは大きく外れる。43分パボーネ→シスコ。
  • バルサは焦りからプレーが荒くなり、それを利用してベティスに時間をつぶされてしまう。ロスタイムは3分。
  • ロスタイムにもバルデスのスーパーセーブに救われるなど、チャンスを作っていたのはベティスだった。どうしようもない。

試合は3-2で終了。

感想
アーセナルの逆をやられてしまった。前半を見る限りでは楽勝ムードだったと思うが、やはり油断が隙を生んだという感じだろうか。考えられない失態だった。

ビジャレアルが勝ったため3位転落となったバルセロナ。こんなので大丈夫か。

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2008年03月26日

レアル・マドリー対バレンシア

レアル・マドリーのスタメンはカシージャス、ラモス、ペペ、カンナバーロ、マルセロ、ガゴ、グティ、スナイデル、バチスタ、ロビーニョ、ラウール。サブはデュデク、エインセ、ディアッラ、ドレンテ、ロッベン、イグアイン、ソルダード。

バレンシアのスタメンはヒルデブラント、ミゲル、アルビオル、マルチェナ、カネイラ、マドゥーロ、バネガ、アリスメンディ、マタ、シルバ、ビジャ。サブはモラ、アレクシス、エルゲラ、サニー、バラハ、ホアキン、モリエンテス。

前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。

  • レアルはガゴ、グティのダブルピボーテにラウールをトップに置く4-2-3-1。3の部分は基本的に右にスナイデル、左にロビーニョ、中央にバチスタだったと思う。
  • 2分、ビジャがラインぎりぎりで抜け出すがボールに触れずカシージャスがボールをキャッチ。バレンシアもレアルと同じく4-2-3-1だと思うが、ビジャは左サイドにいることが多く、シルバが中央にいてよく分からないシステム(シルバの1トップ?)だった。
  • 基本的にレアルのポゼッションで試合が進む。ガゴが中盤の底でボールを持ち組み立てようとするが、バレンシアはしっかりと引いて中央を固める。そのためか、ガゴのミスパスも多く、なかなかボールを前に運べず形を作れない。ニステルがいればロングボールでタメを作れるが、ラウールにそれを求めるのは厳しい。前でボールが収まらないため、攻撃的な両サイドバックも思い切って攻撃参加することができなかった。そのため、レアルがボールを奪われる→バレンシアは素早く少ない人数で攻めようとする→レアルがボールを奪うが、ボールの回復点が低いためまた一からつくりなおす、という展開に。どちらかというとバレンシアの攻撃の方が可能性を感じた。
  • 8分、グティのキープからロビーニョ→スナイデルのシュートはヒルデブラントがキャッチ。
  • 14分、中間的なポジションでボールを受けたバチスタ→ラウールへのパスはオフサイド。
  • 19分、グティ→ラモスがカネイラを交わして左足のクロスもクリアされる。レアルはグティが高い位置で前を向いてボールを持てばチャンスを作れそうだ。
  • 20分、?→マタ→中央のシルバには合わずクリアされる。レアルはニステルがいないため、人数をかけて攻撃したい。そのために攻撃的な選手を中盤に起用しているのだと思うが、ガゴの守備力は高くない。よってバレンシアは高い位置でボールを奪えればチャンスになる確率は高かったと思う。
  • 22分、ラウールがラインの裏でボールを受けるもクリアされる。ここからレアルは立て続けにチャンスを迎えるが決めきれず。しかしレアルが試合のペースをつかみ始める。
  • 28分、グティの直接FKが当たったマルチェナが大の字になって倒れこみ、担架で運び出される。31分のバチスタの強烈なミドルはヒルデブラントが抑える。
  • 32分マルチェナ→エルゲラ。マルチェナは思ったより重症のようだった(すぐに病院に運ばれたようだが、検査の結果、頭を強く打っただけで何も異常が見つからなかった。現在はスペイン代表の一員としてイタリアとの親善試合の練習に参加している。)。
  • 試合が動いたのは33分。バレンシアのコーナーから、レアルが一旦はボールを奪うもののフリーでシルバにボールが渡ってしまい、完璧なスルーパスから最後はビジャがカシージャスとの一対一を決めてバレンシアが先制。
  • しかし35分、左サイドからロビーニョのクロス→ラウールのヘッドですぐにレアルが同点に追いつく。ラウールが少し押していたとはいえあんなにフリーでシュートを打たせると仕方がない。エルゲラ…
  • レアルは守備が少し緩い印象を持った。今シーズンのレアルの持ち味は前線からの守備だと教えていただいたが、この試合ではまったく機能していなかったと思う。
  • 42分、バチスタ→ロビーニョのヘッドは枠に行かず。バチスタはボールに絡もうと動き回っていた。

前半は1-1で終了する。

後半

  • 後半になり、レアルはグティが低い位置でボールを捌き、ラモス、マルセロが高いポジショニングをとるようになる。しかしラモスが攻撃に絡む場面が増え、ボールは持てるものの、なかなかバレンシアの守備を崩せない。逆にカウンターが怖い。
  • しかし11分、グティ→ラウールがためてカネイラを交わし左足でシュート。これがゴール右に決まってレアルが勝ち越しに成功。攻撃にリスクをかけたことが功を奏したのだろうか。
  • 14分過ぎ、アップを終えたロッベンがシュスターと話している。個人的にはそれほど悪い流れではないと思ったが、誰を代えるのだろうか。
  • 18分バチスタ→ロッベン、20分マタ→バラハ、バネガ→モリエンテス。この時間帯にレアルは立て続けにチャンスを作っていて、ペースを掴んだか。
  • しかしこの選手交代直後、カンナバーロがシルバが倒してしまいPKを献上。これをビジャに決められあっさり同点に追いつかれてしまう。カンナバーロは少し軽率だった。
  • 同点に追いつかれてしまったレアルだが、バレンシアが攻撃の人数を増やしたこともあり、逆に攻め込む場面が増えるが決定的なチャンスは作れていなかった。
  • 30分に差し掛かるころから、試合は打ち合いのような展開に。スナイデルのシュートがエルゲラにブロックされた場面など、レアルは決定的なチャンスはあったが決められない。
  • 33分ロビーニョ→イグアイン。直後のビジャのシュートはカシージャスの正面。
  • 34分、スナイデルのFK→?のヘッドはヒルデブラントはじく→イグアインが2度押し込もうとするもヒルデブラントがおさえる。決定的なチャンスだった。
  • 猛攻を仕掛けるレアルだが決めきれない。チャンスは作るが決められない。残り時間が少なくなっているため、少しずつ焦りが出てきたようだ。
  • 39分、自ら蹴ったFKの跳ね返りを競ろうとしたビジャが、着地の際激しく体を打ちつけピッチの外に出る。
  • 41分、イグアインがヒルデブラントを交わし、角度のないところから無人のゴールに狙うもアルビオルが左足でクリア。先にポストに当たっていたかもしれない。レアルからするとじれったい展開。ビジャは左腕に包帯(?)を巻いて戻ってきた。
  • そして44分、前がかりになったレアルに対して、ミゲルのロングボールでアリスメンディがマルセロの裏に抜け出す。アリスメンディはカンナバーロを交わして深くえぐると、マイナスのクロスと読んでいたカシージャスの逆を突いて右足のシュート。これが決まってバレンシアが勝ち越す。痛恨の失点で、レアルサポーターが帰り始める。
  • レアルは直後に、イグアインのクロスをラウールが頭で合わせるもヒルデブラントのファインセーブに阻まれる。ツキがない。

試合は2-3で終了。レアルがホームで痛い黒星を喫し、バルサとの勝ち点差は4となった。

感想
レアルは負けたけど、そんなに内容は悪くなかったと思う。ニステルがいないなら攻撃にかける枚数を増やすしかないというのはそのとおりだと思うし、守備に多少問題が出てくるのは覚悟していたはず。実際、ヒルデブラントのスーパーセーブに阻まれたものの、何回か決定的なチャンスは作っていた。でも、決勝点を与えた守備はお粗末だった。前がかりになっていたのは分かるが、バレンシアにボールが渡ってもすぐに戻ってこなかったために簡単に裏を取られたマルセロ、焦りからか一発で行って簡単に交わされたカンナバーロ、クロスを意識しすぎてシュートコースを空けてしまったカシージャス。カンナバーロはPKも与えたし出来は悪かった。バレンシアがよかったとは思えないので、もったいない敗戦だった。

バレンシアはこれでバルサ、レアルを連続して撃破。これで調子を上げてくるのだろうか。

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2008年03月17日

アルメリアvsバルセロナ~妥当な結果~

 過去最悪とも言われる怪我人クライシス状態のバルセロナ。現在離脱しているのは、ジョルケラ、マルケス、ザンブロッタ、ヤヤ、デコ、メッシ、エスケーロで、ロナウジーニョ、ドスサントスは土曜日に軽い怪我のため召集外となった。オレゲルは戻ってきたが、いくらなんでもこれは多すぎる。そのためBチームからバスケス、サンチェス、ペドリト(Pedrito)(読み方よくわからん)が召集されることになった。

 今日の相手はアルメリア。カンプノウでは2-0で勝ったが、第22節のホームでのレアル戦を2-0で勝っているだけに油断はできない。現在のリーグ順位は昇格組ながら8位で、守備が堅いチームのようだ。

バルサはリーグ戦2連敗中だが、レアルが負けてくれただけにここで差を縮めておきたい。内容よりも勝ち点3が必要な試合。あとはこれ以上怪我人を出さないことか。

アルメリアのスタメンはジエゴ、レカルテ、カルロスガルシア、プリード、マネ、ファニート、メロ、コロナ、オルティス、クルサット、ネグレド。サブはコベーニョ、ブルーノ、ドミンゴ、イリネイ、ソリアーノ、ホセオルティス、ウチェ。

バルセロナのスタメンはバルデス、プジョル、テュラム、ミリート、アビダル、エジミウソン、シャビ、グジョンセン、ボージャン、エトー、イニエスタ。サブはピント、オレゲル、シウビーニョ、サンチェス、バスケス、ペドリト、アンリ。グジョンセンが久々のスタメン。

試合開始前の黙祷みたいなもので、バルサの選手は一列に並んでいるのに対して、アルメリアの選手は自分たちのポジションに普通にいた。あれでいいのだろうか。

前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。

  • 開始早々イニエスタが倒されFKを獲得。しかしアルメリアはボールを奪うと、そこから一気にカウンターに持ち込む。最後はバルデスがボールを抑えたが、クルサットを起点としたカウンターは要注意だった。
  • アルメリアはなんでもないところでパスミスをする場面が何回かあったが、時間が経つとそういったシーンは見られなくなった。
  • アルメリアは全体的にラインが高く、バルサの中盤にボールが入ると人数をかけて奪いに来ていた。高い位置でボールを奪うのが目的なのかもしれない。というよりエジミウソンを狙っているのか。そしてボールを奪ったら左サイドを中心にして速攻。ネグレドは沈黙気味(?)だった。
  • バルサはらしい攻撃の形を作れない。ビルドアップがあまりうまくいかないので、サイドバックは上がることができなかった。イニエスタがボールを持つとかなり激しく寄せに来る。エトーは沈黙気味で、バルサの攻撃からはあまり可能性を感じなかった。特に大きな動きはなく、淡々と試合が進む。
  • 試合が動いたのは17分。イニエスタが左サイドでボールを持ち、切れ込んでシュート→ジエゴはじく→ボージャンが押し込んでバルサ先制。DFがブラインドになったのだろうか。バルサは運がいいのかもしれない。
  • 先制直後、バルサのカウンターからボージャン→テュラムがシュートを打とうとするもファニートの足を蹴ってしまう。
  • バルサは守備の際、エトー以外はDFラインを追いかけることなく、引いてスペースを消すことに専念(?)していた。そのためボールの回復点が低くなり、カウンターを仕掛けるような場面はほとんどなかった。いつもはもう少し全体的にラインが高かった気がするのだが。
  • 21分過ぎに表示されたボールポゼッションはバルサ55%。シュート数はバルサが2本、アルメリアは0本だった。
  • 28分、主審が転んでいる間にバルサのロングカウンター。ボージャンがエトーにスルーパスを送るが距離が近すぎたためジエゴが抑える。
  • 29分、プジョルの裏に出たボールにクルサットが走りこむも、テュラムが体を入れてクリア。しかしこれでなぜかプジョルにイエロー。ちょっと厳しい。
  • 先制後もバルサからは何というか、閉塞感のようなものを感じる。気だるい感じだった。覇気がないというか。
  • すると33分、アルメリアのコーナーで、コロナが蹴ったボールをプリードが頭で押し込んで同点に追いつかれてしまう。誰もマークがおらず(たぶんテュラムかグジョンセン)、プリードが完全にフリーだったためバルデスは少し(だいぶ?)キレ気味だった。これがよく言われるボールウォッチャーになってしまったというやつだろうか。ひどい。プリードはゴルフのスイングでゴールパフォーマンス。
  • これでアルメリアは活気付き、左サイドから立て続けに惜しいチャンスを作る。37分にはマネの強烈なミドルがわずかに外れる。バルサはリズムを変えられず、まずい流れになっていく。
  • 41分、プジョルが誰かと言い争っている間にシャビのスルーパス→ボージャンが抜け出して一対一になるも、シュートをジエゴに当ててしまう。攻撃の場面でエトーがもう少し絡めるようになればいいのだが、前半はほとんど印象に残らなかった。

前半は1-1で終了する。

後半

  • アルメリアの選手はなかなかピッチに出てこない。テュラムはその間にコンタクトをかえに戻ったようだった。なかなか後半が始まらず、スタジアムからブーイング。テュラムが戻ってきて後半開始。
  • 4分、グジョンセンのミドルは枠の上。5分、メロのスルーパス→斜めに走りこんできたコロナがシュートを打とうとするもコントロールできず、ボールがラインを割る。簡単にメロに前を向かせすぎだった。
  • 7分、グジョンセンが裏へ飛び出すもボールはジエゴが抑える。バルサはこういう場面をもっと作りたい。直後にメロの強烈なミドルはバルデスがファインセーブ。
  • 9分にエジミウソン→アンリ。エジミウソンは空気みたいだった。イニエスタが中盤に下がり、アンリが左に。
  • すると11分、シャビのサイドチェンジから、アンリが深くえぐって折りかえす→エトーが押し込んでバルサが勝ち越しに成功。
  • 12分、ネグレドに激しく当たったミリートにイエロー。アルメリアのDFの選手が一斉に上がってきたのが印象的だった。
  • このFKからアルメリアが波状攻撃を仕掛ける。ハイボールを競った際、イニエスタがハンドをしてしまいイエロー。微妙な判定。セットプレーが続き、嫌な感じだったがなんとか凌ぎきる。
  • 17分、アビダルのサイドチェンジから、ボージャン→エトーが中央でつぶれる→アンリのシュートはジエゴがファインセーブ。バルサは中盤でボールが持てているため、徐々に攻撃の形を作り始める。効果的なサイドチェンジが何回か見られた。
  • 19分オルティス→ホセオルティス。直後にエトーがジエゴを交わすが、角度がなかったため決められず。
  • この日の主審はバルサに辛い判定が多く、よく言われるような審判の援護はなかった。アウェーだから仕方がないが。
  • そして26分、ミリートが入ったばかりのホセオルティスの足を蹴り、この日2枚目のイエローで退場となってしまう。妥当な判定だった。
  • このセットプレーをしのぎ、30分にボージャン→シウビーニョ。直後にカウンターからエトー→アンリがシュートを打とうとするがクリアされる。
  • バルサはアビダルがCBに入り、よくわからない形(4-3-2→4-4-1?)で守る。
  • 33分、アンリが左足首をひねってしまい倒れこむが立ち上がる。36分プリード→イリネイ、クルサット→ウチェ。バルサは1点を守りきろうとする意識が強くなる。
  • しかし40分、またもコロナの蹴ったコーナーからウチェに押し込まれ同点に追いつかれてしまう。ミリートがいなくなった影響もありそうだが、またコーナーキックから失点。そもそもこの日のバルサは、相手にセットプレーを与えすぎだった。
  • アルメリアはまたもイケイケになり攻める。バルサは凌ぐしかないのか。
  • ロスタイムに入った直後、グジョンセンがセンターサークルの真ん中でうずくまって倒れる。右足を痛めたようだった。48分にサンチェスと交代。こんな場面で出されるのはかわいそうだが仕方がない。

バルサは2度のリードを守りきることができず、試合は2-2で終了。首位レアルとの勝ち点差は7となった。

感想
妥当な結果だった。バルサは勝ちたかったが、この内容では仕方がない。アルメリアを褒めるべきなのか、バルサをけなすべきなのかはわからないが、とにかく仕方がない。自分はそう言い聞かせています。
怪我人が多いこともあるので、あまりバルサに文句は言いたくないが気になったことを2つ。
セットプレーの守備。特に1点目はひどかった。2点目もそうだった。この試合はセットプレーの回数が多かったので、失点する確率が高くなるのは分かるが、どうもあの失点は防げた気がしてしょうがない。セットプレーを与えすぎてしまったことを反省すべきなのかもしれないが。
エジミウソン。完全に空気だった。でもピボーテが今はいないので仕方がないか。ヤヤは手術が必要なぐらいのヘルニアらしいのであまり無理をさせられないし…


 この試合の結果、レアルとの勝ち点差は7にとどまった。そしてさりげなく、ビジャレアルが2ポイント差まで詰め寄ってきている。ミッドウィークには国王杯セカンドレグ、アウェーでのバレンシア戦が組まれている。怪我人が多く厳しい時期なのは間違いないが、CLは他のクラブと比べると楽な相手なので、そのことをポジティブにとらえてがんばってもらいたい。がんばれバルサ!

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2008年03月10日

バルセロナvsビジャレアル~また…~

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、テュラム、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、イニエスタ、エトー、ロナウジーニョ、アンリ。サブはピント、シウビーニョ、エジミウソン、デコ、グジョンセン、ボージャン、ドスサントス。プジョルは出場停止で、メッシは6週間の離脱。スタメンの予定だったデコはウォーミングアップで筋肉を傷めたようで、ベンチスタートとなった。

ビジャレアルのスタメンはディエゴロペス、ハビベンタ、ゴディン、ゴンサーロ、カプデビラ、カソルラ、セナ、エグレン、マティアスフェルナンデス、ピレス、フランコ。サブはビエラ、シガン、ホセミ、ブルーノ、ロッシ、ニハト、トマソン。カニ、ホシコは怪我で、アンヘルは出場停止。

この試合に関して、ペレグリーニは2位を狙うチャンスだと言っているらしい。バルサはビジャレアルにアウェーでぼこぼこにされただけに、カンプノウとはいえどうなるのか少し心配。

試合開始前、何かのセレモニーのようなものが行われる。関係ないが、カンプノウにはローマありがとうというプラカードを掲げるファンもいたそうだ。

前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。

  • 前半1分、バルサは左サイドからアンリ→アビダル→ゴディンがヘッドでクリアもエトーへの絶好のパスになり、エトーがシュートを撃つもディエゴロペスが抑える。
  • バルサの3トップは右からロナウジーニョ、エトー、アンリだった。ただ、ロナウジーニョは中央にいることが多く、前半5分にはアンリへパスを通すも決められず。右サイドはザンブロッタが使うことが多かった。ザンブロッタはコーナーからピレスに足をかけられ倒されるもPKはなし。
  • 前半10分、マティアスフェルナンデスがヒールで落とす→フランコ内に切れ込んでシュートもバルデスが抑える。バルサがポゼッションして攻めているが、ほぼ互角で試合は進む。
  • 前半12分、エトーが落とす→アンリが左サイドから仕掛けるもシュートは相手DFに当たる。
  • 前半15分、ヤヤがフランコに後ろから足をかけられるもカードは出ず。
  • 前半17分、右サイドからザンブロッタ→エトーで決定的なチャンスかと思われたがオフサイド。バルサはオフサイドに引っかかる場面が少し多かった。
  • この日のザンブロッタは攻撃に絡みまくりだった。こんなに絡めるのは久しぶりではないだろうか。
  • 前半25分、アビダル→アンリがシュートも枠をとらえきれず。バルサはいいリズムで攻撃できているが、決定的なチャンスの数はそれほど多くなかった。もう少しシュート意識を持ってもいいのかなと感じた。
  • ビジャレアルは引きこもることなく真っ向勝負してきている感じだった。攻撃の中心はフランコ、ピレスで、ゴール前のパスワークや、意図が分かるフリーランニングが多いのは脅威を感じた。だが、バルサは決定的なチャンスはつくらせていなかった。
  • しかし前半30分、ワントラップでミリート、ヤヤをまとめて交わしたフランコをバルデスが倒してしまいPKを与えてしまう。バルデスにイエロー。セナが決めて前半31分にビジャレアルが先制。
  • 前半35分、イニエスタが一人交わすと、エトー→アビダル→エトーのヘッドは枠にいかず。バルサは攻めているがゴールが遠い感じだった。それにいらついたのか、テュラムがフランコの背中を蹴ってしまいイエロー。
  • 両チームとも少しずつラフプレーが多くなっていく。特にビジャレアルからは、中盤でファールをしてでもとめるという気持ちみたいなものを感じた。
  • 前半41分、ザンブロッタのクロス→ロナウジーニョがヒールであわせようとするも合わず→エトーはボールに追いつけず。このころ表示されたボールポゼッションはバルサ56%、ビジャレアル44%だった。
  • 前半45分、ミリートがフランコにビンタ(?)されフランコにイエロー。

前半は0-1で終了する。

後半

  • ビジャレアルは3分ほど遅れてピッチに出てきたようだ。ミーティングが長引いたのだろうか。後半からロナウジーニョが左に。
  • 後半開始早々、ロナウジーニョ→エトーが裏を取りかけるもクリアされる。後半2分にはイニエスタが倒れ、ミリートとカプデビラが交錯してしばらく時間が止まる。イニエスタは膝を痛めたようで、一旦ピッチの外に出るが直ぐに戻ってきた。どうなったのか分からないがイニエスタにイエローで、次の試合は出場停止となった。
  • バルサのDFラインが高いこともあり、ビジャレアルの前線の選手は高めの位置から寄せに来ていた。それに合わせて中盤、DFラインも高い。バルサは中盤を突破するが、ラストパスが合わずに凌がれてしまう、そんな展開が続く。
  • 後半14分、ビジャレアルのコーナーからゴディンのヘッドは僅かに上に外れる。ビジャレアルが前に出てきたこともあり、バルサもチャンスを作るがやっぱり決められない。
  • 後半20分フランコ→トマソン、アンリ→ボージャン。すると後半22分、ロナウジーニョとワンツーで抜け出し、左サイドをえぐったイニエスタの折り返しをシャビが蹴りこんでバルサが同点に追いつく。最近のバルサの得点はシャビが多い。しかも重要なゴールばかりな気がする。
  • ここからはバルサが攻めまくる。ボージャンが入ったことで、前線の選手の役割が明確になったのが良かったのだろうか。後半31分ピレス→ブルーノ。ビジャレアルはドロー狙いか。
  • しかし後半35分、カソルラ→エグレン→トマソンに押し込まれビジャレアルが勝ち越し。痛すぎる失点。やばいぞバルサ。
  • 後半40分ヤヤ→ドスサントス、後半41分マティアスフェルナンデス→ニハト。残り時間はどんどんなくなっていく。
  • 後半46分、ニハトのFK→バルデスはじく→セナがネットを揺らすも疑惑のオフサイドで取り消される。しかしバルサはこの幸運を生かすことができず、無情にも試合終了のホイッスル。

試合は1-2で終了。バルサがホームでビジャレアルに敗れ、リーガで2連敗。レアルとの勝ち点差は8に開いた。

感想
ビジャレアルが真っ向勝負してきたからか、バルサは攻めることができたが決定的なチャンスはあまり作れていなかった。逆にビジャレアルに効率よく決められて結局負けてしまった。今回もこれぐらいで勘弁してください……


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2008年03月02日

アトレティコ・マドリーvsバルセロナ~惨敗~

前節でレアルとの勝ち点差を2に縮めたバルサ。ここからはアウェーでアトレティコ、ホームでビジャレアルと上位陣との2連戦になる。レアルが調子を崩し始めているだけに、ここで勝ち点を取りこぼさずにプレッシャーをかけていきたいところだ。
そういえば、最近はバルサに優位な判定が多いという批判があるらしい。サラゴサ戦、レアル対ヘタフェ、スペイン国王杯のバレンシア戦、など確かにそうかもしれない。あんまり続くと何かあると疑われても仕方がない。これからは審判の判定に関係なく、すっきり勝ってほしいがどうだろうか。

アトレティコのスタメンはアッビアーティ、バレラ、パブロ、ペレア、アントニオロペス、マキシ、ラウールガルシア、カマーチョ、シモン、フォルラン、アグエロ。前日記者会見どおり、ボージャンと同い年の、17歳のカマーチョをスタメンで使ってきた。サブはファルコン、ゼカストロ、サンターナ、フラード、ルイスガルシア、レジェス、ミスタ。

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、アビダル、エジミウソン、シャビ、イニエスタ、エトー、ロナウジーニョ、アンリ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、デコ、グジョンセン、メッシ、ドスサントス。ヤヤはローテーションでベンチ外となったため、ピボーテにはエジミウソン。セルティック戦のほうが優先順位は低いと思うのだが…。メッシはベンチスタート。

前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。

  • バルサの3トップは右からエトー、ロナウジーニョ、アンリ。あまり見たことのない形だった。
  • 前半3分、アンリ→ロナウジーニョとつなぎ、最後はザンブロッタがミドルもアッビアーティがセーブ。この試合では、ザンブロッタがエトーを追い越したり、エトーの開けたスペースにザンブロッタが走りこんだりと、いつもは見られない形が見られて新鮮だった。
  • バルサのDFラインはいつものように低いが、フォルラン、アグエロは深い位置まで追いかけてきていた。それに呼応して、全体的にアトレティコはラインが高い。高い位置でボールを奪って攻撃につなげるのが狙いかもしれない。
  • 前半8分、ロナウジーニョのパスからエトーがネットを揺らすもわずかにオフサイド。
  • 前半15分前後から、徐々にバルサが押し込み始める。
  • 前半18分、カマーチョのパスからバルサは左サイドを破られると、バレラの低いクロス→アグエロがつめるもプジョルに寄せられ枠にはいかず。オフサイドをとりきれなかったために招いたピンチだった。
  • 前半20分までのボールポゼッションはアトレティコ28%、バルサ72%(?)。ボールをもてないアトレティコは、深追いをやめるがDFラインは下がらなかった。そのため、全体的に中盤の密度が高くなった感じだった。
  • 前半22分、エジミウソンがミドルも左にそれる。アトレティコは徐々にベタ引きになりかけているが、カウンターからときおりチャンスをつくる。アグエロは脅威を感じる。
  • 試合が動いたのは前半29分。右サイドからのシャビのクロスをロナウジーニョがオーバーヘッドで決めてバルサ先制。ベンチのデコ、メッシも拍手を送るようなゴール。アトレティコDFは唖然としていた。ロナウジーニョは復調しているのだろうか。
  • しかし喜びも束の間だった。前半36分、右サイドでボールを受けたアグエロが背後のアビダル、ミリートを交わし右足でシュート。これがプジョルの左足に当たって軌道が変わり、バルデスがはじき出せずアトレティコが同点に追いつく。
  • 前半39分、ザンブロッタがシモンにユニフォームをつかまれ、巻き込まれて倒されるもアトレティコのFKに。そしてそこから?のパス→フォルランのシュートもザンブロッタ、アビダルがクリア。何とか凌いだがバルサはやや流れが悪い。
  • すると前半43分、アグエロのスルーパスをマキシに決められアトレティコに勝ち越しを許す。バルデスは触っていたがとめきれず、痛恨の表情を見せる。アグエロは序盤プジョルに抑えられたため、狙いをミリートに切り替えた感じがした。実際、ミリートのほうから仕掛けるようになってチャンスが増えたと思う。

前半は2-1で終了する。バルサはチャンスをつくれない、カウンターを食らうという悪循環になっている。ライカールトはどう動くのか。

後半

  • ハーフタイムでの選手交代はなし。後半1分、ミリートのパスからアンリが裏をとり決定的なチャンスもアッビアーティに抑えられる。そういえば前半にも、アンリとアッビアーティが接触する場面があった。
  • アトレティコのゴール裏で、赤い煙と共にスペイン国旗を振る一団の姿が。
  • 後半7分、アグエロがバルデスと完全に一対一になるもボールはサイドネットに。後半になっても、バルサは相変わらず流れを変えられない。
  • すると後半12分、アンリ→メッシとライカールトがカードをきる。3トップはロナウジーニョ左、エトー中央、メッシ右という形に。
  • 後半13分、ロナウジーニョのFKは落ちきらず枠の上。
  • 早く同点に追いつきたいバルサだが後半15分、プジョルがアグエロを倒してしまいPKを献上。これをフォルランがゴール右にきめ3-1に。ライカールトの表情に焦りの色が濃くなっている。直後にエジミウソン→グジョンセン。
  • 後半18分、CKからロナウジーニョの頭→エトーが押し込もうとするもアッビアーティがなんとかクリア。後半23分カマーチョ→サンターナ。
  • すると後半26分、プジョルが後ろからアグエロに寄せるも取りきれずミリートが躓く→中央に切れ込んだアグエロの右足のシュートが決まり4-1に。バルデスはボールを思いっきり蹴って悔しさをあらわに。ゴールパフォーマンスでアグエロにイエロー。直後に出たボールポゼッションはアトレティコ38%、バルサ62%。むなしい数字だった。
  • もう攻めるしかないバルサは後半28分、グジョンセンが裏へとびだす→こぼれだまをエトーが押し込んで2点差に詰め寄る。この後も捨て身の猛攻を見せるも、レアルが勝ち越したという速報が入る。
  • 後半39分マキシ→レジェス。アトレティコは時間稼ぎをするプレーが多くなる。そしてエトーがなぜかアントニオロペスにぶち切れ両者にイエロー。
  • 後半44分アグエロ→フラード。メッシの仕掛けからエトーが決定的なチャンスもゴール右にそれる。

試合は4-2で終了。アウェーで痛恨の敗戦を喫し、レアルとの勝ち点差は再び5に開いた。

感想
惨敗だったとしか言いようがない。ショッキングな敗戦だった。分かっていたのにアグエロをとめられなかった。感想はそれぐらいしかないというのが正直なところで、あまり内容とかは考えたくないです。結構うちひしがれました。

今回はこれぐらいで勘弁してください_ _


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2008年02月18日

サラゴサvsバルセロナ~内容は悪くても~

サラゴサのスタメンはセサール、ディオゴ、セルヒオ、アジャラ、ファンフラン、サパテル、ガビ、リュクサン、セルヒオガルシア、ディエゴ、オリベイラ。控えはロペス、パレデス、パボン、オスカル、セラデス、ジェネレロ、エレーロ、マツザレム。オリベイラとディエゴは目も合わせないぐらい仲が悪いが、この2人を同時起用したい。そんな理由から、セルヒオガルシアを入れた3トップを使うようになったらしい。
ちなみに、オリベイラは少年時代、貧困に苦しんだようだ。こういう話は南米では多い。南米からいい選手が湧き出るように出てくるのは、ハングリー精神の違いなのかもしれないと思った。

バルセロナのスタメンはバルデス、プジョル、マルケス、ガブリエル、アビダル、エジミウソン、シャビ、デコ、メッシ、アンリ、ジオバンニ。控えはピント、テュラム、イニエスタ、ヤヤ、ロナウジーニョ、ボージャン、グジョンセン。イニエスタは温存か。試合中、ロナウジーニョとグジョンセンが談笑する場面が何度も映し出されていた。

前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。

  • アビダルは上がらないというイメージがあったが、この試合では積極的に上がってきていた。ジオバンニは使ってくれるからだろうか。ただ、クロスの精度はいまひとつだった。
  • マルケス、ガブリエルコンビの場合、CBが自由になることが多い。それを生かして、ガブリエルはかなり高い位置まで上がってきていた。マルケスのパスの精度はやばいが、この試合では守備での穴が目立っていた感じだった。
  • サラゴサの狙いは徹底してプジョルの裏。カバーに来るのがマルケスだからだろう。そこにいるのはオリベイラだった。前半7分、そのオリベイラが右サイドでボールを受け、中央でフリーのセルヒオガルシアに流す→シュートは枠の上。決定的なチャンスだった。前半24分にもオリベイラが強烈なシュートを放つが右にそれる。しかし、左サイドを起点にしてチャンスをつくっていた。
  • 前半10分すぎ、ガブリエルがディエゴを激しく削る。怪我をしたら兄弟仲にかかわりそう。
  • 前半15分すぎ、メッシが中央に進出するようになる。ボールがこないし、ボールを持っても常に3人で取り囲まれる苦しい状況を変えるためだろうか。ただ、ボールを持ちすぎてパスのタイミングがワンテンポ遅れ、カットされる場面が多かった。
  • 前半26分、ジオバンニがすばらしい動きでディオゴのマークをはずし、セサールと一対一になるも決めきれず。ジオバンニは左サイドだと結構使える気がする。できたら放出しないでほしいと思った。
  • デコが右サイドに流れ、シャビが左サイドにいることが多かった。シャビが右サイド、デコが左サイドと決まっているイメージがあったが、そういう区分はなくなったのだろうか。
  • 試合が動いたのは前半34分。右サイドのデコからすばらしいパスを受けたアンリが、胸でトラップし右足で流してバルサ先制。アンリらしいゴールだった。
  • その後もバルサが押し気味に進めるが、前半41分、フリーでボールを受けたオリベイラをマルケスが倒してしまいサラゴサがPKをゲット。しかしこれをディエゴがふかしてしまい、バルサは命拾い。ディエゴとオリベイラとの仲がまた悪くなりそう。

前半は0-1で折り返す。

後半

  • 後半6分、オリベイラのシュートをバルデスがカシージャスなみのスーパーセーブ。しかし直後の後半8分、セルヒオガルシアのスルーパスをオリベイラが落ち着いて決めサラゴサが同点に追いつく。バルデスはどうしようもなかったが、悔しそうな表情を見せる。
  • 後半13分エジミウソン→ヤヤ。バルセロナはミスからチャンスをつくられるなど流れが悪い。このころからロナウジーニョがアップを始める。
  • 後半20分過ぎ、サラゴサのFKから、オリベイラが落としたボールは完全にフリーのセルヒオの足元に。しかしガブリエルがなんとか足をのばしコーナーに逃れる。バルセロナは流れを変えたいが変わらない。ライカールトは動かないのだろうか。
  • ヤヤがボールを持つとものすごいブーイングが起こる。なにかあったのだろうか(無知ですいません)。
  • フリーのメッシがボールを要求してもシャビが出さない場面が何度かあった。後半27分、メッシ→シャビ→デコのミドルは枠を捕らえきれず。その後のセルヒオガルシアの強烈なミドルもバーの上。
  • 後半29分ジオバンニ→ロナウジーニョ、後半31分オリベイラ→オスカル。ロナウジーニョのパスからアンリが決定的なチャンスもはずしてしまう。さらにこのプレーでアンリは足を痛めたようだが、後半35分メッシ→ボージャン。選手交代枠を使い切る。
  • すると後半37分、ファンフランがエリア内でハンドを犯し(?)PKを献上。バルサの選手でさえ驚いていた。執拗な抗議でディエゴにイエローが提示される。これをロナウジーニョがゴール右に決めバルセロナが勝ち越し。ロナウジーニョはカメラマンに対して、手でハートを書く→口に手を当て→君に、みたいなへんなパフォーマンスを見せる。いずれにせよ、貴重なゴール。
  • 直後の後半41分、プジョルのクロスを鮮やかにトラップしたロナウジーニョのシュートが右に外れる。決めていれば復活!、と騒がれていたかもしれない。それにしてもすごいトラップだった。
  • 後半43分サパテル→セラデス。なんとか追いつきたいサラゴサだが、バルサはしっかり守りチャンスをつくらせない。ロスタイムに立て続けに危険な位置でFKを与えてしまうがなんとか踏ん張る。そして試合終了のホイッスル。

試合は1-2で終了。バルサがなんとか勝ち点3を獲得し、マドリーとの勝ち点差を5に縮めることに成功した。

感想
内容はあまりよくなかったと思う。前半はプジョルの裏から何回も崩されてピンチを招いたし、それほどチャンスもつくれていなかった。アンリのゴールで先制してからも同じような感じだった。後半になって追いつかれて、これはやばいなと思ったらラッキーなPKで勝った。本当にラッキーだったと思う。
ただ、この勝ち点3はむちゃくちゃ大きい。本当に大きい。アウェーでサラゴサに勝ったことも評価できる。レアルが負けてくれたときに勝たないと奇跡は起こらない。このポイント差でついていけばレアルにかかるプレッシャーは大きいはず。がんばれバルサ!

次はセルティック戦。俊輔にはがんばってほしいし、水野を見たいという気持ちもありますが、軽くひとひねりしてもらいましょう。

おまけ
面白い写真を見つけました。もしよろしければぜひ見てみてください。ただ、不快な思いをされる方もいらっしゃると思います。なので、見るか見ないかは自己責任でお願いします。当方に責任をおしつけないでいただきたいです。よろしくお願いします。

posted by worldwidefootball |08:00 | リーガエスパニョーラ(07-08) | コメント(11) | トラックバック(0)
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2008年02月16日

レアル・マドリーの現状のまとめ

レアルのまとめです。またまた長いです。

1.レアル・マドリーのベストなフォーメーション、スタメンは?

GKはいうまでもなくカシージャス。GKであれだけ魅せられるのはすごい。

DFラインは、右からラモス、カンナバーロ、ペペ、エインセ(トーレス、マルセロ)。ただ、ペペはクラシコでは文句なしのパフォーマンスを見せたし、正確なフィードなど展開力は魅力だがケガが多く計算しづらい。メッツェルダーは今シーズン絶望、エインセもコパの影響からややケガがち。そんなチーム事情から、ラモスがCBをやることは多い。ただ、ラモスは右SBでの起用がベストだとは思う。今のレアルは、中盤も含めてポジショニングが中央よりになっていることが多いため、SBの攻撃参加が非常に重要になる。サルガドではちょっと厳しい感じがする。同じように考えると、左SBはトーレスまたはマルセロを使いたいところだが、エインセもいる。全員がそろったとき、シュスターのファーストチョイスは誰になるのだろうか。

ピボーテはガゴとディアッラの二択。ボールへの寄せが早いものの球際が弱く、守備に不安はあるがテクニックがあってボールをつなげるガゴ。ビルドアップでの貢献は微妙だがガゴより守備力は高いディアッラ。ガゴを支持する声のほうが多いようだ。まだ若いし、これからに期待、という感じだろうか。
中盤の前目のポジションにはバチスタ、グティ、スナイデルのうちの2人を選ぶことになる。バチスタは攻守で貢献できるうえ、屈強な体格を生かしてゴールキックの的になることができる。グティは守備はしない(?)がおなじみの必殺のキラーパスを持ち、スナイデルはバランスのよさに加え、2列目からの飛び出しという武器を持つ。ここの人選は一番難しい。ただ個人的には、シュスターはバチスタ、スナイデルの組み合わせをファーストチョイスにしている気がする。

前線はニステル、ラウール、ロビーニョで不動。ただ、レアルの3トップはバルサと異なりやや変則的で、幾何学的に歪んだ形になっていると思う。前線は非常に流動的で、3人とも好調だが特にロビーニョのドリブルのキレはヤバイ。


スタメンをまとめるとこんな感じになると思う。



          ニステル    ラウール

     ロビーニョ

                スナイデル
        バチスタ
           (グティ)

              ガゴ
           
    エインセ                ラモス
    (トーレス)
        カンナバーロ   ペペ   

             カシージャス

2.昨シーズンは放出間近なところまで行きながら(カペッロの暴露より)、今シーズン鮮やかに復活し、カシージャスと共にクラブと生涯契約を結んだラウール。好調の真の理由とは?

  • プレシーズンの準備がよい。低酸素ルーム(サントスさん)
  • 監督に信頼されてるから?ポジションが固定だから?(aaさん)
  • 自己管理の徹底ぶり。開幕ダッシュに成功。自信を取り戻したようにも見える。(ワイドオープン・クボタさん)
  • 相棒のニステルが絶好調なので。(リドマー・ルアレさん)
  • 好調かどうわかりませんが、もともとテクがあるとおもいます。(ooioiさん)
  • ニステルの役割変化、今シーズンのニステルは前線に張るということだけでなく、中盤に引いてポストをしたりしています。進化版ニステルです。あまり語られませんが今シーズンは彼のおかげでこれほどの成績を残したと思います。ニステル役割変化によりラウルは飛び出しの上手さを生かすことが出来ます。あとはグティの存在。(アルメニアさん)
  • ただ単にロナウドがいなくなったから。そもそもロナウドの犠牲になってただけだから、彼がいなければずっと好調だったわけで、もったいない数年を過ごしてしまったと思う。まぁ、ロナウドが邪魔だってわかったからカペッロもラウルじゃなくロナウドを放出したと思う。(KASHIMAさん)
  • ニステルの進化。中盤に降りてポストをするようになり、キープ力も抜群に。スルーパスやラストパスも出せるようになってた!(しかも決定力は相変わらず)。よってラウールは本来の飛び出しができるようになったと思う。それと前線3人の守備の時と攻撃の時の役割分担が明確になったからだと。去年まではラウールだけが闇雲にボールを追いかけたりしていた。(yopoさん)
  • ニステルの進化(変化)ですかね。そのおかげで本来のスタイルが出来ているような気がします。(karasuさん)
  • やはり中盤に下がってパス回しにまわる事が少なくなったのとFWとして起用されている事。スタミナも豊富だし 何よりチームの事を考えて動くのがラウルなんでここ数年はFWとしての動きが少なかった。それにニステルという相棒の存在も大きいと思います(souldout3さん)
  • 去年と違いボールと離れる動き(相手DFから消える動きが多くなったから。(バルボアさん)
  • 悪いときのシーズンに比べて格段とFWのポジションでのボールタッチが増えています。(悪いシーズンは中盤まで下がってボールを触ろうとしてます。)ラウル自体が個で突出したストライカーではないので、アタッキングスペースでボールが触れているかが調子をはかるバロメーターな感じがします。(対よーさん)

3.ロビーニョ覚醒の理由とは?

  • 悪影響を与えるロナウド、ロベカルの放出。(サントスさん)
  • デブを排除。守備のタスクの軽減。コパアメリカで絶好調だったこと。(ワイドオープン・クボタさん)
  • 去年の経験(リドマー・ルアレさん)
  • 覚醒したかどうかはしりませんが、もともとドリブルが普通ではなかった。(ooioiさん)
  • ロビーニョの魅力はドリブルと神出鬼没。マドリーでは左に固定されて自由ができなかった。それが今のチームでは自由にできる。ただそれだけ。(アルメニアさん)
  • 守備の意識から解放されたから。ただ、守備を意識したことは彼にとってプラスになってるはず。(KASHIMAさん)
  • 常に前線で自由を与えられているから。守備をすごくするようになったけどそれは前線において。ロビーニョ、ラウール、馬で流動的な攻撃をしており、空いたスペースをうまく使っている。さらに昨季後半とコパアメリカの好調を維持できている。シュートがうまくなった(落ち着いてきた)のは本人の努力の賜物か・・・?(yopoさん)
  • 本来のプレイが出来ているだけで昨期までがおかしかっただけでしょう 理由はわかりませんが(karasuさん)
  • 1つはリーガに馴染んで来た事、もう1つは監督がシュスターになった事。カペッロの時は戦術的に苦しみましたからねー(souldout3さん)
  • 監督がロビーニョに自由を与えたこと。家族を持ったこと。(バルボアさん)

4.今シーズンはここまで21試合で16失点と、リーガ2位の守備力を誇るレアル・マドリー。カペッロは守備を重視する監督のはずだが、今シーズンのほうが成績がいい。この理由は?

  • 前線のハードな守備、屈強なCBとGK(サントスさん)
  • 昨シーズンより2年目のカンナバーロは安定しているように思う。後カシージャスが神すぎる。(aaさん)
  • カシージャスが神すぎる。撃たれてるシュート数はかなり多いはずなのに。ラウールと馬のプレスも効いてる。(ワイドオープン・クボタさん)
  • 去年身に付いた守備力が維持されているんじゃないの。(リドマー・ルアレさん)
  • スペインと言うお国柄、引いて守っているだけでは点を90分のうちいつかは取られる。なぜかってそれはこの前までバルサが実行してた中盤で潰して即効前線につなげるサッカーこそが最大のリーガでの守備。なのでラインが低すぎるカペッロサッカーは失点も実はこの国だとしやすい。シュスターは一昔前のバルサのやり方&ゾーンディフェンスを取り入れてる事によって失点が少ない。ただ欠点とすればゾーンで守ってるので一瞬でも機能しなくなると大量失点する可能性もある。まあそこは神ジャスが守ってくれるんだから今の状態システムは完璧だよね。バチスタ、ディアラ、グティも面白いかも。層が厚いから色々試せるのも利点。(ピアツェンチャさん)
  • カシージャスの神がかりセーブや中盤がよくなったのでは。(ooioiさん)
  • シュスターが守備組織を構築したから。前線からの守備はもちろんのこと、中盤とDFラインとの連携が非常に良くなった。(アルメニアさん)
  • 昨季カペッロがチームを受け持ったときのチーム状況を知っていれば、こんな質問はしないと思いますよ。まったく状況が違うから比べようがない。(KASHIMAさん)
  • ラインが低すぎるカペッロサッカーは守備が全然だめだった。はっきり言ってミゲル・トーレスを発掘したくらいしか遺産になってないと思う。シュスターはラインを高くし、中盤との距離をコンパクトにして前線からの守備も積極的にした。おかげでカンナバーロも持ち前の読みや積極果敢な守備が復活した。連戦の疲れなどで守備が機能しなくても神ージャスがいるし。(yopoさん)
  • とりあえずカペッロが一度ぶっ壊したから好きなように作り変えやすかったことが原因かと。ラインを上げれてコンパクトにできるようになった。多分カペッロの就任時にやっていたらここまではなかったかと不満分子残ってましたし何よりファンがあの段階では文句が多かったかと(karasuさん)
  • 結局カペッロの守備的戦術ってイタリアでしか通用しないものだったんだと思います。シュスター率いるマドリーはとにかく前線の3人が高い位置でプレスするし守備一辺倒のカペッロサッカーとは違い攻撃する為に守備をしてボールを奪う印象なので、結果的に引いて守る時間より攻撃する時間が増えた事によってポゼッションも上がり、試合を優位に進める事が多くなったからでは無いでしょうか。後はカシージャスの神がかり的なセーブでしょう。今シーズン特に凄い・・・。(souldout3さん)
  • 攻撃は最大の防御なり!!!(バルボアさん)

キーワードは前線からの守備のようだ。シュスターは守備組織の構築に定評があり、ヘタフェ時代もそれでレアル、バルサを苦しめていた。先週発売のダイジェストにカンナバーロのインタビューが掲載されていたが、カンナバーロも守備組織の向上を感じているようだった。2年目のカンナバーロのプレーがよく見えるのは、リーガになじんだということもあるだろうが、昨シーズンはさらされる状況があまりに多かったからなのだろう。(ちなみにプジョルもさらされていたが、去年のプジョルはやばかったのでバルサはなんとか持ちこたえられた。ただ、プジョルの調子がいい年は決まってバルサの調子が悪いのは悲しいことだと思う。)
ただ、今のレアルはカシージャスの神セーブに救われている場面が多いのも事実。それも守備のうちといわれればそれまでだが、守備組織はまだまだ発展途上といった感じだろう。でも、完成したら恐ろしいことになりそうである。黄金時代が来そうな予感がする。

前監督のカペッロの功績も見逃せない。カペッロが一度ぶっ壊したから好きなように作り変えやすかった、というのはまさにそのとおりだと思う。昨シーズンシュスターが就任したら同じことができたか、といわれればたぶん無理。カペッロだからこそぶっ壊せたし、カッサーノ、ロナウドなど問題を起こしそうな選手を追い出せた。壊し屋カペッロ。
一般的な話になるが、カペッロはサッカーがつまらない、内容が無いなど、結果を出しても批判されることが多い。レアルを解任された理由もそうだった。確かにその批判は的を得ていると思う。ファンは結果と共に内容も求める。特にビッグクラブとなればなおさらである。
ただ、個人的にはもっと評価されるべき監督だと思う。昨シーズン終盤の神采配は見事だったし、人気選手を多数獲得しておかしくなっていったレアルを優勝に導いた。結果を出した人間を正しく評価するという姿勢は重要。そういう意味では、モウリーニョを解任し、グラント監督のもとチームを立て直したアブラモビッチは評価されるべきである。モウリーニョ派は多いのであまり受け入れられない考え方かもしれないが。
カペッロは現在、EURO敗退でどん底まで落ちたイングランドの監督をつとめている。内容には期待できないが、今のイングランドに必要なのは結果。これからイングランドをどう変えていくのか注目していきたいと思う。その過程で造反する選手は間違いなく出るだろうが。

(参考)ファビオ・カペッロ

5.クラシコの結果はすなわち監督の能力の差といわれている。では、シュスターはどういう監督で、何がすごいのか?

  • ライカーの能力が低すぎる。シュスターが凄いかどうかはCLや後半戦を観てから評価すべき。(サントスさん)
  • 結果が完璧。ただ内容に説得力がない。真価が問われるのはこれからかな。徐々に良くなってきてるが・・・。(ワイドオープン・クボタさん)
  • バルサに比べてレアルが戦略的やり方をしたから。(バルサ=いつものサッカー、レアル=相手にリスペクトしたサッカー)(リドマー・ルアレさん)
  • 守備組織を作るのが非常に上手い。ヘタフェをみればわかる。(アルメニアさん)
  • 相手の良さを消すことには長けている。(KASHIMAさん)
  • 確かにシュスターは素晴らしい守備組織を構築し、結果もだしている。けどヘタフェ時代のシュスターはもっと驚かせてくれたし、相手に合わせたサッカーでバルサ、マドリーを圧倒してたから今後に期待。(yopoさん)
  • 守備組織の構築(karasuさん)
  • あまり監督の差があるとか感じないですね。ライカールトだって今は批判されてますけどリーガとCLを制覇した訳ですし(まあテンカーテがいたからとい事もあるかもしれないけど・・・。)ただクラシコでロニー デコを使ったりライカールトの選手起用の判断はちょっとどうかな~ってのは感じてます(souldout3さん)
  • 選手に最も得意なプレースタイルをやらせる。(バルボアさん)

6.レアル・マドリーの問題点は?

  • ロッベン、サビオラらにチャンスが少ない。(サントスさん)
  • カシージャス、馬が出場できないときに変わりがいない。(aaさん)
  • 不満分子が出てこないか。あとはカシージャスが絶対に怪我をしないことくらい。(ワイドオープン・クボタさん)
  • 見あたらない。(リドマー・ルアレさん)
  • ジダンがいない。(ooioiさん)
  • 決定的なパスを出せる選手がグティしかいないこと。ただ現在はカウンターサッカーもできるので問題にならない可能性もあり。ジエゴあたりが加入すれば面白そう。まあ守備に問題が出てくる気がするけど。(アルメニアさん)
  • わりと中盤が作れない。グティがいればいいんだけど。(KASHIMAさん)
  • 馬、神の替えがいない。国王杯が敗退してしまったので、出番の無い控えが不満を言わないか心配。(yopoさん)
  • ニステルの替えがいないこと(karasuさん)
  • DF陣の怪我の影響です。これ以上怪我人増えるとちょっと怖い。ペペが完全に復帰してくれればセンターは頼もしいんですが・・・。(souldout3さん)
  • ローイ、ラウールが30越え。有望な若手が出ない。(バルボアさん)

7.CL決勝トーナメント、ローマ戦の展望は?

  • ローマ戦は圧勝する。トーナメントは相手次第だが、クジ運が良ければ決勝進出も。(サントスさん)
  • アウェーのラティオ戦のようにSBがガンガン上がるとやられるかもね。(aaさん)
  • カウンターが見事にハマりそう。っていうかローマのことあんま知りません・・。(ワイドオープン・クボタさん)
  • ローマに押され気味も地力でなんとか勝つ。イングランドのチームとの対戦がなんとも楽しみ。(リドマー・ルアレさん)
  • ローマは戦いやすいと思います。勝つと思います。(ooioiさん)
  • ローマの攻撃はバルサよりもマドリーよりも魅力的。ローマが試合を支配してマドリーがカウンターかな。ビジャレアル戦のようにポゼッションできるならば、今期のマドリーはCLを制覇しそう。(アルメニアさん)
  • 前線の決定力でレアル勝利。勝負はベルナベウで決まると思う。初戦は、負けか引き分けかな。(KASHIMAさん)
  • 今シーズンのローマは観ていないのでわかりません。ただ今シーズンのマドリーは積極的に走ってくるチームに苦戦しているのでもしかしたら・・・。(yopoさん)
  • トッティの出来が最好調かどうかじゃないですか好調程度なら完勝できると思います。(karasuさん)
  • 守備陣がベストな布陣で挑めるなら十分に突破できると思います(souldout3さん)
  • 総合で3-1でレアルが勝利☆(バルボアさん)

圧倒的にレアル有利の声が多かった。確かにレアルの方が戦力値は上で、勢いもあるし、第二戦をベルナベウで戦えるアドバンテージもある。個人的には、シュスターがローマサッカーにどのような対策を採るのかにも注目したい。ファーストレグはカウンターに徹するのだろうか。
ローマは今週末のユベントスを皮切りに、レアル、フィオレンティーナ、インテル、(パルマ)、レアルと地獄のような連戦が待っている。レアルはベティス、ローマ、ヘタフェ、レクレアティボ、ローマ。日程的にも完全にレアル有利。ローマに勝ってほしいんだけどな…


バルサ、レアルの現状のまとめを書いてみて思ったのは、やはりレアルのほうが圧倒的に状況がいいということでした。ただ、まだシーズンは終わっていないし、何が起こるかわかりません。これからも両チームには、熱い戦いを繰り広げてもらいたいと切に願います(なんか尻切れトンボみたいな終わり方になってすいません)。

posted by worldwidefootball |08:00 | リーガエスパニョーラ(07-08) | コメント(14) | トラックバック(0)
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