2008年10月13日

久しぶりにアンケート企画

久しぶりにアンケート企画をやりたいと思います。ごった煮ですが、時間のある方は気軽に書き込んでください。後でまとめ記事を書くつもりなので、できるだけ多くの意見をいただきたいです。よろしくお願いします。

1.プレミアで増加する一方の悪質なタックル。FAがとるべき対策とは?

English Debate: Further Punishment For Dangerous Tackles? 

個人的に、現在のFAの処分は甘すぎると思います。アーセナルファンだからというわけではありませんが、エドゥアルドの怪我なんて選手生命どころか、その後の人生に支障が出るほどの大怪我なわけで、テイラーがたった1枚の赤紙と出場停止、罰金だけで形式上は許されるのは納得がいかないわけです。タックルが故意ではなく、試合後脅迫などの社会的な制裁を受けているにせよです。エドゥアルドが許しているからいいじゃんという問題ではありません。
このような事態が起こっている原因の一つは、プレミアは戦力差がありすぎることだと思います。リーガ、セリエAには優秀な監督が多く、その差を戦術で埋めようとしますがプレミアではそういった監督はあまりいません(?)。いたとしてもあまりに戦力差がありすぎる。普通にやっては勝てないから荒いプレーが増える。それは分かります。それでも、サッカーをしている、試合に勝つためという名目で怪我をさせたと考えるととても許されるものではありません。

ニューカッスルの犯罪者を普通にピッチに立たせたり、海外開催案を出してきたりとそもそもFA自体が組織としてダメなのは分かりますが、状況を改善できるのはFAだけです。みなさんが考える、悪質なタックルに対するFAがとるべき対策を教えてください。

2.外資によりプレミアは急速な成長を遂げた。しかしレフェリーのジャッジングは一向に改善されず、試合を決定付けるような誤審が多い。そこで、ジャッジの精度を上げるためにビデオ判定を導入すべきか?また、ビデオ判定以外に考えられる誤審を防ぐ方法は?

先日のユナイテッド対ボルトン戦で、とんでもない誤審をしたロブ・スタイルズはこういった判定の常習犯のようで、他の有名どころとしては昨シーズンのリバプール対チェルシー戦のPKですね。人間だからミスもするというのが彼らの言い分なわけですが、試合を決定付けるような誤審をされてはたまったものではありません。長い目で見ればプラマイゼロなのかもしれませんが。

それならば、ビデオ判定を導入すべきではないでしょうか。そんなに時間がかかるものでもないし、何より公平さが保たれます。全ての判定に対して抗議されると試合がだれてくるので、テニスのように回数を決めておくとかすればいいと思います。みなさんの意見を聞かせてください。

3.クラブワールドカップの意義は?

個人的にはこの大会は不要だと思っているので、逆にお聞きしたいです。日本開催の意味もいまいち分からないので教えてください。
直接は関係ないですが、今年の日テレはロナウドでバカ騒ぎするつもりでしょうか。昨年のカカ、ピルロへの失礼極まりないインタビューは日本人として恥ずかしいばかりだったので、今年はやめてもらいたいですね。先日たまたま見たうるぐすでロナウドロナウドと馬鹿みたいに連呼していたので、何も変わらなさそうで悲しいですが。

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おまけその1
海外ではよく(?)あるサッカー選手へのドッキリ企画。いくつかYoutubeで見つけたので、リンクを張っておきます。他に面白いのがあったら教えてください。

ネビル
アシュリーコール 
SWP
クラウチ
ルーニー
ジェームズ
ベッカム

参照 Rio's World Cup Wind-ups

おまけその2
欧州で活躍する、有名サッカー選手のゴシップネタを探してみました。たまにはこういうのもいいと思います。きりがないのでこれぐらいにしておきますが、とっておきのネタがあったら教えてください。

ベントナー
セスク
トーレス
ロシツキー
カルチョ

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2008年05月31日

「フラミニの移籍、プレミアについて」のまとめ

いまさらながらまとめ記事です。自分の意見はまだ書いていませんが、後で加筆する予定です。
(注 加筆する予定でしたが、こちらの手違いで文章が消えてしまったのでこれで最終版とします。もし期待された方がいたとすれば、本当に申し訳ないです_ _)

それにしても、大学のレポート地獄は苦しいです。去年までは楽だったのにとか言っても仕方がないので頑張ります。あと、EUROはWOWOWに入っている先輩に録画してもらえそうなので、全試合見れそうです。まあ、そんな時間はないですが。



1.フラミニのミラン移籍をどう思いますか?

  • 移籍自体は仕方ない。お金なのかもしれないし、チームの将来が見込めないと思ったのかもしれない。ただガナサポとしては、俺達は売る側のクラブじゃない、というプライドがあるでしょう。(コルッカさん)
  • そもそもアーセナルが彼をマルセイユから獲得した時のやり方がえげつなかったので。因果は巡っていつか自分に返ってくる良い例ではないですか。フラマネーとかそんな事言うなよって感じですね、英国人のそういうところは好きになれません。(熊本さん)
  • フラミニの移籍は致し方ないことですね。アーセナルの年俸制度の上限や、30歳以上の契約は単年契約な事を考えれば、将来が安定しているミランへの移籍はある意味フラミニにとってはいい選択かと…(KKさん)
  • 弱肉強食のプロの世界において弱い(資金力が無い)チームは当然強いチームに食べられる(選手をとられる)。アーセナルも自分より弱いとこから選手をとっているのだからとられる事に関して文句を言える立場でないと思う。(liga2さん)
  • フラミニが去年から出場機会求めて移籍したがっていたから仕方ない。が、今のアーセナルにとって彼がいなくなるのはかなりの痛手。代役がいなくなるので来期補強に期待してる。(iromeさん)
  • 待遇というのは何も金銭だけではないはず。選手だったら自分自身が最も尊重される環境に身を置きたいと思うもの。今年はフラミニが最も早いタイミングで移籍が決まったから注目が集まっているだけで、ファン感情以外に議論が入る余地はないと思う。(rkさん)
  • フラミニ自体を責める事は出来ません。選手が何を最優先するかは十人十色でしょう。今季の実績と将来の貢献の見返りに年俸を求めたフラミニの姿勢に私は全くといっていいほど嫌悪感はありませんでした。むしろアーセナルの対応に怒りを覚えています。確かにアーセナルには金のなる木はありません。全ての選手の要求に応える必要はありませんし無理でしょう。フラミニは要求に応えるべき選手だったと思います。最低でも向こう5年間はセスクとチームの長所を引き出すことの出来るチームの心臓になる選手でした。(shigeyukiさん)
  • プロとして妥当な判断かと。仮にフラミニがイングランド人であればもしかしたら残留してくれたかもしれませんね。そしてこれは、現在の主力にも同じことが言えます。ジェラードのように、給料のことを差し置いてクラブに人生を捧げられる選手は、イングランド人以外からは中々現れないでしょう。アーセナルというクラブの体質上、移籍を考えるのはしょうがないと思います。しかし、相当の痛手なのは間違いありませんね…(goonerさん)
  • プロとしては妥当な決断だが、人間としては完全に失望。アーセナルでの評価が決定的となったシーズンに移籍を決意した事で、お金とネームバリューで判断を下したという印象をファンには与えた。どの倶楽部でも愛される選手とはならないだろう。(上々さん)
  • アーセナルが早く契約更新、または引きとめに成功できていたら、移籍は免れていたと思います。ですけど、フラミニ自身が移籍を希望したのならしょうがないと思います。アーセナルとしては、かなりのダメージを食らうと思いますが、フラミニには、ミランでもがんばってほしいです。(バルサ&マンUファンさん)
  • フラミニとしても少し前まで便利屋のような扱いをされてた選手ですからやはり思う所はあったのではないかと。(フラットさん)
  • フラミニは06-07シーズン全然使われなくなってシーズン終了後移籍を希望していた。たまたま今年使われてたまたま活躍した選手に契約延長しろって…虫がよすぎる。去年移籍するはずだったのが今年になっただけだと思う。(くろめさん)
  • 移籍するのは別にいいんですけど、今シーズンの活躍については、いわば確変っぽいところがあるわけで、今までチョン(失礼)だった選手がいきなり活躍して、さあこれからっていうときに移籍しちゃったわけだから、これによるアーセナルのダメージは大きいと思います。(次郎吉さん)
  • 昨年のオフシーズンに契約を延長しなかったアーセナルに文句を言う権利は無いでしょう。ベンゲルも引き止めても無駄なことはわかってることでしょう。フラミニはプロのサッカー選手として間違ってはいないと思います。(ただこれがユナイテッドの選手だったら移籍してなかったかもしれないと感じます。)つまりアーセナルというチームは、プレイする選手にとってキャリアを終えてもいいと言わせるほどの(ブランド)力を持ち合わせていないように思えます。アタッキングフットボール自体はとっても魅力的なのですが…。(kさん)
  • 早く契約更新しなかったアーセナル側が悪いだけでしょうね。元々資金力が他と比べて劣っているのとベテランに厳しいということもそろそろ見直すべきなのではと思います。ただ、フラミニはプレイヤーとしては嫌いではないのですが個人としてはあまり好きではありません。アーセナルに来た経緯といい、今回何年も微妙で一年だけの活躍で移籍といいクラブ側に忠誠みたいなのが全くない気がします。(karasuさん)
  • 僕はミランが好きなので、フラミニのミラン移籍は嬉しく思っていますし、良い補強だと思います。しかし、欲を言うとフラミニではなく先にアデバヨールを獲得してほしかった。フラミニもアデバヨールも両方獲得できるのなら良いけど、世の中そんなに甘くないですからね。あとはガットゥーゾとの関係がちょっと気になるくらいかな。アーセナルにとっては大打撃でしょう。(ロビーさん)


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2.プレミアは世界最高のリーグなのか?

  • リーガやプレミアは守備に関して認識が薄いように感じます。セリエやブンデスは世間で思われているより遥かにレベルの高いディフェンスとプレッシングで、とても美しいです。名の在る選手が結果を残せず去る確立が最も高いのがセリエなのは偶然ではないと思います。裏を返せばその中でも結果を残せる選手は良質だと言えます。CLのようなトーナメント戦では何が起こるか予想は難しいですが、CL出場チームだけのリーグ戦でもやればイタリア勢は強い気がします。フットボールで最後に物を言うのはディフェンスの組織力だと思います。(バさん)
  • どうでしょうねえ・・・UEFAカップはなんせテレビでやらないからどんな試合内容かなんてわかりませんからね。一回見てみたいのはリーガ、プレミア、セリエの10位くらいのチーム同士の対戦ですね。一番力関係が見えてきそう。ちなみにブンデスはゼニトにレバークーゼン、バイエルンがボコされた時点で厳しいでしょう。今シーズンからテレビで見れないのが残念でしたが。(ブさん)
  • やはり最近プレミアが隆盛なのは4チームだからでは、と思います。単純にハイレベルな試合の割合が多くなるわけで。リーガは何といっても2強ですし、セリエはインテル一人にローマ一人がなんとか・・・というところ。自分はリーガが一番、といいたいところですが、2強がピリッとしない限りはやはり限界がある、と。中堅クラブが強いのは事実ですけどね。特に最初から引き分け狙いという態度はほとんど見せないところが長所でしょう。それとバレンシアやアッレティが「中堅以上の存在」として安定上位を確立すればCLでもまた出てくると思ってます。「2強以外全部中堅」ではちょっと辛いかなと。ただそれぞれのリーグで全くツボが違うのは事実ですよね。(コルッカさん)
  • 個人的に、上のレベルはプレミアが最も強いと思います。なんせ、4強のベストメンバーはホントに強いですから。ただ、中堅まで考えると、一番強いのはリーガかと。あそこは、中堅もUEFAカップできっちりと結果を出せるチームが多いですしね。セリエは魅力が少ないとか言われがちですけど、やはり4強+ヴィオラは、当然のことながら高い水準にあると思いますね。(KKさん)
  • 世界で最高峰のリーグはどこかだなんて私は考えたことがない。議論する事はあっても考える事自体がサッカー好きである私には愚かだと思う。外国人が多くなってきているとは言え、各国のカラーがリーグにあるのでどこを見ても面白い。贔屓のチームを各国リーグで持つとなお楽しめる。プレミアは近年の外国資本流入で今の地位が固まっただけだと思う。他のリーグに流入していたらそっちが今のプレミア地位になっていたと思う。(liga2さん)
  • まあ上位4チームに比べたらどうしてもレベル低いように見える気がする。ヴィラやエヴァートン、スパーズあたりはもう少しできる気がするけどなあ・・・。(iromeさん)
  • プレミアリーグは世界最高なのか。答えはYESでありNO。最高峰の大会であるチャンピオンズで大きな成績を収め、観客収入や放映権料も他の追随を許さない。プレーレベルも最高レベルにあるのは間違いない。しかし「外国人オーナー」や「外国人枠」の存在が他のリーグと大きく違うのもまた事実。FIFAやUEFAが何らかの決定を下すことで、競争力が極端に落ちる可能性はある。要は土俵がそれぞれ違うわけで、他のリーグと比べて絶対的に優れていたり劣っていたりするリーグは存在しない。チャンピオンズリーグにしても国内のチームをベースに、今年までは3+3という緩いルールが加えられるのみで国際大会が行われているのだから、違うふんどしで相撲をとっているのと同じである。(rkさん)
  • 上位陣のみで見ればプレミアが最高でしょうね。勝ち点を取ることが難しいリーグが最高のリーグとは断言できないと思います。私はリーガとプレミアが横綱でセリエAが大関かなと思います。(shigeyukiさん)
  • 世界最高峰かどうかは各々が決めればいいと思います。どこが面白いかと聞かれたらアーセナルと答えます。というか、正直他のリーグをあまり見たことないのでわかりません。今はプレミアに外資が流入してきて各チームの資金が豊富なだけなのでは。セリエAもバブルが弾ける前は世界の一流選手が挙って集まっていましたし。(goonerさん)
  • プレミアは世界最高のリーグと思う。異なるスタイルのチームがバランスよく混在している。今のリーガやセリエには多様性がない。プレミアの中堅チームがUEFAカップにどれほどの価値を見出しているかは疑問。国内リーグを優先している印象が強い。(上々さん)
  • 確かに、プレミアのビッグ4は今季リバプールを除いてとても強かったと思います。ですけどダービーがユナイテッドに勝てないのと同じで上位4チームとそれ以外のチームとの戦力の差が激しく、リーグ優勝はいつもビッグ4、となってしまっています。今季だけでいくと、プレミアが最高だったと思いますが、まだまだ、最高と言い切れないので、リーガ、セリエAとあまり変わらないと思います。(バルサ&マンUファンさん)
  • 最近に限れば、プレミアは4強が強すぎ、リーガは2強がだらしないだけだと思います。セリエはその中間くらい。ここ最近のリーガは他の2リーグに比べてあまりに守備を軽視しすぎです。攻撃に重きを置くのと守備を軽視するのは同義ではない。リーガのスタイルで欧州を勝ち抜く方法は2年前のバルサが見せてくれてるのに、それがリーグに反映されないのは寂しい限りです。そういう意味で現在最も欧州で勝てそうなサッカーをしているヴィジャレアルには期待してます。後ブンデスの今後にも。(フラットさん)
  • 最高(?)かもしれないが、最強ではない。(くろめさん)
  • プレミアは4強+スパーズいがいはたいしたことないとおもう。ダントツに強い4チームだが、他は微妙。この4チームと対戦する15位とかのチームとの差が大きすぎて、サプライズが何もないところも残念。リーガでも、セリエでも、順位が悪いチームでもいいパフォーマンスが見れるから個人的にはプレミアの試合は4強+スパーズ意外レベル低いとおもう。リーガは下にいるチームも競争力があって面白いし、攻撃サッカーが多く、ポジェッションを支配しようとプレスをかけているので緊張感あふれるゲームで面白い。セリエはやっぱり守備的なチームが多いが、そこを破っていこうとするプレーが好きだ。インテル、ミランなどは完全に1・2点取ったら守備に重点を置くし...ローマはリスクを犯してでも攻めて、相手の守備を削っていくし、サイドをうまく使っているサッカーで相手を確実に翻弄して勝利することができるから、個人的にはローマのサッカーが一番好きだ。ただリーグ全体としてのレベルはたかい、とはいえない。インテルも欧州全体でくらべても強いのだが、なにかが足りないんだと思う。(セリエサポーターさん)
  • セリエサポータさんの意見と全く同じです。他のリーグに比べてジャイアントキリングの数が圧倒的に少ないと思います。ここら辺でブラックバーンやニューカッスルなどが安定的に4~8位ぐらいに入ってこないとリーグのレベルアップは望めないと思います。(次郎吉さん)
  • おそらく世界で最高に魅力的なリーグということは間違いないと思います。ダイナミックなゴールシーンが世界中で流され、莫大な放映権料を生み、それが投資家にとっても魅力的なものになっているんでしょう。当たり前のことですけど、いつかバブルは終わるもんですよ。何が原因で崩れるかわかりませんけど。(kさん)
  • 単純に資金という面でいけば世界最高だと思います。ただ、中堅以下を比べたら本当に最高といえるかは微妙です。個人的には全チームにCL・UEAFがあるリーガのほうが面白さという面では最高だと思っています。(karasuさん)
  • 最強リーグということで言えば僕はセリエAが最強だと思っています。最強のチームはご存知のとおりマンUでしょう。いくらミランが悪かったとはいえ、5位でシーズンを終えてしまったということが、セリエAのレベルの高さを表してるのではないでしょうか。(ロビーさん)



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2008年05月10日

久々のアンケート企画(フラミニの移籍、プレミアについて)

久々にアンケート企画をやってみようと思います。いきなり本題に入ります。

1.フラミニのミラン移籍をどう思いますか?

アーセナルサポとしては触れるしかない話題です。フレブ、アデバヨールにも似たような事態が生じていて、現地ではアーセナルというクラブのあり方にまで話が及んでいるようです。フラミニに対しては、Fla-moneyというしょうもないギャグまで出ているようです。

個人的には何回か書いてますが、プロとしては待遇のいい方に移籍するのは妥当な判断だと考えています。参考になりそうな記事のリンクを張っておきます。みなさんの意見を聞かせてください。

Arsenal Fans Must Blame Wenger, Not Flamini

Arsene Wenger(アーセン・ベンゲル)


2.プレミアは世界最高のリーグなのか?

これは非常に難しい問題だと思います。質問の意味があいまいで、大雑把なのは許してください。

ツケを払う時期に突入したリーガ

一般的に、「世界最高峰」のリーグとされているのはプレミア(イングランド)、リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)です。ヨーロッパでは、各リーグの客観的な順位をつけるために、UEFAランキングなるものがあります。これによると、今シーズンの1位はプレミア(反映されるのは再来シーズンから)になっています。最近のCLにおける成績を考えれば、納得といったところでしょうか。
ただし、素人の自分が言うのもなんですが、リーグ全体のサッカーのレベルはまだまだリーガ、セリエAには及ばないと思います。そもそも、プレミアはトップ4とそれ以外のクラブの戦力差がありすぎです。その証拠に、イングランドのチームはUEFAカップではいいところがありません。リーガでは、例え戦力的に劣っていたとしても優秀な指揮官(ペレグリーニ、マルセリーノ、ロティナ、エメリ、バルベルデなど)がいます。レアル、バルサといえども簡単には勝たせてもらえません。セリエAは、まだカルチョスキャンダルの影響が尾を引いていると思います。

結局何が言いたいのか分からなくなってきましたが、みさなんの意見を聞かせてください。よろしくお願いします。


みなさんからいただいた意見を、後日まとめ記事としてアップする予定です。できるだけ多くの方のご意見をお聞きしたいので、気軽に書き込んでいってください。ただし、ネットにおける最低限のルールを守った上でよろしくお願いします。


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2008年03月08日

ハビエル・マスチェラーノ 「生まれながらの"5番"」

先日、パラパラとダイジェストのバックナンバーを見ていたら、「ルーツを訪ねて」という連載企画にマスチェラーノがとりあげられていました。個人的にマスチェラーノが気になっていた(?)ので、なかなか面白かったです。
以下がそのコラムです。単なる自己満足かもしれませんが、もしよろしければ最後まで読んでみてください。あと、みなさんのマスチェラーノへの思い(?)みたいなものや、トリビアみたいなものがあったらぜひ教えてください。
(注:当方に著作権を侵害する意図はありませんが、もしまずければ直ぐに対応させていただきます。)


実父が見抜いたMFの素質
ハビエル・マスチェラーノは、とても礼儀正しい好青年だ。まだアルゼンチンU-15代表でプレーしていた頃から、彼はメディアの取材にも積極的に応じ、どんな質問にも丁寧に答えていた。
ただ、プライベートなことについては、昔も今もあまり多くを語らない。家族のことも、故郷にいる友人のことも、ガールフレンドのことも……。仕事とプライベートとをしっかり区別するプロフェッショナリズムは、幼い頃に父オスカールから学んだものだった。


サンタフェ州の小さな町、サン・ロレンソ。アルゼンチンがスペインから独立するための紛争(1813年=サン・ロレンソの戦い)を起こした最初の地であり、その後も歴史的な市民戦争が繰り広げられてきたこの町で、1984年6月8日、ハビエルはこの世に生を受けた。
父オスカールは、ロサリオの名門ニューウェルス・オールドボーイズでプレーしていたサッカー選手。トップチームでプレーした年数は短いが、74年にはFWとして、リザーブ・リーグ優勝に大きく貢献。サポーターの間ではそれなりに名の知れた存在だった。

プロ選手の遺伝子を受け継いでいようがいまいが、「名プレーヤーの宝庫」といわれるサンタフェ州でサッカーをしない男の子はいない。ハビエルは、幼稚園に入る前から毎日ボールを蹴って遊び、6歳で地元の小さなクラブ、『クルブ・アリアンサ』に入団。『クルブ・インデペンディエンテ・デ・リカルドーネ』、『アルヘンティノス・デ・ロサリオ』を経て10歳のとき、現役を退いた父がコーチを務めていた『バリオ・ビージャ』に入団した。
バリオ・ビージャに入団するまで、ハビエルはずっとFWとしてプレーしていた。だが父オスカールは、息子のプレーを見てすぐ、MF向きの選手であると判断、すぐさまボランチにコンバートしたのだった。
「現役時代にわたしがフォワードだったこともあって、あの子は自分もゴールを決める選手になりたいって、幼い頃からそう言っていました。でも、実際にプレーを見てみたら、フォワードにしておくにはもったいないほど、広い視野を持っていたんです。リーダーシップもありましたし、相手からボールを奪う技術にも長けていましたから、ボランチにコンバートすることに、これっぽっちの迷いはありませんでした」
父オスカールは当時をこう振り返る。

ただ、守備的なポジションへのコンバートを命じられたハビエルは、大いに戸惑った。これまで自分にとってのサッカーは、相手のゴール付近でプレーし、チャンスがあればシュートを撃つことだったからだ。また、ゴールを奪うこと以外に、楽しいと思える瞬間が他にあるとも思えなかった。
ところが、父の指示通り中盤に下がってプレーしてみると、ハビエルは思いがけず快感を得ることになる。相手からボールを奪い、前線の選手にパスを送る。まるでチーム全体を操縦しているかのような感覚を味わえるこのポジションは、リーダー意識の強い彼にとって、非常に心地良いものだった。また、ピッチがいきなり広がったようにも感じられ、新鮮な気持ちでサッカーを楽しむことができたのだ。

名門リーベルからオファー
ハビエルは父のチームに3年間在籍し、ボランチとしての経験を積んだ。そして13歳になったとき、みずからこう切り出したのだ。
「本格的にプロをめざしたい」
サンタフェ州の子供たちは普通、地元の名門クラブ、ロサリオ・セントラルかニューウェルスに入団することを夢見る。だたハビエルは、
「入団できても試合に出られないのでは意味がない」
という理由で、優秀なプレーヤーを大量に抱えているロサリオの2大クラブのテストは受けなかった。そこで父オスカールは、わが子をロサリオでもっとも有名なサッカースクール、『レナト・セサリーニ』に連れて行った。レナト・セサリーニは、ホルヘとエドゥアルドのソラーリ兄弟が運営するエリート養成校で、その指導力には定評があった。(ホルヘ・ソラーリは以前横浜マリノス(当時)の監督をしていた人物で、フェルナンド・レドンドの義父。一方のエドゥアルドはサンチャゴ・ソラーリの実父)

ハビエルの入団テストに立ち会ったというホルヘ・ソラーリは、当時を振り返りながら興奮気味に話してくれた。
「プレーを見た瞬間、この子は将来アルゼンチン代表の5番を背負う(ボランチを務める)選手になるって確信したよ。だからハビエルにも、合格を告げる際にそう伝えたんだ。いつもは子供たちが余計な期待感を抱かないように、あまり大げさな言葉は使わないようにしているんだが、あのときばかりは、さすがのわたしも黙ってはいられなかった。それだけ素晴らしい才能を持っているんだということを、本人に自覚させるほうが大切だと思ったんだ」

レナト・セサリーニへの入団が決まり、ハビエルは親元を離れて、クラブの宿舎で生活することになった。
「軽度のホームシックにはかかっていたようでしたが、泣き言を言ったことは一度もなかったと思いますよ」
父オスカールはそう語る。ハビエルは家族と離れての生活に寂しさを覚えながらも、サッカーの面では充実した日々を過ごしていた。エリート養成校に集まった才能豊かな選手たちの中でもひと際目立つ存在となり、このロサリオの優秀なボランチの噂は、当時ユース代表の監督を務めていたホセ・ペケルマンの耳にも、しっかり入っていたという。

そして、国内屈指の名門クラブ、リーベル・プレートからオファーが舞い込んだのは約1年後、ハビエルが14歳のときだった。
リーベルのコーチは当初、レナト・セサリーニに所属する他の選手に興味を示していた。そこで、その選手の映像を送るようにレナト・セサリーニの関係者に依頼したところ、そのビデオに一緒に映っていたハビエルのプレーに、すっかり魅せられてしまったというのだ。
リーベルの入団テストにも一発で合格したハビエルは、サンタフェ州からブエノスアイレス州へ引越しをし、同じく地方から来ている仲間たちと一緒にクラブの寄宿舎で暮らすことになった。1年前から親元を離れていたとはいえ、実家から遠く離れた大都会での生活は、14歳の少年にとって楽なものではなかった。

父オスカールは、ほとんど毎日のように息子に電話をかけ、週末には妻を連れてブエノスアイレスまで車を飛ばした。だが、ハビエルがリーベルの敷地内にあるハイスクールに通うようになると、その必要はなくなる。この頃からクラブのオフィスでアルバイトをするようになったこともあり、故郷に思いを馳せる暇などなくなったのだ。

プロデビュー前にA代表へ
リーベルの下部組織に入って間もない頃に、ペケルマン監督のアシスタントを務めていたウーゴ・トカーリ(前アルゼンチンU-20代表監督)からリーベルに連絡が入る。その内容は、レナト・セサリーニ時代から目をつけていた将来性のあるボランチを、U-15代表に召集したいというものだった。これがハビエルの、代表チームとの最初の出会いだった。

ユース代表で世界を相手にプレーしはじめると、すぐにヨーロッパのクラブからオファーが届きはじめる。とりわけ、16歳のハビエルにもっとも強い関心を示していたのが、オランダのアヤックス・アムステルダムだ。18歳未満の選手の移籍はFIFAのルールで認められていないため、アヤックス側は両親に現地での仕事を斡旋し、親の転職による移住という形で、ハビエルをアムステルダムに呼ぼうとした。だが、父オスカールはこの話に乗らなかった。

「ハビエルはああ見えてしっかり者なんですが、それでもまだ16歳。リーベルでのプロデビューもまだ済んでいませんでしたし、人間的にも選手としても未熟すぎると判断したんです」
ハビエル自身も残留を望んでいたため、オランダ行きの話はあっさり消滅。リーベルでキャリアを積み上げていくことになったわけだが、しかし下部組織から一緒にプレーしてきた仲間が次々にトップチームに昇格していくなか、ハビエルだけが長くリザーブチームにとどまることになるのだった。
その一方で、代表では着実にステップアップを遂げていった。U-15代表からU-17代表に順調に「昇格」し、01年のU-17南米選手権では優勝。同年9月に行われた世界選手権でも全試合に出場し、チームの4位入賞に貢献した。

その2年後には、U-20代表のキャプテンに任命され、ウルグアイで開催されたU-20南米選手権に出場。ここでも優勝を経験した。このチームではのちにコリンチャス、ウェストハム・ユナイテッドでチームメートとなるカルロス・テベスと出会い、意気投合している。

そして同年7月に行われたウルグアイ戦(親善試合/2-2)では、当時のマルセロ・ビエルサ監督によってA代表に招集され、なんとプロデビュー前にA代表デビューを飾るという快挙を成し遂げたのだった。
マニアックで研究熱心な戦術家として知られるビエルサは、レナト・セサリーニ時代からハビエルのプレーをビデオでチェックしていたらしく、
「ようやく君をわたしのチームに迎えることができた。ここまで順調に成長してくれてありがとう」
と、逆に監督から感謝の言葉を述べられたのだという。

衝撃のA代表デビューからわずか18日後、ハビエルはついにリーベルで念願の1軍デビューを果たし、レギュラーに定着した03-04シーズンには、リーグ制覇に大きく貢献した。
またこの04年は、さらなる快挙もやってのける。U-23代表として参加したアテネ・オリンピックで、不動のボランチとして全7試合にフル出場し、アルゼンチン・サッカー界に初の金メダルをもたらしたのである。しかもこれは、FIFAの管轄下の大会では史上初となる「無失点優勝」のオマケつきだった。

こうして「マスチェラーノ株」は急激に上昇し、オリンピック終了後には、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーなどがこぞって獲得に乗り出すほどの人気銘柄になっていた。

リバプール移籍で自信回復
だが、ハビエルを獲得したのは、意外にもブラジルのコリンチャスだった。同クラブからリーベルに対し、1500万ドル(約18億円)という巨額のオファーが届いたのである。
「あの子は喜ぶどころか、かなり戸惑っていましたね。わたしもハビエルも金には無頓着で、生活に困らない程度の稼ぎがあればって感じなんです。なのに1500万ドルなんて……。当時はハビエルと一緒に、何度も「クレイジー」という単語を口にしていましたね(笑)。もっとも、リーベルの幹部たちは大喜びしていましたけど」

U-17代表時代からの付き合いとなるテベスとともに、ブラジルの名門コリンチャスへ移籍したハビエル。だが新天地では、残念ながら不遇のときを過ごすことになった。05年9月に左足に全治6ヶ月の大怪我を負い、シーズンの大半を棒に振ったのである。
なんとかワールドカップまでにはケガも回復し、ドイツでは準々決勝までの全5試合に出場。改めて存在感を示したが、しかし、クラブレベルでの不運はその後も続いた。
ハビエルのパスを所有していた『MSI』社によって、テベスと共にイングランドのウェストハムに移籍させられると、いきなり監督の構想外に。ほとんど出場機会を得られぬまま、約半年を無駄に過ごしたのである。
その間、アルゼンチンではフェルナンド・ガゴやエベル・バネガといった若きボランチが台頭、ハビエルは代表の親善試合(フランス戦)にも呼ばれず、自信を失いかけた時期もあった。

その状況を180度変えたのが、07年1月のリバプール移籍だった。
すでにふたつのクラブ(コリンチャスとウェストハム)でプレーしていたため、一度は暗礁に乗り上げたが、FIFAとFAから特別許可が下り、リバプールへの移籍が実現。すると、それまでウェストハムのベンチにいることさえままならなかった男が、強豪リバプールでレギュラーの座を勝ち取り、チャンピオンズ・リーグのファイナルにも出場してしまったのである。

ベネズエラで開催されたコパ・アメリカでは代表復帰も果たした。チームは準優勝に甘んじたものの、リオネル・メッシやファン・ロマン・リケルメらとともに、国内外のメディアから高い評価を受けたハビエル。右にファン・セバスティアン・ベロン、左にエステバン・カンビアッソが配された3センターハーフの中央にドンと構え、黙々とみずからの仕事を遂行していく姿には、ベテラン選手のような風格が漂っていた。

「あの子の夢はもちろんワールドカップ制覇です」(父オスカール)
現在23歳。プロデビュー前にA代表デビューを果たした天才MFのサクセスストーリーは、いままさに始まったところなのかもしれない。

参考文献:ワールドサッカーダイジェストNo.250


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2008年02月28日

「アーセナル、モウリーニョ、バルサについて」のまとめ

前回の記事のまとめです。

フリスク事件、モウリーニョ、ライカールト解任論について
まずはフリスク事件についていただいたコメントを整理します。コメントを掲載すると記事がまた長くなりますので名前しか出しません。コメントは前の記事にありますのでそちらを参照してください。

>杉本さん
調べてみたところ、フリスクは2004年のCLグループリーグ、ローマ対ディナモキエフ戦のハーフタイムに観客席から投げられたものが頭部に直撃し、試合を中止したことがありました。詳細はこちらです。
しかしこれは引退の直接の原因ではなく、やはりモウリーニョの発言以降の執拗な嫌がらせによるものだと思います。あまりに時期が離れすぎていますし。

>うーんさん
確かにバルサ寄りの書き方だったし、疑われるような行動をしたライカールトも悪いというのはある意味正しいと思います。しかし、モウリーニョの発言の影響があったからかは分かりませんが、試合に勝ったからといって成功しているというのはあまりにナンセンスです。
モウリーニョは自分の発言力の持つ影響力を分かっていて、ポルト時代には家族が脅される経験もしています。冷静に考えれば、自らの発言でフリスクさんの家族がどういう目に遭うかは分かっていたはずです。あの発言は決して正当化できるようなものではありません。
これはどこのファンとかは関係なく、人間としてのモラルの問題だと自分は考えます。


フリスク事件をきっかけにして、「審判への圧力」というものを真剣に考えさせられました。機会があれば、このことについて考えてみたいと思います。そのときはまたコメントよろしくお願いします。


ここから本題に入ります。自分の書き方が中途半端だったのですが、みなさんはモウリーニョのバルサ監督就任の賛否、という感じでコメントしてくださっていますのでその方向で考えてみます。

  • モウリーニョ時期監督反対派の1人としては、今回・皆が忘れてるであろうフリスク引退事件をわざわざ取り上げられたのは嬉しい限りです。仰る通り、彼の最大の問題点は審判や対戦相手に対する必要以上の過剰な圧力です。それこそが私がモウリーニョ就任に反対する最大の理由です。(サントスさん)
  • モウリーニョはいやですねえ。好きな監督ではありますが(人格はこの際どうでもいい)、バルサの監督に向いてるかと言われれば「向いてない」と言った方がいいでしょう。(とおりすがりさん)
  • 私は、モウリーニョ就任どちらかといえば賛成派かな。理由は、ライカールトには飽きた、そろそろオランダ人以外を見てみたい、他に適当な人がいない、前に書いたマルセリーノとかキケ、バルベルデとかやっぱり地味すぎるかなとも思う、緩んだネジを巻き直すには適していそう、こんな感じでしょうか。  それと、バルサファンがあれだけ憎んでいたのに、なんでモウリーニョを受け入れる感じなのかといえば、おそらくは、今から振り返ると、モウリーニョの言動も含めて「あの時は楽しかったよなー」と思ってるからだと思います。チェルシーとの戦いがもたらした、あの時の胸の高まる感じ、残念ながら今のバルサにはないですから。栄光の時代を彩ったライバルとしてとらえられているからこそ、モウリーニョには抵抗感が少ないんだと思いますよ。(クレ14号さん)
  • クレ14号さん、胸の高まる感じ、よくわかります。モウ時代のチェルシー戦は最高でした。今でもバルサの試合は十分面白いけど、あんな試合見せられたら目が肥えちゃいます。。。(もうもうまんさん)
  • モウリーニョ就任は出来れば避けてほしいですね。強くなりそうとは思いますがカンプ・ノウのピッチに水撒いてまで勝利に固執するバルサとか見せられたら悲しい(名無しさん)
  • 監督交代に関してはモウリーニョは反対ですね。監督としては確かに優秀ではありますが、そのあまりに現実的なサッカーは確かに強靭なバルサを築き上げるかもしれませんが、チームの風土に適合するとは思えません。また、彼の自己顕示欲の強さとその行動は、バルサの会長やクライフおじさんの望むところかどうか・・・・。今シーズンが終われば、ベニテスなど優秀な監督が宙に浮く可能性もあるわけで、次期監督について論ずるのはまだ早いような気がします。(蹴球さん)
  • モウリーニョはイギリスのマスコミにも相当嫌われていましたね。まあ、モウリーニョが好きな人はそうやって自分を楯にして選手を守っていたのだ、と言いますが。人格は別にしても、同じ人がバルサもモウリーニョも好きになるという感覚が私には理解できません。バルサはただ勝てば良いって言うチームじゃ無いと思うんだけどな。(今年の優勝はまだまだわからないよさん)
  • モウリーニョの就任に関しては、否定派でも肯定派でもないですね。来るのであれば拒まないってところです。チェルシー時代は守備的な戦術が目につきましたが、その前のポルト時代はそれほど守備的なチームであるという印象はありませんでした。確かに守備からチームを構築する監督であるとは思いますが、攻撃的に振る舞うこともできるような気がします。(フラットさん)
  • モリーニョ=勝つ為だけのサッカーではないのでは?結構前になりますが、インタビューで本当にやりたいサッカー語ってましたよね。もちろんそれを実現できるかどうかはわかりませんが、今バルサのベンチにいる戦術眼があまりに低い彼よりはましでしょうね(いにえすたさん)

モウリーニョ就任にはいろいろな意見がありました。バルサのサッカーに求められるものを満たすことができるのか。そもそもバルサの監督としてふさわしいのか(フリスク事件を引き起こした一連のいざこざをどう受け止めるのか)。なかなか難しいところだと思います。
個人的にはモウリーニョ賛成派だったのですが、前回の記事を書くまではフリスク事件は知らなかったし、他にも知らないことがありそうなので、今は分からないというのが正直なところです。否定派でも肯定派でもないが、来るのであれば拒まないということにさせていただきます。中途半端ですいません。

ここで、個人的にライカールト解任論について思うことがあるので少し書いてみる。

まずはこれを読んでみてください。まさに本質だと思う。ライカールトはチームをまとめる役割を担っていて、戦術面はテン・カテが受け持つ。この区分けがうまくいっていたからこそ、バルサはリーガとCLの二冠という、現代サッカーにおいては奇跡に近い偉業を成し遂げられた。
しかし昨シーズン、契約の切れたテン・カテはアヤックスの監督に就任し、ニースケンスが助監督に昇進した。バルサの迷走が始まったのもここからだ。テン・カテが優秀な戦術家だったために、バルサはいまだにの代役を見つけられていないのだ。勝てなくなると当然ライカールトの求心力も落ちる。チームが少しずつ崩れ始める。この状況がずっと続いている。今のバルサはこんな感じだと思う。

最近のバルサでは、ふがいない戦いをするとライカールトに批判が集まる。戦術がない、選手交代がおかしい、ライカーバルサは研究尽くされている、飽きたなどという批判が噴出する。それは確かに正しいと思う。チームの状態が悪ければ、真っ先に監督が批判の矢面に立たされる。
ただ、そんなのは当たり前だし分かっていることなのではないだろうか。現役時代、グアルディオラと並ぶような名ピボーテだったライカールトは、監督としての実績はなかったがバルサの監督に就任した。それはあくまで優秀なコーチの存在が前提であったと思う。
何が言いたいかというと、テン・カテの代役を務められるような戦術家を連れてこなかったバルサ首脳陣を批判するのが正しいのではないだろうか。ニースケンスがどうかは分からないが、戦術家の不在を2年近くもほったらかしにする首脳陣がおかしいのである。ある意味ライカールトは被害者なのだ。
個人的にはライカールトを解任するよりも優秀な戦術家を招聘するのがベターだと思う。そのほうが監督が代わるよりも混乱が少なくてもすむのではないだろうか。

反対意見が多く出るかもしれませんが、どうも最近ライカールトが不便に思えて仕方がないので書いてみました。

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バルサのシステムについて
バルサが4-3-3をやめるとしたら、どんなシステムで、どういうメンバーを組みますか?
少し見にくいですが、まとめはこちらです。

  • バルサはメッシを2ndTOPにして4-4-2にするのがいいと思います。今のメンバーFW・MFを変更する必要はありますが。(サントスさん)
  • バルサのシステムについてですが3トップがどうとかは問題とは思いません。今の中盤のメンバーではサイドにいい人材がいません。よって3センター以外の構成の中盤を組むことは非常に困難です。現状の3センターに向いたトップの構成は3トップ以外に考えられません。今シーズンは4-3-3に固執するしかないでしょう。4-2-3-1もトップ下に誰を配置するかによって変わりますが4-3-3のバリエーションの1つでしょうね。(とおりすがりさん)
  • 以前ライカールトは3-4-3を試合で試したことがありましたが、いまいちフィットしなかったため現状の4-3-3に戻しました。現在のメンバーを見る限り、メッシとロナウジーニョの守備に対する貢献はあまり期待できないため、4-2-3-1がベストであると考えます。その場合、4の部分は現状維持、ボランチはトゥーレとシャビ、3の部分は左からアンリ、イニエスタ、メッシ、1トップはエトオとなるのがベストだと思います。(Bさん)
  • バルサはカンテラから4-3-3にして、選手を慣れさせてるぐらいですからね。変えるとしたら、3-5-2ですかね。 5 のところのサイドは、シウビーニョとザンブロッタで、シャビとヤヤ、その上にデコorイニエスタ、それでエトーとアンリorボージャン。メッシは途中しかないです…。難しいですね。 マスケラーノやフラミニ(無理ですが…)を獲れば、もっと色々な選択肢が増える気がします。(幹さん)
  • フラット4-4-2かな。今のメンバーなら中盤より前は左から、FW:ボージャン(アンリ)、エトー   MF:イニエスタ(ロニー)、チャビ、トゥーレ、メッシ   後ろは、今まで通り。今のメンバーだと4-3-3が一番いいと思いますけどね。(クレ14号さん)
  •  バルサのシステム。既存のシステムではダメでしょう。私自身が指導していますその中で最近思いついたシステム 4-5-2 はどうでしょう。一人多い?そうです。スタートポジションは2サイドバック・2センターバック・2ボランチ・1トップ下・2トップ・右か左のワイド1。左右どちらかのハーフのスペースが空いています。  選手へのメッセージとして一人が0.1人分多く動く事で可能になるシステム。いまのサイドバックの運動量から言えばスペースがあったほうが出やすいと思いますし、そのスペースをそれぞれに使うことで全体が連動してより流動的になることを期待します。   やってほしいな~。バルサで。どうでしょう?(solさん)
  • バルサは選手見たら4-3-3以外にないと思います。それをするための選手を集めているので変更するなら4-4-2で、DFはアビタル・マルケス・Gミリート・プジョル。中盤はダイヤ下にヤヤ・右にシャビ・左にイニエスタ 上にデコ(ロナウジーニョorグションセン)。FWエトー(アンリ)・メッシ(ロナウジーニョ)  ・・・・・・あんまり今と変わらないかと4-3-3以外のどのシステムを使うにしてもSBの選手がどれだけ攻撃参加できるかが今のメンバーでは重要な気がします。中盤から単独で相手を崩せそうな選手を見るとどうしても守備面が・・・(karasuさん)
  • 4-3-3はロニー、エトー、デコ、ザンブロッタが状態がよければ一年を通じて維持可能だと思うけれど。現状の故障や各選手の状態を見てアンリ等の選手を使うのであれば他のフォーメーションを採用した方がいいかなと思うことが多々ありますね。4-3-3以外で採用するならやっぱり4-4-2かな?FWはエトー、アンリ(ボージャン)。MFはイニエスタ(ロニー)、シャビ、メッシ、ヤヤ(デコ)。DFはザンブロッタ、プジョル、マルケス、シウビーニョ。  堅実にゆくなら(らしくないが)3-5-2で、FWがエトー、アンリ(ボージャン)、MFはロニー、イニエスタ、メッシ、ヤヤ、シャビ(デコ)、DFはプジョル、マルケス、シウビーニョ かな?(蹴球さん)
  • 4-3-3以外なら4-4-2でしょうか。DF:プジョール、マルケス、ミリート、アビダル。MF:ザンブロッタ、トゥーレ、シャビ、イニエスタ。FW:エトー、メッシ。とはいえ4-4-2に適したメンバー構成ではないので苦しいか。となるとやっぱり4-3-3が最適?(kohakuさん)
  • 「トリデンテ」時代からバルサを見始めたので、3トップ以外でも別に違和感はないです。それこそローマのような0トップ的に流動的なサッカーであれば、現状のスタイルから無理なくスムーズに移行できると思います。(ジュリがすんなりローマになじんだのもそれが理由だと個人的には思っています)  システム : 4-5-1  FW : エトー(好調であればロニー) MF : 左 イニエスタ、右 メッシ、中央 デコ、ボランチ ヤヤとシャビ DF : 左 該当無し(シウビーニョ)、右 ザンブロッタ、センタープジョル、ミリート。 現状の左サイドバックでは帯に短したすきに長しなので…(フラットさん)

いただいたコメントを見てみると、4-2-3-1(4-5-1)、4-4-2、または3-5-2という案がありました。深く考えると長くなるので簡単にまとめます。1.~4.ではGKはバルデス、DFラインは右からプジョル(ザンブロッタ)、マルケス、ミリート、アビダル(シウビーニョ)とします。

1.4-2-3-1
FW:エトー(アンリ、グジョンセン、ロナウジーニョ)
MF:デコ(ロナウジーニョ、グジョンセン、イニエスタ)、メッシ(ドスサントス)、イニエスタ(アンリ)、シャビ、ヤヤ

これはやはり4-3-3のバリエーションの1つと考えるべきだと思います。トップをロナウジーニョにすればローマ型になりそうです。デコはポルトガル代表と同じポジションでやりやすいかもしれません。イニエスタをトップ下におけば、フレブみたいに自由人になりそうで面白そうです。
ちなみにセビージャ戦では、ロナウジーニョをトップに据え、グジョンセンをトップ下におく4-2-1-3をやったらしいです。シャビのことを考えればこれがベターかもしれません。

2.4-4-2(中盤フラット)
FW:エトー、アンリ(グジョンセン、ボージャン)
MF:メッシ(ドスサントス、ザンブロッタ)、シャビ(デコ)、ヤヤ、イニエスタ(ロナウジーニョ、ドスサントス)

個人的にはちょっと微妙かなと思いますが、見てみたい気がします。今度ウイイレでやってみます(笑)。

3.4-4-2(中盤ダイヤモンド型、正確には4-3-1-2)
FW:エトー(アンリ、グジョンセン)、メッシ
MF:デコ(ロナウジーニョ)、シャビ、イニエスタ、ヤヤ

これはメッシのためのシステムだと思います。SBを使うことでワイドに攻撃できるし、なかなかいいかもしれません。
ただ、コパでのメッシのキレキレぶりはやばかったですが、それを支えていたのはリケルメ、メッシの分まで守備をやった(走った)ベロン、カンビアッソ、マスチェラーノです。そう考えるとちょっと微妙かもしれません。いろいろ考えると結構難しいです。

4.3-5-2
FW:エトー、アンリ(ボージャン)
MF:ロナウジーニョ(デコ)、メッシ(ザンブロッタ)、イニエスタ(シウビーニョ)、シャビ、ヤヤ
DF:マルケス、プジョル、ミリート

3バックでメッシをサイドで使うのは怖そうですね。ただ、メッシをベンチに置いとくのはもったいないですし、難しいです。
そういえばちょっと思ったんですが、Jリーグではなぜ3バックのチームが多いんでしょうか。知っている方がいらっしゃればぜひ教えてください。

5.おまけ 3-4-3
スポナビコラムにあったので、リンクを張っておきます。

6.4-5-2(?)
solさんのご意見です。
なかなか面白そうですが、自分は専門知識は持っていないので中途半端にお返事するわけにはいきません。誰か分かる方がいらっしゃれば教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。


結論的には、ご指摘があったようにやはりバルサは4-3-3があってますね。循環論法になりますが、4-3-3を基本に据えている→移籍マーケットでそれにみあった選手を獲得する→選手構成を考えれば4-3-3がいちばんいい、という感じでしょうか。カンテラから4-3-3にして、選手を慣れさせてるというのは初耳でした。

コメントをくださった方々、わざわざお付き合いくださいましてありがとうございました_ _

最後に
記事の都合上、すべての方のコメントを拾えませんでした。ここでお返事させていただきます。

>aさん
自分がバルサを応援しているのは、ビッグクラブながらカンテラを大事にしているからです。
バルサファンが多いのは、あのスペクタクルサッカーを見せられたからだと思います。アジアでは間違いなくロナウジーニョでしょうね。

>おさむさん
そうですね。あまりに痛ましいです。
本当に1日も早く回復してくれるのを祈りたいです。再びピッチで元気な姿を見たいですね。

エドゥアルドについては、状況が落ち着いてからまた記事を書こうと思います。


ここまで読んでくださっている方がいるかは分かりませんが、長文を最後まで読んでくださってありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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2008年02月26日

アーセナル、モウリーニョ、バルサについて

いつもは試合を見て自分なりにマッチレポ(?)みたいなものを書いてますが、たまには書きたいことを書いてみようと思います。アーセナル、モウリーニョ、バルサについてです。

アーセナル
バーミンガム対アーセナルの試合は見ていたが、何も書く気がおこらなかった。それはやはりエドゥアルド。テイラーのタックルにより、えぐい怪我をさせられてしまった。見たくない方は絶対に見ないでいただきたいが、ケガをしたときの写真はこちら。足首があり得ない方向に曲がっていて、見るのもおぞましい。ヴェンゲルは「選手たちにとっても、彼の苦しみようとあの足の変形ぶりは、到底見ていられないものだった」と述べ、中継を行なっていたイギリスのテレビ局でも、その光景のあまりの痛ましさからファウルシーンのリプレイは行なわないと発表している。

まだ正確なことは分からないが、エドゥアルドは現在はニューカッスルに所属するスミスと同じようなケガをしたといううわさもあるようで、最低でも復帰まで6ヶ月はかかるようだ。もしそうならば、クロアチア代表として参加するはずだったEURO2008だけでなく、来シーズンの開幕にも間に合わないことになる。ヴェンゲルの言うとおり、たった一回のレッドカードで選手生命を脅かすような怪我をさせたテイラーは許されるべきではないが、プレミアでは悪質なタックルが他リーグに比べて横行しているイメージがある。昨シーズンのチェフは、レディングのハントに頭をサッカーボールのように蹴られ、頭蓋骨骨折という選手生命どころか生死にさえかかわる大怪我を負っている。今回のことをきっかけに、そういった風潮に歯止めがかかることを望みたい。エドゥアルドの気持ちが折れていないことは不幸中の幸いだが、今後二度とチェフ、エドゥアルドのような選手を出さないためにも、FAにはしかるべき措置をとってもらいたいものである。

(参考)
エドゥアルド、今季中の復帰は絶望か
ヴェンゲル監督、テイラーに激怒
ヴェンゲル監督が前言撤回
ヴェンゲル監督、ダ・シウヴァ骨折で激怒
クロアチア代表監督:「エドゥアルドの復帰を願っている」
バーミンガム、エドゥアルドの負傷について公式声明
エドゥアルド:「乗り越えてみせる」

バーミンガム戦の内容については、1人少ない相手にドローに持ち込まれたのが情けなかった。クリシーのミスでロスタイムにPKを与えたときのギャラスの表情が印象的だった。あとはなぜか髪型の変わったアデバヨール。後半、中央でフリーだったベントナーにパスを出さず、自分で打ってとめられたシーンがあった。ストライカーの本能というやつなのかもしれないが、結果的にはあの1点は大きかった。たらればだが、パスを出していれば…と思ってしまった。あの試合の感想は簡単にいうとこんな感じです。

さて、エドゥアルドを失ったアーセナル。ミラン戦はすぐそこだが、相変わらずケガ人クライシス状態である。ヴェンゲルはおそらくサンシーロでもフレブトップ下を採用したいはずだが、今は左SHがいない。ロシツキーは戻ってくるのか。デニウソン、ウォルコットは博打感が否めないし、4-1-4-1を採用するのか。ケガ人の動向がかなり気になるところである。試合の前日になったら、また展望みたいなものを書いてみるつもりです。


モウリーニョ
最近のことだが、「ジョゼ・モウリーニョ 勝者の解剖学」という本を読んだ。はっきりいって、冗長なうえに内容も間違いがある箇所が多かったが(おそらく翻訳した人があまりサッカーを知らないためだろう。厳しく言えば英語、日本語力も疑問だが)、昨シーズンの途中からヨーロッパサッカーを見始めた自分には知らないことがいろいろあった。日本では、モウリーニョに関して好意的な記事しか最近は目にしないので、モウリーニョが過去に犯した最大の過ちについて書いてみる。多くの方は知っていらっしゃるだろうが。(ちなみに、モウリーニョは家族を大切にするイメージがあるが、ウニオン・レイリアの監督時代には愛人がいたらしい(wikipediaより)。本当かどうかは知らないが。)


フリスク事件
モウリーニョの犯した最大の過ちは、ある審判を引退に追いやったことである。彼の名はスウェーデン人のアンデルス・フリスク。世界でもコリーナの次に優秀な審判と正式に認められていた審判である。

それは04-05シーズンのCL決勝トーナメント、ベスト16のバルセロナ戦のことだった。モウリーニョはカンプノウで行われるファーストレグの試合前日、公式記者会見でチェルシーのスタメン発表を行い、主審のフリスクの名前を読み上げいいジャッジを望むと言った。もちろんこの発表はただのフェイクで、実際の試合ではモウリーニョの先発リストから漏れていたダフが先発した。多くの人がモウリーニョらしいと感じていたはずである。

ハーフタイム、ライカールトが通常のルートを通らずにドレッシングルームへ向かったのを見たアシスタントのスティーブ・クラークとセキュリティ担当のレズ・マイルズは、その方向が審判員室と同じ方向だったことから2人が接触したと推測し、モウリーニョにその旨を伝えた。これが事件の伏線になる。

チェルシーの1点リードで迎えた後半、ドログバが二枚目のイエローで退場させられてしまう。ゴールキーパーに足の裏を見せたドログバへの判定は妥当なものだった。
数的不利に陥ったチェルシーは、バルセロナの攻撃に残り時間を耐え切ることができず2-1で敗れることになった。ここからが問題なのである。

モウリーニョは試合後、フリスクはバルセロナの味方をしていたとほのめかす発言をしてひどい濡れ衣を着せた。チェルシーはライカールトとフリスクの噂を持ち出し、UEFAに抗議すると言い出した。当然ライカールトもフリスクも接触を否定した。しかし周囲の大きな怒りを買っても懲りないモウリーニョはバルセロナ戦の数日後、ポルトガルメディアに「フリスクがドログバを退場させたことで、試合が粗悪なものになった」と話した。ひどい言い掛かりをつけたうえ、セカンドレグでチェルシーはバルサに勝利し、準々決勝に進んだことでバルサファンの憎しみは相当なものだった。このことを考えれば、現在モウリーニョがバルサの監督候補に挙がっているのは違和感を覚える。

モウリーニョはこの問題についてUEFAに呼び出され、釈明を求められることになった。サッカーの評判を落としたとして、下手をすればチャンピオンズリーグからチェルシーを追放するという可能性もあったようだが結果的に、9000ポンドの罰金と2試合のベンチ入り禁止を言い渡された。
(準々決勝のバイエルン戦では、今度は無線機で通信したという疑いがかけられた。ベンチにいたフィットネスコーチが帽子の中の右耳のあたりを頻繁に触っていたことや、モウリーニョはポルトガル時代に同じことをやったことがあると自慢していたからである。UEFAのオフィシャルがハーフタイム時にチェックしたものの結果はシロだった。ただ、真相は闇の中である。)

結局フリスク事件は、事実関係をよく確認せず、試合に負けた腹いせから感情的に発言したモウリーニョに非があるのである。しかしモウリーニョの発言は、UEFAからの処罰のみで許されるべきではなかったのだ。

この事件の最大の犠牲者は無実のフリスクだった。奇しくもモウリーニョと同い年の彼は、あの試合の16日後突然審判からの引退を表明したのだった。あの事件以降、郵送物や電話、Eメールで脅迫を受け、子供たちを家に置いておくことに危険を感じている、というのがその理由だった。当時のUEFA審判委員会会長、フォルカー・ロスから慰留されてもフリスクは拒否。心労は相当なものだったようだ。

するとロスは「モウリーニョのような人間はフットボールの敵だ。きわめて軽い気持ちで、審判という仕事をストレスにあふれた重苦しい仕事に変えてしまう監督たち。彼らが試合中に優れた判定が行われる機会をぶち壊しているのだ。」と述べ、強い嫌悪感を示した。周囲からはフリスクに対する同情だけしか生まれなかった。

モウリーニョはシーズン終盤になって、自らの過ちを認めたように見えた。しかしフリスクに対しては同情のかけらも見せなかった。あろうことか、モウリーニョはポルトガルのテレビ番組で、フリスクに対する冷酷ともいえるジョークを飛ばしたのだった。ポルト対スポルティング・リスボン戦で、審判がポルト選手を2人退場させたことへのコメントを求められたモウリーニョは、「審判の話をするときは気をつけなければならない。なぜなら、ジョアン・フェレイラ(その試合の主審)氏も審判をやめてしまうかもしれないからね」と述べた。モウリーニョはフリスク以下、家族の生活を無茶苦茶にしてしまったことをあまりに軽く受け止めているのだ。


これがフリスク事件の概要だと思う。間違っていたり、これが抜けているみたいなのがあったら教えてください。

バルセロナとの言い争いはまだ分かるところはある。モウリーニョはバルセロナ時代にトップクラスの監督になるための多くを学んでいる。しかし一方では「通訳野郎」というあだ名をつけられ、多くのメディアや、場合によってはクラブ内の人間にも馬鹿にされた扱いを受けていた。モウリーニョがそのことを根に持っているのは「自分はポルトでバルセロナと同じ数のヨーロッパタイトルを獲得している(当時)」という発言からも分かる。

しかし、その争いに審判のフリスクを巻き込んだのは決して正当化できない。モウリーニョは自らの発言のもつ影響力を誤った方向に使ってしまったのだ。それに懲りず、選手を守るためにメディアを使った舌戦を仕掛けるモウリーニョの評価が分かれるのも当然だと思う。

モウリーニョの悪口を書いてみたが、この問題の本質は「審判への圧力」である。日本対中国戦の審判は論外にしても、セリエAのカルチョ問題などこういったことは毎年必ず起きている。誤審をなくすためといって機械を導入するのも味気ない。なかなか難しいところだと思う。


バルサ
バルセロナの現状のまとめという記事を少し前に書いたところ、ありがたいことに多くのコメントをいただいた。そこでひとつ気になったのは、バルサは3トップに固執すべきなのかということである。4-3-3が大好きなオランダ人のクライフ、ライカールトなどが首脳に居座り続ける限りシステム変更はなさそう(さすがに3-4-3はやらないだろうが、アヤックスの監督になるファンバステンは4-2-3-1を使い始めたらしいのでもしかしたらというのはあるが)だが、ちょっと面白そうなので考えみたいと思う。みなさんにお伺いします。

バルサが4-3-3をやめるとしたら、どんなシステムで、どういうメンバーを組みますか?

前と同じように、みなさんからいただいた意見をまとめてみるつもりです。多くの方のご意見をお聞きしたいので、気軽に書き込んでください。よろしくお願いします。


試験的に人気ブログランキングに参加してみました。ブログ更新の励みになりますので、もしよろしければ1クリックお願いします。→→→→人気ブログランキングへ

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2007年12月08日

イングランドはなぜ負けたのか

遅くなって申し訳ありません。いまさらですが、イングランド代表がなぜ負けたのか考えてみようと思います。至らぬところがありましたら、コメント欄で教えていただけるとありがたいです。

イングランドの戦力分析はこちらです。


さっそく、現在のイングランドを取り巻く問題をあげていきたいと思います。


信頼できるゴールキーパーの不在
これはいうまでもない。ロビンソンはクロスの処理に難があり信じられない凡ミスをやらかす。カーソンはまだ若い。他に有望な選手も見当たらず、苦しい。

エースストライカー
オーウェン、ルーニーはいい選手だが怪我が多い。この2人に続く選手はクラウチぐらいで、選手層が非常に薄い。予選敗退が決定したクロアチア戦では、この2人が怪我をしていたためクラウチしか使える選手がいなかった。ここも頭が痛いポジションである。

ボールを配球できる選手の不在
現代サッカーでは、サイドにサイドアタッカー、攻撃的な選手を配置するとき、中央にボールを配球できる選手を置くのが主流のようだ。これは、中央にボールを散らせる選手がないと、サイドの選手が前を向いてボールを持つ回数が減ってしまうからである。これはスペイン代表の中盤を考えてみればわかると思う。ではイングランドはどうなのか。
ざっと見渡してみると、こういうタイプの選手は見当たらない。ジェラード、ランパードは世界でも屈指の選手だが、それは回りに生かされてこそだと思う。この2人にマクラーレンはゲームメークの役割を担わせたから、代表ではクラブでのような活躍ができなかったのではないだろうか。
プレミアでは、こういう散らしタイプの選手は外国(スペイン)人が多い印象がある。これは逆に、イングランド人にはボール捌きのうまい選手が少ないということを示していると思う(ヴェンゲルが外国人ばかり集めてくるのもここに原因があるかもしれない)。つまり今のイングランドは、スコールズが代表を引退してからここの選手構成が苦しい。これと似たことが今シーズンの序盤のチェルシー、昨シーズンのバレンシアにも言えると思う。
今のイングランドのようなチームは、相手に引いてスペースを消されると苦しむことが多くなる。クロアチア戦もそうだった。フランスにも似たようなことがいえるが、ダブルボランチはヴィエラ&マケレレ。守備はむちゃくちゃ堅いし、ドメネクは守備を優先しているように見える。
イングランドはここが中途半端だった。下位国相手ではなまじっかボールを持てるばかりに、こういう問題を棚上げにしてポゼッションサッカーを目指そうとした(?)マクラーレンの責任はやはり大きいといえそうだ。個の力だけでは世界で勝てない。結局、マクラーレンは組織の整備ができなかった。


他にもセンターバックの選手層にやや不安があること、各選手のポジショニングが固定されすぎているきらいがあることなどもあるが、ピッチ内の問題については上に挙げた3点が大きいと個人的には思う。

インテルの監督であるマンチーニは、「チーム作りにおいてもっとも基本となるのは、ゴールキーパー、センターバック、センターハーフ、センターフォワードというチームの背骨とも言える縦のラインに、優秀な人材を配することだ」とある雑誌で言っていた。イングランド代表はこの基本を固めることができなかったから負けた。こういうことだと思う。

育成システムについて
イングランド国内では、若い選手の育成システムについての批判が噴出しているようだ。アーセナルをはじめとして、プレミアには外国人が他リーグに比べるとあまりにも多い。これでは国内の有力な選手を育てることができない。人数規制をかけるべきではないか。
たしかに、Jリーグにブラジル人ばかりのチームがあったら戸惑いそうである。実際、日本がストライカー不足に苦しんでいるのも各チームがFWに外国人を起用しているケースが多い(?)ことに原因があると思うし、この意見には一理ある。
ベッカムはこういった批判に対して、「プレミアにやってきた外国人のおかげでリーグ自体のレベルは確実に上がった。それがイングランドの選手のレベルを上げることにもなる。また、イングランドがワールドカップに出場できなかった1974年、1978年のころには、プレミアの選手の約90%がイングランド人だった。つまり、外国人が多いという批判はただの言い訳ではないか。」みたいなコメントをしていた。これもそのとおりで、なかなか難しい問題である。
個人的には、外国人を排除しようとする方向に持っていくのは間違っていると思う。前にいただいたコメントの中に、「国代表のサッカーにはほとんんど戦術的にみるべきものが無いと感じているため、イングランドの代表を強くするためにプレミアリーグのレベルが下がるのは残念な気がする。つまり外国人規制はローカリズム復興、イングランド代表の復興のために必要な要因かもしれないが、それでレベルが下がるのはちょっと興ざめな気がする」というものがあった。まさにこのとおりではないだろうか。

ここまでは選手の育成の話だが、イングランドは優秀な指導者の育成にも問題がありそうである。たしかに、世界で名将といわれている監督にイングランド人はほとんど見当たらない。ここもクローズアップされるべきではないだろうか。

次期監督について
テリー、ファーディナンドはクロアチア戦に欠場しながらも、その週末に行われたリーグ戦には普通に出場していた。ロイ・キーンは、「現在の代表はエゴが人一倍強く、周囲へのリスペクトを欠いた選手も少なくないようだ。」と痛烈に批判し、「このようなチームを率いられるのは、やはり強烈なエゴで対抗できる人間だ。モウリーニョは適任だと思う」とコメントしていた。確かにこれは正論だと思う。
メディアの報道から考えると、現在はカペッロまたはモウリーニョが就任するという方向で話が進んでいるようだ。ただ、個人的にモウリーニョは反対だ。チェルシーの面々をはじめとしてエゴ問題は解決されるだろうが、モウリーニョのサッカーを実現するのは、イングランドでは厳しい感じがする。チェルシーとイングランドの抱える問題は根本的に同じではないだろうか。イングランドにドログバはいない。ただ、モウリーニョは頭が相当いいので、もし就任するのなら何か手を考えているはず。そういう意味では少し見てみたい気もする。
個人的には、次期監督はカペッロがいいと思う。スペクタクル性がないと言われ今年の夏にレアルに首を切られたが、カペッロは指揮を執ってきたすべてのクラブで結果を出している。カペッロは真の優勝請負人。今のイングランドに必要なのは結果で、内容ではない。ということで、造反者は出るかもしれないが、2010年まではカペッロに託してみてもいいのではないだろうか。カペッロもやる気満々みたいだし。

最後に
いろいろと書いてきたが、イングランドは負けたから弱い。勝負の世界とはこういうもので、けが人が多かったことは言い訳にしてはいけないと思う。運も実力の内というし。
ただ、これをきっかけにして、2010年のワールドカップではいい結果を出してもらいたい。イングランドの一ファンとしても、サッカー界を盛り上げるためにも切にそう願います。

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2007年12月07日

チェルシーのサッカーについて

チェルシーの試合を見ていて少し思うことがあったので、つらつらと書いてみたいと思います。


前に「モウリーニョ退団の真相とは?」という記事を書いています。これに付け加えて、

・アブラモビッチはモウリーニョが監督に就任してすぐ、モウリーニョ独特の傲慢な態度が気に食わず嫌悪感を示していた。きっかけさえあればすぐにでも解任したいと側近に漏らしていた。
・ただ、モウリーニョは結果を出していたこと、そのキャラクターからチェルシーの広告塔といえる存在であったこと、テリー、ドログバ、ランパードら主力中の主力の選手が厚い信頼を寄せていることなどなど、解任することなどとてもできない状況だった。
・しかし今シーズン序盤、チェルシーは結果を出せない時期が続いた。そこでアブラモビッチはここぞとばかりに解任した。それがローゼンボリ戦の後だった。

というのがモウリーニョ時代の流れです。ちなみに、モウリーニョは手切れ金として約46億円を受け取ったようです。このことからも、アブラモビッチがどれだけモウリーニョを嫌っていたかが分かると思います。

この後、グラントが監督に就任し、コーチとしてテン・カテを招聘しました。当初フロントは暫定監督のつもりだったようですが、結果を出しているため契約延長の話も出ているみたいです。

ここまではピッチ外の話です。


アブラモビッチはまた、モウリーニョのやるサッカーも気に食わなかったと言われています。では、モウリーニョのサッカー、モウリーニョ以降のサッカーはどうなっているのかということを自分なりに考えてみたいと思います。ただ、モウリーニョのポルト時代、チェルシーでの1、2年目のシーズンについてははっきりいってまったく知らないので、間違いなどがあればご指摘くださるとありがたいです。

モウリーニョのサッカー
モウリーニョは徹底したリスクマネジメントを特徴とする監督である。大雑把に言えば、結果を出すための(ポゼッションを基本とした)守備重視のカウンターサッカー。守備では、ウイングは相手のサイドバックのマークを担当し、ドログバを前に残して4バックと3センターハーフ(とウイング)で守る。また、裏を取られるリスクを減らすためサイドバックの上がりはほとんど禁止されていた。
ちなみに、モウリーニョがサイドバックの上がりを好まないのは、次の理由によると思う。
バルセロナ、チェルシーの採用している4-3-3はシステムの構造上、どうしてもピボーテの横、サイドバックの裏が弱点になる。そのため、サイドバックに攻撃参加させるとそこはスカスカになってしまう。徹底したリスクマネジメントをするモウリーニョからすると、この点は見逃せかった。こんなところではないだろうか。昨シーズン採用したダイヤモンドの4-4-2が失敗した原因はここにあると思う。(この記事です)。

守備を重視しているため、攻撃面ではパターンが限られてくる。チェルシー得意の精度の高いカウンター、セットプレー以外には
・ドログバに放り込む→サイドに散らす、ワンクッション(ランパード)おいて裏を狙う、ランパード、エッシェンの得点力など
・ランパード、エッシェン、マケレレからサイドに展開→ウイングの個人技

ぐらいだと思う。ただ、このことは
・サイドバックが上がってこない→サポートのない状態でウイングの個人技→複数で対応されると失敗する可能性が高い
・中盤に展開力は期待できない→ウイングに前を向いてボールを持たせないような守り方をすればよい
・各選手は守備のことを考えてバランスを重視→ポジションチェンジがほとんどない

など、さまざまな問題点があった。チェルシー対策としては、たとえばバレンシアがやったようにホアキン、シルバがサイドバックにつき、中盤の3人はFWとボランチで対応し、ウイングへのボールの供給源を潰すような守り方をされると大苦戦。まともなビルドアップができなくなってしまうからである。
ただ、チェルシーにはドログバがいる。ドログバを潰すのははっきりいって不可能に近い。つまり、モウリーニョ時代のチェルシーの強さはここにあった。ビルドアップができなくても、DFラインからドログバに放り込むという単純な作戦でチェルシーは何とかできてしまっていた。やはりドログバはすごい。


まとめると、あくまで結果を追い求めるモウリーニョの志向していたサッカーは、人によって好き嫌いがはっきり分かれるのである。守備的で個に依存していることは間違いないし、一昨シーズンのバルセロナ、昨シーズンのローマ、現在のアーセナルのようなスペクタクル性はほぼ皆無と言っていい。アブラモビッチもこれを嫌ったと考えられる。実際、アブラモビッチはチェルシーの試合を観戦した後、なぜワールドクラスがこれほどいるのにアーセナルのようなスペクタクルなサッカーができないのか、と周囲に漏らしたことがあるという。


では、このことを踏まえてこれからのチェルシーのサッカーについて考えてみます。

グラント、テン・カテの目指すサッカー
チェルシーの守備の組織は、モウリーニョが監督をしていたこともあり非常に洗練されている。現首脳陣はそれをベースにしながら、アブラモビッチの要求する攻撃的で華やかなサッカーを目指しているのだと思う。
具体的には、ドログバへの放り込みをなるべく減らそうとし、モウリーニョが戦術的な理由から好まなかったサイドバックの上がりが増えている。これはやはりテン・カテの影響が大きいと思う。テン・カテを招聘したアブラモビッチからすると、チェルシーでもバルサみたいなサッカーをしてほしいはず。ライカールトとロナウジーニョをセットで狙っているという噂もあるし。ただ、バルセロナとチェルシーには、中盤の構成に最大の違いがある。
バルセロナの中盤で攻撃的なタスクを担うのは主にデコ、シャビ、イニエスタのうちの2人。各選手とも高いキープ力を持ち、簡単にボールをとられない。展開力も併せ持つ。相手は下手に飛び込めないのでラインが下がるが、バルセロナはそこにサイドバックを上げ人数をかけた分厚い攻撃を仕掛ける。あとはどう仕留めるか。バルセロナの良かった時はこんな感じだと思う。ただ昨シーズンからは、各チームのポゼッション対策に苦しむ場面が増えている。ライカールトに何か対抗策を考えてほしいところだが、ライカールトには戦術面では期待できない。それは昨シーズンで実証済みなので、今のバルセロナにとっては、監督交代が最強の補強かもしれない。ちなみに、アウェーのバレンシア戦、ホームのクラシコの結果如何では、クリスマス前後に解任もありえる状況のようだ。
話が逸れたので元に戻すと、チェルシーの中盤は、ベーシックなスタメンではランパード、エッシェン、マケレレ。確かにリーグの違いはあるが、バルセロナとはまったくタイプが違う。この3人に展開力は期待できない。これはイングランド代表にも共通する問題だと思うのだが、中央にボールを散らせる選手がいないと、サイドの選手が前を向いてボールを持つことができないのである。つまりあたりまえの話だが、現状ではバルセロナは目指せない。
テン・カテがどう考えているかは分からないが、現在の陣容では今までどおりのサッカーをするしかないと思う。ウイングは少し楽になっただろうが、チームの大筋は変えられない。アブラモビッチは不本意かもしれないが、これは仕方ない気がする。
ただ個人的には、この冬に現場(アブラモビッチ?)の要望で誰か(ロナウジーニョ?)を獲得すると思う。そして近い将来、大人の事情でドログバは放出されるはず。その時になって初めて、チェルシーの目指す形が見えてくるのではないだろうか。これも当たり前かも。

結論的には、グラント、テン・カテの目指すサッカーはまだわからないということです。すいません。


ちなみにこの記事によると、ドログバは膝の調子が相当悪いみたいで、手術を受ける必要があるようだ。アフリカ・ネーションズ・カップのこともあり、結構こじれそうな予感がする。どうなるのだろうか。


長々と書いてきて自分でも何が言いたいのからなくなってきましたが、とにかく、これからのチェルシーに注目していきたいと思います。駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました!

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2007年09月25日

モウリーニョ退団の真相とは?

モウリーニョ退団までの経緯をまとめてみます。

大部分は、ダイジェストのバックナンバーを参考にしています。



2004年の夏、チェルシーの監督に就任したジョゼ・モウリーニョには文字通りの自由が与えられた。マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン、アーセナルのアーセン・ヴェンゲルと同様、チーム強化を一手に引き受けるマネージャーとして振る舞うことが許された。
これはもちろん、アブラモビッチが望んだことでもあった。明晰な頭脳を持ち、大方の予想を覆しポルトを欧州制覇に導いたモウリーニョならば、久しくリーグ優勝から遠ざかっているチェルシーを常勝軍団に仕立て上げてくれると判断したのである。
この読みは間違っていなかった。モウリーニョはオーナーの無尽蔵の財力を後ろ盾に、自らの構想に合致する選手を的確に獲得(カルバーリョ、ドログバ、ロッベン、チェフなど)。理想的な陣容を整え、チームにファイティングスピリットも植えつけた彼は、就任1年目でチェルシーを50シーズンぶりのプレミア制覇に導くという偉業を成し遂げた。

このときの選手獲得までの流れは次のようである。モウリーニョの意見がダイレクトに反映されるシステムになっている。

前体制(04年夏~05年夏)

  1. モウリーニョによるリストアップ
  2. アブラモビッチ、ケニオン(CEO)との予算折衝
  3. 対象クラブ・代理人との交渉
  4. 獲得


しかし、就任1年目の成功は皮肉にもモウリーニョから自由を奪うきっかけとなった。さらなる名声を手にし、傍若無人な振る舞いがエスカレートしてきたことに加え、就任当初よりチーム内での影響力が強まってきたことに対し一種の危機感を募らせたアブラモビッチが、クラブのモダン化を図るという名目で強化部門の組織改革に乗り出したのだ。
その手始めとして、04-05シーズンの終了間際、PSVアイントホーフェンのチームスカウトのデフィッサー(現ミランのロナウドらを発掘)に、チェルシーのスカウトを兼任するようにアブラモビッチが依頼する。アドバイザーとしての役割も担ったデフィッサーの協力もあって、05年6月にトッテナムから引き抜いたアルネセンをフットボール・ディレクター(FD)として受け入れる。多方面に強力な人材を持ち、当代きってのスポーツディレクターと評されるアルネセンには、オーナーも厚い信頼を寄せており、モウリーニョと同等レベルの発言権が与えられている。
こうして現在の体制が作り上げられた。

現体制(06年冬~)

  1. モウリーニョ、アルネセンFDによる獲得リストの各自作成、提出(CEOに)
  2. ケニオンによるリスト整理
  3. アブラモビッチ、ケニオンによる協議
  4. 対象クラブ・代理人との交渉
  5. 獲得


FD職を設けたことで分業化が進み、モウリーニョの意見が反映されにくいシステムになっている。
そして、補強の決定権はあくまでアブラモビッチにある。モウリーニョとアルネセンが作成した補強リストを整理し、オーナーと最終協議するCEOのケニオンは選手獲得を進言することはなく、実質的には交渉役に徹しているからだ。

前体制と比べれば、現体制のほうが失敗が目立つ。素人のアブラモビッチが選手獲得を決定するのだから、当然といえば当然である。


(以上、ダイジェストより加筆して抜粋)


このような状況が続き、当然我の強いモウリーニョは不満を漏らす。アブラモビッチはそれが気に入らない。両者の間に徐々に溝ができていく。そして昨シーズン、冬のマーケットでCBの補強をモウリー