2008年05月01日

チェルシーvsリバプール~死闘の末に~

チェルシーのスタメンはチェフ、エッシェン、カルバーリョ、テリー、Aコール、マケレレ、バラック、ランパード、Jコール、ドログバ、カルー。サブはクディッチーニ、ベレッティ、アレックス、ミケル、マルダ、シェフチェンコ、アネルカ。ランパードが復帰。

リバプールのスタメンはレイナ、アルベロア、キャラガー、シュクルテル、リーセ、カイト、マスチェラーノ、シャビアロンソ、ベナユン、ジェラード、トーレス。サブはイタンジュ、ヒーピア、フィナン、ルーカス、ペナント、バベル、クラウチ。バベルを外し、ベナユンをつかってきた。そしてリーセ。

前半
開始早々ベニテスと舌戦を繰り広げたドログバが倒される。ロングボールが来るとドログバはシュクルテルと勝負。シュクルテルはきつそうな表情を見せる。5分、ドログバが遠い位置からシュートを撃つもレイナがファインセーブ。コーナーキックから、エッシェンのミドルは枠の上。

9分、ベナユンがJコールからボールを奪うとロングカウンター。ジェラード→ベナユン→ジェラード→トーレスがフリーになり、決定的なチャンスもシュートをチェフに当ててしまう。11分、ドログバがシュクルテルとのスピード勝負で抜け出しかけるも、シュクルテルが足を伸ばしコーナーに逃れる。シュクルテルは左膝を痛めたようで、表情がゆがむ。13分、自らピッチの外に出て治療を受ける。

ホームのチェルシーが積極的に攻め、押し気味に試合を進める。エッシェンは攻撃で足を引っ張るフェレイラとは異なり、積極的に攻撃参加。エッシェンが上がりすぎたせいで、11分にはJコールがサイドバックになっていることもあった。リバプールはカウンター。

18分、ランパード→ドログバが抜け出しシュートを撃つもゴール右に外れる。シュクルテルは依然痛そうな表情を浮かべていて、ヒーピアがアップを始める。

21分、バラックのサイドチェンジから、最後はエッシェンが強烈なミドルもレイナがファインセーブ。そして22分シュクルテル→ヒーピア。ベニテスはドログバのスピードも考えてCBをこの2人にしていたはずで、スピードに不安のあるヒーピアは怖い。ヴィディッチも怪我をしたし、ドログバとマッチアップするCBは本当に大変。

25分、ドログバのキープ→バラックがミドルもレイナがパンチング。リバプールもアルベロアがタイミングのいいあがりをみせることで、右サイドからクロスを入れる場面が増える。

試合が動いたのは33分。Aコール→カルーが抜け出し、内に切れ込んでシュート→レイナがファインセーブ→ボールに猛烈なスピードで突っ込んだドログバが、右足で思い切り突き刺してホームのチェルシーが先制。カルーはオフサイドだった。高いDFラインを敷くチームではよくあることだが、この失点は痛い。

リバプールは攻めなければならない。両サイドバックを高く上げて、シャビアロンソが攻撃を組み立てる。たぶん、カイト、ベナユンが中央に流れてマケレレの横のスペースを使うのが狙いになってくると思う。ただ、ジェラード、カイトにあまり存在感がないのが気になった。

38分、ドログバのタックルを受けたジェラードが珍しく痛そうな表情を見せる。40分、カルーを後ろから倒してシャビアロンソにイエロー。チェルシーはいい位置でFKを獲得する。ドログバがボールをセットし、バラックが来ようとすると牽制。それでドログバが蹴ると見せかけてバラックが蹴るも、わずかにゴール左に外れる。そういえば、ランパードはすぐにどこかにいってしまった。チェルシーのチーム内の序列は今どうなっているのだろうか。

前半は1-0で終了。ボールポゼッションはリバプール55%、チェルシー%。シュート数はチェルシー10本(枠内6本)、リバプール3本(1本)だった。

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後半
激しい雨の降る中後半開始。両チームともに選手交代はなし。

2分、ジェラードのFKからマスチェラーノ→ジェラードの頭→カイトがシュートもチェフがファインセーブ。ボールに意識がいっていたのか、カイトは完全にフリーだった。コーナーキックからのピンチは何とかしのぐ。7分、ドログバ→バラックが落とす→ランパードのシュートはレイナの正面。

徐々にリバプールがボールを持つ時間が長くなるが、チェルシーの守備は堅くなかなか崩せない。チェルシーは前半に比べて守りの意識が少し強くなる。18分のJコールのシュートはレイナの正面。
リバプールは17分あたりから、ベナユンとカイトが入れ替わっていた。そして19分、右サイドのベナユンがドリブルで中央に持ち込むと、最後はトーレスが決めて同点に追いつかれてしまう。

20分、ジェラードのミドルはテリーが体を張ってブロック。同点になったし、守っていたらやられるということで、チェルシーも前に出てくるようになる。24分、エッシェンのミドルはレイナがキャッチ。そして25分カルー→マルダ。30分にはエッシェンが自ら持ち込んで、決定的なチャンスもシュートはサイドネット。33分ベナユン→ペナント。中略。

後半は1-1で終了。2試合ともに1-1のドローのため、2年連続で延長に突入。

延長前半
チェルシーはJコール→アネルカと選手交代。アネルカはJコールの位置にそのまま入る。

両チームとも積極的に攻める。1分、細かいパス回しからシャビアロン→リーセのクロスはチェルシーDFが何とかクリア。2分にはコーナーキックからヒーピアがほぼフリーでヘッドも、わずかに右に外れる。4分、ドログバがシュートを撃とうとするもキャラガーのタックルで難を逃れる。この直後のコーナーキックから、エッシェンがミドルを突き刺すもオフサイドでゴールが取り消される。チェルシーの選手達はぬか喜び。
しかし6分、バラックがヒーピアに倒されてチェルシーがPKを獲得。ジェラードは頭を抱える。キッカーはランパード。いつもどおりしきりに唇をなめる。緊張の一瞬。

ランパードはゴール右にしっかり決めて、チェルシーが勝ち越しに成功。ランパードはチームメートに祝福されるも手で顔を覆い、悲しそうな表情を浮かべる。フランクはこのゴールをパットに捧げる。美しい光景だった。

いつの間にかトーレス→バベル。トーレスはハムストリングをいためたようだ。そしてエッシェンがバベルをエリア内で倒すも、ボールにいっていたのでPKはなし。コーナーからシャビアロンソのヘッドはチェフの正面。
一進一退の攻防が続くが15分、エッシェン→マルダ→アネルカが折り返す→ドログバがまたすごいシュートを突き刺して3-1に。アネルカはオフサイドっぽかったが、これは痛恨の失点。
ヘタフェの例もあるが、これで勝負ありか。

延長後半
もう攻めるしかないリバプール。コーナーキックからヒーピアが倒されるもノーファール。抗議するも受け入れられない。

リバプールの反撃に残された時間は少なくなっていく。選手交代のカードはもう残っていないし、打つ手なしか。時間を潰していくチェルシー。

27分、バベルのミドルがチェフの手をかすめて入り3-2に。チェフは少し反応が遅れたか。あと1点とれば勝てるため、俄然攻勢を強めるリバプール。
29分ランパード→シェフチェンコ。シェフチェンコは守備要員か。ロスタイムは1分。

試合は3-2で終了。グラントはひざまづき神に感謝。勝者と敗者のはっきりしたコントラストが印象的だった。

感想
やっぱりドログバだった。それに尽きると思う。
チェルシーはクラブ史上初の決勝進出で、これからユナイテッドとダブルを争って戦っていくことになる。本当に楽しみだ。

リバプールは判定に関していろいろと言いたいことはあるだろうが、運がなかったということだと思う。アーセナル戦で運を使い果たしていたのかもしれない。

申し訳ないですが、もうすぐ出かけるのでこれぐらいにしておきます。みなさんの感想を聞かせてください!よろしくお願いします。

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2008年04月30日

マンチェスター・ユナイテッドvsバルセロナ~新たなスタート~

まずはファーストレグの対戦を簡単に振り返る。
ユナイテッドのシステムはロナウドをトップに置いた4-4-1-1。バルサがボールを持ったとき、DFラインをペナルティーボックスの手前まで下げ、テベスがヤヤを見て最初の展開を阻害。裏のスペースを消すつもりだった(バルサのオフサイドの回数は0回だった)のだろうが、ここまでドン引きするのは珍しい。しかもユナイテッドがやったのだから驚きだった。
基本的に10人で守って、カウンターからロナウドの一撃を狙う。ロナウドが決めてくれればラッキー、とにかくスペースを消し、ペナルティーエリア手前のゾーンでフィジカルで潰して、徹底的に守り倒すというゲームプランだったユナイテッド。終わってみれば思惑通りで、バルサはボールを持てるもののほとんど決定機をつくれなかった。しかし、この戦い方はかなり消耗する。チェルシー戦も守る時間が長く、最近はユナイテッドらしさがあまり見られない。ファーガソンはどう考えているのだろうか。

バルセロナは、久々にボールが回った。ユナイテッドが引いたこともあるが、本当によくボールは回った。ただし、決定機はつくれなかった。イニエスタがお得意の動きを見せることで守備のバランスを崩す場面はあった。イニエスタのヒールの場面はまさにそう。ユナイテッドはイニエスタを捕まえ切れていなかった印象。しかし、結局ゴールできなかった。ライカールトはそうではないが、ホームのスコアレスでユナイテッドが有利になったという見方は強い。そんなわけで迎えたセカンドレグ。


ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ハーグリーブズ、リオ、ブラウン、エブラ、ナニ、スコールズ、キャリック、パク、ロナウド、テベス。サブはクシュチャク、オシェイ、シルベストル、フレッチャー、アンデルソン、ギグス、ウェルベック。ヴィディッチ(mouth injury)、ルーニー(hip injury)はベンチ外。

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、デコ、メッシ、エトー、イニエスタ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、エジミウソン、グジョンセン、ボージャン、アンリ。プジョルは戻ってきたが、マルケスは出場停止。

注目はユナイテッドのゲームプランだと思う。今のバルサは、引いてくる相手よりも前に出てくる相手の方が苦手な印象がある。今年のリーガで苦戦している原因もそこにあると思う。原因は自分にはうまく説明できないけどそれは間違いない。ユナイテッドが攻めてきたときにどうなるのか。

前半
開始早々、ユナイテッドがミスからメッシに危険な位置でボールを渡し、スコールズが倒してバルサがペナルティーボックス手前でFKを獲得。メッシが蹴るもDFに当ててしまう。そしてプジョルがテベスに寄せられ、右足を気にして倒れるもプレー続行。最近のプジョルは怪我がちで怖い。

ユナイテッドはファーストレグと同じシステムだったが、攻撃意識が非常に高い。いつもの戦い方に戻してきた印象で、特にエブラは超攻撃的だった。そのためバルサはカウンターから、メッシがドリブルで仕掛ける場面が目につく。メッシのスピードは脅威だが、メッシサイドを制すれば勝てる。ユナイテッドはそういう考え方かもしれない。メッシを下がらせることができるか。
6分、ファンデルサルのクリアミスをエトーが拾い、そのまま持ち込むもクロスはクリアされる。ファンデルサルは本当にどうしたのだろうか。

序盤のハイテンポな展開を嫌ったか、バルサはゆっくりボールをまわして試合を落ち着けようとする。シャビは非常に低い位置でボールに触り、バルサにリズムを生み出そうとする。ユナイテッドはバルサがボールを持っているとき、ファーストレグとは異なり全体的にラインが高く、バルサのCBにプレッシャーをかける。ロナウドとテベスはほとんど横並びの場面が多かった。
バルサは攻撃がうまくいかないので一発で裏を狙ってみるが、ファンデルサルが出てきてボールをおさえる。10分、アビダルが超ロングシュートを見せるもボールはゴール上のネットに。ファンデルサルは胸をなでおろす。

試合が動いたのは14分。ロナウドがボールを持つと、バルサは2人がかりでボールを奪う。しかしザンブロッタのパスがフリーのスコールズに渡ってしまい、スコールズは右足のミドル一閃。ボールは完璧な軌道を描きながらゴール右に吸い込まれ、ホームのユナイテッドが先制する。バルデスはどうしようもなし。現地でスコールズ、ギグスの時代は終わったのかと言われはじめている中、この大一番で貴重な先制ゴール。

ユナイテッドはさらに勢いづき、バルサを押し込みはじめる。16分にはミリートがロナウドを倒して危険な位置でFKを与えるが、バルデスがボールをおさえてしのぐ。ユナイテッドの前線の選手は頻繁にポジションを入れ替えるややこしい攻撃を見せる。19分、ミリート→メッシがボールを持ち、ブラウン、スコールズにつかれながらも長い距離を持ち込んでシュートもファンデルサルがファインセーブ。20分、ロナウドのキープからパクがシュートを撃つもゴール右に外れる。バルサは雰囲気に飲み込まれているのか混乱しているようで、21分にはバルデスとプジョルの連携ミスをテベスに寄せられ、プジョルが何とかクリア。プジョルはテベスに怒っているようだったが、問題はそこではない。
ユナイテッドは途中から、バルサのCBが低い位置でボールを持っているときに積極的に寄せに来ていて、それがバルサの混乱を招いたようだった。前から寄せられると苦しそうなバルサ。ロングパスをばしっと通せるマルケスがいないので、混乱したプジョル、ミリートが苦し紛れのロングボール→跳ね返される→ユナイテッドがまた攻めるという悪循環に。ヤヤはテベスに簡単にボールを奪われるなど、何か反応が鈍い。
ボールをうまく運べないバルサは、ウイングが下がらされて次第にエトーが孤立していった。エブラのポジショニングが高いこともあるが、攻撃は完全にメッシ頼みだった。28分、プジョルがクロスをクリアした際ミリートと接触してしまい倒れこむ。そしてプジョルが治療を受けにピッチの外に出ている間に、エトーとライカールトが話をしていた。

30分、ユナイテッドのコーナーをしのいだバルサは、カウンターからイニエスタがメッシに出すもファンデルサルが飛び出してクリア。33分にはイニエスタがハーグリーブズを交わし、最後はデコがミドルも枠を捕らえきれず。この時間のユナイテッドは少し引いて守っていて、バルサがボールを持って攻める時間が長くなる。イニエスタは中央に流れまくり、ユナイテッドの守備を乱そうとするもなかなか決定機に至らない。
バルサはデコとシャビが入れ替わっていて、36分にそのデコ→エトー→メッシ→エトーはボールに触れず→デコがシュートもゴール左に外れる。37分にはメッシのクロスをファンデルサルがキャッチし損ね、エトーがつめるもクリアされる。ファンデルサル大丈夫か。40分、パクのクロス→ナニのヘッドはゴール右に外れる。
メッシは中央に切れ込むばかりで、完全にプレーを読まれている印象。42分には得意の高速ワンツーを仕掛けるもリオがカバーに入りクリアされる。44分にもメッシのカウンターからチャンスになりかけるが、結局決められず。

前半は1-0で終了する。ボールポゼッションはユナイテッド43%、バルサ57%。シュート数はユナイテッド7本(枠内1本)、バルサ4本(1本)だった。

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後半
ハーフタイムでの選手交代はなし、実況ではアンリを出せとしつこく言っていた。イングランドを知り尽くしているし、あのスピードは脅威になりますよとか。

後半も同じ流れで試合が進む。同点に追いつきたいバルサだが、逆にユナイテッドに押し込まれてしまう。10分、メッシが中央でボールを持ち、ドリブルで仕掛けるもリオに寄せられシュートは枠にいかず。11分、パク→テベス→ロナウド→パクがおとりになり、テベスがフリーになってシュートを撃つもバルデスがはじく。

バルサはイニエスタが右サイドに来ていて、前線を微妙に変えていた。14分にはメッシがスコールズを鮮やかに交わすも(ロナウジーニョの得意技だったが、名前を忘れた)、折り返しはクリアされる。そしてユナイテッドのカウンターから、ナニのシュートが外れた直後にイニエスタ→アンリ。交代で入ったものの、アンリはなかなかボールに触ることができなかった。

両チームともオープンに攻めるが、可能性を感じるのはユナイテッド。ロナウドは左サイドに流れて、徐々にロナウド対ザンブロッタが目立ち始める。ザンブロッタは6分にエブラを後ろから倒してイエローをもらっていたので、その影響かもしれない。21分、ハイボールを競ったザンブロッタが倒れるも、ロナウドは少しイラッとさせる態度を見せる。22分にはザンブロッタに後ろから膝蹴りを入れてイエロー。厳しいマークを受けていたのは分かるが、少し熱くなりすぎだった。

27分エトー→ボージャン。エトーは2戦通じてらしさをまったく出すことができず。バルサは相変わらずゴールが遠い展開で、攻めても攻めても跳ね返される。もうばくちを打つしかなさそうだが、ライカールトは動かない。32分ナニ→ギグス、スコールズ→フレッチャー。直後のコーナーキックから、アンリがフリーでヘッドもファンデルサルの正面。そういえばアンリはヘディングが苦手だった。

ユナイテッドはさすがに疲れが出てきているようで、バルセロナが押し込む時間が長くなる。同点に追いつかれると逆転されるため、不安そうな表情を見せるユナイテッドサポーター。35分、ロナウドが内に切れ込んで左足のシュートもゴール右に外れる。
44分ヤヤ→グジョンセン。直後にシャビ→ボージャンがトラップミスでチャンスをふいに。プジョルまでがあがり、点を取りにいくバルサだがどうしてもゴールを割れない。ロスタイムは3分。ロスタイムに入る直前、エブラがピッチに倒れこみ担架で運び出される。47分にシルベストルと交代。エブラが倒れている間、リオは集中しろとチームをまとめる。
ラストプレーではバルデスもあがるなど、攻め続けたバルサだがユナイテッドの牙城を崩すことはできず、試合は1-0で終了。ユナイテッドは99年以来の決勝進出。史上初のプレミア勢による決勝戦が実現することになった。

感想
スコア以上に、ユナイテッドとの差を感じさせた2試合だった。バルサは完敗。攻めても攻めても決定的なチャンスはほとんどつくれず、攻撃力が売りのチームとは思えなかった。ユナイテッドの守備の堅さはあまり言い訳にならない。自分達に問題があると考えるべきだと思う。
ずっと言われてきたことだが、今までのバルサはロナウジーニョに依存するところが非常に大きかった。彼のイマジネーションなしにはエトーも輝けない。メッシもまだまだプレーの幅が狭い。結局今のバルサは、ロナウジーニョあってのチームということだと思う。
この夏でロナウジーニョは移籍するようだし、今シーズンも無冠で終わることになるバルサ。これは逆に言うと、新しいスタートを切るには絶好のチャンスでもある。一ファンとして、この夏の改革に期待したい。今シーズンの残り試合は、2位確保を目指してpride and dignityを持って戦い抜いてもらいたい。

ユナイテッドはさすがだった。ルーニー、ヴィディッチがいなくてもあまり影響を感じさせなかった。ダブルを達成できるのか、チェルシーとの熾烈な争いは楽しみだ。


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2008年04月24日

バルセロナvsマンチェスター・ユナイテッド~遠かったゴール~

マッチプレビューはこちら。

思い出の地に乗り込むユナイテッド
「必勝」を期すバルセロナ
メッシ、先発出場へ

バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、マルケス、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、デコ、メッシ、エトー、イニエスタ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、グジョンセン、アンリ、ドスサントス、ボージャン。アンリは発熱によりベンチスタート。そしてデコがスタメン。

ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ハーグリーブズ、リオ、ブラウン、エブラ、ロナウド、キャリック、スコールズ、パク、テベス、ルーニー。サブはクシュチャク、ピケ、オシェイ、シルベストル、ナニ、ギグス、アンデルソン。ヴィディッチはstomach bugによりベンチ外。

試合開始前、キャプテンのシャビとリオが審判を交えて握手。それにしても、両者の体格の違いはすさまじかった。リオがでかいだけかもしれないが。

前半
1分、ユナイテッドのコーナーキックからミリートがハンドをしてしまい、いきなりPKを献上。しかしロナウドが右側のポストに当ててしまい、バルサは命拾い。ロナウドは少しコースを狙いすぎたか。

ユナイテッドはロナウドをトップにすえ、その下にテベス、ルーニーを右サイドに配した4-4-1-1のようなシステム。たぶん、ヴィディッチが使えなくなった中での苦肉の策だと思う。バルサがボールを持っているときのDFラインはエリアの手前(つまり、これ以上は下げられないという非常に低いライン)、バルサのCBにはあまりプレッシャーをかけず、とにかくスペースを消すという感じだった。

バルサはいつものようにショートパスでボールを前に運ぼうとする。デコは右サイド、シャビは左サイドにいることが多く、どちらかが低い位置でボールを受けて攻撃を組み立てる。ユナイテッドはシャビ、デコに簡単に前を向かせていたため、バルサが攻め込む場面が多くなる。シャビは毎度のことだが、驚いたのはデコ。久々の出場ながらも精力的に動き、らしいプレーを随所で見せていた。
メッシは右サイドに張っているだけではなく、頻繁に中央に流れてボールを受ける。10分、そのメッシからイニエスタが抜け出し中央に折り返すもボールに誰も触れず。12分、ファンデルサルのミスパスをメッシがかっさらうと、メッシ→エトーが中央に流すもブラウンがカット。そしてヤヤがテベスに後ろから倒され、絶好の位置でFKを獲得するも、マルケスが壁に当ててしまう。

ユナイテッドの姿勢もあるかもしれないが、バルサは前線からの守備が珍しく機能していた。ボールを奪われても攻守の切り替えが非常に早く、すばやく寄せて攻撃の芽をつぶす。ときどき見せるロナウドの個人技、セットプレーに注意すれば点をとられそうな雰囲気はほとんどなかった。
個人的にはヤヤが印象に残った。中盤で果敢に飛び込んでボールを奪う場面が目立っていた。ヤヤはファールを受けるたびにきつそうな表情をしていたが、とにかく素晴らしいパフォーマンスだった。手術が必要なぐらいの腰痛を抱えていてもこれだけのプレーができるのは、本当にすごい精神力だと思う。

バルサが攻撃する時間が非常に長くなるが、ユナイテッドの守備はさすがに堅い。ロナウド以外は完全に引いて守備に人数をかけていたこともあるが、リオが鬼神のごとくバルサの前に立ちはだかり、決定的なチャンスをほとんどつくらせない。リオ対エトーはほとんどリオの勝ちだった。

28分、イニエスタのとんでもないミスパスをロナウドが奪うも、マルケスが体を入れて事なきを得る。ロナウドはPKを主張するも、リプレーを見る限りロナウドが自分から倒れていた。「ダイバー」ロナウドにカンプノウは大ブーイング。

31分、シャビのサイドチェンジ→メッシがエブラをトラップで交わしカンプノウが沸き立つ。直後にFKを獲得するなど、この試合ではセットプレーのチャンスは結構多かったが、ユナイテッド相手ではさすがに苦しいか。そういえば、バルサがセットプレーから点をとったイメージが最近ない。ロナウジーニョ不在の影響だろうか。

バルサは攻めているもののゴールが遠い展開。ユナイテッドはボールをまともに持つことができず、頼みのロナウドもボールが来ないので沈黙気味。ユナイテッドはファーストレグはドローで十分、アウェーゴールを奪えれば理想という考え方かもしれない。

42分、ロナウドからボールを奪い、ミリート→エトーが抜け出しかけるもリオに体を入れられる。43分、マルケスがロナウドに抜かれそうになり、足をかけてイエロー。マルケスはこれでセカンドレグは出場停止となった。FKはロナウドがゴール右に外し、直後に前半終了のホイッスル。

前半は0-0。シュート数はバルサ7本(枠内は3本)、ユナイテッド5本(同1)。ボールポゼッションはバルサ65%、ユナイテッド35%だった。

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後半
3分にザンブロッタが強烈なミドルも、ゴール上に外れる。5分にはメッシがブラウンからボールを奪い、リオのタックルを交わしたエトーが中央に折り返すもキャリックにクリアされる。6分にはメッシ→デコ→メッシ→イニエスタがヒールで流す→エトーのシュートはサイドネット。7分、シャビがキャリックに交わされ、バルデスと一対一もシュートはまたもサイドネットへ。10分、ザンブロッタのミドルもファンデルサルの正面。ザンブロッタのミドルは最近多い気がする。

バルサは点さえとれれば何も言うことのない展開だがゴールが遠い。14分にはイニエスタがメッシとワンツーを仕掛け、こぼれだまをシャビが強烈なシュートもファンデルサルがキャッチ。

17分メッシ→ボージャン。メッシは明らかに不満そうだったがライカールトがなだめる。メッシのプレーしたいという気持ちも分かるし、ライカールトの無理をさせたくないという気持ちも分かるので難しいところではある。イニエスタが右、ボージャンは左に。

24分、ロナウドがアビダルに後ろから倒されるもPKはなし。26分、イニエスタがエブラとの一対一で倒れるもノーファール。
31分ルーニー→ナニ、32分デコ→アンリ。デコは拍手で迎えられる。ユナイテッドはファンデルサルをはじめとして時間を使うプレーが見えはじめる。バルサは攻め疲れか、シュートまで行く場面が少なくなっている。

37分、アンリが切れ込んで強烈なシュートもファンデルサルがはじく。40分テベス→ギグス。直後のイニエスタがボレーはブラウンに当たり、ファンデルサルがおさえる。42分にはアンリがFKで直接狙うも、またもファンデルサルがキャッチ。ここからは省略。

試合は0-0で終了。バルサは圧倒的に試合を支配するも、肝心のゴールを奪うことはできず。勝負はオールドトラフォードに持ち越された。

Eto'o: We Can Win At Old Trafford
Rijkaard: More People Will Believe In Us Now
Rio 'Fairly Happy' With Draw

感想
バルサは決め切れなかった。というより、ユナイテッドがべた引きだったこともあるが、決定的なチャンスの数は少なかった気がする。デコ、シャビが前を向いてボールを持てても、今の前線には怖さがない感じだった。
攻撃が単調だったこともあり、結局守りきられてしまった。リズムを変えられるような選手がほしいところだが、やはりキーはグジョンセンなのだろうか。よく分からない。とにかく、この試合ではゴールが遠かった。

ユナイテッドから見ると、スコアレスは想定の範囲内かもしれない。バルサ→チェルシー→バルサというきつい日程もあるし、この試合はドローでも十分と言うことは頭にあったはず。でも、これが作戦なのかはよく分からない。うーん…

いずれにせよ、勝負はオールドトラフォードで決する。ファーストレグの結果がどちらに有利に働くのか。来週もまた睡眠不足になりそうです。

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2008年04月23日

リバプールvsチェルシー~ミスの代償~

 リバプールのスタメンはレイナ、アルベロア、キャラガー、シュクルテル、アウレリオ、マスチェラーノ、シャビアロンソ、カイト、バベル、ジェラード、トーレス。サブはイタンジュ、ヒーピア、リーセ、ルーカス、ペナント、ベナユン、クラウチ。ジェラードは首を痛め、左側の物を見ようとすると痛いそうだがスタメン。

 チェルシーのスタメンはチェフ、フェレイラ、カルバーリョ、テリー、Aコール、マケレレ、バラック、ランパード、Jコール、ドログバ、マルダ。サブはイラーリオ、アレックス、ベレッチ、ミケル、カルー、アネルカ、シェフチェンコ。エッシェンは出場停止。ランパードは家族の問題(ランパードの母親が肺炎で一時危篤状態になった)を抱えながらもチームに戻ってきた。

因縁の対決が三度実現。過去2シーズンは共にリバプールが勝っている。そのときも疑惑のゴール、PKとなぜかCLでは運のいいリバプール。しかし、今年のリバプールはアーセナル戦で運を相当使っているはずで、ちょっと苦しいかも。
チェルシーは今度こそ勝ちたい。今年は怪我人が少ないのは好材料である。昨シーズンのセカンドレグでは、確かエッシェンがCBをやっていた気がする。ファーストレグで出場停止なのは一緒だが。

三度目の正直か、二度あることは三度あるのか。いよいよ大一番がキックオフ!

前半
リバプールは4-2-3-1、チェルシーは4-3-3。共におなじみのシステムで試合は始まる。

チェルシーはアウェーということもあり、4-1-4-1できれいに守備ブロックを形成してリバプールを迎え撃つ。リバプールのCBがボールを持っていても、ドログバはほとんどプレッシャーをかける気はない。開始直後こそチェルシーがセットプレーから押し込むも、試合はリバプールのポゼッションで進む。

リバプールは両サイドバックのアルベロア、アウレリオが高いポジショニングをとり、キャラガーがボールを持つのが基本形だった。シャビアロンソがボールに積極的に触ったり、キャラガーが持ち上がったりして仕掛けに入る。
しかし、チェルシーは人数をかけて守っているため、なかなかスペース、パスの出しどころがない。チェルシーのシステム上、空きやすいマケレレの横のスペースも完全に消されてしまっていた。仕方ないのでロングボールを蹴るも、チェルシーは全体的にセカンドボールへの意識が高く、個人技が爆発しそうな雰囲気はない。そんなわけで、リバプールは集中力の高いチェルシーの守備にことごとくく跳ね返され、ほとんどチャンスをつくることができなかった。

リバプールの決定的なチャンスは12分。シャビアロンソ→カイトがチェルシーのDFラインのギャップをうまく突いて裏をとり、チェフと一対一のビッグチャンスをゲットもカルバーリョに寄せられボールに届かず、結局カルバーリョにクリアされる。カルバーリョのナイスカバーだった。

チェルシーは、序盤はドログバへの放り込みなどロングボールを多用していた。リバプールはDFラインが高いので、蹴りたくなる気持ちも分かる。ただ、リバプールの守備の前に放り込まされたと言うほうが正しいかもしれない。

ロングボールを蹴るチェルシーだが、キャラガー、シュクルテル対ドログバの勝率はほぼ五分五分だった。サイドに流れてアウレリオとの勝負にはほとんど勝ち、ファールをもらってFKを獲得する場面も。裏へ出すボールはオフサイドになるかレイナにおさえられていたが、ドログバがサイドで勝負する場面を増やせば面白いかもしれない。
しかし時間が経つにつれてドログバは、激しい寄せにひざを気にし始める。20分にはひざを押さえてピッチに倒れこむ。この後、こういった場面が何回か見られた。

チェルシーは丁寧にボールをつなぐ場面も増え、ロングボール一辺倒にならないようにバランスをとっていた。しかしリバプール相手では分が悪い。そんなわけでこちらも、決定的なチャンスをつくるには至らず。
17分、バラックが中央でボールキープし、右サイドのドログバへ→Jコールへの低いクロスはレイナがキャッチ。20分、アルベロアの横パスがランパードに渡り、ランパードがすぐに出す→Jコールが決定的なチャンスも右足でのシュートはミートせず。Jコールは頭を抱えて悔しがる。

予想通り、両チームとも決定的なチャンスの少ない、じりじりとした試合になる。30分、クリアを拾ったジェラード→トーレスが抜け出し決定的なチャンスもチェフがファイセーブ。ベニテスは何だよという表情。

中盤あたりから、チェルシーが攻撃する時間が増え始める。チェルシーは色気が出て少し前がかりになる、スペースができる。まさかリバプールはわざと攻めさせているのか、チェルシーが前に出てきたのか。ただここまでを見る限り、リバプールはチェルシーに守備を固められる前に攻撃を仕掛けるしかチャンスはなさそうだった。それぐらいチェルシーの守備は鉄壁だった。

少しずつ試合が動き始め、カイトが右サイドで起点になる場面が目立ち始めた。

そしてスコアが動いたのは43分。リバプールの素早いリスタートから、カイトのクロスを一旦はテリーが頭でクリア。しかし直後にランパードがカイト、シャビアロンソに寄せられ危険な位置でボールを失うと、シャビアロンソのヒール→マスチェラーノが裏に出す。オンサイドにいたカイトの存在に気付いたマケレレがクリアしようとするもボールに触れず、最後はカイトがチェフの股を抜くシュートを決めてリバプールが先制。マケレレのミスもそうだが、カイトの動き出しは素晴らしかったと思う。高い位置でボールを奪って点を取る、ある意味リバプールらしい攻撃だった。

前半は1-0。ボールポゼッションはリバプール59%、チェルシー41%。シュート数はリバプール5本、チェルシー3本だった。

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後半
後半になると、チェルシーはリードされていることもあり少し前に出てくる。そしてバベルの個人技が目立ち始め、3分にはトーレスがシュートを撃ちかけるもマケレレにクリアされる。6分にはシャビアロンソのサイドチェンジから、バベル→クリアをシャビアロンソがミドルもマケレレがブロック。チェルシーはバベルとフェレイラの一対一をつくられると苦しい。

チェルシーはドログバへのロングボールの本数が明らかに増えるが、ドログバはシュクルテルの荒々しいプレーに苦戦。ドログバは相当イライラしているようだった。

13分、レイナのゴールキックをジェラードとマケレレが競る→ジェラードが勝ち、ボールを拾ったバベルのミドルがゴール右にそれる。ゴールキックをマケレレに競らせるのはいいアイディアかもしれない。
14分、アウレリオが足を痛めて担架で運び出される。17分にリーセと交代。チェルシーも18分にJコール→カルー。
この直後、バラックがPA内でハンドをしてしまうが幸いにもPKはなし。21分バラック→ランパード→マルダがアルベロアを交わし決定的なチャンスも、シュートはキャラガーがブロック。

31分バベル→ベナユン。35分、ドログバ→リーセが倒れても無視して、カルー→ランパードはシュートを撃てず。37分にはジェラードがトーレスとのワンツーを仕掛け、チェフと一対一になりかけるもチェフがボールをおさえる。39分、ジェラードがマケレレをうまく交わしてシュートもチェフがファインセーブ。それにしてもチェフはすごい。

41分バラック→アネルカ。チェルシーは前線の枚数を増やし、ロングボール攻勢に出るかと思われたがそうでもなく、カルーが中央、アネルカは右サイドにいて意図のよく分からない交代だった。

ロスタイムは4分。リバプールのコーナーキックから、トーレスに決定的なシュートを撃たれるも、またもチェフのファインセーブに救われる。そしてこのまま試合は終了するかと思われたが50分、カルーのクロスをリーセが頭で押し込んでしまい同点に。仕方がないオウンゴールだったが、あまりにもったいない形でアウェーゴールを献上し、リーセは痛恨の表情。そして試合終了のホイッスルが鳴り響く。

試合は1-1で終了。チェルシーがラッキーな形で貴重なアウェーゴールをゲットし、来たるセカンドレグに向けて優位に立った。

感想
リバプールからすると痛恨のドロー。もしかしたら、試合前に書いたことが当たっているのかもしれない。これ以上は恨み節になるので省略。
ただ、ベニテスがロスタイムに交代のカードを切っておけば事故は起こらなかったはず。そういう意味ではこのドローはベニテスのミスかもしれない。

チェルシーはドログバに放り込むだけしかなかったが、ひざが悪いのかドログバは相当きつそうだった。根本的にドログバ依存は改善されていないっぽかったので、少し失望したかもしれない。それでも、このドローは本当に大きい。
セカンドレグは守備を固めてしまえば点は取られないと思うが、守ってばかりでは事故は起こるもの。グラントのゲームプランが重要になると思う。

両チームともミスから失点したわけだが、そのツケを払わされるのはどちらになるのか。現地点では、ミスの代償が大きいのはリバプール。次は難攻不落のスタンフォードブリッジ。いずれにせよ、セカンドレグが楽しみである。

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2008年04月10日

マンチェスター・ユナイテッド対ローマ

ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ブラウン、リオ、ピケ、シルベストル、キャリック、ハーグリーブズ、アンデルソン、パク、ギグス、テベス。サブはクシュチャク、ネビル、オシェイ、ウェルベック、スコールズ、ロナウド、ルーニー。アーセナル戦を見据えているのかもしれないが、ファーガソンはよほど自信があるようだ。リオは強行出場、そしてさりげなくネビルが復帰している。

ローマのスタメンはドニ、パヌッチ、メクセス、ファン、カセッティ、デロッシ、ピサーロ、タッディ、マンシーニ、ペロッタ、ヴチニッチ。サブはクルチ、トネット、シシーニョ、ブリーギ、アクイラーニ、ジュリー、エスポージト。トッティはやはり間に合わなかったようだ。

前半
ホームのユナイテッドが押し気味に試合を進める。ファーストレグとは異なり、ウイングのパク、ギグスは中央に流れたり、ハーグリーブズが積極的に飛び出したりとチームとして攻撃的に振舞っていた。テベスは孤立かなと思ったたがそうでもなく、'intelligent movement'でローマを苦しめる。9分にはハーグリーブズがドニとの一対一を決めきれず。しかしいいリズムで試合に入れていた。

ユナイテッドは3センターで、ウイングがサイドバックをみるという点は前の試合と同じだった。しかしルーニーと違って、ギグスは守備意識が高くなかった。パクは非常に守備意識が高かったが、ギグスは見ているだけで何もしない場合が多い。そのため、13分にヴチニッチにシュートを打たれた場面のように、左サイドでは人が足りない状況が起こる可能性が高い。シルベストルを入れて守備を固めているのかもしれないが、ローマの狙いどころはここだと思う。

ユナイテッドは右サイドからの攻撃が多かった。パクは走りまくりで、後半に確実にばてそうだった。ハーグリーブズはタイミングのいい走り込みを見せ、何回も好機を演出。ユナイテッドのチャンスのほとんどにハーグリーブズが絡んでいる印象だった。左サイドはアンデルソン、ギグスのポジショニングがかぶっているからか、二人ともポジショニングが高いからか、ほとんどボールがこない。そのため、途中からギグスが守備意識を高めていたのが印象的だった。

優勢に試合を進めていたユナイテッドだが28分、ブラウンがマンシーニを倒してPKを与えてしまう。ここで1点差にしておきたかったローマだが、デロッシがこれをまさかのふかし。ユナイテッドは命拾いする。

ここから、ローマは徐々に攻撃に人数をかけるようになる。PKを外したデロッシもミスを取り戻そうと奮闘。しかしなかなかユナイテッドの守備を崩せない。ユナイテッドの守備は本当に堅い。

40分にブラウンに蹴られたヴチニッチがピッチに蹲り、苦悶の表情を浮かべる。腰を抑えていたが、結局無事ピッチに戻ってきた。

前半は0-0で終了する。

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後半
ユナイテッドが押し気味に試合を進める。8分、マンシーニとのワンツーを仕掛けたカセッティがキャリックに寄せられボールを奪われた際、左肩からピッチに落ちて悶絶。脱臼か何かしたようで、10分にトネットと交代。直後にそのトネットのクロスからタッディがシュートを撃つもシルベストルがブロック。コーナーからファンがあわせるもファンデルサルがボールをがっちりおさえる。ピサーロがコーナーを蹴る前、左肩を押さえたカセッティが画面に映っていた。

23分ピサーロ→ジュリー。この交代直後、右サイドからハーグリーブズのクロスをテベスが頭で押し込んでユナイテッドが先制。テベスはシャツに何か書いているようだったが、汗で字が薄くなっていて読めず。まあ薄くなくても読めないが(笑)

28分ギグス→ルーニー、キャリック→オシェイ。ユナイテッドは流し気味。35分アンデルソン→ネビル、タッディ→エスポージト。14ヶ月ぶりにピッチに立ったネビルがキャプテンマークを巻き、中盤に入る。ここからは省略。

試合は1-0で終了。ユナイテッドがメンバーを落としながらも、終わってみれば思い通りの試合運びでベスト4進出が決定。バルサ対ユナイテッドの(名前だけなら)極上のカードが実現することになった。

感想
ユナイテッドは思い通りの試合が出来たと思う。アーセナル戦を見据えてメンバーを落としていたが、それでもローマに勝ってしまうあたりに底力を感じる。選手層厚すぎ。これでCFと右SBの補強をしたら穴のない完璧なチームになってしまいそうだ。アーセナル大丈夫か…

ローマはあのPK失敗が痛かったが、やはりこのレベルの相手になると、トッティ不在は致命傷になるということだと思う。ロナウド、ルーニーを外しても勝てるユナイテッドとの差は大きいと言えそうだ。ヨーロッパで勝つためには、チーム作りを見直す時期が来ているのかもしれない。


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2008年04月09日

リバプールvsアーセナル~残酷な結末~

リバプールのスタメンはレイナ、キャラガー、ヒーピア、シュクルテル、アウレリオ、カイト、シャビアロンソ、マスチェラーノ、ジェラード、クラウチ、トーレス。サブはイタンジュ、アルベロア、リーセ、ルーカス、ベナユン、ヴォロニン、バベル。

アーセナルのスタメンはアルムニア、トゥーレ、ギャラス、センデロス、クリシー、エブエ、セスク、フラミニ、ディアビー、フレブ、アデバヨール。サブはレーマン、ソング、ホイト、ジウベルト、ウォルコット、ファンペルシー、ベントナー。

前半
リバプールはいつもの4-2-3-1でなくフラットで、クラウチ、トーレスの2トップだった。ジェラードを左サイドにしてまでクラウチを使うということは、ベニテスはよほどクラウチを買ったのだろうか。アーセナルはロングボールに弱いから結構嫌だけど、センデロスがんばってくれ。アーセナルはおなじみのフレブトップ下。

リバプールの守備は基本的に前の試合とほぼ同じものだった。クラウチ、トーレスは守備意識はそんなに高くないので収支はマイナスだろうが、攻撃面を考えれば許容範囲。そして序盤は2トップへのロングボール中心の組み立てだった。クラウチは何回からしさを見せるが、この試合では消されぎみだった。
アーセナルはアウェーだし、フレブトップ下ということもあり、リスクを犯さずゆっくりとボールをつないでいく。しかしゴール前でリバプールのラインコントロールに引っかかり、オフサイドをとられる場面が目立つ。両チームとも前の2戦ほどではないものの、やや静かな立ち上がりとなる。

試合が動いたのは13分。アーセナルが細かいパスワークでリバプールの守備を崩すと、最後はディアビーの右足のシュートが決まりアーセナルが先制する。このアウェーゴールは大きいが、まだ試合は始まったばかりだった。

リバプールは少し前に出てくるが、なかなかアーセナルの守備を崩せない。一方のアーセナルも、リバプールにやや押されぎみでいい形で前にボールを運べなくなっていく。
フレブトップ下の問題点として、ゴール前までボールは運べるが相手に引かれると苦戦するというものがある。そもそもクロスに強い選手がいないし、各選手の特徴からゴール前の密度を確保するのが難しいからだ。しかしこの試合では、中盤で攻撃の芽をつぶされてしまう場面が目立っていた。マスチェラーノはさすがとしかいいようがない。ならばアーセナルは攻撃に人数をかけるかといえば、フラミニは少し攻撃的だったが、セスクはリスクを犯さない。リードしているし当たり前といえば当たり前か。そのため、徐々にリバプールの攻撃の時間が長くなっていく。

そして30分、ジェラードのコーナーから、ヒーピアが頭で押し込んでリバプールが同点に追いつく。センデロスがついていたはずなのだが…。このゴールにより、2試合合計でも同じスコアに。アウェーのアーセナルが有利とポジティブに考えよう。

これでリバプールは勢いづき、徐々にチャンスをつくりはじめる。アーセナルは少しまずい流れになってきている。さらに37分、フラミニが右足首を痛め、担架でピッチの外に運び出される。酷使されていて疲労がたまっているはずだし、やばいかなと思ったら案の定そうで、42分にジウベルトと交代。大丈夫だろうか。

前半は1-1で終了する。

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後半
リバプールが優勢に試合を進め、アーセナルは防戦一方。しかし15分を過ぎたあたりから、リバプールの運動量が少し落ちる。攻め疲れか、延長まで見据えているのか。

そんなことを考えていたら24分、ロングボール→トーレスがボールをコントロールすると、最後は右足で突き刺してリバプールが勝ち越しに成功。アーセナルは一瞬の隙を突かれた感じだろうか。

ここからアーセナルはリスクを犯して攻める。27分ディアビー→ファンペルシー、エブエ→ウォルコット。この直後にアデバヨールが決定的なチャンスを外してしまう。あまりにもったいない。またシュートコースはそっちですか…

33分クラウチ→バベル。リバプールは4-2-3-1で逃げ切りに入る。アーセナルはカウンターを食らう場面が多く、苦しい。

しかし39分、ウォルコットが長い距離をドリブルで持ち込むと、中央への折り返しをアデバヨールが押し込んでアーセナルが同点に追いつく。百戦錬磨のヴェンゲルは落ち着け落ち着けとジェスチャーを送るが、残念ながらピッチ上の選手にその意思は伝わらず。直後にトゥーレがバベルを倒してPKを献上してしまい、これをジェラードが決めて41分に再びリバプールが勝ち越し。

42分トーレス→リーセ。リバプールは時間をつぶしていく。そして47分、前がかりになったアーセナルはFKから不用意にボールを失うと、ボールはバベルの足元に。セスクが必死に寄せるもそれも空しく、結局バベルが決めて2点差に。これで勝負あり。

試合は4-2で終了。リバプールが途中出場のバベルの活躍もあり、結局ホームで大勝。チェルシーとともにベスト4進出を決め、昨シーズンと同じところであいまみえることになった。アーセナルには残酷な結末だった。

感想
アーセナルを応援している立場からすれば、何か体を引き裂かれるような虚無感を感じる。PKで勝ち越されるとか嫌味か。客観的に見れば面白い試合だったといえそうだが、とても今はそんな気持ちになれない。今日は一日中凹みそうです…

途中からかなりアーセナル寄りな書き方になっていることを許してください。不快な気分になられた方がいれば謝罪します。すいません。少し時間が経てば冷静になれるかなと思っていたのですが、無理っぽいので今回はこれで勘弁してください…。ヤケ酒に逃げるか…


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2008年04月03日

アーセナルvsリバプール~決めきれなかったアーセナル~

 いよいよ実現するアーセナル対リバプールの3番勝負。1、2戦目はアーセナル、3戦目はリバプールのホームで行われ、1、3戦目はCLである。こんな日程ありえないと思うが仕方がない。

 ともにリーグ優勝の可能性は低い。リバプールはまずない。アーセナルはわずかにあるといえばあるが、個人的にはもうあきらめたほうが賢明だと思う。ユナイテッドに勝てればいけるかもしれないが、たぶん無理。二兎を追うものは…になる可能性が高いと思う。それでもヴェンゲルはあきらめていないと思うので少し複雑な心境。

 ポイントはどの試合に比重を置くかということだと思う。アーセナルはやはりファーストレグである程度のリードを保っておきたい。リバプールは別にドローでも十分、アウェーゴールを奪えれば理想。あとは間にあるプレミアの試合でどれだけ戦力を落とさず選手を休ませられるか。そう考えると、選手層で勝るリバプール有利かもしれない。アーセナルはディアビーが出場停止だし。
ベニテスはセカンドレグをホームで戦えるのは有利だと発言していた。だからこそ、アーセナルは明日の試合で勝負を決めるぐらいの意気込みで臨むべきだと思う。

 いずれにせよ、この2週間は両チームにとって今シーズン最大のヤマ。セスクも「この3試合でシーズンの結果を知ることになる」と語っていた。それだけに面白い試合が見れそうである。

アーセナルについて
召集メンバー:Almunia, Eboue, Toure, Gallas, Clichy, Hleb, Flamini, Fabregas, Walcott, van Persie, Adebayor, Lehmann, Diaby, Bendtner, Hoyte, Senderos, Gilberto, Denilson

 一時期のことを考えるとだいぶ怪我人は戻ってきている。ロシツキーはまだまだかかりそうだ。ファンペルシーはシュートをふかしすぎだが、試合に出ることで改善されていくはず。
しかし、サニャの離脱(3~5週間)はかなり痛い。いなくなって痛感したのは、サニャがどんだけ走っていたかということだった。スタミナやばすぎ。ボルトン戦でサニャの位置に入ったトゥーレは後半ばてばてだった。
疲労がたまってきたからか、アデバヨールが左サイドに流れるからか、クリシーは頻繁にはあがらないが、サニャはどんなときでもエブエを助けるべく走っていた。あれだけ上下動を繰り返しているうえに酷使されたら、今でなくてもいつかは怪我をしていたと思う。本当に残念。ちゃんと治して早く戻ってきてください。こんなにすっとアーセナルになじめる選手も珍しいと思う。


 スタメン予想をすると、アルムニア、トゥーレ、ギャラス、センデロス、クリシー、エブエ、セスク、フラミニ、フレブ、ファンペルシー、アデバヨール。システムはフラットかフレブトップ下。右SBに誰を使うかで少し変わってきそうだ。

 アーセナルの不安材料はやはり守備だと思う。対クロス、セットプレーの守備に不安がある。他にはチェルシーのようなロングボール。なのでちょっとクラウチが嫌だったりするが、まあないと思う。あとは、アーセナルはラインが高いだけにトーレスのスピードはやはり脅威になる。
攻撃面ではアデバヨール。シュートコースが決まっているため最近はとめられまくり。そろそろ決めてもらいたい。ファンペルシーもそろそろ頼みます。
 
リバプールについて
召集メンバー:Reina, Arbeloa, Finnan, Carragher, Hyypia, Skrtel, Riise, Aurelio, Babel, Benayoun, Gerrard, Alonso, Mascherano, Kuyt, Voronin, Crouch, Torres, Pennant, Lucas, Itandje
 
 リバプールのスタメンは最近デフォルトになっている4-2-3-1のはず。レイナ、キャラガー(アルベロア)、シュクルテル、ヒーピア、アウレリオ、マスチェラーノ、シャビアロンソ(ルーカス)、カイト、バベル、ジェラード、トーレス。これは当たると思う。

試合の展望みたいなもの

 おそらくアーセナルがボールを持ち、リバプールはカウンターという展開になる。アーセナルは自分たちのサッカーを貫くはずなので、リバプールがどういう対策を採ってくるかにかかっていると思う。
やっぱりキープレーヤーはリバプールはトーレス、ジェラード、マスチェラーノ、アーセナルはアデバヨール、セスク、フラミニだと思う。中盤での対決は見物である。そういえば、試合には関係ないがフラミニはユーべ移籍が濃厚という噂が。今のフラミニを出すとか暴動ものだと思うのではやく契約更新してもらいたい。

 もう書くのに疲れた(笑)ので、他の方が書かれた記事で参考になりそうなものを下に挙げておきます。

リバプールの弱点
アーセナル解体新書2

 なんか偉そうに書いてしまいましたが、皆さんの考える展望、ポイントなども教えてください。よろしくお願いします。


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試合

アーセナルのスタメンはアルムニア、トゥーレ、ギャラス、センデロス、クリシー、エブエ、セスク、フラミニ、フレブ、ファンペルシー、アデバヨール。サブはレーマン、ソング、ホイト、ディアビー、ジウベルト、ウォルコット、ベントナー。

リバプールのスタメンはレイナ、キャラガー、ヒーピア、シュクルテル、アウレリオ、マスチェラーノ、シャビアロンソ、カイト、バベル、ジェラード、トーレス。サブはイタンジュ、アルベロア、リーセ、ルーカス、ベナユン、ヴォロニン、クラウチ。

前半
アーセナルはフラット、リバプールは4-2-3-1。ともに予想通りのスタメンだった。

 両チームとも静かな立ち上がりを見せる。6分、セスクのロングボールにアデバヨールが抜けだす。レイナが前に出てくるもクリアできず、アデバヨールが右サイドでフリーでボールを持つ。しかし中央へのクロスをレイナに当ててしまい、チャンスを作ることは出来なかった。

リバプールは4-4-1-1で守り、ジェラードがセンターサークル付近のスペースを埋める。攻撃ではロングボール主体の組み立て。アウェーということもあり、慎重になっていた。トーレスはアーセナルも警戒しているため、ほとんど潰されていた。

序盤のアーセナルはいつものようにパスをつなぐのではなく、ややロングボールが多かった。アデバヨール、ファンペルシーはあまりサイドに流れず、一発で裏を取ろうとするがすべてオフサイド。しかし、裏を狙い続ければいつか報われるかもしれない。シュクルテル、ヒーピアならなおさらその可能性は高い。
あとは、フレブがほとんど消えいていたのが少し気になった。12分にはその左サイドからチャンスになりかけるがパスは合わず。アーセナルも慎重になっている印象だった。

15分前後にリバプールが立て続けにセットプレーを獲得。これで試合が動き始めるかなと思ったが相変わらずスローな試合展開は続く。どちらが先に動くのか。

20分、フラミニのロングボールからファンペルシーが完全に裏を取るもシュートは枠の上。決定的なチャンスだった。
さらに21分、右サイドからセスク→ファンペルシーのミドルはレイナがファインセーブ。ファンペルシーは地面を叩いて悔しがる。しかし直後のコーナーキックから、アデバヨールが頭で押し込んで23分にアーセナルが先制。ショートコーナーで少しタイミングをずらしたことで、アデバヨールがドフリーだった。リバプールにしては珍しいミスかもしれない。それにしてもアデバヨールは高かった。

しかし直後の26分、左サイドをジェラードが突破すると、クロスをなぜか中央にいたカイトが押し込んで同点に追いつかれてしまう。アーセナルはすべての局面で人数が足りていただけに悔やまれる失点。アウェーゴールを考えるとさらに痛い。ちなみに、今日のジェラードはサイドに流れることがやや多かった。

攻める必要が出てきたアーセナルは、セスクが前目のポジショニングを取るようになり、少し攻撃的に振舞うようになる。リバプールの守り方だとセンターバックが空く(空けている?)ため、ギャラスも時々攻撃参加。しかしほとんどチャンスを作れない。エブエはミスが目立つ。

リバプールはジェラード中心に攻める。32分のバベルのミドルはアルムニアがボールをおさえる。34分過ぎにはセットプレーからチャンスになりかけるもアーセナルが踏ん張る。トーレスは相変わらず激しいマークを受けていた。スピード勝負にさせられる場面はほとんどなかった。

いつもは中央に流れるフレブだが、この試合ではほとんど左サイドから出ない。そのためアデバヨールは中央でプレーせざるを得ず、少しやりにくそうだった。右サイドに流れる場面もあったが、こちらもエブエとかぶるので少し微妙。フレブが動き始めたときが、アーセナルが点を取りにきたことの判断基準になりそうだ。

前半は1-1で終了する。

後半
後半の頭からファンペルシー→ウォルコット。ファンペルシーは太ももを痛めたようだ。アーセナルはウォルコットを左に置いたフレブトップ下にシステムを変更。

2分、リバプールのセットプレーから最後はカイトがシュートをうつもアルムニアが何とかおさえる。リバプールの攻撃で怖いのはセットプレー、ジェラードだった。トーレスはセンデロスがよくおさえていた。

アーセナルはギャラスも含めて攻撃に人数をかけるようになり、少し試合のペースが上がる。9分にはウォルコットのミドルがわずかにゴール右にそれる。ここからアーセナルがボールを持ち、押し込む場面が目立ち始める。リバプールはトーレスもセンターサークル付近まで下がってきていて守備意識を高めていた。12分バベル→ベナユン。

15分にはアデバヨールがラインぎりぎりで飛び出すもレイナが先にボールをキャッチ。19分、クリシーがトーレスを倒して危険な位置でFKを与えてしまうがしのぐ。20分、アデバヨール→ウォルコットのシュートはレイナがはじく→こぼれだまにエブエがつめきれず。直後にフレブが自ら突破して、エリア内でカイトに倒されるもPKはなし。22分エブエ→ベントナー。23分にはベントナー→セスクのミドルは大きく外れる。24分にはアデバヨールのベントナーへのクロス→レイナがはじく→セスクのシュートはベントナーの足に当たってオフサイドになってしまう。ヒーピアが近くにいたが、触っていなければ確実に入っていた。もったいない。

32分シャビアロンソ→ルーカス。アーセナルは怒涛の攻撃を見せ、リバプールはひたすら耐える。41分トーレス→ヴォロニン。アーセナルはボールを回している時間が長く、チャンスをつくれなくなっている。攻め疲れかもしれない。そういえば、後半途中で表示された'DISTANCE'でフラミニ、セスクは10キロを超えていた。疲れても仕方がないか。
ロスタイムは3分。45分にアデバヨール→セスクのヘッドはレイナの正面。ヴォロニンが時間稼ぎ(?)で倒れるもセスクは無視し、47分にはベントナーがえぐってクロスもアデバヨールには合わず、キャラガーがブロック。

試合は1-1で終了。シュート数はアーセナル13本、リバプール4本。ポゼッションはアーセナル61%、リバプール39%だった。

感想
アーセナルは決め切れなかった。セスクのシュートがベントナーに当たったやつは本当に決定的だった。耐え切ったリバプールを褒めるべきなのかもしれないが、何かもどかしさを感じる引き分け。失点シーンも人数は足りていたし、本当に悔やまれるドローとなった。
しかし、ミラン戦と同じドローとはいえアウェーゴールを許したのは痛い。リバプールの術中にはまっているのか。あのときも同じことを書いた気がするが、やっぱりアウェーゴールは痛い。アンフィールドでまた逆転劇を起こせるのだろうか。

次はリーグ戦。見ているほうは面白いけど、やってる方はしんどいと思う。怪我人が出ないか心配。ファンペルシーは大丈夫だろうか。

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2008年04月02日

ローマvsマンチェスター・ユナイテッド~運かプランどおりか~

ローマのスタメンはドニ、カセッティ、メクセス、パヌッチ、トネット、デロッシ、ピサーロ、タッディ、マンシーニ、アクイラーニ、ヴチニッチ。サブはクルチ、シシーニョ、フェラーリ、ブリーギ、アントゥネス、ジュリー、エスポージト。

ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ブラウン、リオ、ヴィディッチ、エブラ、キャリック、スコールズ、アンデルソン、パク、ロナウド、ルーニー。サブはクシュチャク、ピケ、オシェイ、シルベストル、ハーグリーブズ、ギグス、テベス。シルベストルは今シーズン絶望のはずだったが、いつの間に復帰したのだろうか。

前半

ローマは怪我のトッティの代わりにヴチニッチを、出場停止のペロッタに代わりアクイラーニをトップ下で起用。守備の際はアクイラーニも引いて4-1-4-1で守備ブロックを形成していた。ユナイテッドは最近強豪相手によく用いている4-2-1-3で試合開始。

ユナイテッドの3トップは右からパク、ロナウド、ルーニーという形だった。両ウイングは守備意識が高かった。ロナウドはただ見ているだけだが、パク、ルーニーは引いてスペースを埋めていた。相手がユナイテッドということもあり、序盤のローマはサイドバックの上がりを自重しているようだった。
前半の20分過ぎから、ローマはサイドバックの上がりを解禁し、サイドで数的有利をつくろうとする。そんなわけで、ルーニーはカセッティにどこまでもついていく。ロナウドは前線に一人残す。パクも守備意識を高める。アウェーということもあり、ユナイテッドはリスクを犯さなくなる。

ユナイテッドはポゼッションを放棄しているようにも見えた。ユナイテッドがボールを持った場合、ローマにきれいに引かれてしまって攻撃に時間がかかったということもあり、結果的に前半終了時点でのポゼッションは50%ずつだった。印象としてはややローマが押し気味だったが、決定的なチャンスは作れなかった。

トッティの代役のヴチニッチはそれなりに自分の役割をこなしていた。本当はサイドで使って活きる選手だと思うが、トッティ不在では仕方がない。シーズンが始まる前は、トッティの代役はヴチニッチでは心もとないと思っていたが、ヴチニッチは心境著しいようだ。今シーズンはトッティが怪我がちだが、その穴をよく埋めていると思う。
しかしリオ、ヴィディッチコンビと一人でやりあうのは楽ではない。ヴチニッチが中盤に降りていくと必ずどちらかがついていくか、中盤の選手が対応。時折らしいプレーを見せていたものの、ほとんど仕事をさせてもらえなかった。これはある程度おりこみ済みだったかもしれない。
そんな中、ヴィディッチがヴチニッチと競った際、着地で左足をひねってしまう。サニャと同じような怪我みたいだった。結局オシェイと交代し、オシェイはそのままヴィディッチのポジションに入った。

試合が動いたのは39分。スコールズのクロスに飛び込んだロナウドの頭でなんとユナイテッドが先制。ロナウドは顔をぶつけたようでピッチに仰向けになって倒れるも、しばらくしてから起き上がる。この流れで先制するユナイテッドって何なのだろうか。

結局前半は0-1で終了する。ユナイテッドはプランどおりの試合が出来ているのか。

後半

ローマが立て続けに決定的なチャンスを作るも決めきれず。いらいらが募るローマは、メクセスが余計なところでイエローをもらう。すぐに熱くなる癖は直っていないようだ。

11分アンデルソン→ハーグリーブズ、14分タッディ→ジュリー。ユナイテッドはさらに守備意識を高める。

ローマは左サイド中心に何回もチャンスを作る。しかし21分にユナイテッドが追加点を挙げる。右サイドからブラウンのアーリークロス→パクが頭で折り返す→ドニがキャッチできず、最後はルーニーが押し込んで0-2に。しかしユナイテッドは運がよすぎる。運で片付けていいのかは分からないがそう感じる。いったい何なのか。

23分トネット→シシーニョ。ローマは気落ちしたのか、キャリックのミドルなど決定的なチャンスを与えてしまう。攻めても守備に人数をかけまくるユナイテッドに対してチャンスをつくれない。そういえばいつの間にかパクが左に来ていた。32分アクイラーニ→エスポージト。スパレッティの苦悩の表情が何度も映し出される。39分ルーニー→テベス。ここからは省略。

試合は0-2で終了。ユナイテッドがアウェーで貴重な勝利を収め、セカンドレグに向け圧倒的に有利な状況に。ローマは苦しくなった。

感想

ユナイテッドって何なのだろうか。ホームのローマが押し気味に進めていたと思うが、ゴールが入らないうちにワンチャンスをものにされて先制されてしまった。その後も結局同じような展開で、終わってみれば0-2で完敗。ローマが悪かったとも思えないので原因がよく分からない。トッティ不在が響いたのだろうか。ユナイテッドのプランどおりの試合だったのだろうか。誰か分かる方がいればぜひ教えていただきたいです。

ユナイテッドがホームでヘマをするとは思えないので、これでベスト4進出がほぼ決定といっていいと思う。やっぱりユナイテッドは強い。

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2008年03月12日

インテルvsリバプール~またですか~ マンチーニが衝撃発言

ファーストレグはこちらです。

試合の展望みたいなもの
アンフィールドで行われたファーストレグは、前半30分でマテラッツィが退場したこともあり、リバプールが攻め続けインテルが耐える展開に。なかなか点を取ることができなかったリバプールだが、カイトの先制弾を皮切りに結局2-0で勝利。優位な状況でサンシーロでのセカンドレグを迎えることになった。

インテルにとって余計だったのは2点目だと思う。気持ちが切れたのかもしれないが、あのジェラードのミドルは余計だった。リーグ戦でもナポリに久しぶりの黒星をつけられるなど、あまり状況は良くないようだ。ポジティブに考えればもう攻めるしかないわけで、失うものは無いと思いきりのいい試合ができるかもしれない。ただ相変わらず怪我人が多く、ベストメンバーを組むことができないのは痛い。
何かの雑誌でカペッロが、リバプール戦はインテルに勝者のメンタリティーが備わっているのか、インテルは変わったのかをはかるいい機会だと発言していたのを読んだ覚えがある。そういう見方をすれば、このセカンドレグはインテルの真価が問われる試合になるかもしれない。

リバプールは最近絶好調だが、チェルシー戦が大きな分岐点になったのかもしれない。あの試合で採用した4-2-3-1が思いのほかフィットしたためか、攻撃力が半端ない。ここ5試合で15ゴールをあげていて、トーレスは7ゴール。守備もらしさを取り戻し、高い位置でボールを奪ってのカウンターは脅威。特に今のシステムになってからは、ジェラードとトーレスだけで点を取ることができ効率のいい攻撃ができている。ベニテスがローテーションを少しおさえるようになって、チームとしての完成度が高くなったという見方もできるかもしれない。いずれにせよ、ポジティブな材料ばかりが目につく。

CLがプレミア勢対他国リーグみたいな図式になるのはちょっとどうかと思うので、個人的にはインテルに奮起してもらいたい。ただ、インテルの試合は見ていないのでなんとも言えないが、最近のリバプールを見ているとちょっと厳しそう。なにせ今のリバプールは強い。サンシーロでの試合とかはあまり関係ない気がする。
なのでリバプールの勝ち抜けは堅いと思う。インテルは3点とらなければ勝てないし、リバプールに1点とられればその時点でアウト。やっぱり厳しい。

では、どうせ当たらないとは思うがスタメン予想を。

インテルはゴルドバ、サムエル、マクスウェルは怪我、マテラッツィは出場停止とDFで使えない選手が多い。なので、逆に予想は簡単でGKはジュリオセーザル、DFラインは右からマイコン、キブ、ブルディッソ、サネッティで決まりだと思う。キブはナポリ戦で肩を脱臼していたらしいので、CBの控えがリバスしかいないのは不安だが仕方がない。
問題は中盤の構成。インテルはイブラ依存の度合いが大きいようで、中盤をフラットにしたファーストレグでは、リバプールのCBとダブルボランチの挟み撃ちに合うような形になり完全に消されてしまった。簡単に前を向かせてもらえないとやはり苦しそうだった。クルスも同様に消されていた。
なので個人的には4-3-1-2で来ると思う。トップ下を置くことでイブラへのマークは少しゆるくなる。インテルは2点以上取らなければ勝てないが、攻撃の中心はイブラなので、そこをいかそうとするのは自然な考え方ではないだろうか。サイドの守備に問題は出てきそうだが、中盤はカンビアッソ、ヴィエラ、スタンコビッチ、フィーゴと予想します。
前線はクレスポ、クルス、スアソの誰かが選ばれることになるが、リバプールのようにDFラインが高い場合、裏へ飛び出す選手は必要だと思う。リバプールのCBはスピードに弱そうだし、裏への走りこみに弱いという話を聞いたことがある。なので、試合の終盤でもいいからスアソを使うのは面白そうだと思う。
マンチーニはスタメンではクレスポかクルスを使ってくると思う。個人的にはクレスポかなと感じるが、ここは分からないというのが正直なところです。

リバプールの予想は結構簡単(?)で4-2-3-1だと思う。フィナン、アッガーはケガで召集されていないが、マスチェラーノは無事間に合ったようで、ほぼベストメンバーで臨むことができそうだ。右SBはアルベロアで決まり、左SBはリーセかアウレリオ、マスチェラーノの相棒はシャビアロンソかルーカスと二択のところはある(個人的にはアウレリオとシャビアロンソだと思う)が、後はいつものメンバーで来るはず。アウェーなのである程度守備的にはなると思うが、またカウンターが炸裂するかもしれない。
一つ不安なのは、4-2-3-1では相手のCBをフリーにすることが多くなること。トーレスはそんなに守備をするわけではないが、キブはフィードが上手いイメージがあるので注意する必要がある。

なんかえらそうに書いてしまいましたが、みなさんの予想も聞かせてください。明日の試合で答え合わせをしましょう。


試合

インテルのスタメンはジュリオセーザル、マイコン、ブルディッソ、リバス、キブ、カンビアッソ、ヴィエラ、サネッティ、スタンコビッチ、クルス、イブラヒモビッチ。サブはトルド、マニシェ、ペレ、ヒメネス、フィーゴ、クレスポ、スアゾ。

リバプールのスタメンはレイナ、キャラガー、シュクルテル、ヒーピア、アウレリオ、マスチェラーノ、ルーカス、カイト、バベル、ジェラード、トーレス。サブはイタンジュ、アルベロア、リーセ、ベナユン、ペナント、ヴォロニン、クラウチ。シャビアロンソは恋人の出産に立ち会うため招集されなかった。

前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。

  • インテルは4-3-1-2。リバスを使ってきたのは意外だった。リバプールはキャラガーが右SB、シュクルテルがCBで、それ以外はおそらくベニテスの考えるベストメンバー。
  • インテルはショートパスをつなぎながら、前までボールを運んでいく。主にその役割を担うのはサネッティだった。クルスは左サイドに流れることが多く、右サイドはマイコンが高めのポジショニングを取ることでカバーしていた。イブラは2ラインの間でボールを受け、ワンタッチではたくなど時折存在感を見せていた。個人的には、トッティっぽいプレーが少し多い印象だった。
  • 前半7分、スローインからイブラ→クルスのミドルはレイナがコーナーに逃れる。インテルは左サイドから仕掛ける場面が目立ち、押し気味に試合を進めていく。
  • 前半11分、インテルのFKで壁に入っていたバベルにイエロー。直後のイブラのFKはゴール上に外れる。
  • リバプールはインテルの細かいパスワークに苦戦しているのか、中盤でファールでとめる場面がやや多い。なんとかボールを奪ってもすぐに寄せられボールを失ってしまう。だが、防戦一方でも危険な場面はつくらせてはいなかった。
  • 前半19分、トーレスが落としたボールをジェラードがミドルもブロックされる。リバプールがボールを持つと耳を劈くようなブーイングが起こる。
  • 前半24分、アウレリオのロングパス一本でバベルが完全に裏を取るもジュリオセーザルが飛び出して事なきを得る。リバプールの狙いはこういう形になりそう。
  • 前半27分、カンビアッソがとんでもない位置でボールを失い、トーレスがシュートまで持っていくがジュリオセーザルが抑える。この場面以降、リバプールは高い位置でボールを奪おうとする場面が少し増えたが、インテルはしっかりパスをつないで交わしていた。リバプールはボールの回復点が低いため、お得意のカウンターが炸裂しそうな雰囲気はない。
  • 前半29分、イブラのスルーパス→クルスのシュートはゴール右にそれる。決定的なチャンス。リバプールはイブラに簡単に前に向かせたために招いたピンチだった。
  • 前半31分、バベルのクロス→カイトの左足はゴール右に外れる。
  • インテルはロングボールを蹴っても、オフサイドをとられる場面が多い。
  • 前半40分、バベルに顔を蹴られヴィエラがうずくまるもすぐに立ち上がる。
  • 前半42分、マイコンが深くえぐりクロス→クルスがヒールで流そうとするもレイナが抑える。インテルは前半で1点とっておきたいのだが、なかなかゴールを割ることができない。
  • 前半46分、インテルはカウンターからスタンコビッチが中央でフリーだったイブラにクロスをあげるもクリアされる。インテルがカウンターの芽をつぶしたところで前半終了のホイッスル。

前半は0-0で終了する。

後半

  • ハーフタイムでの選手交代はなし。
  • 後半1分、カンビアッソへのタックルでジェラードにイエロー。この前の場面で、ジェラードが深追いしてきたことでインテルのDFラインは混乱してボールを失ってしまった。意外とこういうところにヒントがあるのかもしれない。
  • いいリズムで攻撃していたインテルだが後半4分、ルーカスへのタックルでブルディッソがこの日2枚目のイエローを受け退場。マンチーニはまじかよ、みたいな顔をしていた。
  • インテルは数的不利に陥ったが前線の枚数は減らさずがんがん前に出る。まさしく全員攻撃、全員守備状態だが、いつまでもつのか。
  • 後半11分、シュクルテルのミスからイブラが決定的なチャンスもシュートはゴール左にそれる。イブラはその前のFKも大きくふかすなど力が入っているようだった。
  • インテルは攻めている分、カウンターにさらされることも多くなる。後半13分、バベルの突破をとめようとしてリバスにイエロー。ジェラードのFKはジュリオセーザルが触ってコーナーに逃れる。コーナーからルーカスのヘッドは空振り。後半16分バベル→ベナユン。
  • そして後半19分、リバプールのカウンターから、中央でボールを受けたトーレスが反転してシュート。これがゴール左隅に決まってリバプール先制。インテルはあまりに痛い失点で勝負ありか。それにしてもすばらしいゴールだった。
  • インテルはあきらめずに攻めるが、リバプールの守備を崩せそうな雰囲気はない。逆にカウンターを食らうという悪循環が続き、いらついたスタンコビッチがマスチェラーノに後ろからタックルにいってイエロー。
  • 後半31分ヴィエラ→ペレ。ヴィエラがちんたら歩いて戻ってきたからか、サンシーロはブーイング。
  • 後半33分、ラインぎりぎりでイブラが抜け出すもシュートは大きく外れる。後半35分イブラ→スアゾ。スアゾをもっと早く見たかったのだが…
  • 後半36分カイト→リーセ、後半39分スタンコビッチ→ヒメネス、後半43分マスチェラーノ→ペナント。
  • ロスタイムに入り、リバプールはボールをまわして時間をつぶしていく。サンシーロのインテルサポーターがリバプールに拍手する不思議な光景が見られた。

試合は0-1で終了。リバプールのベスト8進出が決定した。
試合終了時のデータは、シュート数がインテル15本、リバプール8本。ボールポゼッションはインテル47%、リバプール53%だった。

感想
前半はインテルが押していた。何回か決定機はあったし、後半でどうなるかなと思っていたらまたインテルに退場者が出てしまった。不用意だったと言われても仕方がない。あれで試合は終わってしまった。この試合に関しては、あまり感想とかはないのが正直なところです。
これでベスト8にプレミアが4チーム残ることになった。プレミア勢が対戦することになったら興ざめだが確率は高そうだ。

最後に、フィーゴかわいそうとちょっと思いました。


試合後の記者会見で、マンチーニが今シーズン限りで退任することを明らかにしました。この記事に載っています。リバプール戦の結果には関係ないと言っているようですが、このタイミングでの発表は驚きですね。

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2008年03月06日

レアル・マドリーvsローマ~プランどおり~

レアル・マドリーのスタメンはカシージャス、サルガド、ペペ、カンナバーロ、エインセ、ガゴ、ディアッラ、グティ、バチスタ、ロビーニョ、ラウール。サブはデュデク、トーレス、マルセロ、バルボア、イグアイン、ドレンテ、ソルダード。ラモスは出場停止、ニステル、ロッベンはケガで離脱。ここ最近は3連敗を喫するなど調子はよくないようだ。ポジティブなのはロビーニョが戻ってきたことか。

ローマのスタメンはドニ、シシーニョ、メクセス、ファン、トネット、デロッシ、アクイラーニ、タッディ、マンシーニ、ペロッタ、トッティ。サブはセルジオ、パヌッチ、フェラーリ、ブリーギ、ピサーロ、ジュリー、ヴチニッチ。厳しい連戦をよく乗り切っていて、前節のパルマ戦では主力を温存した模様。いい状態でこの試合を迎えることになった。

前半
気付いた事を箇条書きで書いてみます。

  • 特に大きな動きはなく、静かなたちあがりとなる。ローマはオールドトラフォードでのことがあるので、前がかりになることなく引き気味。
  • 前半7分、ディアッラ→ラウールが裏に抜けるもボールはラインを割る。前半9分、シシーニョのクロス→トッティのシュートはミートせず。
  • 試合はホームのレアルが押し気味に進める。前半11分、グティのコーナー→カンナバーロがフリーだったがヘッドはミートせず。ローマはセットプレーでの対応にやや不安がある感じ。
  • 前半13分、ロビーニョとのコンビで抜けようとしたエインセがデロッシにタックル(?)でイエロー。
  • 主審は微妙な判定が多かった。個人的には、細かいことにこだわるあまり、何か判定がワンテンポ遅い印象だった。
  • 前半16分、レアルのFKからグティがちょこんと触って出す→ロビーニョのシュートはドニがファインセーブ。
  • 前半17分、アクイラーニのまさかのミドルがポストを直撃、そこからマンシーニ→アクイラーニのミドルはカシージャスファインセーブ。ローマがいい形をつくる。アクイラーニのミドルの弾道はすごかった。
  • ローマはなかなかボールを持つことができないが、しっかり守っている。むしろボールを持たせている感じかもしれない。攻撃的なSBのシシーニョ、トネットは守備の時間が少し長いが、ローマがボールを持ったときは積極的にあがってきていた。
  • 前半19分、タッディがエインセを激しく削りイエロー。エインセは肩から落ちるわ、何かケガをしそうな雰囲気がした。
  • 前半20分、ロビーニョ→クリアがバチスタの足元に流れる→バチスタのシュートははるか左上に。決定的なチャンスだった。
  • 前半24分、トネット→トッティはたく→ペロッタ→ガゴがクリアもマンシーニが拾い、ミドルを狙うがディアッラがスライディングでクリア。
  • 前半27分、シシーニョ→アクイラーニのミドルが左にそれる。ローマはシュート意識が高く、積極的にミドルを狙う場面が多かった。アクイラーニのミドルは脅威だった。レアルが少し寄せるのが遅いのは、グティが原因なのだろうか。
  • 前半30分、ガゴ→なぜか左サイドでフリーになっていたロビーニョが仕掛けるもメクセスがロビーニョに当てて外に出す。ロビーニョをフリーにするとやはりひやひやさせられる。
  • 前半34分、ゴールまで23メートルのバチスタのFKは壁に当たる。途中からグティではなくバチスタがFKを蹴るようになったのはなぜなのだろうか。
  • 前半38分、グティ→ロビーニョ→ディアッラからエリア内にいるサルガドにボールが出るも、マンシーニがクリア。ただ、これはPKをとられても文句は言えなかったかもしれない。
  • 前半40分、ペペがシシーニョに激しくぶつかってイエロー。一緒にプレーしたことはないし恨みではなさそう。
  • 前半45分、ローマのコーナーからマンシーニ→アクイラーニ→メクセスがジャンピングボレーを試みるもオフサイド。

結局前半はスコアレスで終了する。レアルはボールを持てているが決定機をつくれていない。前半終了時点で、シュート数はレアル4本、ローマ8本。ボールポゼッションはレアル54%、ローマ46%だった。ローマはプランどおりの試合ができているといえそう。ローマの守備陣の出来はかなりいいと思