2008年04月27日

チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド~強運のチェルシー~

チェルシーのスタメンはチェフ、フェレイラ、カルバーリョ、テリー、Aコール、ミケル、エッシェン、バラック、Jコール、ドログバ、カルー。サブはクディッチーニ、ベレッティ、マケレレ、シェフチェンコ、アネルカ。

ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ブラウン、リオ、ヴィディッチ、シルベストル、キャリック、フレッチャー、アンデルソン、ナニ、ルーニー、ギグス。サブはクシュチャク、オシェイ、ハーグリーブズ、ロナウド、テベス。ユナイテッドはまだ負けられるため、この試合よりもCLを重視した模様。

入場前の通路で、Jコールは気さくな笑顔でイングランド代表の面々と握手をするも、リオは厳しい表情を浮かべる。鼻の穴を膨らませ、目をぎらつかせるリオはマジで怖い。話しかけるなオーラ全開。
チェルシーの各選手のユニフォームには、今週の木曜日に亡くなったパット・ランパードさんを偲ぶ黒い喪章。人生にはサッカーよりも重要なものがある。シーズンを左右する大一番だが、フランク・ランパードは召集外となった。

両チームの選手が入場すると、地鳴りのような歓声。ミケルが階段でこけそうになっていたのは笑えた。ファーガソンとグラントが笑顔で握手。試合前の一連のルーティーンが終わり、チェルシーのキックオフで試合開始!

前半
開始直後、ブラウンとファンデルサルの連携ミスから、Jコール→カルーのクロス→リオがクリア→エッシェンのミドルは枠の上。1分、カルーとAコールのパス交換から、またもエッシェンがシュートを撃つもファンデルサルがおさえる。しかし、チェルシーはいい感じで試合に入る。

序盤のチェルシーはドログバへの放り込みを多用。ドログバは中央に張るのではなく、少しサイドに流れて勝負。そして、ユナイテッドの選手がボールを持っているときの寄せ方がかなり激しい。
7分、ボールをコントロールしようとしたドログバが、背後から寄せに来たヴィディッチの顔面に強烈な膝蹴りをお見舞いしてしまい、しばらく試合が中断される。ヴィディッチはノックアウトされたボクサーのように崩れ落ち、口からおびただしい量の出血。一旦は立ち上がるものの足元がおぼつかず、本人がベンチに交代を要求。そして担架で運び出される。そういえば、ヴィディッチが脳震盪を起こした場面を前に見た気がする。そのときも途中で交代していたはず。怪我から復帰→バルセロナで胃腸炎になり試合に出れず→この膝蹴りとは、ヴィディッチもついてない。

1人多いチェルシーは、さらにユナイテッドを押し込む。12分には、カルーがドログバとワンツーで仕掛けるもキャリックのタックル→シルベストル、リオに寄せられシュートは撃てず。13分、フェレイラのクロス→シルベストルのハンドにより絶好の位置でFKを獲得。その直後の14分、ヴィディッチ→ハーグリーブズ。バルサ戦と同じく、ブラウンがセンターバックに入り、ハーグリーブズが右サイドバックに。

試合はチェルシーがボールを持って攻め、ユナイテッドが時々カウンターでやり返す展開。15分、左サイドのルーニー→ギグスが中央でフリーだったものの、トラップミスでチャンスをふいに。ユナイテッドはバルサ戦同様ポゼッションを捨てているようで、チェルシーのCBにはほとんど寄せることなく、4-1-4-1で徹底的にスペースを消して守る。さすがに人数をかけているだけあって、守備では危険な場面をつくらせていなかった。しかし、攻撃がほとんど形にならない。ルーニーが左サイドに流れる→出しどころがない→時間がかかる、ギグスは行方不明、ナニはAコールとの一対一になかなか勝てない。ユナイテッドの攻撃からは可能性を感じなかった。

20分、ナニのFKをキャッチしたチェフのゴールキックから、カルー→Jコールがボールを受け、ほぼ2対2の状況をつくり出す→シルベストルのクリアがキャリックにあたる→こぼれだまをJコールがシュートもポストにあたってしまう。もったいない。
22分、ピッチサイドのレポーターから、ヴィディッチが病院に運び込まれたとの一報が。very very groggyな状態だそうだ。大丈夫だろうか。
25分、カルー→Jコールがリオを交わし決定的かと思われたが、ファンデルサルがボールをおさえる。
29分、ファンデルサルのキックミスをバラックがセンターサークル付近で奪い、パスを出そうとしたところをフレッチャーに倒されるもカードは出ず。ファンデルサルが衰えを感じると言っているのは、こういった部分かもしれない。最近キックミスが目につく。直後のJコールのシュートはサイドネット。

チェルシーは攻めているものの、バルサ同様ゴールが遠い。ボールをつないでいっても途中で引っかかったり、なんとか崩してもラストパスが合わなかったりとなかなか決められない。セットプレーも全て跳ね返される。ユナイテッドの守備は本当に堅い。
ドログバはリオとまともに勝負するのではなく、ブラウン、シルベストルと勝負するようにしていてボールキープする場面が多かった。
攻撃が形にならないユナイテッドは、チェルシーのラインの裏を一発で狙ってみるが全てオフサイドになる。32分、オフサイドをとられたナニがラインズマンに何かを叫ぶ。

34分、スタンドで観戦するカペッロが映し出される。現地の実況では、イングランドの次期キャプテンを見定めているんでしょうと言っていた。個人的には、最終的にはテリーになると思うが。

43分、Aコールがナニのタックルを受け、派手に倒れるもカードは出さないでくれ、といった仕草を見せる。そういえば、ユナイテッドのホームの試合ではエブラの足を踏んだミケルが退場になったのを思い出した。

スコアが動いたのは45分。ドログバのキープ、クロス→ハーグリーブズがカルーにひきつけられる→フリーのバラックのヘッドでチェルシーが先制。バラックはユニフォームを脱ぎ、イエローをもらう。そしてパット・ランパード、8、RIPの文字が入ったユニフォームをキャプテンテリーを中心にして天に掲げる。感動的な場面だった。

前半は1-0で終了する。退場者こそ出ていないものの、ユナイテッドのホームでの試合も同じような展開だった。
シュート数はチェルシー7本(枠内3本)、ユナイテッド1本(0本)。ボールポゼッションはチェルシー54%、ユナイテッド46%だった。

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後半
ハーフタイムでの選手交代はなし。少し意外。

ユナイテッドは前半に比べると、少し攻撃意識を高めてきた。しかしチェルシーの守備も堅く、点を取れそうな雰囲気はほとんどない。アップをするロナウド、テベスがカメラに何回も映し出される。ファーガソンはいつ動くのか。

そう思っていたら11分、チェルシーはミスから同点に追いつかれてしまう。ドログバがアンデルソンにファールを受けてチェルシーがFKを獲得。フェレイラがなぜか早めにリスタートする→位置関係を把握できていないカルバーリョがキャリックに寄せられ、とんでもないバックパス。これをルーニーが奪うと、ゴール左にポスト直撃のシュートを決める。カルバーリョのミスもそうだが、後ろにルーニーがいるのを分かっていながらリスタートしたフェレイラもどうなのだろうか。別に急ぐ場面ではなかったのではないかと思う。ルーニーは股間節の違和感があったようで、祝福を拒否。ファーガソンはつまずきながらも喜ぶ。

カルバーリョは15分、バラックの絶好の位置からのFKに当たってユナイテッドのゴールキックにしまうなど、何かツキもない印象。17分、何故かフリーになったギグスの強烈なミドルはチェフがはじく。そして19分ルーニー→ロナウド、20分アンデルソン→オシェイ。この交代の意図は、現地の解説者曰く中盤でのポゼッションを高めるためらしい。21分フェレイラ→アネルカ。チェルシーはエッシェンを一列下げ、4-4-2にシステムを変更。

ユナイテッドはカウンターが多くなる。ロナウドは自分で仕掛けまくりで、ファールでとめられる。そして、ロナウドがプレーに絡む度に観衆は凄まじいブーイング。シェフチェンコがアップをしている。

26分、テリーがナニに倒され絶好の位置でFKを獲得。そしてドログバとバラックがどちらが蹴るかで揉め、カルバーリョが仲裁に来る。結局ドログバが蹴るも、ファンデルサルがファインセーブ。直後のユナイテッドのカウンターから、ナニに必死に寄せたミケルが倒れる。するとその間を利用して、ドログバがバラックに対してしつこく因縁をつけはじめる。テリー、カルー達やコーチがなだめるもまだ収まらないドログバ。この大一番で何をやっているんだか。

ユナイテッドは少しずつ、ゲームをスローダウンさせにかかる。33分、フレッチャーのクリアが股間に当たったハーグリーブズが倒れ込む。時間稼ぎ(?)に対して観客は大ブーイング。そして、リオが倒れこむハーグリーブズをなぜか蹴っていた。しっかりしろということか。でもこれはどうなんだろうか。

36分カルー→シェフチェンコ。直後にエリア内でブラウンのハンド→ドログバのハンドは、ユナイテッドボールに。沸き立った観衆は一気にブーイング。
しかし38分、バラック→ドログバがシルベストルに倒される→エッシェンのクロスがキャリックの手に当たり、これがハンドと判定されチェルシーがPKを獲得。キャリックは頭を抱える。リオをはじめとしてユナイテッドの選手は執拗に抗議するもPKは取り消されない。キッカーはバラック。ファンデルサルが遅延行為でイエロー。
すさまじいプレッシャーがかかったなか、バラックがゴール左にしっかり決めてチェルシーが勝ち越しに成功。カルバーリョが真っ先に抱きついていたのが印象的だった。ファンデルサルにコミュニティーシールドの奇跡は再び起こらず。ちなみにこのときの実況は、BALLACK and title race has a way to run yet!だった。何かかっこいい。

42分Jコール→マケレレ。ベレッティが入る予定だったが、勝ち越したことで予定変更。チェルシーは逃げ切り体制に入る。何故かドログバにイエロー。
ここからユナイテッドは怒涛の攻撃を見せる。43分、リオのロングボール→ナニがうまくトラップして、中央に折り返す→キャリックが潰れる→ロナウドのシュートはAコールがクリア。ロスタイムは5分。

ロスタイムに入った直後、ギグスのFK→中央に頭で折り返す→フレッチャーのヘッドもシェフチェンコがナイスクリア。そしてリオがミケルに食って掛かり、テリーが必死になだめる。リオ、ハーグリーブズにイエロー。これはカペッロの心象は悪そうだ。

試合は2-1で終了。バラックとドログバが真っ先に抱き合って勝利を喜ぶ。残り2試合の地点で両チームは勝ち点で並んだ。得失点差でユナイテッドの首位は変わらないが、ユナイテッドは苦手のウェストハム戦を残している。プレミア争いは分からなくなった。

感想
チェルシーは勝ったけど、運がよかった面もあると思う。ミスで失点して、勝ち越さなければいけないのにチーム内で揉めるとかありえない。これを見たときはチェルシー勝てないかも、と思ったが結局勝ってしまった。ロスタイム前後には2度ライン上でクリアする場面もあったし、今日はチェルシーの日だったのかもしれない。ただ、運だけで片付けられない強さを持っているもの事実だと思う。

ユナイテッドはCLを見据えてメンバーを落としていたため、負けることもある程度想定していたかもしれない。ファーガソンはあまり熱くなっていなかった感じもする。ただ、ドローで終われそうな雰囲気だっただけに残念な結果となった。

いずれにせよ、プレミアは最終節までもつれそうなので楽しみである。個人的には、ユナイテッドが優勝にふさわしいとは思いますが。

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2008年04月14日

マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル~終戦~

ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ブラウン、リオ、ピケ、エブラ、ハーグリーブズ、キャリック、スコールズ、パク、ロナウド、ルーニー。サブはクシュチャク、オシェイ、アンデルソン、ギグス、テベス。

アーセナルのスタメンはレーマン、トゥーレ、ソング、ギャラス、クリシー、エブエ、セスク、ジウベルト、ファンペルシー、フレブ、アデバヨール。サブはファビアンスキー、ジュルー、ホイト、ウォルコット、ベントナー。フラミニは3週間の離脱、ディアビーは出場停止。サニャは召集されていたが、結局ベンチ外。ちなみに、ロシツキーはシーズン絶望、EUROも間に合うか微妙な状況だそうだ。

前半
ユナイテッドは3センターで、3トップは開始時点では右からロナウド、ルーニー、パク。パク、ロナウドは途中からポジションチェンジしていたが、ルーニーが中央なのは不変だった。
アーセナルはフレブトップ下。関係ない話だが、現地の実況によると、ヴェンゲルはなぜエブエをサイドバックで使わないのかという批判が渦巻いているらしい。

試合は静かに始まる。5分にはブラウンのクリアミスを拾ったセスクがミドルを打つが枠の上。それ以外は大きなチャンスはなく、お互い慎重だった。

ユナイテッドは守備では4-1-4-1で、ロナウドも一応戻って守備に参加していた。ロナウドはボールを持てば逆サイドに流れることもしばしばだったが、この試合ではアーセナルにうまくおさえられていた。
アーセナルはフレブトップ下ということもあり、フレブがどう振舞うかで攻撃の形が決まってくる。アデバヨールは左サイドが好き、ファンペルシーはあまり左から出ない。それに、リオよりもピケなら勝つ確率は高くなりそう。ということで、フレブは右サイドに流れていた。

12分にはセスク→エブエ→アデバヨールのシュートはリオの足に当たる。そこからのCKで、ジウベルトが決定的なシュートを放つもファンデルサルがファインセーブ。ここから試合が動き始める。16分すぎに表示されたこの5分のボールポゼッションはアーセナル65%。

18分にはアデバヨールがファンペルシーとのワンツーからシュートを撃つもファンデルサルの正面。直後にファンデルサルのフィード→ルーニーがシュートまで持ち込むも、ゴール左に外れる。ユナイテッドは基本的にカウンターで、アーセナルのラインの裏を狙っていた。

アーセナルが中盤押していた原因は、おそらくロナウドが左に来たことだと思う。パクに比べると守備は落ちるし、ピケ、エブラはリオ、ブラウンと比べると心もとない。フレブが右に流れることも、その流れに拍車をかけていた感じだった。トゥーレは対面にロナウドがいることもあり、上がりを自重していた。ロナウドがいなくなるとまた上がるようになったが。

22分、ロナウドがソングのタックルを交わして中央のルーニーに→シュートはDFに当たる。アーセナルが右サイドから仕掛ける、ロナウドは前にいる、ということでユナイテッドから見た左サイドの攻防が多い。そうなるとソングは怖い。27分にはアデバヨールがシュートをふかす。アーセナルがポゼッションでは上回るも、ほぼ互角の試合展開。

31分、エブエがロナウドに足を蹴られて苦悶の表情を浮かべる。その間を利用してギャラス、トゥーレ、ソング、レーマン、フレブが守備の確認の話し合いを行う。たぶん、ソングしっかりしろよということだと思う。ウォルコットがアップを始めるが、エブエは無事戻ってきた。

34分、ユナイテッドのミスからフレブがピケを交わし、アデバヨールが決定的なチャンスを迎えるもファンデルサルがボールをおさえる。直後にソングのミスからルーニーがレーマンと一対一になるも、レーマンが何とかコーナーに逃れる。ソングは序盤からミスが多く、見ていてかなりひやひやさせられる。でも、フリーになれば積極的にドリブルで仕掛けるのは他の選手にはない特徴だった。

41分、ファンペルシー→セスクがボールを持つも、アデバヨールへのパスはファンデルサルがキャッチ。アデバヨールは前半に4回チャンスがあったが、いずれも似たような形でとめられていた。ルーニーも2回あったチャンスを生かすことが出来ず。後半はどちらが先に決めるのだろうか。

前半は0-0。

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後半
開始早々、エブエがエブラに倒されて足を押さえる。エブエは狙われやすいのか。そして3分、ファンペルシーのFKから、最後はアデバヨールが頭で押し込んでアーセナル先制。アデバヨールの頭を手で庇うようなシュートは少し面白かった。

ユナイテッドは後半から、システムをフラットに変更したように見えた。ハーグリーブズが右、パクが左、ロナウドが中央みたいな感じ。攻めたいユナイテッドだが、5分にリオが危うくオウンゴールをしかけるなど少しミスが目立つ。

しかし6分、キャリックのシュートをギャラスがハンドしてしまい、PKを献上。キッカーはロナウド。一回目は決めるも、パクが早く動いたため蹴り直し。レーマンが余計なことをしたようでイエロー。結局ロナウドがしっかり決めて、ユナイテッドが直ぐに同点に追いつく。

10分スコールズ→アンデルソン、パク→テベス。アーセナルを潰す気満々のユナイテッド。ここから少しラフプレーが増える。16分エブエ→ウォルコット。ヴェンゲルも攻める気満々。しかし、ウォルコットは今日は駄目な日で、ほとんど仕事をさせてもらえなかった。このムラが無くなればすごい選手になりそうだが。

19分、テベスの強烈なミドルがわずかに左にそれる。この時点でのシュート数はアーセナル13本、ユナイテッド11本。20分にはウォルコット→セスクのシュートが枠の上に。21分、フレブがためてためてクリシーに→クロスがブラウンに当たり、ボールがゴールの方向に向かって飛ぶがファンデルサルがはじく。25分、エブラ→ルーニーが決定的なチャンスもレーマンがファインセーブ。レーマンはこの試合再三に渡って好セーブを見せていた。

しかしこの直後に与えたFKを、ハーグリーブズに叩き込まれてユナイテッドに勝ち越しを許す。誰もがロナウドが蹴ると思っていたため、一瞬の隙を突かれた感じ。ただ、ハーグリーブズがFKを直接決める場面を今シーズン何回か見ていただけに、何か悔やまれる失点。コースは素晴らしかったけど。

31分ファンペルシー→ベントナー。同点に追いつきたいアーセナルだが、なかなかユナイテッドの守備を崩せない。ユナイテッドはボールキープする場面が少しずつ増える。40分トゥーレ→ホイト。なんだこの交代は。45分ハーグリーブズ→ギグス。

アーセナルはユナイテッドを押し込み、ベントナーに何回もチャンスがあったものの、なかなか決めきれない。引いた相手を崩す手段を持たないアーセナルには、こうなっては苦しい。ユナイテッドの守備は本当に堅い。

試合は2-1で終了。ユナイテッドが先制されながらも、終わってみれば鮮やかな逆転勝ちで、ホームでしっかりと勝ち点3を獲得。アーセナルはこれでプレミア制覇の夢も絶たれ、今シーズンも無冠で終えることになった。

感想
内容は悪くなくても、結局勝てないというアーセナルらしい試合だった。やはりフレブトップ下では、アデバヨールが決めるか決めないかで大きな違いがある。アデバヨールは決められず、ユナイテッドは効率のいい点のとり方をした。フレブシュート撃てよと何回思ったか。まだ冷静に振り返れそうもないので、今はこれぐらいにしておきます。

ヴェンゲルは、タイトル争いは終わった、来シーズンに向けて何が足りなかったのか分析すると記者会見で述べている。「何が」足りないのか。これについては、気持ちが落ち着いてから考えてみたいと思います。結論的には、来シーズンも何も変わらない予感。

参考
ヴェンゲルのインタビュー'It is hard to swallow that we won't win the title this year'(Arsenal.comより)

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2008年02月17日

マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル~いやらしいユナイテッド~

FAカップ5回戦でユナイテッドとアーセナルが激突。ここで当たるのはあまりにももったいない。両チームともCLを控えているだけに、くじ運のなさを恨んでいるかもしれない。この試合はユナイテッドのホームで行われることになっている。
両チームのチーム事情は対照的である。ユナイテッドは万全の状態だが、アーセナルはケガ人クライシス真っ只中。ファンペルシー、ロシツキー、ウォルコット、ディアビー、デニウソン、ジュルー、ソング、アルムニアがケガで離脱し、サニャは個人的な理由で欠場、アデバヨール、フラミニ、クリシーの出場も微妙なようだ。トゥーレ、エブエが戻ってくるとはいえ、ミラン戦を前にこれはきつい。ミランはパト、カカ、ガットゥーゾが間に合うようなので、この試合を含めてどうなるのかかなり心配。

両チームのスタメンは

マンチェスター・ユナイテッド
GK:ファンデルサル
DF:ブラウン、ファーディナンド、ヴィディッチ、エブラ
MF:パク、キャリック、フレッチャー、ナニ
FW:ルーニー、アンデルソン

アーセナル
GK:レーマン
DF:ホイト、トゥーレ、ギャラス、トラオーレ
MF:エブエ、セスク、ジウベルト、フレブ
FW:ベントナー、エドゥアルド

ユナイテッドはロナウドがベンチ外。アンデルソンが2トップの一角に入るが、たぶん実質1トップの形になるはず。
イングランド代表監督カペッロも見守る中、アーセナルのキックオフで試合開始。

前半
ユナイテッドが優勢に試合を進める。ユナイテッドはロングボールが多く、アーセナルのDFラインの裏を執拗に狙っていた。アーセナルはポゼッションを志向しているため、DFラインは基本的に高い。特にサイドバックは躊躇なく上がってくるし、これはアーセナルの強みでもある。その反面、裏を狙われることは多い。だが、中盤で不用意にボールを失うことはほとんどないし、ボールを失っても攻守の切り替えが非常に早く、相手の攻撃を遅らせて時間を稼ぐ。サニャ、クリシーは守備がうまいわけではないが、簡単に突破されるほど下手でもない。いつものアーセナルはこんな感じだと思う。
この試合ではサイドバックはホイト&トラオーレ。しかも相手はユナイテッド。普通に厳しい。中盤でホイト、トラオーレが不用意にボールを失うことが多く、裏に展開されて何回もピンチを招いていた。特に右サイドをズタズタに切り裂かれる場面が目立つ。今日のナニはキレキレだった。前半13分にはギャラスのミスからルーニーが絶好機を迎えるもレーマンがすばらしいタックルでクリア、その流れからクロス→パクのボレーはミートせず。徐々にユナイテッドに決定的なチャンスが増えていく。そして前半16分、ナニのコーナーキックから、クリアボールをアンデルソン→ルーニーと頭でつないでユナイテッド先制。さらに前半20分、またも右サイドから崩されると、ナニ→フレッチャーの頭で2-0に。電光石火。
アーセナルはボールをつなげない。その原因はやはりホイト、トラオーレで、細かいミスがかなり多い。フレブも消えていることが多くなり、頼みのセスクはキャリックにマンマークを受け消え気味。どうしようもない。ヴェンゲルは相当イラついている模様。
2点をとったためか、ユナイテッドは余裕を持って戦っている印象。アーセナルのラインがさらに高くなっていたため、中盤でボールを奪う→そのまま単純に裏へ出す場面が続出。オフサイドになる確率はそれほど高くなく、ルーニーは2回ビッグチャンスをゲットも決めきれず。しかし前半38分、フレッチャー→ナニが完璧に裏をとり、左足で決めて3点目。アーセナルはトッテナム戦の悪夢再びか。フレッチャー大活躍。
前半は3-0で終了する。アーセナルは勝ちにいくなら選手交代しかないが、ケガ人に無理をさせたくはない。どうするヴェンゲル。

後半
両チームとも選手交代はなし。確かに無理をさせる点差でもないし、ヴェンゲルはあきらめたか。そして後半4分、ハイボールを競った際ナニのお腹をまともに蹴ったエブエが一発退場。ナニはその前にもエドゥアルドに足を蹴られていた。ファールの標的にされやすい選手なのだろうか。
ここからはさらに見るに耐えない状況に。ボールを奪われる→裏を狙われる、カウンターを食らうのエンドレスリピート。ただ、レーマンがなんとか踏ん張り追加点は与えない。後半25分セスク→フラミニ、後半26分フレブ→アデバヨール、エドゥアルド→センデロス、後半27分ルーニー→サハ、アンデルソン→スコールズ。すると後半29分、ナニのクロスをファーでフレッチャーがあわせ4-0に。フレッチャーってこんな選手だったっけ。
この直後、アデバヨールがフレッチャーにエリア内で足を蹴られ倒されるもなぜかシミュレーションをとられる。主審は正面から見ていたがユナイテッドのホームだから仕方がないか。そしてナニが遊び心のあるプレーを見せ、それにいらついたか、ギャラスがナニを蹴ってイエロー。ギャラスとナニは額を突き合わせ一触即発状態になるが、ジウベルトがなだめる。ここからは省略。
試合は4-0で終了。CLに向けて、明暗の分かれる結果となった。

感想
ひどい試合だった。アーセナルは何もできず惨敗。ケガ人がおおかったし、ホイト、トラオーレがひどかったなど、言い訳はできると思うが、とにかく醜い内容だった。ミラン戦を前に不安が残る。ポジティブにこの試合は捨てたと考えて、ミラン戦はベストメンバーで挑んでもらいたい。フレブがケガをしていなければいいのだが。
ユナイテッドはDFラインの裏を狙うという点を徹底してきた。アーセナル対策としてどのチームもやっていることだが、ユナイテッドがやるとやはり迫力が違う。ユナイテッドが相手に合わせたサッカーをするようになれば無敵。今日はいやらしいチームだったと思う。対面がホイトだったナニはキレキレだったし、フレッチャーは大活躍だった。ロナウドがいなくてもこれぐらいのプレーができるのはすごい。やはり強いなと痛感させられた。

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2007年12月30日

ウェストハムvsマンチェスター・ユナイテッド~流れ~

ウェストハムのスタメンはグリーン、ニール、スペクター、アプソン、マッカートニー、ソラーノ、ノーブル、ムリニス、パーカー、リュングベリ、カールトンコール。システムは4-3-2-1で、アシュトンはなぜかベンチスタート。

ユナイテッドのスタメンはクシュチャク、ブラウン、ファーディナンド、ヴィディッチ、エブラ、ロナウド、フレッチャー、ハーグリーブズ、ギグス、サハ、テベス。こちらはいつもどおりのフラット。

テベスは古巣との対決。移籍の際いろいろあったが温かい拍手で迎えられていた。

前半
開始早々、ウェストハムがチャンスをつくる。ユナイテッドのSH(特にロナウド)は守備をサボるため、中盤で必ずどこかかあく。ウェストハムはそこからカールトンに当てる(低い)ボールを供給していた。前半8分にはその形から、ニール→カールトン→ムリニス(オフサイドだったが)のシュートはバーに嫌われる→跳ね返ったボールをフリーで受けたノーブルがシュートもゴールの上。決定的なチャンスをはずしてしまうが、序盤はウェストハムが優勢に試合を進める。ユナイテッドはロナウドの個人技ぐらいしか可能性を感じず、苦しい立ち上がりとなる。
しかし前半14分、テベス→サハがワンタッチではたく→ギグスのクロス→ロナウドの頭でなんとユナイテッドが先制。ロナウドはリーグ戦16試合で13ゴールという驚異的な数字。たしかシーズン前にファーガソンと20ゴールの賭けをしていた気がするが、余裕でクリアできそうである。それにしてもSHでこの数字はすごいと思う。
先制して落ち着きが出てきたユナイテッドは、少し守備意識が高くなったようだった。ロナウドの守備をあまりボールのこないテベスがする場面があったり、中盤のポジショニングを少し修正したりと、ウェストハムに中盤で簡単にボールをつながれる場面が減ったと思う。そのため、ウェストハムはカールトンにいい形でボールが入る回数は減った。DFラインからロングボールを試みるも、ファーディナンド、ヴィディッチに空中戦で勝つのは無理。中盤で無理に仕掛けると、ユナイテッドの高速カウンターが怖い。ウェストハムがボールを持つ時間が長いが、少し慎重になっていることもあり試合はややスローダウンする。
ロングボールをあきらめたウェストハムは、ショートパスを使って組み立てようとする。カールトンに当てる形を基本としながらも、ソラーノ、リュングベリが逆サイドに流れてきたり、中盤で細かいポジションチェンジを繰り返しながらユナイテッドを崩そうと試みる。ただ、カールトンにボールが入ればなんとかなりそうな雰囲気はあるが、ユナイテッドにすんでのところで防がれてしまう場面が多かった。前半35分のソラーノのループはクシュチャクがファインセーブ、前半41分のノーブルのクロス→カールトンがどんぴしゃのヘッドも枠をとらえきれず。攻めているが崩しきれず、ウェストハムは少しじれったい展開となる。ユナイテッドはウンターから何回かチャンスをつくるが追加点をあげることはできなかった。
結局前半は0-1で終了する。ウェストハムはワンチャンスをものにされたものの、それ以外は優位に試合を進めていた。後半の巻き返しに期待。

後半
ソラーノが足を痛めたようで、後半5分にパンシルと交代。さらに後半11分パーカー→アントンファーディナンド。怪我でもしたのだろうか。これでファーディナンド兄弟が同じピッチに立つことに。どういう心境なのか少し聞いてみたい気がする。
後半もウェストハムがボールを持ち仕掛ける場面が多い。だが、相変わらずユナイテッドの堅守を崩せない。ユナイテッドは無理をしない戦い方をするようになり、中盤での競り合いがやや多くなる。
後半19分テベス→アンデルソン。テベスには大きな拍手が送られる。そして後半21分、スペクターがクロスを処理しようとしてハンドをしてしまい、エリア内か微妙な位置だったがPKを献上してしまう。しかし、ロナウドがこれをゴール左にはずしてしまう。まさかのPK失敗。決まっていれば試合を決める1点になっていただけに、ウェストハムは命拾いする。これで流れが変わるか。
後半26分リュングベリ→アシュトン。前線の枚数を増やしたウェストハムはゴール前でのチャンスが多くなる。そして後半32分、コーナーキックからアントンファーディナンドが頭で押し込みウェストハムが同点に追いつく。兄のリオはこれを目の前で眺めることしかできず。よりによって弟にゴールを決められるとは思っていなかったのではないだろうか。
これでウェストハムは一気に勢いづく。後半35分ハーグリーブズ→ナニ。点をとりにきたユナイテッドだが後半37分、ノーブルのFKからアプソンの頭でウェストハムが勝ち越しに成功。これでホームのサポーターのボルテージは最高潮に。
なんとか同点に追いつきたいユナイテッドだが、必死で守るウェストハムの前になかなかチャンスをつくることできない。後半44分ブラウン→オシェイ。そして残り時間はどんどんなくなっていく。ユナイテッドが攻めると一斉にブーイングが起こるようになる。
試合は2-1で終了。ウェストハムがホームで貴重な逆転勝利。ユナイテッドは2007年を白星で締めくくることができなかった。

感想
流れは怖い。明らかに優勢に試合を運びながらもゴールが遠かったウェストハムに対して、ワンチャンスをものにして先制したユナイテッド。後半も流れは変わらず、押されていたユナイテッドに幸運なPKまで転がり込んできた。ただ、あれをはずしてから流れが変わった。そしてアシュトンの投入でウェストハムの攻撃は激しさを増し、セットプレーで2ゴールをあげ逆転。ユナイテッドはあせって攻めるももう時間は残っていなかった。簡単にまとめるとこんな感じのゲームだったと思う。
ユナイテッドは内容的には負けても仕方がない内容だった。カウンターにしか勝機を見出せていなかった。あれだけ長い時間守るユナイテッドはそんなに見られないと思う。やはりフレッチャーではきつい感じがした。
ウェストハムはすばらしい勝利。ユナイテッドとの相性の良さが出た感じがした。次節のアーセナル戦が楽しみな出来だった。

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2007年11月12日

マンチェスター・ユナイテッドvsブラックバーン  アタランタサポーターの暴挙

さっそくですが、この記事を読んでみてください。
いつになったらサッカー界からこういうことがなくなるのだろうか。いい加減学習してほしいものです。

気を取り直して、ミランのスタメンは

GK:ジーダ
DF:オッド、ネスタ、マルディーニ、セルジーニョ
MF:カカ、セードルフ、ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ
FW:インザーギ

ロナウドはスタメンではなかったがベンチ入り。いつ投入されるのか少し楽しみである。あと、マルディーニが知らない間に(だいぶ前みたいだが)復帰していてうれしくなった。ただ、ラストシーズンで今の成績はかわいそうである。
試合開始前、ゴール裏に発炎筒が投げ込まれる。人が死んでいるのに懲りないのか。

前半
試合が始まって1分も経たないうちにまた発炎筒がピッチに投げ込まれる。さらに顔を隠したアタランタサポーターが、スタンドとピッチを隔てるガラスの壁を壊そうとして暴れ始め試合がストップ。アタランタの選手がなだめに行くが、その後も混乱が続く。どういう神経をしているのかまったく理解できない。

結局両チーム交えた協議の結果、試合は延期されることになった。むちゃくちゃである。個人的にも、久しぶりにミランの試合を見たかったので残念だった。

(関連記事)
サポーターの勝利?アタランタ対ミランが延期に
アンチェロッティ監督:「とても遺憾だ」
セードルフ:「カルチョの敗北だ」


ということで、ここから急遽ユナイテッドの試合を見ることにしました。前置きが長くてすみませんでした。

ユナイテッドのスタメンは

GK:ファンデルサル
DF:ブラウン、ファーディナンド、ヴィディッチ、エブラ
MF:ロナウド、アンデルソン、ハーグリーブズ、ギグス
FW:テベス、サハ

ルーニーが1ヵ月離脱することが決定したユナイテッド。またEURO予選前にケガ人発生である。個人的には、今シーズンユナイテッドにケガ人が多いのは、昨シーズンの酷使が響いているからだと思う。特にルーニーは出ずっぱりだった。昨シーズンとFWの頭数が一緒なのは、実はきついのではないだろうか。まあ、8月の終わりにスールシャールが引退を決めたのは計算外だったのかもしれないが。
ルーニーの代わりはサハ。サハが頭から行くのは結構久しぶりのはず。他はいつもどおりのメンバーだった。

前半
ユナイテッドがボールを持ちいつものように仕掛けていく。だがブラックバーンの中盤での寄せが相当激しい。ファールも辞さない覚悟でがんがんくるので、ユナイテッドは少しやりづらそうだった。そういえば、ブラックバーンはアーセナル戦でもこんな感じだった。
ブラックバーンはサンタクルスにボールを預けることを基本にしていた。そしてそのサンタクルスのプレーがかなりよく、ファーディナンド、ヴィディッチを相手に奮闘していた。セカンドボールを拾いシュートに持ち込んだり、中盤でボールを奪ってすぐにSBの裏に展開したりと、ブラックバーンはチームとしての狙いがはっきりしている印象だった。そしてその流れから何回か決定的なチャンスをつくる。ポゼッションでは下回るがユナイテッドよりも得点のにおいがする感じだった。
しかし先制したのはユナイテッド。ギグスのコーナーキックをロナウドが頭であわせ前半34分に先制。ニアポストにいた選手はわずかにクリアしきれず。さらに前半35分、ユナイテッドはファーディナンドのロングフィードからサハ→テベス→ロナウドであっさり追加点。ブラックバーンはあっという間に2点のビハインドを負ってしまう。

この後も、ユナイテッドはブラックバーンのラフプレーに苦しめられるが前半を2-0で折り返す。

後半
後半から盛り返したいブラックバーンだったが後半7分、ダンが2枚目のイエローをもらい退場。さらに追い込まれる。
ここからはあまり見るところがなくなってしまう。後半10分から15分にかけてのユナイテッドのポゼッション率はなんと89%。ユナイテッドのオフェンス練習を見ているようだった。後半22分サハ→ナニ、後半31分ハーグリーブズ→キャリック。

試合は2-0で終了。ユナイテッドの快勝だった。

感想
ルーニーがいなくてもユナイテッドはユナイテッドだった。一ヶ月ぐらいならしのげそうである。ロナウドは毎度のことだが、個人的にはギグスがキレていたのが印象に残った。この人に衰えというのはないのだろうか。今月末に34歳になるとは思えない。高いプロ意識があるからここまでできるのだろう。本当に頭が下がる。
ブラックバーンは先制されるまではいい試合を見せていただけに残念だった。サンタクルスはやっぱりいい。もうすこし守備がよくなれば怖いチームになりそうだと思った。

アーセナルの試合が残っているが、今週末はEURO予選があるため欧州の各リーグは中断される。代表ではルーニーの代えがきく選手はいませんが、イングランド代表がんばってください。マクラーレンはベッカムを出す気なんでしょうか。

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2007年10月07日

マンチェスター・ユナイテッドvsウィガン~またケガ人~

ユナイテッドのスタメンは

GK:クシュチャク
DF:ピケ、ファーディナンド、ヴィディッチ、エブラ
MF:ロナウド、オシェイ、スコールズ、ギグス
FW:テベス、ルーニー

ファンデルサール、ネビル、ブラウン、シルベストル、パク・チソン、キャリック、ハーグリーブズとケガ人続出のユナイテッド。さらに、試合前のウォーミングアップ中にサハが膝を痛めたようでベンチ外。昨シーズンの酷使が響いているのかもしれない。

前半

始まってすぐ、ヴィディッチがハイボールを処理しようとして相手選手と接触し、脳震盪を起こしたようだがプレー続行。ウィガンは、テベスのクロスがDFにあたり、危うくオウンゴールになりかけるがキーパーが何とかはじき出す。その後も圧倒的にユナイテッドがボールポゼッションで上回るものの、ウィガンは決定的なシュートを打たせない。前半17分ごろ、ヴィディッチが体調不良を訴えファーガソンとベンチで話し合う。そして前半20分、ヴィディッチ→アンデルソン。ピケがCB、オシェイが右SB、アンデルソンがオシェイのいたポジションに入る。さらに、オシェイが右足を痛めベンチに交代を要求し、前半29分オシェイ→シンプソン。またケガ人発生。
選手交代はあったが、やはりユナイテッドが優位に試合を進める。何回も決定的なチャンスはあったが決め切れなかった。前半は0-0で終了する。

後半

ユナイテッドがテンポをあげて攻めまくり、立て続けに決定機を迎える。ギグスのシュートはバーに嫌われるが、ゴールが生まれるのは時間の問題か。
すると後半9分、アンデルソンのスルーパスに抜け出したテベスがDF2人とキーパーを交わすと、左足でゴールに流し込みユナイテッドが先制する。さらに後半13分、ショートコーナーから、ギグスのクロスをキーパーが弾くがロナウドが頭で押し込み2-0に。その後もユナイテッドはがんがん攻める。前がかりになったユナイテッドに対し、ウィガンは何回か惜しいチャンスをつかむが決められない。後半31分、ピケ→ルーニーのクロス→ロナウドが押し込み3-0に。後半35分テベス→ナニ。交代直後の後半37分には、シンプソンのクロスをルーニーが頭であわせ4点目。このままスコアは動かず試合終了。ユナイテッドが大勝した。

感想

ユナイテッドが攻めまくって勝っただけの試合。テベスのゴールからは、堰を切ったようなゴールラッシュだった。
だが、ケガ人が多すぎる。プレミアがフィジカルで激しいのは分かるが、いくらなんでもケガ人が多すぎである。EUROがあるのがせめてもの救いだ。スタンドで豪華なメンバーが観戦していたのがむなしかった。

今はCHを本職とする選手がスコールズしかいないという異常事態。ただ、アンデルソンでもある程度はできそうだった。守備面がどうなのかはこの試合では判断できないが。

最後に、ウィガンのキーパーが帽子をかぶっていたのが面白かった。そして、ロナウドの左目の下の傷が痛々しかった。

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2007年09月24日

マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー

モウリーニョ退団の衝撃に揺れるチェルシー。いきなりユナイテッド戦はきつい。選手のモチベーションが心配である。新監督になって、フォーメーションはどうなるだろうか。

両チームのスタメンは

マンチェスター・ユナイテッド

GK:ファンデルサール
DF:ブラウン、ファーディナンド、ビディッチ、エブラ
MF:ロナウド、キャリック、スコールズ、ギグス
FW:テベス、ルーニー

チェルシー

GK:チェフ
DF:フェレイラ、ベン・ハイム、テリー、A・コール
MF:エッシェン、ミケル、マケレレ
FW:J・コール、シェフチェンコ、マルダ

ユナイテッドはいつもどおり。チェルシーは4-3-3だった。なぜSWPをスタメンからはずしただのだろうか。理解に苦しむ。右SBにはモウリーニョに見切りをつけられたフェレイラ。

スタンドから見守るアブラモビッチの後ろには、なぜかファン・バステンが。もしかして…、と思ったがさすがにそれはないだろう。他にはマクラーレン、エリクソンの姿もあった。

前半

開始早々、ルーニーが決定的なシュートを放つもチェフがファインセーブ。ユナイテッドが試合を優位に進める。ユナイテッドはロングボールがやや多い。エッシェンのミスからギグスが決定的なチャンスを迎えるも大きくはずす。チェフはエッシェンにぶち切れ。チェルシーは、なかなかシュートまで持っていくことができず苦しい。そして追い討ちをかけるように前半32分、エブラへの危険なタックルでミケルが一発退場。思いっきり足を踏んでいたがかなり厳しい判定だった。ここからチェルシーは中盤をフラットにした4-4-1に。案の定、チェルシーはさらに押し込まれるが、チェフがファインセーブを連発し何とか踏ん張る。しかし前半47分、ギグスのクロスをテベスが頭であわせ前半ロスタイムにユナイテッドが先制。チェフでもあれは無理。テベスは移籍後初ゴール。前半は1-0で折りかえす。

後半

ユナイテッドが前半よりも試合を支配するようになる。チェルシーは耐える時間が続く。後半13分シェフチェンコ→カルー。アブラモビッチが拍手を送る。後半24分マルダ→SWP。このころから、チェルシーは開き直って前に出るようになる。後半31分J・コール→ピサロ。J・コールは一発退場でもおかしくないロナウドへのバックチャージ(実際はイエローどまり)があったため、ベンチに戻る時ユナイテッドサポーターからすさまじい罵声を浴びせられる。後半34分テベス→サハ。攻める必要のないユナイテッドは引いて守るようになる。攻めるチェルシーだが、エリア内でベン・ハイムがサハの足を蹴りPKを献上。これをサハが決め、後半44分に追加点。これで試合は終わった。後は時間を潰して2-0でユナイテッドが勝利。チェルシーは出直しの一戦を飾れず。

感想

チェルシーの完敗だった。ミケルがいなくなってからもひどかったが、それまでの戦いもだめだった。内容が悪い。中盤でボールがつながらない。いつもならドログバが何とかしてくれるが今はいない。今シーズン高い得点力を見せていたランパードもいない。結局、この二人が戻ってこないとどうしようもないかもしれない。ウイングにキレキレのSWPを入れていたら何とかしてくれたかもしれない、と個人的には思った。
ミケルが退場してからは内容のない試合になった。チェフはよくがんばった。
これでチェルシーは6位に後退し、得失点差が-1という異常事態に。グラントにがんばってもらうしかない。

やっぱりモウリーニョ退団の時期が悪すぎる。


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2007年09月15日

エヴァートンvsマンチェスター・ユナイテッド

ユナイテッドのスタメンはファンデルサール、ブラウン、ファーディナンド、ヴィディッチ、シルベストル、ギグス、キャリック、スコールズ、エブラ、ロナウド、テベス。ロナウドが出場停止から復帰。

ここまでのリーグ戦はすべてロースコアの試合になっているユナイテッド。ロナウドの復帰で得点力不足は解決されるだろうか。

前半

ユナイテッドはエブラサイドから仕掛けるが、なかなかチャンスをつくれない。テベスが中盤まで下りてくるため、前線に的がないことが原因だと思う。一方のエヴァートンは、新加入のヤクブへのロングボールが多い。ヤクブが競り負けても中盤でセカンドボールを拾い、そこから仕掛けるもファーディナンド、ヴィディッチに跳ね返され続ける。ほぼ互角で試合は進むが前半38分、シルベストルが右足を負傷し担架で運び出され、前半41分ナニと交代。膝か足首かは分からないが、かなりやばそうなケガだった。両チームとも大きなチャンスはなく、前半は0-0で終了する。

後半

エヴァートンは後半もヤクブを中心にして攻める。後半開始早々、コーナーキックをジョンソンが頭であわせるもスコールズがライン上でクリア。ユナイテッドもテベスの浮き球パスからスコールズが決定機を迎えるがシュートは枠の上。点を取りたいユナイテッドは後半18分ギグス→サハ。このころになると、ややユナイテッドが押し込み始める。後半28分オスマン→ピナール、後半29分ヤクブ→アニチェベ。決定機を作れず苦しむユナイテッドだが後半38分、ナニのコーナーキックをヴィディッチがヘディングでたたきこみついに先制する。後半40分ナニ→ピケ、フィル・ネビル→マクファデン。その後はかなり危ない場面もあったが、なんとかユナイテッドが逃げ切って試合終了。またロースコアの試合となった。

感想

今までのユナイテッドの試合は、ボールポゼッションで大幅に上回っているのに点だけが入らないという状況だった。しかし、この試合はそういうわけではなかった。ユナイテッドが得点力不足に苦しんだというよりはエヴァートンが強かったと思う。ヤクブを中心によく頑張った。あのセットプレーだけだった。
ただ、ユナイテッドに昨シーズンのような勢いがないのも事実。やはりルーニーがいないからだろうか。もしそうだとすれば、ルーニーが脅威の回復力を見せ復帰間近なのは心強い。ただ個人的には、それ以外にも何か原因がありそうな気がする。

ユナイテッドは来週にチャンピオンズリーグの試合がある。今ローマとあたらなくてほっとしているかもしれない。

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2007年09月02日

マンチェスター・ユナイテッドvsサンダーランド~サハ復活~ アドリアーノは…

ユナイテッドのスタメンは

GK:ファンデルサール
DF:ブラウン、ファーディナンド、ビディッチ、エブラ
MF:イーグルス、ハーグリーブズ、スコールズ、ナニ
FW:テベス、アンデルソン

ユナイテッドはアンデルソン、イーグルスがスタメン。そしてサハがベンチ入り。ケガで6ヶ月間ピッチを離れていたらしい。後半途中からの出場になりそう。
ロイ・キーンが敵将としてオールド・トラフォードに凱旋。ユナイテッドサポーターの温かい拍手で迎えられる。

前半

ユナイテッドがボールを回す時間が続く。ボールポゼッションでは圧倒的に上回るが、なかなかいい形でシュートまでもっていけない。前半の終盤になるとユナイテッドが徐々に形を作り始めるが得点は生まれず、前半はスコアレスで終了する。

後半

後半からアンデルソン→サハ。相変わらずボールを回しまくるユナイテッド。サハがすばらしいシュートを打つもゴードンがファインセーブ。これまで同様、じれったい展開が続く。後半21分イーグルス→フレッチャー、後半24分ジョーンズ→マーフィ。このころになると攻め疲れからか、サンダーランドが攻める場面も増えてきたが後半26分、CKからサハのヘッドでついにユナイテッドが先制。後半37分ウォレス→ストークス、エトゥフ→ミラー、後半39分ナニ→オシェイ。あとはユナイテッドが流して1-0で試合終了。サハの復活弾でユナイテッドが勝利。

総括

ユナイテッドの決定力不足は昨シーズンでは考えられないことだと思う。そもそも純粋なFWの数が少ない。スールシャールが引退してしまったのは何気に痛い。移籍マーケットも終わってしまった。これからしばらくは、ファーガソンはやりくりに苦労しそうだ。

ただ、サハが復活したのは大きい。大怪我から復帰した直後だけにあまり無理をさせたくない。しばらくは後半からの投入になると思う。動きは悪くなかっただけに、チーム状況からすると最初から行ってほしいところだが。


次節からはロナウドが復帰。ここからの巻き返しを期待したい。



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2007年08月27日

マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナム~やっと…~

開幕スタートに失敗した両チームだが、トッテナムは前節ダービーに圧勝し、チーム状態が上向きつつある。このまま勢いに乗りたい。一方のユナイテッドは暗い話題が多く、チーム状態はあまりよくない。しかし、シーズン序盤で勝ち点を取りこぼしすぎると優勝争いに響いてくる。このホームでの試合を浮上のきっかけにしたい。

両チームのスタメンは

マンチェスター・ユナイテッド

GK:ファンデルサール
DF:ブラウン、ファーディナンド、ビディッチ、エブラ
MF:ナニ、ハーグリーブズ、キャリック、ギグス
FW:テベス、スコールズ

トッテナム

GK:ロビンソン
DF:シムボンダ、ロシャ、ガードナー、ヨンピョ
MF:マルブランク、ジェナス、ハドルストーン、ベイル
FW:ベルバトフ、キーン

ユナイテッドはシティー戦と同じスタメン。
トッテナムはベルバトフが復帰。そして、超逸材といわれているベイルがプレミア初スタメンを飾る。まだ18歳の選手で、強烈なミドルシュートが持ち味らしい。

ユナイテッドのキックオフで試合開始。

前半

ユナイテッドが押し気味に試合を進める。スコールズが頻繁に中盤に降りてくるため、ビルドアップで苦労することはそれほどない。しかし、そのスコールズが決定機をはずすなど、ユナイテッドはここまでの三戦同様、決定力不足に苦しむ。前半は0-0で終了する。

後半

後半も前半と同じような展開だが、ややトッテナムが盛り返す。後半13分キャリック→イーグルス。トッテナムは後半21分にベルバトフが決定的なチャンスを迎えるも、ファーディナンドがライン上で間一髪クリア。ユナイテッドはスコールズが中盤でプレーするようになってから、前半の勢いがなくなってきた。しかし後半23分、ナニのミドルシュートがテベスにあたり、ロビンソンがわずかに届かずユナイテッドが待望の先制点を挙げる。先制された後トッテナムは猛攻を見せるが、ブラウンが肩で(?)クリアするなど、ユナイテッドが何とかしのぐ。後半30分キーン→デフォー、ヨンピョ→タラブト、後半32分テベス→フレッチャー、後半38分ロシャ→ゾコラ。結局ユナイテッドが何とか守りきり、今シーズン初勝利。

総括

やっと勝った。今のユナイテッドには勝利が一番の良薬だと思う。そういう意味では重要な勝利。
ただ、決めきれないというのは相変わらずだった。もう少しすればいいほうに向かうと思うが、じれったい試合はこれからもしばらくは続きそう。ロナウドが戻ってくれば少しは改善されるだろうか。

これからに期待します。

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