2007年11月22日
イスラエルの頑張りにより、自力での本選出場が復活したイングランド。このクロアチア戦に引き分け以上か、たとえ負けてもロシアが負ければ予選突破が決定する。ウェンブリーに詰め掛けたイングランドサポーターの中には、イスラエルありがとうと書かれた紙を掲げる人も。本当にイスラエル様々である。
ただ、今のイングランドはテリー、ファーディナンド、ルーニー、オーウェンと主力がごっそりいない。特にオーウェンはまた長期離脱が決定し、ニューカッスルの監督のアラダイスは怒り心頭。結局補償金を受けることになった(この記事です)みたいだが、どうも最近はこの手の話が多い気がする。オーウェンの代わりにはトッテナムのベントが追加召集された。
ホームウェンブリーでの試合とはいえ、相手は首位のクロアチア。こんな状況で大丈夫なのか。
イングランドのスタメンはカーソン、リチャーズ、レスコット、キャンベル、ブリッジ、バリー、SWP、ジェラード、ランパード、J・コール、クラウチ。マクラーレンが事前にメディアに発表していたとおりのメンバー。ハーグリーブズが外されたのが少し意外だった。オーストリア戦で先発したベッカムはコンディションが万全でないためスタメン落ちとなった。
クロアチアのスタメンはプレティコサ、コルルカ、シミッチ、ロベルトコバチ、シムニッチ、ニココバチ、スルナ、クラニツァール、モドリッチ、オリッチ、エドゥアルド。カウンターサッカーが持ち味のようだ。
激しい雨の降る中、イングランドのキックオフで試合開始。
前半
前半8分、クラニツァールのミドルシュートをカーソンがキャッチできずクロアチアが先制。この後イングランドは何回か決定的なチャンスがあったが決めきれない。すると前半14分、クロアチアはカウンターから、エドゥアルドがキープ→完璧なスルーパス→オリッチがカーソンを交わして流し込み0-2に。やはり急造DFラインでは厳しいのか。まさかの展開にスタンドはざわつき、クロアチアサポーターは歓喜する。ちょっとやばいぞイングランド。
イングランドは試合が始まってからずっと、クロアチアにボールを持たされている印象だった。DFラインではボールがまわるが、そこからの組み立てが難しい。1トップのクラウチに放り込んでも、後ろからのサポートがないのでうまくいかない。ランパード、ジェラードにはきついマークがついている。特にランパードの飛び出しは徹底的にケアされていた。結局イングランドはサイドハーフの個人技、ブリッジのアーリークロス、セットプレーぐらいしか攻め手がなくなっていった。そしてそれらはクロアチアの高い集中力の前にことごとく潰され、イングランドからは得点のにおいがしない。時間が経っても一向に変わらない流れに、徐々にイングランドサポーターのブーイングが聞かれるようになる。
2点を取って攻める必要のないクロアチアの狙いは中盤でボールを奪ってカウンター。単純な作戦だが、クロアチアのカウンターの精度は相当高い。キャンベルはスピードに弱いためなおさら効果的だった。一気に行くか上がりを待つかの判断もすばらしく、前大会のギリシャみたく台風の目になるかもしれないと思ったりした。
前半は0-2で終了する。ロシアは1点リードして折り返したため、このままでは予選敗退の危機。やばいぞイングランド。
後半
後半からSWP→ベッカム、バリー→デフォー。ジェラード、ランパードを組ませるのは諸刃の刃だがこの状況では仕方がない。
一進一退の攻防が続くが後半10分、エリア内でデフォーが倒されたという微妙な判定でPKを獲得。これをランパードが決め1点差に。その直後、イングランドはカウンターを食らうがオリッチのシュートはバーに阻まれ、コーナーキックからの決定的なヘディングシュートはカーソンがスーパーセーブ。徐々にだがイングランドに流れが来ている。
そして後半20分、クロアチアのミスからボールを奪うとベッカムのクロス→クラウチが胸でトラップ→落ち着いて右足で決めついにイングランドが同点に追いつく。ここでスタンドは今日一番の盛り上がりを見せたのだが…
後半23分エドゥアルド→ペトリッチ、後半29分クラニツァール→プラニッチ。この選手交代からクロアチアが盛り返す。そして後半32分、入ったばかりのペトリッチのミドルシュートでクロアチアに勝ち越しを許してしまう。キャンベルがブラインドになったようだったが、1点目とほぼ同じところからフリーでミドルを打たれての失点。クロアチアの監督はものすごい喜びようだった。ロシアは1点リードのままのため、またイングランドは窮地に。
後半34分J・コール→ベント、後半39分オリッチ→ラキティッチ。ここからイングランドはパワープレーを見せるが、なかなかゴールを割ることができない。逆にクロアチアにカウンターで何回も危ない場面をつくられる。そしてベントは決定的なシュートを外してしまう。
結局試合は2-3で終了。ロシアは0-1で勝利したため、イングランドはまさかの予選敗退となった。
感想
イングランドは、前半でいきなり2点とられたのが大きな誤算だった。マクラーレンが4-1-4-1にしたのは落ち着いて試合に入りたかったからだと思う。引き分けでも十分なのだから妥当。ただ、1点目のカーソンにはやや硬さがあり、2点目はレスコット、キャンベルの急造DFラインのギャップをつかれてしまった。後半から2トップにし、ジェラード、ランパードを組ませ攻撃的にしたことで一旦は同点に追いついたが、そこからが少し難しかった。少し守りに入ってしまったところがあったと思う。個人的には同じ負けるにしても攻め続けてほしかった。まあ、結果論ですが。
ロシアが勝ったため、結果的にはまさかの予選敗退となった。大事な時に主力にケガ人が相次いだなどいろいろ原因は考えられるが、やっているサッカーの内容を考えると仕方がないかもしれない。個人的には、イングランドのサッカーには流動性がないのではないかと思ったりした。あとは中盤の選手構成。個々の選手のレベルは世界でもトップレベルだけに、チームとして機能しなかったのが残念だった。
クロアチアは強かった。一時は同点に追いつかれながらもよく勝ち越したと思う。あのカウンターサッカーは本選でも楽しみだ。
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2007年11月18日
現在はフランスと勝ち点差2、スコットランドとは勝ち点差1で3位のイタリア。一試合少ないため、この試合で勝てば本選出場が決定する。引き分けでも、最終節の相手が勝ち点0のフェロー諸島のためほぼ決まりである。それほどプレッシャーはないだろうが、万が一負けると予選敗退が決定するという微妙な試合。アウェーということもあり、手堅い試合をしてくるだろう。
スコットランドは勝つしかない。フランス戦のような奇跡を起こせるか。
イタリアのスタメンはブッフォン、パヌッチ、カンナバーロ、バルザーリ、ザンブロッタ、ピルロ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ、カモラネージ、ディナターレ、トニ。システムは4-1-4-1。このメンバーだと攻撃は微妙だが守備は堅い。アウェーだし引き分けでも十分だし、ということか。
スコットランドのスタメンは、ゴードン、ハットン、ウィア、マクナマス、ネイスミス、ハートリー、ブラウン、ファーガソン、フレッチャー、マッカロック、マクファッデン。システムは(たぶん)イタリアと同じ4-1-4-1だった。
激しい雨の降るなか、スコットランドのキックオフで試合開始。
前半
前半1分、イタリアはスコットランドの一瞬の隙を突き、素早いスローイン→ディナターレがグラウンダーで折り返す→トニが合わせあっさり先制。非常に大きな先制点。勝つしかないスコットランドにとっては最悪の立ち上がりとなる。
イタリアの攻撃はトニへの放り込みを基本としていた。というより、ピッチにいる面子を考えるとそれしかないという感じだった。さらに早い時間帯に先制しているだけに、あまり攻撃に人数をかけてこなかった。前の3人でなんとかしてもらおうということなのだろう。ただ、効率のいい攻撃でチャンスはつくっていた。そして一旦ボールを奪われると、トニを前線に残して他の選手は戻ってくる。かなり守備的な印象だった。
そんなイタリアの前に、スコットランドはなかなかチャンスらしいチャンスをつくれない。カテナチオのイタリアに守らせたら崩すのはやはり難しいか。ゴール前の細かいパス回しから?のシュートはブッフォンの正面をつく。スコットランドの攻撃で可能性を感じたのはセットプレーぐらいだった。この様な状況が続くため、時間が経つにつれてスコットランドはイライラが募り、ファールが多くなっていった。
前半終了間際、スコットランドはコーナーキックから決定的なヘディングシュートもピルロがライン上でかろうじて頭でクリア。前半最大のチャンスだった。スコットランドの監督の反応が面白かった。
前半は0-1で終了する。
後半
後半も同じ流れで試合が進む。ただ、前に出るしかないスコットランドは流れの中からチャンスをつくり、少しずつペースをつかみ始める。イタリアはトドメを刺すのか、守りきるのかの判断がやや難しい展開になる。
すると後半19分、スコットランドのエリア手前でのFKから、パチンコ玉のように向きが変わったボールがマッカロックの足元に。シュートを一旦はブッフォンが弾くものの、それをファーガソンが押し込みスコットランドが同点に追いつく。オフサイドだったが、スコットランドのホームなので仕方がない。
後半22分ディナターレ→ヤクインタ、後半27分ブラウン→ミラー。勝つしかないスコットランドは積極的に攻め、何回かチャンスをつくる。特にマクファッデンが外した場面は決定的だった。イタリアはスコットランドの勢いに押され、この流れを変えることができない。ドローでも十分なのは分かるが、ドナドーニは早く動くべきだと思った。トドメを刺しにいくとか、セットプレー対策をするとか。後半37分カモラネージ→キエッリーニ、後半41分ガットゥーゾ→デロッシ。ここからイタリアは押し返し始める。
そして後半45分、ピルロのFK→パヌッチのヘッドでイタリアが勝ち越しに成功。これで勝負あり。後半46分マクナマス→ボイド。
試合は1-2で終了。イタリアがアウェーで勝利し、EURO本選への切符を手にした。
感想
スコットランドは開始直後の失点が痛かった。ただでさえ守備的なスタメンだったイタリアに、あんなに早く先制されるとやっぱり苦しい。イタリアに守りに入られるとそうそう崩せない。あれでゲームプランはかなり崩れたと思う。前半のディナターレのゴールが疑惑のオフサイドで取り消されていなかったら、その時点で試合は決まっていたかもしれない。後半のがんばりで一時は同点に追いついたが、やはり厳しかった。
これでスコットランドは予選敗退が決定した。ただ、フランスに2回勝つなど今大会は健闘が光ったと思う。お疲れ様だった。
イタリアは勝つには勝ったが、微妙な試合内容だったと思う。個人的には、ドナドーニにもう少し早く動いてほしかった。この試合のスコットランドはセットプレーだけだったので、何か対策はできたと思う。ただ、中盤のバランスもあるし、誰を代えるのか決断するのは難しいかもしれない。よくわかりません。
これでこのグループからはイタリア、フランスが本選に出場することに。順当といえば順当な結果になった。
他グループの話になるが、イスラエル対ロシアは2-1でイスラエルの勝ち。後半ロスタイムに勝ち越しゴールが生まれたようだ。もしかしたらもしかするかもしれませんね。
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2007年10月27日
オランダ代表について考えてみます。
基本フォーメーションは4-3-3です。
CF
代表に復帰したニステルが絶対的なエースです。他にはカイト、フンテラール、ヘッセリンク、クーフェルマンスといますが、ニステルと比べるとやはり見劣りします。若手の台頭が待たれます。
右ウイング
ファン・ペルシーで問題ないですが、ファンデルファールト、カイトには不満が残ります。カステレン、ヴェンゲルに青田買いされたバラージトに期待が集まります。
左ウイング
ロッベン、バベルの他に、ペルシーも対応可能です。今夏マドリーに移籍したドレンテも楽しみです。
攻撃的MF
スナイデルで問題ありません。セードルフ、ファンデルファールトの他に、アフェラーイ、ホフス、アイサティら逸材もおり、分厚い選手層を誇ります。
セントラルMF
台頭著しいデゼーウがランザートからレギュラーを奪った感があります。セードルフ、スハールスのほかに、ブラインス、デグズマンと楽しみなタレントもいます。
ピボーテ
ジオがレギュラーですが、年齢による衰えは隠せません。やや伸び悩み気味のデヨング、デゼーウ、ヘイティンガらの成長が待たれます。
右SB
オランダ代表の最大の弱点です。ヤリエンス、クロンカンプ、メルヒオットらはいずれも不満が残るばかりです。
左SB
ここもオランダ代表の弱点です。エマヌエルソン、デクレルはあまり計算できません。ゾンネフェルト、ブラーフハイトに期待が集まります。
CB
ヘイティンガ、マタイセン、オーイエル、ボウマ、ボラルーズとほぼ同等の能力を持つ選手が5人います。突出した選手がいないのは事実ですが、ドンク、マルセリス、デルヴィールと楽しみな若手は多いです。
GK
ファンデルサルで何も問題ないですが、2番手以降は大いに不満が残ります。ファンデルサルが怪我をしないことを祈るばかりです。
現在のオランダ代表のスカッドはこんな感じです。
ファンニステルローイ
(カイト、フンテラール)
ロッベン ファン・ペルシー
(バベル) (ファンデルファールト)
(カイト) (カイト)
スナイデル デゼーウ
(ファンデルファールト) (セードルフ)
(セードルフ) (ランザート)
ファンブロンクホルスト
(デヨング)
エマヌエルソン ヤリエンス
(デクレル、ボウマ) (クロンカンプ、メルヒオット)
マタイセン ヘイティンガ
(ボウマ) (ボラルーズ、オーイエル)
ファンデルサル
(ステケレンブルフ、ティンメル)
レジェンド、ファン・バステンが率いるオランダ代表はEURO本選出場をほぼ手中にしています。好タレントを多く抱えながらもなぜか国際大会で勝てない、というジンクスを破ることができるでしょうか。難題は多いですがファン・バステンの手腕に期待したいです。
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2007年10月20日
今回はドイツ代表です。
最近書いている代表の戦力分析の記事は、自分の中で来年のEUROの予習として書いています。そのため某雑誌とほとんど同じ内容です。もしそれがまずければやめますが、個人ブログなのでそこは温かく見守っていただきたいです。よろしくお願いします。
基本フォーメーションはフラットの4-4-2です。
どのポジションにも大体共通して言えることは、他の代表に比べて、実力のある若手が大量にいることです。クリンスマンの残していった功績ははかりしれません。
CF
不動のエースクローゼをはじめ、クラニー、ポドルスキー、ゴメツ、パトリックヘルメス、キースリンクなどなど、有望な若手がひしめきます。しばらく安泰です。
右SH
シュナイダーで問題ないですが33歳と高齢のため、世代交代の時期が迫ってきています。オドンコル、ヒルバート、ケディラ、ボアテンクらに期待です。
左SH
レギュラーのシュバインシュタイガーのほか、ヒツルスペルガー、トロホウスキ、ヤンゼン、ケディラ、オジルらがおり、何も問題ありません。
CH(攻撃的)
バラック、ボロウスキといますが、3番手以降はスペシャリスト不在です。シュバインシュタイガー、シュナイダー、ヒツルスペルガーが適応可能のためそれほど問題ではないですが、ロルフェス、クロースの成長が待たれます。
CH(守備的)
ここも上と同様、フリンクス、ケール以下にスペシャリストがいません。ラーム、ヒツルスペルガーはこのポジションでもプレーできますが、オットル、クルシュカ、ボランスキら若手選手に期待が集まります。
右SB
フリッツ、A・フリートリヒがもうひとつのため、ラームを右で使うケースが増えているようです。復活が待たれるヒンケルやカストロに期待です。
左SB
ラームを右で使っても、ヤンゼン、パンダーと同レベルの選手がいるため、特に問題ないです。シュルツ、ファティの伸びしろも期待できます。
CB
メッツェルダー、メルテザッカーのレギュラーコンビのほかに、M、A・フリートリヒ、タスキ、ヴェスターマンらがおり、選手層は厚いです。
GK
アーセナルでは開幕からミスを連発し外されていますが、代表ではレーマンが不動の守護神です。2番手以下もヒンデルブラント、エンケと充実しているうえ、ヴィーゼ、ノイアー、レンジングらも育ってきており、EURO後の世代交代も問題ないでしょう。
現在のドイツ代表のスカッドはこんな感じです。
クラニー クローゼ
(ポドルスキー) (ゴメツ)
シュバインシュタイガー シュナイダー
(ヒツルスペルガー) (オドンコル)
(トロホウスキ) (ヒルバート)
バラック フリンクス
(ボロウスキ) (ケール)
(シュバインシュタイガー) (ヒツルスペルガー)
パンダー ラーム
(ヤンゼン、ラーム) (フリッツ、A・フリートリヒ)
メッツェルダー メルテザッカー
(M・フリートリヒ) (A・フリートリヒ、マトルンク)
レーマン
(ヒンデルブラント)
(エンケ)
ドイツ代表は先日、EUROの本選出場を早くも決めてしまいました。他国がそれほど強くなかったのもありますが、ドイツの良さだけが光る戦いぶりだったと思います。
レーブは2006年W杯のメンバーにとどまらず、更なる新戦力を発掘し十分な選手層を築き上げました。そのため、これからは練習、試合を通して連携面を高めていく段階に入っていると言っていいと思います。2010年が非常に楽しみです。
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2007年10月18日
イングランド代表のスタメンは
GK:ロビンソン
DF:リチャーズ、ファーディナンド、キャンベル、レスコット
MF:SWP、ジェラード、バリー、J・コール
FW:オーウェン、ルーニー
ロシアは3-5-2。ケルジャコフしか知っている選手がいなかった。
この試合で復帰予定だったテリーは前日練習で問題が発生し、またもキャンベルがスタメン。エストニア戦で左足首を負傷したA・コールの代役はレスコットだった。
イングランドは慣れない人工芝での試合のうえ、ロシアは寒い。どういう影響が出るだろうか。
前半
イングランドはアウェーということもあり、いつもより引いて守っていた。オーウェンを前線に残し、それ以外の選手は基本的にセンターラインよりも後ろに下がってくる。そのためロシアがポゼッションで上回っていた。このような状況に加えてロシアは3-5-2で中盤が厚いこともあり、中盤の密度がかなり高くなっていた。よって、中盤で激しいつばぜり合いが続いていた。両代表とも、ロングボールを入れる→跳ね返されるという場面が何回も見られた。均衡した状態が続き、両代表ともなかなかチャンスをつくれなかった。
イングランドはこの状況を個人の力で打開しようとした。ルーニーが強引に突破したり、リチャーズとSWPがコンビで抜け出そうとしたり。ロシアは3バックのため、サイドをえぐるような展開になればチャンスになるが、J・コールは守備で忙しく、SWPはフィジカルで潰されていた。イングランドはやや攻め手に欠いている印象だった。
ロシアは明らかにレスコットサイドを狙っていた。ポゼッションして、中央からレスコットの裏へ展開する場面が多かった。だが、クロスはことごとく跳ね返されるうえ、?のミドルシュートはバーに嫌われるなど、ややツキがない。
試合が動いたのは前半29分。ロングボール→オーウェンが頭でつなぐ→ルーニーが胸でトラップした後右足でぶち込みイングランドが先制する。ルーニーをフリーにしたDFのミスだった。ルーニーは代表では久しぶりのゴール(のはず)。
この後も同じような展開で試合が進む。だが、両代表とも決定的なチャンスをつくるまでには至らず。結局前半は0-1で終了する。
後半
イングランドは前半に比べると、少し前に出るようになる。バリーのFKからジェラードが完全にフリーになり、右足でボレーシュートを打つも枠を捉えきれず。珍しいミスショット。その後もセットプレーから惜しいチャンスをつかむが後一歩及ばない。
ロシアは後半は一転、リチャーズサイドからの仕掛けが多くなる。だが前半同様、クロスは跳ね返され続け、ゴール前でもわずかに合わない場面が多い。だが、ヒディンクが選手交代で攻撃の枚数を増やしたことにより、確実にチャンスは多くなっていく。逆にイングランドは防戦一方に追い込まれていく。この状況でマクラーレンは動かないのか。それともきるカードがないのか。
何とか耐えていたイングランドだが、ルーニーがエリア内で?を倒してしまいPKを献上。これをパブリュチェンコが決め後半24分1-1に。サポーターは大歓声を送る。さらに後半28分、波状攻撃を見せるロシアはゴール前の混戦から、?のシュートをロビンソンが弾いたところにパブリュチェンコが詰め勝ち越しに成功。サポーターのボルテージは最高潮に。
後半33分レスコット→ランパード、SWP→クラウチ、後半35分J・コール→ダウニング。ここからはイングランドがパワープレーで押し込むかと思ったが、焦りからかミスが多く、逆にロシアに攻め込まれる場面も見られる。攻めるしかないイングランドは前線にロングボールを蹴っていくが跳ね返され続ける。結局、スコアはこのまま動かず試合終了。イングランドはまさかの逆転負けでグループリーグ突破に暗雲が立ち込めた。
感想
ヒディンクマジックおそるべし。前半はそれほどチャンスをつくれなかったが、後半になり選手交代をうまく使って流れを変えた。特にパブリュチェンコが入ってからは得点のにおいがするようになり、イングランドを一方的に押し込んだ。大金星だった。
あの状況でマクラーレンはなぜ動かなかったのだろうか。流れから考えて、1点を守りきるしかなかったはず。特に後半はラインが下がりすぎていて、中盤がほとんどDFラインに吸収されていた。確かにどういうカードを切ればいいのかは結構難しかったが、何か手を打ってほしかったと思う。
イングランドは苦しい状況になった。ロシア、クロアチアは一試合未消化のため、最終節のクロアチア戦に勝っても予選を突破できる保障はない。しかもファーディナンドが累積により次節は出場停止となった。踏んだり蹴ったりだ。
イングランドが予選敗退なんてことにならないよう切に願います。
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2007年10月17日
ポルトガル代表について考えてみます。
基本フォーメーションは4-2-3-1です。
CF
ポルトガルのウィークポイントの一つです。N・ゴメス、ポスチガにはまったく期待できず、試合途中からロナウドをこのポジションに入れたこともあるようです。リカルド・ヴァズ・テに期待が集まりますが、人材難は深刻です。
トップ下
デコ、モウチーニョといますが、3番手以降に不足感があります。ウーゴ・ヴィアナにあまり期待できないため、超逸材パイム、マシャドらの成長が不可欠です。
ウイング
ポルトガルの最大の強みです。ロナウド、シモン、カレスマ、ナニとワールドクラスが4人もいるうえ、ペレイリーニャ、ヴィエイリーニャ、ドゥダ、ペドロ、バルボサ、タルジーノと有望な選手がひしめきます。世界最高の陣容といっても過言ではありません。
セントラルMF
チアゴ、メイレレスがあてにできないため、マニシェを呼び戻すことになりました。ただ、マヌエル・フェルナンデス、モウチーニョ、ペレと逸材は多く、それほど不安があるわけではありません。
守備的MF
ペチート、メイレレス、コスチーニャといますが、物足りなさは否めません。ヴェローゾの早期起用が待たれます。
右SB
レギュラーはミゲルで問題ありませんが、ボジングワ、フェレイラとバックアッパーがやや心もとないです。ただ、超逸材ネルソンは楽しみです。
左SB
カネイラ、フェレイラがこのポジションを務めていますが、スペシャリスト不在はやはり大きいです。アントゥネス、マルケスらの成長が必要です。
CB
カルバーリョ、アンドラーデ、メイラといますが、大黒柱のカルバーリョはケガがちで、アンドラーデは左膝蓋骨骨折という大怪我で離脱しています。ただ、ペペ、ダ・コスタ、アウベス、ゼ・カストロ、ヴィトールと将来が楽しみな選手は多く、それほど問題にはならないと思います。
GK
リカルド、キムと一応いますが、万全ではありません。エドゥアルド、ダニエル・フェルナンデス、パトリーシオ、ヴェントゥラと有望な若手は多く、彼らに期待が集まります。
現在のポルトガル代表のスカッドはこんな感じです。
N・ゴメス
(ポスチガ)
デコ
(モウチーニョ)
シモン ロナウド
(カレスマ) (ナニ)
マニシェ ペチート
(チアゴ、メイレレス) (コスチーニャ)
カネイラ ミゲル
(フェレイラ、ミゲル) (フェレイラ、ボジングワ)
アウベス カルバーリョ
(アンドラーデ) (メイラ、ペペ)
リカルド
(キム)
ポルトガル代表はEURO2004では決勝でギリシャに、2006年のワールドカップでは準決勝でフランスに屈するなど、なかなかタイトルを獲得できていません。この壁を破るためには、やはり有望なCFの台頭が不可欠だと思います。
EURO2008予選では、この間のアゼルバイジャンには快勝しましたが、この試合の直前まで3戦連続ドローに終わっしまったため、これ以上の取りこぼしは許されない状況です。現在は2位ですが、出場権争いは最終節のフィンランド戦までもつれ込むことになりそうです。
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2007年10月14日
スペイン代表のスタメンは
GK:カシジャス
DF:ラモス、アルビオル、マルチェナ、カプテビラ
MF:ホアキン、セスク、シャビ、イニエスタ、アルベルダ
FW:タムード
ビジャ、モリエンテス、プジョル、エルゲラだけでなく、トーレスまでもがケガで離脱する非常事態に陥ったスペイン。システムはタムードを1トップに据える4-5-1だった。
予選突破に向け負けられない両チーム。激しい試合になりそうだ。
前半
デンマークはスペインのDFラインにはプレスに行かず、シャビ、アルベルダにかなりきつくプレスをかけてきた。ありきたりな作戦だが、これによりスペインはビルドアップがうまくいかなかった。ボールがDFラインで詰まるため、シャビが何回もボールをもらいに下がって来たが、その分前線との距離が遠くなり効果的な組み立てにつながらなかった。タムードへの放り込みもなく、スペインがDFラインでボールをまわす場面が多かった。この状況をどう打開するか。
ビルドアップで苦労するスペインだが前半13分、イニエスタのクロスをタムードが頭であわせあっさり先制する。クロスはドンピシャだったが、なんか変な感じのゴールだった。
先制されたデンマークだが、中盤でボールを奪う→サイドに展開というふうに攻撃をくみたて、何回か効果的な崩しを見せていた。だがエリア内でハンドっぽいプレーがあったがPKをとってもらえないなど、ややツキがない。
スペインはイニエスタお得意のポジションチェンジにより前線で一枚余るようになり、徐々にビルドアップがうまくいくようになる。先制され焦ったのか、デンマークがDFラインまでプレスに来るようになった影響もあるかもしれない。そして前半39分、細かくショートパスをつないでいき、最後はラモスがチップキックで決め2-0になる。きれいなパス回しからの鮮やかなゴールだった。
残りの時間もスペインが優勢に試合を進め、前半が終了する。
後半
後半からデンマークはベントナーを投入。攻めるしかないデンマークは前に出てくるようになり、それなりにチャンスをつくる。特にサイドからの崩し、ベントナーの高さはスペインに脅威を与えていた。しかしセットプレーからベントナーの決定的なヘディングシュートはカシジャスがファインセーブを見せるなど、なかなかゴールを割ることができない。後半になって、スペインはバレンシアのサッカーっぽくなった感じがした。
後半18分アルベルダ→パブロ、後半23分ホアキン→リエラ。デンマークは相変わらず前に出続けるが、ベントナーのミドルレンジからのシュートはポストに嫌われしまう。運のないベントナーはファールを受け倒れたマルチェナ(?)を起こす際、膝蹴りを入れてイエローをもらう有様。後半33分セスク→ルイスガルシア。カシジャスのファインセーブに阻まれ続けるデンマークだが後半42分、左サイドを突破し、最後はトマソンが右足で決め1点差に。あれはカシジャスでもさすがに無理。しかし直後の後半43分カウンターから、最後はリエラが左足で豪快に突き刺し3-1に。これで勝負あり。
結局スコアはこのまま動かず試合終了。スペインはアウェーで貴重な勝利となった。
ハイライトはここを見てください。
感想
バルサでもそうだが、ポゼッションサッカーにイニエスタは不可欠な選手だと思う。イニエスタが動くことにより、相手の守備を混乱させることができる。元々マークについていた選手が追いかけるわけにもいかないし、他の選手がプレスに行くとその分空く選手が出てくる。相手からするとやりにくいと思う。
ただ、ボールをとられないテクニックがあることが必要。簡単にボールを取られると、がら空きになったスペースに展開されてしまう。スペインの選手はうまいのでその心配はないかもしれないが。
スペインのサッカーは前半はポゼッション、後半はバレンシアっぽかった。後半少し押されたのはその影響かもしれない。
デンマークは少し運がなかった。後半の早いうちに一本でも決まっていれば分からなかったと思う。ただ、前半の守備はよかったと思うし、攻撃面ではサイドから効果的な崩しを何回も見せていた。久しぶりに見たベントナーは相変わらず荒々しかったが、いい動きを見せていた。アーセナルでベンチにおいておくのがもったいないと思った。
スペインは次節、ホームで首位のスウェーデンを迎え撃つ。どういう試合になるか、今から楽しみです。
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2007年10月14日
イングランド代表のスタメンは
GK:ロビンソン
DF:リチャーズ、ファーディナンド、キャンベル、A・コール
MF:SWP、ジェラード、バリー、J・コール
FW:オーウェン、ルーニー
ケガのテリーの代わりはキャンベル。少し驚いたがどのようなプレーをするか楽しみでもある。あと、ランパードが復帰したがバリーが3試合連続でスタメン。今のうちに、ハーグリーブズからポジションを奪ってしまいたいところだ。
前半
開始早々、オーウェンが決定的なチャンスを迎えるがこれはオフサイド。その後しばらくチャンスはなかったが前半11分、リチャーズのパスからSWPがDFとキーパーの股を抜くシュートを決めイングランドが先制する。ぽっかりとスペースが空いてしまった感じだった。
エストニアがかなり引いて守るため、イングランドは少しビルドアップに苦労していた。攻撃がなぜか左サイドに偏っていたのは気になったし、ルーニーとオーウェンの連携もいまいちだった。結局、J・コールの個人技頼みのような状況になっていた。そんなわけで、イングランドはなかなかチャンスをつくれない。
だが前半32分、J・コールが左サイドを突破すると、クロスをルーニーが左足で決め2-0。さらに前半34分、A・コールのクロスをRahnが頭でクリアしようとしたものの、無情にもボールはポストに当たってゴールに吸い込まれてしまう。すばらしいヘディングシュートだったが、自分のゴールに決めても仕方がない。エストニアのオウンゴールで3-0となり、勝負はもう決まった感じ。
何回かベンチに座っているランパードが写しだされ、ものすごい贅沢だなとか思っているうちに前半が終了。
後半
後半からファーディナンド→レスコット。さらにA・コールが足を痛めたようで、後半4分A・コール→P・ネビル。A・コールはピッチの外に出たあと、担架で運び出されていた。スタンドで観戦していたテリーが様子をみに控え室に向かったようだった。
イングランドは後半、集中力を欠いたプレーが少し目立ち、後のないエストニアに押される場面がやや多くなる。そしてオーウェンは決定的なチャンスを決めきれない。後半24分オーウェン→ランパード。豪華な選手交代。
ここからはあまり見るところがなかったので省略します。
感想
前半で決まった試合。それだけだった。キャンベルは無難にこなしていた。あと、バリーはこのままいけばスタメンに定着できるかもしれない。ロシア戦のプレー次第かも。
少し気になったのは、ルーニーとオーウェンの連携が(たぶん)あまりあっていなかったこと。オーウェンと組ませるのは、連携面ではヘスキーだが、能力的には圧倒的にルーニー。結構難しいところかもしれない。
次はアウェーでロシア戦。A・コールは間に合わないみたいだが、最後の難関を突破できるだろうか。
posted by worldwidefootball |10:50 |
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2007年10月13日
フランス代表について考えます。
基本フォーメーションはフラットです。
CF
アンリ、トレゼゲ、シセ、サハといますが、アンリ以外は代表では思うようなプレーができていません。トレゼゲは2トップに不向きで、シセ、サハはコンディションに少し問題があるようです。有望な若手も今のところあまりおらず、選手層で不安が残ります。
セカンドトップ
復活したアネルカを中心に、成長著しいベンゼマ、天才ナスリと好選手が揃います。リベリーも対応可能で、選手層は厚いです。
右SH
リベリー、コブといますが、3番手以降にやや不安が残ります。ブリアンの成長が待たれます。ジュリーの招集はあるでしょうか。
左SH
万能型マルダ、クロッサーのロテン、技巧派ヴィルトールとそろっています。ベン・アルファ、メネーズも楽しみです。
CH(攻撃的)
ヴィエラをはじめとして、トゥララン、ラッサナ・ディアラ、ディアビー、フラミニ、グルキュフなどがおり、選手層は厚いです。
CH(守備的)
マケレレが34歳になり、世代交代の時期はすぐそこに来ています。トゥララン、アルー・ディアッラ、マブバのさらなる成長が必要です。
右SB
サニョール、ラッサナ・ディアッラ、クレール、サニャと選手層は厚いです。
左SB
アビダル、エブラ、クリシー、エヌゾグビアといますが、ドメネクはエブラの守備力を不安に思ってか、エスクデをこのポジションの2番手にしているようです。
CB
ギャラス、テュラム、メクセス、エスクデ、スキラチと揃っています。ただ、テュラムは高齢な上バルサで出場機会がほとんどないため、過度の期待はできません。世代交代の必要がありそうです。
GK
クペ、ランドロー、フレイがいます。クペがケガから戻ってくれば現陣容で十分です。ただ、クペは今年で35歳になるため、ワールドカップを見据えて有望な若手の台頭が待たれます。
現在のフランス代表のスカッドはこんな感じです。
アンリ アネルカ
(トレゼゲ、シセ) (ベンゼマ、ナスリ)
マルダ リベリー
(ロテン) (ゴブ)
(ヴィルトール)
マケレレ ヴィエラ
(トゥララン) (トゥララン)
(A・ディアラ) (L・ディアッラ)
アビダル サニョール
(エブラ) (クレール)
(L・ディアッラ)
エスクデ テュラム
(ギャラス) (メクセス、スキラチ)
ランドロー
(クペ、フレイ)
ジダン以外は2006年のW杯とレギュラーメンバーは変わっておらず、やや平均年齢が高いです。EUROが終わってからはメンバーを刷新したほうがいいかもしれません。世代交代の遅れが少し気になるところではありますが、現陣容に不足感があるわけではありません。
フランスはスコットランドにまさかの敗戦を喫したため、EURO予選で3位に転落してしまいました。ただ、上の2チームの直接対決が残っているため、3連勝すれば自力で本選出場を決めることができます。最後のアウェーでのウクライナ戦がヤマになりそうです。
posted by worldwidefootball |12:30 |
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2007年10月12日
今回はイタリア代表について考えてみます。
イタリアは4-1-4-1、4-2-3-1の2つのフォーメーションを使っています。どちらにも共通していえるのは守備の堅さです。
CF
トーニという大黒柱がいますが、信頼できるバックアッパーがいません。インザーギはいまいちで、ジラルディーノも完全に伸び悩んでいます。ユーべで好調のヤクインタは右サイドで生きる選手ですし、ドナドーニの描く1トップの理想像、アマウリはパスポートが取れるか微妙です。そこで、ビジャレアルの新エースロッシ、フィオレンティーナでトーニのポジションを継いだスーパーエリート、パッツィーニの成長に期待が集まります。
トップ下(4-2-3-1採用時)
ペロッタ以外に適任者は見当たりません。このシステムでは、トップ下にある程度の守備力が要求されるためです。トッティの後継者候補、ロジーナが成長すればバリエーションを増やすことができそうです。
右SH
カモラネージ、クアリレッラ、セミオーリ、ヤクインタらがいます。ペロッタも対応可能で、選手層は厚いです。
左SH
セカンドトップ型のアタッカーに、守備のタスクを求める難易度の高いポジション(右サイドにはガットゥーゾがいるため、守備の負担は大きくない)のようです。デルピエロが衰えたものの、ディナターレ、セミオーリ、ペロッタと好選手が揃っています。カッサーノは復活できるでしょうか。
司令塔
不動のレギュラーのピルロ、ローマサッカーを支えるデロッシ、アクイラーニとワールドクラスが揃い、世界屈指のセクションです。
守備的MF
ミランのチームメートにして、ピルロの理想のパートナーであるガットゥーゾがまだまだ健在です。他にもアンブロジーニ、ピンツィ、ノチェリーノ、バロンボらがおり、ここも世界屈指です。
右SB
オッド、パヌッチ、ザッカルドらがおり、ザンブロッタも対応可能です。ネスタ2世シルベストリも楽しみです。
左SB
レギュラーのザンブロッタのほか、グロッソ、キエッリーニ、パスカル、トネット、クリーシトらがおり、分厚い選手層を誇ります。
CB
カンナバーロ、マテラッツィの2大看板ですが、両者とももう34歳と高齢化が進み、世代交代の時期はすぐそこにせまってきています。ネスタが引退したことや、マテラッツィが長期離脱している現状から、若手の成長が待たれます。ガンベリーニ、ザッカルド、ボネーラ、カニーニ、バルザーリ、ダイネッリ、リナウドなどなど、有望な選手が数多くいるため楽しみではあります。
GK
世界最高のGKブッフォンがいますが、控えとの差が非常に大きいです。ブッフォンに不測の事態が発生することも考えて、アメリア、クルチらの成長が不可欠です。
現在のイタリアのスカッドはこんな感じです。
トーニ
(インザーギ、ジラルディーノ)
デルピエロ カモラネージ
(ディナターレ) (ペロッタ、クアリレッラ)
(セミオーリ) (ロジーナ)
デロッシ ガットゥーゾ
(ペロッタ) (アンブロジーニ)
(アクイラーニ)
ピルロ
(デロッシ、アクイラーニ)
ザンブロッタ オッド
(グロッソ、キエッリーニ) (ザンブロッタ)
(パヌッチ)
バルザーリ カンナバーロ
(マテラッツィ)(ガンベリーニ、ザッカルド)
ブッフォン
(アメリア、クルチ)
カテナチオの国らしく、守備力は非常に高いです。特に中盤センターは世界最高レベルです。ただ、やはりCBの選手層には不安が残ります。
攻撃面では、やはりトーニのバックアッパーが心もとないです。最近イタリアからは出ていない、ファンタジスタタイプの選手の台頭も待たれます。
イタリアは11月、アウェーでスコットランドとの大一番が待っています。そこに向けて、今週末のグルジア戦は絶対に落とせません。どんな試合をするか楽しみです。
posted by worldwidefootball |10:20 |
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