2008年05月10日
久々にアンケート企画をやってみようと思います。いきなり本題に入ります。
1.フラミニのミラン移籍をどう思いますか?
アーセナルサポとしては触れるしかない話題です。フレブ、アデバヨールにも似たような事態が生じていて、現地ではアーセナルというクラブのあり方にまで話が及んでいるようです。フラミニに対しては、Fla-moneyというしょうもないギャグまで出ているようです。
個人的には何回か書いてますが、プロとしては待遇のいい方に移籍するのは妥当な判断だと考えています。参考になりそうな記事のリンクを張っておきます。みなさんの意見を聞かせてください。
Arsenal Fans Must Blame Wenger, Not Flamini
Arsene Wenger(アーセン・ベンゲル)
2.プレミアは世界最高のリーグなのか?
これは非常に難しい問題だと思います。質問の意味があいまいで、大雑把なのは許してください。
ツケを払う時期に突入したリーガ
一般的に、「世界最高峰」のリーグとされているのはプレミア(イングランド)、リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)です。ヨーロッパでは、各リーグの客観的な順位をつけるために、UEFAランキングなるものがあります。これによると、今シーズンの1位はプレミア(反映されるのは再来シーズンから)になっています。最近のCLにおける成績を考えれば、納得といったところでしょうか。
ただし、素人の自分が言うのもなんですが、リーグ全体のサッカーのレベルはまだまだリーガ、セリエAには及ばないと思います。そもそも、プレミアはトップ4とそれ以外のクラブの戦力差がありすぎです。その証拠に、イングランドのチームはUEFAカップではいいところがありません。リーガでは、例え戦力的に劣っていたとしても優秀な指揮官(ペレグリーニ、マルセリーノ、ロティナ、エメリ、バルベルデなど)がいます。レアル、バルサといえども簡単には勝たせてもらえません。セリエAは、まだカルチョスキャンダルの影響が尾を引いていると思います。
結局何が言いたいのか分からなくなってきましたが、みさなんの意見を聞かせてください。よろしくお願いします。
みなさんからいただいた意見を、後日まとめ記事としてアップする予定です。できるだけ多くの方のご意見をお聞きしたいので、気軽に書き込んでいってください。ただし、ネットにおける最低限のルールを守った上でよろしくお願いします。
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コラムみたいなもの |
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2008年05月08日
レアル・マドリーのスタメンはカシージャス、ラモス、ペペ、ハインツェ、マルセロ、ガゴ、ディアラ、スナイデル、グティ、ラウール、ロッベン。サブはデュデク、ミゲルトーレス、ドレンテ、ロビーニョ、バチスタ、イグアイン、ファンニステルローイ。カンナバーロは出場停止だが、前節のイエローカードが取り消されたハインツェは出場可能になった。
バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、アビダル、ヤヤ、シャビ、グジョンセン、メッシ、ボージャン、アンリ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、オレゲル、エジミウソン、エスケーロ、ドスサントス。ミリートは右ひざの前十字靱帯を痛め、6ヶ月の離脱。イニエスタは怪我、エトー、デコは出場停止(わざと?)。ビジャレアルが勝っているため、バルサが敗れれば2位の可能性は消滅する。
恒例のパシージョが行われる。バルサの選手にとっては屈辱だと思うが、そんなことを言っても仕方がない。
前半
1分、スナイデル→ロッベンのシュートはバルデスの正面。5分にバルデスの判断ミスからヒヤッとさせられるも、バルサがボールを持つ時間がやや長い。しかし、いつものようにいい形でボールを前に運ぶことができない。
試合が動いたのは13分。レアルが中盤で細かくパスをつなぐと、グティに足を蹴られたマルケスが倒れる→ラウールの左足のシュートが決まり、レアルが先制。ワンチャンスをものにするラウールはさすが。
17分、レアルのコーナーからガゴの変な回転のかかったミドルをバルデスがはじいてしまい、またもヒヤッとさせられる。序盤のバルデスはミスが非常に多かった。雰囲気に飲み込まれているのだろうか。
レアルのシステムはグティをトップ下に置く、中盤が菱形の4-4-2というのが一番近いと思う。バルサは中盤の底に入るガゴを空けてしまっていたので、レアルは容易にボールを回せていた。そしてグティが比較的高い位置でボールに触ることで、レアルの攻撃にリズムがうまれていた。
22分、ラモスがヤヤに倒されてレアルがFKを得る。ヤヤにイエロー。リスタートを焦ったロッベンが何故か滑り、苦笑いを浮かべる。そしてグティ→ロッベンのヘッドで2-0に。ロッベンに誰もマークがついていなかったのはひどい。ベルナベウは異様な盛り上がりを見せる。
24分、グジョンセン→ドスサントスとライカールトがいきなり動く。グジョンセンは怪我をしていたわけではなさそうで、完全に割を食った形。ドスサントスが右ウイングに入り、メッシが中盤に下がる。メッシにガゴのケアをさせるためだろうか。
25分、メッシが倒され、絶好の位置でFKを獲得するもアンリのシュートはゴール右に外れる。32分、ボージャンのドスサントスへのスルーパスはオフサイド。33分、スナイデル→グティのシュートはバルデスがはじく。徐々にレアルも押し返し始める。
バルサの各選手は相当いきり立っているようで、荒いタックルがやや目立つ。39分にはスナイデルへのタックルで、マルケスにイエロー。そしてロッベンのシュートはバルデスがファインセーブし、直後にまたロッベンがシュートを撃つもバーの上。40分、スナイデルがマルケスにやり返してイエロー。
42分、ディアラ→ラモスのシュートはゴール左に外れる。45分、ボージャンが地面を蹴って倒れるも、なぜかバルサのFKに。絶好の位置でのFKだったが、シャビがゴール上に外してしまう。
前半は2-0で終了する。
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後半
後半からマルケス→シウビーニョ。捨て身の3-4-3かと思いきやアビダルがCBに入っただけで、特にシステム変更はなし。
1分、シウビーニョのクロス→ボージャンのヘッドはハインツェの胸に当たりラインを割るも、なぜかゴールキックに。2分、シウビーニョがなぜかラモスの股間を蹴ってしまう。4分、ペペに体を入れられそうになったアンリがペペの足を蹴ってイエロー。
7分、メッシがハインツェを倒すも謝りもせず。ドスサントスはマルセロを抜いてクロスをあげるも誰も触れず。8分、ディアラのミドルはバルデスの正面。そしてラウールがアビダルに倒されるも、ボールにいっていたという事でPKはなし。
10分、バルサのラインコントロールミス(シウビーニョ)からマルセロ→グティが抜け出して中央に折り返す→マルセロはシウビーニョに寄せられてシュートは撃てず→ラウールがつめるもプジョルがなんとかクリア。しかし、バルデスがマルセロの頭に蹴りを入れていて、その上自ら倒れてイエロー。意味不明。
シウビーニョはこのプレーで足を痛めたようで、15分にエジミウソンと交代。自業自得か。直後のコーナーキックからディアラのシュートはシャビがラインの前でクリア。16分ロッベン→イグアイン。そして18分、ディアラ→イグアインがトラップでDFを置き去りにすると、落ち着いて決めて3-0に。バルデスの表情が印象的だった。メッシは苦虫を噛み潰したような表情を見せる。
余裕のレアルは、バルサをおちょくるようなボール回しを見せる。意地を見せたいバルサだが成す術なしで、20分にはマルセロのシュートをバルデスがファインセーブ。これが本当の生き地獄か。レアルには歓喜の、バルサには屈辱的な時間が流れていく。
27分グティ→ロビーニョ、31分ラウール→ニステル。この直後、ロビーニョのシュートをプジョルが両手ではじいて、レアルはPKを獲得。これをニステルが決めて4-0に。PKとはいえ、ニステルにまで決められるのか。悔しがるバルデスに対して、プジョルは悲しそうな表情。中略。
42分にアンリがsuperbなゴールを決めるも、焼け石に水。ロスタイムにはシャビが2枚目のイエローで退場。
試合は4-1で終了。バルサは2位確保の可能性も消滅し、まさに屈辱にまみれたクラシコとなった。
感想
特に悔しいという感情が起こらないほど、完膚なきまでに叩きのめされた。もう悔しいを通り越して悲しくなった。これ以上はやめておきます。
レアルにとってはまさに理想的なクラシコになったと思う。この様な試合を見せられると、もう素直におめでとうと言うしかありません。おめでとうございます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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リーガエスパニョーラ(07-08) |
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2008年05月05日
昨日旅行から帰ってきました。疲れ果てて体力がほとんど残っていなかった(笑)ので、昨日試合を見ることはできませんでした。そのため、アーセナル対エバートンはダイジェストでしか見れていません。なので、今回はいつもと書き方を変えて手抜きモードでいきます。まあ、たまにはこんな感じもいいかなと思います。
アーセナルのスタメンはファビアンシュキ、トゥーレ、ギャラス、ソング、クリシー、エブエ、デニウソン、ジウベルト、ウォルコット、ベントナー、アデバヨール。サブはレーマン、センデロス、ジュルー、トラオーレ、ギブス。
エバートンのスタメンはこちらです。
Match Report
'Wenger: 'You could see it was an end of season game''
アーセナルはこの試合、ファブレガスがいませんでした。ファブレガスは3週間のケガで、今シーズンはもう出場することはありません。ファブレガス、フレブ、フラミニが談笑する場面が何回かテレビに映っていました。解説者が'Two might be leaving.'と言って大笑いしていて、少しイラッとしたのは内緒です。
ファブレガスはかなり酷使されていたため、この時期の(軽い)ケガでよかったというのが正直な感想です。EUROには間に合うようですが、本当は休んだほうがいいと思います。ちなみに、昨日はファブレガスの21歳の誕生日でした。
アーセナルの大きな問題点として、内容が悪くも勝ってしまう試合がほとんどないというものがあります。ユナイテッド、チェルシーのように、省エネモードで勝った試合はあまり記憶にありません。これではシーズン通して、消耗の度合いが違ってくるのは当然です。ましてアーセナルは選手層が薄いですし、自分で自分の首を絞めている面は確実にあると思います。
この試合はある意味、そういう試合だったように思います。グダグダでしたが勝ちました。ただし、いつものアーセナルを期待している人から見れば期待はずれだったでしょう。しかもホーム最終戦で、他チームと比べるとかなり高いと評判のチケットをわざわざ買って、スタジアムまで見に来た人には不満でしょうね。別にテレビ観戦組としてはいいのですが。
ではここから、気になった選手についての雑感を書いていきます。
デニウソン
ファブレガスのいないアーセナルはどうなるか、この試合ではそれをまざまざと見せ付けられました。今のデニウソンにファブレガスほどの役割を求めるのは、やはり無理があります。序盤はマークを振り切ることができず、なかなかフリーでボールを持つことができませんでした。ポジショニングもそうですが、スタミナ面でも不安があります。やっぱりファブレガスはすごいですね。
しかし、デニウソンの才能に疑いの余地はありません。経験を積むことにより、必ずその才能を開花させてくれるはずです。できれば来シーズンの中盤ぐらいで戦力になってくれれば、ファブレガスの負担を減らす意味でも助かります。ファブレガスのバックアッパーを獲れば別ですが。デグズマンはいいらしいですね。
ソング
ソングの魅力は、足元のうまさだと思います。ボランチができるCBは、たいてい足元の技術は高いですがソングも例外ではありません。前にスペースがあると自分でボールを運べるので、「アーセナル対策」への対策としては有効だと思います。身長が少し足りないですが、ある程度はアフリカ系選手特有のバネでカバーできると思います。ちなみに、ソングはファブレガスと同い年です。
ヴェンゲルは、来シーズンは経験豊富なDFの選手を獲得することを明言していますが、ソングの位置づけはどうなるでしょうか。CBはギャラス、トゥーレ、ソング、センデロス、ジュルーといますが、計算できるのはギャラス、トゥーレまでだと思います。噂のテュラムを獲ったとすると、明らかに人員過剰です。トゥーレをサイドで使っているのはその布石なのかもしれません。サニャはどうなんねんって思いますが。それともソングをフラミニの位置で使うのでしょうか。よく分からないです。
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ベントナー
決勝点となるゴールをヘディングで決めました。やはり空中戦の強さ、フィジカル負けしないパワーは魅力です。ゴール後の微妙な雰囲気は相変わらずでしたが。個人的な意見ですが、ベントナーは自分のミスを人に擦り付けるみたいなところがあると思うんですよね。リバプール戦のシュートブロックに代表されるような感じです。浮いて当然かもしれません。
話がそれたので、元に戻します。
ゴールを決めたものの、足元のつたなさはやはり目に付きました。この試合ではファブレガスがいないため、いつも以上に引いて楔のボールを受ける場面が多かったですが、ファーストタッチの質を改善する必要があると感じました。流れを切ってしまうようなパスも多く、今のままではパワープレー要員にされそうです。やはりこれからに期待ですかね。でも、これってアーセナルにはありがちな言葉ですね。
エブエ
雑です。それに尽きます。やはりサイドの選手を買う必要があります。噂のクラニチャールですかね。トゥーレをサイドで使うのであれば、思い切って売ってもいいかもしれません。契約は来年できれますしね。
トラオーレ
途中交代で左サイドの前目のポジションに入り、ベントナーへのアシストで勝利に貢献しました。フィジカルはまだ苦しいと思いますが、縦へのスピードは魅力です。イメージ的には、セビージャのカペルみたいな感じでしょうか。
来シーズンはウォルコット的な使い方をすれば、面白いかもしれません。ウォルコットは来シーズンはレギュラーとしてプレーすることになると思うので、試合終盤にスピードのあるトラオーレは相手にとって嫌でしょうね。守備の負担の大きいサイドバックよりも、前目でプレーするほうがいいのかもと思いました。
レーマン
今シーズンで契約が切れるため、ヴェンゲルはホーム最終戦で出場機会を与えました。今シーズンはヴェンゲルに噛み付いたり、アルムニアに因縁をつけたりと色々と問題を起こしてくれましたが、それもすべて過去の話です。今までありがとうございましたと言いたいですね。
ヴェンゲルは来シーズン、アルムニア、ファビアンシュキの2人にGKを任せることを示唆していますが、これってどうなんですかね。守備に不安があるからこそ、ワールドクラスのGKが欲しいんですけどね。
フラミニ
フラミニのミラン移籍は、後は正式発表を待つだけという段階のようです。今日ミラノ入りし、メディカルチェックを受けます。ミランの提示した条件は年俸500万ユーロ(約8億1300万円)の4年契約で、これはアーセナルの提示した額の倍以上です。プロとしては妥当な判断だと思います。
フラミニは今シーズンのアーセナルの躍進を支えた選手です。ファブレガスが思い切って前にいけるのも、走りまくり、チームのバランスをとるフラミニがいたからです。フラミニはジウベルトと異なり、攻撃でも相手に脅威を与えることができます。いい選手だっただけに、本当に残念です。フリートランスファーというのがその念を強くさせます。
移籍を示唆していたジウベルトは、これにより残留することになるでしょう。そしてフラミニの抜けた穴を埋める選手が必要になります。ヴェンゲルも頭が痛いと思います。
来週はユナイテッドかチェルシーの試合を観戦する予定なので、アーセナルの試合はこれで今シーズン最後になります。シーズンが終了してから、今シーズンの総括などを書いてみようと思いますが、冷静に振り返ってみるとよくやってくれたと思います。来シーズンの更なる飛躍に期待したいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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プレミア/アーセナル(07-08) |
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2008年05月01日
チェルシーのスタメンはチェフ、エッシェン、カルバーリョ、テリー、Aコール、マケレレ、バラック、ランパード、Jコール、ドログバ、カルー。サブはクディッチーニ、ベレッティ、アレックス、ミケル、マルダ、シェフチェンコ、アネルカ。ランパードが復帰。
リバプールのスタメンはレイナ、アルベロア、キャラガー、シュクルテル、リーセ、カイト、マスチェラーノ、シャビアロンソ、ベナユン、ジェラード、トーレス。サブはイタンジュ、ヒーピア、フィナン、ルーカス、ペナント、バベル、クラウチ。バベルを外し、ベナユンをつかってきた。そしてリーセ。
前半
開始早々ベニテスと舌戦を繰り広げたドログバが倒される。ロングボールが来るとドログバはシュクルテルと勝負。シュクルテルはきつそうな表情を見せる。5分、ドログバが遠い位置からシュートを撃つもレイナがファインセーブ。コーナーキックから、エッシェンのミドルは枠の上。
9分、ベナユンがJコールからボールを奪うとロングカウンター。ジェラード→ベナユン→ジェラード→トーレスがフリーになり、決定的なチャンスもシュートをチェフに当ててしまう。11分、ドログバがシュクルテルとのスピード勝負で抜け出しかけるも、シュクルテルが足を伸ばしコーナーに逃れる。シュクルテルは左膝を痛めたようで、表情がゆがむ。13分、自らピッチの外に出て治療を受ける。
ホームのチェルシーが積極的に攻め、押し気味に試合を進める。エッシェンは攻撃で足を引っ張るフェレイラとは異なり、積極的に攻撃参加。エッシェンが上がりすぎたせいで、11分にはJコールがサイドバックになっていることもあった。リバプールはカウンター。
18分、ランパード→ドログバが抜け出しシュートを撃つもゴール右に外れる。シュクルテルは依然痛そうな表情を浮かべていて、ヒーピアがアップを始める。
21分、バラックのサイドチェンジから、最後はエッシェンが強烈なミドルもレイナがファインセーブ。そして22分シュクルテル→ヒーピア。ベニテスはドログバのスピードも考えてCBをこの2人にしていたはずで、スピードに不安のあるヒーピアは怖い。ヴィディッチも怪我をしたし、ドログバとマッチアップするCBは本当に大変。
25分、ドログバのキープ→バラックがミドルもレイナがパンチング。リバプールもアルベロアがタイミングのいいあがりをみせることで、右サイドからクロスを入れる場面が増える。
試合が動いたのは33分。Aコール→カルーが抜け出し、内に切れ込んでシュート→レイナがファインセーブ→ボールに猛烈なスピードで突っ込んだドログバが、右足で思い切り突き刺してホームのチェルシーが先制。カルーはオフサイドだった。高いDFラインを敷くチームではよくあることだが、この失点は痛い。
リバプールは攻めなければならない。両サイドバックを高く上げて、シャビアロンソが攻撃を組み立てる。たぶん、カイト、ベナユンが中央に流れてマケレレの横のスペースを使うのが狙いになってくると思う。ただ、ジェラード、カイトにあまり存在感がないのが気になった。
38分、ドログバのタックルを受けたジェラードが珍しく痛そうな表情を見せる。40分、カルーを後ろから倒してシャビアロンソにイエロー。チェルシーはいい位置でFKを獲得する。ドログバがボールをセットし、バラックが来ようとすると牽制。それでドログバが蹴ると見せかけてバラックが蹴るも、わずかにゴール左に外れる。そういえば、ランパードはすぐにどこかにいってしまった。チェルシーのチーム内の序列は今どうなっているのだろうか。
前半は1-0で終了。ボールポゼッションはリバプール55%、チェルシー%。シュート数はチェルシー10本(枠内6本)、リバプール3本(1本)だった。
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後半
激しい雨の降る中後半開始。両チームともに選手交代はなし。
2分、ジェラードのFKからマスチェラーノ→ジェラードの頭→カイトがシュートもチェフがファインセーブ。ボールに意識がいっていたのか、カイトは完全にフリーだった。コーナーキックからのピンチは何とかしのぐ。7分、ドログバ→バラックが落とす→ランパードのシュートはレイナの正面。
徐々にリバプールがボールを持つ時間が長くなるが、チェルシーの守備は堅くなかなか崩せない。チェルシーは前半に比べて守りの意識が少し強くなる。18分のJコールのシュートはレイナの正面。
リバプールは17分あたりから、ベナユンとカイトが入れ替わっていた。そして19分、右サイドのベナユンがドリブルで中央に持ち込むと、最後はトーレスが決めて同点に追いつかれてしまう。
20分、ジェラードのミドルはテリーが体を張ってブロック。同点になったし、守っていたらやられるということで、チェルシーも前に出てくるようになる。24分、エッシェンのミドルはレイナがキャッチ。そして25分カルー→マルダ。30分にはエッシェンが自ら持ち込んで、決定的なチャンスもシュートはサイドネット。33分ベナユン→ペナント。中略。
後半は1-1で終了。2試合ともに1-1のドローのため、2年連続で延長に突入。
延長前半
チェルシーはJコール→アネルカと選手交代。アネルカはJコールの位置にそのまま入る。
両チームとも積極的に攻める。1分、細かいパス回しからシャビアロン→リーセのクロスはチェルシーDFが何とかクリア。2分にはコーナーキックからヒーピアがほぼフリーでヘッドも、わずかに右に外れる。4分、ドログバがシュートを撃とうとするもキャラガーのタックルで難を逃れる。この直後のコーナーキックから、エッシェンがミドルを突き刺すもオフサイドでゴールが取り消される。チェルシーの選手達はぬか喜び。
しかし6分、バラックがヒーピアに倒されてチェルシーがPKを獲得。ジェラードは頭を抱える。キッカーはランパード。いつもどおりしきりに唇をなめる。緊張の一瞬。
ランパードはゴール右にしっかり決めて、チェルシーが勝ち越しに成功。ランパードはチームメートに祝福されるも手で顔を覆い、悲しそうな表情を浮かべる。フランクはこのゴールをパットに捧げる。美しい光景だった。
いつの間にかトーレス→バベル。トーレスはハムストリングをいためたようだ。そしてエッシェンがバベルをエリア内で倒すも、ボールにいっていたのでPKはなし。コーナーからシャビアロンソのヘッドはチェフの正面。
一進一退の攻防が続くが15分、エッシェン→マルダ→アネルカが折り返す→ドログバがまたすごいシュートを突き刺して3-1に。アネルカはオフサイドっぽかったが、これは痛恨の失点。
ヘタフェの例もあるが、これで勝負ありか。
延長後半
もう攻めるしかないリバプール。コーナーキックからヒーピアが倒されるもノーファール。抗議するも受け入れられない。
リバプールの反撃に残された時間は少なくなっていく。選手交代のカードはもう残っていないし、打つ手なしか。時間を潰していくチェルシー。
27分、バベルのミドルがチェフの手をかすめて入り3-2に。チェフは少し反応が遅れたか。あと1点とれば勝てるため、俄然攻勢を強めるリバプール。
29分ランパード→シェフチェンコ。シェフチェンコは守備要員か。ロスタイムは1分。
試合は3-2で終了。グラントはひざまづき神に感謝。勝者と敗者のはっきりしたコントラストが印象的だった。
感想
やっぱりドログバだった。それに尽きると思う。
チェルシーはクラブ史上初の決勝進出で、これからユナイテッドとダブルを争って戦っていくことになる。本当に楽しみだ。
リバプールは判定に関していろいろと言いたいことはあるだろうが、運がなかったということだと思う。アーセナル戦で運を使い果たしていたのかもしれない。
申し訳ないですが、もうすぐ出かけるのでこれぐらいにしておきます。みなさんの感想を聞かせてください!よろしくお願いします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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CL/決勝トーナメント(07-08) |
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2008年04月30日
まずはファーストレグの対戦を簡単に振り返る。
ユナイテッドのシステムはロナウドをトップに置いた4-4-1-1。バルサがボールを持ったとき、DFラインをペナルティーボックスの手前まで下げ、テベスがヤヤを見て最初の展開を阻害。裏のスペースを消すつもりだった(バルサのオフサイドの回数は0回だった)のだろうが、ここまでドン引きするのは珍しい。しかもユナイテッドがやったのだから驚きだった。
基本的に10人で守って、カウンターからロナウドの一撃を狙う。ロナウドが決めてくれればラッキー、とにかくスペースを消し、ペナルティーエリア手前のゾーンでフィジカルで潰して、徹底的に守り倒すというゲームプランだったユナイテッド。終わってみれば思惑通りで、バルサはボールを持てるもののほとんど決定機をつくれなかった。しかし、この戦い方はかなり消耗する。チェルシー戦も守る時間が長く、最近はユナイテッドらしさがあまり見られない。ファーガソンはどう考えているのだろうか。
バルセロナは、久々にボールが回った。ユナイテッドが引いたこともあるが、本当によくボールは回った。ただし、決定機はつくれなかった。イニエスタがお得意の動きを見せることで守備のバランスを崩す場面はあった。イニエスタのヒールの場面はまさにそう。ユナイテッドはイニエスタを捕まえ切れていなかった印象。しかし、結局ゴールできなかった。ライカールトはそうではないが、ホームのスコアレスでユナイテッドが有利になったという見方は強い。そんなわけで迎えたセカンドレグ。
ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ハーグリーブズ、リオ、ブラウン、エブラ、ナニ、スコールズ、キャリック、パク、ロナウド、テベス。サブはクシュチャク、オシェイ、シルベストル、フレッチャー、アンデルソン、ギグス、ウェルベック。ヴィディッチ(mouth injury)、ルーニー(hip injury)はベンチ外。
バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、デコ、メッシ、エトー、イニエスタ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、エジミウソン、グジョンセン、ボージャン、アンリ。プジョルは戻ってきたが、マルケスは出場停止。
注目はユナイテッドのゲームプランだと思う。今のバルサは、引いてくる相手よりも前に出てくる相手の方が苦手な印象がある。今年のリーガで苦戦している原因もそこにあると思う。原因は自分にはうまく説明できないけどそれは間違いない。ユナイテッドが攻めてきたときにどうなるのか。
前半
開始早々、ユナイテッドがミスからメッシに危険な位置でボールを渡し、スコールズが倒してバルサがペナルティーボックス手前でFKを獲得。メッシが蹴るもDFに当ててしまう。そしてプジョルがテベスに寄せられ、右足を気にして倒れるもプレー続行。最近のプジョルは怪我がちで怖い。
ユナイテッドはファーストレグと同じシステムだったが、攻撃意識が非常に高い。いつもの戦い方に戻してきた印象で、特にエブラは超攻撃的だった。そのためバルサはカウンターから、メッシがドリブルで仕掛ける場面が目につく。メッシのスピードは脅威だが、メッシサイドを制すれば勝てる。ユナイテッドはそういう考え方かもしれない。メッシを下がらせることができるか。
6分、ファンデルサルのクリアミスをエトーが拾い、そのまま持ち込むもクロスはクリアされる。ファンデルサルは本当にどうしたのだろうか。
序盤のハイテンポな展開を嫌ったか、バルサはゆっくりボールをまわして試合を落ち着けようとする。シャビは非常に低い位置でボールに触り、バルサにリズムを生み出そうとする。ユナイテッドはバルサがボールを持っているとき、ファーストレグとは異なり全体的にラインが高く、バルサのCBにプレッシャーをかける。ロナウドとテベスはほとんど横並びの場面が多かった。
バルサは攻撃がうまくいかないので一発で裏を狙ってみるが、ファンデルサルが出てきてボールをおさえる。10分、アビダルが超ロングシュートを見せるもボールはゴール上のネットに。ファンデルサルは胸をなでおろす。
試合が動いたのは14分。ロナウドがボールを持つと、バルサは2人がかりでボールを奪う。しかしザンブロッタのパスがフリーのスコールズに渡ってしまい、スコールズは右足のミドル一閃。ボールは完璧な軌道を描きながらゴール右に吸い込まれ、ホームのユナイテッドが先制する。バルデスはどうしようもなし。現地でスコールズ、ギグスの時代は終わったのかと言われはじめている中、この大一番で貴重な先制ゴール。
ユナイテッドはさらに勢いづき、バルサを押し込みはじめる。16分にはミリートがロナウドを倒して危険な位置でFKを与えるが、バルデスがボールをおさえてしのぐ。ユナイテッドの前線の選手は頻繁にポジションを入れ替えるややこしい攻撃を見せる。19分、ミリート→メッシがボールを持ち、ブラウン、スコールズにつかれながらも長い距離を持ち込んでシュートもファンデルサルがファインセーブ。20分、ロナウドのキープからパクがシュートを撃つもゴール右に外れる。バルサは雰囲気に飲み込まれているのか混乱しているようで、21分にはバルデスとプジョルの連携ミスをテベスに寄せられ、プジョルが何とかクリア。プジョルはテベスに怒っているようだったが、問題はそこではない。
ユナイテッドは途中から、バルサのCBが低い位置でボールを持っているときに積極的に寄せに来ていて、それがバルサの混乱を招いたようだった。前から寄せられると苦しそうなバルサ。ロングパスをばしっと通せるマルケスがいないので、混乱したプジョル、ミリートが苦し紛れのロングボール→跳ね返される→ユナイテッドがまた攻めるという悪循環に。ヤヤはテベスに簡単にボールを奪われるなど、何か反応が鈍い。
ボールをうまく運べないバルサは、ウイングが下がらされて次第にエトーが孤立していった。エブラのポジショニングが高いこともあるが、攻撃は完全にメッシ頼みだった。28分、プジョルがクロスをクリアした際ミリートと接触してしまい倒れこむ。そしてプジョルが治療を受けにピッチの外に出ている間に、エトーとライカールトが話をしていた。
30分、ユナイテッドのコーナーをしのいだバルサは、カウンターからイニエスタがメッシに出すもファンデルサルが飛び出してクリア。33分にはイニエスタがハーグリーブズを交わし、最後はデコがミドルも枠を捕らえきれず。この時間のユナイテッドは少し引いて守っていて、バルサがボールを持って攻める時間が長くなる。イニエスタは中央に流れまくり、ユナイテッドの守備を乱そうとするもなかなか決定機に至らない。
バルサはデコとシャビが入れ替わっていて、36分にそのデコ→エトー→メッシ→エトーはボールに触れず→デコがシュートもゴール左に外れる。37分にはメッシのクロスをファンデルサルがキャッチし損ね、エトーがつめるもクリアされる。ファンデルサル大丈夫か。40分、パクのクロス→ナニのヘッドはゴール右に外れる。
メッシは中央に切れ込むばかりで、完全にプレーを読まれている印象。42分には得意の高速ワンツーを仕掛けるもリオがカバーに入りクリアされる。44分にもメッシのカウンターからチャンスになりかけるが、結局決められず。
前半は1-0で終了する。ボールポゼッションはユナイテッド43%、バルサ57%。シュート数はユナイテッド7本(枠内1本)、バルサ4本(1本)だった。
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後半
ハーフタイムでの選手交代はなし、実況ではアンリを出せとしつこく言っていた。イングランドを知り尽くしているし、あのスピードは脅威になりますよとか。
後半も同じ流れで試合が進む。同点に追いつきたいバルサだが、逆にユナイテッドに押し込まれてしまう。10分、メッシが中央でボールを持ち、ドリブルで仕掛けるもリオに寄せられシュートは枠にいかず。11分、パク→テベス→ロナウド→パクがおとりになり、テベスがフリーになってシュートを撃つもバルデスがはじく。
バルサはイニエスタが右サイドに来ていて、前線を微妙に変えていた。14分にはメッシがスコールズを鮮やかに交わすも(ロナウジーニョの得意技だったが、名前を忘れた)、折り返しはクリアされる。そしてユナイテッドのカウンターから、ナニのシュートが外れた直後にイニエスタ→アンリ。交代で入ったものの、アンリはなかなかボールに触ることができなかった。
両チームともオープンに攻めるが、可能性を感じるのはユナイテッド。ロナウドは左サイドに流れて、徐々にロナウド対ザンブロッタが目立ち始める。ザンブロッタは6分にエブラを後ろから倒してイエローをもらっていたので、その影響かもしれない。21分、ハイボールを競ったザンブロッタが倒れるも、ロナウドは少しイラッとさせる態度を見せる。22分にはザンブロッタに後ろから膝蹴りを入れてイエロー。厳しいマークを受けていたのは分かるが、少し熱くなりすぎだった。
27分エトー→ボージャン。エトーは2戦通じてらしさをまったく出すことができず。バルサは相変わらずゴールが遠い展開で、攻めても攻めても跳ね返される。もうばくちを打つしかなさそうだが、ライカールトは動かない。32分ナニ→ギグス、スコールズ→フレッチャー。直後のコーナーキックから、アンリがフリーでヘッドもファンデルサルの正面。そういえばアンリはヘディングが苦手だった。
ユナイテッドはさすがに疲れが出てきているようで、バルセロナが押し込む時間が長くなる。同点に追いつかれると逆転されるため、不安そうな表情を見せるユナイテッドサポーター。35分、ロナウドが内に切れ込んで左足のシュートもゴール右に外れる。
44分ヤヤ→グジョンセン。直後にシャビ→ボージャンがトラップミスでチャンスをふいに。プジョルまでがあがり、点を取りにいくバルサだがどうしてもゴールを割れない。ロスタイムは3分。ロスタイムに入る直前、エブラがピッチに倒れこみ担架で運び出される。47分にシルベストルと交代。エブラが倒れている間、リオは集中しろとチームをまとめる。
ラストプレーではバルデスもあがるなど、攻め続けたバルサだがユナイテッドの牙城を崩すことはできず、試合は1-0で終了。ユナイテッドは99年以来の決勝進出。史上初のプレミア勢による決勝戦が実現することになった。
感想
スコア以上に、ユナイテッドとの差を感じさせた2試合だった。バルサは完敗。攻めても攻めても決定的なチャンスはほとんどつくれず、攻撃力が売りのチームとは思えなかった。ユナイテッドの守備の堅さはあまり言い訳にならない。自分達に問題があると考えるべきだと思う。
ずっと言われてきたことだが、今までのバルサはロナウジーニョに依存するところが非常に大きかった。彼のイマジネーションなしにはエトーも輝けない。メッシもまだまだプレーの幅が狭い。結局今のバルサは、ロナウジーニョあってのチームということだと思う。
この夏でロナウジーニョは移籍するようだし、今シーズンも無冠で終わることになるバルサ。これは逆に言うと、新しいスタートを切るには絶好のチャンスでもある。一ファンとして、この夏の改革に期待したい。今シーズンの残り試合は、2位確保を目指してpride and dignityを持って戦い抜いてもらいたい。
ユナイテッドはさすがだった。ルーニー、ヴィディッチがいなくてもあまり影響を感じさせなかった。ダブルを達成できるのか、チェルシーとの熾烈な争いは楽しみだ。
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CL/決勝トーナメント(07-08) |
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2008年04月27日
チェルシーのスタメンはチェフ、フェレイラ、カルバーリョ、テリー、Aコール、ミケル、エッシェン、バラック、Jコール、ドログバ、カルー。サブはクディッチーニ、ベレッティ、マケレレ、シェフチェンコ、アネルカ。
ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ブラウン、リオ、ヴィディッチ、シルベストル、キャリック、フレッチャー、アンデルソン、ナニ、ルーニー、ギグス。サブはクシュチャク、オシェイ、ハーグリーブズ、ロナウド、テベス。ユナイテッドはまだ負けられるため、この試合よりもCLを重視した模様。
入場前の通路で、Jコールは気さくな笑顔でイングランド代表の面々と握手をするも、リオは厳しい表情を浮かべる。鼻の穴を膨らませ、目をぎらつかせるリオはマジで怖い。話しかけるなオーラ全開。
チェルシーの各選手のユニフォームには、今週の木曜日に亡くなったパット・ランパードさんを偲ぶ黒い喪章。人生にはサッカーよりも重要なものがある。シーズンを左右する大一番だが、フランク・ランパードは召集外となった。
両チームの選手が入場すると、地鳴りのような歓声。ミケルが階段でこけそうになっていたのは笑えた。ファーガソンとグラントが笑顔で握手。試合前の一連のルーティーンが終わり、チェルシーのキックオフで試合開始!
前半
開始直後、ブラウンとファンデルサルの連携ミスから、Jコール→カルーのクロス→リオがクリア→エッシェンのミドルは枠の上。1分、カルーとAコールのパス交換から、またもエッシェンがシュートを撃つもファンデルサルがおさえる。しかし、チェルシーはいい感じで試合に入る。
序盤のチェルシーはドログバへの放り込みを多用。ドログバは中央に張るのではなく、少しサイドに流れて勝負。そして、ユナイテッドの選手がボールを持っているときの寄せ方がかなり激しい。
7分、ボールをコントロールしようとしたドログバが、背後から寄せに来たヴィディッチの顔面に強烈な膝蹴りをお見舞いしてしまい、しばらく試合が中断される。ヴィディッチはノックアウトされたボクサーのように崩れ落ち、口からおびただしい量の出血。一旦は立ち上がるものの足元がおぼつかず、本人がベンチに交代を要求。そして担架で運び出される。そういえば、ヴィディッチが脳震盪を起こした場面を前に見た気がする。そのときも途中で交代していたはず。怪我から復帰→バルセロナで胃腸炎になり試合に出れず→この膝蹴りとは、ヴィディッチもついてない。
1人多いチェルシーは、さらにユナイテッドを押し込む。12分には、カルーがドログバとワンツーで仕掛けるもキャリックのタックル→シルベストル、リオに寄せられシュートは撃てず。13分、フェレイラのクロス→シルベストルのハンドにより絶好の位置でFKを獲得。その直後の14分、ヴィディッチ→ハーグリーブズ。バルサ戦と同じく、ブラウンがセンターバックに入り、ハーグリーブズが右サイドバックに。
試合はチェルシーがボールを持って攻め、ユナイテッドが時々カウンターでやり返す展開。15分、左サイドのルーニー→ギグスが中央でフリーだったものの、トラップミスでチャンスをふいに。ユナイテッドはバルサ戦同様ポゼッションを捨てているようで、チェルシーのCBにはほとんど寄せることなく、4-1-4-1で徹底的にスペースを消して守る。さすがに人数をかけているだけあって、守備では危険な場面をつくらせていなかった。しかし、攻撃がほとんど形にならない。ルーニーが左サイドに流れる→出しどころがない→時間がかかる、ギグスは行方不明、ナニはAコールとの一対一になかなか勝てない。ユナイテッドの攻撃からは可能性を感じなかった。
20分、ナニのFKをキャッチしたチェフのゴールキックから、カルー→Jコールがボールを受け、ほぼ2対2の状況をつくり出す→シルベストルのクリアがキャリックにあたる→こぼれだまをJコールがシュートもポストにあたってしまう。もったいない。
22分、ピッチサイドのレポーターから、ヴィディッチが病院に運び込まれたとの一報が。very very groggyな状態だそうだ。大丈夫だろうか。
25分、カルー→Jコールがリオを交わし決定的かと思われたが、ファンデルサルがボールをおさえる。
29分、ファンデルサルのキックミスをバラックがセンターサークル付近で奪い、パスを出そうとしたところをフレッチャーに倒されるもカードは出ず。ファンデルサルが衰えを感じると言っているのは、こういった部分かもしれない。最近キックミスが目につく。直後のJコールのシュートはサイドネット。
チェルシーは攻めているものの、バルサ同様ゴールが遠い。ボールをつないでいっても途中で引っかかったり、なんとか崩してもラストパスが合わなかったりとなかなか決められない。セットプレーも全て跳ね返される。ユナイテッドの守備は本当に堅い。
ドログバはリオとまともに勝負するのではなく、ブラウン、シルベストルと勝負するようにしていてボールキープする場面が多かった。
攻撃が形にならないユナイテッドは、チェルシーのラインの裏を一発で狙ってみるが全てオフサイドになる。32分、オフサイドをとられたナニがラインズマンに何かを叫ぶ。
34分、スタンドで観戦するカペッロが映し出される。現地の実況では、イングランドの次期キャプテンを見定めているんでしょうと言っていた。個人的には、最終的にはテリーになると思うが。
43分、Aコールがナニのタックルを受け、派手に倒れるもカードは出さないでくれ、といった仕草を見せる。そういえば、ユナイテッドのホームの試合ではエブラの足を踏んだミケルが退場になったのを思い出した。
スコアが動いたのは45分。ドログバのキープ、クロス→ハーグリーブズがカルーにひきつけられる→フリーのバラックのヘッドでチェルシーが先制。バラックはユニフォームを脱ぎ、イエローをもらう。そしてパット・ランパード、8、RIPの文字が入ったユニフォームをキャプテンテリーを中心にして天に掲げる。感動的な場面だった。
前半は1-0で終了する。退場者こそ出ていないものの、ユナイテッドのホームでの試合も同じような展開だった。
シュート数はチェルシー7本(枠内3本)、ユナイテッド1本(0本)。ボールポゼッションはチェルシー54%、ユナイテッド46%だった。
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後半
ハーフタイムでの選手交代はなし。少し意外。
ユナイテッドは前半に比べると、少し攻撃意識を高めてきた。しかしチェルシーの守備も堅く、点を取れそうな雰囲気はほとんどない。アップをするロナウド、テベスがカメラに何回も映し出される。ファーガソンはいつ動くのか。
そう思っていたら11分、チェルシーはミスから同点に追いつかれてしまう。ドログバがアンデルソンにファールを受けてチェルシーがFKを獲得。フェレイラがなぜか早めにリスタートする→位置関係を把握できていないカルバーリョがキャリックに寄せられ、とんでもないバックパス。これをルーニーが奪うと、ゴール左にポスト直撃のシュートを決める。カルバーリョのミスもそうだが、後ろにルーニーがいるのを分かっていながらリスタートしたフェレイラもどうなのだろうか。別に急ぐ場面ではなかったのではないかと思う。ルーニーは股間節の違和感があったようで、祝福を拒否。ファーガソンはつまずきながらも喜ぶ。
カルバーリョは15分、バラックの絶好の位置からのFKに当たってユナイテッドのゴールキックにしまうなど、何かツキもない印象。17分、何故かフリーになったギグスの強烈なミドルはチェフがはじく。そして19分ルーニー→ロナウド、20分アンデルソン→オシェイ。この交代の意図は、現地の解説者曰く中盤でのポゼッションを高めるためらしい。21分フェレイラ→アネルカ。チェルシーはエッシェンを一列下げ、4-4-2にシステムを変更。
ユナイテッドはカウンターが多くなる。ロナウドは自分で仕掛けまくりで、ファールでとめられる。そして、ロナウドがプレーに絡む度に観衆は凄まじいブーイング。シェフチェンコがアップをしている。
26分、テリーがナニに倒され絶好の位置でFKを獲得。そしてドログバとバラックがどちらが蹴るかで揉め、カルバーリョが仲裁に来る。結局ドログバが蹴るも、ファンデルサルがファインセーブ。直後のユナイテッドのカウンターから、ナニに必死に寄せたミケルが倒れる。するとその間を利用して、ドログバがバラックに対してしつこく因縁をつけはじめる。テリー、カルー達やコーチがなだめるもまだ収まらないドログバ。この大一番で何をやっているんだか。
ユナイテッドは少しずつ、ゲームをスローダウンさせにかかる。33分、フレッチャーのクリアが股間に当たったハーグリーブズが倒れ込む。時間稼ぎ(?)に対して観客は大ブーイング。そして、リオが倒れこむハーグリーブズをなぜか蹴っていた。しっかりしろということか。でもこれはどうなんだろうか。
36分カルー→シェフチェンコ。直後にエリア内でブラウンのハンド→ドログバのハンドは、ユナイテッドボールに。沸き立った観衆は一気にブーイング。
しかし38分、バラック→ドログバがシルベストルに倒される→エッシェンのクロスがキャリックの手に当たり、これがハンドと判定されチェルシーがPKを獲得。キャリックは頭を抱える。リオをはじめとしてユナイテッドの選手は執拗に抗議するもPKは取り消されない。キッカーはバラック。ファンデルサルが遅延行為でイエロー。
すさまじいプレッシャーがかかったなか、バラックがゴール左にしっかり決めてチェルシーが勝ち越しに成功。カルバーリョが真っ先に抱きついていたのが印象的だった。ファンデルサルにコミュニティーシールドの奇跡は再び起こらず。ちなみにこのときの実況は、BALLACK and title race has a way to run yet!だった。何かかっこいい。
42分Jコール→マケレレ。ベレッティが入る予定だったが、勝ち越したことで予定変更。チェルシーは逃げ切り体制に入る。何故かドログバにイエロー。
ここからユナイテッドは怒涛の攻撃を見せる。43分、リオのロングボール→ナニがうまくトラップして、中央に折り返す→キャリックが潰れる→ロナウドのシュートはAコールがクリア。ロスタイムは5分。
ロスタイムに入った直後、ギグスのFK→中央に頭で折り返す→フレッチャーのヘッドもシェフチェンコがナイスクリア。そしてリオがミケルに食って掛かり、テリーが必死になだめる。リオ、ハーグリーブズにイエロー。これはカペッロの心象は悪そうだ。
試合は2-1で終了。バラックとドログバが真っ先に抱き合って勝利を喜ぶ。残り2試合の地点で両チームは勝ち点で並んだ。得失点差でユナイテッドの首位は変わらないが、ユナイテッドは苦手のウェストハム戦を残している。プレミア争いは分からなくなった。
感想
チェルシーは勝ったけど、運がよかった面もあると思う。ミスで失点して、勝ち越さなければいけないのにチーム内で揉めるとかありえない。これを見たときはチェルシー勝てないかも、と思ったが結局勝ってしまった。ロスタイム前後には2度ライン上でクリアする場面もあったし、今日はチェルシーの日だったのかもしれない。ただ、運だけで片付けられない強さを持っているもの事実だと思う。
ユナイテッドはCLを見据えてメンバーを落としていたため、負けることもある程度想定していたかもしれない。ファーガソンはあまり熱くなっていなかった感じもする。ただ、ドローで終われそうな雰囲気だっただけに残念な結果となった。
いずれにせよ、プレミアは最終節までもつれそうなので楽しみである。個人的には、ユナイテッドが優勝にふさわしいとは思いますが。
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プレミア/ユナイテッド(07-08) |
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2008年04月24日
マッチプレビューはこちら。
思い出の地に乗り込むユナイテッド
「必勝」を期すバルセロナ
メッシ、先発出場へ
バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、マルケス、ミリート、アビダル、ヤヤ、シャビ、デコ、メッシ、エトー、イニエスタ。サブはピント、テュラム、シウビーニョ、グジョンセン、アンリ、ドスサントス、ボージャン。アンリは発熱によりベンチスタート。そしてデコがスタメン。
ユナイテッドのスタメンはファンデルサル、ハーグリーブズ、リオ、ブラウン、エブラ、ロナウド、キャリック、スコールズ、パク、テベス、ルーニー。サブはクシュチャク、ピケ、オシェイ、シルベストル、ナニ、ギグス、アンデルソン。ヴィディッチはstomach bugによりベンチ外。
試合開始前、キャプテンのシャビとリオが審判を交えて握手。それにしても、両者の体格の違いはすさまじかった。リオがでかいだけかもしれないが。
前半
1分、ユナイテッドのコーナーキックからミリートがハンドをしてしまい、いきなりPKを献上。しかしロナウドが右側のポストに当ててしまい、バルサは命拾い。ロナウドは少しコースを狙いすぎたか。
ユナイテッドはロナウドをトップにすえ、その下にテベス、ルーニーを右サイドに配した4-4-1-1のようなシステム。たぶん、ヴィディッチが使えなくなった中での苦肉の策だと思う。バルサがボールを持っているときのDFラインはエリアの手前(つまり、これ以上は下げられないという非常に低いライン)、バルサのCBにはあまりプレッシャーをかけず、とにかくスペースを消すという感じだった。
バルサはいつものようにショートパスでボールを前に運ぼうとする。デコは右サイド、シャビは左サイドにいることが多く、どちらかが低い位置でボールを受けて攻撃を組み立てる。ユナイテッドはシャビ、デコに簡単に前を向かせていたため、バルサが攻め込む場面が多くなる。シャビは毎度のことだが、驚いたのはデコ。久々の出場ながらも精力的に動き、らしいプレーを随所で見せていた。
メッシは右サイドに張っているだけではなく、頻繁に中央に流れてボールを受ける。10分、そのメッシからイニエスタが抜け出し中央に折り返すもボールに誰も触れず。12分、ファンデルサルのミスパスをメッシがかっさらうと、メッシ→エトーが中央に流すもブラウンがカット。そしてヤヤがテベスに後ろから倒され、絶好の位置でFKを獲得するも、マルケスが壁に当ててしまう。
ユナイテッドの姿勢もあるかもしれないが、バルサは前線からの守備が珍しく機能していた。ボールを奪われても攻守の切り替えが非常に早く、すばやく寄せて攻撃の芽をつぶす。ときどき見せるロナウドの個人技、セットプレーに注意すれば点をとられそうな雰囲気はほとんどなかった。
個人的にはヤヤが印象に残った。中盤で果敢に飛び込んでボールを奪う場面が目立っていた。ヤヤはファールを受けるたびにきつそうな表情をしていたが、とにかく素晴らしいパフォーマンスだった。手術が必要なぐらいの腰痛を抱えていてもこれだけのプレーができるのは、本当にすごい精神力だと思う。
バルサが攻撃する時間が非常に長くなるが、ユナイテッドの守備はさすがに堅い。ロナウド以外は完全に引いて守備に人数をかけていたこともあるが、リオが鬼神のごとくバルサの前に立ちはだかり、決定的なチャンスをほとんどつくらせない。リオ対エトーはほとんどリオの勝ちだった。
28分、イニエスタのとんでもないミスパスをロナウドが奪うも、マルケスが体を入れて事なきを得る。ロナウドはPKを主張するも、リプレーを見る限りロナウドが自分から倒れていた。「ダイバー」ロナウドにカンプノウは大ブーイング。
31分、シャビのサイドチェンジ→メッシがエブラをトラップで交わしカンプノウが沸き立つ。直後にFKを獲得するなど、この試合ではセットプレーのチャンスは結構多かったが、ユナイテッド相手ではさすがに苦しいか。そういえば、バルサがセットプレーから点をとったイメージが最近ない。ロナウジーニョ不在の影響だろうか。
バルサは攻めているもののゴールが遠い展開。ユナイテッドはボールをまともに持つことができず、頼みのロナウドもボールが来ないので沈黙気味。ユナイテッドはファーストレグはドローで十分、アウェーゴールを奪えれば理想という考え方かもしれない。
42分、ロナウドからボールを奪い、ミリート→エトーが抜け出しかけるもリオに体を入れられる。43分、マルケスがロナウドに抜かれそうになり、足をかけてイエロー。マルケスはこれでセカンドレグは出場停止となった。FKはロナウドがゴール右に外し、直後に前半終了のホイッスル。
前半は0-0。シュート数はバルサ7本(枠内は3本)、ユナイテッド5本(同1)。ボールポゼッションはバルサ65%、ユナイテッド35%だった。
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後半
3分にザンブロッタが強烈なミドルも、ゴール上に外れる。5分にはメッシがブラウンからボールを奪い、リオのタックルを交わしたエトーが中央に折り返すもキャリックにクリアされる。6分にはメッシ→デコ→メッシ→イニエスタがヒールで流す→エトーのシュートはサイドネット。7分、シャビがキャリックに交わされ、バルデスと一対一もシュートはまたもサイドネットへ。10分、ザンブロッタのミドルもファンデルサルの正面。ザンブロッタのミドルは最近多い気がする。
バルサは点さえとれれば何も言うことのない展開だがゴールが遠い。14分にはイニエスタがメッシとワンツーを仕掛け、こぼれだまをシャビが強烈なシュートもファンデルサルがキャッチ。
17分メッシ→ボージャン。メッシは明らかに不満そうだったがライカールトがなだめる。メッシのプレーしたいという気持ちも分かるし、ライカールトの無理をさせたくないという気持ちも分かるので難しいところではある。イニエスタが右、ボージャンは左に。
24分、ロナウドがアビダルに後ろから倒されるもPKはなし。26分、イニエスタがエブラとの一対一で倒れるもノーファール。
31分ルーニー→ナニ、32分デコ→アンリ。デコは拍手で迎えられる。ユナイテッドはファンデルサルをはじめとして時間を使うプレーが見えはじめる。バルサは攻め疲れか、シュートまで行く場面が少なくなっている。
37分、アンリが切れ込んで強烈なシュートもファンデルサルがはじく。40分テベス→ギグス。直後のイニエスタがボレーはブラウンに当たり、ファンデルサルがおさえる。42分にはアンリがFKで直接狙うも、またもファンデルサルがキャッチ。ここからは省略。
試合は0-0で終了。バルサは圧倒的に試合を支配するも、肝心のゴールを奪うことはできず。勝負はオールドトラフォードに持ち越された。
Eto'o: We Can Win At Old Trafford
Rijkaard: More People Will Believe In Us Now
Rio 'Fairly Happy' With Draw
感想
バルサは決め切れなかった。というより、ユナイテッドがべた引きだったこともあるが、決定的なチャンスの数は少なかった気がする。デコ、シャビが前を向いてボールを持てても、今の前線には怖さがない感じだった。
攻撃が単調だったこともあり、結局守りきられてしまった。リズムを変えられるような選手がほしいところだが、やはりキーはグジョンセンなのだろうか。よく分からない。とにかく、この試合ではゴールが遠かった。
ユナイテッドから見ると、スコアレスは想定の範囲内かもしれない。バルサ→チェルシー→バルサというきつい日程もあるし、この試合はドローでも十分と言うことは頭にあったはず。でも、これが作戦なのかはよく分からない。うーん…
いずれにせよ、勝負はオールドトラフォードで決する。ファーストレグの結果がどちらに有利に働くのか。来週もまた睡眠不足になりそうです。
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CL/決勝トーナメント(07-08) |
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2008年04月23日
リバプールのスタメンはレイナ、アルベロア、キャラガー、シュクルテル、アウレリオ、マスチェラーノ、シャビアロンソ、カイト、バベル、ジェラード、トーレス。サブはイタンジュ、ヒーピア、リーセ、ルーカス、ペナント、ベナユン、クラウチ。ジェラードは首を痛め、左側の物を見ようとすると痛いそうだがスタメン。
チェルシーのスタメンはチェフ、フェレイラ、カルバーリョ、テリー、Aコール、マケレレ、バラック、ランパード、Jコール、ドログバ、マルダ。サブはイラーリオ、アレックス、ベレッチ、ミケル、カルー、アネルカ、シェフチェンコ。エッシェンは出場停止。ランパードは家族の問題(ランパードの母親が肺炎で一時危篤状態になった)を抱えながらもチームに戻ってきた。
因縁の対決が三度実現。過去2シーズンは共にリバプールが勝っている。そのときも疑惑のゴール、PKとなぜかCLでは運のいいリバプール。しかし、今年のリバプールはアーセナル戦で運を相当使っているはずで、ちょっと苦しいかも。
チェルシーは今度こそ勝ちたい。今年は怪我人が少ないのは好材料である。昨シーズンのセカンドレグでは、確かエッシェンがCBをやっていた気がする。ファーストレグで出場停止なのは一緒だが。
三度目の正直か、二度あることは三度あるのか。いよいよ大一番がキックオフ!
前半
リバプールは4-2-3-1、チェルシーは4-3-3。共におなじみのシステムで試合は始まる。
チェルシーはアウェーということもあり、4-1-4-1できれいに守備ブロックを形成してリバプールを迎え撃つ。リバプールのCBがボールを持っていても、ドログバはほとんどプレッシャーをかける気はない。開始直後こそチェルシーがセットプレーから押し込むも、試合はリバプールのポゼッションで進む。
リバプールは両サイドバックのアルベロア、アウレリオが高いポジショニングをとり、キャラガーがボールを持つのが基本形だった。シャビアロンソがボールに積極的に触ったり、キャラガーが持ち上がったりして仕掛けに入る。
しかし、チェルシーは人数をかけて守っているため、なかなかスペース、パスの出しどころがない。チェルシーのシステム上、空きやすいマケレレの横のスペースも完全に消されてしまっていた。仕方ないのでロングボールを蹴るも、チェルシーは全体的にセカンドボールへの意識が高く、個人技が爆発しそうな雰囲気はない。そんなわけで、リバプールは集中力の高いチェルシーの守備にことごとくく跳ね返され、ほとんどチャンスをつくることができなかった。
リバプールの決定的なチャンスは12分。シャビアロンソ→カイトがチェルシーのDFラインのギャップをうまく突いて裏をとり、チェフと一対一のビッグチャンスをゲットもカルバーリョに寄せられボールに届かず、結局カルバーリョにクリアされる。カルバーリョのナイスカバーだった。
チェルシーは、序盤はドログバへの放り込みなどロングボールを多用していた。リバプールはDFラインが高いので、蹴りたくなる気持ちも分かる。ただ、リバプールの守備の前に放り込まされたと言うほうが正しいかもしれない。
ロングボールを蹴るチェルシーだが、キャラガー、シュクルテル対ドログバの勝率はほぼ五分五分だった。サイドに流れてアウレリオとの勝負にはほとんど勝ち、ファールをもらってFKを獲得する場面も。裏へ出すボールはオフサイドになるかレイナにおさえられていたが、ドログバがサイドで勝負する場面を増やせば面白いかもしれない。
しかし時間が経つにつれてドログバは、激しい寄せにひざを気にし始める。20分にはひざを押さえてピッチに倒れこむ。この後、こういった場面が何回か見られた。
チェルシーは丁寧にボールをつなぐ場面も増え、ロングボール一辺倒にならないようにバランスをとっていた。しかしリバプール相手では分が悪い。そんなわけでこちらも、決定的なチャンスをつくるには至らず。
17分、バラックが中央でボールキープし、右サイドのドログバへ→Jコールへの低いクロスはレイナがキャッチ。20分、アルベロアの横パスがランパードに渡り、ランパードがすぐに出す→Jコールが決定的なチャンスも右足でのシュートはミートせず。Jコールは頭を抱えて悔しがる。
予想通り、両チームとも決定的なチャンスの少ない、じりじりとした試合になる。30分、クリアを拾ったジェラード→トーレスが抜け出し決定的なチャンスもチェフがファイセーブ。ベニテスは何だよという表情。
中盤あたりから、チェルシーが攻撃する時間が増え始める。チェルシーは色気が出て少し前がかりになる、スペースができる。まさかリバプールはわざと攻めさせているのか、チェルシーが前に出てきたのか。ただここまでを見る限り、リバプールはチェルシーに守備を固められる前に攻撃を仕掛けるしかチャンスはなさそうだった。それぐらいチェルシーの守備は鉄壁だった。
少しずつ試合が動き始め、カイトが右サイドで起点になる場面が目立ち始めた。
そしてスコアが動いたのは43分。リバプールの素早いリスタートから、カイトのクロスを一旦はテリーが頭でクリア。しかし直後にランパードがカイト、シャビアロンソに寄せられ危険な位置でボールを失うと、シャビアロンソのヒール→マスチェラーノが裏に出す。オンサイドにいたカイトの存在に気付いたマケレレがクリアしようとするもボールに触れず、最後はカイトがチェフの股を抜くシュートを決めてリバプールが先制。マケレレのミスもそうだが、カイトの動き出しは素晴らしかったと思う。高い位置でボールを奪って点を取る、ある意味リバプールらしい攻撃だった。
前半は1-0。ボールポゼッションはリバプール59%、チェルシー41%。シュート数はリバプール5本、チェルシー3本だった。
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後半
後半になると、チェルシーはリードされていることもあり少し前に出てくる。そしてバベルの個人技が目立ち始め、3分にはトーレスがシュートを撃ちかけるもマケレレにクリアされる。6分にはシャビアロンソのサイドチェンジから、バベル→クリアをシャビアロンソがミドルもマケレレがブロック。チェルシーはバベルとフェレイラの一対一をつくられると苦しい。
チェルシーはドログバへのロングボールの本数が明らかに増えるが、ドログバはシュクルテルの荒々しいプレーに苦戦。ドログバは相当イライラしているようだった。
13分、レイナのゴールキックをジェラードとマケレレが競る→ジェラードが勝ち、ボールを拾ったバベルのミドルがゴール右にそれる。ゴールキックをマケレレに競らせるのはいいアイディアかもしれない。
14分、アウレリオが足を痛めて担架で運び出される。17分にリーセと交代。チェルシーも18分にJコール→カルー。
この直後、バラックがPA内でハンドをしてしまうが幸いにもPKはなし。21分バラック→ランパード→マルダがアルベロアを交わし決定的なチャンスも、シュートはキャラガーがブロック。
31分バベル→ベナユン。35分、ドログバ→リーセが倒れても無視して、カルー→ランパードはシュートを撃てず。37分にはジェラードがトーレスとのワンツーを仕掛け、チェフと一対一になりかけるもチェフがボールをおさえる。39分、ジェラードがマケレレをうまく交わしてシュートもチェフがファインセーブ。それにしてもチェフはすごい。
41分バラック→アネルカ。チェルシーは前線の枚数を増やし、ロングボール攻勢に出るかと思われたがそうでもなく、カルーが中央、アネルカは右サイドにいて意図のよく分からない交代だった。
ロスタイムは4分。リバプールのコーナーキックから、トーレスに決定的なシュートを撃たれるも、またもチェフのファインセーブに救われる。そしてこのまま試合は終了するかと思われたが50分、カルーのクロスをリーセが頭で押し込んでしまい同点に。仕方がないオウンゴールだったが、あまりにもったいない形でアウェーゴールを献上し、リーセは痛恨の表情。そして試合終了のホイッスルが鳴り響く。
試合は1-1で終了。チェルシーがラッキーな形で貴重なアウェーゴールをゲットし、来たるセカンドレグに向けて優位に立った。
感想
リバプールからすると痛恨のドロー。もしかしたら、試合前に書いたことが当たっているのかもしれない。これ以上は恨み節になるので省略。
ただ、ベニテスがロスタイムに交代のカードを切っておけば事故は起こらなかったはず。そういう意味ではこのドローはベニテスのミスかもしれない。
チェルシーはドログバに放り込むだけしかなかったが、ひざが悪いのかドログバは相当きつそうだった。根本的にドログバ依存は改善されていないっぽかったので、少し失望したかもしれない。それでも、このドローは本当に大きい。
セカンドレグは守備を固めてしまえば点は取られないと思うが、守ってばかりでは事故は起こるもの。グラントのゲームプランが重要になると思う。
両チームともミスから失点したわけだが、そのツケを払わされるのはどちらになるのか。現地点では、ミスの代償が大きいのはリバプール。次は難攻不落のスタンフォードブリッジ。いずれにせよ、セカンドレグが楽しみである。
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posted by worldwidefootball |
13:00
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CL/決勝トーナメント(07-08) |
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2008年04月21日
バルセロナのスタメンはバルデス、ザンブロッタ、プジョル、ミリート、シウビーニョ、ヤヤ、シャビ、グジョンセン、ドスサントス、エトー、ボージャン。サブはピント、アビダル、マルケス、デコ、イニエスタ、アンリ、メッシ。デコが復帰している。リーガでは、ここ7試合で勝ち点6と散々な状況のバルセロナ。ホームだし、ユナイテッド戦に向けて弾みのつく勝ち方をしたい。
エスパニョールのスタメンはカメニ、サバレタ、トレホン、ハルケ、チカ、モイセス、アンヘル、ルフェテ、コロミナス、ルイスガルシア、タムード。サブはラフエンテ、ダビドガルシア、バルド、スミリャニッチ、リエラ、ジョナサン、エベルトン。エスパニョールは現在4連敗中で、連敗中は1ゴールもあげられていないそうだ。
前半
開始早々、セットプレーからひやりとさせられるバルセロナ。しかし試合は、予想通りバルサの圧倒的なポゼッションで進む。
バルサはシュートまで行く場面が少ない。CBがボールを持っているときシャビは前目にいることが多く、グジョンセンが精力的に動いたり、ミリートが自ら持ち込んだりして前までボールを運ぶ。でも、決定的な何かが足りない。ドスサントスはどうも実力不足な気がする。シウビーニョは積極的に前の選手を追い越す動きを見せていたが、前の選手との呼吸が合わない場面が多い。バルサからは、ここ最近と同じグダグダな感じを受ける。
個人的に最近のバルサと戦うチームは、バルサのCBにあまりプレッシャーをかけず、全体的にラインを高くしてスペースをしっかり消してくる印象がある。マルケスがいないからだろうか。それでもミリートは精度のいいパスを持っているのだから、ロングボールを蹴る本数を増やしてみれば面白そうだがあまり蹴ろうとしない。というより、バルサにロングボールがないから相手チームはラインを高くできるのかもしれない。アーセナルですらラインを下げさせるためにロングボールを蹴っているのだから、バルサもショートパスにここまでこだわらなくてもいいと思う。グジョンセンは裏への意識も高いし。これもスペインのお国柄なのだろうか。
両チームとも決定的なチャンスはなく、やや低調な試合になる。エスパニョールはセットプレーぐらいしかチャンスはない感じだった。ヤヤがかなり効いていたと思う。23分、エトー→グジョンセンが抜け出し、左足のシュートもカメニがファインセーブ。直後にザンブロッタがすさまじいミドルを放つもクロスバーをかすめる。そういえば、ザンブロッタのミドルは最近多い。25分、シウビーニョのクロスをシャビが頭で合わせるも枠を捉えきれず。しかし、徐々に試合が動き始める。
バルサは、シャビが積極的にボールに触ることでリズムを作り出そうとしていた。ボージャン、ドスサントスはいつからか入れ替わっていたりと、チームとして何とかしようとしているのは感じた。それでもなかなかゴールが生まれない。それにいらついたのか、33分にシウビーニョが遠い位置からミドル。35分にはシャビのお洒落なバックヒール→ザンブロッタのクロスは誰も触れず。
ところで、レクレアティボ戦の記事で最近のバルサの守備の問題点に関するコメントを頂き非常に勉強になったので、ここで紹介しておきます。
とにかく中盤のところに簡単にボールが入るのが気になります。今回はドスサントスとエスケロの位置が低く4141気味でした。多分定石はエトーがサイドに追ってシャビとグディがピボーテにつき、蹴らせたところをヤヤとCBで挟み込む形でしょうが、コンパクトに保ててないのでグディとシャビが下がらされてる気もします。すると相手ピボーテが自由&エトーが孤立状態に。(コルッカさん)
時間が経つにつれて、この問題点が徐々に現れてくる感じだった。40分、グジョンセンがコロミナスに後ろから悪質なタックルを仕掛けるも幸いにもイエローどまり。
前半は0-0で終了する。
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後半
後半からグジョンセン→イニエスタ、ドスサントス→メッシとライカールトが動く。ユナイテッド戦への試運転も兼ねているのだろう。それにしても、グジョンセンは本当にかわいそうだと思う。
メッシはさっそくお得意の高速ワンツーを見せる。2分には、イニエスタのキープからシャビ→メッシ→エトーのシュートはカメニがファインセーブ。しかし前半とは一転、バルサが攻勢を強めチャンスをつくり出していく。エスパニョールは防戦一方に。
イニエスタはボールを持てば何かを起こしそうな雰囲気をまとっていた。6分にはエトーとイニエスタのワンツーから、ルーズボールをエトーがシュートもゴール左に逸れ、ライカールトが天を仰ぐ。
13分ルイスガルシア→エベルトン、ルフェテ→リエラ。直後にメッシのパスがDFにあたり、エトーへの絶好のパスになるもまたもカメニがファインセーブ。今日はカメニデーか。バルサは数ある決定機を決めきれず、徐々にイライラが募る。
18分、カメニのロングスローから、イニエスタのミスもありエベルトンが抜け出しかけるもザンブロッタが体を入れて事なきを得る。このころから、エスパニョールのラフプレーが目立ち始める。21分プジョール→マルケス、プジョールは直前のプレーで足を痛めたようだった。ユナイテッド戦は出場停止だけに、本当