2007年05月17日

『EURO現在・過去・未来』

 6月2日、8日にEURO2008の予選が行なわれる。来年6月7日に開幕するオーストリア・スイス大会に出場できるのは、ホストとなる両国を除き、14チーム。7つに分けられた予選グループの上位2チームまでに入れば、自動的に出場権が手にできる。

 いわゆる強豪国と言われるチームの中では、イングランドが厳しい状況に立たされている。6月決戦では、6日にアウェーでエストニアと対戦。今予選で5戦して5敗を喫している相手に負ける姿は想像できないものの、チーム状態がよくないのは確かだ。

 ワールドカップ後、スベン・ゴラン・エリクソンからスティーブ・マクラーレンに指揮権が移ったが、チームの方向性が定まらず、迷走は続く。マケドニアにホームで引き分け、クロアチアにアウェーで完敗。イングランドが所属するグループEには、クロアチアのほか、ロシア、イスラエルと実力国がそろうため、これ以上の取りこぼしは許されない。

 実際、マクラーレン監督は進退問題が取りざたされ、格下相手に敗れるか、引き分けるようなことになれば、更迭は避けられないだろう。
EUROが集中開催となった80年大会以降でも、イングランドは、84年のフランス大会で予選敗退の憂き目に遭っている。

 グレン・ホドル、クリス・ワドルら名手を中盤にそろえ、前線にはサンプドリアでプレーするトレバー・フランシスを頂いた。だが、ホームの聖地ウェンブリーでデンマークに敗れる大失態を演じ、フランス行きを逃してしまう。

 スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、ジョー・コールらEURO2008予選を戦うチームも、ミッドフィールドにタレントをそろえる。しかしながら、結果がついてこない。

 今予選では、9月12日にホームでロシア戦、11月21日にクロアチア戦を残す。イングランドは、84年ように本大会の地を踏むことなく、EUROを迎えるのか――。

 今日発売の本誌では、EUROの過去・現在・未来を徹底的に検証、解説している。イングランドのほかにも、数多くの国を紹介。EURO過去12大会の出場国、90チームのシステムと主要メンバーを掲載した。

 ページをめくりながら、6月決戦を、ひいては来年のEUROを楽しんでもらえれば、幸いです。(編集部・佐藤)

posted by world-s |16:24 | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加