2008年07月15日

大分vs浦和 ダメな時は何をやっても

 今から大分vs浦和の試合についてのエントリーを書きますが、今日が火曜日なんで、試合はもう三日も前のこと。いまさら感がアリアリでちょっとなんですが、鹿島戦から全試合見といてこれだけスルーするのもなんなのでUPします。「いまさらなんだ!」という人は速やかにブラウザを閉じるか他のスポーツナビのブログを読んでください。

 ちなみに更新が遅れたのは、前回のコメント欄にも書きましたとおり、録画をミスッただけでございます。うーんHDDレコーダーはよ買わなアカンなァ。だから、レッズが負けたからって無視したわけじゃないんだからね!い、いちおう毎試合チェックしてるんだからその流れで上げるだけなんだからねッ!


 ……エーお約束のツンデレが終わったところで、両チームのスタメンをチェックといきましょう。まずはホームの大分トリニータから。

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 GKは祝!五輪代表・西川。DFはいつのまにかフサフサの深谷、主審に「シテ☆」とせがまれた男・上本、祝!五輪代表・森重ダイナミックという3バック。ボランチは“九州が育てた潰し屋”ホベルト、“大分の心臓”エジミウソンという大黒柱二人。MFの左は元レッズ・鈴木慎吾、右は帰ってきた高橋大輔、中央にムー金崎。CFにゴール後の新パフォーマンスに期待がかかるウェズレイ、ふてぶてしくも愛らしい顔が山田暢にそっくり・世界のマエシュンというイレブンです。

 一方のレッズはこちら。

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 ポンテがケガということでトップ下には永井が入りましたが、それ以外はFC東京戦とまったく同じ。フォーメーションも変わらず3-5-2で望みます。

 試合結果は皆さんご存知だと思うので、得点シーンとチャンスを中心にサクッと紹介します。


●チーム全体で作ったビューティフルゴール

 まず前半10分に大分がゴール。平川のクリアボールを受けた森重が右の高橋へ→ワンタッチでエジミウソンへ戻し→ムー金崎へ。パスを出したエジミウソンは、金崎へボールを出した後に攻め上がり、闘莉王・鈴木啓太を引き付け、金崎のドリブルコースを作ります。金崎はそのまま中央へ切れ込み、ウェズレイ→左の鈴木慎吾へスイッチ(金崎は、エジミウソンのようにパス後前方にダッシュ、鈴木啓太を引き付けています!)。鈴木慎吾はダイレクトで左足の正確なクロス。これが3バック左の堤の裏側にいたマエシュンに見事に合い、ドンピシャのヘディングゴール。これでいきなり1-0。おそらくこれは大分のファーストシュートだったと思います。

 右から攻めて左へサイドチェンジし、最後は右で決めるという、絵に描いたような大分の崩しでした。金崎のドリブルコースを作り出すエジミウソン・金崎のフリーラン、鈴木慎吾の美しいダイレクトクロスなど、かなり見所の多い得点シーンです。しかも、浦和の3バックの裏側をケアしていた平川に高橋が敢然と上がってプレッシャーを掛けているのも見逃せません。浦和側からすれば前田にマークに付けなかったDFのミスではありますが、逆に大分からすれば、3バックの裏側のスペースを突いた思惑通りのゴールと言えるでしょう。

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9分、金崎が中央へ切り込んで鈴木のクロスのお膳立てをする前の組み立ての部分

 さていきなり失点した浦和ですが……そんなに悪いようには見えなかったです。組み立ても中央に当てて、戻したところで開いたスペースにFWが走り込み、そこへボールを通してクロス……といったカタチが何回も見れました。13分には、右堀之内からエジミウソン→下げて山田→ドリブル→中央の田中達也→左の平川がクロス(跳ね返される)という流れるような攻めも見せました。鈴木・闘莉王のダブルボランチも、この頃はよく動けていたと思います。

 20分には大チャンス。左の堤がドリブルで切り込み、中央エジミウソンがポストで受ける。エジは右の永井へ出し、永井はツータッチ目でスペースに走り込んだ田中達也へパス。田中はダイレクトでフリーのシュート。これはGK西川に弾かれます。続くコーナーキックは闘莉王→田中→阿部と繋いで決まるも、オフサイド判定でノーゴール。ダメなときは何をやってもダメです。

 大分のチャンスは、18分、ウェズレイ選手のロングシュートがポストに当たるシーン。それと試合終了間際、エジミウソン→右サイドの高橋→戻しをエジミウソンがミドルシュート(レッズDFは皆高橋に釣られる!)。ボール保持率はレッズの方が明らかに上回っていますが、決定機は大分の方が多かったですね。これで前半終了です。


●攻撃に1つの形も見出せず

 後半開始からレッズは選手交代です。高原・梅崎in、永井・エジミウソンoutです。

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 あれあれ、エジミウソンと永井代えちゃうの? 割と前線で体を張れていて、少ないながらもチャンスの起点になっていたのに……しかも高原と梅崎って、いかにも上背がなくてクロスに合わせられなそう……大分はしっかり守っているのに、そんな隙をやすやすと与えるとは思えないのですが……?

 後半は案の定、まったくチャンスが作り出せません。梅崎・田中はちょこまか動き回るものの、高原に入ったボールは簡単に跳ね返されてしまいます。田中がスペースに走って数回チャンスはありましたが、特に取り上げるほどのプレーはひとつもありません。

 さて、後半20分、大分が動きます。

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 FWマエシュンに代えてDF小林宏之。おおー懐かしい名前。昔はレッズの3バックの左に入っては負けてばかりいたっけ。ピッチ上には、梅崎・鈴木慎吾・小林宏之の3人が、過去に所属したチームと戦うことになります。小林の入ったポジションは左利きということもあってLWB。鈴木と金崎がOMFという感じになります。

 さらに浦和は動きます。33分、堤に代えてエスクデロ投入。4-4-2へと移行します。待望の4-4-2だけど、サイドハーフはエスクデロと梅崎という二人で、さらにサイドバックは右平川に左山田(なぜかいつのまにかサイドチェンジしてた)。しかもCBに阿部・堀之内じゃ守れなそう。こういう消極的な4-4-2って前にもあったなぁー、あ、ナビスコAWAYの名古屋戦だ!

 と思った矢先の80分に浦和の失点です。森重のフリーキックを金崎が受け、シュートフェイントを見せる金崎に堀之内がプレス。金崎はここでウェズレイにスルーパスを出します。平川が無理にプレスに行ったため、その裏のウェズレイがガラ空き。それでもオフサイドが取れる……なわけねえよな! 右サイドで鈴木慎吾が鈴木啓太を引き付けていたため、オフサイドは取れず。ウェズレイのシュートは枠を逸れたものの、鈴木啓太がカバーした足がボールに当たってゴールイン。これて2-0。繰り返しますが、やっぱりダメなときは何をやってもダメです。これで試合は決しました。

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 勝った大分トリニータですが、とにかく運動量が豊富。ムダ走りを厭わぬチームプレーは勝者に値するものでした。なんたって1点目、2点目ともに、ボールを持たない選手のフリーランが活きているというのがその証拠。特に2点目の鈴木慎吾の動きには脱帽でございます。7位に居ながら総得点17という少なさは若干気になりますが、今後もこのようなプレーを続けていけばその心配もなくなるはず。いやー参った。コリャ参った。悔しいというよりも好きになっちゃいそうです。ナビスコ決勝トーナメント進出も納得でございます。

 浦和ですが、まあいろんな問題が山積みなので、敗因はいくらでも挙がりますが、この日に限れば、交代策が裏目に出たのが一番大きいと思います。相手は引いているときは、ジワジワとボールを持ちながら遅攻で攻めていき、1人ひとり丁寧にかわしながらボールを運ぶのが常套手段(前節のFC東京のような攻めですね)。ちょうど永井やエジミウソンが居れば、DFに囲まれてもボールが収まり、次の展開に移るための動きが導き出せます。それなのに、後半頭からフィジカルが弱い梅崎、上背のない高原の投入です。スペースもないのにドリブルで突撃する梅崎、スペースを素早くついてクロスを上げても中であわせられない高原……彼らが活躍する環境は整っていたとは思えません。交代は見事に裏目に終わりました。

 まあ、いくら何を言っても負けは負け。失った勝ち点はさらに勝つことでしか戻せません。次のヴェルディ戦はエジミウソンまでも出場停止で欠くということで、さらにチーム力が試されます。エンゲルス監督には選手が働きやすいフォーメーション、メンバーをぜひとも起用してほしいものです。



 それはそうと、北京オリンピック代表選手が決まりましたね。私は岡崎選手の選出がうれしかったです。今でもトゥーロンのフランス戦が一番日本のよさを出せた試合だと思ってますし、そこで岡崎選手は相手DFに常にプレッシャーを掛けてボールを奪うキーパーソンでしたからね。

 しかしその一方で、3TOPの一角として同時に戦っていた梅崎選手の落選は残念です。悲しいですが、誰かが通れば誰かが落ちるのは、メンバー争いの当然の宿命。悔やまれる声が多いほど、それだけ今までチームに貢献したということの証明になるのでしょう。

 泣いても笑ろてもメンバーはこの18人。北京オリンピックでの日本代表の活躍を心から願っています。


posted by うぃれっず |10:24 | 20080712 大分vs浦和 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年07月06日

浦和vsF東京 田中達也で全てが変わる

 浦和vsFC東京の試合を埼玉スタジアムへ見に行ってきました。現地写真を交えてレポートしてみたいと思います。

 ホームの浦和レッズのスタメンはこちら。

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 トホホ、結局いつもどおりの3-5-2(涙)。4バック厨の私にはちょっとガックリきましたが、前節からは若干の変更点があります。まずDFに堤が復帰(坪井out)、MFでは左に平川(相馬out)で、右に出場停止明けの山田。FWにはスタメンお久しぶりの田中達也(高原out)。実は、先発でエジ&高原が揃って出場しないのは、リーグ戦では新潟戦以来。地味ーに新しい布陣となります。


 FC東京はこちら。

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 面子は前節千葉戦と同じですが、中盤は今野・梶山が真ん中でサイドをエメルソン・羽生が攻めるシーンが見られたため、前回より布陣図を若干イジっております。ミッドウィークにナビスコ大分戦を消化(1-2で負け)しましたが、ここでフル出場したのが塩田、徳永、梶山、平山。藤山、エメルソン、カボレは途中出場で、未出場となったのが佐原、金沢、羽生。今野は出場停止で完全休養でした。フィジカル的には明らかに分が悪いですが、千葉戦を10人で分けた気概を見せてほしいものです。

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●田中達也に向かって蹴れ!

 試合はいきなり動きます。3分、鈴木啓太から左サイドに回りこんでいたエジミウソンへロングパス。佐原との競り合いを制したエジミウソンが中央へ切り込んで中央の田中へパス。田中は足にボールを当てるだけで、金沢に簡単にクリアされます。

 しかしこれを都築→堤→平川と左サイドで繋ぎ、もう一度左サイドへロングパス。これに絶好のタイミングで田中が走り込み、ディフェンスラインの裏でボールをキープ。その後、ゴールライン際からエジミウソンへバックパス。これにエジがダイレクトで豪快に左足シュート。これが決まって1-0。浦和の前半での得点は、これまでリーグ14試合やってきて、札幌戦、新潟戦以来なんと3試合目! しかも前半10分までの得点は初めてとなります。うれしい一方で、これまでの成績が情けないですね……。

 しかしこの得点自体は見事。ポイントは田中選手の高い学習能力にあると見ました。田中は、最初の鈴木のロングパスのシーンでは、中央で待ちの姿勢を見せていましたが、この時佐原がエジミウソンに付くことで、藤山との間が開いてCBの間にスペースができるのをおそらく見ていたのでしょう。得点シーンに繋がった平川のロングパスのシーンでは、一転してエジミウソンとともに猛ダッシュ。佐原と藤山の間に切り込み、ゴール近くで先手を取ることができました。次のウイイレでは「飛び出し」に★マークが付くことは確実でしょう(なんじゃそら)。

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3分、左サイドへ来たロングボールに、田中達也は中央で待ちの姿勢

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得点のシーンでは、今度は佐原・藤山の間を衝くため、先ほどとは一転スペースに走り込む田中


 さらに浦和のチャンスは続きます。

 5分■自陣内でパスカットをした闘莉王がドリブル。ポンテが下げて山田→ダイレクトのロングパスでエジミウソン→ワンタッチで田中、ツータッチ目でヒールパス→エジミウソン反応し飛び出す(金沢がカット)
10分■エメルソンのパスミスを阿部がカット。そのまま上がってエジミウソンとワンツを2回くりかえし、ロングシュート(枠を外れる)
12分■闘莉王→ロングパス→最前線の田中がダイレクトシュート(サイドネットに当たる)
16分■左サイドから平川→田中→ポンテがフリーでシュート(ふかす)
17分■平山に入ったボールを阿部がカット。DFラインから平川→鈴木→山田とサイドチェンジし、山田がロングパス。これを田中が佐原・藤山の間で受けてシュート(塩田が何とか手を当てて弾く)
18分■ポンテのコーナーキック→堀之内のヘッド(塩田が弾く)
25分■平山に入ったボールを阿部がまたカット。右サイドのエジミウソン→ポンテが巧みなボールキープで藤山をかわしてクロス→エジミウソンのヘッド(ゴールネットに入るもオフサイド)
43分■ポンテのフリーキック→闘莉王のフリーのヘッド(左に外れる)

 以上が私がカウントした浦和の決定機です。得点シーンとその前のチャンスを含めれば、その数は実に10。やはり田中選手が入ったことで、前線の役割分担が【田中:ムービング、アタッカー】【エジミウソン:ポスト、フィニッシャー】【ポンテ:パサー、ボールキープ】といった感じではっきりとチームの意思統一ができたことが大きいでしょう。シンプルにボールを前線に投げ入れられ、しかも前線がそれに応えるプレーを出す、といった好循環がありました。しかし、これだけのチャンスを作っておいて1点だけというのはあまりいただけません。

 一方のFC東京は、試合間隔の狭さが影響しているのか、動きにキレがありません。チャンスといえるチャンスは、6分、羽生のスローイン→平山のワンタッチスルーパス→カボレの飛び出し(阿部のカット……というかカボレが自分で倒れただけ?でシュート打てず)のシーン、また26分、梶山のドリブル突破から今野→平山→今野と、中央突破からのシュート(都築のセーブ)のシーンほど。ロスタイムにめぐってきたコーナーキックの大チャンスも、今野がヘディングがポストに当たってしまいます。試合内容としてはレッズのペースでハーフタイムを迎えます。

●どん底の後半。その先に見えた光明

 後半開始当初も好調な展開を見せていたレッズですが、54分、ケガ明けの田中達也を早々に休ませ、永井を投入。さらに、足に違和感を抱くポンテも続く57分に交代、梅崎がINになります。

 ここまで攻撃を牽引していた2人がいなくなったことで、レッズはまったく攻撃ができません。何しろ、前線にボールを放っても、スペースに走り込む田中はいなければ、ボールをキープして好パスを配給するポンテも居ません。

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 というわけで、ここから20分以上もFC東京の時間が続きます。まず61分には、エメルソンのシュートのこぼれ球を今野が拾い、金沢→エメルソンと繋いで、エメルソンからパスを受けた平山が、角度のキツいところからフリーでシュート(枠を外れる)。

 そして最大のチャンスが70分。塩田から右サイドのエメルソン、中央の平山→今野→エメルソン→梶山→右サイドの羽生→梶山→3バックの裏に回った羽生が左足でクロス→金沢がシュートも弾かれる→今野が拾う→中央のエメルソン→再び右サイドの羽生へロングパス→上がってきた徳永に戻し→クロス→途中出場の川口信男のヘッド。フワっと浮いたボールはゴールマウスに吸い込まれ……る寸前に都築が手で枠外に弾き出します。

 この後も徳永、川口にチャンスを作られ、浦和はとにかく防戦一方。クリアボールも一向に前線で収まりません。

 そんな中、82分にエジミウソンが相手との競り合いでノックダウン。交代出場選手は……ほ、細貝!? 高原じゃないんか!? エンゲルス監督はあと8分+ロスタイムをベタ引きで守りきるつもりかいな……。

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 勝負へのこだわりなのか、ただ臆病な采配なのかはよくわかりませんが、これが案外結果に繋がるからサッカーは面白い。88分、堀之内のクリアボールを藤山が後逸。これに合わせて永井が抜け出し、佐原のチェックも振り切ってシュート。これが決まって2-0。エジミウソンが抜けたことで、逆に永井が最前線で自由に動き回れる状況が生まれました。鹿島戦の2点目のような、永井の抜け目のないムービングが功を奏しました。さらに、最前線から梅崎・細貝らのフォアチェックの甲斐もあって、結果的に守備も安定。結果的に、エンゲルス監督の采配が当たったことになります。2-0で試合終了。

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藤山のミスを見越してスペースに走り込む永井。鹿島戦の2点目を思い出す



 浦和の勝因は、おそらく皆さんも一緒だとは思いますが「田中達也」の一言に尽きます。攻めではスペースに飛び出してチャンスを創出し、守ってはサイドバックやボランチへファーストディフェンス。チームとしても、前半45分のデキは今季最高と言って良いのではないでしょうか。

 その反面、ベタ引きに終始した後半は目を覆いたくなるような惨状。5バックで引きこもって守るだけの単純な守りで、最終的にサイドから数的優位を作り出されピンチを招くいつものパターン。かといってカウンターも機能せず。今日の勝ちは連戦で疲れの溜まるFC東京の拙攻に助けられただけと見る方も多いでしょう。

 とはいえ、エジミウソンがいなくなってから2点目が決められたことは、一つの光明になるのではないでしょうか。浦和はもともとカウンター志向のチームのくせに、高原&エジミウソンはどちらもポストで受けたがるフシがあるため、まったく攻撃にスピードがありません。ここでタイプの違う飛び出し系を最前線に入れることで、相手DFの裏を衝く動きでDFラインを下げ、前線でボールが納めるというわけです。まあ、当たり前のことを何をいまさら言っているんだという感じですが、とにかく前線の問題は改善されつつあります。後はただ引くだけのディフェンスをどうにかしたいところ。うーん、やっぱり4バックにチャレンジキボンヌ(なんかジーコJAPANのときの加部究さんもみたいになってきました)。

 FC東京はやはり日程がキツかったんでしょうか、前半の入り方がいけませんでした。20分くらいからやっとサイドバックを使ったワイドな攻撃を見せましたが、とにかくゴールマウスが遠かった。平山へ入るボールも結構阿部にカットされてましたね。割といいところまでいきながら後一歩が届かないのは、長友選手の不在が影響しているのか……。個人的には石川選手がもうちょっと見たかったッス。

 ところで、この日はブラジルデーということで、埼スタではブラジル料理が売り出されていました。ここで気に入ったのがブラジリアンカレー。煮豆とローストビーフがトッピングされたカレーなんですが、これがエジミウソンと田中達也級の相性を見せてウマーでした。常設メニューとして置いていただきたいところです。



 以下、下手糞写真です。次戦、大分トリニータ戦でお会いしましょう。


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前半3分、佐原とエジミウソンとの競り合い
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佐原さん(ノ∀`) アチャー
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1得点目のアシスト直前の田中達也。素早い動き出しで攻撃を牽引
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エジミウソンが合わせてゴール。田中はここでもいち早く反応かよ
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平山へのフォアチェックも欠かさない田中。アテネ五輪予選では2トップを組んでましたな
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佐原選手と比べると、やっぱり170cmあるとは思えない藤山選手
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キープレイヤーの平山にはレッズDFも厳しくチェック
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両チームの選手・監督・スタッフ・サポーターの皆様、審判、運営陣の方々おつかれさまでした。


posted by うぃれっず |18:35 | 20080705 浦和vsF東京 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年07月01日

F東京vs千葉 恐怖! 平山相太のトップ下

 F東京vs千葉。次の浦和vsFC東京戦の偵察のため、千葉サポの友人と味の素スタジアムに行ってきました。自宅から最寄りのスタジアムなんですが、実はレッズ以外の試合で行くのは初めて。雨ながらも会場はたくさんの子供さんたちが集まっており、かなりの盛り上がりを見せていました。ここでは試合について簡単にまとめたいと思います。

 スタメンはこちら。まずはホームのFC東京。

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 GKは塩田、DFは徳永/佐原/実は160cm台という噂の藤山/ジョー金沢。中盤は今野を中央に右エメルソン/左梶山の3センター気味で、その前に羽生、さらにその前にトップ下として才能を開花しつつある平山といった構成。最前線はカボレです。


 ジェフ千葉はこちら。

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 GKは“Save the Goal”たってっいっしー、DFは坂本/ボスナー/池田ショーヘイヘイ/青木良。ここまではいつもと変わりませんが、DMFに新加入の戸田和幸が入り、斎藤大輔とコンビを組むという新パターン。その前に工藤、下村がいて、FWは新居とレイナウド。新居はかなりサイドに開いていたんでSMF、もしくはWGといった扱いの方が良いかもしれませんが、最初は真ん中に居たように見えたので↑のようにしました。谷澤、巻はベンチです。


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 試合結果は皆さんご存知の通り引き分けでした。展開を以下に時系列で書きますが、試合開始早々に今野がペナルティエリア内でファウル、レッドで退場→このPKをレイナウドが外す(塩田セーブ)→今度は平山がペナルティエリアギリギリで倒され、まるで帳尻合わせのようなPK→でもカボレが外す(立石弾く)→コーナーから佐原がヘッドでゴール→後半、佐原ケガでピッチ外、9人vs11人で試合続行→そのスキにレイナウドゴール→両チームとも好守に奮戦→試合終了。後半はなかなかの盛り上がりを見せましたが、FC東京サポの方は「もう少しで10人で勝てたのに……」、千葉サポの方はは「11人なのに勝てなかった……」という思いが少なからずあるのではないでしょうか。


 そんななか光ったのが、“本職”FWからOMFのような引き気味の位置に入ったFC東京・平山相太選手。FC東京サポーターの方は見慣れた光景かもしれませんが、頭の固い私は、彼が中盤に入って機能している姿が、試合前には想像できませんでした。しかしピッチ上には、抜群のフィジカルと懐の深いドリブルで、中盤でボールをしっかりと収める大男がいました。ここでタメが作れるため、その間に羽生やカボレが動き出し、人数が少ないながらも効率的な攻めを見せることができました。豊富なチェイシングも度々見せており、PK獲得のシーンもそれが元。やっぱこの人大物やなーと唸りましたが、その才能を見抜く城福監督もまたニクい人。それにしてもFC東京は、ドリブルがやたら巧くて速いエメルソン、いくらチェックを受けてもボールを失わない梶山と、ボールを持てる選手が多いですね。

 一方の千葉は、レイナウドが数々のチャンスに顔を出すも、ことごとく外しまくる一人相撲。新居以外にスペースに飛び出す動きはなく、さらには新加入の戸田も機能しているとは言いがたく、前半は低調でした。同行したジェフサポの友人も憤慨しておりましたよ。しかし、後半に巻が入った後は迫力満点の攻撃。前線にターゲットが増えたことで、背が大きい割にセカンドトップタイプのレイナウドもやりやすそうでした。まあ結果は10人相手に引き分けてしまいましたが、ミラー監督はここで上位相手に勝ち点1が取れたことでOKということなのでしょうか。 まあ、シーズン最後で「あの引き分けが痛かった……」とならないことを祈ります。

 さて今日の偵察結果から、浦和のリーグ次戦・FC東京戦を展望したいところですが、今日は10人だったし、今野のレッドは水曜日のナビスコで消化されるし、その結果次第でスタメンも変わってくるだろうし……正直、よく分からんですなあ(なんだそりゃ)。 ただ、平山をトップ下で使ってきた場合は、ここで一旦流れが止まるので、ここでボールを奪って速攻に繋げるといったことも狙えそう。とはいえ、そう簡単に奪わせてくれないのが、彼がトップ下に君臨する理由。このところの対戦成績では浦和の方が有利ですが(2005年から浦和の5勝1分。但しリーグ戦のみ)、過去のデータはまったく参考になりそうもありません。

 とにかく次の埼玉スタジアムの試合はおもしろくなりそう。今週末の土曜日は、ぜひとも埼玉スタジアムに行くべしです。私も行きますよ。

 以下、下手糞写真↓ 時間があったらお目通しください。


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やっちまったナ①
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やっちまったナ②
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やっちまったナ③
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ファーからゴールのニアを衝く佐原のヘディングでFC東京リード
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新居vs羽生
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平山vs池田
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佐原がいないうちにレイナウドがヘッドで同点。クロスは画面下の新居
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若い大竹を投入し勝利を目指すFC東京。しかし1-1で試合終了
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千葉は次のヴェルディ戦も味スタ。間にナビスコ名古屋戦が入ります
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FC東京はナビスコ大分戦(味スタ)を挟んで浦和戦です
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両チームの選手・監督・スタッフ・サポーターの皆様おつかれさまでした。


posted by うぃれっず |02:13 | 20080629 F東京vs千葉 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月29日

柏vs浦和 信じて走る、信じてパス

 柏レイソル対浦和レッズ。スタメンはこちらでした。まずはレイソル。

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 おおかた予想通りの布陣となりました。GKは凄えのう、DFは右から蔵川(「藏」の字が変換で出しにくいので、今日は簡単な「蔵」を使わせていただきます)/小林祐三/古賀兄/大谷。大谷はやっぱり左サイドバックでした。DMFは復活の山根イワオと鎌田、サイドハーフは柏のアレックスと太田兄。李がOMFともCFともつかない微妙な位置取りで、最前線でポポが動きまくるといった感じに見えました。

 レッズはこちら。

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 こちらもいつもどおりの布陣ですが、3バックの左に坪井が復帰。阿部が中央、堀之内が右で、試合前の報道どおり闘莉王と鈴木啓太のDMF。右には平川、左には三都主がこれまた復帰。OMFはポンテがさらに復帰。FWはエジミウソン・高原の2トップとなります。おっと忘れていましたGKは都築龍太です。

●走り出しとフィードが合う柏ペース

 試合開始から両チームとも中盤の激しい攻防が続き、どちらも決定的なシーンが作れない状況が続きます。そんな中、前半15分に三都主が足の故障により、相馬と交代。ケガ明けの初戦でさらにケガを再発するという最悪の事態ですが、まあいまさら時を戻すこともできませんし、今度こそゆっくりと治療してほしいところです。

 さて、前半20分くらいまで決定的シーンがなかなか両チームとも生まれませんでしたが、この後堰を切ったようにチャンスが生まれます。しかも、全て柏側のチャンスです。

【23分】レッズ陣内のポポのスローインを受けようとする鎌田が、華麗な動きで鈴木のマークを振り切り、ダイレクトでクロス→李が詰めるも届かず
【24分】古賀がDFラインからロングフィード→ペナルティエリア左で李がマークに付く堀之内を振り切り中央のポポへ折り返し→阿部がカット
【26分】レッズ陣内の太田のスローインをオーバーラップしてきた蔵川が受ける→鈴木のマークをかわし左足で強烈なミドルシュート→ポスト

 そして得点シーン。コーナーキックからのレッズのカウンターを防いだところを、アレックスがセンターサークル後方からロングフィード。これに李がフリーで前線に飛び出し、前に出てきた都築をかわして無人のゴールへシュート→ゴール→カズダンスとなります。レッズのディフェンスラインはオフサイドを仕掛けたわけですが、レッズから見て左サイドにポポが残っていて、そこにディフェンスが付いていたためオフサイドにはなりませんでした。おそらく堀之内ではないかと思いますが、こうしたDFラインの乱れに目をつけて走り込んだ李選手と、その動き出しに託したアレックス選手のファインプレーといえるでしょう。しかし、見事に3バックの裏側を走られてしまったわけですが……。

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得点シーンの前。ポポが前線に残り、そのマークに一人ついていたため、レッズはオフサイドが取れず

 しかしレッズも黙っていません。31分、山根のフィードを坪井がカットし、闘莉王→相馬→ポンテ→エジミウソンと流れるようなダイレクトパス。ボールはポンテへ戻り、前線のスペースに走り込む高原にパス。高原はペナルティエリア右でしばらくキープ、DFにカットされるも、ボールはポンテへこぼれ、ワンタッチで中央のエジミウソンへ。エジミウソンのシュートは浮きますが、競り合いの中でこぼれたボールを高原がスライディングで強烈な左足シュート。かなり良いコースでしたが菅野が素晴らしい反応で弾きます。


 ここからは両チームともチャンスをどんどん作り出します。あまりにも多いので以下に列挙しますが、やはり柏の方が好機は多かったですね。

柏【34分】古賀のロングフィード→堀之内弾く→こぼれ球をアレックス→ポポ→李の戻し→ポポ→大谷→太田のポスト→ポポとワンタッチで繋ぎ、最後は李のフリーのシュートが空振り……
浦和【34分】上のプレーの後のスローインを闘莉王がカット、パス→高原のポスト→相馬が前線へフィード→ポンテ→エジミウソンがドリブル→シュートは菅野がセーブ
柏【35分】レッズの攻めを防いだ小林がクリア→鎌田が前線から柏陣内へ引いてきたポポへ→ポポが右サイドでフリーの太田へロングフィード→太田独走!シュートも都築が弾く→坪井がクリアしようとするところへアレックスが猛突進しカット。ループでシュート(クロス?)を放つが、ポスト
浦和【38分】闘莉王のロングフィード→菅野の手に収まりそうなところに高原が走り込みファンブルを誘う。結局DFがクリア。
柏【40分】菅野→蔵川→相馬の後ろに走り込む太田→クロスを受けたポポが平川をかわしてシュート→都築がキャッチ(阿部がスライディングでコースを消してた!)

こんな感じで前半終了。とにかく柏はスペースに走り込む動きとそれに的確にボールを配給するコンビネーションが素晴らしかったです。正直言って、この時点で「あぁ、今日はレッズは無いな……」と思ってしまいましたよ。


●両軍ともにチャンスを演出も、試合を決めた差は

 後半はレッズもいいところを見せはじめます。46分、相馬のスローイン→ポンテ→鈴木が前線の高原→スペースに走り込むエジミウソンへ→カットされるも高原が捕らえポンテへパス→ゴール右に流れるもポンテクロス→柏DFの弾きを闘莉王がトラップ、シュート(菅野が弾く)。

 52分は、ポンテのロングボールを菅野が処理を誤り高原へボールを渡してしまいます。ゴールはガラ空きとなりますが、小林が懸命にマークし、また鎌田も戻ってきたことで事なきを得ます。

 柏も攻めます。53分、GKから大谷→アレックス→大谷→前線のポポ→パスを回す間に上がっていたアレックス→中央の鎌田→右の太田→さらに右からオーバーラップを仕掛ける蔵川へ→クロス→アレックスが左足でシュート! 流れるような素晴らしい攻めでしたが、シュートはGK正面となります。

 しかし、54分は浦和。ポンテのフリーキックを高原がペナルティエリア内で受け、4人に囲まれながらもシュート(鎌田がブロック)。後半は浦和がゴールへの執着心を見せ、押し気味に展開します。

 浦和が大きなチャンスを掴んだのは62分。ディフェンスラインの回しから、阿部が前線へロングフィード。ボールは大谷に納まりますが、コーナーキックで前線に上がっていた堀之内が競り合い、焦った大谷からファウルを奪取。このフリーキックを阿部がヘッドで決めて同点に追いつきます。ポンテが帰ってきたことで、展開で押されながらも、こういったところから反撃の糸口を掴めるようになったのは間違いなくプラスでしょう。

 ここで浦和は選手交代。高原に代えて永井……あれ、高原? 今日はキャンプ効果か動きにキレがあったのに……ま、まあここはエンゲルス監督を信じるしかありません。

 一方の柏も交代。アレックスoutでフランサinとなります。

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 試合は再びシーソーゲーム。前半のようにチャンスを箇条書きにて記します。

浦和【70分】柏のロングフィードを坪井がヘッド→前線のポンテ→ヒールパスで走り込んできた相馬→闘莉王がタメて右からオーバーラップの平川→ダイレクトクロスを永井が合わせてシュート……も、ボールは枠を外れる
柏【77分】浦和陣内でのクリアミスを、ポポがヘッドでフランサとワンツー→強烈なシュート→都築が弾く
柏【78分】↑で得たコーナーキックをポポが蹴る→クリアを太田が中央で拾いミドルシュート→クロスバー
浦和【79分】自陣内の平川のスローイン→エジが逸らしポンテ→闘莉王が右サイドへ上がっていたエジミウソンへパス→その外から走る永井へパス→永井切り込んでシュートも弾かれる
浦和【84分】柏陣内の蔵川のスローインを坪井がヘッド→中央の梅崎(ポンテに変わり80分にIN)へ→梅崎シュートも菅野が防ぐ

 両チームとも死力を尽くした試合を見せますが、84分のゴールで試合が決着します。DFラインの闘莉王からのボールを受けた梅崎が、前を向こうとすることころを古賀がカット。中央でフランサがボールを持ち、中央の李へパス……と思いきや、右サイドに走り込んでいた太田へスルーパス。太田はこれをフリーで受け、都築との1vs1を落ち着いてシュート。2-1となります。太田の対面の相馬は攻めるために上がっていましたが、高い位置で古賀がボールを奪ったため、左サイドはがら空きで、太田が走り込むだけのスペースが空いていました。これまた3バックの裏側というオマケつき(?)です。

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フランサがボールを持つとともにスペースへ走り出す太田選手。高い位置でボールを奪っていたため、相馬が上がりっきりで右サイドにスペースがあった

 この得点、スルーパスを出したフランサ選手、坪井を引き付ける動きを見せた李選手も素晴らしいですが、何よりすごかったのが、フランサがボールを持つやいなや、きっといい球を出してくれると信じてスペースに猛烈に走り込む太田選手。というかこれは1点目の李選手と一緒のパターンですね。技術はもちろんですが、こうした信頼関係が柏の強みでしょう。試合はこのまま2-1で試合終了です。



 再開初戦を飾った柏ですが、「サッカーダイジェスト」誌で石崎監督が挙げていた課題をかなりクリアできているようです。「後方からの飛び出し」は上に挙げたチャンスの中でもガンガンやっていましたし、2点目の太田選手の飛び出しもソレです。「外国籍選手同士の連携」も、77分のフランサ・ポポのワンツーを見れば問題はなさそうです。「高い位置でボールを奪う」というのも、これまた2点目で結果を出すことができました。まあ2点目が遠く、いつまでもトドメを刺せずにいたのは課題でしょうが、再開初戦としては文句のない結果だったといえるでしょう。

 レッズですが、今日もまた3バックのサイドを衝かれての失点を喫してしまいました。確かにキャンプで体は仕上がっているのは分かりますが、フィジカル以外に進歩しているところが感じられません。テレビ埼玉「REDS TV GGR」のインタビューを聞くところ、監督はこの3バックに自信を持っているようですが、穿った見方かもしれませんが、逆に4バックにする自信がないのでは……とも思えます。サカダイでは「戦術の新バリエーション」を挙げていましたが、次のFC東京戦こそその新布陣の使い時ではないでしょうか。いちサポーターとしてチャレンジを期待します。


 えーそんなわけで今日はこれからFC東京の偵察のため味スタへ参ります。今日はこれで唐突に終わり!


posted by うぃれっず |11:15 | 20080628 柏vs浦和 | コメント(5) | トラックバック(1)
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2008年06月27日

柏vs浦和 宿題は終わったカナ?

 スポーツナビのブログをご覧の皆様お久シーブリーズ。Jリーグも中断期間が明け、当ブログも更新する時がやってきました。この中断期間といえば仕事にホルモン焼きにマッコリサイダーに副都心線の乗り初めにラストフレンズの最終回といった感じで完全にサッカー離れをしておりましたが、先日購入したWiiのウイイレ(中村ケンゴ選手のCMにヤられた)でCOM相手に惨敗を繰り返しているうち「コレではイカン!」と悟りました。当ブログで試合のポイントを詳しく見ていくことで、弛み切った我がサッカー脳をたたきなおしていきたいと思います。結果、当ブログの記事が皆様の観戦の一助になればこれ以上の幸せはございません。


 レッズの再開初戦は柏レイソル。ナビスコカップの決勝進出を逃した者同士の試合となります。聖地・国立競技場にて夜19時の試合開始。試合を盛り上げる意味でも予想スタメンを考えておきましょう。まずはレイソル。

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 長いケガから復帰したフランサですが、またもケガをしてしまったようです。石崎監督が「中断明けの試合に先発で行けるかはまだわかりません。来週の回復次第になりますね」というように(サッカーダイジェスト 7.8号 P18)、先発出場の可能性は低そう。FWには前半戦で躍進したポポ選手がそのまま入ると見ました。

 その後ろ目には李忠成、右サイドには太田兄。左にはアレックスと予想しましたが、この試合ではセンターハーフとして出色のデキだったので、中央での起用もあるかもしれません(このヒト器用でよすね)。ボランチはちょっと奇をてらって、大谷・山根という、ありそうであまり見ない組み合わせをキボンヌ。石崎監督は先のインタビューで「ボランチにもっと高い位置で仕事をしてもらわないと」と話していましたが、この2人なら十分にその力を備えているでしょう。DFは中断前に出場機会が増えた石川/小林ユーゾー/古賀兄/藏川という4バック。キーパーは守護神・南の定位置を奪い取った恐るべき男、菅野。もちろん、菅沼や鎌田、近藤といった実力者たちの出番だってあるでしょう。


 レッズはこちら。

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 期待の外国籍選手の加入はナシで、現有戦力で戦うこととなりました。ポンテ・三都主・平川といったけが人、代表勢が復帰。キャプテン山田暢がこの試合のみ出場停止となります。

 フォーメーションは、テレ玉の「REDS TV GGR」でエンゲルス監督が公言したとおり3バックでいくでしょう。CBは堤/阿部/堀之内の3人、ボランチはこの報道にあるように闘莉王と啓太。右はケガから復帰の平川で、左は相馬。ケガ明けの三都主はベンチ入りは確実ながらも、様子を見てからの出場になると考えました。トップ下はカミ様ポンテさま。FWはキャンプから好調の高原/エジミウソンと見ましたが、結果が出なければ永井・田中達也との早めの交代がありそうです。


 ポンテvsフランサと元レーバークーゼン同士の対決が期待されていますが、それよりも注目なのが、序盤戦で出てきたチームの問題点を、中断期間でいかに解決したかという点です。これまたサカダイからの引用になりますが、再開後の課題として石崎監督は「後方から追い越す動きを増やす」「高い位置でのボール奪取」、エンゲルス監督は「戦術のバリエーションを増やす」「ベストイレブンの確立」などを挙げていました。両チームとも、指揮官が掲げるこれらのポイントが解決されているかどうかを、ぜひとも注目していただきたいと思います。

 6~7月はお休みの週がないまま6連戦となるため、初戦で流れに乗れないと勝ち点を積み上げることは難しいでしょう。結果、内容ともに問われる試合になることは確実。もしここでふがいない負けかたをしてしまったら……。いやいや、中断期間中、チームは私のように遊んでいたわけではないので、きっと「宿題」を片付けているはずです。そう、きっと……そうだよなぁ……たぶん……。


 ま、まあ熱い試合になることは確実でしょう。首都圏在住の方は国立競技場へGOでございます。まだチケットは残っているようですし、当日購入でも前売券と価格は変わらないようですよ。


posted by うぃれっず |23:12 | 20080628 柏vs浦和 | コメント(0) | トラックバック(0)
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