2008年05月30日

神戸vs浦和 カミさまカミさまポンテ様

 明日の神戸vs浦和戦の予想スタメンです。まずは神戸。

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 ななななんと、エースストライカーのレアンドロが累積警告で出場停止! しかも大久保・金南一は代表招集、ボッティはケガと、ナビスコ初勝利の大チャンスでございますよジュルジュル(垂涎の音)。ただし、CBには5月3日のリーグでの対戦では欠場していた北本が復活しており、先週の京都戦は1点差を守り切ったように守備は堅い模様です。

 スタメンはGKエノタツで、DFはICB2/小林久/北本/神戸のウッチーの4バック。DMFは田中英雄と、ボッティの代役の松岡。左はセイジに右がノリヲ。CFは馬場と須藤の2トップと予想しました。京都戦ゴールの吉田は途中交代の切り札として使うのではないかと思いますが、どうでしょうか。

 レッズはこちら。

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 RMFは岡野が濃厚という報道がありましたが、前節名古屋戦では前半岡野の攻め上がりを簡単に使われるシーンがあったため、少々守備が不安。ぜひとも4バックでいってほしいと思います。CBは坪井/堀之内、LSBは堤で、RSBには西澤選手と予想。RMF岡野、LMF相馬で、DMFは山田・内舘のベテランコンビ。CFは田中達也とエジミウソンの2トップと予想しました。高原はベンチスタートで穏便にいくのではないでしょうか。


 明日の注目はポンテのベンチ入り。試合出場となれば、去年のリーグ最終戦・横浜FC戦以来の半年ぶりの復帰となります。このところ、レッズがふがいない試合をしてしまった後は、お題目のように「ポンテがいないから……」と言ってきた私も、これでもう言い訳ができませんw 長期休養明けなので調子はまだまだでしょうし、できれば出場しないで済む展開の方が望ましいのですが、その卓越した技術とパスセンスは、並みの選手とは格が違います。出場したならば、ディープインパクトがまったく休み明けを気にしなかったように、溌剌としたプレーを見せてくれるでしょう。

 レッズはナビスコの決勝進出が厳しくなりましたが、あまりそれにはこだわらず、見ている人が応援したくなるようなひたむきなプレーを見せて欲しいです。

 ディープインパクトで思い出しましたが、日曜日はダービーですね。このスポーツナビは競馬の話題もOKのようなのでちょっとだけ。8アドマイヤコマンドを軸に4、9、10、11、16、18へ。アウェイ遠征の資金作りといきたいところです。それではまた。


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posted by うぃれっず |22:54 | 20080531 神戸vs浦和 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年05月30日

日本vsCIV 成功体験は得られないまま

 トゥーロン国際大会の日本の最終戦、コートジボワール(CIV)vs日本。コートジボワールのスタメンはこちら。

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 GKに16歳(ホント?)のオクワ。DFは4バックで、CBはディアラッス バとディオマンド、RSBにメテ、LSBに安藤隆人さんのブログで注目選手に挙げられていたジャクパが入ります。MFはアンカーにワッタラ、中央に司令塔のコネ、右ジャジェジェに左アントニ。FWはニアンクボでセカンドストライカーのフォファナ。4-4-2、4-5-1のような形でスタートします。


 日本はこちら。

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 チリ戦でまったく通用しなかった4-4-2を敢えて採用してきました。FWの李・エスクデロ、MFの水野・上田・細貝、DFの水本・田中の7人ははチリ戦と同じ。そこにMF梅崎、DF吉田、伊野波、GK林が入ったフォーメーションとなります。


●好調な展開もフィジカルで失点

 試合は序盤から日本ペース。4分、ロングボールの攻防からLSB田中へ入ったボールを水本へ回し、水本が相手DFとMFの間のスペースに入っていた李へロングスルーパス。これを受け正面を向いた李がロングシュートを打ちます(枠を外れる)。5分には相手ボランチを3人で囲みこぼれたボールをエスクデロが奪いドリブル突破(DFに防がれる)。6分、梅崎が、左サイドのスローインを受け、DFを背負いながらキープするエスクデロとスイッチ。ゴールラインギリギリまでドリブルしクロス(右サイド水野がトラップミスでシュートを打てず)。16分、水野のコーナーキック→エスクデロのヘッドがポスト。18分には、自陣での細かいパス回しから梅崎がロングボール→エスクデロがキープ→フリーの水野というシーン(シュート前にDFにカットされる)……などなど。日本は、相手ボールが中盤・DFラインに入るとともに、複数人が素早いチェックでボールを奪い、チャンスに繋げるシーンを数多く作り、相手にまったくチャンスを作らせませんでした。

 コートジボワールは15分辺りから徐々にボールを持ち始めます。19分にはアントニが前に伊野波を置きながら強引なシュート。25分には伊野波のクリアボールを拾ったジャクパがシュート気味のクロスを入れ、これをアントニがダイレクトシュート。いずれも林が防ぎますが、10番のコネがしっかりとボールをキープするようになり、チャンスが生みだせるようになりました。

 対する日本も29分、左サイドの田中から梅崎→エスクデロと渡ったボールを、パス後もオーバーラップを仕掛けた田中が再び左サイドで受け、田中→李→エスクデロと小刻みなワンタッチパスでシュートチャンスを得ます。しかし、ここぞというところでなかなか良いシュートが打てません。

 そうこうしているうちに、30分、点が決まります。コートジボワール攻撃陣は右サイドのスローインから、日本DFのチェックを受けつつも、左サイドのジャクパへボールをつなぎます。ジャクパは中央のフォファナへパス。水本がこれにチェックに行きますが、フォファナは水本よりも一瞬速くボールに触り、まるで回転扉のように反転し、水本と体を入れ替えます。これでゴール正面でフリーになったフォファナは、吉田がカバーに入る前に力強いシュート。ボールは林の手をかすめてゴールネット右に突き刺さります。相手の身体能力の高さも分かりますが、水本は前に出たからにはしっかりと止めたいところでした。

 コートジボワールは31分に、アンカーをワッタラに代えてクリバリを早々に投入し、より守備を強化。日本は失点前のような攻めがまったくできません。結局このままコートジボワールの1点リードで前半が終わります。


●交代選手の活躍。しかし……

 後半は日本がペースを主に握ります。47分は水野のフリーキックに細貝と李がフリーで合わせに行きます(重なりすぎてGKが弾く)。65分には上田からのロングボールに細貝がGKと1vs1のチャンス、67分にはスローインを受けた水野が李とのワンツーで抜け出しシュートを打ちます。対するコートジボワールは長身のFWシセを投入するほか、57分の二アングボのミドルシュート、64分にはコネの強烈なフリーキックなどで対抗します。

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 ここで日本ベンチは選手交代。動きがそれほど良くなかった水野に代えて本田、上田に代えて森重を投入します。ここまで途中交替選手があまり機能しなかった日本ですが、今日は見事に結びつきます。

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 71分、左サイドの田中が前戦にボールを出し、相手DFが弾いたボールが梅崎の下へ。梅崎が中央出したボールが森重に渡り、ここで森重はドリブル突破で前線へドリブル突破。これを相手DFがマークをしてきましたが、開いた左サイドの李へパス。李はラインギリギリのエリアで利き足の左足で中央へクロス。中央で森重が待ち構えますが、クロスボールはその先のエスクデロへ。これをエスクデロがワンタッチで押し込んでゴール。1-1となります。

 81分には、梅崎のコーナーキックから森重がヘディングでゴール。2-1とリードします。当たりに強い森重はこの2得点にからむ大活躍。反町監督の起用がものの見事に当たったことになります。

 しかしここからコートジボワールの逆襲。85分にはアーリークロスからシセのヘディング。ロスタイム91分にはコーナーキックからディオマンドのヘディング。そして92分は、ペナルティエリア内で森重を背負いながらボールをキープするコネが、オーバーヘッドキックで中央にセンタリング。フォファナがヘッドでそらしたところを、シセが足から強引に合わせようとします。一度水本がクリアするものの、ボールはシセの体に当たり、跳ね返りのボールがゴールへ入り、2-2。コートジボワールが土壇場で同点に追いつき、日本はあと少しまで手中に収めていた勝利を手放してしまいます。

 試合はこのまま延長なしのPK戦へ。もちろんここで勝つことだってできた日本ですが、4人目、5人目の李と水本が連続の失敗。1人だけ失敗したコートジボワールが3位の座に輝きました。


 日本は失点後に追いつくという強さを見せた一方で、すぐに同点に追いつかれ、PKでも負けるという勝負弱さも同時に露呈しました。イタリア戦同様、「健闘した」ものの「勝ち抜けない」というジレンマは解消されないうちに、トゥーロン国際大会を4位で終えることになりました。トーナメントを勝ち抜くという成功体験は結局得られなかったのは、本大会に向けて大きな不安要素といえるでしょう。

 今日の試合だけを見れば、相手の中盤にプレッシャーを掛けてボールを奪えていましたし、ボールキープする時間もかなりありました。チリ戦ではまったく機能しなかった4-4-2のフォーメーションですが、今日は非常によく回っていたように見えます。交代選手も活躍し、トゥーロン大会の集大成といえるような内容でした。

 しかし、ゴール前のフィジカル負けで失点してしまっては元も子もありません。「フィジカルの強い相手には組織で守る」といっても、最終的に1vs1で対峙せざるを得ないシーンはかならず出てきます。本大会で当たるナイジェリアもフィジカルの強さが予想されますが、ここは今日の悔しさを糧にしてもらいたいところです。

 それとPK戦。PKはもちろん運の要素も相当に大きいですが、メダルを目指す以上はPKで勝ち抜く必要性に迫られるシーンもあるでしょう。そんなときに、今大会のようにサクッと負けていては話になりません。反町監督は今日の試合終了前にPK要因として森本を投入していましたが(森本はPK成功。しかも左足で!)、このようなPK用の策というのも十分に考えておく必要がありそうです。

 コートジボワールはやはり個人技の高さが見もののチームでした。15番のジャクパ、10番の司令塔コネ、先制点に繋がった圧巻のテクニックが光る11番のフォファナなどは、きっと本大会にも出てくることでしょう。中盤のプレッシャーはそれほどでもありませんでしたが、やはり攻撃陣の能力の高さは脅威。日本代表には本大会でのリベンジを期待します。

 多くの収穫と課題が見受けられた、非常に面白い大会でした。日本代表、ならびに各国代表の皆様、さらに試合を観戦し続けたファンの皆様、お疲れ様でした。来週に大会を振り返るエントリーをアップしたいと思います。


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posted by うぃれっず |10:46 | 北京オリンピック日本代表 | コメント(2) | トラックバック(1)
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2008年05月29日

日本vsイタリア 攻めて守って勝ち抜けず

 トゥーロン国際大会の準決勝、日本vsイタリア。本当は28日中にアップする予定でしたが、録画に失敗してしまい(ハードディスクじゃなくてDVDレコーダーで録画する悲しきサラリーマンなのです)、再放送を見てやっとの執筆になります。読者の皆様も結果はご存知でしょうし、しかも最終戦は今日深夜! いつもよりあっさり目で済ませましょう。

 ではまず日本から。今日は梶山を右サイド気味に置いた4-5-1でスタートです。

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 続いてイタリア。3センターとFWの間を、ユベントスからエンポリへ出向中のジョヴィンコが自由自在に動き回るというフォーメーションです。

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 試合序盤10分間はいきなりのイタリアペース。日本は一切ボールを持てません。3分にはフリーキックから、その後にもジョヴィンコにGKと1vs1のシーンを作られるなど、日本はこの先どうなってしまうのか、と先行きが不安になるスタートとなりました。

 しかし次第に日本は中盤の守備からリズムを掴みます。13分、イタリアのディフェンスラインのボール回しにプレッシャーを掛けて、苦し紛れのロングボールを北斗がカット→青山ワンタッチ戻し→梶山→森本→オーバーラップでフリーの北斗がクロス(中央では誰も合わず)。14分は谷口が相手二人に囲まれながらもボールをカットするというシーンも見られました。

 19分には決定的なシーン。森重のロングボールカットから森本のポスト→右の梶山→中央のホンタク→左の青山→青山のパスはカットされるが森重へ→本田圭が谷口とワンツー→梶山がツータッチ目で森本へパス。森本はGKとの1vs1のシーンを得ます(あと一歩のところでDFに防がれる)。

 さらに24分、相手のスローインを日本DFが跳ね返し、本田圭の浮き球→森本の落とし→谷口→梶山の浮き球と、4連続のワンタッチパス。抜け出した谷口が、左足でこれまたダイレクトシュート(惜しくもボール1個分枠を外れる)。32分には、右サイドのパス交換から中央へ切り込んだ森重のミドルシュート。このあたりのイタリアはゴール前での決定的チャンスはあまり作れず、日本の時間帯と言っても良いのではないかと思います。

 このあとイタリアが掴んだチャンスは、34分にオズバルドのクロスにランツァファーロのヘッド(スカす)、38分ジョヴィンコのキックフェイントからのシュートと、2度のチャンスのみ。0-0で前半終了となります。




 後半は序盤からイタリアが攻める展開。51分、日本の攻めを防いだイタリアは、左サイドでマルキシオ→ジョヴィンコと繋ぎカウンター。クロスを後半から出場のペッレが受け、ここからパスを受けたオスバルドがDFを背負いながら反転して鋭いシュートを放ちます(西川の正面)。

 しかし、その後は日本の攻め。以下にシーンを列挙します

・57分、イタリアDFのロングボールがボランチに入りかけたところを跳ね返し、森本→谷口→本田圭→ホンタク(青山敏かな?)のロングボール→森本抜け出す(DFのクリア)。
・63分、ディフェンスラインで繋いだボールを梶山が低い位置で受け、相手DFの間のスペースに走り込んだ森本へパス。ここでDFのクリアミスを奪った森本がGKと1vs1のシュート(弾かれる)
・66分、右サイドで梶山→北斗→青山のヒール→前を向いた梶山が左サイドの本田圭→ワンタッチでフリーの森本へ(オフサイド)。

 日本は中盤をワンタッチではたく回数が多く、相手のマークを巻くことで、MFが前を向きながらボールを出せる機会がよく見られました。

 しかしイタリアも黙っていません。以下はイタリアのチャンスです。

・67分、ジョヴィンコの高速ドリブル→入れ替わったオスバルドのロングシュート(西川弾く)
・72分、日本のコーナーキックのディフェンスに回っていた途中出場のアバーテが自陣深くから猛スピードでドリブル突破。ゴール前で水本をかわしてシュート(枠を外れる)
・76分、コーダのロングパスを受けたペッレがポストプレーで右サイドのアバーテへ流し、アバーテのクロスを再びペッレがヘディング(ギリギリ枠を外れる)
・後半ロスタイム、ノチェリーノからボールを受けたアバーテが森重のマークを抜かずに中央へパス。ここにダッシュで走り込んできたジョヴィンコが入り、ゴール前で西川と1vs1。ジョヴィンコは敢えて中央のペッレへ回しますが、ホンタクがギリギリのところで足を出しカット。

 後半も0-0でホイッスルが鳴り、延長ナシのPK戦へ進みます。結果は皆様ご存知の通り。水野が外した日本に対し、全員が決めたイタリアが、決勝戦へのキップを手に入れました。

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 日本は前半も後半も得点シーンをつくり、またチリ戦でまったくボールが持てなかった中盤も、ワンタッチで繋いでチャンスを作っていました。ディフェンスはかなり攻め込まれるシーンもありましたが、これまでのように下手に飛び出しませんでした。相手が中1日(日本は2日)で、かつチリよりも組織でプレーして来ずに組しやすかったというのもありますが、このトゥーロンの試合の中でもかなり良い出来だったのではないでしょうか。

 しかし、最大の問題はそれでも勝ち抜けなかったこと。イタリア相手にチャンスを作りピンチを凌いだことは「健闘した」とは言えるでしょうが、肝心の「勝ち抜き」が手に入らなければ、トーナメントでは意味を成しません。そういえば、シドニーも2002W杯もカナダ・ワールドユースもオランダ・ワールドユースも、日本はトーナメントで初戦負けしています。日本にとって鬼門となりますが、メダルを取るには最低2回はトーナメントで勝たなければならないのですから、本番はヤルしかありません。

 ほかにも、前半開始時と後半終了前のように一方的にやられる時間帯が多いこと、選手交代が機能しないこと……など、いろいろ問題はありますが、まあそれは大会が終わってから言うことにします。とりあえず、今日のコートジボワール戦はぜひとも買って3位という確かな結果を掴んでいただきたいと思います。

 イタリアは守り・プレス・球際の強さ・個人技に優れた良いチームでした。ただし中1日が影響していたのか、日本に歴然とした差を見せ付ける試合内容ではありませんでした。一方でチリは日本に圧差を見せ付けて勝ちましたが、イタリアとチリ、どちらがトップなのか……決勝にも注目です。


 えー今日はこんな感じであっさりと終わります。ではまた。


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posted by wireds |11:34 | 北京オリンピック日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年05月26日

名古屋vs浦和 Nagoya is Beautiful

 中継が深夜に追い込まれたナビスコ4戦目の名古屋vs浦和(放送があるだけマシですね)。スタメンはこちらでした。まずは名古屋。

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 GK西村、竹内/バヤリースオレンジ/増川/ショーヘイヘイの4バックは予想通り。DMFは中村ナオシ(以降、ナオシ)と米山ですが、ここから前の構成がやや流動的。上の画像ではRMF杉本、LMFマギヌン、OMF小川としましたが、マギヌンは中央/右にいたり、小川は左/右サイドに顔を出すなど、なかなかに掴みづらい布陣です。CFは憧れの選手が「アリ・ダエイ」という巻祐樹選手の1トップとなります。

 レッズはこちら。

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 前回のエントリーで予想したとおりのメンバーとなりました。GK山岸、DFは堤/坪井/堀之内。MFは山田/内舘/岡野/相馬/永井、FWエジミウソンに田中達也。DFラインで坪井が中央というのが気になりますが……。

●ゴールラッシュの前半

 序盤はどちらもいい調子で攻めていましたが、1点目は名古屋が得ます。5分、マギヌンの右コーナーキックが浦和DFに弾かれたところを竹内と増川が体を張ってキープ。増川が後ろへ下げたところを受けたナオシが、右サイドのマギヌンへグラウンダーのロングパス。マギヌンはフリーでクロス放ち、これを増川が胸で落とし、巻がDFを背負いながらバックパス。ここにフリーの小川が走りこみ、コースを狙った正確なシュート。あっさりとゴールが決まります。浦和DF陣は人数は揃っていましたが、最後に走りこんだ小川をまったくマークできませんでした。

 名古屋の2点目は14分。永井のクロスをDFが跳ね返したボールを巻が体を張ってキープしナオシへ。ここでナオシはハーフウェーライン付近から左サイド前線のマギヌンへ正確なスルーパスを配給します。マギヌンは堤の拙い守備の虚を突くクロスを放ち、ボールは中央の巻を通り抜け、逆サイドの杉本がフリーでヘディングシュート。これが決まって2-0。坪井は巻に気を取られていたためまったくマークをできませんでした。

 その後は浦和もボールを持てるようになり、16分には田中達也が惜しいシュート。32分、山岸のセーブから岡野→山田と渡り、山田はドリブルで一人かわしスピード溢れるドリブル突破。ペナルティエリア前で囲まれエジミウソンへパス→左サイドの永井→戻して内舘→山田→右の岡野→その後ろの堀之内と回し、中央で再び山田がボールを持ちます。山田はまたもドリブルで3人をかわし、フリーの田中達也へパス。田中のシュートは増川の足に当たってゴールへ吸い込まれます。これで2-1。山田は39分にも惜しいシュートを放つなど、チャンスを作ります。

 しかし浦和は、43分に追い上げムードに水を差す手痛い失点を喫します。西村からのゴールキックを、巻が坪井と競り合いながら後方へ流します。これを小川と岡野が追いますが、先着したはずの岡野はクリアーミス。ボールは小川の前に転がり、小川は良い動き出しを見せた巻の位置を確認するやダイレクトでクロス。レッズのDF陣は皆小川に注目していたため、誰も巻をマークできませんでした。フリーの巻は豪快にボレーシュートを決め3-1。これで前半終了です。

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名古屋の3点目。巻には誰もマークに行けず

●今季初の4-4-2

 後半の浦和はフォーメーションを今季初の4-4-2に変更。岡野に代えて、ユースの高橋峻希を右サイドバックへ配置しました。

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 ここからレッズの時間が続きます。9~10分には、ナオシのボールを奪った相馬がエジミウソンとワンツーで繋ぎ、フリーで飛び出した田中達也へスルーパス。しかし、増川と競り合いながら打った田中のシュートはポストを叩きます。

 後半12分には、永井の右サイドのコーナーキックからニアに飛び込んだ内舘がヘディングシュート。これが入って3-2。しかしこの後、ここまで攻撃を牽引していた田中達也が負傷。ユースの原口元気との交代を余儀なくされます。これでゴール前の迫力が減った浦和。何度か良い形を作りますが、ゴール前でのスピードがなく、ことごとく名古屋DF陣に跳ね返されます。

 後半15分ほどは押し込まれっぱなしだった名古屋ですが、深井(マギヌンout)、山口(米山out)とどんどんフレッシュな選手を投入し、徐々にリズムを掴みます。逃げ切り濃厚な後半37分には、杉本を守備固めのDFではなく、FWの津田と交代。4-3-3の布陣で攻め切る姿勢を見せます。これが実ったのが後半43分。浦和RSB高橋のパスミスをカットしたナオシが前線の巻へグラウンダーのパス。巻はワンタッチで左の深井へ通し、深井は高橋・堀之内・途中出場の西澤を引き付けて、中央の巻へパス。巻は山口へパスを出しますが、それとともに浦和DF陣は山口を囲みにいきます。しかし山口は、これらDF陣をかわすように右サイドの津田へダイレクトパス。後はフリーの津田がシュートを決めるだけでした。4-2。名古屋の圧勝で試合終了となりました。

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名古屋の4点目。ボールを持つ山口に浦和DFは集中するが、津田がフリーに

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山口はワンタッチでフリーの津田にパス。浦和DF陣はなす術もなく4失点目を喫する

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 名古屋はリーグ戦も含めて今季最多の4得点を決めました。何より素晴らしいのが、相手DFの裏を突く場所に選手が走りこみ、それにしっかりとパスが出せる選手がいること。1点目は巻→小川、2点目はマギヌン→杉本、3点目は小川→巻、4点目は山口→津田……全てが出し手と受け手のイメージを共有した美しいシュートでした。そこに至るまでの良質のパスを届ける中村ナオシ選手、交代選手の活躍も見逃せません。これでナビスコの決勝リーグ進出がほぼ確定でしょうが、かなり良いところまで行けるのではないでしょうか。ただ、優位に進んでいるのに相手にボールを持たせる時間が長くなって、失点のスキを与えてしまう点には気をつけた方が良いのではないでしょうか。とはいえ、強いです。

 浦和は前半に3失点も喫してしまっては、もともとメンバーが足りないのに勝てるわけがありません。今日はもう何を言っても仕方がないでしょう。これでナビスコの決勝トーナメント進出もほとんどなくなりました。

 とはいえサポーター目線では、ここまで面子がいないのによくやったと思います。特に4バックへ変えた後半13分くらいは、相手にボールを持たせず、中盤で複数人がポジションを変えながらショートパスを繋ぎ、守りの堅い敵陣を攻め入るシーンが見られました。RSB高橋も高い位置取りと激しい当たりでよい仕事をしたと思います(4失点目はシャーない)。阿部が居ない3バックで守りきるのはかなり無謀な挑戦。決勝進出の望みが薄くなった今、4バックや3トップ、はたまた1トップといった新しいシステムに挑戦するのも良いのではないでしょうか。


 しかし内舘さんのヘディングシュートにはびびった。あの人は1年に1回そーゆーことをするところがシビれるあこがれるゥです。

 今回は採点なしっす。次はトゥーロンの話題でお逢いしましょう。


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posted by うぃれっず |09:28 | 20080525 名古屋vs浦和 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年05月25日

日本vsチリ ビエルサマジック

 トゥーロン国際大会の3戦目は、決勝トーナメント進出決定チーム同士の対戦となりました。

 まずは日本から。
 
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 名前だけを見ると「森重、青山直、水本……こりゃ3バックだな」と思いましたが、試合を見ると、CB青山直に水本、RSB森重、LSB田中裕という4バック。RMF水野にLMF本田圭、DMFは細貝と上田、FWにエスクデロと李。GKは山本“うみんちゅ”海人が久々の登場。これで、4-5-1、4-3-3、4-4-2の3つのフォーメーションを試したことになります。

 一方のチリはこちら。

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 ディフェンスは3バックで、右からカローカ、マルティネス、アバルカ。ボランチはカルモナとビジャヌエバで、WBに右メネセスと左レボジェード。サグレドはかなり左サイドに張ったウイングで、CFのロルカの下にバルガスが位置します。ちょっと表現しにくいかな……もしかしたら試合をご覧になったかたは、別の印象を持たれたかもしれません。監督は前回のアテネ・オリンピックの優勝監督であるビエルサ監督です。


●前半はともに得点の香りナシ

 序盤は日本がペースを掴みます。水野、エスクデロらがボールをキープ、相手DFに弾かれても日本DFが跳ね返し、中盤がボールを奪います。

 日本のチャンスは10分、チリのDFラインからのロングボールを日本DFが返し、そのこぼれ球を李→本田→上田→細貝→水野と、なみなみとボールを右に回します。水野は素早いドリブルでマークしてきたレボジェードをかわしクロス、エスクデロが合わせます(マルティネスがカバー)。続く11分は、右サイドでスローインを受けた李が中央のエスクデロにパス。エスクデロは3人のDFに囲まれますが、華麗なドリブルキープでペナルティエリア右へ突破し、その戻しを受けた水野が左足でミドルシュート。枠を外れます。

 20分以降も日本の流れは続きますが、降り続く雨でパスの精度が悪く、ここぞというところでチャンスをフイにするシーンがいくつかありました。さらに、28分にもコーナーキックからの本田のフリーのヘディングも抑えられてしまいます。

 そうこうしているうちに、30分頃からチリにボールをすっかり持たれます。チリはこれまでのロングボール戦術からショートパスに切り替え、まるでフランス戦の日本の攻め方のような攻撃。ただ、日本のディフェンスは堅く、人数をかけた守りで攻め入るスキを与えません。結局前半はこのまま終了。中継では、両チームともシュート「1」と表示された通り、両チームとも得点の気配はほとんどありませんでした。


●ビエルサが敷いた「モラレス・システム」

 後半開始。ビエルサ監督は一気に3人を交代します。

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 ザグレド、メネセス、マルティネスがOUTで、グエンサリダ、モラレス、ヤラがIN。中盤の厚い3-6-1のようなフォーメーションへと移行します(これも前半同様、表現のしづらいフォーメーションです)。

 しかしながら、後半開始序盤は日本のペース。48分、細貝が相手選手のドリブルをカットすると、ポスト役で下がってきた李が左サイドの本田へパス。スピード溢れるドリブルで突っかけた本田がペナルティエリア付近でDFを引き付け、右の上田へパス。ループシュートを放ちます(枠を外れる)。

 チリがペースを掴むのは50分以降。ここで機能したのが10番のモラレス選手。懐の深いドリブルキープと精度の高いパスで、これまでは細貝に潰されてきた中盤でボールを支配。チリの攻撃のほとんどを彼を経由することになります。

 62分、左サイドからのスローインを、引いてきたロルカがモラレスへとバックパス。モラレスはハーフウェーライン付近からゴール前のバルガスへロングパス。これが見事に通り、DFを背負ったバルガスは右サイドに上がってきたフリーのCBのカローカへ出し、ミドルシュート(山本が弾く)。

 70分、カローカが自陣深くでボールを受けたところをエスクデロがチェック。しかしカローカは引いてきたバルガスとワンツーでかわし、ロルカ→モラレスとパス。モラレスはセンターライン付近からオフサイドラインに走りこんでいたビジャヌエバへスルーパス。これが通りGKと1vs1になります(山本が素早い出足でカット)。

 73分、山本→青山→梶山(68分に途中出場)→水野と渡ったところをビジャヌエバがカットし、パスを受けたモラレスがクロス。DFに弾かれたところをもう一度モラレスが右サイドでフリーとなり、もう一度クロス。これが逆サイドのレボジェード? に渡り、左からグラウンダーのクロス。DFに弾かれたところをロルカがシュートを放ちますが、青山がカット。しかしこのこぼれ球をアンカーのカルモナがダイレクトでドライブシュート。これが入って、チリが先制点を挙げます。これだけ厳しいコースに蹴られてはGKもどうしようもありません。

 日本は直後に森本(李out)、谷口(水野out)を入れますが、まったくボールが持てません。中盤が激しいチェックに遭い、前を向いてボールが持てず、また持てたとしてもゴール前は固められているため、苦し紛れのロングシュートしか放てません。前半は見られたサイドバックの攻め上がりもほとんどなく、特に森重はずっとDFラインに張り付いたままでした。

 ロスタイムの92分には追加点を浴びます。フリーキックで右サイドへ展開したボールをCBカローカがキープし(またこの人)、バルガスが中央のロルカへ。ロルカはすでにダッシュをスタートしていたモラレスへワンタッチで流し、モラレスは水本が引き付けられたスペースへ突進し、フリーでシュート。これが決まって2-0。結局日本はこれといった見せ場を作れず、完封負けを喫してしまいました。

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●MFが前を向けません

 日本は連戦の疲れもあったでしょうが、運動量がチリに比べて明らかに少なく、見せ場の乏しい試合をしてしまいました。引いて守ってショートパスと連携で攻めるという後半のチリと同じような戦術を取りながら、内容には歴然とした差がありました。反町監督は敢えて4-4-2に徹しましたが、戦い方を変えた相手の攻めに対する打開策は見つけらませんでした。本当はチリのようなサッカーをしたかったところでしょうが……。

 ロクに攻撃ができなかったのは、中盤が見事に潰されたことが大きな理由だと思います。特に水野は狙われていたようで、まったく前を向かせてくれませんでした。ここでストップされてしまっては、良質の攻撃ができるわけがありません。また、RSB森重も不慣れな位置で攻撃のタイミングがつかめなかったのか、まったく効果的ではありませんでした。2トップも相手の3バックに完封され……と、マイナス面を挙げれば枚挙に暇がありません。

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パスを受け前を向いた瞬間にボールを奪われる水野

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懐の深いドリブルが魅力の梶山も餌食に

 とはいえ、ディフェンスはなかなか安定していました。前半はまったく問題ありませんでしたし、攻め込まれた後半も高い集中力を見せていました。1失点目は相手のシュートを止める術はなかったと思われます。ただ、水本が引き出された2失点目のように、安易に引っ張られて危険なスペースを自ら作ってしまうところは相変わらずですが……まあ、相手も上手いですね。

 チリは前半を見た限りだと「何だこのチーム」と呆れましたが、後半からは一変。モラレス選手を中心とした正確なパス、それに一向に動きが衰えない豊富な運動量は、グループリーグ首位に値する素晴らしいチームでした。それに何といってもビエルサ監督の正確な選手交代&布陣変更。前半、中央からの攻めを完全に抑えていた日本のダブルボランチに、3人のMFをぶつけて攻略するという戦法には驚きました。福本伸行のマンガ張りの策略に匠です。


 次はイタリア戦、楽しみだノス。では次までバイナラ


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posted by うぃれっず |11:51 | 北京オリンピック日本代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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