2008年04月18日
浦和vs京都 山瀬以来のアタッカー梅崎
浦和vs京都戦。スタメンは以下のような感じでした。まずはレッズ。まずGKは久しぶりに山岸で、DFはいつもどおり3バック。闘莉王の起用に注目が集まりましたが、あっさりと3人の中央に戻しました。阿部はそのままで右には坪井が入り、堀之内と堤はベンチでお休み。LWBはケガ明けの相馬が入り、右は鹿島戦に続き山田。ボランチは鈴木啓太と細貝で、オフェンス陣は梅崎・高原・エジミウソンの3人。永井はやはりベンチでした。 対するサンガは以下の通り。
GKはいつもどおり平井。DFは3バックで、CB増嶋、SWシジクレイは変わりませんが、左に久しぶりの先発・中谷が入りました。ボランチにはなんと森岡が入り、佐藤勇人とコンビを組みます。RWB平島、LWB渡邉は変わらず、林・田原の凸凹2トップにOMF中山博貴が絡む3-5-2の布陣。しかし、森岡をDMF起用とは……やはり加藤監督はダブルボランチの片方に守備を求める傾向があるようです。 序盤はややゆったりした流れながらも、両チームともチャンスを作り出します。まず前半5分は京都。山岸の不用意なフィードを佐藤勇人がカット。相手の寄せでこぼれたボールを、ゴール正面に居た林がボレーシュート。わずかに枠を超えます。 14分は浦和。ハーフウェーライン付近の山田が、相手DMFとCBの間のスペースで待っていた梅崎へ浮き球パス。梅崎はタイミングよく走りこんでいた細貝へ胸で落とし、そこから右サイドのエジミウソンへ展開。梅崎はそのままゴール前に突進し、エジミウソンのクロスをヘディングシュート。これは枠を大きく超えましたが、両チームとも動きの連動性を見せた、まずまずの展開を見せます。 しかしその1分後、浦和はよもやの失点を喫します。渡邉のスローインを林が受け、ポストプレイのため下がってきた田原へパス。これに闘莉王・坪井が後方からプレッシャーをかけ、前方から山田がカットをします。が、その先には中山が待ち受けていました。それを察知した山田は中山の裏でカバーしていた細貝へパス……をしたつもりでしょうがボールは逸れ、これを林が見逃しませんでした。パスカットした林はそのままドリブル、山岸との1対1を落ち着いてゴール。山田の散漫なプレーが原因ですが、ボールカットの機会を常に狙っていた中山・林の守備意識の高さも見逃せません。 ここから浦和が攻めたいところですが、得点を機にディフェンシブに戦術を変えた京都のディフェンスにはじかれ、好機どころか逆にカウンターを食らってしまうシーンがよく見られました。特に右サイドは、高原が中谷、山田にいたっては渡邉のマークと林のチェックに遭い、まったく得点の脈がありません。 しかし京都もここで失点。中谷のロングフィード→田原のポストで攻めがかったところをカットされ、そのボールを受けた闘莉王が、ハーフウェーラインから(京都側から見て)右サイドの梅崎にロングフィード。平島は攻めあがっていたため戻りが送れ、また増嶋もエジミウソンのマークに付くためカットできませんでした。ここで梅崎は内へ切れ込み、ペナルティエリアライン付近からシュート。平島・増嶋がスライディングで足に当てるも、ゴールは無情にも平井の逆へ飛びゴール。ディフェンスはゴール前に揃っていただけに、不運な失点でした。むしろ、引いて守られる展開でゴールを決めた梅崎の攻撃力とスピードをほめるべきかもしれません。 前半はここで終了。後半は両チームとも、このように布陣が変わりました。
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レッズは、LWGのような位置だった梅崎を完全にトップ下に変更。フィジカルの弱い梅崎が中央で大丈夫かとも思いましたが、京都が3トップにしたことで中央にスペースが空き、前半以上に縦横無尽にピッチを駆け巡りました。12分には、まずDFライン付近で闘莉王がボールカット→啓太→梅崎と流れ、梅崎はハーフウェーライン超えた当たりまでドリブル→上がってきた相馬にいったん渡しつつ、直後に左サイドへ猛進するという流れるような攻めを披露。結局これははじかれますが、13分には相馬からこぼれたところからドリブルし、体を使ったフェイントで森岡とシジクレイの間にコースを自ら作り出しシュート。平井の好セーブにはじかれますが、レッズの攻撃を一手に背負います。やがて運動量が減り途中交代となったのは残念ですが、ここまでの素質を備えたアタッカータイプのトップ下は、レッズでは山瀬以来久しぶりの登場。さらなる活躍の期待が膨らみます。 一方の京都ですが、平島とケガの佐藤勇人を交代。森岡をCBの中央に配置し、中谷をLWB、渡邉をRWBに変更。トップ下は変わらず中山ですが、DMFは久々出場の斉藤大介のワンボランチ。さらにはパウリーニョを入れて3-4-3としてきました。序盤は選手達に戸惑うそぶりが見えましたが、次第にリズムが出るようになりました。17分には決定機。シジクレイが跳ね返したボールを中谷が中山とワンツーで繋ぎ、オフサイドラインギリギリで待っていた田原にキーパーと1対1になるラストパス。シュートは阿部の起死回生のブロックに阻まれ、結局無得点でしたが、この時オフサイドにならなかったのは、パウリーニョをケアしていた坪井が残っていたため。3トップで相手DF陣を混乱に陥れる積極的な策が形になった瞬間でした。3トップで空いた中盤を、中山・斉藤両選手が豊富な運動量で引き締めていたのも見逃せません。 結局1-1の引き分けで終わりましたが、特に後半は攻守が目まぐるしく変わる熱い展開で、選手のファイトを感じられる良い試合でした。 この結果、浦和は相変わらず最下位のまま。のどから手が出るほど勝ち点3が欲しかったでしょう。山田・岡野のベテランがピリッとしなかったのもいけません。ただ、典型的な負け試合を引き分けに持ち込んだこと、梅崎のトップ下起用、高原・坪井がやや良化してきたことはプラスでした。次戦のさいたまダービーに向けて仕上がりはまずまずといったところでしょう。 一方の京都は、予選リーグ2位と好意で前半3試合を折り返せたことはもちろん、斉藤のワンボランチというオプションが加わったのは相当に大きいでしょう。加藤監督のカードはまたひとつ増えました。後は佐藤勇人の怪我が深刻でないのを祈るだけ。次々戦の西京極での再戦も面白い試合になりそうです。 ……って、明日はもう土曜日ですか。ミッドウィークに試合があるとなんだか疲れますね。次は19日の昼あたりに更新します。
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posted by うぃれっず |23:36 |
20080416 浦和vs京都 |
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まずGKは久しぶりに山岸で、DFはいつもどおり3バック。闘莉王の起用に注目が集まりましたが、あっさりと3人の中央に戻しました。阿部はそのままで右には坪井が入り、堀之内と堤はベンチでお休み。LWBはケガ明けの相馬が入り、右は鹿島戦に続き山田。ボランチは鈴木啓太と細貝で、オフェンス陣は梅崎・高原・エジミウソンの3人。永井はやはりベンチでした。
対するサンガは以下の通り。
GKはいつもどおり平井。DFは3バックで、CB増嶋、SWシジクレイは変わりませんが、左に久しぶりの先発・中谷が入りました。ボランチにはなんと森岡が入り、佐藤勇人とコンビを組みます。RWB平島、LWB渡邉は変わらず、林・田原の凸凹2トップにOMF中山博貴が絡む3-5-2の布陣。しかし、森岡をDMF起用とは……やはり加藤監督はダブルボランチの片方に守備を求める傾向があるようです。
序盤はややゆったりした流れながらも、両チームともチャンスを作り出します。まず前半5分は京都。山岸の不用意なフィードを佐藤勇人がカット。相手の寄せでこぼれたボールを、ゴール正面に居た林がボレーシュート。わずかに枠を超えます。
14分は浦和。ハーフウェーライン付近の山田が、相手DMFとCBの間のスペースで待っていた梅崎へ浮き球パス。梅崎はタイミングよく走りこんでいた細貝へ胸で落とし、そこから右サイドのエジミウソンへ展開。梅崎はそのままゴール前に突進し、エジミウソンのクロスをヘディングシュート。これは枠を大きく超えましたが、両チームとも動きの連動性を見せた、まずまずの展開を見せます。
しかしその1分後、浦和はよもやの失点を喫します。渡邉のスローインを林が受け、ポストプレイのため下がってきた田原へパス。これに闘莉王・坪井が後方からプレッシャーをかけ、前方から山田がカットをします。が、その先には中山が待ち受けていました。それを察知した山田は中山の裏でカバーしていた細貝へパス……をしたつもりでしょうがボールは逸れ、これを林が見逃しませんでした。パスカットした林はそのままドリブル、山岸との1対1を落ち着いてゴール。山田の散漫なプレーが原因ですが、ボールカットの機会を常に狙っていた中山・林の守備意識の高さも見逃せません。
ここから浦和が攻めたいところですが、得点を機にディフェンシブに戦術を変えた京都のディフェンスにはじかれ、好機どころか逆にカウンターを食らってしまうシーンがよく見られました。特に右サイドは、高原が中谷、山田にいたっては渡邉のマークと林のチェックに遭い、まったく得点の脈がありません。
しかし京都もここで失点。中谷のロングフィード→田原のポストで攻めがかったところをカットされ、そのボールを受けた闘莉王が、ハーフウェーラインから(京都側から見て)右サイドの梅崎にロングフィード。平島は攻めあがっていたため戻りが送れ、また増嶋もエジミウソンのマークに付くためカットできませんでした。ここで梅崎は内へ切れ込み、ペナルティエリアライン付近からシュート。平島・増嶋がスライディングで足に当てるも、ゴールは無情にも平井の逆へ飛びゴール。ディフェンスはゴール前に揃っていただけに、不運な失点でした。むしろ、引いて守られる展開でゴールを決めた梅崎の攻撃力とスピードをほめるべきかもしれません。
前半はここで終了。後半は両チームとも、このように布陣が変わりました。
レッズは、LWGのような位置だった梅崎を完全にトップ下に変更。フィジカルの弱い梅崎が中央で大丈夫かとも思いましたが、京都が3トップにしたことで中央にスペースが空き、前半以上に縦横無尽にピッチを駆け巡りました。12分には、まずDFライン付近で闘莉王がボールカット→啓太→梅崎と流れ、梅崎はハーフウェーライン超えた当たりまでドリブル→上がってきた相馬にいったん渡しつつ、直後に左サイドへ猛進するという流れるような攻めを披露。結局これははじかれますが、13分には相馬からこぼれたところからドリブルし、体を使ったフェイントで森岡とシジクレイの間にコースを自ら作り出しシュート。平井の好セーブにはじかれますが、レッズの攻撃を一手に背負います。やがて運動量が減り途中交代となったのは残念ですが、ここまでの素質を備えたアタッカータイプのトップ下は、レッズでは山瀬以来久しぶりの登場。さらなる活躍の期待が膨らみます。
一方の京都ですが、平島とケガの佐藤勇人を交代。森岡をCBの中央に配置し、中谷をLWB、渡邉をRWBに変更。トップ下は変わらず中山ですが、DMFは久々出場の斉藤大介のワンボランチ。さらにはパウリーニョを入れて3-4-3としてきました。序盤は選手達に戸惑うそぶりが見えましたが、次第にリズムが出るようになりました。17分には決定機。シジクレイが跳ね返したボールを中谷が中山とワンツーで繋ぎ、オフサイドラインギリギリで待っていた田原にキーパーと1対1になるラストパス。シュートは阿部の起死回生のブロックに阻まれ、結局無得点でしたが、この時オフサイドにならなかったのは、パウリーニョをケアしていた坪井が残っていたため。3トップで相手DF陣を混乱に陥れる積極的な策が形になった瞬間でした。3トップで空いた中盤を、中山・斉藤両選手が豊富な運動量で引き締めていたのも見逃せません。
結局1-1の引き分けで終わりましたが、特に後半は攻守が目まぐるしく変わる熱い展開で、選手のファイトを感じられる良い試合でした。
この結果、浦和は相変わらず最下位のまま。のどから手が出るほど勝ち点3が欲しかったでしょう。山田・岡野のベテランがピリッとしなかったのもいけません。ただ、典型的な負け試合を引き分けに持ち込んだこと、梅崎のトップ下起用、高原・坪井がやや良化してきたことはプラスでした。次戦のさいたまダービーに向けて仕上がりはまずまずといったところでしょう。
一方の京都は、予選リーグ2位と好意で前半3試合を折り返せたことはもちろん、斉藤のワンボランチというオプションが加わったのは相当に大きいでしょう。加藤監督のカードはまたひとつ増えました。後は佐藤勇人の怪我が深刻でないのを祈るだけ。次々戦の西京極での再戦も面白い試合になりそうです。
……って、明日はもう土曜日ですか。ミッドウィークに試合があるとなんだか疲れますね。次は19日の昼あたりに更新します。
ぜ、
前回の対戦では4-3-3のフォーメーションでスタート。3失点を喫した後半は、ボランチのシジクレイをDFに下げ3-4-3へと変更し、FWと両WBでレッズの3バックに猛攻を仕掛けて同点に追いつきました。特に3点目は秀逸で、キーパーのゴールキックを坪井がヘッドで返す→そのボールをゴール付近の柳沢へスルーパス(これ出したの誰?)→柳沢は坪井が上がってできたスペースに詰めていた渡辺へパス→渡辺が中央へ戻す→シュートは跳ね返るが、こぼれ玉を渡辺が落ち着いてゴール……という、インテリジェンス溢れる展開から生まれたゴールでした。
最近はパウリーニョがベンチ入りすらなかったり、角田や徳重、アタリバがよく起用されるなど、使われるメンツも確立されてきたようです。どのようなフォーメーションにも対応できるでしょう。かなりの強敵であることには間違いありません。
一方のレッズですが、このように予想しました。磐田戦の後半開始時と同じメンバーです。
前節絶好調の永井ですが、相変わらず腰痛に悩まされています。この後ゴールデンウィークにはリーグ戦の連戦が待っていますので、温存は間違いないでしょう。代役には、日曜日は途中出場で余力のある梅崎で。高原も前半だけで退いたので、連携はともかくフィジカルは問題ないハズ。前回の対戦で辛酸をなめさせられたディフェンスは、相変わらずの3バックだと予想します。キワキワのゲームをここまで乗り切ってこれたのですから、ここは自信を持ってもらいたいです。
キーマンは、このところ絶好調の超人・田原豊。185cmの巨体は、177cmの阿部、178cmの堀之内、177cmの堤では、何をどう考えても分が悪いです。ただし、184cmのジュビロ萬代、182cmのエスパルス矢島、185cmのアルビ矢野を封じられたのですから、守り切れないこともないでしょう。同じく185cmの闘莉王にマンマークを付けるというのもありますが、ここは変えずに、連勝してきた自分たちの証を誇示してもらいたいところです。
見所は

