2008年06月01日

神戸vs浦和 漢・松田浩、動く

 ナビスコ5戦目の神戸vs浦和。スタメンは以下の通りです。まずはヴィッセル。

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 GKエノタツ、DFICB2/小林久/北本/内山の4バック、DMF田中英雄、松岡は予想通り。左は鈴木ノリヲで右にはリーグ戦13節以来のスタメンとなるベテラン栗原。CFは馬場と吉田でした。古賀誠史の名前がありませんがどうしたのでしょうか? レアンドロは累積、金南一・大久保は代表、ボッティ・朴康造・茂木はケガとなります。


 一方のレッズはこちら。

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 やっぱり3バックでした(苦笑)。しかし注目はFW。田中達也とエジミウソン、そして“不調”の高原を加えた3トップとしてきました。MFは岡野/山田/内舘/相馬で、DFは坪井/堀之内/堤。GKはもはや“ナビスコ限定”になりつつある山岸というメンバー。3-4-3ですが、そういやエンゲルス監督は京都時代も3-4-3ばっかりやっていましたね。昔取った杵柄といったところでしょうか。

●漢・松田浩、動く
 
 試合は4分にさっそく動きます。神戸陣内、スローインからボールを受けた内舘が、前線から引いてきたエジミウソンに浮き球のロングパス。エジがヒールで田中へ落としたところを、神戸DFが防ごうとしますが、処理を誤りボールはゴール前の高原へ。高原は難なく左足を振りぬいてシュート。これで1-0。相手のミス絡みの得点とはいえ、3トップで前線に人数を割いたことが功を奏したといえるでしょう。

 浦和は続く6分、コーナーキックからの跳ね返りを岡野が強烈なミドルシュート(エノタツが弾く)を放ちます。神戸はぼちぼちボールキープはできるものの、ゴール前での迫力に欠けます。16分には、鈴木のコーナーキックから小林が地面にたたきつけたヘディングがGK山岸をすりぬけるシーンもありましたが、相馬にゴール直前のギリギリのところで弾かれてしまいます。

 浦和は21分、ハーフウェーライン付近の内舘から前線のエジミウソンへロングパス。石櫃のマークを受け後ろへ戻したボールを内舘が胸でそらし、相馬のミドルシュート(枠を逸れる)。このほかにも田中達也が左サイドを突破するなど、浦和ペースの時間が続きます。ここまでは守備に破綻は一切見られませんでした。

 そんな中、前半27分に突如松田監督が動きます。FW馬場に代えて松橋を投入し、左鈴木規、右松橋、中央吉田の3トップへと変更します。

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「3トップね」

 直後の30分、いきなりチャンスが訪れます。中盤のパス回しから北本へと下げられたボールを、北本が前線へロングフィード。これにタイミングよく反応した松橋が浦和DFライン裏に抜け出します。ここは山岸に防がれますが、3トップで浦和の3バックにプレッシャーを掛ける戦術でチャンスを掴みます(ウイイレでも3バックに3トップは効くんですよね~)。

 ここからは神戸の時間。34分、中盤でボールを持った山田に田中英雄が猛チャージ。ボールを奪ってドリブル→シュート(枠を外れる)。36分には右サイドで相馬のボールを松岡が奪い、こぼれ球を拾った内舘にさらに松橋がチャージをかけボール奪取、ドリブルで右サイドへ切り込んでクロスを放ちます。これは吉田の前で堀之内がゴールラインへクリアしますが、コーナーキックから栗原がゴール前中央でフリーのヘッド→ゴール。1-1となります。

 浦和は39分、岡野→高原→田中達也スルー→エジミウソン→高原という流れる展開を見せるもシュートを打てず。結局このまま前半が終了します。

●カミさまポンテ様投入も……

 後半の浦和は早速怒涛の攻め。後半3分までに6本のクロス(田中達、山田、相馬、堤[2回]、岡野)を放ちます。ここからは浦和ボールの時間がほとんどとなりますが、神戸は人数を掛けて守っているためあまり決定的なシーンは作れません。

 一方神戸はカウンターからチャンスを掴みます。4分、石櫃のドリブル突破からのクロス→鈴木規の飛び込み。19分、田中達也にボールが入ったところを2人で囲み、田中英雄のドリブル→吉田→右サイドへ上がっていた田中英雄へパス→クロス弾かれるもこぼれ球を拾った栗原がシュート(坪井のシュートブロックで防がれる)。神戸は浦和の3バックに3人でプレッシャーを掛けているため、浦和DF陣に焦りを与え、散発ながらも良い攻めを見せます。

 そんな中、浦和は後半24分に選手交代。さすがに4バックで守備を安定せるのかなァ……。

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※ここからはいちレッズサポーターとしての発言
 ……工工エエエエエ(゚Д゚)エエエエエ工工! 3バック堅持っすか!? まあ確かにボールは持ててるけど、しっかり防がれちゃって、しかもカウンターで危険なシーン作られてるのに……。ま、まあ、田中達也は厳しいマーク受けて起点になっていなかったし、入る選手がポンテ・シュンキならなんとかしてくれるかも……ゲルトの判断を尊重しよう……。


 選手交代後は、浦和が圧倒的な攻めを見せます。後半26分、浦和は早速ポンテからチャンスが生まれます。堤→内舘→右サイドでフリーのポンテと繋ぎ、ポンテは中央で2vs2となっていたFW陣へパス。これを受けたエジミウソンがマークを背負いながらシュート。ボールは交錯した高原と石櫃の脇をスルーのような形で通り抜けますが、エノタツがギリギリのところでセーブします。

 後半30分、高原がゴール前で潰れたところに浦和・神戸の選手が集中。せめぎ合いとなったところでこぼれた球を相馬がシュート。枠を外れます。

 後半39分、浦和には大大大ビッグチャンス。坪井のDFラインからのドリブル→高原→坪井→左サイドのポンテ→ポンテドリブルキープ→高橋→エジミウソンシュートも弾かれる→もう一度坪井→高橋→ポンテとのワンツーで高橋が抜け出してGKと1vs1! ……も、シュートはエノタツに防がれてしまいます。 ここでシュートを判断した高橋選手の強気な選択は良かったと思いますが、それ以上に下手に動かなかったエノタツの肝の座りっぷりは見事なものです。

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高橋のシュートはエノタツに防がれる。これがウイイレなら、×ボタンで高原にパスしてダイレクトで□ボタンシュートにいくんですけどネー

 試合のフィナーレは後半41分。相馬の攻め上がりを、吉田に代わって途中出場の岸田がカットし、石櫃→田中英雄と繋いで再び岸田が持ちます。ここで岸田は前線右サイドでの松橋にロングフィード。松橋は後を追うように上がっていた田中へ戻し、ダイレクトで中央の栗原へ。内舘がマークに行きますが、ペナルティエリア内なので激しいチャージができません。内舘の前に体を入れ、ボールをトラップした栗原が、2タッチ目でシュート。坪井もシュートブロックに行きますが、左サイドの鈴木規のマークについていたため対応が遅れました。ボールは山岸の右脇を抜けゴールイン。これが決勝点。神戸が2-1で勝利。神戸はナビスコカップ決勝トーナメント進出に一歩近づき、逆に浦和は机上の計算上残っていた進出の可能性がまったくなくなりました。

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神戸の2点目の直前のシーン。左サイドの鈴木規は坪井を誘う動きで栗原の対応を遅らせている


 勝った神戸の勝因は、全員のハードワークももちろんありますが、松田監督の素早い選手交代・フォーメーションチェンジに尽きるでしょう。最初は駒不足のためか攻めに迫力がありませんでしたが、松橋の投入と3トップへの変更で一気に流れが生まれました。得点に繋がった松橋へのロングパスを送ったのも途中出場の岸田。試合後の会見では勝因について「団結力の勝利」と語ったようですが、その団結を生み出したのは自身の指揮による前半27分のフォーメーションチェンジ。そのジェントルな言い回しまでキメてしまっては、もうこっちは脱帽するしかありません。

 選手でいうと栗原選手と田中英雄選手が、特に出色の出来だったように見えました。栗原選手は御年35歳の大ベテランながら2得点の大活躍。特に1点目は、鈴木規がコーナーキックを打つやいなや飛び出した小林の後を、ヌルリと様子をうかがうように歩きだしてフリーの状況を作り出す老獪なプレーを見せました。田中英雄選手は守備に攻撃に顔を出す積極的なプレーで、とにかく試合中顔を見る機会が多く「またオマエか!」という感じでした。5/3のリーグ戦ではRMFとして出ていましたが、中央の方がよさそうですね。去年までは「吉本新喜劇の小籔さんに似てるなぁ」としか思っていませんでしたが、この調子を続けていけば代表だって狙えるのではないでしょうか。そりゃ酒井の友ちゃんも出れないわけですよ。


 えーレッズですが……本当は触れないまま終わりたい(涙)。相手も代表やらケガやらで主力を欠いて、高原・ポンテ(本調子ではありませんが)も戻ったというのに「選手がいない」という言い訳はもうできません。完敗です。3トップも相手の4バックに吸収され、しかもこっちの3バックは相手の3トップに攻め立てられ、もうてんやわんやですよ。

 今日の試合で、坪井/堀之内/堤の3バックでスタートした4戦は、何と1分3敗の10失点(ナビ1/2/4/5節。名古屋戦は後半4バックですけどね)。まったく通用してません。3バックに固執するのは監督のご勝手ですが、その場合は面子を変えなければ勝つ可能性は激薄。最終節はぜひとも3バックにメスを入れて欲しいです。入れないなら何としても勝利を! ……以上、冷静さを失ったサポーターの叫びでした。



 現地組の方はお疲れ様でした。神戸サポーターの方は逆転勝利おめでとうございます。以前行ったときに食したLOVE KOBEバーガーはおいしかったです。長田のお好み焼きもおいしかったです。

 今日はグウの音も出まへん。またお会いしましょう。


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posted by うぃれっず |09:01 | 20080531 神戸vs浦和 | コメント(3) | トラックバック(0)
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神戸vs浦和 漢・松田浩、動く

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おかしいですよね、3バック。去年も相手が3トップできたときにこちらの3バックは枚数を余らせることができずにかなり圧力をかけられた試合がありました。しゅんきを入れたんだったらそこで4バックの選択はできたはず。ただ勝てるチャンスがなかったわけでもなかったですが、ここ数試合メンバーは違えど試合を落としまくってます。U-23じゃないけど勝ち癖をもっとつけることがタイトルを取るためには必要です。あとやっぱりディフェンスのときのセットプレイ時に高さが足りないのでやはり背の高い強烈な外国人DFがいるかも、と考えてます。フロントは欧州リーグからリストアップしているそうですが。この夏がひとつのポイントです。いつまでも闘莉王、阿部に頼っているわけにはいかないです(たぶん2人とも近々欧州に行きそうだし)。あといろいろと浦和はカップ戦を軽視していると言われていますが、全然そんなことはないです。一生懸命やってます。ただ、・・・・・力不足なんです(涙)。

しかーし、ポンテが待望の復帰。ファンとしては何よりうれしいです。あとはフィジカルコンディションや試合勘をベストに持っていくだけですね。次は先発かな。そしたら次の試合は梅崎もいるかもしれないので2人をどう共存させていくのか、または梅崎がスーパーサブに回るのかは今から楽しみです。あと三都主はやけに長いですね。一時はリハビリでポンテを一歩リードしていたのに。

posted by urawa | 2008-06-01 10:33

神戸vs浦和 漢・松田浩、動く

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X→□とR2でコントロールシュートにします。
あの位置でも、外す時は外しますよね。。。
外されると、なきたくなるのでコントールシュートにします。

posted by ういいれ | 2008-06-01 12:02

神戸vs浦和 漢・松田浩、動く

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えー非常にお時間を頂戴してしまい恐縮ですが、コメントに返信させていただきます。

>>urawa様

CBの補強は大命題ですね。なんかフロント陣はこれでいいやみたいなヌルいムードのようですが、さすがにナビスコの惨敗っぷりを見ればそうも言ってられないでしょう。移籍は止めらんないですからね。

 けが人の復活は素直にうれしいですね。現行のチームとどう融合していくか楽しみです。アレックスはじっくり治しているようです。相変わらずマイペースな男ですなw


>>ういいれ様

私はR2シュートがことごとく外れまくるので□だけでやってます。でもシュートせずパス出したのに点が決まらないのは一番恥ずかしいっすよね

コメントありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

posted by うぃれっず | 2008-06-07 23:58

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