2008年03月23日

2度目の千葉ダービーは惜しい引き分け

◆Jリーグ ナビスコ杯 第2節 千葉 1-1 柏 @フクアリ ◆

 柏には負けられない~♪  ちばぎんカップに引き続き、やってきました千葉ダービー第2戦!!
 今回も勝って勢いをつけたい所でしたが、前半は組織力で上回る柏がプレスで圧倒。先制点を奪って優位にゲームを進め、千葉の良い所は全く出ませんでした。

 しかし、ハーフタイムでの交代をきっかけに千葉が盛り返しました。フルゴビッチの退場という残念なアクシデントがあったものの、全員が運動量MAXで動き回り、斎藤大輔の起死回生のゴールで追いつくと、その後も積極的なボール奪取からのカウンターで幾度も決定期を作りました。が、惜しくもゴールは実らず、1-1の引き分けに終わりました。

 10人になったときは万事休すと思ったのですが、その後、よく踏ん張りました。本当にしぶとい戦い方ができるチームになってきた気がします。次週はリーグ戦に戻りますが、後半の自信を持ったプレーが前半からできるように良い準備をして、思い切って戦って欲しいです。

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■フルゴビッチ・デビュー!! しかし、噛み合わなかった前半

20080323-01.jpg 桜も徐々に咲き始め、めっきり春らしくなってきました。サッカーもこの位の気候だと、気持ち良く観戦できますね。

 さて、ミッドウィークのナビスコ初戦では、強豪川崎を撃破し、勢いに乗るジェフですが、今日はナビスコ2戦目の柏戦でした。今回もなるべく簡単にまとめたいと思います。

 まず、千葉のスタメンですが、今季初出場の選手が3人と、またしてもフレッシュなメンバーとなりました。不動のGK立石、バックラインは、右から市原、斎藤、ボスナー、坂本、1ボランチに中島、2列目MFは右から新加入のフルゴビッチ、米倉、下村、青木、1トップにレイナウドの4-1-4-1。

 対する柏も、新加入選手を多く起用してきました。GKには横浜FCから移籍した菅野、バックライン右から村上、小林、鎌田、石川、Wボランチに大谷、山根、右ウィングに太田圭輔、左ウィングに菅沼、トップ下に李、1トップにルーキー大津の4-2-3-1。

 前半は立ち上がりから、柏の高い組織力の前に何もできないという感じでした。前線からの素早いプレスは強力で、千葉はマイボールになっても、それをうまく保持することができず、2次攻撃、3次攻撃と良いように柏に攻め立てられる展開でした。特に、ワイドに張り出した左ウィング菅沼がフリーになって持ち上がることが多く、左サイドからの攻撃が止まりませんでした。

 サイドの人数は、両サイドとも、2対2で数的不利にはならないはずなのですが、左サイドは青木にイージーミスが目立ち、右サイドはフルゴビッチが連携面に問題を抱えているため、充喜は低いポジションをとったまま全く上がれず、前半の千葉は両サイドが完全に不活性状態でした。そこで、クゼ監督は、青木とフルゴビッチのポジションをスイッチさせましたが、状況は余り変わらず。両SBが高い位置まで上がってくる柏のサイド攻撃が千葉にとっては脅威のままでした。それでも、ボスナー&斎藤の中央での堅い守りと、GK立石のスーパーセーブや坂本のスーパークリアなども飛び出し、最後のところで何とか失点を防いでいました。
 
 しかし、35分。しつこく攻められていた右サイドをSB石川に破られ、その折り返しを太田が綺麗に決めて、先制点を許してしまいました。プレスからボールを奪って、左ウィングの菅沼を走らすという殆ど同じ様な展開の繰り返しだったのですが、執拗に攻められたジェフの右サイドは最後に決壊してしまったという感じでした。その後も、柏優位でゲームは進みましたが、ディフェンス陣が食い止め、0-1でハーフタイムへ。


■痛恨のフルゴビッチ退場

 クゼ監督は、後半開始から、中島に代わって工藤、市原に代わって松本を投入しました。これがまたしても効果テキメンでした。

 後半開始直後に、右SB松本がスピードを生かして、長い距離を突破すると、柏の菅沼も前半の様に高い位置がとれなくなりました。また、2列目右の位置に入った工藤が前線でタメを作り、後方からの攻め上がりを呼び込めるようになっていきました。結果的には、今回もクゼ采配は大当たりで、千葉は攻守両面で安定感を取り戻していきました。

 ところが、良い流れになったのも束の間、後半9分という早い時間で、フルゴビッチが2枚目のイエローで退場。千葉は残り35分以上を10人で戦わなければならなくなりました。フルゴビッチは、何か空回りという感じでした。試合後にクゼ監督も言っていましたが、本当はもっと色々なことができる凄い選手なのだと思います。ですが、今日に限って言えば、判断が遅くて、柏ディフェンスに囲まれてしまうシーンが多く、ドリブル突破も不発で、攻撃の起点にはなれず終いでした。フルゴビッチ自身も言っていたように、Jリーグに慣れるまでは、もう少し時間が必要のようです。


■米倉株急上昇中!

 さて、10人になった千葉ですが、4-3-2の様な形で守り、前線に置いた青木とレイナウドを生かしたカウンターアタックに活路を見いだす作戦に切り換わりました。

 これで、戦い方が整理されたのか、10人という劣勢を補おうと1人1人が頑張った結果なのか分かりませんが、後半は数的不利を抱えながら、柏の圧力を積極的なディフェンスで跳ね返して、前半より多くの得点チャンスを作りました。

 まずは、13分、セットプレーのクリアボールを斎藤大輔が拾い、そのままドリブルで柏ゴールへ突進。目の覚めるようなシュートを決めて、1-1同点!! 気迫で決めたという感じの起死回生のゴールでした。さらに、カウンターからレイナウドの突破、青木のドリブル突破などで、柏ゴールを脅かす展開になっていきました。

 10人の千葉は、守る時間自体は多かったものの、前半よりも可能性を感じました。結果的には、惜しくもゴールは生まれませんでしたが、あとちょっとの所まで、柏を押し込んだ後半だったと思います。それができたのは、後半は積極的な守備と鋭い飛び出しができていたことが大きかったと思います。

 後半の守備は全体的に良かったと思いますが、何と言っても光ったのは米倉です。前節の川崎戦では攻撃面で大きな貢献をしましたが、この試合では守備でかなり頑張りました。通常なら中島がつとめるバイタルエリアのスペースを埋めつつ、そこに入り込んでくるパスのコースを読んで次々とカットし、カウンターの起点になっていました。中島の様な体の強さやスライディングの上手さはありませんが、あの読みは素晴らしいし、足が攣るところまで動き回った運動量も評価すべきでしょう。

 当たりに強い選手とのマッチアップだと苦しいかもしれませんが、あの位守れるのなら、ボランチ起用もアリかなと思いました。米倉は器用に両足を使えるし、ロングパスも良いものを持っているので、サイドで起用するよりも、中盤のセンターで起用した方が持ち味は出せるのかなという気がしました。90分はまだ苦しそうですが、できれば次節も使って欲しいです。

 しかし、それにしても米倉株、急上昇中です。雨後の筍というか、次はどんなプレーを見せてくれるのかワクワクします。また1つフクアリに行く楽しみが増えました。

 柏は組織的に戦う凄く良いチームでした。ちばぎんの時よりも、ずっとまとまり感がありましたし、サイドアタックの切れ味は抜群でした。柏にとっては、攻守のキーマン山根が後半8分に怪我でいなくなったことが誤算だったのかもしれません。でも、村上、鎌田、石川、大津辺りの若手が充分に戦えたことは柏にとっても好材料のゲームだった気がします。

 2度目の千葉ダービーは引き分けに終わりましたが、若手が多いジェフにとって、劣勢を跳ね返しての勝ち点1はとても大きいです。試合後、足が攣ったり、倒れ込む選手が何人もいましたが、タフなゲームを全開で戦ったということの証明だと思います。こういう試合を続けていけば、いつか光明が見えてくると思います。サポーターも応援し甲斐がありますし、可能性を感じるので、また見に行きたいと思わせるゲームでした。とにかく、今季は1つ1つ大事に戦うことが重要だと思いますので、次のゲームも100%ファイトして欲しいです。

 次はリーグ戦に戻り、またしても強豪川崎との対戦になりますが、1週間あるので、しっかりと良い準備をして、連携を高めて欲しいです。今の川崎は手負いの虎状態でかなり怖い存在ですが、次も臆することなく戦って、良い意味でのビッグサプライズを期待したいです。それでは、今日はこの辺で。 

 Win By All!


posted by JEFUTISTA☆ |20:53 | 子犬の生活 2008 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2度目の千葉ダービーは惜しい引き分け

はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。

勝ちきれなかった/負けなかった…。
人によりそれぞれなんでしょうが、相手にもそれなりにチャンスがあったことを考えれば、引き分けはベターな結果だったのではないか、と考えています。終盤は退場の影響からか、さすがに疲労が現れていましたし。

ミルコ選手の退場で終わってしまうことも覚悟したんですが、眼前の工藤選手のエネルギッシュな動きは圧巻でしたし、松本選手の守備の間合い、ポジショニングにも成長と期待が感じられます。

米倉選手、谷沢選手の裏は去年からの出場経験豊富な選手が支え、更にボスナー選手。高くて強くても、ボールはむしろ柔らかく、正確なロングキック。

監督については、効果的な選手交代に比してスタメンが…、というご意見も一部あるようですが、スタメン=ベストメンバーという考えでなく、11人/14人で選手起用しているものと考えます。

3人分は若手枠として、ビハインドであってもゲームが壊れないうちは、とりあえず我慢しながら前半までは頑張る。
うまくいったらそれでよし、うまくないなら中島選手/結城選手/工藤選手など計算できる選手+別の若手で挽回する。

若手を先発させることで実戦経験含めた育成とモチベーションの向上をはかりつつ、緊迫した終盤よりは前半で慣らす。
厚くない選手層、90分の戦いに慣れていない選手の疲労蓄積を避けている側面もあると思います。

それでいて、結果を引き出している点が、腕の冴えといったところでしょうか。

とにかく、オフの絶望感が嘘のように毎試合「何かを起こす」今年の千葉は見ていて非常に楽しいですね。

贔屓目かもしれませんがバックスタンドではヤジよりも声を出すサポや手拍子が増えている気がします。

明日はアウェイの川崎戦、またゴール裏で声援を送りたいと思います。

長文失礼致しました。

posted by SA自由ホーム側 | 2008-03-29 12:27

2度目の千葉ダービーは惜しい引き分け

>SA自由ホーム側さん

 はじめまして。長文ありがとうございました。今のジェフは、観ていて、「何かを起こそう」という意欲を凄く感じます。試合毎に期待感が膨らんでいくのが本当に嬉しいです。

 クゼ監督の若手の起用法は本当に上手ですね。孝太とマツケンに始まり、金沢、米倉、その後には益山もいますし、今後は、伊藤や苔口にも出場機会があると思います。スタメンとベンチの垣根は本当に低くなりました。これは、チーム全体の士気という点でも凄く良いことだと思います。

 それから、観戦記には余り書いていませんが、僕は基本システムに関しても好印象をもっています。攻撃面でチームとしての戦い方が未だ見えない所がありますが、4-1-4-1というシステムは今の選手を上手く生かせるし、攻撃的にいくなら4-3-3、中盤守備を厚くするなら、4-2-3-1、1点狙いなら、ボランチを外してFWを入れれば、中盤フラットの4-4-2という様に変化可能なので、凄く柔軟性が高い布陣だと思います。あとは、選手間の連携面ですね。今は攻守が切り替わった後、凄く不安定になることがるので、そこが解消されれば攻守ともにもっと良くなる気がします。最終的には、現在の欧州スタンダードに近いプレッシングフットボールになるんじゃないかと予想しています。クゼ監督には凄く期待しています。

 それから、SA自由ホーム側さんの仰る通り、応援に関してもかなり良くなった気がします。ゴール裏も凄く前向きな応援になりましたし。このまま、シーズン最後までフクアリを良い雰囲気にし続けたいですね。

 まずは、明日の川崎戦です。残念ならがら、僕は行くことができません。また、雨になるようですが、僕の分も応援宜しくお願いします。

 また、全員力で頑張りましょう!! Win By All!

posted by JEFUTISTA☆@管理人 | 2008-03-29 19:36

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