2008年02月02日
The Bhoys are Back in Town がフクアリに流れる日まで
■ mizuno: naka can inspire me まだ、ジェフの公式では、アナウンスされていませんが、既にご存じの通り、水野晃樹のグラスゴー・セルティック移籍が正式決定しました。現地時間の2月1日、入団会見を行い、既に全体練習にも参加。公式戦デビューに向けて、始動しています。会見では、今の心境や日本でのセルティックの存在などを聞かれていましたが、英語のスピーチも交えて、そつなく応えていました。 ストラカン監督は、「晃樹(発音はカーキに近かった)は間違いなく、戦力になる素質を持っているが、スコットランドのサッカーに慣れるまでは、少し時間がかかるだろう。俊輔にはイタリアでのプレー経験があったが、晃樹は初めての欧州でのプレーになるわけだから、長い目で見てやって欲しい。」みたいなことを言っていました。これは、俊輔の様にすぐに活躍すると思っている新聞記者やサポーターに対して、釘を差したのだと思いますが、監督の水野に対する気遣いなのかもしれませんね。「伸び伸びやれよ」と。
報道が出てから、既に1ヶ月近く経っていますから、改めて感じることはありませんが、第一報が出たとき同様、やっぱり複雑な心境です。何といっても、ジェフで一番好きなプレーヤーでしたから。
■右サイドの彗星 僕がジェフサポーターとなり、初めて臨海に足を運んだのが03シーズン2nd、そして、文字通り、ジェフが生活の一部になったと実感したのが04シーズンでした。その04シーズン前のストーブリーグの最後に、全国区では無名ながら、名門清商から入団したのが水野でした。最初に見たときの第一印象は、男前だけど、線は細いし、またジェフらしく小さい選手だな(実際は173cm)という感じでした。 でも、実際に生でプレーを見て、変な言い方ですが、すっかり惚れ込んでしまったのです。柔らかなボールタッチ、切れ味鋭いドリブル、精度の高いクロス、凄い回転のFK、そしてロングスロー。当時の水野は、当たりに弱かったし、ミスも多く、チームの力になっているとは言い難い感じでしたが、物怖じせず、強気に向かっていく姿勢と溌剌としたプレーぶりが、大器の予感を感じました。それ以後、自然と僕の興味は背番号29に注がれていきました。ベンチスタートなら、いつ出てくるのか待ち遠しくて仕方なかったし、スタメンなら、交代させないで欲しいと、半ば願うように応援していました。 圧巻だったのは、05シーズンの8節、アラウージョ、大黒、フェルナンジーニョという強力な破壊力を誇ったガンバ大阪との対戦。強風が吹き荒れるという悪条件の中、その風をも吹き飛ばす2ゴール1アシストの大活躍を見せたのが水野でした。ガンバに快勝したこの試合は、水野にとって、1つのターニングポイントだった気がします。 それから、1つも勝てなかった2005年のオランダWユースも記憶に残っています。このU-20代表チームでは、最初、水野は絶対的なレギュラー選手ではありませんでした。オランダ戦で完膚無きまでにやっつけられた日本は、続くベナン戦も、前半を1点ビハインドで折り返す苦しい展開。このベナン戦を落とせば、日本はグループリーグ敗退という絶体絶命のピンチでした。この窮地を救ったのが、後半から入った水野でした。後半20分、約20mの直接FK。水野が蹴ったボールは見事な弧を描いてゴールネットに吸い込まれ、値千金の同点ゴール!! このゴールは、本当に胸のすく思いでした。「どうだ!水野の凄さ分かったか!」と大熊監督に言ってやりたい気分だったのを昨日の様に覚えています。ただ、それよりも、凄かったのが、試合後のインタビュー。思わず笑ってしまいましたが、不振に喘ぐ平山に向けた強烈な一言に、負けん気の強さを感じました。オランダから1年で帰ってきてしまった平山は、今、スコットランドに旅立った水野を見て、何を感じているのでしょうか? 話が横道に逸れましたが、その後、05シーズンは順風満帆という感じで成長し、ジェフの右サイドは相手チームにとって大きな脅威になりつつあるという感じでした。初タイトルを決めたナビスコ杯決勝も忘れられないです。最後はPK戦でしたが、落ち着いて決めた20歳の若武者を見て、やっぱり相当心臓が強いんだなと。翌06シーズンは背番号も8になり、期待は高まりましたが、シーズン序盤はケガに泣かされ、最初はベンチを温める日々が続きました。しかし、初夏に復帰すると、徐々に出場機会を増やし、本来のパフォーマンスが戻ってきました。 印象深かったのは、ナビスコ杯の準決勝アウェーの川崎戦。惜しくも引き分けましたが、右サイドの角度の無い所から突き刺した右足の強烈なシュートは、このシーズンの個人的ベストゴールでした。それと、一生忘れることができないであろうナビスコ杯ファイナルでの決勝ゴール。改めて、この男の持っている可能性の大きさを証明してくれたゴールでした。07シーズンは本当に苦しい1年でしたが、やはり、ホーム大分戦での大爆発は忘れられません。それと、僕の唯一のオシムジャパン生観戦になったキリンカップ・ペルー戦で、A代表デビューを果たしたことも忘れられない思い出だし、5試合観に行った五輪予選も、パフォーマンスは良くありませんでしたが、頑張っていました。 振り返れば、思い出はまだまだ沢山あり、書くことも一杯あるのですが、この位にしておきます。右サイドで彗星の様に現れた新星は、彗星の如く去っていきましたが、ジェフでの4年間、水野には本当に楽しませてもらいました。
■セルティックFC
さて、セルティック移籍ですが、正直、嬉しさ半分、悔しさ半分というところです。でも、行くなとは言えません。理由は2つ。
1つは、僕が海外のチームで一番好きなチームがセルティックだからです。セルティックを好きなのは、俊輔云々ではなくて、僕はケルト文化、特にアイルランドが好きなのです。だから、アイリッシュのルーツを持つセルティックとそれを愛するセルティック・サポーターに凄く憧れがあるのです。
知らない人の為に無い知識で書きますが、セルティックはケルト人もしくはケルトのという意味です。ケルト人は、古代西ヨーロッパを席捲していた民族でしたが、ローマ帝国、北欧のヴァイキング、ゲルマン系のアングロ・サクソン人(今のイングランド人)などに土地を奪われ、西へ西へと追いやられた歴史を持っています。現在、ケルトといわれる住民が住んでいるのは、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イングランドやフランスの一部のみ。ケルト人は強国に侵略された歴史を歩んできましたが、常に民族の誇りを楯に反旗を翻してきました(映画「ブレイブハート」でも見れば少しは分かると思います)。そのため、ケルト文化には、ケルト人としての誇りや魂、頑強な精神が息づいている気がします。僕がケルト文化が好きな理由は、何か日本の文化に通ずるものがある気がするからです。ユーラシア大陸の最西端と最東端に位置している島国であるという地理的理由以外にも、例えば、自然の中に神々を見出し、輪廻転生を信じていることや、神道と同じ太陽信仰を持っていること、民族の結束力が強いこと、強い闘争心と忍耐強さ、酒好き・・・ などなど、何かケルト文化には日本の文化と似た周波数を感じるのです(勝手な印象ですが)。
2002年のW杯のときのアイルランド・サポーターを覚えているでしょうか? カシマスタジアムで行われたドイツ戦はロビー・キーンのロスタイムゴールで引き分けた劇的な試合でしたが、アイルランドサポーターは、収容人数約4万人のスタジアムの約半分以上を緑に染め、その圧倒的な数と声のパワーで、完全にホーム状態にしてしまいました。暴力沙汰を起こす事はなく、他国サポーターにも非常に友好的だったこともあり、アイルランドサポーターは各方面で絶賛されましたが、これって、どこかのサポーターに似ている気がしませんか? また、この時のアイルランド代表の最後まで諦めない粘りのサッカーとサポーターの強い愛郷心も、どこか日本サッカーと似ている気がします(そういえば、アイルランドのキャンプ地は千葉でしたね)。
アイルランド代表の話になってしまいましたが、アイルランドをルーツとするセルティックのサポーターも全く同じ雰囲気を持っています。今のセルティックのサッカーは、お世辞にも褒められたものではありませんが、あの熱心なサポーターの応援は本当に素晴らしいです。あのスタジアムでやれる晃樹が僕は羨ましいです。
余計なお世話かもしれませんが、水野は英語と一緒にケルト文化を勉強した方が良いと思います。それが、スコットランドやセルティックに馴染む一番の近道だと思うので。
支離滅裂なことを書きましたが、とにかく海外のチームでは、僕はセルティックFCが一番好きなのです。水野の移籍はショックでしたが、スコットランド旅行に行く理由ができたのは、不幸中の幸いだと勝手に慰めています。
■セルティックのサッカーと水野 理由のもう1つは、海外に出るなら、やはり若い時に行くべきだということです。 ストーブリーグになってから、時間ができたので、スカパーで欧州リーグをよく見るようになりました。セルティックのゲームも、年末からずっと見ています。正直言って、今のセルティックのサッカーは余り尊敬できません。今のセルティックは、完全に俊輔頼みのチームになっているようです。ここ数試合、ケガで俊輔不在でしたが、中盤の構成力が無く、パスが回らない硬直したサッカーは見ていて味気無いものがありました。 俊輔が戻った前節のフォルカーク戦は、やっと中盤の構成力が少し復活しましたが、繋ぐところで繋げない(もしくは繋がない)シーンが多々あり、イマイチな内容でした。7千人のスタジアムしか持たない小クラブのフォルカークは結果的に0-1で負けましたが、運動量とショートパスを生かすサッカーで、内容はセルティックより全然良かったです(ちょっと昔のジェフっぽかった)。 このチームに晃樹が入って何ができるのか? 堅守が特徴のセルティックのサッカーにアジャストできるのか? そもそもポジションがカブる俊輔との関係はどうするのか? などなど、セルティックの試合を見ながら考えると、今回の移籍は非常に悲観的になります。チームのスタイルやメンバー構成、今の水野の実力(特に守備面)を考えると、フィットするには相当な時間を要する可能性も高いですし、各方面で、この移籍はリスクが大きいと言われているのも、ある程度頷けます。商業的な匂いがするのも嫌だし、この移籍はリスクを冒すというより、無謀に近い気さえします。止めた方が良い、まだ早いという声も分からないではありません。 でも、僕はそういう声に対し、仮に失敗したとして、チャレンジに失敗して何が悪いのか?と言いたい。失敗することだって、サッカー選手に与えられた権利です(失敗すると決まったわけではないですが)。それに失敗してこそ、成長するわけで、最初から活躍が約束されているのなら、欧州に行く意味は無いわけですし。寧ろ、バイタリティ溢れた若いうちだからこそ、失敗が糧になるわけで、その壁を乗り越えることもできるのではないかと思うのです。だから、晃樹には、「思い切って、失敗してこい! でも諦めるな!!」と言いたいし、この移籍が成功する様に後押ししたいです。 水野がジェフを去るのは、ジェフサポの1人としては、本当に残念です。でも、1人の水野ファンとしては、欧州での成功を切に願っています。
■The Bhoys are back in Town!がフクアリに流れる日まで 「The Boys are back in Town」は、アイルランドの出身のハードロックバンドTHIN LIZZYの有名な曲で、セルティックの応援歌にもなっています。 先日行われたファン感での挨拶で、水野は「日本に戻ってくるときは、またジェフでやりたい。」と言っていました。あれは社交辞令なかもしれませんが、僕はこの言葉を信じたい。それが、数年後になるのか、10年後になるのかは分かりませんが、きっとJEFで育ったBhoyは千葉に帰ってくると信じています。 そして、その時までに、ジェフを戻ってきたくなる様な魅力あるクラブにできるように、微力ながら頑張って応援していきたいと思います。 では、いつか、また。 頑張れ!水野! コーキ! オレ!
posted by JEFUTISTA☆ |17:02 |
子犬の生活 2008 |
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The Bhoys are Back in Town がフクアリに流れる日まで
・イビチャ・オシムを『たったの』5千万円でサッカー協会に手渡す
・その5千万円も本当に支払われたのかどうかも未だに不明
・06シーズンまでチームの精神的支柱であった坂本をいともあっさりと手放す
・JEFを心底応援したい企業のスポンサー依頼を蹴って、古河のグループ企業をメインに据える
・フクアリでの『福有神社』設置に関し、全く協力の意思なし
・サポコミなどでのサポーターからの追及に対し、再三の逆ギレ
・イビチャ・オシム代表監督交代の次の日に自らの独断でアマル・オシム解任
・一年で結果が出るわけないGM職にあった唐井氏との契約を延長せず
・祖母井氏の功績である一連の外国人監督招聘を『たまたま』で一蹴
・こんな状況でも未だに『アジアを目指す』という意志だけは変わらない
・後任のGMを決めずに監督選びと主力選手の引き止めを強化部の昼田氏へ一任
・その結果、選手の不信感が増大し主力選手が大量移籍(2007-2008オフ 淀川関係報道)
・フクアリ移転の説明会の際、移転内容や状況を市原市に全く説明せず。市原市側に不信感のみを残す事となった
・発言、言動を聞くと「ジェフユナイテッド市原千葉」と言うJリーグのチームではなく「古河電工サッカー部」としかチームを捉えておらず、プロである選手を「企業の従業員」扱い
・07年シーズンの責任はアマルと祖母井の責任、と言わんばかりに坂本を新潟から呼び戻す
・06年オフ、阿部に向かって「私が社長の間は、絶対に他のクラブには移籍させないからな」などと言い放つ
・ある試合のハーフタイムに怒りの形相でロッカールームに入り、監督を無視して自ら選手に指示
あるブログの引用だけどこんなことをして勝てるのか。フロントは移籍金を何に使った。補強したのは燻っている選手ばかり本当に使えるの懐にお金を蓄えたならフロントは辞めるべき2年契約のジョルジェビッチ放出も愚行だね。
posted by yuu | 2008-02-03 20:33
The Bhoys are Back in Town がフクアリに流れる日まで
水野との思い出・・・入団の年に、臨海のスタンプラリー(試合ごとに一つスタンプがもらえて、多くたまると年末のイベントに参加できた)コーナーに出ていて、サインをもらったなぁ。当時は水本の方が代表経験もあって有名で、まさか水野がこんな大物になるとは全然思わなかった。背番号27の水本のユニにもらった背番号29の水野のサイン、どっちも永久保存版ですね。
posted by ふらっと | 2008-02-03 21:45
The Bhoys are Back in Town がフクアリに流れる日まで
>yuuさん
サポコミ行かれましたか? 私は生憎行けなかったのですが、行った方の話を聞くと、少なくとも全く希望が無いという感じではなかったそうです。社長の愚行は、どこまで本当か分かりませんが、火の無い所に煙は立たずと言いますし、少なからずそういう疑念を抱かれる事実があったのだと思います。ただ、今回の失態は社長以下フロントも相当懲りているようですし、今季はラストチャンス(ダメなら辞める)と言っていたようですから、どこまで本気でやる気があるのか、私は見守りたいと思います。あと、主力の移籍で入った10億とも言われる移籍金に関しては、3選手の獲得資金、それから、計算できる外国人選手の獲得に充当するのだと思います。
ジョーレの契約解除は、チーム事情と監督の意向ですから、個人的には仕方無いと思います(残念ですが)。チーム作りは背骨が大事ですから、やはり外国人はセンターラインを埋められる選手を獲得した方が良いでしょう。右SBは、若手を抜擢するのに適したポジションなので、マツケンとかミツキとかが一皮剥けてポジションを奪ってくれることを期待しています。
まあ、フロントの肩を持つ気はありませんが、サポもある程度言いたいことは言ったわけだし、ここまで来たら腹を括って、今シーズンまた一緒に頑張りましょう。楽観してはいませんが、こんな時こそ前向きに。
>ふらっとさん
そういえば、ありましたね。スタンプラリー。臨海時代は、毎試合観戦はできなかったので、僕にとっては、かなりハードルの高いイベントでした。W水のコラボユニは羨ましい。僕は、結局、04、05とも、ソフトドリンクだか何だかで終わってしまいました。(^^;
しかし、僕も水野が海外移籍するほど成長するとは思いませんでした。華のある選手だなとは思いましたが、ほぼ無名でしたからね。本人の努力も凄いけど、スカウトにも観る目があったということなのでしょう。発掘したのは、やはり昼田さんなのかな?
そういえば、今年の29番は益山君になりましたね。先代の青木孝太も含め、29番はジェフの出世番号ですから、大飛躍を期待しています。孝太には、前半戦で大活躍して、北京五輪切符を掴んで欲しいです。勝手な想像ですが、僕は絶対に行けると思っています。
posted by JEFUTISTA☆@管理人 | 2008-02-04 23:54
The Bhoys are Back in Town がフクアリに流れる日まで
公式HPにサポコミの議事録がUPされましたね。
さらっと目を通しましたがどうしても社長の考えが他力本願に感じられて仕方がないんですよね。
今季は大変革の年。オシムがきた時もそうでした。
クゼさんがどれほどのインパクトを残せるかを期待しています。
新外国人も一人は決まりかけているようですし、いろいろな方の話しを聞くとフィード力もあり高さも十分、オーストラリア人ならではなのフィジカルの強さもあるようですし監督・コーチ共にかなりの高評価を得ているようなのでミリノビッチ・ストヤノフに続くジェフの壁として期待したいですね。
もう一人はブルゴビッチが有力だとか・・・、代表戦でもそれなりの動きはしてたかなと感じたので期待したいところですが早くても夏での獲得との事なので、であれば、他の選手を連れてくることも視野に入れたほうがよさそうな気もしなくは無いです。
今季は誰のユニを買うかを迷ってます。
05年は勇人、06年は阿部、07年は水野・・・みんなもうジェフにはいない(涙)。
ファンタジスタ馬場かワールド谷澤かスピードスター苔口か・・・・ジェフのワンダーボーイ孝太か隊長坂本かエース巻か・・・・ううっ迷う。
posted by 東北の愛犬家 | 2008-02-10 18:47




