2007年10月06日
☆×6 劇的幕切れ →10位
◆J1第28節 甲府 0-1 千葉 @小瀬陸上競技場 ◆
秋晴れの中で始まった攻撃サッカー同士の対決は、一瞬の息つく暇も無い大熱戦になりました。そして、劇的な幕切れ。甲府には申し訳ないけれど、こんな凄い試合をどうもありがとう。内容的にも、最初から最後まで、両チームとも攻撃姿勢を貫いた実に面白い試合でした。本当にこの試合は、両チームに感謝したいです。
これで、ジェフは目標の1つだったクラブ新記録の6連勝を達成! ! 次節フクアリで対戦する首位浦和戦(既にチケット完売)に向けて、また一段と勢いがつきました。この勢いで、浦和を撃破し、連勝記録をさらに伸ばして欲しいです!!
■ 甲府の出足の速さに苦しんだ前半 チームが好調なので、最近は次の試合が待ち遠しくて仕方がありません。しかし、残念ながら、今節は小瀬まで行くことができず、TV観戦でした。例によって、実際にゲームを観た人とは印象が異なるかもですが、その点はご容赦を。 千葉のスタメンは前節と同じ3-5-2。対する甲府は、DF秋本、杉山、MF茂原が出場停止のため、4バックは右から井上、池端、増嶋、山本、中盤はダイヤモンド型で、アンカーに林健太郎、右に藤田、左に石原、トップ下に宇留野、2トップはアルベルトと木村勝太の4-4-2。 立ち上がり。いつもの様に狭いエリアでの激しいボールの奪い合いが展開されれました。前節の川崎戦で、甲府は2人の退場者を出し、後半9人での戦いを強いられました。必死の守りも空しく、終了間際に同点に追いつかれ、勝ち点3を逃した試合の後で、大木監督はこんな言葉を選手にかけたそうです。 「試合後に『ドン引きして面白かったか?』って聞いたら、選手は『面白く無かった』と言っていた。守りきれなかったしな。だったら、前からボールを奪いに行こうよ。そういうサッカーをしようよってことだな。」 実に愛情に溢れた叱咤激励です。献身的な甲府のサッカーに凄く情熱を感じるのは、指揮官の人柄のせいなのかもしれません。この言葉に違わず、前半のたけし軍団は恐ろしく出足が速く、前から積極的にプレッシャーをかけて、素晴らしいサッカーを展開していました。プレスからボールを奪うと、得意のショートパスをつないで、カウンターにもっていき、次々とチャンスを作っていきました。これに対し、千葉は前回対戦同様、後ろで誰も余らず、ピタっとマンマーク。千葉の集中力を切らさないマーキングで、甲府も簡単にはシュートが打てず、攻守に緊張感のある素晴らしいゲーム展開になっていきました。 前半のボールポゼッションは甲府に分があったと思います。特に中盤でのサポート体勢が抜群で、千葉のDF陣がクリアしても、ルーズボールをボランチの林を中心に素早く奪って次の攻撃へとつなげてしまう。この波状攻撃がなかなか止まらず、ジェフの守備陣は苦しみました。 しかし、先に決定的なチャンスを掴んだのはジェフの方でした。10分、カウンターから新居が抜け出し、GKと1対1の大チャンス。しかし、甲府GK阿部の好セーブで得点ならず。しかし、相変わらず、新居のスピードは驚異的です。シュートは決まりませんでしたが、キレ味は抜群でしたね。完全にスタメン定着した感じです。 その後も、息つく暇も無い攻防が繰り返されました。狭いスペースでのボールの奪い合いには甲府に分があり、鋭い出足からボールを奪うと、得意のショートパスをつないで、千葉ゴールに迫っていきました。この甲府の攻撃では、アンカーの林とトップ下の宇留野が凄く効いていました。林は防波堤の様に立ちはだかってボールを奪い、宇留野は千葉DFの嫌な所を突くポジショングで攻撃の起点になっていました。14分の木村の絶好のチャンスも、起点は林と宇留野からでした。 一方、千葉は大きなサイドチェンジがキーポイントになっていました。甲府はボールサイドに寄る傾向が強いため、一端ボールを奪った後、素早く逆サイドに展開すれば、広大なスペースを突破して、チャンスが生まれるという感じでした。水野から山岸への大きなサイドチェンジを期待していたのですが、この形でチャンスになったのは1本だけでした。以前なら、これが決まらないと手詰まり状態に陥ってしまうのですが、前節から見違える程球離れの良くなった中島浩司が上手くボールを散らしていました。前節の東京戦同様、中島のロングボールから展開する攻撃は、千葉の武器の1つになりつつある気がしました。 一瞬も気が抜けない攻防が続き、両チームとも決定機を作りましたが、最後の精度を欠き、前半45分は0-0で終了。アッと言う間の前半でしたが、甲府のサポートの良さが目立った感じがしました。 ■ 甲府キラー襲名? 青木孝太の劇的決勝ゴール 後半も立ち上がりは甲府ペースでしたが、10分を過ぎると、徐々に千葉ペースに。やはり、攻撃のポイントは、大きなサイドチェンジにありました。右の水野から逆サイドという展開で何回かチャンスが訪れました。しかし、さすがは大木監督。この攻撃は織り込み済みの様で、ボールホルダーにプレスをかけ、サイドチェンジをさせない守備を徹底していました。 60分。アマル監督は、思い切って巻に変えてレイナウドを投入。巻は特別悪かったというわけではなかったのですが、リズムを変えたいという判断だったようです。その効果が出たのは76分、レイナウドが重戦車ドリブルで左サイドを突破し、センタリング。新居が爪先で合わしましたが、惜しくも枠の外でゴールならず。 この頃から、甲府の選手に若干疲れが見えてきました。序盤の様にバックラインが押し上げられず、少しづつ、中盤にスペースができる様になっていました。ジェフは、そのスペースをレイナウド、工藤、勇人が使って、攻撃を組立てるようになりましたが、甲府の厳しいチェックは変わらず、0-0のまま終盤へ。 77分、疲れの見えた新居を青木孝太にスイッチ。終盤は猛攻を仕掛けるジェフに対し、必死の守備からカウンターを狙う甲府という図式になりました。89分、カウンターから久野が水本と1対1になる大ピンチ。ここは水本が粘り強く守って事なきを得ました。これは後半一番のピンチでしたが、残っていたのが水本だったのが幸いしました。 チャンスの後にはチャンス有り。劇的フィナーレは、後半ロスタイム。 レイナウドのスルーパスが右サイドのスペースに走り込んだ勇人へ。勇人はワンテンポためて、DFの飛び込みをかわすと、ニアへ折り返す。そこに、猛然と青木孝太が飛び込んできて、胸で押し込む決勝ゴール!!! しかし、気持ちを感じる凄いゴールでした。フライング・ボディアタックとでも言うか、巻みたいなシュートでした。こんな泥臭いゴールも決められるようになったのは、やはり成長している証拠なんでしょう。 そして、ついにクラブ記録の6連勝を達成!!! 9月は負け知らずでしたが、10月も続けたいですね。全員力で勝利しているというのも、大きいです。 ■ 次は浦和を撃破だ!! ますます、チームに勢いがついてきました。連敗のプレッシャーというのもありましたが、今は連勝が良い意味でプレッシャーになっている感じがします。こういうプレッシャーは、悪くありません。 しかも、緊迫したゲームでも、最後は勝ちにつなげることができてしまうというのは、チーム一丸で戦えている証拠だと思います。途中交代の選手も、モチベーションが高いし、次もやってくれる気がしています。 甲府は、下位に沈んでいるチームとはとても思えない素晴らしく攻撃的なサッカーを展開しました。特に前半は素晴らしいリズムで、敵ながら見事でした。リーグも終盤だけに、ケガとか、出場停止とか、色々な面で苦しんでいるようですが、このサッカーがJ1で見れなくなるのは何とも惜しい気がします。自信を持って戦えば、残留できるはず。頑張って欲しいです。 さて、ジェフは、次節いよいよ首位浦和戦(既にチケット完売)。優勝争いをしながら対戦できないのが、ちょっと残念な所ですが、浦和を倒して連勝記録を7に伸ばせたら、それはそれで、気分爽快です。その前に、水水は五輪出場がかかったカタール戦がありますね。2人とも調子は良いので、まずは五輪切符目指して、頑張って欲しいです!! それでは、2週間後に。 Win By All!!
posted by winbyall |17:05 |
子犬の生活 2007 |
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FWの決定力 【虎のスポーツ】
昨日はガンバ大阪の記事を書きましたが今回はFW全般の話を。 やはり強いチームには点取り屋がいる。 レッズならワシントン選手、田中達也選手、永井選手等 ガンバならバレー選手、マグノアウベス選手、播戸選手等 今回の清水VS名古屋はそれが現れた試合ではない..
この記事に対するコメント一覧
Re:☆×6 劇的幕切れ →10位
>品川の愛犬家さん
はじめまして。最近のコージは良いですね~。攻撃参加のタイミングも良いし、何かふっきれて、迷い無くやってる感じです。
昨年のホーム浦和戦はベストゲームでしたから、良いゲームを期待したいですね。
posted by winbyall | 2007-10-08 01:07
Re:☆×6 劇的幕切れ →10位
スカパーで観てましたがほんと劇的、最高でした。あの時間帯で裏へ長い距離を飛び出せる勇人、落ち着いたプレーは流石。孝太の運動神経には感動でした。そう、最近の中島浩司、いいですね。前半の新居への裏へのパス、前節FC東京戦は前回の汚名を払拭するにありあまる高いパフォーマンス。次の浦和戦は去年のようなゴールを期待したいですね。
しかし、浦和戦のチケット、ファンクラブ先行販売含め一瞬の完売。。。TV前で気合の応援だーっ!
posted by 品川の愛犬家 | 2007-10-07 22:12
Re:☆×6 劇的幕切れ →10位?
>東北の愛犬家
0-2は気がつきませんでした。(^^;
ご指摘ありがとうございます。すぐに直しました。本当にお恥ずかしい。
さて、浦和戦ですが、何かイケる感じがしています。向こうの方がナビスコもあるし、過密日程ですからね。それと、ジェフみたいな運動量の多いチームとやるのは、嫌でしょう。ですが、調子の波があるのに、きっちり結果を残しているところはさすが。やはりポイントは堅守をどうやって崩すかという所になると思います。
今日は駒場で大分戦があるので、研究がてら観てみようと思います。あの芝は予想以上に酷かったので、ナメてかかったら、意外と苦戦するかも・・・。大分も残留争いしているので、侮れない存在ですしね。
まあ、もし今日浦和が負けたら、次節は負けられないので、これまでになく面白くなりそうですね。そうなることを期待して、とりあえず、浦和×大分戦を見てみましょう。では、では。
posted by winbyall | 2007-10-07 11:53
Re:☆×6 劇的幕切れ →10位?
いやあ~素晴らしい試合でした。
両チーム共に最後まで攻撃的なスタイルを貫いてくれたので熱い試合になりましたね。
甲府は「残留」、千葉は「記録」とお互いにモチベーションが明確だったので気持ちの入り方が違いましたね。最後は甲府のスタミナ切れで劇的な幕切れになってしまいましたが正直引き分けを覚悟していました。
勝敗を分けたのはチームとしての体力かなと思います。スタイルを最後まで貫く体力・控え選手の能力というチームの体力が千葉のほうがあったと思います。
やはり甲府と試合をするのは楽しいですね。
攻撃的なチーム同士の対戦は展開も速くスリリングなものになるので見ていて気持ちが良い。
次節はいよいよ浦和戦。
最高の状態で迎えられるのは嬉しい限りです。
不安材料は水水の五輪予選とフル代表のエジプト戦の影響ですかね。フルはまだ発表されていないのでどうなるかは分かりませんが水水は長距離移動による肉体的疲労と絶対に落とせない一戦という精神的な疲労が蓄積されることは間違いないので怪我だけには注意して元気に勝って帰ってきて欲しいですね。
追記:余計なお世話かもしれないですがタイトル下のスコアが0-2になっていますよ。
posted by 東北の愛犬家 | 2007-10-07 11:41
Re:☆×6 劇的幕切れ →10位?
>侍さん
本当に凄い試合でしたね。浦和戦のチケットGETならずは残念ですが、サポが盛り上げて、☆×7達成しましょう!!
posted by winbyall | 2007-10-07 11:39
Re:☆×6 劇的幕切れ →10位?
やりましたねぇ~六連勝☆×6!!
次はいよいよ浦和ですね。
チケットがすでにSOLD OUTのため、
フクアリには行けずショックですが、
七連勝目指して頑張りましょ~!!!
posted by 侍 | 2007-10-07 10:07



