2007年08月19日
心を1つに全員力で掴んだ勝利 ↑14位
◆J1第21節 千葉 3-2 磐田 @フクアリ◆ いや~、もう何て表現したらいいか、新居の逆転ゴールが決まった瞬間は感極まってもう泣きそうでした。そこから試合終了の笛が鳴るまでの時間は果てしなく長いこと。しかし、試合終了の笛がこんなにも嬉しく感じたのは、本当に久し振りでした。嬉しかった。 決して、良い内容のゲームでは無かったと思います。1―2までの展開は、前節までの悪い流れを引き摺っている様で、自信を持ってプレーしている様には見えませんでした。好守とも連動性を欠いて、チグハグな動きが多かったです。それでも、この試合で勝利の女神が微笑んでくれたのは、選手、スタッフ、サポーター、誰もが諦めずに頑張ったからだと思います。まさに、心を1つにして全員力で掴んだ勝利でした。
写真のジェフィじゃないですが、昨晩はぐっすり眠れました。やっぱり、勝って帰れるって最高です!! こんな1つ勝ったくらいで、泣いて喜んでちゃいけないんですが、本当に嬉しかった。最高の気分でした。 ■ 巻、勇人、強行出場 夏真っ盛りで、ここ2週間位は暑い毎日が続いていましたが、昨日は一日中曇りがちで、涼しい一日でした。観客は前節に続き、1万6千人超えの大入り満員。ただ、今節のスタンドはちょっと違った雰囲気でした。”選手を応援する”という1つの目的に向かってサポーター全員が団結しようと、サポーター団体の横断幕は全て外され、みんなで精一杯声を出そうと、スタンドの気合と熱は、試合前から明らかに違いました。 さて、中断明け最初の川崎戦では羽生が負傷。そして、前節鹿島戦では、巻と勇人が負傷、そして、今節はさらにジョルジェビッチと中島が累積警告で出場停止になっており、後半戦も序盤から苦しいチーム事情。アマル監督がどんなスタメンを組んでくるのかは予想がつきませんでした。が、フタを空けてみれば、3バックは小変更があったものの、その他は前節と変わらず、巻、勇人とも怪我をおしての強行出場でした。システムは、GK立石、3バックはリベロに斎藤大輔、ストッパーに水本と池田、Wボランチに勇人と下村、不動の両サイドは右に水野、左に山岸、トップ下に工藤、2トップに巻とレイナウドという3-5-2の布陣。 一方、磐田の方も、策士アジウソン監督は相手を見て、システムをいじってくるので、予想し難いところでしたが、攻撃陣は前田の1トップで、トップ下に成岡、右サイド太田、左サイド西という形。ボランチはファブリシオが出場停止のため、そこに新加入のエンリケが入っていました。システムは4-5-1。 ■ ピリっとしなかった前半 千葉の立ち上がりは良くなかったです。磐田の両サイドが前に張り出す様な感じで、3トップ気味に攻めてきたこともありますが、30分位まではおされっぱなしでした。磐田は、前節の鹿島同様、中盤が大きく逆サイドに流れたりして、マークを引き剥がす動きを盛んにしていました。これに対して、千葉は基本はマンマークで付いているのですが、大きく動かれた際のマークの受け渡しが悪かったり、間合いの詰め方が悪かったりで、太田や西にギャップを突かれてはピンチを招いていました。相手のボランチもフリーにし過ぎていました。ただ、シュートが枠を逸れたり、GKの正面に飛んだりで、序盤に失点しなかったのは千葉にとってラッキーでした。 中盤の守備が悪かった理由として、勇人の怪我の影響も少なからずあったと思います。運動量は少なくはありませんでしたし、いつも通り、いくところは激しくいっていました。しかし、止まったり、ターンしたりというところでは、何か踏ん張りがきかず、かわされてしまうシーンが多く見られました。グルグル巻きにした足の包帯が痛々しく、強行出場は酷な感じでした。 前半24分、ジュビロの中盤を飛ばしたフィードが西に渡り、勇人との1対1を制して、ゴールをねじ込まれてしまい、失点。いつもの勇人だったら、クリアできていたかもしれないボールだったけれど、やはり怪我の影響はあったと思います。それにしても、あの場面でDFが誰もいないのは、守備のバランスを欠いていた証拠で、お粗末な失点でした。 ただ、昨日は失点した後、これまでの様に気落ちせず、同点ゴールを撮りにいく気迫が見えました。37分、攻めている時間帯に、やっと流れの中から得点が生まれます。水野の左足のクロスから、フリーになった巻のヘッドで同点ゴール。このゴールは、巻の動きも良かったのですが、水野のピンポイントクロスの精度が凄かった。今シーズンの水野は、本当に左足が良くなりましたね。五輪予選のミドルといい、右だけじゃなく、左も威力があって、精度も高いというのは、サイドプレーヤーとして非常に大きな武器になると思います(五輪もガンバレ)。山岸の調子が戻らないのなら、一度、左サイドで使っても良い気がします(相手にもよりますが)。 話は逸れましたが、前半の印象は余り良くありませんでした。攻撃面では、レイナウドがカウンターからシュートまでもっていったシーンとか、ゴールへ直結する動きとしては悪くなかったとは思いますが、単発で厚みが無く、淡泊な攻めが多かったです。守備はかなり不安定でした。この点は、アマル監督のハーフタイムコメントに凝縮されている気がしますが、流動的な磐田の中盤についていけていない印象でした。 ■ サポーターは死なず 後半、磐田のアジウソン監督は、左サイドの西を外して、DFの加賀を入れ、右SBの犬塚を前に上げてトリプルボランチにしてきました。これは、攻撃の起点となっていた勇人を抑えるためのシステム変更だったみたいです。西に手を焼いていた千葉のDF陣には、ラッキーな交代でしたが、密着マークにつかれた勇人からの好配球は影を潜めてしまいました。 後半の序盤は一進一退でしたが、54分、CKから茶野にヘッドを決められてしまい、また失点。これは軽率な失点でした。まず、マークがずれてフリーにしてしまったし、シュートも完璧ではなかったのに、立石が判断をミスってセーブできませんでした。この失点は、本当に痛かったです。私も、またダメかという気持ちが一瞬頭を過ぎったし、選手も流石に意気消沈している感じでした。 ただ、昨日のサポーターは死んではいませんでした。「まだまだ、諦めるな!」という声のもと、ピッチの沈んだ空気を変えようと、いつもの倍位の声量で必死に選手を応援し続けました。『サポーターが頑張りは、必ず選手に届く』とよく言いますが、昨日は、まさにこの言葉を実感したゲームでした。 ■ 新居気迫の逆転ゴール!! 必死の声援が、徐々にピッチのムードを変えていきました。昨日は、アマルの交代策も冴えていました。残り30分。疲労と怪我で限界だった巻に変えて、新居を投入。DFラインの裏を突いて走り回れる新居を投入したことで、千葉の攻撃が徐々に活性化していきます。中断期間に練習していた縦に早い攻めというのが、この時間帯では多く見られました。楔をレイナウドに入れて、その裏に新居や工藤が飛び出していく形が何度か見られました。 さらに76分、疲れの見えた工藤に代えて、青木孝太を投入。青木は、FWではなく、山岸のいた左サイドに入り、山岸はトップ下へ。これで、両サイドが前からボールを奪って、攻撃的に突破を仕掛けるようになり、さらに攻撃がテンポアップ。 起死回生の同点ゴールは83分。左サイドでボールを持った山岸がグラウンダーのクロス。中央には3枚位入っていたと思いますが、DFを引きつけるようにして、逆サイドの水野までスルー。このボールを水野はダイレクトで渾身のシュート! 磐田のGK川口は反応していたのですが、前に走り込んでいた勇人がボールの方向を変えて、ネットに突き刺しました。たまたま当たったようなシュートに見えましたが、あれでは流石の川口も反応できませんね。 残り10分。勝ち点の上積みが全くない現状ですから、引き分けという選択もあったかと思います。でも、昨日のジェフイレブンにそんな考えは全く無かったようでした。これも結果的に良かったです。スタンドの後押しもありました。ボルテージは最高潮で、ゴール裏は2F席まで総立ちで声援を送っていました。 サイドでは水野や青木が突破をはかり、前線ではレイナウドのポストから、新居や山岸がDFラインの裏を狙う攻撃をしつこく繰り返すうちに、千葉のリズムはどんどん良くなっていきました。特に新居の頑張りは凄かったです。最前線に飛び出したかと思えば、取られたボールを取り返しに必死に守備もしていたし、鬼神の様な気迫でプレーしていました。 そして、感涙ものの逆転ゴールは、その新居が決めてくれました。DFラインからの楔のボールをレイナウドが受けると、それを横向きになりながら一端ためて、縦に飛び出した新居に絶妙のスルーパス。新居は川口と1対1に。最初のシュートは川口の好セーブで弾かれましたが、その後のこぼれ玉への反応は、さすが天性のストライカー。クリアに来たDFの犬塚をもろともせず、果敢に頭からボールに当たりにいって、黄色のネットを揺らす感涙ものの逆転ゴール!!! もうスタンドは総立ちで新居コールは凄まじかったです。本当に泣きそうでした。というか、実際、私の周りにいたサポーターは、何人か泣いていました。その位、誰もが長いこと切望したゴールでした。その後、試合終了の笛が鳴るまでの時間は、果てしなく長かった。私も声を枯らすまで応援し続けました。見ている方は冷や冷やしていましたが、選手は、きちんとゲームをコントロールしていたし、最後の交代カードも的確でした。 歓喜の瞬間。スタンドは大爆発という感じでした。逆転勝利!! でんぐり返しも、オブラディ・オブラダも本当に久し振りでした。運に恵まれたということもあったけど、勝ち点3をもぎとったこと。これは自信を取り戻す上で何より大きいです。終盤になってからですが、選手全員が労を惜しまず、助け合うジェフらしい動きも蘇ってきました。新居や青木という収穫もあったし、本当にターニングポイントとなるかもしれない大きな勝利でした。 まだまだ、チームとして、ゲーム展開を読む能力が欠けているし、守備の連携もイマイチな感じがありますが、自信を持ち、一丸となって千葉のサッカーをすることを忘れずに、次節以降を戦って欲しいです。 ■ MOMはサポーター プレイヤーのMOMは新居で決まりでしょう。ですが、昨日のゲームに関しては、MOMはサポーター全員にあげたい気がします。その位、昨日のジェフサポは最高でした。1-2になったとき、諦めずに声を出し続けた姿に(私もその中にいたわけですが)、真のサポーター像を見ました。真の応援とは、ああいうものですね。 支離滅裂なゲームレポートですみませんが、次節以降も、”心1つに全員力”でいきたいものです。ガンバレ!JEF!ガンバレ!CHIBA! Win By All.
posted by winbyall |13:09 |
子犬の生活 2007 |
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Re:心を1つに全員力で掴んだ勝利 ↑14位
昨夜の対戦相手であるジュビロサポーターのものです。ジュビロと共にジェフもチーム状態が良くなくて大変だと思います。
ジュビロサポーターの私から見ても、今年のジュビロであればどのチームが対戦しても皆勝てます。特にアウェーの失点が多くて負けが込み、試合の流れの良い時にアジウソンが、意味不明の選手交代をし、良い試合の流れの時に殆ど切る事が多いです。それがもとで、白星を拾っている対戦チームもいます。
昨日の試合結果は、Jリーグ公式サイトの試合経過を見て知りました。あージュビロはやっぱり、アウェーでの失点の多さプラスアジウソンの選手交代のミスで負けたと思いました。
それは裏を返せば、ジェフの粘り勝ちである事を相手チーム(ジュビロサポーター)の私も確信しました。
ジェフは、坂本選手や阿部選手が抜けて大変だと思いますが是非、頑張って欲しいと思います。
余談ですが、ジュビロサポーターの中にもアジウソンに辞めて欲しいと言ってる人もいます。
それは裏を返すと、前・監督だった柳下正明さん(通称・ヤンツーさん)に再度監督に就任して頂き、時間を掛けても良いのでチームを立て直して欲しいと言ってる人もいます。
アジウソンに任せている限り、ジュビロと言うチームその物を駄目にしていくだけで、若手選手の成長は見込めないのが現実です。
贔屓のチームの批判をし嫌な思いをさせてしまいすみませんでした。
長文にて失礼致しました。
posted by ジョウロンぶひぃぶひぃ | 2007-08-19 20:19
Re:心を1つに全員力で掴んだ勝利 ↑14位
試合前にサポ団体の方が
拡声器でサポに語りかけているのを見て泣きそうになりました<早いけど
MOMは新居でしょう!!
新居にはスタメンでチャンスをあげたいですね。
posted by 犬サポ | 2007-08-20 11:28
Re:心を1つに全員力で掴んだ勝利 ↑14位
やはり新居がやってくれましたね。
今の現状ならガンガン若手を使ってもいいと思います。
工藤がダメなら米倉・山岸の変わりに青木は面白いと思うんですがどうですかね・・・。
今季のジェフを見ていると今回の勝ちで何かが変わる期待感はどうしても持つことが出来ないのは私だけですかね?
後半の布陣を頭からやってみるとか試せることはドンドンやっていかないと中々、現状を抜け出すことは出来ないでしょうね。
また、勇人の怪我がかなり気がかりです。
せっかく戻ってきたのにまた無理して長期離脱はあまりにも痛すぎるので無理だけはして欲しくないですね。
今回は代表招集も水水だけですからコンディションをしっかり整えて次節のダービーに備えて欲しいです。
いい意味での裏切りを期待して次節もWin By All
posted by 東北の愛犬家 | 2007-08-20 12:29
Re:心を1つに全員力で掴んだ勝利 ↑14位
>ジョウロンぶひぃぶひぃさん
ジュビロは、一時代凄く美しいサッカーをしていましたからね。お気持ち察します。確か2001年だったと思うのですが、名波を中心としたNボックスのサッカーは見ていて凄く面白かった記憶があります。
それを考えると、アジウソンの守備的なサッカーは確かに何か味気無いですね。若手の成長に関しては、全く同感です。
この前の試合に関しては、やはり西の交代が裏目に出た気がします。後ろの枚数を増やしたことで、逆に前線からプレスの効力が失われていった気がします。1-2の場面では、ジェフも少し気落ちした部分があったので、あそこで中山隊長でも入れられて3点目を取りにこられたら、本当にヤバかった気がします。
敵ながら前田のポストプレーは凄く良かったです。これには脱帽でした。
posted by winbyall | 2007-08-20 22:30
Re:心を1つに全員力で掴んだ勝利 ↑14位
>犬サポさん
僕は、ゴール裏の左の方にいたのですが、犬サポさん同様、試合前のサポ団体の方の盛り上げようとしている姿にジーンときました。今日は、とことん声を出さなきゃと思いましたもの。
私も新居にはチャンスをあげて良い気がします。今は羽生もいないし、前に飛び出していくタイプが1人くらいはいないと守備的なチームはこじあけられない気もするので。
本当にもう少しチャンスをあげたいですね。
>東北の愛犬家さん
前半の磐田は横へのボールはそれほど追ってきませんでしたが、縦へのボールは凄く厳しかった。工藤もレイナウドも楔のボールを自由に動かせませんでしたから。あれだと、正直、ジェフは厳しい(まあ、楔のボールも良くはなかったのですが)。後半、レイナウドへの楔のボールが収まるようになって展開が良くなったのは、磐田の中盤の運動量が落ちたことも原因の1つなのかなとは思います。
ただ、終盤のサトルをトップ下に移動して、左サイドに青木を置いた超攻撃的な布陣は結構期待感がありました。久し振りに攻撃に厚みを感じましたから。まあ、ゲームの頭から、このシステムでいくのは、かなりリスク大ですが、ここ一番の勝負所では、また試しても良い気がします。青木の突破力は魅力ですしね。
あとは守備。これは、個人の能力というよりも連動性の問題ですから、同じコンビで長く経験を積ませるしか無いと思います。
ジュビロ戦は2失点しましたが、個人的には、あまり組み合わせを変えるべきではないと思うので、次節もバックラインとボランチは同じメンバーで戦って欲しいです。
posted by winbyall | 2007-08-20 22:52




