2007年07月01日
暗中模索 ↑14位
◆J1第18節 横浜FC 0-1 千葉 @日産スタジアム ◆ 形は何であれ、勝ったことは良かったです。これで一気に上昇気流に乗れるなんて気は全くしませんが、チームの雰囲気を向上させることができるのは、勝利以外にありませんから、今はまず勝って勢いをつけることです。 勝ったこと以外の収穫と言えば、伊藤淳嗣、米倉の2人がJリーグデビューしたことくらいでしょうか(伊藤はナビスコで1度先発起用されていますが)。悪かった点は、いつもと同じです。 ようやく中断です。今の状況をマラソンに例えれば、先頭集団は遥か彼方で、体調不良の中、ヘロヘロになりながら、沿道の声援だけに支えられて、何とかビリにならずに走り続け、やっとこさ給水ポイントに辿り着いたという所でしょうか。レース後半を走り続けるには、給水ポイントでの、しっかりとした水分補給と、監督の良いアドバイスが必要だと思いますが、果たして上手く調整できるでしょうか?
すみません。またもTV観戦になってしまいました。m(_ _)m 中断前、最後の試合の対戦相手は、現在最下位の横浜FC。ホームゲームでは、4-0で快勝して、遅まきながら初勝利を掴んだ相手なので、ここでも勝って、良い流れを引き寄せたいところ。しかも、横浜FCの勝ち点は10、千葉の勝ち点は16と、降格争いの渦中にいる相手なので、絶対に負けられない試合でした。 アマル監督は、甲府戦以来の白のスーツ。クビ覚悟の意思表示だったのか、降格圏に落ちたからなのか、ゲン担ぎか、何だか分かりませんが、選手やサポの信頼を失いつつある中での大事な試合だったので、何かの決意を込めたものだったのでしょう。 ■ またも、大幅なシステム変更 ■ さて、千葉の先発メンバーですが、前節で下村が4枚目の警告をもらって出場停止、水本が怪我ということで、若干のメンバー変更は予想していましたが、前節に続き、またしても、アマル監督は大幅にシステムをいじってきました。 GK立石、バックラインは、右に池田、左に斉藤、リベロに中島、ボランチは3枚で、左に山岸、中央に工藤、左に勇人、2列目も3枚で基本は左に楽山、中央に羽生、右に水野、そして、1トップ巻という3-3-3-1。何で、ここまでいじったのかは、今でもさっぱりよく分かりません。千葉のサッカーで、システム論は余り意味が無いですが、好調の新居をベンチに下げて、ラクを入れて1トップにした理由も分からないし、今季見たこともないセンターを工藤にしたトレスボランチは理解不能でした。怪我を抱えている勇人の守備負担を軽減するための措置だったかのか、サイドでダブルチームを作って引き気味の相手を引っ張り出す作戦だったのか、何か理由があったのでしょうが、記者会見でも明らかにされず、観ている方には意図がよく分かりませんでした。 対する4連敗中の横浜FCは、守備的なシステムや戦術に大きな変化はありませんが、FW平本、右SB山田卓辺りの個人能力で打開できる選手が加わったことで、前と同じチームという感じではなく、攻撃面でも怖い雰囲気が出ていました。システムは中盤ボックス型の4-4-2。 前半立ち上がりは、3-3-3-1の布陣が多少当たった感じでした。ボールポゼッションで優位に立ち、後方からのビルドアップは、いつもよりスムーズでした。これは、中盤3列目の中央に位置した工藤のボール捌きによる所が大きかったです。ビルドアップのとき、工藤を経由すると、一端ボールが落ち着くので、いつもの様に中盤であわてたり、判断が遅れて、ミスパスを繰り返すというシーンは少なかった様に思います。今回はトレスボランチでしたが、下がり目の中盤は、工藤のプレースタイルにも合っている気がします。上背が無いため、守備面には多少不安がありますが、なかなか前を向けないトップ下よりは、前を向いて仕掛けられるボランチの方が、彼が得意とするドリブルも生かせる気がします(実際、左サイドをドリブルでスルスルっと抜けていったプレーは素晴らしかったです)。 前半9分。左サイドのWチームが機能して、山岸が楽山との綺麗なパス交換から、中央に切れ込んで見事なゴール!貴重な先取点をGETしました。特に山岸のプレーが見事でしたが、楽山の動きもこの時は良かったです。楽山は途中出場で山岸に代えて左サイドに投入すると、ちっとも良いプレーをしませんが、こういう使い方なら、生きる気がしました。(楽山と聞くと、毛嫌いする人が多いみたいですが)サイドが弱いチームとか、対戦相手によっては、こういう起用法もアリかなという気がしました。 先制点の後、15分くらいまでは、ボールを支配して押し気味に進めましたが、度々チャンスを作るものの、決めきれないいつもの展開が続きました。本当は、この押している時間帯で、もう1点取っていれば、試合をもっと楽に進められたはずなのですが、この日も、ペナ付近になると何か仕掛ける動きが少なく、中途半端な感じが否めませんでした。 その後は、横浜FCにカウンターで何度もチャンスを作られる展開が続きました。横浜FCは、特に3バックの左サイドを突いて、そこからチャンスを作るということを執拗にやっていましたが、それに対するケアがどうもイマイチ。攻撃面では、良いところもあった3-3-3-1ですが、守備面では、マークがはっきりしなくなることが度々あり、脆さを感じました。最終ラインも、この試合では危なかっしいシーンが多々ありました。特に中島。攻撃面では良いパスもありましたが、守備面では、あわやオウンゴールというシーンも有り、不安定さが目立ちました。あのプレーだと、正直リベロで使うのは恐いです。それでも、点を取られなかったのは、横浜FCのFWがミスしたり、立石の好プレーがあったりで、運に助けられた部分が大きかった気がします。 前半は、終盤、ボールを繋いで崩す良い時間帯がありましたが、これもゴールには結びつかず、1-0で後半戦へ。 ■ やっぱり決めきれない ■ 後半立ち上がりは、特に左サイドをの楽山、羽生を起点にして、ジェフが攻勢に出ます。しかし、シーズン前半の不調を物語るかの様に、幾度もチャンスを作るものの、フィニッシュが全然決まらない。得点の匂いがしたのは、こぼれ球を拾って佐藤勇人が放った強烈なミドルくらいで、あとはラストパスもキレが悪く、しっかりしたシュートが枠に飛んだシーンは殆どありませんでした。サイドを崩して、巻の頭狙いというのは、もう読まれています。もっと、中央からも崩したり、フィニッシュのバリエーションを増やさないと、怖さや迫力というものは生まれません。セットプレーでも点を取れていないし、ペナルティエリア内での動きの質は、中断期間での最重要課題ですね。 ■ 伊藤、米倉デビュー!! ■ ジェフが一方的に攻めたのは、前半同様、15分位まででした。その後は、横浜FCの激しいプレスと前掛かりの攻めに防戦一方でした。シュートがバーを叩いたり、絶体絶命のシーンが何度もありました。点を取られなかったのは、本当にラッキーというより他にありません。 悪い流れが続く中、交代で伊藤敦と米倉がデビューしました。伊藤は楽山と交代でボランチに入り、勇人を右サイドバックの位置に下げ、4-3-2-1の完全な守りの布陣になった所での起用でした。交代が遅すぎた気もしましたが、伊藤のプレーはまずまずだったと思います。正直、あの位できるのなら、勇人に変えて先発させても良かった気がします。米倉は、アキレス腱を蹴られて負傷した水野の代わりに右サイドに入りましたが、中盤を飛ばして蹴り合い状態になっている中での起用だったので、殆どボールに触れず終いでした。見せ場はルーズボールを拾って左に切れ込んだ場面くらいでしょうか。でもまあ、あのプレーだけでも、今後に期待感は持てました。米倉は、とりあえず、スタベンまでは来たので、次の目標はもう少し長い時間プレーをすることですね。 ■ 暗中模索 ■ 終盤の横浜FCの圧力に耐え凌ぎ、何とか最小スコアの1-0で勝利。 試合後のアマル監督のコメントに何か好材料があるかと期待していましたが、酷い内容でした。余りに救いが無い。選手に対してなら、余りに選手を見下したコメントだし、サポーターに対してなら怒りを買うコメントです。フロントに対してのコメントなら、分からなくもないですが、だったら、フロントとは一枚岩では無いことになります。いづれにしても、こんなことを言うのは色んな人に対して失礼極まない話です。 「前半戦は、怪我人が多かったし、私自身がチームを掌握仕切れない部分があり、不調に終わったが、後半戦はサポーターも楽しめるサッカーをするから応援してくれ。」くらいのこと言ってくれれば、応援するぞという気持ちにもなりますが、あれではね。アマルの言葉の足り無さは、いつものことと言えばいつものことですが、それにしても、今回の記者会見は酷すぎました。同じ残留争いでも、シャムスカはもっと増しなこと言ってますし。ただ、それ位、アマルも追い込まれているということの表れなのかもしれません。 今のところ、出口は見えず、暗中模索というところ。次は、PSMのカターニア戦を観に行くつもりです。J1リーグは1ヶ月の中断になりますが、この試合でデビューした伊藤、米倉、新戦力のレイナウドあたりの台頭に期待して、中断期間の調整を見守りたいと思います。 追伸: BLOGを初めて、ようやく半シーズンが終わりました。当初は、プレビューで試合を見に行くモチベーションを上げ、観戦記で思いの丈を綴るつもりだったのですが、どうも戦術分析なんだか感想なんだか分からない支離滅裂な文章を長々と書く癖が抜けず、つまらない内容ばかりですみません(って誰に謝ってるんでしょう?)。中断期間では、BLOGのことは忘れて、代表戦でリフレッシュし、後半戦は原点に戻って、しっかり感想を書きたいと思います。それでは、暫くBLOGも中断しますが、これから暑さも厳しくなりますので、皆様も、体調壊さぬようお気をつけ下さい。では、では。
posted by winbyall |14:13 |
子犬の生活 2007 |
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