2009年03月04日

Jリーグ 2009シーズン順位予想

winbyall-74096.jpg いよいよJリーグ開幕まで1週間となりました。昨年も殆ど当たらなかった順位予想ですが、性懲りもなく今年も予想ました。

 順位予想を書くと、毎年コメント欄が荒れるので、今年は書くのを控えようかと思ったのですが、何かこれを書かないとシーズンを迎えられない例年行事的イベントになっているので、やっぱり書くことにしました。ただ、コメント欄が荒れる原因を考えてみれば、当たり前ですね。いくらジェフの応援BLOGとは言え、他サポの方が見た場合、もし自分の応援しているチームが降格圏にランクされていたら不愉快になるのは当然だと思います。そこで、今季は順位を書くのは10位までにして、残りは順位を付けないことにしました。

 さて、今季のJ1リーグですが、昨年末の08シーズン総括でも書いた様に、サイドアタックとメンバー・ローテーションが勝負の鍵になると思っています。そういう意味では、プロリーグですから、豊富な戦力を持った資金力のあるチームが有利になるのは、必然的なことだと思います。しかし、それだけで圧倒できるかというと、そうでは無いのがJリーグの面白いところ。Jリーグの場合、スタジアムやサポーターの力が凄く大きいです。予想に際しては、特にこの2つを考慮に入れました。

 それから、何となくですが、今季は多くの10代プレーヤーがブレイクする気がします。裏付けは何も無いのですが、強いて言えば、多くのサッカーファンが、新しい力の台頭を待ち望んでいるという点でしょうか。いづれにせよ、今季はチーム問わず、若手選手に注目していきたいと思います。というわけで、各チームの注目選手については、若手を中心にセレクトしました。

 さて、どんなシーズンになることやら、ワクワク・ドキドキですが、この不景気をぶっ飛ばす位の好プレー、好ゲームを期待しています。



■J1順位予想

 えっと、今回は、コンピュータを用い、各選手の能力を10段階で評価し、怪我や累積によって出場停止になる確率を出場率として乗算し、クラブ毎に全選手を積算。さらに監督の能力αを乗算し、ランチェスターの法則によって、勝敗数を算出し、順位付けするという計算手法で、順位予想しました・・・ というのは、大嘘で、かなり適当なカンピュータというやつで予想しました。例によって、当たる気は全然しません。(^^; ということで、順位予想です。


【優勝:ガンバ大阪】
 浦和が静かだった今ストーブリーグで、最も話題を提供したのは神戸とこのガンバではないだろうか。
 昨季は、パンパシ、ACLを制し、CWCでも3位になるなど国際舞台での強さを見せた。サッカーの質的にも既にアジアを越えた感がある(とは言い過ぎか)。
 そんなガンバだが、今オフも、神戸からレアンドロ、全北から元清水のチョ・ジェジン、清水から高木和道、蔚山から韓国代表DFのパク・ドンヒョクと、大型補強を敢行。ここ数年、ガンバは、ユースから優秀な若手を上げるだけでなく、毎年起爆剤となる大物を補強している。これは、優勝すると殆ど選手を入れ換えない鹿島や浦和と異なる点で、欧州のビッグクラブの様に、積極的な補強策でマンネリ化を防ぎ、チームに刺激を与えているのだとしたら興味深いことだ。
 サッカースタイルは、もはや語る必要は無いだろう。遠藤、二川、橋本、明神の中盤カルテットに、レアンドロ、ルーカス、チョ・ジェジン、播戸のFW陣が揃った攻撃陣は破壊力充分。考えただけでも、そう簡単には抑えられそうにない。コンビが固まる序盤はやや苦しむかもしれないが、総合力を考えれば、確実に優勝争いに食い込んでくるだろう。ただ、獲れるタイトルは全部獲ることを目標にしていることが少し不安。決して過密日程に強いとは言えないサッカースタイルなので、ここ数年毎年発生している主力選手の病気や怪我(&バレーの様な突然の移籍?)といったアクシデントが無ければ良いのだが・・・。
 注目選手は、17歳にして、既にベテランの風格を漂わせる宇佐美貴史。”宇佐美ゾーン”は、J1でも通用するか?

【2位:名古屋グランパスエイト】
 ピクシーは嘘をつかない。この言葉は未だ効力を失っていないと思うので、この順位。
 メディアによって、若干ニュアンスが異なるようだが、ストイコビッチ監督が言っていることは一貫している。今季掲げる目標は、あくまで「昨季以上の成績」。当然、優勝は頭にあると思うが、ACLへの初挑戦もあり、リーグで昨季以上というのは、達成し得る現実的な目標なのだろう。
 4+4の組織的守備、マギヌン、小川を起点としたサイドアタックなど、基本的なスタイルは今季も変わらないと思われる。大きく変わるとすれば、アタッキング・ゾーンの攻め方。
 ヨンセンというJ最高のターゲットマンが抜けたことで、サイドからハイクロスという形は減ると思うが、裏に抜ける爆発的スピードとテクニックを兼ね備えたダヴィが加入したことにより、よりパスで崩すサッカーの色が濃くなると思われる。
 注目選手は、10番を背負うことになったピクシーイズムの体現者、小川佳純。えっ、今さら注目するような選手じゃないって? ご安心を。僕が注目しているのは、代表レベルでの話です

【3位:浦和レッズ】
 2年連続でリーグ終盤に失速。昨季は開幕直後にオジェックが解任され、完全に内部崩壊してしまった感のある浦和だが、祖母井さんが惚れ込む名将フォルカー・フィンケが指揮を採ることになった今年はそうはならないと思う。
 年が開けてから、浦和の大原練習場に、中大戦、栃木SC戦と2試合練習試合を見に行ったのだが、全く違うチームになったという印象だった。どうやら、2試合とも、2タッチか3タッチの制限を加えて試合をしていたようで、これまで浦和の特徴だった個人技による強引な仕掛けが薄まっていた。最後方からでもDFが丁寧にパスを繋いでビルドアップしたり、連動してスペースを作る動きは、これまで見られなかったもので、やや違和感が拭えなかったものの、目指すサッカーの質が高いことは充分伺えた。
 ただ、フィンケ就任初年度から、優勝できるかと言えば、そうは簡単では無いと思う。カウンター主体のリアクションサッカーから、攻撃的なポゼッションサッカーへの変革を図るのは、想像以上に困難なことだ。オシムは千葉で3年かけてそこまで持っていったし、ペドロビッチも広島で3年かかった。昨季の横浜FMは断念したし、柏もポゼッションサッカーをモノにするところまではいかなかった。浦和は選手の質が高いので、そこまで長くかかるとは思わないが、シーズン序盤から破竹の勢いで快進撃するのは難しいと思われる・・・ というのは建前で、正直、予算、選手、サポーター数、スタジアム、全てが1番のチームが、面白く勝つサッカーまで手に入れるのは何か許せないのである。だから、相当やる気はするが、優勝には届かず、ACL出場権は獲得する3位とした。
 注目は、一部のベテラン選手より、遥かに順応力が高そうだったルーキー、原口元気、高橋峻希、山田直輝のユーストリオ。

【4位:大分トリニータ】
 「えっ?」と言われるかもしれないが、かなり本気です。先日読んだ『シャムスカ・マジック』を読んで、益々シャムスカ監督のことが好きになってしまったので、とにかく大分には頑張って欲しい。それで、良い成績を残して、できることなら、シャムスカ監督には、日本代表監督をやって欲しいのだ。何故シャムスカに代表監督をやって欲しいのかは、ここでは書かないが、理由が知りたかったら、是非『シャムスカ・マジック』を読んで頂きたい。きっと理由が分かると思う。
 さて、今季の大分だが、大きな補強は無いものの、昨季の主力が1人も引き抜かれずに全てチームに残ったというのは好材料だと思う。何より主力級の選手には、金崎、森重、家長、森島と、若手にさらにグンと伸びそうな逸材が沢山いるのが心強い所だ。決して層は厚くないが、チームの結束力はJ1でも5本の指に入るので、若手の頑張り次第で、また旋風を巻き起こす可能性は充分にあると思う。
 注目選手は、シャムスカも一目置く奇才、清武弘嗣。

【5位:ジェフユナイテッド市原・千葉】
 昨季、11戦未勝利、勝点僅か2の降格危機にあったチームは、解任したクゼ監督の後任に、元リバプール・ヘッドコーチのアレックス・ミラー監督を抜擢し、再建を託すと、一時は5連勝を飾るなど、残り22試合で勝点36を獲得。自力残留の無くなった最終節のFC東京戦では、2点ビハインドから4点をもぎ取る劇的勝利で、15位に滑り込み、J1に踏みとどまった。
 私個人の見方だが、ミラー監督が就任後してきた仕事はおおよそ次の4つのステップに分けられると思う。
 ①メンタリティと運動量の回復 ②ゾーンディフェンスの組織見直し ③プレッシングの改善 ④サイドアタックの改善
 最初に着手したのは①と②だけだったのだが、試合が進むにつれて、③、④に着手し、さらにチームを進化させていった。但し、新しいことに着手する度、チームは脆さを露呈していったのも事実。昨季のジェフは、とにかく柔軟性に欠けるチームだった。良い時があれば、急に悪くなるという不安定さが特に目立った。それは、チームの課題を確実にモノにできていない証拠だと思う。これは今季の課題である。
 さて今季であるが、昨季は層の薄さも目立ったジェフだが、今オフには、柏からマルチロールプレイヤーのアレックス、大分からDF福元、東京Vから和田、鹿島から中後が加入。主力選手もほぼ全員残ったことから、随分と層が厚くなった。今年のフロントは頑張った。補強は成功したと考えて良いと思う。
 どうやら、ミラー監督は、今季も同じ様なステップで、チームを作っているらしい。当然ながら、今季は①~④を確実にモノにし、さらに成長した姿を見せてくれることを期待している。予想順位は5位としたが、これには理由がある。
 僕は、来季ミラー監督と優勝するつもりでいる。前年度15位のチームがいきなり優勝できるほどJ1リーグは甘く無い。優勝するには、最低でも、前年度5位以内にいることが前提だと思う(昨季は混戦だったため、8位ぐらいまでチャンスがあると思う)。だから、5位以内、ここが目標である。おそらく、ミラー監督は、ターンオーバー制を敷くと思われるが、昨季もそうだった様に、このマネジメント手法は、連戦になればなるほど効力を発揮する。GWや夏場には必ず厳しい連戦があるが、ここで一気に浮上したいところだ。
 注目選手は、今季から10番を背負うことになった工藤浩平。コーへーには、ジェフの10番で満足することなく、代表の10番を目指す位の貪欲さでやってくれることを期待している。

【6位:清水エスパルス】
 3年連続で5位以上の成績を残したこと、優秀なストライカーを擁していることを考えれば、健太エスパルスは、充分優勝争いに絡んでもおかしくないレベルにある。
 ハードワークと組織的守備をベースとしたサッカーは今季も変わらないと思われる。ガンバに移籍した高木和道の穴は、岩下が埋めるだろうし、個に頼った守り方ではないので、守備が不安定になることは無いと思う。
 攻撃は、オフの補強で、ストライカーがやたらと増えた。ポストプレーに秀でており、高さ勝負に強いヨンセンを筆頭に、ドリブラーの永井、代表に登り詰めた万能型の岡崎、スピードと抜群のキレを持つ原一樹とFWが盛り沢山。さらには、中盤に藤本も怪我から帰ってくるだろうし、噛み合えば、恐ろしい破壊力を持ったチームになるかもしれない。シーズン序盤、長谷川監督は、選手選択と組合せに頭を悩ますだろうが、後半戦で調子を上げるチームなので、序盤戦を良い成績で乗り越えたら、優勝は現実味を帯びてくると思う。
 注目選手は、ポスト高木の一番手、岩下啓輔。

【7位:鹿島アントラーズ】
 何となく、この順位にしてしまった。ゼロックス・スーパー・カップを3-0で制し、準備万端。現時点でも、完成度は高く、普通に考えれば、優勝候補筆頭だろう。「パニックにならない数少ないチーム」とオシム監督が称賛した様に、正直言って、穴は少ない。
 ただ、この時点で、チームが完成し過ぎている点がちょっと気になる。ここ2年、鹿島は大きな補強がなく、主力はほぼ同じメンバーで戦い続けている。スタイルを作っている段階であれば、メンバーの顔触れが変わらないのは、悪いことではないが、チャンピオン・チームが何も変えないのは良いことばかりではない。
 チームは生き物という様に、常に刺激が必要であり、新戦力の台頭や新しい戦術トライ無しに、チームを成長させていくのは難しい気がする(僕は、既に内田や興梠は主力で、期待の若手とは考えていない。)。
 3連覇に向けて、伸び代をどこに求めているのか、見えないのが、この順位にした理由である。まあ、それ以外に、不安な点は見つからないのだから、ここまで順位が落ちる時はよっぽどの場合だろうが …。
 注目選手は、期待のルーキー大迫勇也。彼が大活躍するようなら、上記の不安は全くの杞憂になるだろう。

【8位:FC東京】
 「3歩先を読み、2歩先を語り、1歩先を照らせ。」とは、とある有名な経営者の言葉だが、高い理想を掲げつつ、できる所から進歩している城福東京のサッカーは、この言葉の様だ。世の中には3歩先を読めない人が多い中で、志高く理想を追求する姿は素晴らしいと思う。
 今季のFC東京は、福岡から中村北斗を獲得したのが、唯一の目玉補強で、その他は新人が多く、割と大人しい目のストーブリーグだった。城福監督は、目指すのは、人もボールも動くムービングサッカーで、やることは変えないと言いつつ、2-4-2-2みたいなシステムにトライしているそうだ。城福監督が掲げる理想にどこまで近づけるかは、選手個々人の成長やパフォーマンスにかかってきそうだが、システムや戦術浸透もまだ未成熟な点が多いため、その辺をどこまで固められるかも鍵になると思われる。
 ちなみに、昨季の最終戦もそうだったが、東京戦はいつもノーガードの殴り合いみたいな試合になるので、個人的には最も楽しみにしているカードの1つである。
 注目選手は、何か持ってる大竹洋平。

【9位:川崎フロンターレ】
 攻撃陣には、チョン・テセ、ジュニーニョ、V・ジュニオール、レナチーニョという恐ろしい外人カルテットがおり、破壊力はリーグ1かもしれない。少なくとも、得点力不足に陥ることは無いと思う。ただ、前線の4枚の感性を重視し、個の力を生かして攻め込もうとするスタイルは諸刃の剣的な所がある。
 退いた相手でも縦横無尽に攻め込んで点が取れる反面、昨季の大宮戦で露呈した様に、前から強烈なプレスを受けて、前の4人と後ろの6人がバラバラになってしまうと、中盤のサイドを衝かれてカウンターに沈むという弱さを持っている。簡単に言えば、攻守のバランスが完全に攻に傾いており、昨季の終盤は攻め過ぎ状態だったのだと思う。
 攻守のバランスに関しては、余りに守備的にすると、今度は前線4枚の個性が生きなくなるため、難しいところだが、その辺は、帰ってきた関塚監督がどの辺で折り合いをつけるのか注目されるところである。
 ACLはあるにしても、主力選手ののコンディションやパフォーマンスに不調が無ければ、充分優勝争いをする力はあると思うが、リスクも大きなチームなので、この順位とした。
 注目選手は、レナチーニョ。昨季の活躍を考えると、今季はもっとやるんじゃないと思う。

【10位:ヴィッセル神戸】
 ガンバに次ぐ大型補強を敢行した神戸。レアンドロ、大久保という2トップがクラブを離れたものの、アトレチコ・パラナエンセからMFアラン・バイーア、クルゼイロからFWマルセウ、川崎から我那覇、ザルツブルクから宮本を獲得。穴は綺麗に埋まり、戦力的には充分戦える陣容となっている。但し、監督が、松田監督からカイオ・ジュニオール監督に代わったことで、どんなチームになるのか全く読めなくなった。
 松田監督は、良い意味でも、悪い意味でも、カウンタースタイルを貫き続けたが、カイオ・ジュニオール監督は、どういう監督なのだろうか? 噂によれば、与えられた予算の中で最大限の仕事をする監督で、攻撃的なスタイルを好むとのこと。さらに、ブラジルではシャムスカよりも有名なのだそうだ。というと、過度な期待を抱いてしまうが、監督が代わり、選手も大幅に入れ替わったことを考えると、今季はチームの土台作りの1年だと思う。従って、上位進出は難しいと思う。ただ、良い意味で、ダークホース的な匂いが漂うチームではある。ジャイアントキリングを期待している。
 注目選手は、大卒NO.1ルーキーとの呼び声が高い楠瀬章仁。

★★ 以降は北のチームから順に書きます。順番は順位予想ではありません。 ★★

【モンテディオ山形】
  正直資金難であることは否めない。昨季も書いたが、ここ数年のJ1リーグを見ていると、J2からの昇格組で攻撃力に乏しいクラブ、開幕直後に大スランプに陥ったクラブ、資金難に苦しんでいるクラブ、この3つは必ずと言っていいほど残留争いに巻き込まれている。
 昨季J2を2位の成績でクリアし、初めてのJ1参戦となる山形は、このうち2つに該当する。これは、昨季のコンサドーレ札幌と同じ状態である。
 しかし、J1残留の芽が全く無いとは思わない。サッカーはやってみるまでわからないものだ。サポーターの力含めて、総力戦で戦えば、逆境を跳ね返す物凄い力が生まれることは、昨季の千葉が証明している。但し、やはり、勝負は前半戦になると思う。資金的に、中断期間での補強はそんなに期待できないだろうから、前半である程度の貯金ができる位じゃないと、小林監督でも、後半戦で立て直すのは難しいと思う。ともかく、1戦1戦大事に戦って欲しい。。
 注目は炎のカレーパンの具、ではなくて、久々にJ1に戻ってくる天才、財前宣之。ベテランの域に入ったファンタジスタに期待したい。

【大宮アルディージャ】
 樋口監督を招聘した昨季は、守備の大宮を返上し、前線からのプレッシングをベースとしたアグレッシブなサッカーを展開。中盤戦の大失速は問題だが、前半戦と残留を賭けた終盤戦の戦い方は悪くなかった。それだけに、樋口監督を続投せず、昨季のベースを捨て、またしてもチームの作り直しを行うことには、やや疑問が残る。
 新監督の張外龍が掲げるのは「走るサッカー」。全ての選手に、献身的な走りを求めるサッカーは、樋口サッカーと逆行するものでは無いが、ACL出場権の3位以上という目標はやや高過ぎるように感じる。
 毎年チームを作り変えていること、高過ぎる目標設定には不安を感じるが、石原、藤田といった新戦力が噛み合えば、意外と好成績を残すかもしれない。吉と出るか、凶と出るか?
 注目選手は、J2湘南から移籍したJ1リーグ1年目の石原直樹。

【柏レイソル】
 フランサと李という縦の強力コンビが34試合フル稼働できたら、ずっと上の順位に行けると思う。
 しかし、フランサは年齢を考えても、フルに働くのは難しい。問題は、昨季からずっと抱えている課題だが、フランサや李が不在になった時の戦い方。ちばぎんの時は、ジェフが先に3失点してしまったので、全く参考にならず、今のところ、どう克服しようとしているのかよく分からない。個人的には、魔術師フランサが不在の時は、戦い方やシステムをガラっと変えてしまうというのも、1つの手だと思うのだが・・・。
 また、これは鹿島と同じことになるが、先発メンバーの顔触れが殆んど変わりそうに無いことがちょっと気になる。ポゼッション率を高めたり、新たな試みにトライしているのは好材料だが、伸び代を考えると、新顔が出てきていないのはやや起爆剤に欠ける感が否めない。
 注目選手は、李忠成。但し、こちらも代表レベルの話。ストライカー争いに割って入って欲しい。

【横浜Fマリノス】
  昨季、桑原監督が就任し、ポゼッションサッカーに挑戦したマリノスだが、一時は降格争いに巻き込まれそうになるなど、大不振に陥った。桑原監督が解任された後に就任したクラブ生え抜きの木村監督は一昨年の早野マリノスに近いプレッシングサッカーを展開し、快進撃。狩野のブレイクなどもあり、最後は1桁台の順位でフィニッシュした。
 やはり、土台と違うサッカーをするのは、難しかったかという印象で、、アクションサッカーにトライすることは無いと思う。おそらく、今季も手堅く昨季と同じプレスサッカーを展開すると思われる。田中隼磨が名古屋に移籍したのは大きな痛手だと思うが、中澤、栗原、松田、河合など、経験豊かな守備陣は大きく崩れることはないだろう。攻撃は、昨季ブレイクした狩野がどこまでできるかが鍵になると思われる。
 注目選手は京都の渡邉大剛の弟、ルーキー渡邉千真。

【アルビレックス新潟】 
 昨季は点取り屋不在で深刻な得点力不足に陥り、残留争いに片足を突っ込む苦しい戦いを強いられたことから、今季は建て直しを図ってくると思われる。オフには、横浜FMから大島、横浜FCからチョ・ヨンチョル、大宮からペドロ・ジュニオールといったある程度実績のあるFWを補強し、得点力不足解消に余念が無い。 
 戦い方が大きく変わることは無いと思う。W充を核とした4+4の守備ブロックできっちり守り、守から攻への切り換えを早くして、豊富な運動量で相手に競り勝つサッカーと言えば良いでしょうか。このサッカーで、キーマンになるのは、やはり中盤でタメを作れるマルシオ・リシャルデスの存在。昨季は、このMFの怪我が、前半の低迷を招いたことから、彼が1シーズン戦い続けられることが上位浮上の絶対条件になると思う。また、マルシオ・リシャルデスと矢野、アレッサンドロを含めたFW陣とのコンビネーションをどれだけ確立できるかも、上位浮上の大きな鍵になると思う。 
 注目選手は、スケールの大きなFW矢野貴章。代表に復帰できる位の復活を遂げて欲しい。 

【ジュビロ磐田】
 かつての名門は、昨季入れ替え戦という憂き目に遭ったが、松浦というラッキーボーイの出現で、なんとか残留。相撲で言えば、完全に得俵に足がかかった状態から何とか残ったという感じだった(それはジェフも同じだが)。
 そんな磐田の再建を託されたのは、最も磐田のことを知っているクラブ生え抜きのヤンツーさん(柳下監督)。今の磐田にとっては、これ以上無い人選だと思う。ただ、これでかつての強いジュビロが戻ってくるかと言えば、そんなに甘くは無いと思う。キャンプでは、伝統の3バックを止め、4バックへのシステム変更にトライしているらしいが、これだけでも、相当な改革だ。改革には時間が必要なため、チームが熟成するのは、早くても夏位まではかかると思う。ただ、改革無くして、前進無し。前半の苦労は後半に報われる気がする。
 選手的には、前田、駒野など、代表レベルの選手もおり、駒は揃っている感じだが、やはり攻撃で核になるゲームメイカーが見当たらないのが、不安なところ。
 注目選手は、昨季残の留立役者、ミラクルボーイ松浦拓弥

【京都サンガ】
 昨季のシーズン前は、京都のサッカーはイメージすら沸かなかったのだが、1シーズン見て、Q采配は非常にリアクション傾向が強いことが分かった。試合前だけでなく、試合中でも、相手チームの意図や心理状態を読み、臨機応変にシステムや選手を変えていく。結果的に残留できたのだから、その分析力と判断力は素晴らしかったと言わざるを得ない。
 さて、今季だが、山形から豊田、東京Vからディエゴ、水島から韓国代表イ・ジョンスと中型補強を敢行。ただ、スタイルが大きく変わることは無いと思う。マンマークに強い4バック+シジクレイで手堅く守り、ディエゴのテクニックとイマジネーションを生かした攻撃を仕掛ける、そんな感じになると思う。選手の駒不足は無いので、Q采配がハマれば上位進出もあり得ると思う。
 注目選手は、昨季、クラブ最年少でJデビューを果たした宮吉拓実。

【サンフレッチェ広島】
  昨季J2を圧倒的な強さで勝ち抜き、満を持してJ1に帰ってきた。1年のJ2修行を経て、広島が成長した点は、やはりポゼッション力だろう。06シーズンの広島も、パスを繋ぐのは上手かったが、ベースは反転速攻で得点するカウンター主体のチームだった。少なくとも、引いた相手をこじ開けて得点するだけの組織的な攻撃アプローチは無かったように思う。しかし、1年間、引いて守るチームが多いJ2を戦ってきたことで、どんな相手でも、怖がることなく、積極的に動いてはパスを繋ぎ、最後には崩して点を取るというスタイルが確立された模様。、昨年末の天皇杯準々決勝、柏レイソル戦では、その成果を垣間見ることができた。決勝まで進んだ柏の出来が決して悪かったわけではないが、90分間、広島はポゼッション率で柏を圧倒し、ゲームを支配できていた。惜しくも、延長戦の末、敗れてしまったが、あの試合は今季J1で戦う選手にとって、大きな自信になったと思う。 
 さて、シーズンオフでの広島の補強だが、大きなところは、新外国人のミキッチ位で、あとはバックアッパーの層を厚くする程度に留まった。現有戦力で充分戦えるという自信とも取れる。 
 シーズンに向けての不安は、昨季の千葉同様、トルコ合宿で、多くの怪我人が発生していることである(それが理由で、今季の千葉は石垣島に合宿地を変更している)。これが、大きな戦力ダウンにならなければ良いが、怪我人が多いチームは開幕直後に勝てない試合が続くことが多いので、心配な点ではある。 
 注目選手は、ミシャの信頼を得て、J2から帰還した高萩洋次郎。


■J2順位予想

 次いでと言っては何だが、J2の昇格チームも予想しておく。コメントは特にありません。個人的希望です。

【1位:ヴァンフォーレ甲府】
【2位:湘南ベルマーレ】
【3位:セレッソ大阪】

 さらに次いでで、上記3チームの注目選手を書くと、甲府は新人の小池悠貴、湘南はHonda FCから加入した村松大輔、C大阪はファンタジスタ柿谷曜一朗。


 とまあ以上またしても、かなりいい加減な私の予想ですが、多分当たらないでしょう(^^; サッカー雑誌が綿密な戦力分析したって当たらないのですから、僕みたいな素人の予想なんて、当たるわけがありません。

 ただ、毎年同じことを書きますが、希望として、心を打つサッカーをするチーム、ひたむきに一生懸命戦うチームや熱心に応援するサポーターには、やっぱり良い結果を与えて欲しいなと思います。それから、真面目なサッカーファンやサポーターが迷惑する騒ぎやゴタゴタは、起きて欲しくないです。昨季は色々あっただけに、今年はクリーンファイトでいきたいですね。

 とにかく、今シーズンのJリーグも、ファンが楽しめる良い試合を期待しています。選手の皆さん、頑張ってください。怪我無く1シーズン戦えることを祈ってます。

 それでは、多くのサッカー選手、ファン、サポーターにとって、幸せなシーズンになりますように!!

posted by JEFUISTA☆改めTono☆ |23:59 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(1)
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2009-03-06 20:47 | 続きを読む
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Jリーグ 2009シーズン順位予想

コメント投稿者ID :

Jリーグいよいよ開幕ですね。
もちろん明日はフクアリに参戦します!

ジェフには雑誌等の予想順位を覆す活躍を期待したいですね♪

今シーズンもちょくちょくおじゃましますので
よろしくお願いします(^o^)/

posted by 蠍座のミロ | 2009-03-06 20:28

Jリーグ 2009シーズン順位予想

コメント投稿者ID :

>蠍座のミロさん

 お久しぶりです。いよいよですね。
楽しみですが、僕はいきなり出鼻を挫かれた感じで、開幕戦にはいけません。
 柏のダービーもチケットが取れなかったので、フクアリには3節からの参戦になります。
応援、僕の分まで宜しくお願いします。

posted by JEFUTISTA☆改めTono☆ | 2009-03-07 02:31

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