2009年01月11日
第57回 全日本大学サッカー選手権大会決勝
◆筑波大学 1-2 中央大学 @国立霞ヶ丘競技場ジェフ関係のネタは色々書き溜めているのですが、どれもこれも完成には程遠い感じで、更新が滞っている今日この頃です。まだ正月ボケが抜け切れない管理人ですが、今季が始まる前に、2008年のまとめ位は書き終えなければとは思っているんですけどね・・・。(^^; さて、今日は殆どジェフとは関係無いネタですが、09年1発目のサッカー観戦に行って来たので、そのことについて書きたいと思います。 場所は東京国立競技場、試合は全日本大学サッカー選手権(通称:インカレ)の決勝です。なぜ、この試合を見に行ったのかは、後で触れるとして、関東リーグを圧倒的な勝ち点で制し、J内定選手が何人もいる流通経済大学、天皇杯でベスト16まで進んだ国士舘大学など優勝候補はいずれも敗退し、決勝は関東リーグ3位の筑波大学と4位の中央大学というやや意外がカードになりました。 筑波大学はここ数年低迷気味でしたが、再建を託された風間八宏監督の改革により、僅か1年目で、ここまで登りつめてきました。対する中央大学は、16年ぶりの決勝進出。関東リーグでも得失点差という僅かな差で出場権の4位を勝ち取り、しぶとく勝ち上がって決勝の地に漕ぎ着けました。 どんな大会でも、割と決勝戦は凡戦になることが多いので、内容は余り期待せず観にいったのですが、予想に反して白熱した好ゲームでした。
■タレント集団筑波と真面目に頑張る中央流石に1月にもなると、風は冷たく、なかなか心地よい観戦とはいかないものですが、今日は天気が良く、風も比較的穏やかだったため、冬にしては良いサッカー観戦日和の1日でした。 さて、何でこの試合を観にいったのかですが、単純な話で、決勝カードの片方のチームは僕の母校だからです。ちなみに、前回、母校が決勝に進出した時は、在学中だったため、準決勝、決勝と応援に行きました。今から10年以上前の話です。決勝は早稲田との対戦でしたが、その時の準決勝が、今日と全く同じ筑波と中央の対戦でした。 その時の筑波はタレント集団で、GK大神友明(磐田)、MF三浦文丈 (横浜M)、藤田俊哉(磐田)、服部浩紀(横浜F)と後のJリーグを代表する選手が沢山所属していました。特に、記憶に残っているのが、三浦文丈で、右サイドをスピードで切り裂く姿は痺れるほどカッコ良く、既にスターの風格を備えていた気がします。 一方の中大は地味なチームで、一芸に光る選手はいないものの、堅実な守備と諦めない持ち味を発揮し、並み居る強豪を次々と破り、準決勝の筑波戦でも、雨の西が丘で、筑波の攻撃を耐えに耐えて、CK一発で1-0の勝利。決勝に進むのでした。決勝戦は、上野(横浜FM)擁する早稲田との対戦。ここでも、堅実なプレーで要所を締め、何と優勝してしまうのです。 今思い出すと、本当に派手さのない地味なチームでしたが、中大にも、後に黎明期のJリーグで活躍する選手が多く在籍していました。キャプテンは柏や広島で活躍した沢田謙太郎、10番を背負うゲームメイカーにV川崎や市原、神戸などでプレーした長谷部茂利、CBには99年のナビスコ杯MVP渡辺毅と、市原でプレーした宮沢浩。筑波に比べると、やっぱり地味な感じですが、後に主将を務める斎藤大輔や中村憲剛などにも通じるものがあり、地道にコツコツやる選手が育つのが中大スタイルと言えば、そうなのかもしれませんね。
昔話が長くなりましたが、中大は、その僕が見た決勝戦から実に10年以上ぶりの決勝進出。今回も、話題に上がっているのは、甲府入団が内定している小池悠貴選手くらいのもので、やはり地味な印象でした。さらにこの日は、キャプテンの山形主将を含むレギュラー4人が出場停止という苦しい台所事情でした。(ちなみにキャプテンの山形主将は、僕の席のすぐ前でメガホンを振りながら、必死に応援していました。) 一方の筑波は、清水入りが内定している木島選手、FC岐阜入りが内定している西川選手、永芳選手、田中選手など、J内定選手も多く、さらには監督はあの風間八宏さんということで、試合前から、注目度が高かったです。風間監督が筑波をどんなチームに育てたのかという点も、僕の興味でした。 観衆は7980人。ゴール裏、メインには、殆ど人がおらず、5万人の国立には、やや寂しい印象でしたが、よくよく考えてみれば、昔のジェフもこんなもんだったわけで、J2の試合なんかも考えれば、この寒さの中、約8000人は多い方と考えた方が良いのかもしません。 僕は勿論、母校側のスタンドに行きましたが、試合前から、両チームとも、気合の入った応援合戦で白熱し、なかなか緊張した良い雰囲気で決勝戦は始まりました。
■スペイン風の筑波大、プレッシングとサイド攻撃の中大さすが決勝という感じで、立ち上がりから弛んだ感じは無く、両チームとも、激しいプレーの応酬でゲームは始まりました。 システムは両チームとも、Wボランチを置く4-4-2。がっぷり四つという感じでしたが、最初から両チームの色が出ていました。筑波大は、最後方からでも長いボールを使わず、ボールを繋ぎながら、自らボールを動かして攻めるというスタイルで、何となくスペインリーグの雰囲気がありました。立ち上がりは、ポゼッション率も高く、細かいパスワークから、ポストの西川選手を経由して、木島選手のドリブル突破という様なシーンが多かったです。スペインサッカーが好きな風間さんらしい感じが出ていました。立ち上がりは、この技巧的な攻撃で筑波が優位に立ちました。 これに対し、中央大は積極的な前線からのプレッシングと、サイドを生かしたカウンターが持ち味の様でした。但し、決して縦ポン一本槍のサッカーではなく、繋ぐところはしっかり繋ぐサッカーなので、単調な感じはせず、全員で戦うアグレッシブなチームという印象でした。 立ち上がりの決定機を筑波大が逸し、ゲームが落ち着き始めると、今度は中大のプレッシングがうまく機能し始めました。とにかく、この時間帯は、中央のプレスが、素晴らしかったです。全体が常に連動して動くのは当然ですが、その動きが凄く速く、中盤で筑波の選手は時間を作れませんでした。筑波は、ボランチのところでタメて、FWへの縦パスから攻撃を作りたかったのでしょうが、中大のディフェンスがその前にボールを奪ってしまうので、筑波自慢の2トップは次第に孤立し始め、徐々にゲームは、中大ペースになっていきました。 ところが、前半29分。筑波がFKを得ると、永芳選手(←ちょっとヴェロン似)の蹴ったボールを中大DFがクリアミスし、そのまま放物線を描いて、ゴールへ。GK届かず、何とオウンゴールで、押されていた筑波が先制しました。 しかし、すぐさま中央も反撃を開始。直後の35分、中大MF村田選手の左CKから、ファーサイドで待ち構えていたFW新田選手が押し込んで同点。さらにその4分後、右サイドで中大がボールを持つと、筑波の寄せが甘いところを見逃さず、ボランチの櫛引選手が強烈な右足のミドルシュートを放ち、それがそのままゴール右隅に突き刺さって逆転! 中大2-1。
■16年ぶりの日本一 後半も流れは変わらず、攻守の切り替えが素早い中大がペースを握り、何度も決定機を作りました。中大は、両SBの果敢な攻撃参加が際立っていましたが、その展開が作れていたのは球捌きの上手い両ボランチの安定したプレーがあったからでした。特に、背番号5番の村田翔選手のプレーが印象に残りました。まさに、操縦桿という感じで、中盤の最後尾でボールをタメては左右に散らし、機を見て前線に上がり、さらにはFKやCKでも正確なボールを蹴ってチャンスを作っていました。ちょうど僕が座っていた席の近くには、お母様らしき方がいて、声援を送っていたので、自然と目で追うようになったというのもありますが、とにかく存在感が抜群でした。 さて、試合ですが、押しながら中大が3点目を取れない中、63分、筑波が一発のカウンターチャンス。FW木島選手が右サイドに流れ、ボールを受けると、そのままスピードに乗ってゴールへ一直線。ペナルティエリアに入ったところで、中大のDFがタックルして、倒され、PK。微妙な判定でしたが、ボールへのチェックがこの時はやや遅かった気もしました。 PKキッカーは筑波のエース木島選手。同点に追いつく絶好のチャンス。ところが・・・ 木島選手のPKはクロスバーに当たり、何とPK失敗。不運なオウンゴールを献上した中大ですが、サッカーの神様は公平でした。 その後、両者ともに運動量が落ち始め、中盤にスペースが生まれ、一進一退の状況になっていきました。しかし、両者とも粘り強い守備で得点は生まれず、試合は終盤へ。 残り10分位から、筑波大は、主将の長身DF野本選手を前線に上げ、FW西川選手らとパワープレーを仕掛けていきましたが、中央もFWの小池選手をバックラインに下げるなどして対応。ピンチはありましたが、ゴールは割らせませんでした。ロスタイム5分を凌ぎ、2-1で中大勝利。主力4人を欠く中で、見事なチームワークで通算8回目の大学日本一となりました。実に16年ぶりのことだそうです。前回優勝時、この光景を見た人がどれ位いるのか、ついつい感慨深くなってしまいましたが、この優勝を機に、是非名門復活を遂げて欲しいと思いました。そして、このメンバーから、福田正博や中村憲剛の跡を継ぐ選手が出てきてくれればと期待しています。
■個人的MVP試合を観ての感想ですが、予想以上にレベルは高かったです。両チームがやっているボールを蹴らずにしっかり繋いで攻めるスタイルは好感が持てるし、こういう展開のサッカーは、J2でもそう多くは見かけませんから、そういう意味でも今の大学サッカーの質は高いことを感じました。 さて、個人的に一番印象に残った選手ですが、やはり、中大の中盤の要とも言えるボランチ村田翔選手のプレーが凄く気に入りました。ということで、個人的MVPです(受賞しても何もありませんが)。 調べてみたら、村田選手は未だ3年生。FC東京の下部組織出身だそうで、卒業したらFC東京に行ってしまうのかな? 正直、ジェフのボランチには、しっかり守備をしつつ、あんなに落ち着いてボールを捌ける選手はいませんから、是非獲って欲しいなぁと思いました。何となく、フォームが斎藤大輔に似ていることもあり、大さんの跡を継いでくれればという気もしています。まあ、来年のことは分かりませんけれどね。 ■でも、本当のMVPは・・・ あ、そうそう。村田選手以上に強烈な印象を残した方がいました。 それは、東京学芸大学ラテンアメリカ研究会の皆さんです。これは、試合を生で観た人しか分からないだろうな・・・。あのケ○、当分、脳裏から離れません。ハイ。(^^)オコラレルヨ
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posted by JEFUTISTA☆改めTono☆ |23:00 |
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さて、今日は殆どジェフとは関係無いネタですが、09年1発目のサッカー観戦に行って来たので、そのことについて書きたいと思います。
場所は東京国立競技場、試合は全日本大学サッカー選手権(通称:
流石に1月にもなると、風は冷たく、なかなか心地よい観戦とはいかないものですが、今日は天気が良く、風も比較的穏やかだったため、冬にしては良いサッカー観戦日和の1日でした。
さて、何でこの試合を観にいったのかですが、単純な話で、決勝カードの片方のチームは僕の母校だからです。ちなみに、前回、母校が決勝に進出した時は、在学中だったため、準決勝、決勝と応援に行きました。今から10年以上前の話です。決勝は早稲田との対戦でしたが、その時の準決勝が、今日と全く同じ筑波と中央の対戦でした。
その時の筑波はタレント集団で、GK大神友明(磐田)、MF三浦文丈 (横浜M)、藤田俊哉(磐田)、服部浩紀(横浜F)と後のJリーグを代表する選手が沢山所属していました。特に、記憶に残っているのが、三浦文丈で、右サイドをスピードで切り裂く姿は痺れるほどカッコ良く、既にスターの風格を備えていた気がします。
一方の中大は地味なチームで、一芸に光る選手はいないものの、堅実な守備と諦めない持ち味を発揮し、並み居る強豪を次々と破り、準決勝の筑波戦でも、雨の西が丘で、筑波の攻撃を耐えに耐えて、CK一発で1-0の勝利。決勝に進むのでした。決勝戦は、上野(横浜FM)擁する早稲田との対戦。ここでも、堅実なプレーで要所を締め、何と優勝してしまうのです。
今思い出すと、本当に派手さのない地味なチームでしたが、中大にも、後に黎明期のJリーグで活躍する選手が多く在籍していました。キャプテンは柏や広島で活躍した沢田謙太郎、10番を背負うゲームメイカーにV川崎や市原、神戸などでプレーした長谷部茂利、CBには99年のナビスコ杯MVP渡辺毅と、市原でプレーした宮沢浩。筑波に比べると、やっぱり地味な感じですが、後に主将を務める斎藤大輔や中村憲剛などにも通じるものがあり、地道にコツコツやる選手が育つのが中大スタイルと言えば、そうなのかもしれませんね。
昔話が長くなりましたが、中大は、その僕が見た決勝戦から実に10年以上ぶりの決勝進出。今回も、話題に上がっているのは、甲府入団が内定している小池悠貴選手くらいのもので、やはり地味な印象でした。さらにこの日は、キャプテンの山形主将を含むレギュラー4人が出場停止という苦しい台所事情でした。(ちなみにキャプテンの山形主将は、僕の席のすぐ前でメガホンを振りながら、必死に応援していました。)
一方の筑波は、清水入りが内定している木島選手、FC岐阜入りが内定している西川選手、永芳選手、田中選手など、J内定選手も多く、さらには監督はあの風間八宏さんということで、試合前から、注目度が高かったです。風間監督が筑波をどんなチームに育てたのかという点も、僕の興味でした。
観衆は7980人。ゴール裏、メインには、殆ど人がおらず、5万人の国立には、やや寂しい印象でしたが、よくよく考えてみれば、昔のジェフもこんなもんだったわけで、J2の試合なんかも考えれば、この寒さの中、約8000人は多い方と考えた方が良いのかもしません。
僕は勿論、母校側のスタンドに行きましたが、試合前から、両チームとも、気合の入った応援合戦で白熱し、なかなか緊張した良い雰囲気で決勝戦は始まりました。



試合を観ての感想ですが、予想以上にレベルは高かったです。両チームがやっているボールを蹴らずにしっかり繋いで攻めるスタイルは好感が持てるし、こういう展開のサッカーは、J2でもそう多くは見かけませんから、そういう意味でも今の大学サッカーの質は高いことを感じました。
さて、個人的に一番印象に残った選手ですが、やはり、中大の中盤の要とも言えるボランチ



