2007年05月08日

上昇機運 →14位

◆J1 第10節  千葉 1-1 柏  @フクアリ

 忙しくて、レポートが遅れました(1週間も遅れると完全に古新聞ですね)。
 さて、2年ぶりのダービー!ってことで、気合を入れてフクアリ行ったのですが、生憎の大雨・・・。しかも、ファミリーJOINデイズなのに、GW最後の日曜日19:00KOって、どういうこと? 折角、親子連れの集客が見込める日なのに、何でわざわざ行き難い時間にするのか?理解に苦しむところですが、めげずに応援に行きました。

 というわけで、雨で出鼻をくじかれた感じで、”千葉ダービー”と銘打ったゲームも試合前は何かぬるーい感じ。前節のアウェーの浦和戦は熱かったし、試合前日には、セルティック vs レンジャーズのオールド・ファーム・ダービーをTVで見たりしたから、ダービーってヤツに期待がふくらみ過ぎていたのかも。そういえば、試合前に、千葉ロッテの小林宏之と小宮山(←当然レイソルユニを着ている)が盛り上げにてくれたりもしてくれたのだが、雨のせいか熱気は今ひとつ。

 しかし、試合はキックオフ直後から熱かったです。
 柏の出足は予想以上に鋭く、立ちあがりは、柏の前線からの素早いプレスがジェフを圧倒し、押し込まれる展開。フランサは不在でしたが、柏はスピードのある谷澤や菅沼(←やっぱり良い選手だわ)、蔵川などが激しく上下左右に動き回り、何本かシュートを放ちましたが、千葉のDF陣が我慢しながら下がらずブロックしていたので、ゴールマウスをこじあけるところまではいきませんでした。

 シーズン序盤の千葉は、押し込まれると、ロングボールを蹴って、なかなかマイボールにできない時間帯が続いたりしていたのですが、この試合はアマル監督の指示もあってか、奪ったボールは後ろからショートパスでつないでしっかりビルドアップして良い攻撃の形を作っていました。

 これが功を奏したのか、千葉は、工藤、羽生へのクサビを起点として、サイド攻撃を活性化させていきます。ただ、柏DFもセンター2人は強力で、サイドを切り裂くことはできても、バイタルエリアでは自由にさせてくれませんでした。

 そんな感じで、20分頃から柏のプレッシングにやや勢いが無くなったこともあり、千葉がボールを支配し、攻撃の主導権を握る展開に移っていきました。この日は、工藤のボール裁きが特に見事でした。クサビのボールをピタっと受けて、クルっと振り向いて、左右に散らすスルーパス。柏のマークが甘かったこともあるけど、工藤のプレーは本当に安定していて良かった。結果的に、この日は工藤のキラーパスから得点が生まれるのだけど、得点シーン意外にも、前半から綺麗なスルーパスをズバズバ通していたし、もう本当にチームの心臓といっても良い存在になりつつあります(この調子を1年続けたら、来年は10番つけても良いよ。ホントに)。

 対照的に、もう1人のシャドー羽生はリズムに乗れていない感じでした。運動量と動き出しの質はいつもながら抜群だったのですが、絶好機にちょっとパスミスが多かった。調子が悪かったという感じではなかったのですが、何かこの日の羽生は、リズムが狂っている感じでした。羽生がリズムに乗れていれば、前半に点が入っていてもおかしくなかった様に思います。

 前半は残念ながら無得点でしたが、千葉が押し気味にゲームを進めたので、後半は点を入れて勝つだろうと思いましたが・・・。

 後半10分。千葉のパスをカットして、柏が狙いすましたようにカウンターアタックを仕掛け、谷澤の天然ドリブルから天然シュートを決めて、またしても先制点を許してしまいました。これで、3戦連続。

 この失点の瞬間は、その手前から嫌な雰囲気がありました。リベロの中島が。中央やや左をゆっくりとしたスピードで、縦にドリブル。このときから、既に柏DFは右に寄りながらプレスの準備をしてボール奪取に行く体勢を作っていました。そこに、そのままのリズムで中島が羽生にフィードしてしまったから、柏のプレスの網に引っかかったのは当然と言えば、当然だった気がします。この後の下村のポジショニングも悪かったし、立石の反応も鈍かったのですが、私的には失点の原因は中島の中途半端なフィードにあったように思います。

 でも、このプレーを除くと、中島のプレーは決して悪くはありませんでした。サイドチェンジのボールは良かったし、カウンターをケアするラインコロールも良かったと思います(ラインコントロールに関しては、ストヤノフより上手いと思う)。ただ、惜しむらくは、あの失点シーンの中途半端な動き。ホントにあれはもったいないプレーでした。
 
 失点直後は、ちょっと下を向く感じがありましたが、それでもこの日の犬組は連動性が良かったので、千葉優勢は変わりませんでした。

 ずっと押し気味に試合を進めるものの、なかなか点が入らず、やっと同点に追いついたのは71分。工藤が、右サイドの水野にすんばらしいスルーパスを送り、水野がサイドを突破。角度をつけたグラウンダーのクロスボールは巻の前を通り過ぎ、ファーサイドの山岸へ。ダイレクトシュートがゴールに突き刺さり、見事なゴール!!!
 いや、しかし、綺麗な崩しでした。工藤→水野→巻→山岸と回ったボールと動きの質は、絶好調時のジェフそのものでした。

 同点になってダービーらしくなりました。良い形で点を取ったので、もう1点取って勝ちきるかなと思ったら、現在最低失点の柏の守備はやはり強固でした。惜しいシュートは何本もあるものの、ゴールマウスに決まらない。

 後半30分に、羽生を青木に変えて、さらに攻撃性を高めますが、結果的に、この日も1-1の引き分けに終わりました。

 んー、良かったのか、悪かったのか? ただ、GW3連戦は、1勝2敗で勝ち点3を取れれば良いと思っていたので、無傷で引き分け3つは予想以上の結果でした。ただ、結果的に勝ち点は3しかないわけで、良かったのか、悪かったのか? でも、以前に比べれば、チームは格段にまとまってきたので、今後が楽しみではありますが。

 しかし、千葉ダービーは、予想以上に面白かったです。新生柏レイソルは見違えるほど攻撃的で運動量が多いチームになっていて(かなり千葉に似てきた)、両チームともDFラインを高く上げるので、中盤の狭いスペースでの攻防が実に見応えがありました。次に日立台でやるときに、両チームがどの程度成長しているかは、サッカーファンとして非常に興味が沸きました。

 さて、採点です。

 立石:5.5 スリッピーなピッチにてこずる場面が多かった。
 水本:6.5 抜群の存在感。J屈指のストッパーになりつつある。
 中島:6.0 怪我明けにも関わらず、タフなプレー。フィードも良かったが、失点シーンの軽いプレーだけが悔やまれる。
 池田:5.5 菅沼に振り回され、水野との呼吸も今ひとつ。慣れるには、もう少し時間が必要か?
 水野:6.5 ナイスアシスト!
 下村:5.5 柏のプレスに苦しみ、ボールを抑えられないシーンが多かった。 
 勇人:6.0 鋭い出足が戻ってきた。あとはゴールを決めたい。
 山岸:6.5 ナイスゴール! 
 工藤:6.5 この日の個人的MOM。攻守ともに良かった。特に得点シーンの水野へのスルーパスは見事だった。
 羽生:6.0 動き出しの質と運動量は悪くなかったが、パスの精度が・・・。
 巻:6.0 守備は及第点。攻撃はビッグチャンスを決めれなかった。
 青木:6.0 この日はボールを持ってからのドリブルに持ち味を見せた。もっと強引にやって良い。


 さて、次はアウェーのFC東京戦。
 ワンチョペ、福西と、ストーブリーグを大いに賑わしたチームだが、ジェフ以上に結果が出ていない。しかも、ここ数試合は試合毎に戦術が変わり、チームとしてもバラバラな感じが否めない。
 ただ、『窮鼠猫を噛む』という諺もあるし、昨年はジェフとの対戦で凄い逆転劇を演じたりしているので、油断は禁物。
 フツーに考えると、負ける相手では無いんだけど、ナビスコの神戸戦も落としたし、油断大敵。気を引き締めて、全力で闘って欲しい。

 長くなりましたが、次の試合こそ、Win By All!!

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posted by winbyall |23:20 | 子犬の生活 2007 | コメント(0) | トラックバック(0)
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