2007年05月03日

昨年の再現? →14位

◆J1 第9節 浦和1-1千葉 @埼玉スタジアム

 行ってきました。GWのビッグイベントアウェーの浦和戦。今日は、初夏の声が聞こえるほど良い天気で、絶好の観戦日和でした。ファミリーJOINデイズだったこともあってか、キッズも多く、観客数はおそらく今期最高の5万7千人!!ここまで観客が入ると、アウェーとはいえ、やっぱり壮観でした。改めて凄いなと。今さらながら、浦和がホームで圧倒的に強い理由を再認識しました。


 ジェフも臨海不敗神話なんていうのがありましたが、やっぱりガラガラの観客席はよくないですよ。フクアリも、早く埼スタみたいに、いつでも真っ黄色に染まる様になってほしいものですね。

 さて、千葉のフォーメーションは、前日の予想通り、リベロのストヤノフは負傷欠場で、代わりに中島が入りましたが、巻は強行出場で、基本布陣は川崎戦と変わらない3-6-1。

 これに対し、レッズは小野の代わりにワシントンが入り、登録上はDF3人、MF5人、FW2人という先発メンバーでした。当初、これは去年のスタンダードだった3-5-2の守備的布陣に変えてきたのかなと思ったのですが、フタを明けてみれば、今期採用している基本フォーメーションの4-4-2っぽい形でした(でも、山田が上がり目だったから、やっぱり3-5-2なのかな?)。

 但し、メンバリングはちょっと予想と違いました。右SBに山田、左SBに阿部という形ではなく、CBに堀之内を配置し、左SBにはスピードのある坪井、左ボランチには鈴木啓太、阿部は一列あげて右ボランチに配置するという形。さらに長谷部を左に寄せて、これは水野シフトといえばいいのか?いづれにせよ、浦和は千葉の右サイドを封じる作戦をとってきました。

 結果から言えば、この浦和の作戦は成功だったと思います。この試合、水野は早い時間帯はギャップを突いてチャンスを作りましたが、その後は良い仕事ができなかったし、攻撃面でも、(従兄弟の)啓太が、水野の股を抜いてワシントンの得点のアシストをしているので。

 立ちあがりは悪くありませんでした。いつもの様に、ジェフはマークを掴みつつ、順応できない相手の隙を突いて、素早くボールを回すという展開でボールを支配します。これに急造の浦和守備陣はついてこれず、アウェーながらボールポゼッションは千葉の方が優勢でした。ただ、山岸のシュートなど決定機をいくつかつくるものの、得点にできなかったのが痛かった。中盤の連動した動きが少なくなった15分以降は、1対1の力勝負の局面が多くなり、次第に浦和の時間になっていきました。

 こうなった原因は、浦和がしっかりとマークを掴んだこともありますが、ハーフタイムにアマル監督が言っていた様に、右に偏る単調な攻めを繰り返したせいだと思います。一度ボランチを経由してから、右サイドに回すのならまだ良いのですが、DFから右サイドに直接出るボールに対しては浦和の寄せが凄く早いので、水野はいつも2人の選手とのマッチアップを強いられていました。

 羽生の様にクレバーな選手なら、こういうときは自分をダミーとして使ったり、ダイアゴナル・ランや、スペースへの走り込みで、マークを引き剥がす柔軟な対応をするのですが、大黒柱になりつつあるとはいえ、やっぱり水野はまだ若いなと。負けん気が人一倍強いので、囲まれれば囲まれるほど、独力突破を図ろうとする悪癖が顔を出し、チームがリズムを崩すきっかけになってしまいました。攻撃の素質は申し分無いし、守備力も前よりは上がったので、残る課題は攻守のバランス感覚と勝負所の見極めですね。いづれにせよ、今日の晃樹は余り良くなかったです。

 セカンドボールを拾えなくなった前半27分。鈴木啓太がウェーブの動きでサイドを回り、水野と1対1の勝負を技アリの股抜きで制し、中央のワシントンへ。ワシントンには斎藤がついていたのですが、パワーでふっとばし、浦和先制ゴール1-0。

 先制されてしまったので、千葉は運動量を増やし攻めにかかりますが、守りに入ると浦和は強く、ボールは支配するものの、アタッキング・サードになかなか入れない展開で、前半は浦和ペースで終了。

 でも、雰囲気としては悪くなかったです。中央からの攻めが少ないのが気になりましたが、ボールは支配しているし、セカンドボールも割と拾えていたので、後半は点が入るかなと。

 しかし!! 後半開始直後、斎藤大輔が2枚目のイエローで退場。これで、1点ビハインドのまま、残り45分を10人で戦わなくなければいけなくなってしまいました。それにしても、アマル監督のコメントじゃないですが、序盤に結城がいなくなった昨年の試合の再現フィルムの様でした。

 いくら相性が良い浦和とはいえ、昨年の優勝チーム相手に10人は厳し過ぎです。これで、今日の試合は見所がすっかり無くなった感がありました。

 ところが! 水本がやってくれました。
後半4分。素早いスローインから、間髪入れず中央に折り返したボールを水本が体ごと押し込む様なシュートを決めて1-1同点。

 これで、浦和は目の色がすっかり変わり、怒濤の攻めに出ますが、10人になった千葉は、最終ラインを低めに設定し、ゾーンっぽい守備システムに切り替えて、残り40分強、幾つもの大ピンチを最後のところで防ぎきり、引き分けで勝ち点1をもぎとりました。

 いや~、長谷部のドリブルシュートなど、こりゃもうだめたと思った瞬間が何度も訪れたのですが、ホントに良く守りました。結果、引き分けでしたが、この頑張りには感動しました。浦和と千葉、どっちが良かったかは、試合後の浦サポの大ブーイングに表れていたと思います。ただ、浦和は思った以上にバラバラだし、ガンバの様に一気加勢で攻めてくるという感じではないので、見ていて怖さはありませんでした。しかも、後半運動量がガクンと落ちたので、退場さえなければ勝てた試合だったなと。そう考えると、凄く惜しい試合だったのかもしれません。

 しかし、増え続ける怪我人が気になりますね。このゲームでも、工藤が膝を痛めたようだし、怪我明けの中島や強行出場した巻は本調子からは程遠いようだし、もはや野戦病院状態。今後が不安です。特にDF陣は気掛かりですね。水本が好調なことが唯一の救いですが、ジョーレ、ストやん、大さんと、主力が3人もいなくなってしまいました。充喜はよくやりましたが、あれを90分続けられるかな?

 では、採点です。

 立石:6.0 ビッグセーブが幾つかあったが、キックミスが多かった。
 水本:7.0 値千金の同点ゴール。守備面でも良く頑張った。
 中島:6.5 怪我明けのフル出場は気の毒だが、水本同様、良く頑張った。フィードはイマイチだったが、ラインコントロールに冴えを見せた。
 斎藤:4.5 ジャッジの良し悪しは別にして、後半開始直後の退場はいただけません。
 下村:6.5 前節のマギヌンに続き、今節はポンテに仕事をさせなかった。次は攻撃でも輝いて欲しい。
 勇人:6.0 守備面で貢献したが、攻撃時の鋭いキレが無かった。
 水野:5.5 坪井に抑えられ、啓太に1アシスト献上。今日はBad Day.
  山岸:6.0 山田に仕事をさせず、左サイドを制圧した。前半に放ったシュートは惜しかった(あれが入っていればね・・・)。ただ、もっとボールを呼び込んで欲しい。
 工藤:5.5 連戦の疲れかリズム作れず。負傷が心配。
 羽生:6.0 動きは良かったのだが、決定機作れず。
 巻:6.0 怪我の影響からか、体が重かった。頑張りには頭が下がるが。
 青木:5.5 攻守に頑張ったが、巻の代役をこなせるかは次節に持ち越し。
 市原:6.0 突然の交代出場だったが、引き分けをもぎとる守備で貢献。
 楽山: 出場時間短く採点無し。

 アマル・オシム監督:6.0 数的不利の難局をよく乗り切った。

 家本主審: 4.0 試合を潰す気か!


 次は、ホームの千葉ダービー、柏戦。
怪我人が気になりますが、GW最後の試合なので、スタジアムを黄色に染めて、選手を勇気づけたいですね。次こそ勝利を! Win By All!


******* 蛇 足 *******************

◆ちょっと良い話◆

 新潟に移籍した坂本隊長が、ジェフに入団した2000年から7年間に渡りお世話になった市原市に感謝の意を込めて、「ナツツバキ(別名シャラノキ)」の木を寄贈したそうです。
 隊長はやっぱりジェフが好きなんですね。しかし、植樹なんて小粋なことをするもんです。いつかは戻ってきて欲しいな...

http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=2935

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posted by winbyall |23:20 | 子犬の生活 2007 | コメント(2) | トラックバック(0)
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ビデオを見たら

コメント投稿者ID :

 浦和戦のビデオ見ました。

 ビデオだと水野の印象ががらっと変わりました。
 スタンドから見ていると、今日は球離れが悪いなという印象しかなかったのですが、TVで見ると、前半、坪井はつくだけで精一杯だったし、水野がDFを引きつけて作ったスペースを浦和DFが埋められず、工藤や羽生がいいように使ってました。しかし。点が入らなかったのが本当に不思議だ。

 でも、まあ、採点は、ファンなのでちょっとキツ目です。もっとできるという期待を込めて。

posted by winbyall | 2007-05-05 22:48

Re:昨年の再現? →14位

コメント投稿者ID :

こんにちは。

浦和戦の水野は良かったですよ。坪井との1対1は悉く抜いてましたから。止められそうでも一瞬早く足が出てて、センタリングを上げていたし、活躍していたと思います。囲まれた時の坪井の裏は良く工藤が入ってパスを受けてたし、内容では完全に勝ってました。阿部が居なかったら浦和はもっとやられてたでしょうね。

一つ残念だったのは、やはり退場です。審判が特別に変なミスジャッジをしたとは思いませんが、序盤から完全に斉藤はやられてましたので、ワシントンには水本を付けた方が無難だったと思いました。

今回初めて見ましたが、市原選手はかなり良かったですよね。90分を通してのパフォーマンスを見たい所です。一度通して出場して自信を付けると、一気にDFの層が厚くなります。

最近は開幕当初よりDFが安定してきて、1点を先制されても、必ず1点は取り返す雰囲気があるので、1点差なら安心してみていられます。

posted by テレビ派 | 2007-05-06 11:52

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