2008年04月30日
上積み無き敗戦 →18位
◆J1第9節 横浜FM 3-0 千葉 @日産スタジアム ◆試合後のゴール裏で、坂本が肩を落として泣いていました。これまで例え負けた試合でも、試合後には、胸を張ってサポーターに挨拶をしてきた気丈な男が、悔しさのあまり号泣し、弱音にも似た言葉を口にするというのは、異常です。選手はサポーター以上にチームを知っているはずですから、どれほど先行きが不透明なのかは語るべくもありません。 成績不振で苦しんだ昨季の今頃、サポの間で言われていた苦戦の原因に"精神的支柱の不在"というのがあったのは、まだ記憶に新しいと思います。今季、チーム崩壊の危機を救うため、精神的支柱は新潟から舞い戻ってきてくれましたが、土台が崩れたチームを支えきれず、今や支柱すら折れてしまいそうな状況です。何かを変えないと、この苦境は打破できそうにない気がしました。
■守備重視ゲームプランの限界すっかり観戦レポートが遅れました。家を留守にすることが多かったため、ブログを書く暇が無かっただけのことなのですが、更新がここまで遅れたのは、マリノス戦後のジェフイレブンの沈んだ空気を書くのは気が重く、自然とパソコンから距離を置いていたためかもしれません。 さて、5連敗です。クラブワーストの開幕から9試合白星無し。5試合での失点数は16で、1試合平均3.2。守備の脆さは目を覆うばかりです。今季、クゼ監督が就任し、序盤は堅守を武器に戦うと明言したことから、僕は昨季よりも失点は大幅に減ることを期待していました。シーズン総失点が36点位(←昨季の柏と同じ)に収まれば、それなりの順位に落ち着くだろうし、降格の心配も無いだろうとも思っていました。ところが、まだシーズンは4分の1しか終わっていないのに、総失点数は既に21。前半戦で30点台に到達しそうな勢いです。 これが、3点取られても、4点、5点をもぎ取る攻撃重視のチームなら、心配もしないのですが、カウンターで1点取るのがやっとの貧ゴールチームがこの失点数では話になりません。今日は更新が遅れたこともあり、マリノス戦の内容はさておいて、どうしたら守備を建て直せるかについて、素人目線であることは百も承知で、考えてみたいと思います。といいつつ、まずはマリノス戦を簡単に振り返ります。 4連敗と後が無いジェフは、松本、レイナウド、巻に続き、さらにフルゴビッチも負傷で戦列を離れ、苦しい台所事情。攻守に力のあるマリノス相手にどういう布陣で挑むのかは興味深い所でしたが、クゼ監督は、3-5-1-1(両WBを低い位置で構えさせていたため、実際は5-3-1-1の場面が多かった)という中盤を厚くした超守備的システムで、まずはマリノスの攻撃を封じ込めるプランを選択してきました。 しかし、このプランは前半22分、CKでのマークミスから、ボンバー中澤に押し込まれて先制点を献上してしまったことで呆気無く崩れてしまいました。失点後、クゼ監督は、早々と米倉に代えて馬場を投入し、同点ゴールを狙いに行く指示を出しましたが、全体が引いて守備モードになっている状態では、馬場のパスセンスも生かされず、逆に千葉陣内でマリノス攻撃陣に良いようにボールを回され、最終ラインでなんとか跳ね返すというここ数試合の悪い試合展開になっていきました。ジェフは守備時に全体が下がるため、ミドルサードは完全にマリノスに制圧されていました。必然的にジェフのゴール前での攻防となり、危ないシーンが連続する展開でしたが、ジェフディフェンスが集中力を切らさず必死に守っていたので、何とか2失点目は食らわずに、前半は終われそうでした。 ところが、前半終了間際の44分、マリノスの左WB小宮山の放ったシュートが中島の足に当たって跳ね上がり、岡本の頭上を越える見事な弾道を描いてゴールに吸い込まれ、2失点目を喫してしまいました。さらに、後半開始直後の2分、アウトプレーで一瞬集中力が切れたところをマリノスに突かれ、素早いスローインから田中隼磨にミドルを決められて、0-3。これで、すっかり気落ちしたジェフイレブンに、反撃の余力はありませんでした。前半の最初の方と、後半終了間際に少しだけ、ジェフの時間帯がありましたが、それ以外は一方的にマリノスに攻められ、ジェフの良いところは殆ど見られなかった完敗のゲームでした。選手は、特別怠慢プレーをしていたわけでは無く、必死に戦っていました。しかし、守備重視で戦って、この結果ですから、重症と言わざるを得ません。
■クゼ監督のゾーンディフェンスさて、何故失点が止まらないのか? これについて考えてみたいと思います(メディアで言われていることと大差無いですが)。 クゼ監督の守備コンセプトは、ボールを取られた後、素早く自分の守備エリア(ゾーン)に退却し、陣形を整えた後、プレッシングでボールホルダーを囲い込み、ボールを奪うというやり方だと思います。ゾーンで守るということ自体、昨季と大きく異なりますが、非常に特徴的なのは、前からプレスに行かずに、一端リトリートするという手法を採っていることです。確かに、この方法は、敵陣深くから相手の攻撃が始まるときや、リスタートのときなど、システム通りの守備陣形を保てているときは凄く安定していて、失点する気配はありません。これに関しては、システムが3バックでも、4バックでも、大差は無い感じがします。 しかし、問題は反転速攻を受けたときです。陣形を崩して攻めている以上、前に飛び出している選手は自分の守備位置まで戻ることができないので、後ろがずれてカバーするという約束事はある程度できていると思いますが、僕が拙いと思うのは、ボールホルダーへのファーストディフェンスのやり方です。クゼ監督の守備は、ボールを奪われた後、すぐさまチェックに行って、奪い返したり、遅らしたりということよりも、まず全体を下げて守備陣形を整えさせることを優先させているように見受けられるのです。 しかし、カウンターを受けた場合、組織を再構築しようとすると、ラインを相当深くまで下げざるを得ません。この試合の様に、中盤でボールを奪われる頻度が高い場合、戦術を守れば、ラインがずるずると下がってしまうのは仕方の無いことだと思います。無理にラインを上げれば、ボールホルダーにプレスがかかりきっておらず、前を向いて動ける状態なので、裏に精度の高いスルーパスを通されてしまいます。オフサイドにかけることもできません。ここ数試合、大輔がFWに振り切られて失点したり、ピンチに陥ったりしたケースの多くは、このパターンだった気がします。仮にスピード系のCBがいたとしても、このやり方は余り賢いとは思えません。 では、ラインを下げっ放しにしておけば良いのかというと、それもどうかと思います。一番の問題は点が取れなくなるからです。自陣深くでボールを奪取しても、前線には人がいない状況なので(巻や新居の言う孤立という状態)、ワシントンの様なFWでもいない限り、カウンターにはなりません。クゼ監督は、攻撃時にオシム親子の様にリスクを冒してオーバーラップすることを余り奨励していないようなので、FWは常にサポートが無い状態です。ここに、無理にロングボールを放り込んでも、逆にボールを奪い返され、守備の時間が長くなるだけで、一向に得点には繋がりません。 また、下がって対応するディフェンスは、ミドルサードに広大なスペースを生んでしまいます。このため、中盤の守備負担は恐ろしく増えている気がします。下村なんかは、可哀想な位いつも走り回っていますが、それでも広いエリアをカバーしきれているようには見えません。 この試合でも、失点の直接原因にはならなかったものの、中盤の守備が間に合わずに、バックラインがスクランブル対応で引っ張り出され、マークがずれて大ピンチというシーンが何度もありました。これは、ジェフのマークの受け渡しや連携面がイマイチスムーズでは無いところも影響していると思いますが、ベース戦術の影響の方が大きいと言わざるを得ません。マリノスのパスミスやシュートミスがなければ、あと3点は取られていてもおかしくなかったです。 さらに、今季は、ミドルに沈むことも多いですが、これも下がって守るという意識が悪影響を及ぼしている結果の気がします。マリノス戦の2点目、3点目も、それに近い感じの失点でした。2点目は不運と言えば不運でしたが、あの位置まで自由にやらせてしまったことが、そもそも失敗ではないでしょうか。
■柏戦に向けて 素人目線にも関わらず、色々と適当なことを書きましたが、まとめると、一端下がって守る守備戦術は悪くないが、カウンターアタックに余り向いていないということです。 この守備を続けるのなら、自陣深くでボールを取った時は無理な速攻はやめて、しっかり繋ぎながら、全体を押し上げていくボールポゼッションの意識が必要だし、攻撃も速攻より遅攻に意識を傾ける必要があると思います。逆に、カウンターを重視するのなら、下がらずに前からボールを奪いにいくこととリスクを冒して前に飛び出していく勇気が必要だと思います(これはスカパー中継で解説の川勝さんがしきりに言っていたことです)。あとは、今まで通り、下がって守る守備を続けて、攻撃は前線のタレントに託すという手(昨季の浦和の様なサッカー)も無くはないですが、ジェフにはDF2人を簡単に料理してしまうスーパーな外国人FWがいない以上、これは上手くいくとは思えません。それに、これまで大事にしてきた人もボールも動く組織的なサッカーを放棄することをも、意味することにもなってしまいます。いづれにせよ、何かを変えなければ、チームは好転しないと思います。僕は、失点リスクは増すかもしれませんが、点を取らなきゃ一生勝てないので、下がらずに前からボールを奪いにいくサッカーをすべきだと思います。昨季のアマルのサッカーもカウンターに弱みを持っていましたし、ボールは回るがシュートをなかなか打たないということで、一部のサポには不評でしたが、いつでも攻撃意識が高かったことは評価すべきだと思います。同じ負けるにしても、攻めて負けるのと、一方的に攻められて負けるのでは、未来のことを考えると大違いだと思います。 おそらく、今のジェフのサッカーは、クゼ監督が本来やりたかった攻撃サッカーではないでしょうし、そんなサッカーで、もし、このまま結果が出ずに解任されることになったとしたら、クゼ監督だって無念でしょう。クゼ監督の青写真は未だに良く分かりませんが、ダメで元々なのですから、僕は監督が本当にやりたい理想のサッカーを思いきってトライするべきだと思います。 中3日で大きく変わることはないでしょうが、柏戦は、少しでも何かが変わることを期待して、応援したいと思います。それでは、フクアリで。
posted by JEFUTISTA☆ |23:55 |
子犬の生活 2008 |
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上積み無き敗戦 →18位
しばらく更新がなかったので心配しておりました。
正直0-3はショックでした。
1点目も青木が付いていたと思います。青木の影から中澤の脚が出て1点でしたよね。キーパーからは見えづらかったですね。2点目はアンラッキー。今年のJEFは運すらありませんね。とほほです。
あとクゼ監督の采配をずっと信じてきたのですが、迷走しているのかいよいよ信じられなくなってきました。前半の米倉の交代は?その後、工藤、青木を投入したが全くダメでしたね。
あ~でもでも応援するしかありませんね。
posted by Pony | 2008-05-04 09:17
上積み無き敗戦 →18位
>Ponyさん
すっかり返答が遅れてすみません。
監督も代わったことだし、次のことを考えて動き出して欲しいですね。
これまでの迷走は、やはりオフを引きずっていたんだと思って諦めます。とにかく、戦う姿勢が大事です。京都戦はそれを見せて欲しいです。
諦めずに応援しましょう!
posted by JEFUTISTA☆@管理人 | 2008-05-10 01:02

試合後のゴール裏で、坂本が肩を落として泣いていました。これまで例え負けた試合でも、試合後には、胸を張ってサポーターに挨拶をしてきた気丈な男が、悔しさのあまり号泣し、弱音にも似た言葉を口にするというのは、異常です。選手はサポーター以上にチームを知っているはずですから、どれほど先行きが不透明なのかは語るべくもありません。
成績不振で苦しんだ昨季の今頃、サポの間で言われていた苦戦の原因に"精神的支柱の不在"というのがあったのは、まだ記憶に新しいと思います。今季、チーム崩壊の危機を救うため、精神的支柱は新潟から舞い戻ってきてくれましたが、土台が崩れたチームを支えきれず、今や支柱すら折れてしまいそうな状況です。何かを変えないと、この苦境は打破できそうにない気がしました。
すっかり観戦レポートが遅れました。家を留守にすることが多かったため、ブログを書く暇が無かっただけのことなのですが、更新がここまで遅れたのは、マリノス戦後のジェフイレブンの沈んだ空気を書くのは気が重く、自然とパソコンから距離を置いていたためかもしれません。
さて、5連敗です。クラブワーストの開幕から9試合白星無し。5試合での失点数は16で、1試合平均3.2。守備の脆さは目を覆うばかりです。今季、クゼ監督が就任し、序盤は堅守を武器に戦うと明言したことから、僕は昨季よりも失点は大幅に減ることを期待していました。シーズン総失点が36点位(←昨季の柏と同じ)に収まれば、それなりの順位に落ち着くだろうし、降格の心配も無いだろうとも思っていました。ところが、まだシーズンは4分の1しか終わっていないのに、総失点数は既に21。前半戦で30点台に到達しそうな勢いです。
これが、3点取られても、4点、5点をもぎ取る攻撃重視のチームなら、心配もしないのですが、カウンターで1点取るのがやっとの貧ゴールチームがこの失点数では話になりません。今日は更新が遅れたこともあり、マリノス戦の内容はさておいて、どうしたら守備を建て直せるかについて、素人目線であることは百も承知で、考えてみたいと思います。といいつつ、まずはマリノス戦を簡単に振り返ります。
4連敗と後が無いジェフは、松本、レイナウド、巻に続き、さらにフルゴビッチも負傷で戦列を離れ、苦しい台所事情。攻守に力のあるマリノス相手にどういう布陣で挑むのかは興味深い所でしたが、クゼ監督は、3-5-1-1(両WBを低い位置で構えさせていたため、実際は5-3-1-1の場面が多かった)という中盤を厚くした超守備的システムで、まずはマリノスの攻撃を封じ込めるプランを選択してきました。
しかし、このプランは前半22分、CKでのマークミスから、ボンバー中澤に押し込まれて先制点を献上してしまったことで呆気無く崩れてしまいました。失点後、クゼ監督は、早々と米倉に代えて馬場を投入し、同点ゴールを狙いに行く指示を出しましたが、全体が引いて守備モードになっている状態では、馬場のパスセンスも生かされず、逆に千葉陣内でマリノス攻撃陣に良いようにボールを回され、最終ラインでなんとか跳ね返すというここ数試合の悪い試合展開になっていきました。ジェフは守備時に全体が下がるため、ミドルサードは完全にマリノスに制圧されていました。必然的にジェフのゴール前での攻防となり、危ないシーンが連続する展開でしたが、ジェフディフェンスが集中力を切らさず必死に守っていたので、何とか2失点目は食らわずに、前半は終われそうでした。
ところが、前半終了間際の44分、マリノスの左WB小宮山の放ったシュートが中島の足に当たって跳ね上がり、岡本の頭上を越える見事な弾道を描いてゴールに吸い込まれ、2失点目を喫してしまいました。さらに、後半開始直後の2分、アウトプレーで一瞬集中力が切れたところをマリノスに突かれ、素早いスローインから田中隼磨にミドルを決められて、0-3。これで、すっかり気落ちしたジェフイレブンに、反撃の余力はありませんでした。前半の最初の方と、後半終了間際に少しだけ、ジェフの時間帯がありましたが、それ以外は一方的にマリノスに攻められ、ジェフの良いところは殆ど見られなかった完敗のゲームでした。選手は、特別怠慢プレーをしていたわけでは無く、必死に戦っていました。しかし、守備重視で戦って、この結果ですから、重症と言わざるを得ません。
さて、何故失点が止まらないのか? これについて考えてみたいと思います(メディアで言われていることと大差無いですが)。
クゼ監督の守備コンセプトは、ボールを取られた後、素早く自分の守備エリア(ゾーン)に退却し、陣形を整えた後、プレッシングでボールホルダーを囲い込み、ボールを奪うというやり方だと思います。ゾーンで守るということ自体、昨季と大きく異なりますが、非常に特徴的なのは、前からプレスに行かずに、一端リトリートするという手法を採っていることです。確かに、この方法は、敵陣深くから相手の攻撃が始まるときや、リスタートのときなど、システム通りの守備陣形を保てているときは凄く安定していて、失点する気配はありません。これに関しては、システムが3バックでも、4バックでも、大差は無い感じがします。
しかし、問題は反転速攻を受けたときです。陣形を崩して攻めている以上、前に飛び出している選手は自分の守備位置まで戻ることができないので、後ろがずれてカバーするという約束事はある程度できていると思いますが、僕が拙いと思うのは、ボールホルダーへのファーストディフェンスのやり方です。クゼ監督の守備は、ボールを奪われた後、すぐさまチェックに行って、奪い返したり、遅らしたりということよりも、まず全体を下げて守備陣形を整えさせることを優先させているように見受けられるのです。
しかし、カウンターを受けた場合、組織を再構築しようとすると、ラインを相当深くまで下げざるを得ません。この試合の様に、中盤でボールを奪われる頻度が高い場合、戦術を守れば、ラインがずるずると下がってしまうのは仕方の無いことだと思います。無理にラインを上げれば、ボールホルダーにプレスがかかりきっておらず、前を向いて動ける状態なので、裏に精度の高いスルーパスを通されてしまいます。オフサイドにかけることもできません。ここ数試合、大輔がFWに振り切られて失点したり、ピンチに陥ったりしたケースの多くは、このパターンだった気がします。仮にスピード系のCBがいたとしても、このやり方は余り賢いとは思えません。
では、ラインを下げっ放しにしておけば良いのかというと、それもどうかと思います。一番の問題は点が取れなくなるからです。自陣深くでボールを奪取しても、前線には人がいない状況なので(巻や新居の言う孤立という状態)、ワシントンの様なFWでもいない限り、カウンターにはなりません。クゼ監督は、攻撃時にオシム親子の様にリスクを冒してオーバーラップすることを余り奨励していないようなので、FWは常にサポートが無い状態です。ここに、無理にロングボールを放り込んでも、逆にボールを奪い返され、守備の時間が長くなるだけで、一向に得点には繋がりません。
また、下がって対応するディフェンスは、ミドルサードに広大なスペースを生んでしまいます。このため、中盤の守備負担は恐ろしく増えている気がします。下村なんかは、可哀想な位いつも走り回っていますが、それでも広いエリアをカバーしきれているようには見えません。
この試合でも、失点の直接原因にはならなかったものの、中盤の守備が間に合わずに、バックラインがスクランブル対応で引っ張り出され、マークがずれて大ピンチというシーンが何度もありました。これは、ジェフのマークの受け渡しや連携面がイマイチスムーズでは無いところも影響していると思いますが、ベース戦術の影響の方が大きいと言わざるを得ません。マリノスのパスミスやシュートミスがなければ、あと3点は取られていてもおかしくなかったです。
さらに、今季は、ミドルに沈むことも多いですが、これも下がって守るという意識が悪影響を及ぼしている結果の気がします。マリノス戦の2点目、3点目も、それに近い感じの失点でした。2点目は不運と言えば不運でしたが、あの位置まで自由にやらせてしまったことが、そもそも失敗ではないでしょうか。
いづれにせよ、何かを変えなければ、チームは好転しないと思います。僕は、失点リスクは増すかもしれませんが、点を取らなきゃ一生勝てないので、下がらずに前からボールを奪いにいくサッカーをすべきだと思います。昨季のアマルのサッカーもカウンターに弱みを持っていましたし、ボールは回るがシュートをなかなか打たないということで、一部のサポには不評でしたが、いつでも攻撃意識が高かったことは評価すべきだと思います。同じ負けるにしても、攻めて負けるのと、一方的に攻められて負けるのでは、未来のことを考えると大違いだと思います。
おそらく、今のジェフのサッカーは、クゼ監督が本来やりたかった攻撃サッカーではないでしょうし、そんなサッカーで、もし、このまま結果が出ずに解任されることになったとしたら、クゼ監督だって無念でしょう。クゼ監督の青写真は未だに良く分かりませんが、ダメで元々なのですから、僕は監督が本当にやりたい理想のサッカーを思いきってトライするべきだと思います。
中3日で大きく変わることはないでしょうが、柏戦は、少しでも何かが変わることを期待して、応援したいと思います。それでは、フクアリで。



